JP4344394B2 - トルクコンバータのロックアップ制御装置 - Google Patents

トルクコンバータのロックアップ制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、無段変速機を含む自動変速機などの伝動系に挿置して用いるトルクコンバータを、その入出力要素間における相対回転、つまりトルクコンバータの実スリップ回転が制限されていないコンバータ状態から、または、この実スリップ回転を目標スリップ回転に一致させるスリップ制御状態から、トルクコンバータ入出力要素を直結して両者間における相対回転(実スリップ回転)が0にされたロックアップ状態へと向かわせる、トルクコンバータのロックアップ制御装置に関するものである。
トルクコンバータは、流体を介して入出力要素間で動力伝達を行うため、トルク変動吸収機能や、トルク増大機能を果たす反面、伝動効率が悪い。
これがため、これらトルク変動吸収機能や、トルク増大機能が不要な走行条件のもとでは、トルクコンバータの入出力要素間をロックアップクラッチの締結により直結したり、ロックアップクラッチのスリップ制御によりトルクコンバータのスリップ回転を制限するようにしたロックアップ式のトルクコンバータが今日では多用されている。
本発明は、トルクコンバータ入出力要素を直結して両者間における相対回転(実スリップ回転)が0になるようトルクコンバータをロックアップする技術に係わるが、
かかるトルクコンバータのロックアップ制御技術としては従来、例えば特許文献1に記載のごときものが知られている。
このロックアップ制御技術は、トルクコンバータの実スリップ回転を、トルクコンバータ入出力要素間の締結を司るロックアップクラッチの締結進行により漸減させるが、この際、実スリップ回転が設定値に低下した後は、ロックアップクラッチの締結進行を司るロックアップ差圧(ロックアップ制御)の指令値をステップ状に急変させて、トルクコンバータがロックアップ状態になるまでのロックアップ時間の短縮を図ったものである。
図3に示すように、瞬時t1にアクセルペダルの踏み込みによりアクセル開度APOを実線図示のごとく増大させてエンジントルクTeを波線図示のごとくに増大させたことで、トルクコンバータの実スリップ回転を制限すべきでないコンバータ領域から、トルクコンバータの実スリップ回転を0にすべきロックアップ領域へと運転状態が切り替わった場合につき、上記従来のロックアップ制御を説明する。
上記の領域移行にともない、ロックアップクラッチの締結進行を司るロックアップ差圧の指令値は、瞬時t1に、ロックアップクラッチのガタ詰め用にステップ状に上昇させ、その後はロックアップ差圧の指令値を、エンジン回転数Ne(トルクコンバータ入力回転数)およびタービン回転数Nt(トルクコンバータ出力回転数)の差値であるトルクコンバータの実スリップ回転|Ne−Nt|が、ショック対策用に定めた目標とする時間変化勾配で徐々に低下するよう、フィードバック制御またはフィードフォワード制御により所定の時系列変化で上昇させる。
かかるロックアップ差圧の指令値に基づくロックアップ制御により、ロックアップクラッチの締結は対応する時間変化割合で進行され、トルクコンバータの実スリップ回転|Ne−Nt|は図示のごとくに低下される。
トルクコンバータの実スリップ回転|Ne−Nt|が、急速なロックアップクラッチの締結進行によってもショックが問題となるほど大きくならないスリップ回転になったのを判定するための設定スリップ回転ΔNsに達する瞬時t2に(図3では、これから制御安定用の設定時間Δtが経過した瞬時t3に)、ロックアップ差圧の指令値を二点鎖線aで示すごとくステップ状に制御上の最大値まで急上昇させる。
かようにロックアップ差圧の指令値をステップ状に急上昇させることで急速なロックアップクラッチの締結進行が惹起され、スリップ回転を、図示しなかったが急速に0に向かわせることができ、その分だけロックアップ時間を短縮することができる。
なお、かかる急速なロックアップクラッチの締結進行によっても、実スリップ回転|Ne−Nt|が上記の設定スリップ回転ΔNs以下に低下しているため、ショックが問題となるほど大きくなることはない。
特開2004−324847号公報
ところで、ロックアップ差圧の指令値を二点鎖線aで示すごとくステップ状に上昇させている間に、瞬時t4におけるごとくアクセルペダルの踏み込みによりアクセル開度APOを増大させてエンジントルクTeを増大させる運転操作を行うと、
図示していないが、これによるエンジン回転数Neの上昇で実スリップ回転|Ne−Nt|は再び設定スリップ回転ΔNsを越えることがある。
このような状況下でも従来は、一旦ロックアップ差圧の指令値をステップ状に急上昇させた後は、このロックアップ差圧の指令値を二点鎖線aで示すように上昇させたままに保つことから、これに伴う急速なロックアップクラッチの締結進行によって実スリップ回転|Ne−Nt|は設定スリップ回転ΔNsを越えた状態から一気に0にされ、ロックアップクラッチの大きな締結ショック(ロックアップショック)を生じさせるという問題が懸念される。
この問題解決を狙って、ステップ状に急上昇させたロックアップ差圧の指令値を一点鎖線b1で示すごとく、実スリップ回転|Ne−Nt|が設定スリップ回転ΔNsを越える瞬時t5に低下させて、ロックアップクラッチの締結進行を抑制することが考えられる。
しかし、ロックアップ差圧の指令値に対して実差圧は応答遅れをもって発生するため、瞬時t5にロックアップ差圧の指令値を一点鎖線b1で示すごとくに急に低下させても、実差圧|Pa-Pr|は破線b2で示すごとく、低下させた差圧指令値に対してこれを越えるようなオーバーシュートを生ずる。
かかる実差圧|Pa-Pr|の破線b2で示すオーバーシュートは、ロックアップクラッチの締結進行を、一点鎖線b1で示すロックアップ差圧指令値の低下により狙った通りに抑制し得なくし、
前記のごとく上昇されていたエンジン回転数Neを一点鎖線b3で示すごとくに急低下させ、結果として、実スリップ回転|Ne−Nt|を設定スリップ回転ΔNs以上の値から一点鎖線b4で示すごとく急低下させ、車両前後加速度Gの一点鎖線b5で示す急変から明らかなように大きなショックが発生するという問題を免れない。
従って、実スリップ回転|Ne−Nt|が設定スリップ回転ΔNsに低下したのを受けてロックアップ差圧の指令値を二点鎖線aで示すごとくステップ状に上昇させる限り、
たとえ、アクセルペダルの踏み込みによるアクセル開度APOの増大(瞬時t4)に起因して実スリップ回転|Ne−Nt|が設定スリップ回転ΔNsを越えた(瞬時t5)のを検知してロックアップ差圧の指令値を一点鎖線b1で示すように低下させたとしても、ロックアップクラッチの大きな締結ショック(ロックアップショック)に関する問題は不可避である。
そこで、実スリップ回転|Ne−Nt|が設定スリップ回転ΔNsに低下したのを受けてロックアップ差圧の指令値を二点鎖線aで示すごとくステップ状に上昇させている間にアクセルペダルの踏み込み操作があった時の上記の問題を解消しようとすると、
設定スリップ回転ΔNsに関係なく、ロックアップ差圧の指令値を破線c1で示すごとく、瞬時t3までにおけると同じ緩やかな時間変化勾配で最大値まで上昇させることが考えられる。
しかしこの場合、ロックアップクラッチの締結進行がゆっくりとしたものになり、破線c2で示すエンジン回転数Neの時間変化割合、および、破線c3で示す実スリップ回転|Ne−Nt|の時間変化割合から明かなように、アクセル開度APOの増大操作が行われて実スリップ回転|Ne−Nt|が大きくなると、
実スリップ回転|Ne−Nt|が0となるロックアップ完了までのロックアップ時間が長くなるという問題を生ずる。
本発明は、上述の実情に鑑み、前者のロックアップクラッチ締結ショックに関する問題と、後者のロックアップ時間に関する問題とを、高次元でバランスさせつつ解消し得るようにしたトルクコンバータのロックアップ制御装置を提案することを目的とする。
この目的のため、本発明によるトルクコンバータのロックアップ制御装置は、請求項1に記載のごとく、
トルクコンバータの入力回転速度と出力回転速度との差である実スリップ回転を、トルクコンバータ入出力要素間の締結を司るロックアップクラッチの締結進行により漸減させ、前記実スリップ回転が設定値に低下した後は、該設定値に低下する前におけるよりも、前記ロックアップクラッチの締結進行に用いるロックアップ制御指令値の時間変化勾配を大きくして、トルクコンバータ入出力要素間が直結されたロックアップ状態になるまでの時間を短縮するようにしたトルクコンバータのロックアップ制御装置を前提とし、
前記ロックアップ制御指令値は、時間軸に対し所定の時間変化勾配をもって時系列変化するような指令値とし、
実スリップ回転が前記設定値に低下した後でも、該設定値を再び越えた場合は、前記ロックアップ制御指令値の時間変化勾配を前記所定の時間変化勾配よりも緩やかな勾配に切り替えるよう構成したことを特徴とするものである。
本発明によるトルクコンバータのロックアップ制御装置においては、
ロックアップクラッチの締結進行によりトルクコンバータの実スリップ回転が設定値に低下した後は、ロックアップ制御指令値をそれまでにおけるよりも時間変化勾配を大きくすることでロックアップ時間の短縮を実現可能であるが、
当該ロックアップ制御指令値を、時間軸に対し所定の時間変化勾配で時系列変化するような指令値とし、
実スリップ回転が上記設定値に低下した後でも、該設定値を再び越えた場合は、ロックアップ制御指令値の時間変化勾配を上記所定の時間変化勾配よりも緩やかな勾配に切り替えることから、以下のごとくにロックアップクラッチの締結ショック軽減効果をも達成可能である。
つまり、実スリップ回転が上記設定値に低下したことでロックアップ制御指令値の時間変化勾配をロックアップ時間の短縮のために上記所定の時間変化勾配となした後でも、このロックアップ制御指令値に基づくロックアップクラッチの締結進行中にトルクコンバータ入力回転速度の上昇を伴う操作があって、実スリップ回転が上記設定値を再び越えた場合は、ロックアップ制御指令値の時間変化勾配を上記所定の時間変化勾配よりも緩やかな勾配に切り替えることから、
上記のごとく実スリップ回転が上記設定値を再び越えている状態の時は、上記所定の時間変化勾配よりも緩やかな勾配でゆっくりと変化しているロックアップ制御指令値でロックアップクラッチの締結が緩やかに進行されることとなる。
これがため、上記のごとく実スリップ回転が上記設定値を再び越えている状態であるにもかかわらず、上記所定の時間変化勾配を有するロックアップ制御指令値でロックアップクラッチの締結が急速に進行されることがなくなり、ロックアップクラッチの締結ショックが発生するのを防止することができる。
そして、ロックアップ時間短縮のために時間変化勾配を大きくしたロックアップ制御指令値を、前記した従来のロックアップ制御装置におけるごとくステップ状に変化する指令値とするのではなく、時間軸に対し所定の時間変化勾配で時系列変化するような指令値としたから、
ロックアップ制御指令値をステップ状に変化させる場合のように、ロックアップ制御指令値に対するロックアップ制御の応答遅れが発生することがなく、
実スリップ回転が上記設定値を再び越えた時に、上記のショック対策用にロックアップ制御指令値の時間変化勾配を上記所定の時間変化勾配からこれより緩やかな勾配に切り替えても、図3につき前述した制御量のオーバーシュートを生ぜず、かかる制御量のオーバーシュートに起因したショックの問題も回避し得る。
以下、本発明の実施例を、図面に示す実施例に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例になるトルクコンバータのロックアップ制御装置を示す。
トルクコンバータ2は周知であるため詳細な図示を省略したが、エンジン(図示せず)のクランクシャフトに結合されてエンジン駆動されるトルクコンバータ入力要素としてのポンプインペラと、自動変速機用歯車変速機構の入力軸に結合されたトルクコンバータ出力要素としてのタービンランナと、これらポンプインペラおよびタービンランナ間を直結するロックアップクラッチ2cとを具備するロックアップ式トルクコンバータとする。
ロックアップクラッチ2cの締結力は、その前後におけるアプライ圧Paとレリーズ圧Prとの差圧(ロックアップクラッチ締結圧:ロックアップ差圧)により決まり、アプライ圧Paがレリーズ圧Prよりも低ければ、ロックアップクラッチ2cは解放されてポンプインペラおよびタービンランナ間を直結せず、トルクコンバータ2をスリップ制限しないコンバータ状態で機能させる。
アプライ圧Paがレリーズ圧Prよりも高い場合、その差圧に応じた力でロックアップクラッチ2cを締結させ、トルクコンバータ2をロックアップクラッチ2cの締結力に応じてスリップ制限するスリップ制御状態で機能させる。
そしてアプライ圧Paとレリーズ圧Prとの差圧が或る値よりも大きくなると、ロックアップクラッチ2cが完全締結されてポンプインペラおよびタービンランナ間の相対回転をなくし、トルクコンバータ2をスリップ回転が0のロックアップ状態で機能させる。
アプライ圧Paおよびレリーズ圧Prはスリップ制御弁3によりこれらを決定するものとし、スリップ制御弁3は、コントローラ5によりデューティ制御されるロックアップソレノイド4からの信号圧Psに応じてアプライ圧Paおよびレリーズ圧Prを制御するが、これらスリップ制御弁3およびロックアップソレノイド4を以下に説明する周知のものとする。
即ち、ロックアップソレノイド4は一定のパイロット圧Ppを元圧として、コントローラ5からのソレノイド駆動デューティDの増大につれ信号圧Psを高くするものとする。
一方でスリップ制御弁3は、上記の信号圧Psおよびフィードバックされたレリーズ圧Prを一方向に受けると共に、他方向にバネ3aのバネ力およびフィードバックされたアプライ圧Paを受け、信号圧Psの上昇につれて、アプライ圧Paとレリーズ圧Prとの間の差圧(Pa−Pr)で表されるロックアップクラッチ2cの締結圧(ロックアップ差圧)を、負値から0を経由して正値に上昇させ、この正値を更に上昇させるものとする。
ここでロックアップクラッチ締結圧(Pa−Pr)の負値はPr>Paによりトルクコンバータ2をコンバータ状態にすることを意味し、
逆にロックアップクラッチ締結圧(Pa−Pr)が正である時は、その値が大きくなるにつれてロックアップクラッチ2cの締結容量を増大させ、トルクコンバータ2のスリップ回転を大きく制限し、
遂にはトルクコンバータ2をロックアップ状態にすることを意味する。
ソレノイド駆動デューティDを決定するコントローラ5には、
エンジンへの要求負荷を表すアクセル開度APOを検出するアクセル開度センサ21からの信号と、
エンジン回転数Ne(トルクコンバータ入力回転数)を検出するエンジン回転センサ22からの信号と、
タービンランナの回転速度Nt(トルクコンバータ出力回転数)を検出するタービン回転センサ23からの信号とをそれぞれ入力する。
コントローラ5はこれら入力情報をもとに、図2に示す制御プログラムの実行により本発明が狙いとするロックアップ制御を行うべくロックアップ差圧(Pa−Pr)の指令値T1を決定し、このロックアップ差圧(Pa−Pr)指令に対応する駆動デューティDを決定すると共に、この駆動デューティDをロックアップソレノイド4に供給する。
図2の制御プログラムは、図3の瞬時t2におけるごとくロックアップ制御中にエンジン回転数Ne(トルクコンバータ入力回転速度)およびタービン回転数Nt(トルクコンバータ出力回転速度)の差値であるトルクコンバータの実スリップ回転|Ne−Nt|が、最初に設定スリップ回転ΔNsまで低下した時からのオープン制御による終期ロックアップ制御を示し、
それ以前におけるロックアップ制御は本発明と関係なくて任意なものを用い得るから、本明細書ではその詳細な説明を省略した。
なお設定スリップ回転ΔNsは、急速なロックアップクラッチ2cの締結進行によってもショックが問題となるほど大きくならないトルクコンバータスリップ回転域の上限値に定め、
実スリップ回転|Ne−Nt|が設定スリップ回転ΔNs以下であるということは、ロックアップクラッチ2cの急速な締結進行によっても、問題となるような大きなロックアップクラッチ2cの締結ショック(ロックアップショック)を生じないロックアップ進行状態であることを意味する。
図2のステップS11においては、図3に示すロックアップ領域移行瞬時t1からのロックアップクラッチ締結進行制御により、実スリップ回転|Ne−Nt|が設定スリップ回転ΔNs以下になったか否かを、つまり、図3の瞬時t2に至ったか否かをチェックする。
次のステップS12においては、上記のごとく実スリップ回転|Ne−Nt|が設定スリップ回転ΔNs以下になった状態が設定時間Δt以上継続しているか否かをチェックする。
ここで設定時間Δtは、実スリップ回転|Ne−Nt|が安定して設定スリップ回転ΔNs以下になったのを確認するのに必要な時間とし、
外乱により、若しくは、制御過渡期のため、実スリップ回転|Ne−Nt|が一時的に設定スリップ回転ΔNsの近辺で変動しているのを定常的に|Ne−Nt|≦ΔNsになったと誤判定するのを防止するための判定余裕時間である。
ステップS11およびステップS12で|Ne−Nt|≦ΔNsの状態が設定時間Δt以上継続したと判定する図3の瞬時t3に至る時、制御をステップS13に進めて、ロックアップ差圧(Pa−Pr)の指令値T1を図3に実線d1で示すごとく、瞬時t3までの時間変化勾配よりも急な所定の時間変化勾配となるよう設定する。
ここで、ロックアップ差圧(Pa−Pr)の指令値T1に係わる瞬時t3までの時間変化勾配は、これによって決まるロックアップクラッチ2cの締結進行速度が該クラッチの問題となる締結ショック(ロックアップショック)を生ずることのない範囲でできるだけ速くなるような勾配に定める。
また、瞬時t3の直後における実線d1で示すロックアップ差圧(Pa−Pr)の指令値T1に係わる急な所定の時間変化勾配は、当該指令に対する実差圧の変化が追従し得る範囲で最も急な時間変化勾配、つまり、当該指令に対する実差圧の変化がぎりぎり追従し得るような時間変化勾配とする。
|Ne−Nt|>ΔNsの状態は、上記の終期ロックアップ制御中に例えば図3の瞬時t4におけるごとく、アクセルペダルの踏み込みによりアクセル開度APOを増大させてエンジントルクTeを増大させるような運転操作を行う時に発生する。
この運転操作はロックアップが完全に終了していないことから、図示していないがエンジン回転数Neの上昇を惹起させ、実スリップ回転|Ne−Nt|が再び設定スリップ回転ΔNsを越えることになる。
ステップS11で|Ne−Nt|>ΔNsと判定(図3の瞬時t4でのアクセル踏み込み操作により|Ne−Nt|>ΔNsとなる瞬時t5)したり、|Ne−Nt|≦ΔNsになったとしてもステップS12で当該|Ne−Nt|≦ΔNsの状態が設定時間Δt以上継続していないと判定する場合は、制御をステップS14に進める。アクセル踏み込み操作により|Ne−Nt|>ΔNsと判定されると、ステップS14でロックアップ差圧(Pa−Pr)の指令値T1を図3に実線d2で示すごとく、瞬時t3までの時間変化勾配と同じ緩やかな時間変化勾配となるよう設定する。
ステップS15においては、ステップS13、14にて設定したロックアップ差圧(Pa−Pr)の指令値T1の積算値が、ロックアップ差圧(Pa−Pr)の最大値T2以上であるか否かをチェックする。
ここでロックアップ差圧(Pa−Pr)の最大値T2は、ロックアップクラッチを完全締結状態とするのに必要なロックアップ差圧(Pa−Pr)に設定される。
ステップS15で、指令値T1の積算値が最大値T2以上と判定する時は、つまり図3の瞬時t8以降の状態であり、ステップS16にて最大値T2を最終指令値Tとする。一方、指令値T1の積算値が最大値T2未満と判定する時は、図3の瞬時t1〜t8の状態であり、ステップS17にて指令値T1を最終指令値Tとする。
次いで、ステップS18にて、ステップS16、17より設定した最終指令値Tに対応する駆動デューティDを図1のロックアップソレノイド4へ出力する。
上記した終期ロックアップ制御によれば、トルクコンバータの実スリップ回転|Ne−Nt|が設定スリップ回転ΔNsに低下した図3の瞬時t2から設定時間Δtが経過する瞬時t3以降、ロックアップ差圧(Pa−Pr)の指令値T1を実線d1で示すごとく、それまでにおけるよりも急な所定の時間変化勾配で上昇させることから、そのままの緩やかな時間変化勾配で最大値T2まで上昇させる場合に比べてロックアップ時間の短縮を実現することができる。また、瞬時t3以降、それまでよりも急な所定の時間変化勾配で上昇させることから、該上昇の最中(瞬時t4)にアクセル開度APOを増大させて実スリップ回転|Ne−Nt|が増大しても、設定スリップ回転ΔNsに関係なくそのまま緩やかな時間変化勾配で最大値T2まで上昇させている場合に比べて、ロックアップ差圧(Pa−Pr)の指令値T1の絶対値自体が大きな値である。このため、瞬時t5においてロックアップ差圧(Pa−Pr)の指令値T1の時間変化勾配を緩やかな時間変化勾配にしても、実スリップ回転|Ne−Nt|がゼロになるまでに要する時間を短縮できる。
そして、実スリップ回転|Ne−Nt|が設定スリップ回転ΔNsに低下した図3の瞬時t2以後でも、トルクコンバータ入力回転速度の上昇を伴うアクセル踏み込み操作(瞬時t4)に起因して実スリップ回転|Ne−Nt|が設定スリップ回転ΔNsを再び越える場合は、その瞬時t5以後ロックアップ差圧(Pa−Pr)の指令値T1の時間変化勾配をd2により示すごとく、瞬時t3までの元の緩やかな時間変化勾配に戻すように切り替えることから、
終期ロックアップ制御中でも、|Ne−Nt|>ΔNsの状態のもとでは、緩やかな時間変化勾配でゆっくりと上昇するロックアップ差圧(Pa−Pr)の指令値T1によりロックアップクラッチの締結が緩やかに進行されることとなる。
また、コンバータ領域からロックアップ領域に移行した瞬時t1〜t3においても、|Ne−Nt|>ΔNsとなる運転領域であって、同様にロックアップクラッチの締結が緩やかに進行されることとなる。
これにより、エンジン回転数Ne(トルクコンバータ入力回転数)を図3にd3で示すごとく、b3よりも緩やかにタービン回転数Nt(トルクコンバータ出力回転数)に向かわせ得て、実スリップ回転|Ne−Nt|をd4で示すごとく、b4よりも緩やかに0にすることができ、
瞬時t4でのアクセル踏み込み操作に起因したロックアップクラッチの締結ショック(ロックアップショック)の発生を、車両前後加速度Gの実線d5で示す時系列変化から明らかなように防止することができる。
そして、ロックアップ時間短縮のために急上昇させるロックアップ差圧(Pa−Pr)の指令値T1を、前記した従来のロックアップ制御装置におけるごとくステップ状(図3の一点鎖線b1参照)に変化する指令値とするのではなく、実線d1により示すごとく時間軸に対し所定の時間変化勾配で時系列変化するような指令値T1としたから、
ロックアップ差圧(Pa−Pr)の指令値をステップ状(図3の一点鎖線b1参照)に変化させる場合のように、ロックアップ制御指令に対するロックアップ制御の応答遅れが発生することがなく、
実スリップ回転|Ne−Nt|が設定スリップ回転ΔNsを再び越えた瞬時t5に、ショック対策用にロックアップ差圧(Pa−Pr)の指令値T1の時間変化勾配を上記所定の時間変化勾配(d1参照)からこれより緩やかな勾配(d2参照)に切り替えても、従来生じていた図3にb2で示すような制御量のオーバーシュートを生ぜず、かかる制御量のオーバーシュートに起因した前記ショックの問題も回避し得る。
なお、d4で示すごとく緩やかに低下する実スリップ回転|Ne−Nt|が設定スリップ回転ΔNsに達する瞬時t6に至ると、繰り返し実行される図2の制御プログラムにおいてステップS11が制御をステップS12に進め、当該|Ne−Nt|≦ΔNsの状態が設定時間Δtだけ継続する瞬時t7に至ると、ステップS12が制御をステップS13に進めることから、
瞬時t7より再びロックアップ差圧(Pa−Pr)の指令値T1の時間変化勾配がd6で示されるごとく、瞬時t3〜t5中におけると同じ急な時間変化勾配にされ、ロックアップ時間の短縮を実現することができる。
しかして、瞬時t7以降は|Ne−Nt|≦ΔNsであるから、上記のごとくロックアップ差圧(Pa−Pr)の指令値T1の時間変化勾配を急にしても、問題となるようなロックアップクラッチの締結ショックを生ずることはない。
なお本実施例においては、瞬時t3〜t5中、および、瞬時t7以降におけるロックアップ差圧(Pa−Pr)の指令値T1の時間変化勾配を前記した通り、ロックアップ差圧(Pa−Pr)の指令値T1の変化に対する実差圧の変化が丁度追従応答し得るよう決定したため、
前記ロックアップ制御量のオーバーシュートを生じない範囲で最も効果的にロックアップ時間を短縮することができる。
また本実施例においては、瞬時t5〜t7中におけるロックアップ差圧(Pa−Pr)の指令値T1の時間変化勾配を前記した通り、瞬時t3までにおけると同じ時間変化勾配とし、この時間変化勾配を、ロックアップクラッチの締結が、問題となる締結ショックを生じない範囲でできるだけ速やかに進行するようなものとしたから、
制御装置の締結容量の増大を抑制し、かつロックアップクラッチの締結ショックが生じないようにしつつ、ロックアップクラッチの締結をできるだけ速やかに締結させることができ、ショックとロックアップ応答とを高次元でバランスさせることができると共に、瞬時t5〜t7中におけるロックアップ差圧(Pa−Pr)の指令値T1を簡便に決定し得て大いに有利である。
更に本実施例においては、実スリップ回転|Ne−Nt|が設定スリップ回転ΔNsまで低下した瞬時t2,t6に直ちにロックアップ差圧(Pa−Pr)の指令値T1の時間変化勾配を急にするのではなく、|Ne−Nt|≦ΔNsになった瞬時t2,t6から設定時間Δtが経過する瞬時t3,t7にロックアップ差圧(Pa−Pr)の指令値T1の時間変化勾配を急にするようにしたから、
そしてこの設定時間Δtを、実スリップ回転|Ne−Nt|が安定して設定スリップ回転ΔNs以下に低下したのを確認するのに必要な時間としたため、
外乱により、若しくは、制御過渡期のため、実スリップ回転|Ne−Nt|が一時的に設定スリップ回転ΔNsの近辺で変動しているのを定常的に|Ne−Nt|≦ΔNsになったと誤判定することがなくなり、この誤判定で無用にロックアップ差圧(Pa−Pr)の指令値T1の時間変化勾配が急にされたり、制御がハンチグするのを防止することができる。
本発明の一実施例になるトルクコンバータのロックアップ制御装置を示す制御システム図である。 同実施例においてコントローラが実行する終期ロックアップ制御の制御プログラムを示すフローチャートである。 同実施例によるロックアップ制御装置の動作タイムチャートを、従来のロックアップ制御のそれと比較して示す動作タイムチャートである。
符号の説明
2 トルクコンバータ
2a ロックアップクラッチ
3 ロックアップ制御弁
4 ロックアップソレノイド
5 コントローラ
21 アクセル開度センサ
22 エンジン回転センサ
23 タービン回転センサ

Claims (6)

  1. トルクコンバータの入力回転速度と出力回転速度との差である実スリップ回転を、トルクコンバータ入出力要素間の締結を司るロックアップクラッチの締結進行により漸減させ、前記実スリップ回転が設定値に低下した後は、該設定値に低下する前におけるよりも、前記ロックアップクラッチの締結進行に用いるロックアップ制御指令値の時間変化勾配を大きくして、トルクコンバータ入出力要素間が直結されたロックアップ状態になるまでの時間を短縮するようにしたトルクコンバータのロックアップ制御装置において、
    前記ロックアップ制御指令値は、時間軸に対し所定の時間変化勾配をもって時系列変化するような指令値とし、
    実スリップ回転が前記設定値に低下した後でも、該設定値を再び越えた場合は、前記ロックアップ制御指令値の時間変化勾配を前記所定の時間変化勾配よりも緩やかな勾配に切り替えるよう構成したことを特徴とするトルクコンバータのロックアップ制御装置。
  2. 請求項1に記載のトルクコンバータのロックアップ制御装置において、
    前記ロックアップ制御指令値に係わる前記所定の時間変化勾配は、該ロックアップ制御指令値の変化に対する実差圧の変化が丁度追従応答し得るよう決定したことを特徴とするトルクコンバータのロックアップ制御装置。
  3. 請求項1または2に記載のトルクコンバータのロックアップ制御装置において、
    前記ロックアップ制御指令値の前記緩やかな時間変化勾配は、実スリップ回転が前記設定値に低下する前に設定していたロックアップ制御指令値の時間変化勾配と同じであることを特徴とするトルクコンバータのロックアップ制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のトルクコンバータのロックアップ制御装置において、
    実スリップ回転が前記設定値に低下する前に設定していたロックアップ制御指令値の時間変化勾配は、前記ロックアップクラッチの締結が、問題となる締結ショックを生じない範囲でできるだけ速やかに進行するようなものであることを特徴とするトルクコンバータのロックアップ制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のトルクコンバータのロックアップ制御装置において、
    実スリップ回転が前記設定値に低下した後における前記ロックアップ制御指令値の前記所定の時間変化勾配への変更を、実スリップ回転が前記設定値に低下した時から設定時間が経過した時より開始させるよう構成したことを特徴とするトルクコンバータのロックアップ制御装置。
  6. 請求項5に記載のトルクコンバータのロックアップ制御装置において、
    前記設定時間は、実スリップ回転が安定して前記設定値に低下したのを確認するのに必要な時間としたことを特徴とするトルクコンバータのロックアップ制御装置。
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