JP4341662B2 - 映像合成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、キーイングによって映像を合成する映像合成装置に関する。
テレビジョン放送局や映像編集の現場においては、エフェクトスイッチャーと呼ばれる映像合成装置を用いて、キーイングと呼ばれる特殊効果が施されている。キーイングとは、背景映像(画面を構成する主な映像信号)のうち、キーソース信号(信号レベルが所定の閾値以上である部分を、映像を重畳する領域として指定する映像信号)によって指定される領域に、キーフィル信号(背景映像に前景として重ねる映像信号)を重畳する処理である。
図1は、従来のエフェクトスイッチャーにおける、キーイングのための回路を示す図である。キー映像選択スイッチ51とキー加工回路52との組み合わせ(この組み合わせを「キーヤー」と呼んでいる)が4組設けられるとともに、映像合成回路53と背景映像選択スイッチ54とが設けられている。
各組のキーヤーにおいて、キー映像選択スイッチ51は、外部のビデオカメラやVTR等から入力ラインI1〜I9に入力する映像信号の中から、それぞれキーイングに用いる映像信号を選択するためのスイッチであり、キーフィル信号を選択するスイッチ51aと、キーソース信号を選択するスイッチ51bとで構成されている。
キー映像選択スイッチ51によって選択されたキーフィル信号及びキーソース信号は、キー加工回路52に送られる。キー加工回路52は、このキーフィル信号及びキーソース信号を、各種のパラメータ(例えば、背景映像に対するキーフィル信号の濃度を調整する値や、キーソース信号の閾値を調整する値や、キーソース信号の位置を調整する値や、キーフィル信号の縮小率を調整する値や、背景映像との境界線に関する調整値等)に基づき、キーイングに適するように調整・加工する。
各組のキーヤーのキー加工回路52によって調整・加工されたキーフィル信号及びキーソース信号は、映像合成回路53に送られる。また、映像合成回路53には、入力ラインI1〜I9に入力する映像信号の中から背景映像選択スイッチ54によって選択された背景映像が送られる。映像合成回路53は、各組のキーヤーからのキーフィル信号及びキーソース信号について、当該キーソース信号をキー値(合成の濃度・アルファ)として使って当該キーフィル信号を前景映像として背景映像に重畳する処理を行う。
1つのキー加工回路52から映像合成回路53に送ることのできるキーフィル信号・キーソース信号の組は1組だけであり、したがって、1組のキーヤーによって一度に背景映像に重畳させることのできる前景映像は1つだけである。
また、本出願人は、オペレータがキーフィル信号・キーソース信号の組を複数の選択枝の中から容易に選択できるようにした発明を提案済みであるが、その発明でも、一度に選択できるキーフィル信号・キーソース信号の組は1組であり、したがって、1組のキーヤーよって一度に背景映像に重畳させることのできる前景映像はやはり1つだけであった(特許文献1参照)。
テレビジョン放送では、例えば、現在の時刻を画面中の右上の位置に表示し、番組ロゴを画面中の左上の位置に表示し、解説の字幕を画面中の下側の位置に表示するといったように、複数の前景映像を同時に背景映像に重畳することが少なくない。そうした場合、図1のエフェクトスイッチャーでは、1組のキーヤーが、現在の時刻を重畳するためのキーフィル信号及びキーソース信号を映像合成回路53に送り、別の1組のキーヤーが、番組ロゴを重畳するためのキーフィル信号及びキーソース信号を映像合成回路53に送り、さらに別のキーヤーが、解説の字幕を重畳するためのキーフィル信号及びキーソース信号を映像合成回路53に送る、というように、各キーヤーが、それぞれ1つずつの前景映像を重畳するためのキーフィル信号・キーソース信号の組を映像合成回路53に送ることになる。
特開2002−185851号公報
ところで、近年、テレビジョン放送では、映像信号の高精細化という技術的な理由や、放送する番組の付加価値の向上という商業的な目的により、前述の時刻,番組ロゴ及び字幕の例のような3つの前景映像よりもさらに多数の前景映像を同時に背景映像に重畳することが求められている。
前景映像の多くは画面中の一部分の領域のみを占めるものであるが、図1に示した従来のエフェクトスイッチャーでは、1つの前景映像に1組ずつのキーヤーを割り当てなければならないので、多数の前景映像を同時に重畳するためには、図示しているような4組のキーヤーよりもさらに多数のキーヤーを設けることが必要になる。また、映像合成回路53の回路規模も、多数のキーヤーからの信号を処理できるように大規模化する必要がある。さらに、オペレータが、多数のキー映像選択スイッチ51で映像信号を選択する操作を行うことが必要になる。そのため、装置が高価になるとともに、操作が難しくなってしまう。
本発明は、上述の点に鑑み、1組のキーヤーで、複数の前景映像を同時に背景映像に重畳することのできる映像合成装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る映像合成装置は、
複数の入力ラインに入力する映像信号の中から、キーイングに用いる映像信号を選択するためのキー映像選択手段と、
背景映像を選択するための背景選択手段と、
このキー映像選択手段によって選択された映像信号を加工するキー加工手段と、
このキー加工手段によって加工された映像信号を用いて、この背景選択手段によって選択された背景映像に前景映像を重畳する映像合成手段と
を備えた映像合成装置において、
フレームメモリと、
画面の一部分ずつの領域を指定するための部分指定手段と、
このフレームメモリの記憶領域のうち、この部分指定手段によって指定された画面中の領域に対応する記憶領域のみへの書き込みを行う書き込み手段と
前記書き込み手段へ実行の合図を操作入力できる書き込みトリガ操作入力手段と
を設け、
このキー映像選択手段によって選択された映像信号が、このキー加工手段に送られ、
このキー加工手段によって加工された映像信号が、この書き込み手段に送られて前記書き込みトリガ操作入力手段からの入力を合図としてこのフレームメモリに書き込まれ、
このフレームメモリの全ての記憶領域から読み出された映像信号が、この映像合成手段に送られる
ことを特徴とする。
この映像合成装置では、キー映像選択手段,キー加工手段によってそれぞれ選択,加工されたキーイング用の映像信号のうち、部分指定手段で指定された画面中の一部分の領域のみの映像信号が、書き込みトリガ操作入力手段からの入力を合図として書き込み手段によってフレームメモリに書き込まれる。そして、このフレームメモリ全体から読み出された映像信号を用いて、映像合成手段によって背景映像に前景映像が重畳される。
ここで、前景映像の多くは画面中の一部分の領域のみを占めるので、或る1つの前景映像を重畳するための映像信号をキー映像選択手段で選択するとともに当該前景映像が占める領域を部分指定手段で指定してフレームメモリに書き込みを行わせた後、別の領域を占める前景映像を重畳するための映像信号をキー映像選択手段で選択するとともに当該別の領域を部分指定手段で指定して、書き込みトリガ操作入力手段からの入力を合図としてフレームメモリに書き込みを行わせる、という過程を繰り返すことにより、複数の前景映像のためのキーフィル信号及びキーソース信号が、これらのフレームメモリの互いに異なる記憶領域に書き込まれていく。したがって、このフレームメモリの全体の記憶領域から読み出した映像信号を映像合成手段に送ることにより、複数の前景映像を同時に背景映像に重畳することができる。
これにより、1組のキーヤー(1つのキー映像選択手段とキー加工手段との組合せ)
で、複数の前景映像を同時に背景映像に重畳することができる。
本発明によれば、キーイングに用いる映像信号を選択するためのキー映像選択手段と、
背景映像を選択するための背景選択手段と、キー映像選択手段によって選択された映像を加工するキー加工手段と、キー加工手段によって加工された映像を用いて、背景選択手段によって選択された背景映像に前景映像を重畳する映像合成手段とを備えた映像合成装置において、1組のキーヤー(1つのキー映像選択手段とキー加工手段との組合せ)で、複数の前景映像を同時に背景映像に重畳することができるという効果が得られる。
以下、本発明の実施形態を、図面を用いて説明する。
〔本発明を適用したエフェクトスイッチャー〕
図2は、本発明を適用したエフェクトスイッチャーの全体構成例を示すブロック図である。このエフェクトスイッチャーでは、主ユニット1と操作パネル2とが、例えばLAN(ローカルエリアネットワーク)のような通信路3で接続されている。
主ユニット1には、キー映像選択スイッチ4とキー加工回路5との組み合わせであるキーヤーが4組設けられるとともに、背景映像選択スイッチ9及び10と、映像合成回路11と、主ユニット1内の各部を制御するマイクロコンピュータ12とが設けられている(マイクロコンピュータ12と主ユニット1内の各部とを結ぶ制御信号線は、図示を省略している。)
各組のキーヤーには、書き込み回路6とフレームメモリ7,8とがそれぞれ付属して設けられている。フレームメモリ7,8は、例えばDDR(Double Data Rate)SRAMを用いたグラフィックスメモリである。
各組のキーヤーにおいて、キー映像選択スイッチ4は、外部のビデオカメラやVTR等から入力ラインI1〜I9に入力する映像信号の中から、それぞれキーイングに用いる映像信号を選択するためのスイッチであり、キーフィル信号(背景映像に前景として重ねる映像信号)を選択するスイッチ4aと、キーソース信号(信号レベルが所定の閾値以上である部分を、映像を重畳する領域として指定する映像信号、また前景の濃度とする映像信号)を選択するスイッチ4bとで構成されている。
キー映像選択スイッチ4によって選択されたキーフィル信号及びキーソース信号は、キー加工回路5に送られる。キー加工回路5は、このキーフィル信号及びキーソース信号を、各種のパラメータ(例えば、背景映像に対するキーフィル信号の濃度を調整する値や、キーソース信号のどの映像成分を濃度(出力するキーソース信号)とするかの選択指定や、キーソース信号の閾値を調整する値や、キーソース信号の位置を調整する値や、キーフィル信号及びキーソース信号の縮小率を調整する値や、背景映像との境界線に関する調整値等)に基づき、キーイングに適するように調整・加工する。
キー加工回路5によって調整・加工されたキーフィル信号及びキーソース信号は、書き込み回路6に送られる。書き込み回路6は、キー加工回路5からのキーフィル信号,キーソース信号を、フレームメモリ7,8内の記憶領域のうち、マイクロコンピュータ12によって指定された記憶領域のみにそれぞれ書き込む回路である。
各組のキーヤーに付属したフレームメモリ7,8からは、毎フレーム、それぞれ全ての記憶領域から読み出されたキーフィル信号,キーソース信号が映像合成回路11に送られる。
背景映像選択スイッチ9は、入力ラインI1〜I9に入力する映像信号の中から、現在表示させる背景映像であるプログラム映像を選択するためのスイッチである。背景映像選択スイッチ10は、入力ラインI1〜I9に入力する映像信号の中から、次に表示させようとする背景映像であるリセット映像を選択するためのスイッチである。背景映像選択スイッチ9,10によって選択されたプログラム映像,リセット映像は、映像合成回路11に送られる。
映像合成回路11は、各組のキーヤーに付属したフレームメモリ7及び8からのキーフィル信号及びキーソース信号について、当該キーソース信号をキー値(合成の濃度・アルファ)として使って当該キーフィル信号を前景映像としてプログラム映像に重畳する処理を行う。
映像合成回路11によって前景映像を重畳されたプログラム映像は、プログラム出力ラインout1から外部に出力される。また映像合成回路11に送られたリセット映像は、そのままプレビュー出力ラインout2から外部に出力される。
操作パネル2には、オペレータが操作するための操作部13がパネル面上に設けられるとともに、マイクロコンピュータ14が設けられている。
操作部13には、各組のキーヤー毎のキー選択ボタン(キー映像選択スイッチ4でキーフィル信号及びキーソース信号を選択させるためのボタン)や、各背景映像選択スイッチ9,10毎の背景選択ボタンや、GUI(グラフィカルユーザインタフェース)のためのディスプレイ,ポインティングデバイス及びボタン等が配置されている。
この操作部13のGUIは、各種パラメータ(例えば、各組のキーヤーのキー加工回路5でキーフィル信号及びキーソース信号を調整・加工するためのパラメータ等)を入力するために用いられる以外に、各組のキーヤー毎に画面中の一部分ずつの領域を指定して前景映像を重畳させるためにも用いられるようになっている。
図3は、この前景映像重畳用のGUI画面を示す図である。予め上下左右に4等分に分割された分割画面の図形21と、一時書き込みボタン22と、継続書き込みボタン23と、更新停止ボタン24と、全クリアボタン25と、部分クリアボタン26とが表示される。
図4〜図6は、このGUI画面の操作方法及び表示状態を例示する図である。例えば画面中の左上の領域を指定したい場合には、ポインティングデバイスで、図4(a)に示すように、図形21中の左上の領域にカーソルCを移動させてクリックする。すると、図4(b)に示すように、この左上の領域が、未指定の領域とは異なる色で表示される(図ではこの異なる色をハッチングで描いている)。
そして、この左上の領域に前景映像として静止画を重畳させたい場合には、図4(c)に示すように、一時書き込みボタン22にカーソルCを移動させてクリックする。すると、図4(d)に示すように、この左上の領域の色がさらに変化する(図では色が変化した状態をドット模様で描いている)ことにより、フレームメモリ7,8(図2)に書き込みが行われている領域であることが示される。
その後、例えば画面中の右上の領域を指定したい場合には、図4(e)に示すように、図形21中の右上の領域にカーソルCを移動させてクリックする。すると、図4(f)に示すように、この右上の領域も、未指定の領域とは異なる色で表示される。
そして、この右上の領域に前景映像として静止画を重畳させたい場合には、図5(a)に示すように、一時書き込みボタン22にカーソルCを移動させてクリックする。すると、図5(b)に示すように、この右上の領域も、フレームメモリ7,8に書き込みが行われている領域であることを示す色に変化する。
その後、例えば画面中の下側の領域を指定したい場合には、図5(c)に示すように、図形21中の左下の領域にカーソルCを移動させてクリックする。すると、図5(d)に示すように、この左下の領域も、未指定の領域とは異なる色で表示される。さらに続いて、図5(e)に示すように、図形21中の右下の領域にもカーソルCを移動させてクリックする。すると、図5(f)に示すように、この右下の領域も、未指定の領域とは異なる色で表示される。
そして、この下側の領域に前景映像として動画を重畳させたい場合には、図6(a)に示すように、継続書き込みボタン23にカーソルCを移動させてクリックする。すると、図6(b)に示すように、この下側の領域は、フレームメモリ7,8に書き込みが継続して毎フレーム行われている領域であることを示す色に変化する。
その後、全ての前景映像の重畳を終了したい場合には、図6(c)に示すように、全クリアボタン25にカーソルCを移動させてクリックする。すると、図6(d)に示すように、図形21中の全ての領域の色が、未指定時と同じ色に戻る。
図示は省略するが、前景映像として重畳させている動画の動きを停止したい(静止画にしたい)場合には、図形21中の動画を重畳させている領域にカーソルを移動させてクリックした後、更新停止ボタン24にカーソルを移動させてクリックする。
また、画面中の一部の領域のみへの前景映像の重畳を終了したい場合には、図形21中のその領域にカーソルを移動させてクリックした後、部分クリアボタン26にカーソルを移動させてクリックすると、当該領域のみの色が未指定時と同じ色に戻る。
操作パネル2のマイクロコンピュータ14(図2)は、この図3のGUI画面での操作内容を示す信号を、通信路3経由で主ユニット1のマイクロコンピュータ12に送る。図7は、主ユニット1のマイクロコンピュータ12が、或るキーヤーについてのこのGUI画面での操作内容を示す信号に基づいて実行する処理を示すフローチャートである。
この処理では、最初に、一時書き込みボタン22がクリックされたか否かの判断(ステップS1)と、継続書き込みボタン23がクリックされたか否かの判断(ステップS2)と、更新停止ボタン24がクリックされたか否かの判断(ステップS3)と、全クリアボタン25がクリックされたか否かの判断(ステップS4)と、部分クリアボタン26がクリックされたか否かの判断(ステップS5)とを、いずれかでイエスになるまで繰り返す。
ステップS1でイエスになると、当該キーヤーに付属したフレームメモリ7,8内の記憶領域のうち、一時書き込みボタン22のクリック時に指定されていた画面中の領域(前述の図4(c)の例では左上の領域であり、前述の図4(f)の例では右上の領域である)に対応する記憶領域のみに1フレームだけ書き込みを行わせ、その後は当該記憶領域の記憶内容を維持させるコマンドを、当該キーヤーに付属した書き込み回路6に送る(ステップS6)。そしてステップS1に戻る。
ステップS2でイエスになると、当該キーヤーに付属したフレームメモリ7,8内の記憶領域のうち、継続書き込みボタン23のクリック時に指定されていた画面中の領域に対応する記憶領域のみに毎フレーム書き込みを行わせるコマンドを、当該キーヤーに付属した書き込み回路6に送る(ステップS7)。そしてステップS1に戻る。
ステップS3でイエスになると、当該キーヤーに付属したフレームメモリ7,8内の記憶領域のうち、更新停止ボタン24のクリック時に指定されていた画面中の領域に対応する記憶領域のみへの書き込みを停止して、その後は当該記憶領域の記憶内容を維持させるコマンドを、当該キーヤーに付属した書き込み回路6に送る(ステップS8)。そしてステップS1に戻る。
ステップS4でイエスになると、当該キーヤーに付属したフレームメモリ7,8内の全ての記憶領域に値ゼロの信号を書き込ませる(値ゼロの信号を書き込んだ後は、全ての記憶領域への書き込みをステップS8と同様にして停止させる)コマンドを、当該キーヤーに付属した書き込み回路6に送る(ステップS9)。そしてステップS1に戻る。
ステップS5でイエスになると、当該キーヤーに付属したフレームメモリ7,8内の記憶領域のうち、部分クリアボタン26のクリック時に指定されていた画面中の領域に対応する記憶領域のみに値ゼロの信号を書き込ませる(値ゼロの信号を書き込んだ後は、当該記憶領域への書き込みをステップS8と同様にして停止させる)コマンドを、当該キーヤーに付属した書き込み回路6に送る(ステップS10)。そしてステップS1に戻る。
次に、このエフェクトスイッチャーにおいて、1組のキーヤーによって背景映像に前景映像が重畳される様子を例示する。図8(a)に示すように、入力ラインI1〜I9のうち、入力ラインI2に、画面中の左上の領域のみに太陽の絵が表示される映像信号が入力しており、入力ラインI4に、画面中の右上の領域のみに「特集」という文字が表示される映像信号が入力しており、入力ラインI7に、画面中の下側の領域のみに矩形の枠で囲まれた「5/5月曜日」のような日付の文字が表示される映像信号が入力しているとする。
この場合に、オペレータが、操作部13(図2)に配置された或るキーヤー用のキー選択ボタンで入力ラインI2の映像信号を選択した状態で、そのキーヤー用の図3のGUI画面で、前述の図4(a)〜図4(d)のように図形21中の左上の領域を指定して一時書き込みボタン22をクリックしたとする。
すると、そのキーヤーに付属したフレームメモリ7,8には、図7の処理のステップS1及びS6に基づき、入力ラインI2に入力してキー加工回路5で加工されたキーフィル信号,キーソース信号が、それぞれ画面中の左上の領域に対応する記憶領域のみに1フレームだけ書き込まれる。
その後、オペレータが、そのキー選択ボタンで入力ラインI4の映像信号を選択して、そのGUI画面で前述の図4(e)〜図5(b)のように図形21中の右上の領域を指定して一時書き込みボタン22をクリックしたとする。
すると、そのフレームメモリ7,8には、図7の処理のステップS1及びS6に基づき、入力ラインI4に入力してキー加工回路5で加工されたキーフィル信号,キーソース信号が、それぞれ画面中の右上の領域に対応する記憶領域のみに1フレームだけ書き込まれる。
その後、オペレータが、そのキー選択ボタンで入力ラインI7の映像信号を選択して、そのGUI画面で前述の図5(c)〜図6(b)のように図形21中の下側の領域を指定して継続書き込みボタン23をクリックしたとする。
すると、そのフレームメモリ7,8には、図7の処理のステップS2及びS7に基づき、入力ラインI7に入力してキー加工回路5で加工されたキーフィル信号,キーソース信号が、それぞれ画面中の下側の領域に対応する記憶領域のみに、毎フレーム書き込まれていく。
これにより、そのフレームメモリ7,8には、図8(b)に示すように、画面中の左上の領域,右上の領域,下側の領域にそれぞれ太陽の絵,「特集」の文字,枠で囲んだ日付の文字という別々の3つの前景映像を重畳するためのキーフィル信号,キーソース信号が書き込まれることになる。
したがって、操作パネル2の操作部13の背景映像選択スイッチ9用の背景選択ボタンで例えば図8(c)のような背景映像(プログラム映像)を選択したとすると、映像合成回路11では、そのフレームメモリ7,8からのキーフィル信号,キーソース信号を用いて、図8(d)に示すように、この背景映像の左上の領域,右上の領域,下側の領域に同時に太陽の絵,「特集」の文字,枠で囲んだ日付の文字が重畳されることになる。
また、入力ラインI7に入力している日付の文字の映像信号が動画の映像信号である場合には、その後、左上の領域,右上の領域に重畳されている太陽の絵,「特集」の文字はそれぞれ静止したまま、下側の領域に重畳されている日付の文字のみが変化していくので、静止画の前景映像と動画の前景映像とが混在して重畳されることになる。
なお、図8の例では、元々画面中の一部分ずつの領域を占める前景映像を重畳しているが、画面全体の領域を占める前景映像(例えば、図8(a)の入力ラインI2のような太陽の絵が、画面全体の領域に多数表示される映像信号)についても、GUI画面の図形21で一部の領域を指定することにより、画面中の一部の領域のみに限定して重畳させることができる。
このように、このエフェクトスイッチャーでは、1組のキーヤーで、同時に複数の前景映像を背景映像に重畳することができる。したがって、キーヤーの数は図1に示した従来のエフェクトスイッチャーと同じ4組に抑えつつ、少ないハードウェアで、より多数の前景映像を同時に背景映像に重畳することができるので、経済的である。また、フレームメモリは、本発明におけるように複数の前景映像のためのキーフィル信号,キーソース信号を書き込む用途の他に、映像の拡大縮小などの用途にも使用できるので、フレームメモリ7,8をそれらの用途に兼用すれば、別々にフレームメモリを設けるよりも経済的である。
さらに、このエフェクトスイッチャーでは、画面中の一部分ずつの領域を指定する操作を、図3〜図6に示したように、GUI画面上の予め分割された画面の図形21中の領域を指定することによって行えばよいので、操作が容易である。
さらに、このエフェクトスイッチャーでは、このGUI画面上の一時書き込みボタン22と継続書き込みボタン23とを使い分けることにより、1組のキーヤーで、静止画の前景映像と動画の前景映像とを混在させて背景映像に重畳することができるので、映像の付加価値を高めることができる。
次に、このエフェクトスイッチャーの構成の変更例をいくつか説明する。
〔変更例1〕
図9は、図3のGUI画面上の、分割画面の図形21の変更例を示す図である。この変更例では、図9(a)に示すように、分割画面の図形21の4つの領域に1〜4の番号が表示される。オペレータは、テンキーボタン(図示略)で数値を入力するか、あるいは各番号に対応したボタン(図示略)を押下することによって領域を指定する。例えば1番の領域を指定すると、図9(b)に示すように、1番の領域が、未指定の領域とは異なる色で表示される(図ではこの異なる色をハッチングで描いている)。
〔変更例2〕
図10は、図2に示した主ユニット1の構成の変更例を示す図であり、図2と同一の回路には同一の符号を付している(以下の各変更例では図示の都合上キーヤーを1組のみ描いているが、4組のキーヤー全てに同じ構成を採用してよい)。図2に示した構成ではキー加工回路5の後段に書き込み回路6とフレームメモリ7,8とが設けられているが、この変更例ではキー加工回路5の前段に書き込み回路6とフレームメモリ7,8とが設けられている。
キー映像選択スイッチ4によって選択されたキーフィル信号及びキーソース信号は、書き込み回路6に送られる。書き込み回路6は、キー映像選択スイッチ4からのキーフィル信号,キーソース信号を、前述したように、フレームメモリ7,8内の記憶領域のうち、マイクロコンピュータ12(図2)によって指定された記憶領域のみにそれぞれ書き込む。
フレームメモリ7,8からは、毎フレーム、それぞれ全ての記憶領域から読み出されたキーフィル信号,キーソース信号がキー加工回路5に送られる。キー加工回路5は、このキーフィル信号及びキーソース信号を、各種のパラメータに基づいて調整・加工した後、映像合成回路11に送る。
この変更例でも、やはり、1組のキーヤーで、同時に複数の前景映像を背景映像に重畳することができる。但し、図2の構成では、フレームメモリ7及び8に書き込む前にキー加工回路5でキーフィル信号及びキーソース信号を調整・加工するので、画面中の領域毎に異なるパラメータでキーフィル信号及びキーソース信号を調整・加工することができるのに対し、この変更例では、フレームメモリ7及び8の全ての記憶領域から読み出されたキーフィル信号及びキーソース信号をキー加工回路5で一括して調整・加工するので、画面中の領域毎に異なるパラメータで調整・加工を施すことはできず、画面全体に同一のパラメータで調整・加工が施される。したがって、調整・加工の自由度を高めるためには、図2の構成のほうが好適である。
〔変更例3〕
図11も、主ユニット1の構成の変更例を示す図であり、図2と同一の回路には同一の符号を付している。また、キーフィル信号,キーソース信号にそれぞれV,Kの符号を付している。この変更例では、映像合成回路11への入力経路にセレクタ31が設けられており、フレームメモリ7及び8から読み出されたキーフィル信号V及びキーソース信号Kを映像合成回路11に送るか、キー加工回路5からのキーフィル信号V及びキーソース信号Kを直接映像合成回路11に送るかを、このセレクタ31で選択するようになっている。
図示は省略するが、操作パネル2の操作部13(図2)にはこの選択操作を行うボタンが設けられており、そのボタンの操作内容を示す信号が操作パネル2のマイクロコンピュータ14から送られたことに応じて、主ユニット1のマイクロコンピュータ12(図2)がセレクタ31を制御する。
例えば、フレームメモリ7及び8からのキーフィル信号V及びキーソース信号Kを選択して同時に複数の前景映像を重畳させている状態で、キー加工回路5からのキーフィル信号V及びキーソース信号Kのほうに一時的に選択を切り替えれば、それらの複数の前景映像の重畳を一時的に中断して、別の新しい1つの前景映像を重畳させることができる。
図12(a)は、図10に示した変更例(キー加工回路5の前段にフレームメモリ7,8を設けた変更例)において、図11と同様にセレクタ31を設けた例である。
図12(b)は、図12(a)の例において、フレームメモリ8(キーソース信号K用のフレームメモリ)を省略し、キー映像選択スイッチ4のうちのスイッチ4bからのキーソース信号Kを直接キー加工回路5に送るようにした変更例である。この変更例は、キー加工回路5がキーフィル信号のみを元にしてキーソース信号を生成する場合に有効な構成である。例えば、字幕の映像を、文字の形状をそのままキーソース信号として背景映像に重畳する場合、キーフィル信号(字幕の文字の映像信号)のみをフレームメモリに記憶させておけば、キーソース信号はこのキーフィル信号を元にして生成できるため、図12(b)のような構成で充分である。
〔変更例4〕
図13も、主ユニット1の構成の変更例を示す図であり、図2と同一の回路には同一の符号を付している。この変更例では、フレームメモリ7及び8の全ての記憶領域に書き込まれたキーフィル信号及びキーソース信号を別のメモリ32に転送して記憶させたり、メモリ32に記憶させたキーフィル信号及びキーソース信号を再びフレームメモリ7及び8にロードさせるための転送回路33が設けられている。メモリ32は、揮発性または不揮発性のメモリであり、1フレーム分のキーフィル信号・キーソース信号の組を複数組記憶する容量を有している。
図示は省略するが、操作パネル2の操作部13(図2)には、次の(1)及び(2)のボタンが設けられている。
(1)メモリ32への転送を指示するための転送ボタン。
(2)メモリ32内の1または複数組のキーフィル信号及びキーソース信号のうちの所望の組のキーフィル信号及びキーソース信号を選択してフレームメモリ7及び8へのロードを指示するためのロードボタン。
主ユニット1のマイクロコンピュータ12(図2)は、この転送ボタンが操作されたことを示す信号が操作パネル2のマイクロコンピュータ14から送られたことに応じて、転送回路33を制御して、フレームメモリ7及び8の全ての記憶領域に書き込まれているキーフィル信号及びキーソース信号をメモリ32に転送して記憶させる。また、主ユニット1のマイクロコンピュータ12は、このロードボタンが操作されたことを示す信号が操作パネル2のマイクロコンピュータ14から送られたことに応じて、転送回路33を制御して、メモリ32内のキーフィル信号及びキーソース信号のうち選択された組のキーフィル信号及びキーソース信号をフレームメモリ7及び8にロードさせる。
この変更例によれば、過去に同時に重畳させた複数の静止画の前景映像を、簡単な操作によって再び同時に重畳させることができる。
〔変更例5〕
図14も、主ユニット1の構成の変更例を示す図であり、図2と同一の回路には同一の符号を付している。この変更例では、主ユニット1のマイクロコンピュータ12の内部のメモリ34に、入力ラインI1〜I9とフレームメモリ7,8の記憶領域との対応関係を示す情報を複数記憶するためのテーブル35の領域が設けられている。
図示は省略するが、操作パネル2の操作部13(図2)には、次の(1)及び(2)のボタンが設けられている。
(1)入力ラインI1〜I9のうちキー映像選択スイッチ4によって選択された(操作部13のキー選択ボタンで選択した)入力ラインと、フレームメモリ7,8の記憶領域のうちその入力ラインに入力する映像信号が書き込まれた記憶領域との対応関係を登録させるための登録ボタン。
(2)登録ボタンで登録させた対応関係を再現させるための再現ボタン。
主ユニット1のマイクロコンピュータ12は、この登録ボタンが操作されたことを示す信号が操作パネル2のマイクロコンピュータ14(図2)から送られる毎に、キー映像選択スイッチ4によって現在選択されている入力ラインと、フレームメモリ7,8の記憶領域のうちその入力ラインに入力する映像信号が書き込まれた記憶領域との対応関係を示す情報をテーブル35に記憶する。
また、主ユニット1のマイクロコンピュータ12は、この再現ボタンが操作され且つキー映像選択スイッチ4によって入力ラインが選択された(キー選択ボタンが操作された)ことに応じて、フレームメモリ7,8の記憶領域のうちテーブル35内の情報においてその入力ラインに対応している記憶領域に書き込みを行わせるコマンドを書き込み回路6に送る。
この変更例によれば、過去にキー選択ボタンと図3のGUI画面との両方を操作したことに基づく入力ラインとフレームメモリ7,8の記憶領域との対応関係を、その後、図3のGUI画面を操作することなく、キー選択ボタンのほうを操作するだけ再現することができる。したがって、過去に選択したのと同じキーフィル信号及びキーソース信号を再び選択するような場合に、操作性が一層向上する。なお、さらに別の変更例として、再現ボタンが操作されたことのみにより、キー映像選択スイッチ4の入力ライン選択と書き込み回路6への指示を行う機能を設けてもよい。この場合、対象とする記憶領域を限定するか、複数の記憶領域について、それぞれ1フレーム毎、キー映像選択スイッチ4の入力ライン選択と書き込み回路6への指示を行い、全部の記憶領域を一度ずつ順に処理するようにしてもよい。
〔変更例6〕
図15も、主ユニット1の構成の変更例を示す図であり、図2,図14と同一の回路には同一の符号を付している。この変更例では、主ユニット1のマイクロコンピュータ12の内部のメモリ34に、入力ラインI1〜I9と図3のGUI画面の図形21の領域との対応関係を示す情報を複数記憶するためのテーブル36の領域が設けられている。
図示は省略するが、操作パネル2の操作部13(図2)には、次の(1)〜(3)のボタンが設けられている。
(1)入力ラインI1〜I9のうちキー映像選択スイッチ4によって選択された(操作部13のキー選択ボタンで選択した)入力ラインと、図3のGUI画面の図形21で指定した領域との対応関係を複数登録させるための登録ボタン。
(2)登録ボタンで登録させた複数の対応関係を循環的に繰り返させてフレームメモリ7,8の記憶内容を更新させるための循環更新ボタン。
(3)循環更新ボタンによるフレームメモリ7,8の更新を終了させるための更新終了ボタン。
主ユニット1のマイクロコンピュータ12は、この登録ボタンが操作されたことを示す信号が操作パネル2のマイクロコンピュータ14(図2)から送られる毎に、キー映像選択スイッチ4によって現在選択されている入力ラインと、図3のGUI画面の図形21で現在指定されている領域との対応関係を示す情報を、テーブル36に記憶する。
また、主ユニット1のマイクロコンピュータ12は、この循環更新ボタンが操作されたことを示す信号が操作パネル2のマイクロコンピュータ14から送られたことに応じて、図16に示すような処理を実行する。
この処理では、最初に、テーブル36内において前述の対応関係の情報を1組ずつ記憶した領域の番号を表す変数iの値を、1番目の領域を表す番号である0にセットする(ステップS11)。続いて、テーブル36内の番号iの領域から情報を読み出す(ステップS12)。
そして、キー映像選択スイッチ4を制御して、入力ラインI1〜I9のうち、ステップS12で読み出した情報が示す入力ラインに入力する映像信号を選択させる(ステップS13)。また、書き込み回路6に、ステップS12で読み出した情報が示す領域に対応する記憶領域に書き込みを行わせるコマンドを送る(ステップS14)。
続いて、所定フレーム分(例えば1フレーム分または数フレーム分)の時間が経過するまで待機して(ステップS15)、前述の更新終了ボタンが操作されたことを示す信号が操作パネル2のマイクロコンピュータ14から送られたか否かを判断する(ステップS16)。
ノーであれば、変数iの現在の値が、テーブル36内において情報が記憶されている最後の領域の番号と等しいか否かを判断する(ステップS17)。ノーであれば、変数iの値を1だけインクリメントして(ステップS18)、ステップS12に戻る。他方イエスであれば、ステップS11に戻る。ステップS16でイエスになると、処理を終了する。
次に、この変更例において、背景映像に前景映像が重畳される様子を例示する。図17(a)に示すように、入力ラインI1〜I9のうち、入力ラインI1に、画面中の左上の領域のみに太陽の絵が表示される映像信号(動画)が入力しており、入力ラインI5に、画面中の右上の領域のみに顔の表情の絵が表示される映像信号(動画)が入力しており、入力ラインI8に、画面中の下側の領域のみに矩形の枠で囲まれた「5/5月曜日」のような日付の文字が表示される映像信号(動画)が入力しているとする。
この場合に、オペレータが、最初に、操作部13(図2)に配置された或るキーヤー用のキー選択ボタンで入力ラインI1の映像信号を選択し、且つ、そのキーヤー用の図3のGUI画面で図形21中の左上の領域を指定した状態で、登録ボタンを操作したとする。
また、その後、オペレータが、そのキー選択ボタンで入力ラインI5の映像信号を選択し、且つ、そのキーヤー用の図3のGUI画面で図形21中の右上の領域を指定した状態で、登録ボタンを操作したとする。
また、その後、オペレータが、そのキー選択ボタンで入力ラインI8の映像信号を選択し、且つ、そのキーヤー用の図3のGUI画面で図形21中の下側(左下及び右下)の領域を指定した状態で、登録ボタンを操作したとする。
すると、テーブル36(図15)には、図17(b)に示すように、1番目の番号0の領域に、入力ラインI1と画面中の左上の領域とを対応させた情報が記憶され、2番目の番号1の領域に、入力ラインI5と画面中の右上の領域とを対応させた情報が記憶され、3番目の番号2の領域に、入力ラインI8と画面中の左下及び右下の領域とを対応させた情報が記憶される。
図18は、テーブル36にこのような情報が記憶された状態で循環更新ボタンが操作された場合の、フレームメモリ7及び8に書き込まれるキーフィル信号及びキーソース信号の変化の様子を示す図である。循環更新ボタンが操作された後、変数iの値が0から2になるまで図16のステップS12〜ステップS18が繰り返されることにより、フレームメモリ7,8には、図18(a)に示すように、画面中の左上の領域,右上の領域,下側の領域にそれぞれ太陽の絵,顔の表情の絵,枠で囲んだ日付の文字という別々の3つの前景映像を重畳するためのキーフィル信号,キーソース信号が書き込まれる。
その後、図16のステップS15における所定フレーム分の時間が経過した後、ステップS17でイエスになることにより再びステップS11で変数iの値が0にセットされるので、その後のステップS13及びS14により、図18(b)に示すように、フレームメモリ7及び8に書き込まれたキーフィル信号及びキーソース信号のうち、画面中の左上の領域に太陽の絵を重畳するためのキーフィル信号,キーソース信号のみが、現在のフレームの入力ラインI1の映像(ここでは、太陽の輝きが弱くなった絵)を重畳するためのキーフィル信号及びキーソース信号に更新される。
その後、図16のステップS15における所定フレーム分の時間が経過した後、ステップS18で変数iの値が1にインクリメントされてステップ12に戻るので、その後のステップS13及びS14により、図18(c)に示すように、フレームメモリ7及び8に書き込まれたキーフィル信号及びキーソース信号のうち、画面中の右上の領域に顔の表情の絵を重畳するためのキーフィル信号及びキーソース信号のみが、現在のフレームの入力ラインI5の映像(ここでは、顔の表情が変化した絵)を重畳するためのキーフィル信号及びキーソース信号に更新される。
その後、図16のステップS15における所定フレーム分の時間が経過した後、ステップS18で変数iの値が2にインクリメントされてステップ12に戻るので、その後のステップS13及びS14により、図18(d)に示すように、フレームメモリ7及び8に書き込まれたキーフィル信号及びキーソース信号のうち、画面中の下側の領域に枠で囲んだ日付の文字を重畳するためのキーフィル信号及びキーソース信号のみが、現在のフレームの入力ラインI8の映像(ここでは、日付のうちの5/5の部分にアンダーラインが付いたもの)を重畳するためのキーフィル信号及びキーソース信号に更新される。
その後、図16のステップS15における所定フレーム分の時間が経過した後、ステップS17でイエスになることにより、再びステップS11で変数iの値が0にセットされる。そして、その後も更新終了ボタンが操作されるまで同様の過程を繰り返すことにより、図18(e)以下に示すように、画面中の左上の領域に太陽の絵を重畳するためのキーフィル信号及びキーソース信号と、画面中の右上の領域に顔の表情の絵を重畳するためのキーフィル信号,キーソース信号と、画面中の下側の領域に日付の文字を重畳するためのキーフィル信号及びキーソース信号とが、循環的に、現在のフレームの映像を重畳するためのキーフィル信号及びキーソース信号に更新されていく。
この変更例によれば、図18に例示したように、フレームメモリ7,8に書き込んだ複数の前景映像のためのキーフィル信号及びキーソース信号を循環的に更新することにより、個々の前景映像のためのキーフィル信号及びキーソース信号が間欠的に更新されるので、フレームレートの低い複数の動画の前景映像を同時に背景映像に重畳することができる。したがって、映像の付加価値を一層高めることができる。
なお、この変更例において、操作パネル2のマイクロコンピュータ14は、循環更新ボタンが操作されてから更新終了ボタンが操作されるまでの間、キー選択ボタンのうち登録ボタンの操作時に映像信号を選択していた全てのボタンを点灯制御させる。
図19は、前述の図17の例におけるこの点灯制御の様子を示す図である。キー選択ボタンB1〜B9(図2の入力ラインI1〜I9に1対1に対応する9個のボタン列)のうち、入力ラインI1に対応するボタンB1と、入力ラインI5に対応するB5と、入力ラインI8に対応するB8とを同じ色で点灯させている(図ではこの点灯色をハッチングで描いている)。
キー選択ボタンでこうした点灯制御を行うのは、次のような理由による。従来のエフェクトスイッチャーのキー選択ボタンは、現在映像信号を選択しているボタンのみが点灯する。しかし、本発明を適用したエフェクトスイッチャーでは、複数の入力ラインの映像信号が1組のキーヤーで同時に前景映像として使われるので、従来の点灯方法では、どの入力ラインの映像信号が使われているのかを確認できず不便である。また、この変更例では、キー映像選択スイッチ4は高速に(図16のステップS15における所定フレーム分の時間毎に)選択を切り替えるが、キー選択ボタンの点灯をそれに合せて高速に切り替えることは困難である。そのため、登録ボタンの操作時に映像信号を選択していた全てのボタンを点灯させることにした。これにより、オペレータは、複数の前景映像としてどの入力ラインの映像信号が使われているのかを、容易に確認することができる。
図19ではB1,B5及びB8を同じ色で点灯させているが、図17の例において最後に映像信号を選択したボタンB8を、ボタンB1及びB5とは異なる色で点灯させてもよい。
また、前述の図4〜図6の操作によって背景映像に前景映像を重畳する場合にも、同様にして、キー選択ボタンのうち、前景映像として使われる映像信号を選択した全てのボタンを同時に点灯させてよい。さらに、図4〜図6の操作によって背景映像に前景映像を重畳する場合には、キー選択ボタンのうち、一時書き込みボタン22をクリックしたときに映像信号を選択していたボタンと、継続書き込みボタン23をクリックしたときに映像信号を選択していたボタンと異なる色で点灯させてもよい。あるいは、継続書き込みボタン23をクリックしたときに映像信号を選択していたボタンだけを点灯させ、一時書き込みボタン22をクリックしたときに映像信号を選択していたボタンは消灯させることも、映像信号の入力元へのオンエア通知目的としては有効である。
〔変更例7〕
図20も、主ユニット1の構成の変更例を示す図であり、図2と同一の回路には同一の符号を付している。この変更例では、映像合成回路11への入力経路に合成・選択回路37が設けられる。合成・選択回路37は、フレームメモリ7,8から読み出されたキーフィル信号Vm,キーソース信号Kmをそのまま映像合成回路11にキーフィル信号Vo,キーソース信号Koとして送るとともに、このキーフィル信号Vm,キーソース信号Kmにキー加工回路5からのキーフィル信号V1,キーソース信号K1を合成したキーフィル信号Vp,キーソース信号Kpを映像合成回路11に送る。
映像合成回路11は、ここでは、背景映像選択スイッチ9からのプログラム映像に、キーフィル信号Vo及びキーソース信号Koを用いて前景映像を重畳するとともに、背景映像選択スイッチ10からのリセット映像に、キーフィル信号Vp及びキーソース信号Kpを用いて前景映像を重畳して、プレビュー出力ラインout2から外部に出力する。
また、フレームメモリ7,8から読み出されたキーフィル信号Vm,キーソース信号Kmは、それぞれそのまま出力ラインout3,out4から外部にも出力される。
この変更例によれば、キー加工回路5で調整・加工されたキーフィル信号及びキーソース信号をフレームメモリ7及び8に書き込む前(図3のGUI画面で一時書き込みボタン22や継続書き込みボタン23をクリックする前)に、プレビュー出力ラインout2から出力されるプレビュー映像をモニターで見ることにより、そのキーフィル信号及びキーソース信号をフレームメモリ7及び8に書き込んだ後のプログラム映像がどのような映像になるかを確認することができる。
したがって、期待通りの映像になるか否かを予め確認し、期待通りの映像になる場合にのみフレームメモリ7及び8への書き込みを行うことができる。これにより、書き込みを行った後、プログラム映像をモニターで見て期待通りでなかったためにそのキーフィル信号及びキーソース信号をフレームメモリ7及び8から消去(図3のGUI画面で部分クリアボタン26をクリック)しなければならないようなことがなくなるので、一層操作性が向上する。
なお、図8や図17の例のように画面中の一部分ずつの領域を占める前景映像のためのキーフィル信号及びキーソース信号を選択する場合ではなく、画面全体の領域を占める前景映像のためのキーフィル信号及びキーソース信号を選択する場合には、キー加工回路5に内蔵されているマスク機能を使用して、画面中の一部の領域のみのキーフィル信号及びキーソース信号をキー加工回路5から出力させれば、フレームメモリ7及び8への書き込みの際に図3のGUI画面の図形21で領域を限定したプログラム映像と同じプレビュー映像を得ることができる。
この変更例の構成は、プレビューとは別の用途にも使用できる。フレームメモリ7及び8の記憶内容とキー加工回路5の出力とを合成した映像信号を得られるので、画面全体にわたってフレームメモリの記憶内容とキー加工回路5の出力とを合成して、それをプログラム映像に重畳することができる。従来のエフェクトスイッチャーであればキーヤーを2つ以上必要とした処理を、これだけの構成で実現できる。
また、映像合成回路11によって前景映像を重畳されたプログラム映像,プレビュー映像だけでなく、フレームメモリ7及び8から読み出されたキーフィル信号及びキーソース信号も外部に出力されるので、前景映像を重畳するために用いられたキーフィル信号及びキーソース信号そのものを、外部の装置で利用したり、VTR等に記録することができるようになる。
図21は、図10に示した変更例(キー加工回路5の前段にフレームメモリ7,8を設けた変更例)において、図20と同様に合成・選択回路37を設けた例である。この構成の場合には、キー加工回路5の前段に画合成・選択回路37が存在するので、画面全体の領域を占める前景映像のためのキーフィル信号及びキーソース信号を選択する場合、そのキーフィル信号及びキーソース信号を画面中の一部の領域に限定して合成・選択回路37に供給することはできない。
〔本発明を適用した別のエフェクトスイッチャー〕
次に、本発明を適用した別のエフェクトスイッチャーについて説明する。図22は、この別のエフェクトスイッチャーの全体構成例を示すブロック図であり、図2と同一の回路には同一の符号を付して重複説明を省略する。
このエフェクトスイッチャーでも、主ユニット1と操作パネル2とが通信路3で接続されている。主ユニット1には、キー映像選択スイッチ4とキー加工回路5との組み合わせであるキーヤーが4組設けられるとともに、背景映像選択スイッチ9及び10と、映像合成回路11と、主ユニット1内の各部を制御するマイクロコンピュータ12とが設けられている。操作パネル2には、オペレータが操作するための操作部13がパネル面上に設けられるとともに、マイクロコンピュータ14が設けられている。
各組のキーヤーには、合成書き込み回路38とフレームメモリ7,8とがそれぞれ付属して設けられている。各組のキーヤーにおいて、キー加工回路5によって調整・加工されたキーフィル信号V1及びキーソース信号K1は、合成書き込み回路38に送られる。フレームメモリ7,8には、それぞれ合成書き込み回路38からキーフィル信号Vw,キーソース信号Kwが送られる。
フレームメモリ7,8からは、毎フレーム、それぞれ全ての記憶領域から読み出されたキーフィル信号,キーソース信号が、映像合成回路11に送られる。また、フレームメモリ7,8からは、後述するように、合成書き込み回路38の制御のもとで、全ての記憶領域から読み出されたキーフィル信号Vm,キーソース信号Kmが、キー加工回路5からのキーフィル信号V1及びキーソース信号K1とフレーム同期して、1フレームだけ合成書き込み回路38に送られる。
操作パネル2の操作部13には、図3に示したような前景映像重畳用のGUIは設けられておらず、図示は省略するが、各組のキーヤー毎に次の(1)及び(2)のボタンが設けられている。
(1)フレームメモリ7及び8の記憶内容を全て消去するためのクリアボタン。
(2)キー選択ボタンで選択したキーフィル信号及びキーソース信号を、キーイングによってフレームメモリ7及び8に書き込むためのキーイング書き込み指示ボタン。
主ユニット1のマイクロコンピュータ12は、いずれかのキーヤーについてこのクリアボタンが操作されたことを示す信号が操作パネル2のマイクロコンピュータ14から送られると、フレームメモリ7及び8の全ての記憶領域に値ゼロの信号(黒色の映像信号)を書き込ませるコマンドを、当該キーヤーに付属した合成書き込み回路38に送る。合成書き込み回路38は、このコマンドが送られると、フレームメモリ7及び8の全ての記憶領域に値ゼロの信号を書き込む。
また、主ユニット1のマイクロコンピュータ12は、いずれかのキーヤーについてこのキーイング書き込み指示ボタンが操作されたことを示す信号が操作パネル2のマイクロコンピュータ14から送られると、キーイング書き込みを実行させるコマンドを、当該キーヤーに付属した合成書き込み回路38に送る。合成書き込み回路38は、このコマンドが送られると、フレームメモリ7,8の全ての記憶領域から、キー加工回路5からのキーフィル信号V1及びキーソース信号K1とフレーム同期して1フレームだけキーフィル信号Vm,キーソース信号Kmを読み出す。そして、その1フレームの間に、図23に示すようなキーイング書き込み処理を実行する。
この処理では、互いにフレーム同期したキーフィル信号V1,キーソース信号K1,キーフィル信号Vm及びキーソース信号Kmが1画素分入力される(ステップS21)毎に、その画素位置のキーソース信号K1の値がゼロ以外であるか否かを判断する(ステップS22)。
イエスであれば、キー加工回路5からのその1画素分のキーフィル信号V1,キーソース信号K1を、それぞれキーフィル信号Vw,キーソース信号Kwとしてフレームメモリ7,8に送って、フレームメモリ7,8内のその画素位置に対応する記憶領域に書き込む(ステップS23)。そしてステップS25に進む。
他方、ステップS22でノーであれば、フレームメモリ7,8からのその1画素分のキーフィル信号Vm,キーソース信号Kmを、それぞれキーフィル信号Vw,キーソース信号Kwとしてフレームメモリ7,8に送って、フレームメモリ7,8内のその画素位置に対応する記憶領域に書き込む(ステップS24)。そしてステップS25に進む。
ステップS25では、1フレーム中の最後の1画素分のキーフィル信号V1,キーソース信号K1,キーフィル信号Vm及びキーソース信号Kmが入力されたか否かを判断する。ノーであれば、ステップS21以下の処理を繰り返す。そして、ステップS25でイエスになると、処理を終了する。
図24,図25は、このキーイング書き込み処理によってフレームメモリ7,8にキーフィル信号,キーソース信号が書き込まれる様子をそれぞれ例示する図である。
図24(a),25(a)は、前述のクリアボタンによってフレームメモリ7,8の記憶内容を全て消去した後(このときフレームメモリ7,8の全ての領域には黒色の映像信号が書き込まれているが、作図の都合上、白地の部分が黒色の映像信号の部分に相当している)を書き込んだ後、フレームメモリ7,8への最初の書き込みを行うために、画面中の左上の領域のみに太陽の絵が表示される映像信号をキー選択ボタンで選択して、前述のキーイング書き込み指示ボタンを操作した状態を示す。
この状態では、キー加工回路5からのキーソース信号K1は、太陽の絵の画素位置のみ値がゼロ以外(例えば100%)であり、残りの画素位置の値は全てゼロ(黒色の映像信号)である。したがって、太陽の絵の画素位置では、図23のステップS23に進んで、キー加工回路5からのキーフィル信号V1,キーソース信号K1がそれぞれキーフィル信号Vw,キーソース信号Kwとしてフレームメモリ7,8に書き込まれる。他方、残りの画素位置では、図23のステップS24に進んで、フレームメモリ7,8からのキーフィル信号Vm,キーソース信号Kmがそれぞれキーフィル信号Vw,キーソース信号Kwとして再びフレームメモリ7,8に書き込まれる(すなわちフレームメモリ7,8の記憶内容が更新されない)。
これにより、フレームメモリ7,8には、図24(b),25(b)の左端にそれぞれ示すように、画面中の左上の領域に対応する記憶領域にのみ、太陽の絵の映像信号が書き込まれる。
続いて、フレームメモリ7,8への2回目の書き込みを行うために、図24(b),25(b)の中央及び右端にそれぞれ示すように、画面中の下側の領域のみに矩形の枠で囲まれた「5/5月曜日」の文字が表示される映像信号をキー選択ボタンで選択して、キーイング書き込み指示ボタンを操作したとする。
この状態では、キー加工回路5からのキーソース信号K1は、文字を囲んだ枠内の画素位置のみ値がゼロ以外(例えば文字の部分が100%、枠内の文字以外の部分が50%であるが、作図の都合上、枠内の文字以外の部分は白地で描いている)であり、残りの画素位置の値は全てゼロである。したがって、この枠内の画素位置では、図23のステップS23に進んで、キー加工回路5からのキーフィル信号V1,キーソース信号K1がそれぞれキーフィル信号Vw,キーソース信号Kwとしてフレームメモリ7,8に書き込まれる。他方、残りの画素位置では、図23のステップS24に進んで、フレームメモリ7,8からのキーフィル信号Vm,キーソース信号Kmがそれぞれキーフィル信号Vw,キーソース信号Kwとして再びフレームメモリ7,8に書き込まれる(フレームメモリ7,8の記憶内容が更新されない)。
これにより、フレームメモリ7,8には、図24(c),25(c)の左端にそれぞれ示すように、画面中の下側の領域に対応する記憶領域に、枠で囲んだ「5/5月曜日」の文字の映像信号が新たに書き込まれる。
続いて、フレームメモリ7,8への3回目の書き込みを行うために、図24(c),25(c)の中央及び右端にそれぞれ示すように、画面中の右上の領域のみに「特集」の文字が表示される映像信号をキー選択ボタンで選択して、キーイング書き込み指示ボタンを操作したとする。
この状態では、キー加工回路5からのキーソース信号K1は、「特集」の文字の画素位置のみ値がゼロ(例えば100%)以外であり、残りの画素位置の値は全てゼロである。したがって、「特集」の文字の画素位置では、図23のステップS23に進んで、キー加工回路5からのキーフィル信号V1,キーソース信号K1がそれぞれキーフィル信号Vw,キーソース信号Kwとしてフレームメモリ7,8に書き込まれる。他方、残りの画素位置では、図23のステップS24に進んで、フレームメモリ7,8からのキーフィル信号Vm,キーソース信号Kmがそれぞれキーフィル信号Vw,キーソース信号Kwとして再びフレームメモリ7,8に書き込まれる(フレームメモリ7,8の記憶内容が更新されない)。
これにより、フレームメモリ7,8には、図24(d),25(d)にそれぞれ示すように、画面中の右上の領域に対応する記憶領域に、「特集」の文字の映像信号が新たに書き込まれる。このようにして、フレームメモリ7,8には、画面中の左上の領域,右上の領域,下側の領域にそれぞれ太陽の絵,「特集」の文字,日付の文字という別々の3つの前景映像を重畳するためのキーフィル信号,キーソース信号が書き込まれることになる。
その結果、映像合成回路11では、フレームメモリ7,8からのキーフィル信号,キーソース信号を用いて、背景映像の左上の領域,右上の領域,下側の領域に同時に太陽の絵,「特集」の文字,日付の文字が重畳されることになる。
このように、このエフェクトスイッチャーでも、1組のキーヤーで、同時に複数の前景映像を背景映像に重畳することができる。したがって、キーヤーの数は図1に示した従来のエフェクトスイッチャーと同じ4組に抑えつつ、少ないハードウェアで、より多数の前景映像を同時に背景映像に重畳することができるので、経済的である。また、フレームメモリは、本発明におけるように複数の前景映像のためのキーフィル信号,キーソース信号を一部分ずつの記憶領域に記憶させる用途の他に、映像の拡大縮小などの用途にも使用できるので、フレームメモリ7,8をそれらの用途に兼用すれば、別々にフレームメモリを設けるよりも経済的である。
さらに、このエフェクトスイッチャーでは、オペレータが画面中の一部分ずつの領域を指定する操作を行わなくても、画面中の互いに異なる領域を占める複数の前景映像のためのキーフィル信号及びキーソース信号を、キーイング書き込みによってフレームメモリ7及び8の互いに異なる記憶領域に書き込むことができる。
なお、図24(a),図25(a)に例示したような、フレームメモリ7,8の記憶内容を全て消去した後最初の書き込みを行う段階では、キーソース信号K1の値にかかわらず全ての画素位置でキーフィル信号V1,キーソース信号K1をキーフィル信号Vw,キーソース信号Kwとしてフレームメモリ7,8に書き込んでも、フレームメモリ7,8への書き込み結果は、キーソース信号K1の値がゼロでない画素位置のみでキーフィル信号V1,キーソース信号K1をキーフィル信号Vw,キーソース信号Kwとしてフレームメモリ7,8に書き込んだ場合(図24(b),図25(b)の左端に示した状態)と同じになる。
そこで、図23に示したキーイング書き込み処理の変更例として、前述のクリアボタンの操作に応じてフレームメモリ7,8内の全ての記憶領域に値ゼロの信号を書き込んだ後の最初の処理であるか否かを判別し、最初の処理である場合には、ステップS22を省略し、常にステップS23を実行してからステップS25に進むようにしてもよい。あるいはまた、このような最初の書き込み動作によって全てを書き込み更新するので、クリアボタンの効果も兼ねさせることもできる。
また、キーイング書き込み処理のさらに別の変更例として、図26に示すように、図23のステップS22に代えて、その画素位置のキーソース信号Kmの値がゼロであるか否かを判断し(ステップS31)、ゼロである場合にはステップS23に進み、ゼロでない場合にはステップS24に進むようにしてもよい(ステップS21,S23〜S25の処理は、図23に示したのと同じである)。
この図26のキーイング書き込み処理によって、図24及び図25に示した3つの前景映像のためのキーフィル信号,キーソース信号を書き込む場合、最初の書き込み時には、フレームメモリ8の全ての記憶領域には値ゼロが書き込まれているので、図26のステップS31から常にステップS23に進み、書き込み結果は図24(b),図25(b)の左端と同じになる。
また、2回目の書き込み時には、太陽の絵の画素位置以外の画素位置に対応するフレームメモリ8の記憶領域には値ゼロが書き込まれたままなので、太陽の絵の画素位置以外の画素位置では図26のステップS23に進み、太陽の絵の画素位置では図26のステップS24に進む。そして、書き込み結果は、図24(c),図25(c)の左端と同じになる。
また、3回目の書き込み時には、太陽の絵及び枠で囲んだ日付の文字の画素位置以外の画素位置に対応するフレームメモリ8の記憶領域には値ゼロが書き込まれたままなので、太陽の絵及び枠で囲んだ日付の文字の画素位置以外の画素位置では図26のステップS23に進み、太陽の絵及び枠で囲んだ日付の文字の画素位置では図26のステップS24に進む。そして、書き込み結果は、図24(d),図25(d)と同じになる。
したがって、図24及び図25に示した3つの前景映像のためのキーフィル信号,キーソース信号を書き込む場合、図23のキーイング書き込み処理に代えて図26のキーイング書き込み処理を実行しても、同じ書き込み結果を得ることができる。
従来のエフェクトスイッチャーにおけるキーイングのための回路を示す図である。 本発明を適用したエフェクトスイッチャーの全体構成例を示す図である。 前景映像重畳用のGUI画面を示す図である。 図3のGUI画面の操作方法及び表示状態を例示する図である。 図3のGUI画面の操作方法及び表示状態を例示する図である。 図3のGUI画面の操作方法及び表示状態を例示する図である。 図3のGUI画面の操作に基づいて主ユニットのマイクロコンピュータが実行する処理を示すフローチャートである。 1組のキーヤーによって背景映像に前景映像が重畳される様子を例示する図である。 図3のGUI画面上の分割画面の図形の変更例を示す図である。 図2の主ユニットの構成の変更例を示す図である。 図2の主ユニットの構成の変更例を示す図である。 図2の主ユニットの構成の変更例を示す図である。 図2の主ユニットの構成の変更例を示す図である。 図2の主ユニットの構成の変更例を示す図である。 図2の主ユニットの構成の変更例を示す図である。 図15の変更例において主ユニットのマイクロコンピュータが実行する処理を示すフローチャートである。 図15の変更例におけるテーブルの記憶内容を例示する図である。 図15の変更例においてフレームメモリに書き込まれるキーフィル信号,キーソース信号の変化の様子を示す図である。 図15の変更例におけるキー選択ボタンの点灯制御の様子を例示する図である。 図2の主ユニットの構成の変更例を示す図である。 図2の主ユニットの構成の変更例を示す図である。 本発明を適用した別のエフェクトスイッチャーの全体構成例を示す図である。 キーイング書き込み指示ボタンの操作に基づいて合成書き込み回路が実行する処理を示すフローチャートである。 キーイング書き込み処理によるフレームメモリへのキーフィル信号の書き込みの様子を例示する図である。 キーイング書き込み処理によるフレームメモリへのキーソース信号の書き込みの様子を例示する図である。 キーイング書き込み指示ボタンの操作に基づいて合成書き込み回路が実行する処理の別の例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 主ユニット、 2 操作パネル、 4 キー映像選択スイッチ、 5 キー加工回路、 6 書き込み回路、 7,8 フレームメモリ、 9,10 背景映像選択スイッチ、 11 映像合成回路、 12 マイクロコンピュータ、 13 操作部、 14 マイクロコンピュータ、 21 分割画面の図形、 22 一時書き込みボタン、 23 継続書き込みボタン、 24 更新停止ボタン、 25 全クリアボタン、 26 部分クリアボタン、 31 セレクタ、 32 メモリ、 33 転送回路、 35,36 テーブル、 37 合成・選択回路、 38 合成書き込み回路、 B1〜B9 キー選択ボタン

Claims (10)

  1. 複数の入力ラインに入力する映像信号の中から、キーイングに用いる映像信号を選択するためのキー映像選択手段と、
    背景映像を選択するための背景選択手段と、
    前記キー映像選択手段によって選択された映像信号を加工するキー加工手段と、
    前記キー加工手段によって加工された映像信号を用いて、前記背景選択手段によって選択された背景映像に前景映像を重畳する映像合成手段と
    を備えた映像合成装置において、
    フレームメモリと、
    画面中の一部分ずつの領域を指定するための部分指定手段と、
    前記フレームメモリの記憶領域のうち、前記部分指定手段によって指定された画面中の領域に対応する記憶領域のみへの書き込みを行う書き込み手段と
    前記書き込み手段へ実行の合図を操作入力できる書き込みトリガ操作入力手段と
    を設け、
    前記キー映像選択手段によって選択された映像信号が、前記キー加工手段に送られ、
    前記キー加工手段によって加工された映像信号が、前記書き込み手段に送られて前記書き込みトリガ操作入力手段からの入力を合図として前記フレームメモリに書き込まれ、
    前記フレームメモリの全ての記憶領域から読み出された映像信号が、前記映像合成手段に送られる
    像合成装置。
  2. 請求項1に記載の映像合成装置において、
    前記部分指定手段は、予め複数の領域に分割された画面から1つ以上の領域を指定する操作手段を含む
    像合成装置。
  3. 請求項2に記載の映像合成装置において、
    前記操作手段は、前記複数の領域に分割された画面の図形が表示され、前記図形上で1つ以上の領域を指定し、指定された領域の表示状態が変化するグラフィカルユーザインタフェースである
    像合成装置。
  4. 請求項3に記載の映像合成装置において、
    前記グラフィカルユーザインタフェースは、前記図形上の前記複数の領域のうち、前記フレームメモリに書き込みが行われた領域の表示状態が変化するとともに、前記フレームメモリに書き込みが行われた領域をクリアするクリアボタンが表示され、前記クリアボタンによってクリアされた領域の表示状態が未指定時と同じ状態に戻り、
    前記書き込み手段は、前記フレームメモリの記憶領域のうち、前記クリアボタンによってクリアされた領域に対応する記憶領域に、値ゼロの信号を書き込む
    像合成装置。
  5. 請求項1に記載の映像合成装置において、
    書き込みの種類を、一時書き込みと継続書き込みとの2種類の中から選択して指示する操作手段を設け、
    前記書き込み手段は、前記一時書き込みが指示された場合には、1フレームだけ前記フ
    レームメモリへの書き込みを行い、前記継続書き込みが指示された場合には、毎フレーム前記フレームメモリへの書き込みを行う
    像合成装置。
  6. 請求項1に記載の映像合成装置において、
    前記複数の入力ラインのうち前記キー映像選択手段によって選択された入力ラインと、
    該入力ラインに入力する映像信号について前記部分指定手段によって指定された領域との対応関係を複数登録させるための登録操作手段と、
    前記登録操作手段で登録させた複数の対応関係を循環的に繰り返させて前記フレームメモリの記憶内容を更新させるための循環更新操作手段と、
    前記登録操作手段が操作される毎に、前記キー映像選択手段によって現在選択されている入力ラインと、該入力ラインに入力する映像信号について前記部分指定手段によって指定された領域との対応関係を示す情報を記憶手段に記憶させ、前記循環更新操作手段が操作されたことに応じて、前記記憶手段から前記情報を循環的に1組ずつ読み出し、前記キー映像選択手段を制御して、読み出した情報が示す入力ラインに入力する映像信号を選択させるとともに、前記書き込み手段を制御して、読み出した情報が示す領域に対応する記憶領域に書き込みを行わせる制御手段と
    を設けた映像合成装置。
  7. 請求項1に記載の映像合成装置において、
    前記キー映像選択手段を操作するための、前記複数の入力ラインに1対1に対応するボタンから成るキー選択ボタンのうち、前記フレームメモリに現在書き込まれている映像信号を選択したボタンを全て点灯させる制御手段
    を設けた映像合成装置。
  8. 請求項1に記載の映像合成装置において、
    前記フレームメモリの全ての記憶領域から読み出された映像信号を外部に出力する出力端子
    を設けた映像合成装置。
  9. 請求項1に記載の映像合成装置において、
    前記複数の入力ラインのうち前記キー映像選択手段によって選択された入力ラインと、
    前記フレームメモリの記憶領域のうち該入力ラインに入力する映像信号が書き込まれた記憶領域との対応関係を登録させるための登録操作手段と、
    前記登録操作手段で登録させた対応関係を再現させるための再現操作手段と、
    前記登録操作手段が操作される毎に、前記キー映像選択手段によって現在選択されている入力ラインと、前記フレームメモリの記憶領域のうち前記選択されている入力ラインに入力する映像信号が書き込まれた記憶領域との対応関係を示す情報を記憶手段に記憶させ、前記再現操作手段が操作され且つ前記キー映像選択手段によって入力ラインが選択されたことに応じて、前記書き込み手段を制御して、前記フレームメモリの記憶領域のうち、前記記憶手段内の前記情報において前記選択された入力ラインに対応している記憶領域に書き込みを行わせる制御手段と
    を設けた映像合成装置。
  10. 請求項1に記載の映像合成装置において、
    前記フレームメモリの全ての記憶領域に書き込まれた映像信号を転送して記憶させるための記憶手段と、
    前記記憶手段への転送を指示するための転送操作手段と、
    前記記憶手段内の映像信号を前記フレームメモリにロードさせるためのロード操作手段と、
    前記転送操作手段が操作されたことに応じて、前記フレームメモリの全ての記憶領域に書き込まれた映像信号を前記記憶手段に転送して記憶させ、前記ロード操作手段が操作されたことに応じて、前記記憶手段内の映像信号を前記フレームメモリにロードさせる制御手段と
    を設けた映像合成装置。
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