JP4342365B2 - 積層材の製造装置及び板状体の接着方法 - Google Patents

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Description

本発明は、丸太をロータリーレースで切削した単板を乾燥、切断後、単板を重ねて熱硬化性の接着剤を介して接着し、該接着を階段状にずらしながら繰り返して任意の積層数で連続状の積層材を製造する積層材の製造装置及び板状体の接着方法に関するものである。
前記積層材を製造するために、図1に概略を示すようなLVL(Laminated Veneer Lumber)製造装置が提案されている。
該装置は、単板送り装置(図示せず)が夫々設けられている第1ホットプレスX、第2ホットプレスY、第3ホットプレスZが間隔をおいて配備されおり、各ホットプレスは上下動自在の一対の熱板X1、Y1、Z1からなっている。
単板を接着する際は、最初に、単板送り装置により供給された斜線を引いて示す2枚の単板Aで一方側の単板Aに接着剤を塗布して繊維方向を一致させて重ね合わせ、この重ねた単板Aを第1ホットプレスXの間に搬送し、第1ホットプレスXにより加熱圧締し2枚の単板Aを接着する。次いで第1ホットプレスXの圧締を開放した後、この接着された2枚の単板A(以下、接着単板Aという)を第2ホットプレスYの間に搬送する。この搬送する途中に、接着単板Aの表裏両側に単板送り装置により供給され、接着単板A側の面に接着剤が塗布された斜線を引いて示す2枚の単板Bを、単板Aと繊維方向を一致させて重ね合わせ、この状態で第2ホットプレスYの間に搬送し、加熱圧締して接着単板Aの表裏両側に各々単板Bを接着する。
次いで第2ホットプレスYの圧締を開放した後、この接着された4枚の単板A、B(以下、接着単板ABという)を第3ホットプレスZの間に搬送する。この搬送する途中に、接着単板ABの表裏両側に単板送り装置により供給され、接着単板AB側の面に接着剤が塗布された斜線を引いて示す2枚の単板Cを単板Aと繊維方向を一致させて重ね合わせ、この状態で第3ホットプレスZの間に搬送し、加熱圧締して接着単板ABの表裏両側に各々単板Cを接着する。
これら動作を繰り返して厚さ方向に6層となるように順次単板を接着し且つ搬送してLVLを製造するが、各単板は図1に示す様に、LVLの厚さ方向と直交する方向で隣り合う単板A同士、単板B同士、単板C同士は、各々その繊維方向の両端部である木口を密接した状態で且つこれら密接した木口と木口の継ぎ目を厚さ方向では階段状となる様に、単板送り装置で供給して接着している。前記階段状となるように接着する理由は、前記継ぎ目が厚さ方向で直線上に並んだ位置として接着すると、得られたLVLが繊維方向に撓む様な曲げる力を受けた場合、前記継ぎ目の箇所に応力が集中して折れ易いからである。
合板工業70 発行昭和47年11月 編集者日本木材加工技術協会合板部会
しかるに前記装置では前記階段状とするため、各ホットプレスで接着される接着剤が塗布された各2枚の単板において、少なくとも厚さ方向で下側に位置する単板で、前記ホットプレスへの搬送方向での上手側の端部付近即ち円Rで囲んだ部分では、ホットプレスからの圧力が作用しない。一方該囲んだ部分にはホットプレスからの熱が伝達されている。通常、単板を接着剤により良好に接着するためには、接着剤が塗布された単板全面に適当な温度と圧力を同時に作用させることが必要であり、前記状態では該囲んだ部分Rは単板が良好には接着されず接着不良となってしまい、得られたLVLは不良品となってしまうのである。
この場合、該囲んだ部分Rの図1の左右方向での幅を小さくすれば接着不良となる部分は小さくなるが、前記継ぎ目が厚さ方向で直線上に並んだ状態となってしまって前述の様に得られたLVLが折れ易く、結果的には前記接着不良は避けることができなかった。
本発明は、上記した従来の問題点を解決するために発明されたものであり、その課題とする処は、
積層材に接着する単板より大きな圧締面を有する上下移動自在な加熱されている一対の熱板と、
上側の熱板を任意な位置に上下移動・停止させる上下移動機構と、
熱板に略平行方向の一方より一対の熱板の圧締範囲内の任意な位置から圧締範囲外の任意な位置間で積層材を移動・停止自在な搬送機構と、
接着剤が塗布された単板を接着剤側を下側にした状態で積層材の上方より下降させて重ねる重ね機構と、
熱板に略直交方向の一方より一対の熱板の圧締範囲内の所定位置から圧締範囲外の所定位置へ移動自在且つ熱板の圧締面より大きい外形の面を有する挿入板と、
挿入板の上昇移動で挿入板と分離し且つ分離した状態からの挿入板の下降移動で挿入板と係合し、更に挿入板を熱板の圧締範囲内の所定位置から圧締範囲外の所定位置間を往復移動させる移動機構と、
圧締範囲以外の所定位置に停止している挿入板の所定位置に、接着剤側を上にした単板及び/又は接着剤が塗布されてない単板を上方より下降させて載置する載置機構と、
略中間層の最も突出している上第1端面より最上層へ順に階段状にずれる上第2端面、上第3端面・・・・上第N端面と、
そして繊維方向へ上第1端面から上第2端面に渡る上第1平面、上第2端面から上第3端面に渡る上第2平面、上第3端面から上第4端面に渡る上第3平面・・・・上第(N−1)平面と、
上第1端面より最下層へ順に逆さま階段状にずれる下第1端面、下第2端面、下第3端面・・・・下第N端面と、
そして繊維方向へ上第1端面から下第1端面に渡る下第1平面、下第1端面から下第2端面に渡る下第2平面、下第2端面から下第3端面に渡る下第3平面・・・・下第N平面と、を有し、
更に上第2平面、上第3平面・・・・上第(N−1)平面、下第1平面、下第2平面、下第3平面・・・・下第N平面は繊維方向に略同じ長さで、上第1平面は前記長さより大きい長さの積層材1を、
一対の熱板が互いに離れる上下方向に移動待機状態の時、搬送部材で下第1端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させ、
また接着剤側を上にした下A1単板の積層材1側の繊維方向端部より接着剤が塗布されてない上A1単板を反積層材1側に下第1平面と同じ長さずらした状態且つ下A1単板の上に上A1単板の繊維直交方向の端部が一致して重なる状態の該上A1単板と該下A1単板を載置機構で下A1単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第1端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
次に下A1単板及び上A1単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
次に上熱板が上第1平面に当接する位置まで上下移動機構で上熱板を下降させて停止させ、
次に下熱板を上昇させて下A1単板を下第1平面と上A1単板とに跨げ、移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第1所定時間加熱圧締させ、
次に第1所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
次に搬送部材で下第2端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
次に接着剤側を上にした下A2単板を載置機構で該下A2単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第2端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
次に、積層材1の上第2端面に接着剤が下側の上A2単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上A2単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上A2単板を上第1平面と上A1単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上A2単板を重ねると共に、下A2単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
次に上熱板が上第2平面に当接する位置まで上下移動機構で上熱板を下降させて停止させ、
次に下熱板を上昇させて下A2単板を下第2平面と下A1単板とに跨げ、移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第2所定時間加熱圧締させ、
次に第2所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
次に搬送部材で下第3端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
次に接着剤側を上にした下A3単板を載置機構で該下A3単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第3端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
次に、積層材1の上第3端面に接着剤が下側の上A3単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上A3単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上A3単板を上第2平面と上A2単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上A3単板を重ねると共に、下A3単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
次に上熱板が上第3平面に当接する位置まで上下移動機構で上熱板を下降させて停止させ、
次に下熱板を上昇させて下A3単板を下第3平面と下A2単板とに跨げ、移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第2所定時間加熱圧締させ、
次に前記上A3単板と前記下A3単板と同様な動作をくりかえして、最上層の1層前の上A(N−1)単板と最下層の1層前の下A(N−1)単板を第2所定時間加熱圧締した後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
次に搬送部材で下第N端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
次に接着剤側を上にした最下層の下AN単板を載置機構で該下AN単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第N端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
次に、積層材1の上第N端面に接着剤が下側の最上層の上AN単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上AN単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上AN単板を上第(N−1)平面と上A(N−1)単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上AN単板を重ねると共に、下AN単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
次に上熱板が上AN単板に当接する位置まで上下移動機構で上熱板を下降させて停止させ、
次に下熱板を上昇させて下AN単板を下第N平面と下A(N−1)単板とに跨げ、移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第1所定時間加熱圧締させ、
次に第1所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
次に積層材1に新たな8層が繊維方向に積層された積層材A1の下第1端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材A1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
次に上A1単板・・・上AN単板及び下A1単板・・・下AN単板と同様な動作を繰り返す制御器と、
で構成する積層材の製造装置(請求項1)と、
積層材に接着する単板より大きな圧締面を有する上下移動自在な加熱されている一対の熱板と、
上側の熱板を任意な位置に上下移動・停止させる上下移動機構と、
熱板に略平行方向の一方より一対の熱板の圧締範囲内の任意な位置で積層材を移動・停止自在な搬送機構と、
接着剤が塗布された単板を接着剤側を下側にした状態で積層材の上方より下降させて重ねる重ね機構と、
熱板に略直交方向の一方より一対の熱板の圧締範囲内の所定位置から圧締範囲外の所定位置へ移動自在且つ熱板の圧締面より大きい外形の面を有する挿入板と、
挿入板の上昇移動で挿入板と分離し且つ分離した状態からの挿入板の下降移動で挿入板と係合し、更に挿入板を熱板の圧締範囲内の所定位置から圧締範囲外の所定位置間を往復移動させる移動機構と、
圧締範囲以外の所定位置に停止している挿入板の所定位置に、接着剤側を上にした単板及び/又は接着剤が塗布されてない単板を上方より下降させて載置する載置機構と、
略中間層の最も突出している上第1端面より最上層へ順に階段状にずれる上第2端面、上第3端面・・・・上第N端面と、
そして繊維方向へ上第1端面から上第2端面に渡る上第1平面、上第2端面から上第3端面に渡る上第2平面、上第3端面から上第4端面に渡る上第3平面・・・・上第(N−1)平面と、
上第1端面より最下層へ順に逆さま階段状にずれる下第1端面、下第2端面、下第3端面・・・・下第N端面と、
そして繊維方向へ上第1端面から下第1端面に渡る下第1平面、下第1端面から下第2端面に渡る下第2平面、下第2端面から下第3端面に渡る下第3平面・・・・下第N平面と、を有し、
更に上第2平面、上第3平面・・・・上第(N−1)平面、下第1平面、下第2平面、下第3平面・・・・下第N平面は繊維方向に略同じ長さで、上第1平面は前記長さより大きい長さの積層材1を、
一対の熱板が互いに離れる上下方向に移動待機状態の時、搬送部材で下第1端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させ、
また接着剤側を上にした下A1単板の積層材1側の繊維方向端部より接着剤が塗布されてない上A1単板を反積層材1側に下第1平面と同じ長さずらした状態且つ下A1単板の上に上A1単板の繊維直交方向の端部が一致して重なる状態の該上A1単板と該下A1単板を載置機構で下A1単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第1端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
次に下A1単板及び上A1単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
次に上熱板が上第1平面に当接する位置まで上下移動機構で上熱板を下降させて停止させ、
次に下熱板を上昇させて下A1単板を下第1平面と上A1単板とに跨げ、移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第1所定時間加熱圧締させ、
次に第1所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
次に搬送部材で下第2端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
次に接着剤側を上にした下A2単板を載置機構で該下A2単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第2端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
次に、積層材1の上第2端面に接着剤が下側の上A2単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上A2単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上A2単板を上第1平面と上A1単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上A2単板を重ねると共に、下A2単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
次に上熱板が上第2平面に当接する位置まで上下移動機構で上熱板を下降させて停止させ、
次に下熱板を上昇させて下A2単板を下第2平面と下A1単板とに跨げ、移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第2所定時間加熱圧締させ、
次に第2所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
次に搬送部材で下第3端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
次に接着剤側を上にした下A3単板を載置機構で該下A3単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第3端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
次に、積層材1の上第3端面に接着剤が下側の上A3単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上A3単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上A3単板を上第2平面と上A2単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上A3単板を重ねると共に、下A3単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
次に上熱板が上第3平面に当接する位置まで上下移動機構で上熱板を下降させて停止させ、
次に下熱板を上昇させて下A3単板を下第3平面と下A2単板とに跨げ、移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第2所定時間加熱圧締させ、
次に前記上A3単板と前記下A3単板と同様な動作をくりかえして、最上層の1層前の上A(N−1)単板と最下層の1層前の下A(N−1)単板を第2所定時間加熱圧締した後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
次に搬送部材で下第N端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
次に接着剤側を上にした最下層の下AN単板を載置機構で該下AN単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第N端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
次に、積層材1の上第N端面に接着剤が下側の最上層の上AN単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上AN単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上AN単板を上第(N−1)平面と上A(N−1)単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上AN単板を重ねると共に、下AN単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
次に上熱板が上AN単板に当接する位置まで上下移動機構で上熱板を下降させて停止させ、
次に下熱板を上昇させて下AN単板を下第N平面と下A(N−1)単板とに跨げ、移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第1所定時間加熱圧締させ、
次に第1所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
次に積層材1に新たな8層が繊維方向に積層された積層材A1の下第1端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材A1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
次に上A1単板・・・上AN単板及び下A1単板・・・下AN単板と同様な動作を繰り返す制御器と、
で構成する積層材の製造装置(請求項2)と、
積層材に接着する単板より大きな圧締面を有する上下移動自在な加熱されている一対の熱板と、
下側の熱板を任意な位置に上下移動・停止させる上下移動機構と、
熱板に略平行方向の一方より一対の熱板の圧締範囲内の任意な位置から圧締範囲外の任意な位置間で積層材を移動・停止自在な搬送機構と、
接着剤が塗布された単板を接着剤側を下側にした状態で積層材の上方より下降させて重ねる重ね機構と、
熱板に略直交方向の一方より一対の熱板の圧締範囲内の所定位置から圧締範囲外の所定位置へ移動自在且つ熱板の圧締面より大きい外形の面を有する挿入板と、
挿入板の上昇移動で挿入板と分離し且つ分離した状態からの挿入板の下降移動で挿入板と係合し、更に挿入板を熱板の圧締範囲内の所定位置から圧締範囲外の所定位置間を往復移動させる移動機構と、
圧締範囲以外の所定位置に停止している挿入板の所定位置に、接着剤側を上にした単板及び/又は接着剤が塗布されてない単板を上方より下降させて載置する載置機構と、
略中間層の最も突出している上第1端面より最上層へ順に階段状にずれる上第2端面、上第3端面・・・・上第N端面と、
そして繊維方向へ上第1端面から上第2端面に渡る上第1平面、上第2端面から上第3端面に渡る上第2平面、上第3端面から上第4端面に渡る上第3平面・・・・上第(N−1)平面と、
上第1端面より最下層へ順に逆さま階段状にずれる下第1端面、下第2端面、下第3端面・・・・下第N端面と、
そして繊維方向へ上第1端面から下第1端面に渡る下第1平面、下第1端面から下第2端面に渡る下第2平面、下第2端面から下第3端面に渡る下第3平面・・・・下第N平面と、を有し、
更に上第2平面、上第3平面・・・・上第(N−1)平面、下第1平面、下第2平面、下第3平面・・・・下第N平面は繊維方向に略同じ長さで、上第1平面は前記長さより大きい長さの積層材1を、
一対の熱板が互いに離れる上下方向に移動待機状態の時、搬送部材で下第1端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させ、
また接着剤側を上にした下A1単板の積層材1側の繊維方向端部より接着剤が塗布されてない上A1単板を反積層材1側に下第1平面と同じ長さずらした状態且つ下A1単板の上に上A1単板の繊維直交方向の端部が一致して重なる状態の該上A1単板と該下A1単板を載置機構で下A1単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第1端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
次に下A1単板及び上A1単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
次に挿入板上の下A1単板が下第1平面と下A1単板とに跨いで前記下第1平面に当接するまで挿入板を持ち上げる下熱板を上下移動機構で上昇させて停止させ、
次に上熱板を下降させて移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第1所定時間加熱圧締させ、
次に第1所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
次に搬送部材で下第2端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
次に接着剤側を上にした下A2単板を載置機構で該下A2単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第2端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
次に、積層材1の上第2端面に接着剤が下側の上A2単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上A2単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上A2単板を上第1平面と上A1単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上A2単板を重ねると共に、下A2単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
次に挿入板上の下A2単板が下第2平面と下A1単板とに跨いで前記下第2平面に当接するまで挿入板を持ち上げる下熱板を上下移動機構で上昇させて停止させ、
次に上熱板を下降させて移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第2所定時間加熱圧締させ、
次に第2所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
次に搬送部材で下第3端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
次に接着剤側を上にした下A3単板を載置機構で該下A3単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第3端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
次に、積層材1の上第3端面に接着剤が下側の上A3単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上A3単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上A3単板を上第2平面と上A2単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上A3単板を重ねると共に、下A3単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
次に挿入板上の下A3単板が下第3平面と下A2単板とに跨いで前記下第3平面に当接するまで挿入板を持ち上げる下熱板を上下移動機構で上昇させて停止させ、
次に上熱板を下降させて移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第2所定時間加熱圧締させ、
次に前記上A3単板と前記下A3単板と同様な動作をくりかえして、最上層の1層前の上A(N−1)単板と最下層の1層前の下A(N−1)単板を第2所定時間加熱圧締した後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
次に搬送部材で下第N端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
次に接着剤側を上にした最下層の下AN単板を載置機構で該下AN単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第N端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
次に、積層材1の上第N端面に接着剤が下側の最上層の上AN単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上AN単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上AN単板を上第(N−1)平面と上A(N−1)単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上AN単板を重ねると共に、下AN単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
次に挿入板上の下AN単板が下第N平面と下A(N−1)単板とに跨いで前記下第N平面に当接するまで挿入板を持ち上げる下熱板を上下移動機構で上昇させて停止させ、
次に上熱板を下降させて移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第2所定時間加熱圧締させ、
次に第1所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
次に積層材1に新たな8層が繊維方向に積層された積層材A1の下第1端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材A1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
次に上A1単板・・・上AN単板及び下A1単板・・・下AN単板と同様な動作を繰り返す制御器と、
で構成する積層材の製造装置(請求項3)と、
積層材に接着する単板より大きな圧締面を有する上下移動自在な加熱されている一対の熱板と、
下側の熱板を任意な位置に上下移動・停止させる上下移動機構と、
熱板に略平行方向の一方より一対の熱板の圧締範囲内の任意な位置で積層材を移動・停止自在な搬送機構と、
接着剤が塗布された単板を接着剤側を下側にした状態で積層材の上方より下降させて重ねる重ね機構と、
熱板に略直交方向の一方より一対の熱板の圧締範囲内の所定位置から圧締範囲外の所定位置へ移動自在且つ熱板の圧締面より大きい外形の面を有する挿入板と、
挿入板の上昇移動で挿入板と分離し且つ分離した状態からの挿入板の下降移動で挿入板と係合し、更に挿入板を熱板の圧締範囲内の所定位置から圧締範囲外の所定位置間を往復移動させる移動機構と、
圧締範囲以外の所定位置に停止している挿入板の所定位置に、接着剤側を上にした単板及び/又は接着剤が塗布されてない単板を上方より下降させて載置する載置機構と、
略中間層の最も突出している上第1端面より最上層へ順に階段状にずれる上第2端面、上第3端面・・・・上第N端面と、
そして繊維方向へ上第1端面から上第2端面に渡る上第1平面、上第2端面から上第3端面に渡る上第2平面、上第3端面から上第4端面に渡る上第3平面・・・・上第(N−1)平面と、
上第1端面より最下層へ順に逆さま階段状にずれる下第1端面、下第2端面、下第3端面・・・・下第N端面と、
そして繊維方向へ上第1端面から下第1端面に渡る下第1平面、下第1端面から下第2端面に渡る下第2平面、下第2端面から下第3端面に渡る下第3平面・・・・下第N平面と、を有し、
更に上第2平面、上第3平面・・・・上第(N−1)平面、下第1平面、下第2平面、下第3平面・・・・下第N平面は繊維方向に略同じ長さで、上第1平面は前記長さより大きい長さの積層材1を、
一対の熱板が互いに離れる上下方向に移動待機状態の時、搬送部材で下第1端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させ、
また接着剤側を上にした下A1単板の積層材1側の繊維方向端部より接着剤が塗布されてない上A1単板を反積層材1側に下第1平面と同じ長さずらした状態且つ下A1単板の上に上A1単板の繊維直交方向の端部が一致して重なる状態の該上A1単板と該下A1単板を載置機構で下A1単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第1端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
次に下A1単板及び上A1単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
次に挿入板上の下A1単板が下第1平面と下A1単板とに跨いで前記下第1平面に当接するまで挿入板を持ち上げる下熱板を上下移動機構で上昇させて停止させ、
次に上熱板を下降させて移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第1所定時間加熱圧締させ、
次に第1所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
次に搬送部材で下第2端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
次に接着剤側を上にした下A2単板を載置機構で該下A2単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第2端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
次に、積層材1の上第2端面に接着剤が下側の上A2単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上A2単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上A2単板を上第1平面と上A1単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上A2単板を重ねると共に、下A2単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
次に挿入板上の下A2単板が下第2平面と下A1単板とに跨いで前記下第2平面に当接するまで挿入板を持ち上げる下熱板を上下移動機構で上昇させて停止させ、
次に上熱板を下降させて移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第2所定時間加熱圧締させ、
次に第2所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
次に搬送部材で下第3端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
次に接着剤側を上にした下A3単板を載置機構で該下A3単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第3端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
次に、積層材1の上第3端面に接着剤が下側の上A3単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上A3単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上A3単板を上第2平面と上A2単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上A3単板を重ねると共に、下A3単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
次に挿入板上の下A3単板が下第3平面と下A2単板とに跨いで前記下第3平面に当接するまで挿入板を持ち上げる下熱板を上下移動機構で上昇させて停止させ、
次に上熱板を下降させて移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第2所定時間加熱圧締させ、
次に前記上A3単板と前記下A3単板と同様な動作をくりかえして、最上層の1層前の上A(N−1)単板と最下層の1層前の下A(N−1)単板を第2所定時間加熱圧締した後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
次に搬送部材で下第N端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
次に接着剤側を上にした最下層の下AN単板を載置機構で該下AN単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第N端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
次に、積層材1の上第N端面に接着剤が下側の最上層の上AN単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上AN単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上AN単板を上第(N−1)平面と上A(N−1)単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上AN単板を重ねると共に、下AN単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
次に挿入板上の下AN単板が下第N平面と下A(N−1)単板とに跨いで前記下第N平面に当接するまで挿入板を持ち上げる下熱板を上下移動機構で上昇させて停止させ、
次に上熱板を下降させて移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第2所定時間加熱圧締させ、
次に第1所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
次に積層材1に新たな8層が繊維方向に積層された積層材A1の下第1端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材A1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
次に上A1単板・・・上AN単板及び下A1単板・・・下AN単板と同様な動作を繰り返す制御器と、
で構成する積層材の製造装置(請求項4)と、
上下一対の加圧体であって少なくとも一方が上下動自在で且つ少なくとも下側の加圧体が加熱されている該一対の加圧体により、基材の少なくとも下面に板状体を熱硬化性接着剤を介して圧締して接着する際、
該一対の加圧体に対し水平方向に離れた箇所にあり且つ上面に接着剤が塗布された板状体が所定位置に載せられた挿入板を、水平方向に移動させて、該一対の加圧体の間であって基材の下方で該基材に該板状体が対向する設定位置で停止待機させ、
次いで該一対の加圧体の少なくとも一方の上下動により、該基材と該板状体とを圧締する板状体の接着方法(請求項5)と、
上下一対の加圧体であって少なくとも一方が上下動自在で且つ少なくとも下側の加圧体が加熱されている該一対の加圧体により、基材の少なくとも下面に板状体を熱硬化性接着剤を介して圧締して接着する際、
基材を該一対の加圧体の間の設定位置で待機させること
及び、該一対の加圧体に対し水平方向に離れた箇所にあり且つ上面に接着剤が塗布された板状体が所定位置に載せられた挿入板を、水平方向に移動させて、該一対の加圧体の間であって基材の下方で該基材に該板状体が対向する設定位置で停止待機させることの両方を、同時に或いは一方を先に行い、
次いで該一対の加圧体の少なくとも一方の上下動により、該基材と該板状体とを圧締する板状体の接着方法(請求項6)と、
上下一対の加圧体であって少なくとも一方が上下動自在で且つ少なくとも下側の加圧体が加熱されている該一対の加圧体により、基材の少なくとも下面に板状体を熱硬化性接着剤を介して圧締して接着する方法において、
該一対の加圧体の少なくとも一方の上下動により、基材と板状体とを圧締するまでに、
基材を該一対の加圧体の間の設定位置で待機させること
及び、該一対の加圧体に対し水平方向に離れた箇所にあり且つ上面に接着剤が塗布された板状体が所定位置に載せられた挿入板を、水平方向に移動させて、該一対の加圧体の間であって基材の下方で該基材に該板状体が対向する設定位置で停止待機させることを行う板状体の接着方法(請求項7)と、
を提供する。
本発明は、重ねた接着剤付き単板の全面を一度に、加熱された加圧体で直接又は間接に圧接して接着するので、接着不良が生じない。
また積層材に接着するべく単板を加熱する装置を一対の熱板群で行うことができ、装置が簡素化される。
積層材に接着する単板より大きな圧締面を有する上下移動自在な加熱されている一対の熱板と、
上側の熱板を任意な位置に上下移動・停止させる上下移動機構と、
熱板に略平行方向の一方より一対の熱板の圧締範囲内の任意な位置から圧締範囲外の任意な位置間で積層材を移動・停止自在な搬送機構と、
接着剤が塗布された単板を接着剤側を下側にした状態で積層材の上方より下降させて重ねる重ね機構と、
熱板に略直交方向の一方より一対の熱板の圧締範囲内の所定位置から圧締範囲外の所定位置へ移動自在且つ熱板の圧締面より大きい外形の面を有する挿入板と、
挿入板の上昇移動で挿入板と分離し且つ分離した状態からの挿入板の下降移動で挿入板と係合し、更に挿入板を熱板の圧締範囲内の所定位置から圧締範囲外の所定位置間を往復移動させる移動機構と、
圧締範囲以外の所定位置に停止している挿入板の所定位置に、接着剤側を上にした単板及び/又は接着剤が塗布されてない単板を上方より下降させて載置する載置機構と、
略中間層の最も突出している上第1端面より最上層へ順に階段状にずれる上第2端面、上第3端面・・・・上第N端面と、
そして繊維方向へ上第1端面から上第2端面に渡る上第1平面、上第2端面から上第3端面に渡る上第2平面、上第3端面から上第4端面に渡る上第3平面・・・・上第(N−1)平面と、
上第1端面より最下層へ順に逆さま階段状にずれる下第1端面、下第2端面、下第3端面・・・・下第N端面と、
そして繊維方向へ上第1端面から下第1端面に渡る下第1平面、下第1端面から下第2端面に渡る下第2平面、下第2端面から下第3端面に渡る下第3平面・・・・下第N平面と、を有し、
更に上第2平面、上第3平面・・・・上第(N−1)平面、下第1平面、下第2平面、下第3平面・・・・下第N平面は繊維方向に略同じ長さで、上第1平面は前記長さより大きい長さの積層材1を、
一対の熱板が互いに離れる上下方向に移動待機状態の時、搬送部材で下第1端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させ、
また接着剤側を上にした下A1単板の積層材1側の繊維方向端部より接着剤が塗布されてない上A1単板を反積層材1側に下第1平面と同じ長さずらした状態且つ下A1単板の上に上A1単板の繊維直交方向の端部が一致して重なる状態の該上A1単板と該下A1単板を載置機構で下A1単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第1端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
次に下A1単板及び上A1単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
次に上熱板が上第1平面に当接する位置まで上下移動機構で上熱板を下降させて停止させ、
次に下熱板を上昇させて下A1単板を下第1平面と上A1単板とに跨げ、移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第1所定時間加熱圧締させ、
次に第1所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
次に搬送部材で下第2端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
次に接着剤側を上にした下A2単板を載置機構で該下A2単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第2端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
次に、積層材1の上第2端面に接着剤が下側の上A2単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上A2単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上A2単板を上第1平面と上A1単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上A2単板を重ねると共に、下A2単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
次に上熱板が上第2平面に当接する位置まで上下移動機構で上熱板を下降させて停止させ、
次に下熱板を上昇させて下A2単板を下第2平面と下A1単板とに跨げ、移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第2所定時間加熱圧締させ、
次に第2所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
次に搬送部材で下第3端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
次に接着剤側を上にした下A3単板を載置機構で該下A3単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第3端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
次に、積層材1の上第3端面に接着剤が下側の上A3単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上A3単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上A3単板を上第2平面と上A2単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上A3単板を重ねると共に、下A3単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
次に上熱板が上第3平面に当接する位置まで上下移動機構で上熱板を下降させて停止させ、
次に下熱板を上昇させて下A3単板を下第3平面と下A2単板とに跨げ、移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第2所定時間加熱圧締させ、
次に前記上A3単板と前記下A3単板と同様な動作をくりかえして、最上層の1層前の上A(N−1)単板と最下層の1層前の下A(N−1)単板を第2所定時間加熱圧締した後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
次に搬送部材で下第N端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
次に接着剤側を上にした最下層の下AN単板を載置機構で該下AN単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第N端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
次に、積層材1の上第N端面に接着剤が下側の最上層の上AN単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上AN単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上AN単板を上第(N−1)平面と上A(N−1)単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上AN単板を重ねると共に、下AN単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
次に上熱板が上AN単板に当接する位置まで上下移動機構で上熱板を下降させて停止させ、
次に下熱板を上昇させて下AN単板を下第N平面と下A(N−1)単板とに跨げ、移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第1所定時間加熱圧締させ、
次に第1所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
次に積層材1に新たな8層が繊維方向に積層された積層材A1の下第1端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材A1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
次に上A1単板・・・上AN単板及び下A1単板・・・下AN単板と同様な動作を繰り返す制御器と、
で構成する積層材の製造装置。
次に発明の実施例を説明するが、本実施例は、繊維方向に2枚連ねた板状体の1例としての単板を略中心層より厚み方向の表裏両側に繊維方向の端部をずらして重ねて加熱圧締を順次繰り返して厚み方向で8層となる積層材を製造する装置の構成を図2から図8に基づいて説明すると、図2は概略平面図、図3は図2の一部省略AA視図、図4は図3の一部省略BB視図、図5は図2の一部省略CDEF視図、図6は図2の一部省略GG視図(1点鎖線の大円内は2点鎖線の小円で囲んだ部分を拡大した図)、図7は基準積層材1の概略図、図8は図2の一部省略HH視図である。
また図3に示す3は単板挿入部、15は接着剤塗布部、25は分別機構、101は下側単板縦挿入部、102は上側単板縦挿入部、図5に示す127は上側単板反転移動重ね合わせ部、128は単板載置部、141は加熱圧締部である。
上記各部を詳細に説明すると、単板挿入部3は図3に示す様に単板5が上下方向に複数枚堆積されていて、昇降機(図示せず)等により最上の単板5の高さが常に定位置に移動するように自動制御されている。また実施例で用いる単板5は全て乾燥されていて、厚み4ミリメートル、繊維方向(図3に於ける左右方向)の長さ1000ミリメートル、繊維直交方向の長さ1000ミリメートルの形状となっている。次いで吸着部材6を構成する7は図4に示すように、中心に貫通穴が形成されている合成ゴム、スポンジ等の弾性体の円板であり、単板5の繊維直交方向に複数配備され、そして同様な大きさの貫通穴が形成されている止め具8により吸引箱9の同様な大きさの貫通穴に係合して取り付けられている。また止め具8近くの円板7が止め具8側に引っ張られ該円板7は円錐状となっている。そして吸引箱9の吐出口9aは開閉器(図示せず)を介して送風機(図示せず)の吸引側に連結され、該開閉器が開の状態では矢印方向に空気が流れ、該円板7で単板を吸着できる。更に該吸着部材6は、シリンダ(図示せず)等により、図3に示す様に、矢印方向に上下移動自在且つX1,X2方向に往復移動自在に構成されている。11は矢印方向に回転駆動している一対の挿入ロールであり、単板5を挟持して搬送する。
次に接着剤塗布部15は図3に示すように、熱硬化性の接着剤16は塗布ロール17と調整ロール19との間に適宜に自動で補充され、そして塗布ロール17と調整ロール19との隙間調整により単板5に塗布する接着剤の塗布量が調整される。尚、実施例での塗布量は片面で1平方メートル当たり210グラム塗布されるように調整されている。21は塗布ロール17と調整ロール19を上下移動させるシリンダである。そして、シリンダ21で塗布ロール17と調整ロール19を下降させた状態で、塗布ロール17と固定ロール23とで単板5を挟持して搬送することにより、単板5の上面に接着剤16を塗布する。また単板5に接着剤16を塗布しないときは、単板5に塗布ロール17が充分に接触しない位置までシリンダ21で塗布ロール17と調整ロール19とを上昇させた状態で、単板5を一対の挿入ロール11、固定ロール23等により搬送する。
次に25は下側単板縦挿入部101及び上側単板縦挿入部102に後述する制御器からの信号で夫々に単板を分別する分別機構であり、送りロール27は運転中は常時矢印方向に回転しており、更に軸29を回動中心にアーム30は実線で示す位置から2点鎖線で示す位置にシリンダ(図示せず)等により回動される。
また下側単板縦挿入部101には、運転中は常時矢印方向に回転している送りロール31が繊維方向に複数配備され、そして単板5が到達したことを検出する検出器33、33aが配備されている。そして該検出器33、33aの夫々より搬送方向下手側には単板5の搬送路と搬送路外の間を往復移動自在な下層縦定規板35、35aが配備され、シリンダ37、37aにより往復移動される。そして搬送路に進出状態では、接着剤16が塗布されていない単板5の繊維方向下手側端部で繊維直交方向の少なくとも2カ所が当接する。
また、下層縦定規板35、35aの夫々の搬送方向下手側120ミリメートルには上側に接着剤が塗布された単板5が搬送されて当接する下層縦定規板39、39aが配備され、該下層縦定規板39は固定されており、また該下層縦定規板39aは単板5の搬送路と搬送路外の間を往復移動自在に配備され、シリンダ41により往復移動される。
また、下層縦定規板35、35a及び39、39aの搬送方向上手側の繊維直交方向の両側には、図2に示すY1,Y2方向に夫々往復移動自在な下層横定規板41、41aが配備され、シリンダ等(図示せず)により同方向に往復移動される。そして下層横定規板41、41aがY1方向に移動したとき、下層横定規板41、41間及び41a、41a間が1メートルに成るように設定されている。
更に、図3に示すように、検出器33、33aの夫々の搬送方向上手側には、搬送路より上方で吸着部材6と同様な構成の吸着部材43、43aが上下移動自在に配備され、そして図5に示す様に、該吸着部材43a、43(図示せず)は電動機45a、45(図示せず)により上下移動される。また、該吸着部材43a、43(図示せず)の所定の上下の位置を検出するエンコーダー等の検出器46a、46(図示せず)が配備されている。
また図3に示す様に、下層縦定規板35、35aの夫々より搬送方向上手側で、搬送路より下方で、繊維直交方向に棒状の持ち上げバー55、55aが配備され、更に該持ち上げバー55、55aの夫々は図5に示すように、支持台53a、53(図示せず)に取り付けられているサーボモータ等の電動機57a、57(図示せず)を介して任意の位置に上下移動される。また58a、58(図示せず)は持ち上げバー55a、55(図示せず)の上下の所定の位置を検出するエンコーダー等の検出器である。また支持台53a、53(図示せず)は図5に於ける左右方向に往復移動自在(図示せず)に構成され、往復移動機構(図示せず)により実線のスタート位置から後述する挿入板103の上方の所定位置間を往復移動される。
また図3に示す検出器33、33a間、下層縦定規板39、39a間、吸着部材43、43a間、下層縦定規板41、41a間、持ち上げバー55、55a間及び下層横定規41、41a間は搬送方向に1メートルの間隔を置いて配備されている。
次に上側単板縦挿入部102は、運転中は常時矢印方向に回転して単板5を繊維方向に搬送する送りロール73が繊維方向に複数配備され、更に単板5が到達したことを検出する検出器75、75aが配備されている。そして検出器75、75aの夫々より搬送方向下手側には上層縦定規板83、83aが配備され、該上層縦定規板83は固定されていて、また上層縦定規板83aは単板5の搬送路と搬送路外の間を往復移動自在に配備され、シリンダ85により往復移動される。そして上層縦定規板83及び上層縦定規板83aが搬送路に進出状態では、接着剤が塗布されている単板5の繊維方向下手側端部で繊維直交方向の少なくとも2カ所が当接する。また、下層横定規板41、41aと同様な構成の上層横定規板77,77aが配備されている。
更に上層縦定規板83、83aの夫々より搬送方向上手側で、搬送路より下方で吸着部材6と同様な構成の吸着部材87、87aが円板7を上向き状態で配備され、そして図5に示すように、吸着部材87a、87(図示せず)の夫々は回転支持台91a、91(図示せず)の夫々に取り付けられている夫々のサーボモータ等の電動機93a、93(図示せず)を介して任意の位置に後述する制御器からの信号で上下移動される。更に95a、95(図示せず)は吸着部材87a、87(図示せず)の夫々の上下の位置を検出するエンコーダー等の検出器である。
また、回転支持台91a、91(図示せず)の夫々は夫々の軸92a、92(図示せず)を回動軸として回動自在に構成されていて、そしてモータ、シリンダ等の回動部材(図示せず)により軸92a、92(図示せず)を回動軸として回転支持台91a、91(図示せず)を介して吸着部材87a、87(図示せず)を実線で示す待機位置から2点鎖線で示す反転待機位置間へ約180度回動される。また、96a、96(図示せず)は夫々の軸92a、92(図示せず)を支持する移動支持台であり、反転した吸着部材87a、87(図示せず)の夫々を回転支持台91a、91(図示せず)を介して移動機構(図示せず)により2点鎖線で示す反転待機位置から1点鎖線で示す重ね合わせ位置間を夫々往復移動させる。
また、図3に示す検出器75、75a間、上層横定規板77、77a間、上層縦定規板83、83a間、吸着部材87、87a間は搬送方向に1メートルの間隔で配備されている。
次に図5に示す単板載置部128を説明すると、図2に示す103は想像線で示す単板を繊維方向に連ねて載せた状態で後述する加熱圧締部141へ往復移動自在に配備されている挿入板であり、単板載置部128から加熱圧締部141へ渡って延設されている一対の受台105により、両側を下方で移動自在に支持されている。
また図5に示す111はベルト、チェーン等の無端帯であり、プーリー113を介してサーボモータ等の電動機115により正逆回転・停止される。また116は電動機115の回転角を検出するエンコーダー等の検出器であり、挿入板103を加熱圧締部141に移動させたときの位置を検出する。更に無端帯111には図6に示すように、上向きに広がる円錐状の貫通穴111aが形成されている。また貫通穴111aに係合する突部103aが挿入板103に一体に取り付けられていて、該挿入板103は前記係合状態で、位置決めされると共に、無端帯111により一対の受台105上を移動される。また挿入板103は上向きに外力が加わると、係合状態が解放され、無端帯111及び受台105より離れて上へ移動する。更に挿入板103は熱伝導の良いアルミニウム、銅等で構成されている。また図5に示す117は挿入板103が受台105上で、単板が載置されるスタート位置に到達したことを検出する反射光電スイッチ、近接スイッチ等の検出器である。
また挿入板103は図2に示すように、単板1枚に対応する貫通穴103cが4カ所以上形成されていると共に、後述する第1下補助熱板147、第2下補助熱板151が上下しても当たらない大きさの長方形の切り欠き部103bが形成されている。また、該挿入板103がスタート位置では、図6に示すように、貫通穴103cより小さい径の丸棒121が、夫々の貫通穴103cを通リ抜けるべく上下移動自在に配備され、そして該丸棒121はシリンダ123により上下移動される。
次に図7に示すように、1は単板を順次積層していくために予め階段状に作られた基材の1例としての基準積層材であり、該基準積層材1は厚み4ミリメートルの単板を接着剤16により、繊維方向を左右方向として8層に積層されており、最下層を第1層として、上方へ第2層、第3層、・・・第8層に積層され、第5層から第8層へ階段状であり、また第5層から第1層へ逆さま階段状に積層されている。また第1層から第4層の単板は破線で示す熱硬化性の接着剤16が塗布されている面が上向きであり、また第6層から第8層の単板は接着剤16が塗布されている面が下向きである。また第5層は接着剤が塗布されてない単板である。そして基準積層材1は、上下方向の長さ4ミリメートルの第1端面1a、第2端面1c、第3端面1e、第4端面1g、第5端面1i,第6端面1k、第7端面1n,第8端面1tと、
第1端面1aから第2端面1cに直交して渡る左右方向の長さ120ミリメートルの第1平面1bと、
第2端面1cから第3端面1eに直交して渡る左右方向の長さ120ミリメートルの第2平面1dと、
第3端面1eから第4端面1gに直交して渡る左右方向の長さ120ミリメートルの第3平面1fと、
第4端面1gから第5端面1iに直交して渡る左右方向の長さ120ミリメートルの第4平面1hと、
第5端面1iから第6端面1kに直交して渡る左右方向の長さ170ミリメートルの第5平面1jと、
第6端面1kから第7端面1nに直交して渡る左右方向の長さ120ミリメートルの第6平面1mと、
第7端面1nから第8端面1tに直交して渡る左右方向の長さ120ミリメートルの第7平面1sと、端面と平面とが交互に設けられている。
また、図8に示す129はベルト、チェーン等の無端帯であり、プーリー131を介してサーボモータ等の電動機133により正逆回転・停止される。135は電動機133の回転角を検出して基準積層材1及び積層後の積層材の位置を検出するエンコーダー等の検出器である。
次に加熱圧締部141を説明すると、図8に示すように、143は加圧体の1例としての下熱板であり、図8に於ける左右方向の長さは2120ミリメートル、左右方向に直交する幅は1100ミリメートルの大きさを有し、更に蒸気、ヒーター等(図示せず)により摂氏180度±10度に運転中は常時加熱されている。更に下熱板143は上下移動自在に配備され、そして該下熱板143はシリンダ145により上下移動される。
また下熱板143の図8に於ける左隣には左右方向の長さは120ミリメートル、左右方向に直交する幅は1100ミリメートルの大きさを有し、更に蒸気、ヒーター等(図示せず)により摂氏180度±10度に運転中は常時加熱されている第1下補助熱板147が上下移動自在に配備され、そして該第1下補助熱板147はシリンダ149により上下移動される。尚、第1下補助熱板147の上面の位置は、下熱板143に挿入板103が乗った状態の該挿入板103の上面の位置と同じであり、またシリンダ149の作動により上方へ単板5の厚みと同じ4ミリメートル上昇する。
また第1下補助熱板147の左隣には、第1下補助熱板147と同様な形状、構成で、同様に加熱されている第2下補助熱板151が上下移動自在に配備され、そしてシリンダ153により上下移動される。尚、第2下補助熱板151の上面の位置は、下熱板143に挿入板103が乗った状態の該挿入板103の上面の位置と同じであり、またシリンダ153の作動により上方へ単板5の厚みの2倍の8ミリメートル上昇する。
また155は加圧体の1例としての上熱板であり、下熱板143と同様に左右方向の長さは2120ミリメートル、左右方向に直交する幅は1100ミリメートルの大きさを有し、更に蒸気、ヒーター等(図示せず)により摂氏180度±10度に運転中は常時加熱されている。そして上熱板155は下熱板143に対して上方且つ左に70ミリメートルずれた位置で上下移動自在に配備され、そして該上熱板155は、ねじ157、159と螺合され、そして該ねじ157は取り付け台160に取り付けられているサーボ−モータ等の電動機161と連結されていて、更に、ねじ159は回転自在に取り付け台160に取り付けられていて、更にねじ157とねじ159は同時に回転すべくチェーン、タイミングベルト等の無端帯163を介して連結されている。また165は電動機161の回転角を検出するエンコーダー等の検出器であり、上熱板の上下の位置を検出する。また上熱板155はシリンダ169のロッドと連結されている。そしてシリンダ169の反ロッド側の入出口169aは電磁弁171を介して油タンクに連結され、そして電動機161の駆動回転時のみ電磁弁171は開状態になるように後述する制御器により制御されている。
また上熱板155の左隣には、図8に於ける左右方向の長さは120ミリメートル、左右方向に直交する幅は1100ミリメートルの大きさを有し、更に蒸気、ヒーター等(図示せず)により摂氏180度±10度に運転中は常時加熱されている第1上補助熱板173が上下移動自在に配備され、そして該第1上補助熱板173はシリンダ175により上下移動される。尚、第1上補助熱板173の下面の位置は、上熱板155の下面の位置と同じであり、またシリンダ175の作動により下方へ単板5の厚みと同じ4ミリメートル下降する。
また第1上補助熱板173の左隣には、第1上補助熱板173と同様な形状、構成で、同様に加熱されている第2上補助熱板177が上下移動自在に配備され、そしてシリンダ179により上下移動される。尚、第2上補助熱板177の下面の位置は、上熱板155の下面の位置と同じであり、またシリンダ179の作動により下方へ単板5の厚みの2倍の8ミリメートル下降する。
更に、単板挿入部3、接着剤塗布部15、分別機構25、下側単板縦挿入部101、上側単板反転移動重ね合わせ部127、単板載置部128及び加熱圧締部141の夫々を後述するように制御する制御器(図示せず)等で構成されている。
以下、その作用を図2、図3、図5、図6、図8、から図47の作動説明図に基づいて説明する。
初期状態からの積層材の製造は、接着剤16が塗布されない第5層となる単板の挿入から始まる。故に初期状態では図9に示すように、一対の挿入ロール11,塗布ロール17,調整ロール19及び固定ロール23が常時矢印方向に回転していると共に、シリンダ21の作動により塗布ロール17は固定ロール23の上方に充分に離れた位置に上昇待機している。また、分別機構は25は下側単板縦挿入部101側へ下降している。また、送りロール27、31、73が常時矢印方向に回転している。
運転開始により、制御器からの信号で、シリンダ37を作動させて下層縦定規板35を搬送路に進出させる。同時に図10に示す様に、吸着部材6を矢印方向に下降させ、単板A5’を吸着させてから矢印方向に上昇させ、次いで、該吸着部材6を矢印X1方向に移動させて単板A5’を挿入ロール11に挟持させて搬送すると共に吸着部材6での単板A5’の吸着を解放する。次いで吸着部材6を矢印X2方向の元の位置に戻す。
次に、図11に示す様に、搬送されてくる単板A5’の搬送方向下手側を検出器33が検出し、検出信号が制御器に入力される。単板A5’の搬送方向下手側端部が下層縦定規板35に当接するのに充分な時間が経過後、制御器からの信号で、図2に示す下層横定規板41の夫々を矢印Y1方向に所定時間移動させた後、該下層横定規板41の夫々を矢印Y2方向の元の位置に戻す。
次に制御器からの信号で、図12に示すように、吸着部材43を矢印方向に下降させ、単板A5’を吸着させてから矢印方向に上昇させ、単板A5’を搬送路の上方に待機させる。次に、シリンダ37を作動させて下層縦定規板35を下降させると共に、シリンダ37aを作動させて下層縦定規板35aを搬送路に進出させる。
次に制御器からの信号で、単板A5’と同様に次の単板A5を吸着部材6で吸着させて挿入ロール11に挟持させて搬送する。
次に、図13に示す様に、搬送されてくる単板A5の搬送方向下手側を検出器33aが検出し、検出信号が制御器に入力される。単板A5の搬送方向下手側端部が下層縦定規板35aに当接するのに充分な時間が経過後、制御器からの信号で、前述と同様に、下層横定規板41a、41aで単板A5の横定規を出す。
次に、図14に示すように、制御器からの信号で、吸着部材43aを矢印方向に下降させ、単板A5を吸着させてから矢印方向に上昇させ、単板A5を搬送路の上方に待機させる。次いで、シリンダ37aを作動させて下層縦定規板35aを下降させると共に、シリンダ21を作動させて、塗布ロール17及び調整ロール19を矢印方向に下降させ、単板の厚みより塗布ロール17と固定ロール23との隙間を小さくする。
次に制御器からの信号で、単板A5と同様に次の単板A4’を吸着部材6で吸着させて挿入ロール11に挟持させて搬送する。
次に、図15に示す様に、搬送されてくる上面に接着剤が塗布された単板A4’(以後、接着剤付き単板A4’という)の搬送方向下手側を検出器33が検出し、検出信号が制御器に入力される。接着剤付き単板A4’の搬送方向下手側端部が下層縦定規板39に当接するのに充分な時間が経過後、制御器からの信号で、前述と同様に、下層横定規板41、41で接着剤付き単板A4’の横定規を出す。
次に制御器からの信号で、電動機57(図示せず)を駆動させて、図16に示す様に、持ち上げバー55を上昇させる。検出器58(図示せず)からの信号で、接着剤付き単板A4’が単板A5’に当接したことを判断して電動機57(図示せず)を停止させる。この状態で接着剤付き単板A4’は単板A5’より左に120ミリメートルずれた状態で当接する。次いで、シリンダ41を作動させて下層縦定規39aを搬送路に進出させる。
次に制御器からの信号で、単板A4’と同様に次の単板A4を吸着部材6で吸着させて挿入ロール11に挟持させて搬送する。
次に、図17に示す様に、搬送されてくる接着剤付き単板A4の搬送方向下手側を検出器33aが検出し、検出信号が制御器に入力される。接着剤付き単板A4の搬送方向下手側端部が下層縦定規板39aに当接するのに充分な時間が経過後、制御器からの信号で、前述と同様に、下層横定規板41a、41aで接着剤付き単板A4の横定規を出す。
次に制御器からの信号で、前述と同様に図5に示す電動機57aを駆動させて、図18に示す様に、持ち上げバー55aを上昇させる。図5に示す検出器58aからの信号で、接着剤付き単板A4が単板A5に当接したことを判断して電動機57aを停止させる。この状態で接着剤付き単板A4は単板A5より左に120ミリメートルずれた状態で当接する。次いで、シリンダ41を作動させて下層縦定規39aを下降させる。次いで吸着部材43、43aに連結されている開閉器を閉じ、吸着部材43、43aによる単板A5’、A5の吸着を解放した後、図19、20に示す様に、電動機45a、45(図示せず)により吸着部材43a、43(図示せず)を所定距離上昇させる。
次に制御器からの信号で、図21に示すように、往復移動機構(図示せず)で支持台53a、53(図示せず)を単板載置部128の上方の所定位置へ矢印方向に移動させる。この結果、単板A5,A5’(図示せず)、接着剤付きA4,A4’(図示せず)は挿入板103の上方の所定位置に移動する。
次に制御器からの信号で、図22に示すように、シリンダ123を作動させて丸棒121を挿入板103の貫通穴103cを貫通させ、該丸棒121の先端で持ち上げバー55a、55(図示せず)より単板A5,A5’(図示せず)、A4,A4’(図示せず)を上昇させる。
次に前記上昇が終了するのに充分な時間が経過後、制御器からの信号で、図23に示すように、往復移動機構(図示せず)で支持台53a、53(図示せず)を元の位置に戻す。
次に制御器からの信号で、図24に示すように、電動機57a、57(図示せず)を逆駆動させて、下降させ、該持ち上げバー55a、55(図示せず)を元の搬送路の下方に移動させると共に、シリンダ123を作動させて、丸棒121を矢印方向の元の位置に下降させる。
次に制御器からの信号で、図25に示すように、電動機115を駆動させてプーリー113を介して無端帯111を移動させ、図6に示す無端帯111の円錐状の貫通穴111aで挿入板103に一体化されている突部103aを移動させることで挿入板103を図25に示す矢印方向に移動させ、そして単板A5及び接着剤付き単板A4の繊維直交方向の端部を基準積層材1の繊維直交方向の端部に上下方向で一致したことを検出器116からの信号で判断し、制御器からの信号で、電動機115を停止させる。
この状態で、図26に示す様に、上熱板155の右端部155aと基準積層材1の第6端面1k、単板A5の右端部と基準積層材1の第5端面1i及び接着剤付き単板A4の右端部と基準積層材1の第4端面1gとが上下方向でほぼ一致している。
次に制御器からの信号で、図8に示すシリンダ169の反ロッド側の入出口169aに連結されている電磁弁171を開作動させると共に、図27に示すように、電動機161を駆動させて上熱板155を下降させ、そして上熱板155の下面が基準積層材1の第5平面1jに当接したことを検出器165からの信号で判断し、制御器からの信号で、電動機165を停止させると共に、前記電磁弁171を閉作動させる。
次に制御器からの信号で、図28に示すように、シリンダ145を作動させて、下熱板143を上昇させる。前記上昇に伴い挿入板103は下熱板143に持ち上げられ挿入板103の突部103aは無端帯111よりはずされる。そして、接着剤16が塗布されている接着剤付き単板A4の右端部は基準積層材1の第4端面1gと対向し、また単板A5の右端部は基準積層材1の第5端面1iと対向し、更に接着剤付き単板A4の右側は基準積層材1の第4平面1hと単板A5に跨る。そして上熱板155と挿入板103を介する下熱板143とで、接着剤付き単板A4,A4’の全面と単板A5,A5’と次に積層される第3平面1f、第5平面1jとを1MPaの圧力で3分間加熱圧締する。
次に制御器からの信号で、前記3分間の間に次に積層する単板を下記のように制御する。
前述の接着剤付き単板A4’、A4と同様に接着剤付き単板A3’、A3の夫々を定規出し後に、持ち上げバー55、55aで持ち上げ、送りロール31上に待機させる。次いで、図29に示す様に、分別機構25のアーム30を軸29を回動中心として矢印方向に上昇回動させる。
次に制御器からの信号で、前述と同様に吸着部材6で単板A6’を挿入ロール11に挿入し、塗布ロール17で単板A6’の上面に接着剤16を塗布し、上側単板縦挿入部102へ搬送する。図30に示す様に、搬送されてくる接着剤付き単板A6’の搬送方向下手側を検出器75が検出し、検出信号が制御器に入力される。接着剤付き単板A6’の搬送方向下手側端部が上層縦定規板83に当接するのに充分な時間が経過後、制御器からの信号で、前述の下層横定規板41と同様に上層横定規板77の夫々を互いに近づく方向に所定時間移動させた後、該上下層横定規板77の夫々を元の位置に戻す。
次に制御器からの信号で、図31に示すように、電動機93(図示せず)を作動させて、吸着部材87を矢印方向に上昇させ、該吸着部材87で接着剤付き単板A6’を吸着状態で送ロール73より所定距離上昇させる。そして検出器95(図示せず)からの信号で接着剤付き単板A6’が前記所定距離上昇したことを判断し、制御器は電動機93(図示せず)を停止させる。
次に、制御器からの信号で図32に示すように、シリンダ85を作動させて上層縦定規板83aを搬送路に進出させると共に、単板A6’と同様に吸着部材6で単板A6を挿入ロール11に挿入する。
次に、図33に示す様に、搬送されてくる接着剤付き単板A6の搬送方向下手側を検出器75aが検出し、検出信号が制御器に入力され、接着剤付き単板A6の搬送方向下手側端部が上層縦定規板83aに当接するのに充分な時間が経過後、制御器からの信号で、前述と同様に、上層横定規板77a、77aで接着剤付き単板A6の横定規を出す。
次に制御器からの信号で、図34に示す様に、吸着部材87と同様な動作で、吸着部材87aを電動機93a(図示せず)で矢印方向に上昇させ、該吸着部材87aで接着剤付き単板A6を吸着状態で送りロール73より所定距離上昇させる。そして検出器95a(図示せず)からの信号で接着剤付き単板A6が前記所定距離上昇したことを判断し、制御器は電動機93a(図示せず)を停止させる。次いでシリンダ85を作動させて上層縦定規板83aを搬送路の下に下降させる。
次に、制御器からの信号で、図35に示すように、回動部材(図示せず)により、軸92a、92(図示せず)を回転軸として回転支持台91a、91(図示せず)を介して吸着部材87a、87(図示せず)を180度回転させ、接着剤面が下面になった接着剤付き単板A6、A6’(図示せず)を待機させると共に、往復移動機構(図示せず)で支持台53a、53(図示せず)を単板載置部128の上方の所定位置へ矢印方向に移動させる。この結果、接着剤付き単板A3、A3’(図示せず)は挿入板103のスタート位置の上方に移動する。
次に上熱板155と下熱板143による加熱圧締の3分間が経過すると、制御器からの信号で、図8に示すシリンダ169の反ロッド側の入出口169aに連結されている電磁弁171を開作動させると共に、図36に示すように、電動機161を逆駆動させて上熱板155を矢印方向の元の位置に上昇させると共に、シリンダ145を作動させて、下熱板143を矢印方向の元の位置に下降させる。前記下降に伴い挿入板103の突部103aは無端帯111の円錐状の貫通穴111aに係合する。
次に制御器からの信号で、図37に示すように、電動機115を逆駆動させて、無端帯111の円錐状の貫通穴111aに係合している突部103aを移動させることで挿入板103を矢印方向に移動させ、そして検出器117が挿入板103の左端を検出すると、検出信号が制御器に入力され、そして制御器からの信号で、電動機115を停止させる。更に図38に示す様に、電動機133を駆動させて、無端帯129で基準積層材1の第7端面1nが上下方向で上熱板155の右端部155aに一致するまで移動させ、そして一致したことを検出器135からの信号で判断し、制御器からの信号で電動機133を停止させる。
次に制御器からの信号で、前述の接着剤付き単板A4、A4’と同様に、シリンダ123を作動させて丸棒121を貫通穴103cを貫通させ、該丸棒121の先端で持ち上げバー51,51’より接着剤付き単板A3,A3’を上昇させ、次に、支持台53,53aを元の位置に戻した後、シリンダ123を作動させて、丸棒121を元の位置に下降させ、接着剤付き単板A3,A3’を挿入板103の所定位置に載置する。
次に制御器からの信号で、図39に示すように、電動機115を駆動させてプーリー113を介して無端帯111を移動させ、図6に示す無端帯111の円錐状の貫通穴111aで挿入板103に一体化されている突部103aを移動させることで挿入板103を図39に示す矢印方向に移動させ、そして接着剤付き単板A3、a3’(図示せず)の繊維直交方向の端部が基準積層材1の繊維直交方向の端部に上下方向で一致したことを検出器116からの信号で判断し、制御器からの信号で、電動機115を停止させると共に、移動機構(図示せず)で移動支持台96a、96(図示せず)を矢印方向に移動させ、そして接着剤付き単板A6、A6’(図示せず)の繊維直交方向の単部が積層材1の繊維直交方向の端部に上下方向で一致する位置で停止させる。この状態で、図40に示す様に、上熱板155の右端部155aと基準積層材1の第7端面1n、接着剤付き単板A6の右端部と基準積層材1の第6端面1k及び接着剤付き単板A3の右端部と基準積層材1の第3端面1eとが上下方向でほぼ一致している。
次に制御器からの信号で、図41に示す様に、電動機93(図示せず),93a(図示せず)を作動させて、吸着部材87,87aを矢印方向に下降させ、接着剤付き単板A6の右側端部が基準積層材1の第6層の第6端面1kに対向したことを検出器95(図示せず)、95a(図示せず)からの信号で判断し、制御器からの信号で電動機93(図示せず),93a(図示せず)を停止させる。次いで吸着部材87,87aに連結されている開閉器を閉にして、該吸着部材87,87aによる接着剤付き単板A6、A6’の吸着を解放する。次に、制御器からの信号で、移動機構(図示せず)、回動部材(図示せず)により移動支持台96(図示せず)、96a(図示せず)、回転支持台91(図示せず)、91a(図示せず)を元に戻し、吸着部材87、87aを送りロール73(図示せず)の搬送路より下に戻す。
次に制御器からの信号で、図8に示す、シリンダ169の反ロッド側の入出口169aに連結されている電磁弁171を開作動させると共に、電動機161を駆動させて上熱板155を下降させると共に、図42に示す様に、シリンダ175を作動させて第1上補助熱板173を4ミリメートル下降させる。そして上熱板155の下面が基準積層材1の第6層の第6平面1mに当接したことを検出器165からの信号で判断し、制御器からの信号で、電動機165を停止させると共に、前記電磁弁を閉作動させる。この状態では、第1上補助熱板173が単板A5’の上面に接触している。
次に制御器からの信号で、図43に示すように、シリンダ145を作動させて、下熱板143を上昇させると共に、シリンダ149を作動させて第1下補助熱板147を4ミリメートル上昇させる。前記上昇に伴い挿入板103は下熱板143に持ち上げられ、前述と同様に無端帯111よりはずされる。そして、接着剤16が塗布されている接着剤付き単板A3の右端部は基準積層材1の第3層の第3端面1eと対向し、更に接着剤付き単板A3の右側は基準積層材1の第4層の第3平面1fと接着剤付き単板A4に跨る。
そして上熱板155、挿入板103を介する下熱板143、第1上補助熱板173及び第1下補助熱板147とで、接着剤付き単板A3,A3’、A4,A4’、A6,A6’の全面と単板A5,A5’と次に積層される第2平面1d、第6平面1mを1MPaの圧力で40秒から1分の間加熱圧締する。
次に上熱板155と下熱板143による加熱圧締の40秒から1分間が経過すると、制御器からの信号で、図8に示すシリンダ169の反ロッド側の入出口169aに連結されている電磁弁171を開作動させると共に、電動機161を逆駆動させて上熱板155を矢印方向の元の位置に上昇させると共に、シリンダ145を作動させて、下熱板143を矢印方向の元の位置に下降させる。前記下降に伴い挿入板103の突部103aは無端帯111の円錐状の貫通穴111aに係合する。
制御器からの信号で、前述と同様に、図44に示す様に、積層材1の第8端面1tが上下方向で上熱板の右端部155aに一致させた積層材1に接着剤付き単板A6’、A6と同様な動作で、接着剤付き単板A7、A7’を吸着部材87、87aで該接着剤付き単板A7の右端部が積層材1の第7端面1nに対向させて重ね、また第2層となる接着剤付き単板A2,A2’は前述の接着剤付き単板A3,A3’の場合と同様の動作で基準積層材1の下方に待機されている。
次に、制御器からの信号で前述と同様に吸着部材87、87aを元の位置に戻す。
次に制御器からの信号で、前述と同様に図8に示す、シリンダ169の反ロッド側の入出口169aに連結されている電磁弁171を開作動させると共に、図45に示す様に、電動機161を駆動させて上熱板155を下降させると共に、シリンダ179を作動させて第2上補助熱板177を8ミリメートル下降させる。そして上熱板155の下面が基準積層材1の第7層の第7平面1sに当接したことを検出器165からの信号で判断し、制御器からの信号で、電動機165を停止させると共に、前記電磁弁を閉作動させる。この状態では、第1上補助熱板173が接着剤付き単板A6’の上面、第2上補助熱板177が単板A5’の上面に接触している。そしてシリンダ145を作動させて、下熱板143を上昇させると共に、シリンダ153を作動させて第2下補助熱板151を8ミリメートル上昇させる。前記上昇に伴い挿入板103は下熱板143に持ち上げられ、前述と同様に無端帯111よりはずされる。そして、接着剤16が塗布されている接着剤付き単板A2の右端部は基準積層材1の第2層の第2端面1cと対向し、更に接着剤付き単板A2の右側は基準積層材1の第3層の第2平面1dと接着剤付き単板A3に跨る。また第1下補助熱板147が接着剤付き単板A3’の下面、第2下補助熱板151が接着剤付き単板A4’の下面に接触している。
そして上熱板155、挿入板103を介する下熱板143、第1上補助熱板173、第2上補助熱板177、第1下補助熱板147及び第2下補助熱板151とで、接着剤付き単板A2、A2’A3,A3’、A4,A4’、A5、A6,A6’、A7A7’の全面と単板A5と次に積層される第1平面1b、第7平面1sを1MPaの圧力で40秒から1分の間加熱圧締する。
次に上熱板155と下熱板143による加熱圧締の40秒から1分間が経過すると、制御器からの信号で、図8に示すシリンダ169の反ロッド側の入出口169aに連結されている電磁弁171を開作動させると共に、電動機161を逆駆動させて上熱板155を矢印方向の元の位置に上昇させると共に、シリンダ145を作動させて、下熱板143を矢印方向の元の位置に下降させる。前記下降に伴い挿入板103の突部103aは無端帯111の円錐状の貫通穴111aに係合する。
制御器からの信号で、前述と同様に、図46に示す様に、積層材1の第8端面1tが上下方向で上熱板の右端部155aより120ミリメートル上熱板155側に移動した積層材1に接着剤付き単板A7’、A7と同様な動作で、接着剤付き単板A8、A8’を吸着部材87、87aで該接着剤付き単板A8の右端部が積層材1の第8端面1tに対向させて重ね、また第1層となる接着剤付き単板A1,A1’は前述の接着剤付き単板A2,A2’の場合と同様の動作で基準積層材1の下方に待機されている。
制御器からの信号で前述と同様に吸着部材87、87aを元の位置に戻す。
次に制御器からの信号で、前述と同様に図8に示すように、シリンダ169の反ロッド側の入出口169aに連結されている電磁弁171を開作動させると共に、図47に示す様に、電動機161を駆動させて上熱板155を下降させる。そして上熱板155の下面が基準積層材1の最上層である第8層の面に当接したことを検出器165からの信号で判断し、制御器からの信号で、電動機165を停止させると共に、前記電磁弁を閉作動させる。この状態では、第1上補助熱板173が接着剤付き単板A7’の上面、第2上補助熱板177が接着剤付き単板A6’の上面に接触している。そしてシリンダ145を作動させて、下熱板143を上昇させると共に、シリンダ153を作動させて上昇させる。前記上昇に伴い挿入板103は下熱板143に持ち上げられ、前述と同様に無端帯111よりはずされる。そして、接着剤16が塗布されている接着剤付き単板A1の右端部は基準積層材1の第1層の第1端面1aと対向し、更に接着剤付き単板A1の右側は基準積層材1の第2層の第1平面1bと接着剤付き単板A2に跨る。また第1下補助熱板147が接着剤付き単板A2’の下面、第2下補助熱板151が接着剤付き単板A3’の下面に接触している。
そして上熱板155、挿入板103を介する下熱板143、第1上補助熱板173、第2上補助熱板177、第1下補助熱板147及び第2下補助熱板151とで、接着剤付き単板A1、A1’A2、A2’A3,A3’、A4、A5、A6、A7、A7’、A8、A8’の全面を1MPaの圧力で3分の間加熱圧締する。
次に上熱板155と下熱板143による加熱圧締の3分間が経過すると、制御器からの信号で、図8に示すシリンダ169の反ロッド側の入出口169aに連結されている電磁弁171を開作動させると共に、電動機161を逆駆動させて上熱板155を矢印方向の元の位置に上昇させると共に、シリンダ145を作動させて、下熱板143を矢印方向の元の位置に下降させる。前記下降に伴い挿入板103の突部103aは無端帯111の円錐状の貫通穴111aに係合する。更に、シリンダ149,153を作動させて第1下補助熱板147,第2下補助熱板151を元の位置に下降させると共に、シリンダ175,179を作動させて第1上補助熱板173,第2上補助熱板177を元の位置に上昇させる。
次に制御器からの信号で、図5に示すように、電動機115を逆駆動させて、前述と同様に挿入板103を移動させ、そして検出器117が挿入板103の左端を検出すると、検出信号が制御器に入力され、そして制御器からの信号で、電動機115を停止させる。更に図8に示す様に、電動機133を駆動させて、無端帯129を移動させる。そして、新たな基準積層材1’の第6層の第6端面1kが上下方向で上熱板155の右端部155aと略一致したことを検出器135からの信号で判断し、制御器からの信号で電動機133を停止させる。また図3に示す様にアーム30を元の位置に下降させる。以後図2、図3、図5、図6、図8、から図47を繰り返して、新たな8層を繊維方向に加えた基準積層材を製造する。
以上の実施例によれば、第1層から第8層の各層のジョイント部が上下方向で一致しないので積層材の強度を強くすることができる。
また、横定規、縦定規が終了した単板に対し、上下の熱板で加熱圧締するまでに、単板をある部材から他の部材に移動させるとき、単板の全体を上下移動のみで移動させるので、前記横定規、縦定規が狂わない。
また、また重ねた接着剤付き単板の全面を一度に、加熱された加圧体で直接又は間接に圧接して接着するので、接着不良が生じない。
更には、基準積層材1を左右方向に移動させる無端帯129等による移動方向の所定位置に、上熱板155、第1上補助熱板173及び第2上補助熱板177からなる上側熱板群と、下熱板143、第1下補助熱板147及び第2下補助熱板151からなる下側熱板群とを設け各単板を接着するので、単板を加熱する装置を一対の熱板群で行うことができ、装置が簡素化される。
尚、実施例では、上熱板155等の上側熱板群が上下移動自在に構成されているが、上熱板155等の上側熱板群を定位置に固定とし、基準積層材1を左右方向に移動させる無端帯129等を、電動機等により実施例と同様なネジ機構で任意の位置への上下移動及び停止自在とする構成であっても良い。即ち実施例で、各単板を接着するべく上熱板155が下降することで圧締している時の上熱板155と基準積層材1との位置関係と同じになるように、上熱板155等の上側熱板群に対し基準積層材1を必要な位置まで上下移動させてから停止待機させ、下熱板143等の下側熱板群を上昇させて実施例と同様に圧締して接着するのである。
尚、実施例では、単板を繊維方向に2枚連ねているが、2枚以上連ねるように構成しても良い。また連ねないで1枚の単板であっても良い。
また実施例での各単板は、単板の厚さ方向には1枚の単板としたものを用いたが、厚さが薄ければ厚さ方向に接着剤を介して重ね合わせた複数枚の単板であってもよい。
尚、実施例では、図7に示すように、基準積層材1は繊維方向に対する端面は、ほぼ直角であるが、第1層から第5層は下向きのスカーフ面で、第6層から第8層は上向きのスカーフ面を有する基準積層材であっても良い。そして、繊維方向両端がスカーフ切断されている単板5を同様な動作で積層しても良い。
尚、実施例では、単板の厚みは4ミリメートルで、また各層間のずれは120ミリメートル(厚み4ミリメートル×30)、170(120+50)ミリメートルであるが、同寸法に限定されるものではない。
尚、実施例では、上下に夫々2カ所補助熱板を配備しているが、1カ所以上であっても、無しであっても良い。但し、補助熱板の個数を増すごとに、中間での40秒から1分の加熱圧締時間が少なくできる。
尚、実施例では、上熱板155を電動機161により所定位置に下降させると共に、元の位置に上昇させる構成・作用であり、また下熱板143は単にシリンダ145で上昇下降させているが、下記のようでも良い。
上熱板を単にシリンダで上昇下降させる構成・作用とし、下熱板を実施例のように電動機によるネジ機構で上昇下降させると共にシリンダの反ロッド側の入出口に電磁弁を連結し、同様な構成・作用としても良い。
尚、実施例では、基準積層材の各端面に単板及び接着剤付き単板の右端部を対向させているが、若干重ねても良い。
尚、実施例では、基材の1例としての基準積層材の厚み方向の表裏両側に繊維方向をずらして板状体の1例としての単板を重ねて加熱圧締し、それを複数回繰り返して8層の積層材を製造しているが、8層に限定されるものではなく、2層以上であれば良いし、また重ねる材料は1種類に限定されるものではなく異種類の材料を任意に組み合わせて重ねても良い。
従来装置の概略図である。 発明の実施例の概略平面図である。 図2の一部省略AA視図である。 図3の一部省略BB視図である。 図2の一部省略CDEF視図である。 図2の一部省略GG視図である。 基準積層材の概略図である。 図2の一部省略HH視図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。 発明の実施例の作動説明図である。
符号の説明
1・・・・・基準積層材
103・・・挿入板
143・・・下熱板
155・・・上熱板

Claims (7)

  1. 積層材に接着する単板より大きな圧締面を有する上下移動自在な加熱されている一対の熱板と、
    上側の熱板を任意な位置に上下移動・停止させる上下移動機構と、
    熱板に略平行方向の一方より一対の熱板の圧締範囲内の任意な位置から圧締範囲外の任意な位置間で積層材を移動・停止自在な搬送機構と、
    接着剤が塗布された単板を接着剤側を下側にした状態で積層材の上方より下降させて重ねる重ね機構と、
    熱板に略直交方向の一方より一対の熱板の圧締範囲内の所定位置から圧締範囲外の所定位置へ移動自在且つ熱板の圧締面より大きい外形の面を有する挿入板と、
    挿入板の上昇移動で挿入板と分離し且つ分離した状態からの挿入板の下降移動で挿入板と係合し、更に挿入板を熱板の圧締範囲内の所定位置から圧締範囲外の所定位置間を往復移動させる移動機構と、
    圧締範囲以外の所定位置に停止している挿入板の所定位置に、接着剤側を上にした単板及び/又は接着剤が塗布されてない単板を上方より下降させて載置する載置機構と、
    略中間層の最も突出している上第1端面より最上層へ順に階段状にずれる上第2端面、上第3端面・・・・上第N端面と、
    そして繊維方向へ上第1端面から上第2端面に渡る上第1平面、上第2端面から上第3端面に渡る上第2平面、上第3端面から上第4端面に渡る上第3平面・・・・上第(N−1)平面と、
    上第1端面より最下層へ順に逆さま階段状にずれる下第1端面、下第2端面、下第3端面・・・・下第N端面と、
    そして繊維方向へ上第1端面から下第1端面に渡る下第1平面、下第1端面から下第2端面に渡る下第2平面、下第2端面から下第3端面に渡る下第3平面・・・・下第N平面と、を有し、
    更に上第2平面、上第3平面・・・・上第(N−1)平面、下第1平面、下第2平面、下第3平面・・・・下第N平面は繊維方向に略同じ長さで、上第1平面は前記長さより大きい長さの積層材1を、
    一対の熱板が互いに離れる上下方向に移動待機状態の時、搬送部材で下第1端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させ、
    また接着剤側を上にした下A1単板の積層材1側の繊維方向端部より接着剤が塗布されてない上A1単板を反積層材1側に下第1平面と同じ長さずらした状態且つ下A1単板の上に上A1単板の繊維直交方向の端部が一致して重なる状態の該上A1単板と該下A1単板を載置機構で下A1単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第1端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
    次に下A1単板及び上A1単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
    次に上熱板が上第1平面に当接する位置まで上下移動機構で上熱板を下降させて停止させ、
    次に下熱板を上昇させて下A1単板を下第1平面と上A1単板とに跨げ、移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第1所定時間加熱圧締させ、
    次に第1所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
    次に搬送部材で下第2端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
    次に接着剤側を上にした下A2単板を載置機構で該下A2単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第2端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
    次に、積層材1の上第2端面に接着剤が下側の上A2単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上A2単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上A2単板を上第1平面と上A1単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上A2単板を重ねると共に、下A2単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
    次に上熱板が上第2平面に当接する位置まで上下移動機構で上熱板を下降させて停止させ、
    次に下熱板を上昇させて下A2単板を下第2平面と下A1単板とに跨げ、移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第2所定時間加熱圧締させ、
    次に第2所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
    次に搬送部材で下第3端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
    次に接着剤側を上にした下A3単板を載置機構で該下A3単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第3端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
    次に、積層材1の上第3端面に接着剤が下側の上A3単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上A3単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上A3単板を上第2平面と上A2単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上A3単板を重ねると共に、下A3単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
    次に上熱板が上第3平面に当接する位置まで上下移動機構で上熱板を下降させて停止させ、
    次に下熱板を上昇させて下A3単板を下第3平面と下A2単板とに跨げ、移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第2所定時間加熱圧締させ、
    次に前記上A3単板と前記下A3単板と同様な動作をくりかえして、最上層の1層前の上A(N−1)単板と最下層の1層前の下A(N−1)単板を第2所定時間加熱圧締した後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
    次に搬送部材で下第N端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
    次に接着剤側を上にした最下層の下AN単板を載置機構で該下AN単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第N端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
    次に、積層材1の上第N端面に接着剤が下側の最上層の上AN単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上AN単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上AN単板を上第(N−1)平面と上A(N−1)単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上AN単板を重ねると共に、下AN単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
    次に上熱板が上AN単板に当接する位置まで上下移動機構で上熱板を下降させて停止させ、
    次に下熱板を上昇させて下AN単板を下第N平面と下A(N−1)単板とに跨げ、移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第1所定時間加熱圧締させ、
    次に第1所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
    次に積層材1に新たな8層が繊維方向に積層された積層材A1の下第1端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材A1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
    次に上A1単板・・・上AN単板及び下A1単板・・・下AN単板と同様な動作を繰り返す制御器と、
    で構成する積層材の製造装置。
  2. 積層材に接着する単板より大きな圧締面を有する上下移動自在な加熱されている一対の熱板と、
    上側の熱板を任意な位置に上下移動・停止させる上下移動機構と、
    熱板に略平行方向の一方より一対の熱板の圧締範囲内の任意な位置で積層材を移動・停止自在な搬送機構と、
    接着剤が塗布された単板を接着剤側を下側にした状態で積層材の上方より下降させて重ねる重ね機構と、
    熱板に略直交方向の一方より一対の熱板の圧締範囲内の所定位置から圧締範囲外の所定位置へ移動自在且つ熱板の圧締面より大きい外形の面を有する挿入板と、
    挿入板の上昇移動で挿入板と分離し且つ分離した状態からの挿入板の下降移動で挿入板と係合し、更に挿入板を熱板の圧締範囲内の所定位置から圧締範囲外の所定位置間を往復移動させる移動機構と、
    圧締範囲以外の所定位置に停止している挿入板の所定位置に、接着剤側を上にした単板及び/又は接着剤が塗布されてない単板を上方より下降させて載置する載置機構と、
    略中間層の最も突出している上第1端面より最上層へ順に階段状にずれる上第2端面、上第3端面・・・・上第N端面と、
    そして繊維方向へ上第1端面から上第2端面に渡る上第1平面、上第2端面から上第3端面に渡る上第2平面、上第3端面から上第4端面に渡る上第3平面・・・・上第(N−1)平面と、
    上第1端面より最下層へ順に逆さま階段状にずれる下第1端面、下第2端面、下第3端面・・・・下第N端面と、
    そして繊維方向へ上第1端面から下第1端面に渡る下第1平面、下第1端面から下第2端面に渡る下第2平面、下第2端面から下第3端面に渡る下第3平面・・・・下第N平面と、を有し、
    更に上第2平面、上第3平面・・・・上第(N−1)平面、下第1平面、下第2平面、下第3平面・・・・下第N平面は繊維方向に略同じ長さで、上第1平面は前記長さより大きい長さの積層材1を、
    一対の熱板が互いに離れる上下方向に移動待機状態の時、搬送部材で下第1端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させ、
    また接着剤側を上にした下A1単板の積層材1側の繊維方向端部より接着剤が塗布されてない上A1単板を反積層材1側に下第1平面と同じ長さずらした状態且つ下A1単板の上に上A1単板の繊維直交方向の端部が一致して重なる状態の該上A1単板と該下A1単板を載置機構で下A1単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第1端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
    次に下A1単板及び上A1単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
    次に上熱板が上第1平面に当接する位置まで上下移動機構で上熱板を下降させて停止させ、
    次に下熱板を上昇させて下A1単板を下第1平面と上A1単板とに跨げ、移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第1所定時間加熱圧締させ、
    次に第1所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
    次に搬送部材で下第2端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
    次に接着剤側を上にした下A2単板を載置機構で該下A2単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第2端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
    次に、積層材1の上第2端面に接着剤が下側の上A2単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上A2単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上A2単板を上第1平面と上A1単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上A2単板を重ねると共に、下A2単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
    次に上熱板が上第2平面に当接する位置まで上下移動機構で上熱板を下降させて停止させ、
    次に下熱板を上昇させて下A2単板を下第2平面と下A1単板とに跨げ、移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第2所定時間加熱圧締させ、
    次に第2所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
    次に搬送部材で下第3端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
    次に接着剤側を上にした下A3単板を載置機構で該下A3単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第3端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
    次に、積層材1の上第3端面に接着剤が下側の上A3単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上A3単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上A3単板を上第2平面と上A2単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上A3単板を重ねると共に、下A3単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
    次に上熱板が上第3平面に当接する位置まで上下移動機構で上熱板を下降させて停止させ、
    次に下熱板を上昇させて下A3単板を下第3平面と下A2単板とに跨げ、移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第2所定時間加熱圧締させ、
    次に前記上A3単板と前記下A3単板と同様な動作をくりかえして、最上層の1層前の上A(N−1)単板と最下層の1層前の下A(N−1)単板を第2所定時間加熱圧締した後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
    次に搬送部材で下第N端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
    次に接着剤側を上にした最下層の下AN単板を載置機構で該下AN単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第N端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
    次に、積層材1の上第N端面に接着剤が下側の最上層の上AN単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上AN単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上AN単板を上第(N−1)平面と上A(N−1)単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上AN単板を重ねると共に、下AN単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
    次に上熱板が上AN単板に当接する位置まで上下移動機構で上熱板を下降させて停止させ、
    次に下熱板を上昇させて下AN単板を下第N平面と下A(N−1)単板とに跨げ、移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第1所定時間加熱圧締させ、
    次に第1所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
    次に積層材1に新たな8層が繊維方向に積層された積層材A1の下第1端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材A1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
    次に上A1単板・・・上AN単板及び下A1単板・・・下AN単板と同様な動作を繰り返す制御器と、
    で構成する積層材の製造装置。
  3. 積層材に接着する単板より大きな圧締面を有する上下移動自在な加熱されている一対の熱板と、
    下側の熱板を任意な位置に上下移動・停止させる上下移動機構と、
    熱板に略平行方向の一方より一対の熱板の圧締範囲内の任意な位置から圧締範囲外の任意な位置間で積層材を移動・停止自在な搬送機構と、
    接着剤が塗布された単板を接着剤側を下側にした状態で積層材の上方より下降させて重ねる重ね機構と、
    熱板に略直交方向の一方より一対の熱板の圧締範囲内の所定位置から圧締範囲外の所定位置へ移動自在且つ熱板の圧締面より大きい外形の面を有する挿入板と、
    挿入板の上昇移動で挿入板と分離し且つ分離した状態からの挿入板の下降移動で挿入板と係合し、更に挿入板を熱板の圧締範囲内の所定位置から圧締範囲外の所定位置間を往復移動させる移動機構と、
    圧締範囲以外の所定位置に停止している挿入板の所定位置に、接着剤側を上にした単板及び/又は接着剤が塗布されてない単板を上方より下降させて載置する載置機構と、
    略中間層の最も突出している上第1端面より最上層へ順に階段状にずれる上第2端面、上第3端面・・・・上第N端面と、
    そして繊維方向へ上第1端面から上第2端面に渡る上第1平面、上第2端面から上第3端面に渡る上第2平面、上第3端面から上第4端面に渡る上第3平面・・・・上第(N−1)平面と、
    上第1端面より最下層へ順に逆さま階段状にずれる下第1端面、下第2端面、下第3端面・・・・下第N端面と、
    そして繊維方向へ上第1端面から下第1端面に渡る下第1平面、下第1端面から下第2端面に渡る下第2平面、下第2端面から下第3端面に渡る下第3平面・・・・下第N平面と、を有し、
    更に上第2平面、上第3平面・・・・上第(N−1)平面、下第1平面、下第2平面、下第3平面・・・・下第N平面は繊維方向に略同じ長さで、上第1平面は前記長さより大きい長さの積層材1を、
    一対の熱板が互いに離れる上下方向に移動待機状態の時、搬送部材で下第1端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させ、
    また接着剤側を上にした下A1単板の積層材1側の繊維方向端部より接着剤が塗布されてない上A1単板を反積層材1側に下第1平面と同じ長さずらした状態且つ下A1単板の上に上A1単板の繊維直交方向の端部が一致して重なる状態の該上A1単板と該下A1単板を載置機構で下A1単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第1端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
    次に下A1単板及び上A1単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
    次に挿入板上の下A1単板が下第1平面と下A1単板とに跨いで前記下第1平面に当接するまで挿入板を持ち上げる下熱板を上下移動機構で上昇させて停止させ、
    次に上熱板を下降させて移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第1所定時間加熱圧締させ、
    次に第1所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
    次に搬送部材で下第2端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
    次に接着剤側を上にした下A2単板を載置機構で該下A2単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第2端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
    次に、積層材1の上第2端面に接着剤が下側の上A2単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上A2単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上A2単板を上第1平面と上A1単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上A2単板を重ねると共に、下A2単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
    次に挿入板上の下A2単板が下第2平面と下A1単板とに跨いで前記下第2平面に当接するまで挿入板を持ち上げる下熱板を上下移動機構で上昇させて停止させ、
    次に上熱板を下降させて移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第2所定時間加熱圧締させ、
    次に第2所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
    次に搬送部材で下第3端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
    次に接着剤側を上にした下A3単板を載置機構で該下A3単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第3端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
    次に、積層材1の上第3端面に接着剤が下側の上A3単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上A3単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上A3単板を上第2平面と上A2単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上A3単板を重ねると共に、下A3単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
    次に挿入板上の下A3単板が下第3平面と下A2単板とに跨いで前記下第3平面に当接するまで挿入板を持ち上げる下熱板を上下移動機構で上昇させて停止させ、
    次に上熱板を下降させて移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第2所定時間加熱圧締させ、
    次に前記上A3単板と前記下A3単板と同様な動作をくりかえして、最上層の1層前の上A(N−1)単板と最下層の1層前の下A(N−1)単板を第2所定時間加熱圧締した後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
    次に搬送部材で下第N端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
    次に接着剤側を上にした最下層の下AN単板を載置機構で該下AN単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第N端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
    次に、積層材1の上第N端面に接着剤が下側の最上層の上AN単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上AN単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上AN単板を上第(N−1)平面と上A(N−1)単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上AN単板を重ねると共に、下AN単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
    次に挿入板上の下AN単板が下第N平面と下A(N−1)単板とに跨いで前記下第N平面に当接するまで挿入板を持ち上げる下熱板を上下移動機構で上昇させて停止させ、
    次に上熱板を下降させて移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第2所定時間加熱圧締させ、
    次に第1所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
    次に積層材1に新たな8層が繊維方向に積層された積層材A1の下第1端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材A1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
    次に上A1単板・・・上AN単板及び下A1単板・・・下AN単板と同様な動作を繰り返す制御器と、
    で構成する積層材の製造装置。
  4. 積層材に接着する単板より大きな圧締面を有する上下移動自在な加熱されている一対の熱板と、
    下側の熱板を任意な位置に上下移動・停止させる上下移動機構と、
    熱板に略平行方向の一方より一対の熱板の圧締範囲内の任意な位置で積層材を移動・停止自在な搬送機構と、
    接着剤が塗布された単板を接着剤側を下側にした状態で積層材の上方より下降させて重ねる重ね機構と、
    熱板に略直交方向の一方より一対の熱板の圧締範囲内の所定位置から圧締範囲外の所定位置へ移動自在且つ熱板の圧締面より大きい外形の面を有する挿入板と、
    挿入板の上昇移動で挿入板と分離し且つ分離した状態からの挿入板の下降移動で挿入板と係合し、更に挿入板を熱板の圧締範囲内の所定位置から圧締範囲外の所定位置間を往復移動させる移動機構と、
    圧締範囲以外の所定位置に停止している挿入板の所定位置に、接着剤側を上にした単板及び/又は接着剤が塗布されてない単板を上方より下降させて載置する載置機構と、
    略中間層の最も突出している上第1端面より最上層へ順に階段状にずれる上第2端面、上第3端面・・・・上第N端面と、
    そして繊維方向へ上第1端面から上第2端面に渡る上第1平面、上第2端面から上第3端面に渡る上第2平面、上第3端面から上第4端面に渡る上第3平面・・・・上第(N−1)平面と、
    上第1端面より最下層へ順に逆さま階段状にずれる下第1端面、下第2端面、下第3端面・・・・下第N端面と、
    そして繊維方向へ上第1端面から下第1端面に渡る下第1平面、下第1端面から下第2端面に渡る下第2平面、下第2端面から下第3端面に渡る下第3平面・・・・下第N平面と、を有し、
    更に上第2平面、上第3平面・・・・上第(N−1)平面、下第1平面、下第2平面、下第3平面・・・・下第N平面は繊維方向に略同じ長さで、上第1平面は前記長さより大きい長さの積層材1を、
    一対の熱板が互いに離れる上下方向に移動待機状態の時、搬送部材で下第1端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させ、
    また接着剤側を上にした下A1単板の積層材1側の繊維方向端部より接着剤が塗布されてない上A1単板を反積層材1側に下第1平面と同じ長さずらした状態且つ下A1単板の上に上A1単板の繊維直交方向の端部が一致して重なる状態の該上A1単板と該下A1単板を載置機構で下A1単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第1端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
    次に下A1単板及び上A1単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
    次に挿入板上の下A1単板が下第1平面と下A1単板とに跨いで前記下第1平面に当接するまで挿入板を持ち上げる下熱板を上下移動機構で上昇させて停止させ、
    次に上熱板を下降させて移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第1所定時間加熱圧締させ、
    次に第1所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
    次に搬送部材で下第2端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
    次に接着剤側を上にした下A2単板を載置機構で該下A2単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第2端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
    次に、積層材1の上第2端面に接着剤が下側の上A2単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上A2単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上A2単板を上第1平面と上A1単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上A2単板を重ねると共に、下A2単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
    次に挿入板上の下A2単板が下第2平面と下A1単板とに跨いで前記下第2平面に当接するまで挿入板を持ち上げる下熱板を上下移動機構で上昇させて停止させ、
    次に上熱板を下降させて移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第2所定時間加熱圧締させ、
    次に第2所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
    次に搬送部材で下第3端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
    次に接着剤側を上にした下A3単板を載置機構で該下A3単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第3端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
    次に、積層材1の上第3端面に接着剤が下側の上A3単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上A3単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上A3単板を上第2平面と上A2単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上A3単板を重ねると共に、下A3単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
    次に挿入板上の下A3単板が下第3平面と下A2単板とに跨いで前記下第3平面に当接するまで挿入板を持ち上げる下熱板を上下移動機構で上昇させて停止させ、
    次に上熱板を下降させて移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第2所定時間加熱圧締させ、
    次に前記上A3単板と前記下A3単板と同様な動作をくりかえして、最上層の1層前の上A(N−1)単板と最下層の1層前の下A(N−1)単板を第2所定時間加熱圧締した後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
    次に搬送部材で下第N端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
    次に接着剤側を上にした最下層の下AN単板を載置機構で該下AN単板の積層材1側の端部が上下方向で前記下第N端面に略一致する状態に挿入板の上に載置させ、
    次に、積層材1の上第N端面に接着剤が下側の最上層の上AN単板の積層材1側の端部が対向し、更に積層材1の繊維直交方向の端部に該上AN単板の繊維直交方向の端部が上下方向で一致する状態で、更に上AN単板を上第(N−1)平面と上A(N−1)単板とに跨いで当接する状態に重ね機構で該上AN単板を重ねると共に、下AN単板の繊維直交方向の端部が上下方向で積層材1の繊維直交方向の端部に略一致するまで移動機構で挿入板を熱板の圧諦範囲以内に移動させて停止させ、
    次に挿入板上の下AN単板が下第N平面と下A(N−1)単板とに跨いで前記下第N平面に当接するまで挿入板を持ち上げる下熱板を上下移動機構で上昇させて停止させ、
    次に上熱板を下降させて移動機構と分離した挿入板を介して一対の熱板で第2所定時間加熱圧締させ、
    次に第1所定時間が経過後、上下移動機構で上熱板を元の位置に上昇させると共に下熱板を元の位置に下降させ、
    次に積層材1に新たな8層が繊維方向に積層された積層材A1の下第1端面が熱板の圧締範囲の一方より所定距離圧締範囲内に達するまで搬送機構で積層材A1を移動させて停止させると共に、移動機構で該移動機構と係合した挿入板を圧締範囲外の所定位置に移動させ、
    次に上A1単板・・・上AN単板及び下A1単板・・・下AN単板と同様な動作を繰り返す制御器と、
    で構成する積層材の製造装置。
  5. 上下一対の加圧体であって少なくとも一方が上下動自在で且つ少なくとも下側の加圧体が加熱されている該一対の加圧体により、基材の少なくとも下面に板状体を熱硬化性接着剤を介して圧締して接着する際、
    該一対の加圧体に対し水平方向に離れた箇所にあり且つ上面に接着剤が塗布された板状体が所定位置に載せられた挿入板を、水平方向に移動させて、該一対の加圧体の間であって基材の下方で該基材に該板状体が対向する設定位置で停止待機させ、
    次いで該一対の加圧体の少なくとも一方の上下動により、該基材と該板状体とを圧締する板状体の接着方法。
  6. 上下一対の加圧体であって少なくとも一方が上下動自在で且つ少なくとも下側の加圧体が加熱されている該一対の加圧体により、基材の少なくとも下面に板状体を熱硬化性接着剤を介して圧締して接着する際、
    基材を該一対の加圧体の間の設定位置で待機させること
    及び、該一対の加圧体に対し水平方向に離れた箇所にあり且つ上面に接着剤が塗布された板状体が所定位置に載せられた挿入板を、水平方向に移動させて、該一対の加圧体の間であって基材の下方で該基材に該板状体が対向する設定位置で停止待機させることの両方を、同時に或いは一方を先に行い、
    次いで該一対の加圧体の少なくとも一方の上下動により、該基材と該板状体とを圧締する板状体の接着方法。
  7. 上下一対の加圧体であって少なくとも一方が上下動自在で且つ少なくとも下側の加圧体が加熱されている該一対の加圧体により、基材の少なくとも下面に板状体を熱硬化性接着剤を介して圧締して接着する方法において、
    該一対の加圧体の少なくとも一方の上下動により、基材と板状体とを圧締するまでに、
    基材を該一対の加圧体の間の設定位置で待機させること
    及び、該一対の加圧体に対し水平方向に離れた箇所にあり且つ上面に接着剤が塗布された板状体が所定位置に載せられた挿入板を、水平方向に移動させて、該一対の加圧体の間であって基材の下方で該基材に該板状体が対向する設定位置で停止待機させることを行う板状体の接着方法。
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