JP3224370B2 - コネクタの端子及びハウジング - Google Patents
コネクタの端子及びハウジングInfo
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Description
室に雌型端子を挿入してなるコネクタの技術分野に属す
る。
うに、ハウジング81に、これを貫通する収容室82を
高さ方向と幅方向に数列ずつ並列に形成し、この収容室
82に、前半部が略筒形で後部に電線83が接続された
雌型端子84をそれぞれ挿入して係止し、これらの雌型
端子84に相手側コネクタの雄型端子をそれぞれ挿入し
て機械的接続及び電気的接続を果たすようにしたものが
知られている(例えば特開平8−106944号公報を
参照)。上記雌型端子84の前端には雄型端子が挿入さ
れる挿入口85が開口し、後部には電線83が接続され
る接続部86が形成され、中途部には係合凹部87が形
成されており、この係合凹部87に、ハウジング81の
収容室82に可撓性をもって形成されたランス88の鉤
部が嵌入することで雌型端子84をハウジング81に対
して一次係止するようにしている。さらに、ハウジング
81に嵌入したリテーナ89の係止片90が、雌型端子
84の中途部上面に形成されたスタビライザ91の後側
に配置されることで雌型端子84をハウジング81に対
して二次係止するようにしている。
報には、この種の雌型端子の雄型端子との接続構造が開
示されており、図11(a)に示すように、挿入された
雄型端子92’を保持するため、雌型端子84’の端子
本体94’の内部に板バネ93’を端子本体94’に一
体的に形成することが行われている。
1枚の金属板から端子本体94’と共に打ち抜き、これ
を曲げることで形成されるが、成形性及びコスト等を考
慮して金属板の材料及び厚さを選定すると、1枚の板バ
ネ93’のみでは充分な接触力を確保することは難かし
い。そのため、上記特開平9−232021号公報に
は、図11(a)に例示するように、別途に補強用の板
バネ95’を端子本体94’と共に打ち抜き、これを主
たる板バネ93’の内側で曲げることで二重バネを構成
し、これによって接触力を確保する技術が開示されてい
る。その場合、補強用の板バネ95’を曲げ加工し、そ
の外側で主たる板バネ93’を曲げ加工するため、スプ
リングバックにより、自由状態にある板バネ間に隙間が
形成される。この隙間は2つのバネ成形工程で累積によ
って生じる寸法であるため、製造上これを正確に管理す
ることは困難であり、隙間寸法にばらつきが生じること
は避けられない。そのため、使用時、主バネ93’が補
強バネ95’に当たって両方のバネ93’、95’が共
に変形し始めるバネ定数の変曲点が製品によってばらつ
くことになり、製品ごとに得られる接触力が安定しない
という問題がある。しかも、2つの板バネ93’、9
5’が重なっているため、雌型端子84’が嵩高くな
り、コネクタのコンパクト化を損ねている。また図11
(a)に示すように、板バネ93’の基端付近には略円
弧状に曲がるR部96’が形成されるが、このR部9
6’の曲率半径が小さいと、図11(b)に示す使用時
にはR部96’にクラックが入り、そこから腐食が進行
すると接触力が極めて不安定になる。
雌型端子は、1枚の金属板から図11(c)に示す形状
のワーク97’に打ち抜き、曲げ加工を施して成形され
る。すなわち、図11(a)に示す端子本体94’の前
半部は、底壁94’aと、底壁94’aの幅方向の両端
からそれぞれ立ち上がる側壁94’b、94’bと、各
側壁94’bの上縁から対向する側壁94’bの上縁に
向かって延びて上下に重なる内上壁94’c及び外上壁
94’dとを備えているので、まずワーク97’を打ち
抜き、次いでワーク97’において、底壁94’aに相
当する部分に対して側壁94’b、94’bに相当する
部分を折り曲げ、さらに内上壁94’c及び外上壁9
4’dに相当する部分を折り曲げることにより成形され
る。その場合、補強用の板バネ95’を主たる板バネ9
3’が抱き込む構造となっているので、これらの板バネ
93’、95’は内上壁94’cに相当する部分に連ね
て形成している。このため、ワーク97’における底壁
94’aに相当する部分を中心にみるとワーク97’は
著しく非対称となるので、ワーク97’の打ち抜き工程
において金型上で加工力が偏り、その結果、加工性が悪
く、しかも加工精度が出にくいものになっている。
型端子84がハウジング81の収容室82に対して、例
えば上下逆さになるなど間違った向きで挿入されたとき
には、収容室82の入口に引っ掛かって挿入操作を止め
ることで、いわゆる逆差し防止の機能を発揮し得るもの
である。この機能により、雌型端子84とリテーナ89
が正規の位置関係となって、雌型端子84がリテーナ8
9に係止されることになる。しかし、スタビライザ91
はリテーナ89の係止片90に係止される関係上、端子
本体の中途部上面に設けられるから、それよりも前の端
子本体は上下逆さになったとしても挿入されてしまい、
そのために作業者が雌型端子84を更に強引に突っ込む
誤操作を招き、ハウジング81の収容室付近を破損する
おそれがある。
等をする場合、雄型端子と同形状のテスト用治具を雌型
端子に挿入することが行われるが、テスト用治具を繰り
返し用いるうちに治具が変形し、この変形した治具を強
引に挿入したために板バネ等が損傷を受けて不具合を起
こすことがある。
であり、その目的とするところは、2枚の板バネを内上
壁及び外上壁に振り分けて連設し且つR部をなくすこと
により、板バネ間の隙間をなくし且つクラックの発生等
を防止して接触力を安定的に得ると共にワークの対称性
を高めて加工性及び加工精度を向上させ、またスタビラ
イザを前進させて雌型端子の逆差し防止機能を強化する
と共にスタビライザを雌型端子の導通テスト等に利用可
能として板バネ等の損傷予防を図り、さらに板バネ間の
隙間がないこと、板バネにR部がないことに加え、ラン
スを幅方向に撓ませることにより、コネクタを高さ方向
に可及的にコンパクト化することにある。
ハウジングを提供することを更なる目的としている。
め、請求項1のコネクタの端子は、ハウジングの収容室
に挿入できるように少なくとも前半部が略筒形に形成さ
れ、前端に雄型端子が挿入される挿入口が開口し、後部
に電線が接続される接続部が設けられ、ハウジングのリ
テーナが嵌入する係止部が設けられた端子本体と、基端
が端子本体の前半部に一体的に設けられ、先端が前半部
の内部を前方に延びて高さ方向に撓み且つ上下に重なる
2枚の板バネと、端子本体をハウジングの収容室に挿入
すると前後方向に形成された溝に嵌入して前進し、溝内
に形成されたランスを乗り越えて当該ランスに係止され
るスタビライザとを備え、端子本体の前半部は、底壁
と、底壁の幅方向の両端からそれぞれ立ち上がる側壁
と、各側壁の後部上縁から対向する側壁の後部上縁に向
かって延びて上下に重なる内上壁及び外上壁とを備え、
上記2枚の板バネの基端が上記内上壁及び外上壁の前端
にそれぞれ連設されていると共に、スタビライザは、幅
方向に向く面を有して端子本体の前端から高さ方向に立
設されていることを特徴としている。なお、各請求項で
いう端子とは雌型端子のことである。
接続し、雌型端子をハウジングの収容室に挿入すると、
スタビライザがハウジングの溝に嵌入して前進し、ハウ
ジングのランスを乗り越えて当該ランスに係止され、こ
れで雌型端子がハウジングに一次係止される。次いで、
ハウジングにリテーナを押し込むなどすればリテーナが
端子本体の係止部に嵌合し、これで雌型端子がハウジン
グに二次係止される。そして、このコネクタに相手側コ
ネクタを対向させて相手側コネクタの雄型端子をそれぞ
れ雌型端子に挿入すれば、板バネが雄型端子に圧接して
両コネクタの機械的接続及び電気的接続が果たされる。
に相当する部分を縦まわりに曲げることで2枚のバネを
重ねるのではなく、内上壁及び外上壁にそれぞれ連設さ
れた板バネが、側壁又は上壁の曲げ加工に伴って重なる
ので、スプリングバックによる板バネ間の隙間が生じな
い。そのため、バネ定数に変曲点がなくなり、製品ごと
に得られる接触力が安定する。しかも、R部が形成され
ないので、クラックの発生等が防止されて接触力が安定
する。また、板バネが内上壁及び外上壁にそれぞれ連設
されるので、ワークの対称性が高くなり、加工性及び加
工精度が向上する。さらに、スタビライザが端子本体の
先端に設けられたので、雌型端子がハウジングの収容室
に対して間違った向きで挿入されたときには、挿入当初
の段階で収容室の入口に引っ掛かることになり、確実に
雌型端子の逆差し防止が図られ、作業者の誤操作による
ハウジングの破損が回避される。また、ハウジングの前
面にスタビライザに連通するテスト用窓部を開口すれ
ば、雄型端子と同形状のテスト用治具をテスト用窓部に
挿入するとスタビライザに接触するので、板バネ等を損
傷させることなく導通テスト等が行われる。さらに、板
バネ間に隙間がなく、しかも板バネにR部がないので、
雌片端子の高さが低くなる。加えて、ハウジングのラン
スが、幅方向に向く面により形成されたスタビライザに
応じて幅方向に撓むので、ハウジングに高さ方向に撓み
しろを設ける必要がなくなり、高さが低くなる。そのた
め、コネクタが高さ方向に可及的にコンパクトになる。
端子が挿入されるコネクタのハウジングであって、前後
方向に貫通する収容室が形成されたハウジング本体と、
このハウジング本体に嵌合して収容室に突入するリテー
ナとを備え、上記ハウジング本体は、収容室から高さ方
向に刻設され且つ前後方向に延び、スタビライザが嵌入
する溝と、この溝内で収容室の幅方向に撓むように設け
られ、前側でスタビライザを係止するランスと、ランス
の前側の溝を前方に開放するテスト用窓部とを備えてい
ることを特徴としている。
求項1の作用に関する記載は、そのまま請求項2の作用
として引用する。
に基づいて説明する。図2〜図6は実施形態に係るコネ
クタCの雌型端子Tを示し、図1及び図9は、この雌型
端子TをハウジングHに挿入してなるコネクタCを示
す。
は、ハウジングHの収容室51に挿入できるように前半
部が略筒形に形成された端子本体10と、基端が端子本
体10の前半部に一体的に設けられ且つ上下に重なる2
枚の板バネ22、21と、端子本体10の外側に設けら
れたスタビライザ30とを備えている。ここで雌型端子
Tにおいては、前後方向とは長手方向であり、例えば図
4では紙面に垂直な方向となる。また高さ方向は板バネ
21、22の先端の撓む方向にほぼ一致し、例えば図3
では紙面に垂直な方向となる。さらに幅方向は板バネ2
1、22の先端の板幅方向にほぼ一致し、例えば図2で
は紙面に垂直な方向となる。この方向付けはハウジング
Hに対しても用いる。すなわち、収容室51に雌型端子
Tが挿入されたときの雌型端子Tにおける前後方向、高
さ方向、及び幅方向をそのままハウジングHの収容室5
1の前後方向、高さ方向、及び幅方向とする。
が挿入される挿入口11が開口し、後部には電線Wが接
続される接続部12が設けられている。この接続部12
は断面略U字形に形成されており、上端縁を内側に曲げ
ることで電線Wの芯線を圧着するようにしている。ま
た、端子本体10の前後方向の中途部にはハウジングH
のリテーナ60が嵌入する係止部13が設けられてい
る。この係止部13は断面略U字形に形成され、上端縁
が端子本体10の前半部の上壁よりも低く形成されるこ
とで、図1に示すようにリテーナ60が嵌入可能となっ
ている。
16と、底壁16の幅方向の両端からそれぞれ立ち上が
る側壁17、17と、各側壁17の後部上縁から対向す
る側壁17の後部上縁に向かって延びて上下に重なる内
上壁18及び外上壁19とを備えている。なお、上記端
子本体10の前端には、必要に応じて上記板バネ21、
22の先端と端子本体10の内壁との隙間を塞ぐように
ガイド部15が形成されており、このガイド部15によ
り、誤って上記隙間に雄型端子TTや検査用のドライバ
ー等が挿入されることを防止している。
に、上記下側及び上側の2枚の板バネ21、22の先端
は、端子本体10の前半部の内部を前方に延びて高さ方
向に撓むようになっており、雄型端子TTが挿入された
ときに、これに圧接するようになっている。そして、一
方の板バネ21の基端は内上壁18の前端に連設されて
いると共に、他方の板バネ22の基端は外上壁19の前
端に連設されている。
イザ30は、端子本体10をハウジングHの収容室51
に挿入すると前後方向に形成された溝52に嵌入して前
進し、溝内に形成されたランス53を乗り越えて当該ラ
ンス53の前側に入ってこれに係止されるようになって
いる。そして、上記スタビライザ30は、幅方向に向く
面を有して端子本体10の前端から高さ方向に立設され
ている。この実施形態ではスタビライザ30は端子本体
10の上側に設けられている。
グHは、前後方向に貫通する収容室51が形成されたハ
ウジング本体50と、このハウジング本体50に嵌合し
て収容室51に突入するリテーナ60とを備えている。
上記ハウジング本体50は、収容室51から高さ方向に
刻設され且つ前後方向に延び、スタビライザ30が嵌入
する溝52と、この溝内で収容室51の幅方向に撓むよ
うに設けられ、前側でスタビライザ30を係止するラン
ス53と、ランス53の前側の溝52を前方に開放する
テスト用窓部54とを備えている。上記溝52は収容室
51から上方に刻設されている。図9では収容室51を
幅方向に1列だけ並列にしたコネクタCを例示している
が、図10で示したように、更にこれを高さ方向に数列
並列にしてもよい。
れる。すなわち、図8に示すように、展開形状で成形さ
れた複数の雌型端子T、T・・がランナーNに連なった
状態で金属板から打ち抜かれ、次いで各部を曲げて雌型
端子T、T・・を最終形状に成形し、その後に各雌型端
子TをランナーNから切り離すというものである。
体10の接続部12に電線Wを接続し、雌型端子Tをハ
ウジングHの収容室51に挿入すると、スタビライザ3
0がハウジングHの溝52に嵌入して前進し(図9
(a)の状態)、ハウジングHのランス53を乗り越え
て当該ランス53に係止され、これで雌型端子Tがハウ
ジングHに一次係止される(図9(b)の状態)。次い
で、ハウジングHにリテーナ60を押し込めばリテーナ
60が端子本体10の係止部13に嵌合し、これで雌型
端子TがハウジングHに二次係止される。そして、この
コネクタCに相手側コネクタCCを対向させて、その雄
型端子TT、TT・・をそれぞれ雌型端子T、T・・に
挿入すれば、板バネ21、22が雄型端子TTに圧接し
て両コネクタC、CCの機械的接続及び電気的接続が果
たされる(図1の状態)。
ネ21、22に相当する部分を縦まわりに曲げることで
2枚のバネ21、22を重ねるのではなく、内上壁18
又は外上壁19にそれぞれ連設された板バネ21、22
が、側壁17、17及び上壁18、19の曲げ加工に伴
って重なるので、スプリングバックによる板バネ21、
22間の隙間が生じない。そのため、バネ定数に変曲点
がなくなり、製品ごとに得られる接触力が安定する。こ
こで、縦まわりとは、高さ方向に変位するようにまわる
ことである。しかも、R部が形成されないので、クラッ
クの発生等が防止されて接触力が安定する。また、板バ
ネ21、22が内上壁18及び外上壁19にそれぞれ連
設されるので、ワークKの対称性が高くなり、加工性及
び加工精度が向上する。さらに、スタビライザ30が端
子本体10の先端に設けられたので、雌型端子Tがハウ
ジングHの収容室51に対して間違った向きで挿入され
たときには、挿入当初の段階で収容室51の入口に引っ
掛かることになり、確実に雌型端子Tの逆差し防止が図
られ、作業者の誤操作によるハウジングHの破損が回避
される。また、ハウジングHの前面にスタビライザ30
に連通するテスト用窓部54を開口すれば、雄型端子T
Tと同形状のテスト用治具をテスト用窓部54に挿入す
るとスタビライザ30に接触するので、板バネ等を損傷
させることなく導通テスト等が行われる。さらに、板バ
ネ21、22間に隙間がなく、しかも板バネ21、22
にR部がないので、雌片端子Tの高さが低くなる。加え
て、ハウジングHのランス53が、幅方向に向く面によ
り形成されたスタビライザ30に応じて幅方向に撓むの
で、ハウジングHに高さ方向に撓みしろを設ける必要が
なくなり、高さが低くなる。そのため、コネクタCが高
さ方向に可及的にコンパクトになる。特に、収容室51
を高さ方向に並べたコネクタCでは、高さ方向に数個の
雌型端子Tが連なり、収容室51の間の壁も増えるの
で、それぞれの雌片端子Tの高さが低くなり、且つ収容
室51の間の壁が薄型化されることにより、コネクタC
を高さ方向に大幅にコンパクト化することができる。こ
のようなことから、このコネクタCは、例えばスペース
ユーティリティが厳しく求められる自動車で用いるコネ
クタとして好適である。なお、スタビライザ30を端子
本体10の下側に設けると共に溝52を収容室51から
下方に刻設し、ランス53を溝内で収容室51の幅方向
に撓むように設けたときにも、上記実施形態と同様にコ
ネクタCを高さ方向にコンパクト化することができる。
タの端子によれば、2枚の板バネを内上壁及び外上壁に
振り分けて連設し且つR部をなくしたので、板バネ間の
隙間がなくなり且つクラックの発生等が防止されて接触
力を安定的に得ることができると共に、ワークの対称性
が高められて加工性及び加工精度を向上させることがで
きる。また、スタビライザを端子本体の前端に設けたの
で、確実に雌型端子の逆差し防止を図ることができると
共に、スタビライザを雌型端子の導通テスト等に利用可
能として板バネ等の損傷を予防することができる。さら
に板バネ間の隙間がないこと、板バネにR部がないこと
に加え、ランスを幅方向に撓ませることにより、コネク
タを高さ方向に可及的にコンパクト化することができ
る。
記載は、そのまま請求項2の効果として引用する。
と接続した状態で示す一部縦断面図である。
は図2におけるB−B線断面図である。
図である。
一部を取り除いた斜視図である。
工する前の図である。
入しつつあるところをリテーナを外して右前方の上から
みた斜視図、(b)は端子の挿入が完了したところをみ
た同様の斜視図であって、いずれも手前の収容室の一部
を断面している。
ところを示す斜視図、
縦断面図、(b)は雄型端子を挿入したあとの雌型端子
の縦断面図、(c)は端子の展開形状を縮小して示した
図で、曲げ加工する前の図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ハウジングの収容室に挿入できるように
少なくとも前半部が略筒形に形成され、前端に雄型端子
が挿入される挿入口が開口し、後部に電線が接続される
接続部が設けられ、ハウジングのリテーナが嵌入する係
止部が設けられた端子本体と、基端が端子本体の前半部
に一体的に設けられ、先端が前半部の内部を前方に延び
て高さ方向に撓み且つ上下に重なる2枚の板バネと、端
子本体をハウジングの収容室に挿入すると前後方向に形
成された溝に嵌入して前進し、溝内に形成されたランス
を乗り越えて当該ランスに係止されるスタビライザとを
備え、端子本体の前半部は、底壁と、底壁の幅方向の両
端からそれぞれ立ち上がる側壁と、各側壁の後部上縁か
ら対向する側壁の後部上縁に向かって延びて上下に重な
る内上壁及び外上壁とを備え、上記2枚の板バネの基端
が上記内上壁及び外上壁の前端にそれぞれ連設されてい
ると共に、スタビライザは、幅方向に向く面を有して端
子本体の前端から高さ方向に立設されていることを特徴
とするコネクタの端子。 - 【請求項2】 請求項1に記載のコネクタの端子が挿入
されるコネクタのハウジングであって、前後方向に貫通
する収容室が形成されたハウジング本体と、このハウジ
ング本体に嵌合して収容室に突入するリテーナとを備
え、上記ハウジング本体は、収容室から高さ方向に刻設
され且つ前後方向に延び、スタビライザが嵌入する溝
と、この溝内で収容室の幅方向に撓むように設けられ、
前側でスタビライザを係止するランスと、ランスの前側
の溝を前方に開放するテスト用窓部とを備えていること
を特徴とするコネクタのハウジング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21975498A JP3224370B2 (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | コネクタの端子及びハウジング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21975498A JP3224370B2 (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | コネクタの端子及びハウジング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000036351A JP2000036351A (ja) | 2000-02-02 |
JP3224370B2 true JP3224370B2 (ja) | 2001-10-29 |
Family
ID=16740486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21975498A Expired - Lifetime JP3224370B2 (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | コネクタの端子及びハウジング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3224370B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8228436B2 (en) | 2006-10-06 | 2012-07-24 | Sony Corporation | Image synthesizing apparatus |
-
1998
- 1998-07-16 JP JP21975498A patent/JP3224370B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8228436B2 (en) | 2006-10-06 | 2012-07-24 | Sony Corporation | Image synthesizing apparatus |
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Date | Code | Title | Description |
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