JPH0993487A - ビデオ編集装置 - Google Patents

ビデオ編集装置

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JPH0993487A
JPH0993487A JP7267703A JP26770395A JPH0993487A JP H0993487 A JPH0993487 A JP H0993487A JP 7267703 A JP7267703 A JP 7267703A JP 26770395 A JP26770395 A JP 26770395A JP H0993487 A JPH0993487 A JP H0993487A
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video
image
signal
fader
bus
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Mizuo Tomizawa
瑞夫 富沢
Atsushi Tomita
淳 富田
Hirochika Mikami
博規 三上
Tetsuji Seto
哲司 瀬戸
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Roland Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】映像ならびに音声の編集の操作性をより向上さ
せたビデオ編集装置を提供する。 【解決手段】2つのビデオ信号を入力する入力手段と、
設定位置に応じて入力手段によって入力された2つのビ
デオ信号の合成割合を指示する第1のフェーダーと、第
1のフェーダーの設定位置を時間経過に従って自動的に
移動するとともに、第1のフェーダーの移動にともない
2つのビデオ信号の合成割合を変化する第1の制御手段
と、第1のフェーダーを自動的に移動する際の移動開始
位置および/または移動終了位置を任意に設定する第1
の設定手段とを有するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ編集装置に
関し、さらに詳細には、パーソナル・コンピューターな
どを用いてビデオ編集する際に用いて好適なビデオ編集
装置に関する。
【0002】
【発明の背景および発明が解決しようとする課題】CD
−ROMの利用やマルチ・メディアの進展などに示され
るように、最近のパーソナル・コンピューターは、映像
と音声とを自由に制御することができるようになってき
た。そして、こうしたパーソナル・コンピューターの発
展とともに、近年、パーソナル・コンピューターを使用
して映像と音声とを自由に制御することのできるビデオ
編集装置が提案されており、デスク・トップ・ビデオ
(DTV)と呼ばれている。
【0003】本発明の目的は、上記ビデオ編集装置にお
いて、映像ならびに音声の編集の操作性をより向上させ
た装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるビデオ編集装置は、2つのビデオ信号
を入力する入力手段と、設定位置に応じて上記入力手段
によって入力された上記2つのビデオ信号の合成割合を
指示する第1のフェーダーと、上記第1のフェーダーの
設定位置を時間経過に従って自動的に移動するととも
に、上記第1のフェーダーの移動にともない上記2つの
ビデオ信号の合成割合を変化する第1の制御手段と、上
記第1のフェーダーを自動的に移動する際の移動開始位
置および/または移動終了位置を任意に設定する第1の
設定手段とを有するようにしたものである。
【0005】さらに、音声信号のレベルを指示する第2
のフェーダーと、上記第1のフェーダーの移動に従って
上記第2のフェーダーを連動制御する第2の制御手段
と、上記第1のフェーダーが移動する間に上記第2のフ
ェーダーが移動する位置を設定する第2の設定手段とを
設けるようにしてもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しなが
ら、本発明によるビデオ編集装置の発明の実施の形態の
一例を詳細に説明する。 1.DTVのシステムの構成 図1には、本発明によるビデオ編集装置を用いたDTV
のシステム構成の一例を示す概念図が示されている。
【0007】図1に示されるように、本発明によるビデ
オ編集装置を用いたDTVのシステム構成においては、
本発明によるビデオ編集装置が構築されたパーソナル・
コンピューター10へ、映像信号としてビデオ・カメラ
20あるいはビデオ・テープ・レコーダー(VTR)2
2などから出力されるビデオ信号が2系統ならびにパー
ソナル・コンピューター10などで生成されたRGB信
号が入力可能となされているとともに、音声信号として
ビデオ・カメラ20、VTR22あるいはコンパクト・
ディスク・プレーヤー(CDプレーヤー)24などから
出力されるオーディオ信号が3系統入力可能となされて
いる。そして、パーソナル・コンピューター10に接続
されたキーボード12やマウス14を用いて、パーソナ
ル・コンピューター10に入力されたビデオ信号、RG
B信号ならびにオーディオ信号に関して、これらの合成
を行ったり、あるいは効果の付加を行ったり、さらには
タイトルやテロップの挿入を行ったりするなどの編集処
理を行い、当該編集処理を行った後の出力信号としてビ
デオ信号ならびにオーディオ信号をTVモニター26な
らびにスピーカー27が接続されたVTR28へ出力
し、編集された映像ならびに音声をVTR28によりビ
デオ・テープに集録してビデオ編集することができると
ともに、TVモニター26ならびにスピーカー27によ
り視聴可能となされている。
【0008】入力されたビデオ信号またはRGB信号は
ディスプレイ装置16で、入力されたオーディオ信号は
スピーカー18で視聴しながら編集処理を行う。
【0009】なお、図1のシステム構成においては、ビ
デオ・カメラ20から出力されるビデオ信号とオーディ
オ信号とを対にして第1の入力系統のビデオ信号および
第1の入力系統のオーディオ信号としてそれぞれ用い、
VTR22から出力されるビデオ信号とオーディオ信号
とを対にして第2の入力系統のビデオ信号および第2の
入力系統のオーディオ信号としてそれぞれ用いている。
【0010】しかしながら、上記した図1のシステム構
成に示されるように、映像信号と音声信号とを対にして
入力することなく、映像信号と音声信号とがそれぞれ全
く独立した入力系統により入力されるようにしてもよい
ことは勿論である。
【0011】また、以下の説明においては、ビデオ信
号、RGB信号ならびにオーディオ信号は図1のシステ
ム構成に示される入力系統により入力されるものとし、
第1の入力系統のビデオ信号、オーディオ信号をそれぞ
れ「ビデオ1信号」、「オーディオ1信号」と称し、第
2の入力系統のビデオ信号、オーディオ信号をそれぞれ
「ビデオ2信号」、「オーディオ2信号」と称し、第3
の入力系統のオーディオ信号を「AUX信号」と称す
る。 2.入出力 図2および図3は、パーソナル・コンピューター10の
拡張スロット10aに組み込む拡張ボード(以下、「ビ
デオ・ボード」と称する。)の回路構成を示すブロック
構成図である。現在のパーソナル・コンピューターに
は、ビデオ信号やオーディオ信号を処理する機能が備わ
っていないので、このような回路を追加して処理する。
【0012】このビデオ・ボードに、以下に説明するよ
うに、上記したビデオ信号、RGB信号およびオーディ
オ信号の入力端子および編集した信号を出力する出力端
子が設けられている。
【0013】即ち、ビデオ信号の入力端子としてビデオ
1信号入力端子30およびビデオ2信号入力端子32が
設けられ、RGB信号の入力端子としてRGB信号入力
端子34が設けられている。
【0014】また、本発明によるビデオ編集装置によっ
て処理されたビデオ信号の出力端子としてビデオ信号出
力端子36が設けられ、RGB信号の出力端子としてR
GB信号出力端子38が設けられている。
【0015】さらに、このビデオ・ボードには、オーデ
ィオ信号の入力端子としてオーディオ1信号入力端子4
0、オーディオ2信号入力端子42およびAUX信号入
力端子44が設けられている。
【0016】また、本発明によるビデオ編集装置によっ
て処理されたオーディオ信号の出力端子としてオーディ
オ信号出力端子46が設けられている。
【0017】一方、図4は、パーソナル・コンピュータ
ー10により図2および図3に示すビデオ編集装置を起
動した際における、ディスプレイ装置16の画面表示
(以下、図4に示すディスプレイ装置16の画面表示を
「コンソール」と称する。)を示している。以下の説明
においては、この図4に示すコンソールも合わせて参照
する。
【0018】なお、この実施の形態においては、コンソ
ールの所定箇所をマウス14を用いてクリックしたり、
あるいはコンソールの所定箇所にキーボード12を用い
て数値入力したりすることなどにより、ユーザーがビデ
オ編集装置への入力操作を行うことができるように構成
されている。 3.映像の処理に関する説明 3−1.映像信号に関する説明 このビデオ編集装置においては、バスA(BUS
A)、バスB(BUS B)およびバスC(BUS
C)の3系統の映像信号の効果の付加や合成を行い、映
像の編集を行うことができるようになされており、コン
ソールのバスA用インプット・セレクタ200(図3の
バスA用入力バス・セレクタ48に対応する)によりバ
スAの映像信号を選択し、バスB用インプット・セレク
タ202(図3のバスB用入力バス・セレクタ50に対
応する)によりバスBの映像信号を選択し、バスC用イ
ンプット・セレクタ204(図3のバスC用入力バス・
セレクタ52に対応する)によりバスCの映像信号を選
択することができる。
【0019】そして、バスAとして選択された映像信号
とバスBとして選択された映像信号とが、第1合成回路
54においてフェーダー1のツマミ206の位置により
指定される割合で合成され、当該合成された信号が第2
合成回路56に出力される。第2合成回路56において
は、第1合成回路54から出力された合成信号とバスC
として選択された映像信号とが、フェーダー2のツマミ
208の位置により指定される割合で合成され、合成さ
れた信号が外部へ出力されるビデオ信号としてビデオ信
号出力端子36から出力される。
【0020】さらに、ビデオ信号出力端子36から出力
されたビデオ信号は、VTR28ならびにTVモニター
26に入力される。 3−2.バス・セレクタ 上記した各バス・セレクタ48、50、52に供給され
る映像信号は、以下の(1)乃至(4)に示すものであ
る。
【0021】(1)ビデオ1信号=ビデオ1信号入力端
子30に入力されているフレーム・メモリ58を介さな
い信号である。
【0022】(2)フレーム・メモリ信号=フレーム・
メモリ58を読み出して得られるビデオ信号である。
【0023】(3)バック・カラー信号(単色の背景の
映像信号)=バック・カラー信号発生回路60によって
発生される信号である。
【0024】(4)白バック信号(白色の背景の映像信
号)または黒バック信号(黒色の背景の映像信号)=白
黒バック・カラー信号発生回路62によって発生される
信号である。
【0025】そして、上記(1)乃至(4)の信号に対
応したコンソールのボタンをクリックすることにより、
各入力バスの信号として所望の信号を選択することがで
きる。
【0026】ここでフレーム・メモリ58とは、1フレ
ーム(画像)分の映像信号を書き込むことができるとと
もに、書き込まれた映像信号を書き込みのタイミングと
は異なるタイミングで読み出すことのできるメモリであ
る。即ち、このフレーム・メモリ58は、映像信号の書
き込みと読み出しとをそれぞれ独立して行うことができ
るメモリである。
【0027】そして、フレーム・メモリ58は、映像信
号を構成する輝度成分を示す輝度信号Yを記憶するY領
域58aと、R(赤)原色信号から輝度信号Y成分を差
し引いた色差信号(R−Y)を記憶する(R−Y)領域
58bと、B(青)原色信号から輝度信号Y成分を差し
引いた色差信号(B−Y)を記憶する(B−Y)領域5
8cとよりなり、所謂、3面構成とされている。
【0028】以下に、上記した各映像信号に基づく映像
の選択操作ならびに当該選択操作を行った場合の映像信
号の処理に関して、さらに詳細に説明することとする。 3−2−1.ビデオ1映像の選択 図1乃至図4に加えて、図5を合わせて参照しながら説
明すると、バスA用インプット・セレクタ200のビデ
オ1映像ボタン200aをクリックすると、バスA用入
力バス・セレクタ48がビデオ1映像端子48a側に切
り換わる。
【0029】このビデオ1映像端子48aには、ビデオ
1信号入力端子30に入力されたビデオ1信号がフレー
ム・メモリ58を通らずにスルー経路によりダイレクト
に入力されている。
【0030】なお、バスB、バスCに対しても、同様に
ビデオ1映像ボタンをクリックしてそれぞれのバスに対
応した入力バス・セレクタを切り換えることにより、ビ
デオ1映像が選択される。 3−2−2.フレーム・メモリ映像の選択 3−2−2−1.フレーム・メモリ映像の種類 図1乃至図4に加えて、図5を参照しながら説明する
と、バスA用インプット・セレクタ200のフレーム・
メモリ映像ボタン200bをクリックすると、バスA用
入力バス・セレクタ48がフレーム・メモリ映像端子4
8b側に切り換わる。
【0031】このフレーム・メモリ映像端子48bに
は、後述するようにフレーム・メモリ58に書き込まれ
たデータを読み出すことにより、フレーム・メモリ58
→バス・セレクタ64(内部スイッチSW6)→デジタ
ル・アナログ変換器66→ビデオ・エンコーダ68→ビ
デオ2映像端子48bの経路で入力される。
【0032】そして、フレーム・メモリ映像として、次
の(1)乃至(5)の映像を選択することができる。
【0033】(1)ビデオ1’映像=フレーム・メモリ
58を介するビデオ1信号による映像である。
【0034】(2)ビデオ2映像=フレーム・メモリ5
8を介するビデオ2信号による映像である。
【0035】(3)テロップ映像=テロップ・ファイル
(テロップ・ファイルは、フレーム・メモリ58に書き
込まれるとともに、フレーム・メモリ58から読み出さ
れるフレーム・データとしてのテロップ・データ(テロ
ップの文字面を示すデータ)とアルファ・メモリ70に
書き込まれるとともに、アルファ・メモリ70から読み
出されるアルファ・データとしての透過度データ(テロ
ップの文字面の透過度を示すデータ)とよりなる。)を
読み出すことにより得られるテロップの映像である。な
お、テロップ・ファイルは、テロップ・データと透過度
データとより構成されるようにして作成され、パーソナ
ル・コンピュータ10のメモリやフロッピー・ディスク
などの外部記憶装置に記憶される。
【0036】(4)RGB映像=フレーム・メモリ58
を介するRGB信号による映像である。この実施の形態
においては、コンピューター10のディスプレイ装置1
6に表示されている映像となる。
【0037】(5)画像ファイル映像=後述するキャプ
チャ処理によって作成された、フレーム・データとして
の1フレーム分の画像データや、画像を作成するための
公知の画像作成装置などによって作成された、フレーム
・データとしての1フレーム分の画像データなどにより
構成される画像ファイルを読み出すことにより得られる
静止画像の映像である。画像ファイルは、パーソナル・
コンピュータ10のメモリやフロッピー・ディスクなど
の外部記憶装置に記憶される。 3−2−2−2.フレーム・メモリとアルファ・メモリ
の書き込みおよび読み出し パーソナル・コンピューター10のメモリやフロッピー
・ディスクなどの外部記憶装置に記憶され、フレーム・
メモリ58あるいはアルファ・メモリ70に書き込まれ
るファイルとしては、テロップ・ファイル、画像ファイ
ルおよびアルファ・ファイルがある。なお、テロップ・
ファイル、画像ファイルおよびアルファ・ファイルを記
憶したパーソナル・コンピューター10のメモリやフロ
ッピー・ディスクなどの外部記憶装置を、以下において
は、単に「ファイル・メモリ」と称することとする。
【0038】上記したように、テロップ・ファイルはテ
ロップ映像を得るためのデータであり、画像ファイルは
画像ファイル映像を得るためのデータであるが、アルフ
ァ・ファイルは輝度や透過度を示すデータであって、後
述するキー信号の処理などにおいて用いられる。
【0039】ここで、テロップ・ファイル、画像ファイ
ルおよびアルファ・ファイルのデータ・フォーマットを
説明すると、テロップ・ファイルはフレーム・データと
アルファ・データとより構成され、画像ファイルはフレ
ーム・データのみにより構成され、アルファ・ファイル
はアルファ・データのみにより構成されている。
【0040】そして、こうしたテロップ・ファイル、画
像ファイルならびにアルファ・ファイルを、ファイル・
メモリから読み出してフレーム・メモリ58ならびにア
ルファ・メモリ70に書き込むにあたっては、ファイル
・メモリからテロップ・ファイル、画像ファイルあるい
はアルファ・ファイルのいずれを読み出すかの選択と、
選択して読み出したファイルをフレーム・メモリ58あ
るいはアルファ・メモリ70のいずれに書き込むかの選
択とを行うことができる。
【0041】即ち、図6の処理のフローチャートに示す
ように、まずユーザーは、読み出したファイルをフレー
ム・メモリ58あるいはアルファ・メモリ70のいずれ
に書き込むかの指定を行う(ステップS602)。な
お、この指定は、コンソールのフレーム・メモリ指定ボ
タン210あるいはアルファ・メモリ指定ボタン212
をクリックすることにより行う。
【0042】次に、ユーザーは、ファイル・メモリから
テロップ・ファイル、画像ファイルあるいはアルファ・
ファイルのいずれを読み出すかの選択を行う(ステップ
S604)。このファイル・メモリから所望のファイル
を読み出す操作は、後に詳述する。
【0043】こうして、ユーザーによりステップS60
2およびステップS604の操作が行われると、ステッ
プS604で選択した読み出しファイルの種類の判別処
理が行われる(ステップS606)。さらに、読み出し
ファイルを書き込むメモリと処理を決定し(ステップS
608)、それを実行する(ステップS610)。
【0044】なお、ステップS602ならびにステップ
S604の選択に応じて、図7に示すように6つのケー
スが存在する。
【0045】ケース1:フレーム・メモリ58を書き込
みメモリとして指定し、ファイル・メモリからの読み出
しファイルとしてテロップ・ファイルを選択した場合に
は、フレーム・メモリ58にテロップ・ファイルのフレ
ーム・データ、即ち、テロップ・データが書き込まれ、
アルファ・メモリ70にテロップ・ファイルのアルファ
・データ、即ち、透過度データが書き込まれる。この場
合は、テロップ映像を選択する場合の選択条件となる。
そして、テロップ映像を選択する場合には、後述するア
ナログキーの選択を行うことになる。
【0046】ケース2:アルファ・メモリ70を書き込
みメモリとして指定し、ファイル・メモリからの読み出
しファイルとしてテロップ・ファイルを選択した場合に
は、フレーム・メモリ58にテロップ・ファイルのフレ
ーム・データは書き込まれず、アルファ・メモリ70に
テロップ・ファイルのアルファ・データ、即ち、透過度
データが書き込まれる。この場合、フレーム・メモリ5
8を使用しないテロップ映像を選択する場合の選択条件
となる。そして、フレーム・メモリ58を使用しないテ
ロップ映像を選択する場合には、後述するアナログキー
の選択を行うことになる。
【0047】ケース3:フレーム・メモリ58を書き込
みメモリとして指定し、ファイル・メモリからの読み出
しファイルとして画像ファイルを選択した場合には、フ
レーム・メモリ58に画像ファイルのフレーム・デー
タ、即ち、画像データが書き込まれ、アルファ・メモリ
70への書き込みは行われない。この場合は、画像ファ
イル映像を選択する場合の選択条件となる。
【0048】ケース4:アルファ・メモリ70を書き込
みメモリとして指定し、ファイル・メモリからの読み出
しファイルとして画像ファイルを選択した場合には、フ
レーム・メモリ58への書き込みは行われず、アルファ
・メモリ70に画像ファイルのフレーム・データ、即
ち、画像データをグレースケール化(1ピクセル当たり
8ビット)して書き込む。この場合、画像ファイルをア
ルファ・ファイルとして転用することができる。そし
て、後述するデジタルキーの選択を行うことにより、後
述するワイプ効果を得ることができ、アナログキーの選
択を行うことにより、後述する透過を得ることができ
る。
【0049】ケース5:フレーム・メモリ58を書き込
みメモリとして指定し、ファイル・メモリからの読み出
しファイルとしてアルファ・ファイルを選択した場合に
は、フレーム・メモリ58へアルファ・ファイルのアル
ファ・データを白黒データ化して書き込み、アルファ・
メモリ70への書き込みは行われない。この場合、アル
ファファイルを画像ファイルとして転用することができ
る。
【0050】ケース6:アルファ・メモリ70を書き込
みメモリとして指定し、ファイル・メモリからの読み出
しファイルとしてアルファ・ファイルを選択した場合に
は、フレーム・メモリ58への書き込みは行われず、ア
ルファ・メモリ70にアルファ・ファイルのフレーム・
データを書き込む。この場合、デジタルキーの選択を行
うことによりワイプ効果を得ることができ、アナログキ
ーの選択を行うことにより透過を得ることができる。
【0051】また、上記したケースにおいて、図8に示
すように、アルファ・メモリ70に書き込まれたアルフ
ァ・データ(図8(a))を読み出す際には、デジタル
キーを選択したデジタルキー・モードにおいては、アル
ファ・メモリ70の読み出しを8ビット2fscとして
階調度を上げ、アナログキーを選択したアナログキー・
モードにおいては、アルファ・メモリ70の読み出しを
4ビット4fscとして解像度を上げるようにしてい
る。 3−2−2−3.フレーム・メモリ映像の選択方法 フレーム・メモリ映像として上記(1)乃至(5)の映
像を選択するためには、バスA乃至バスCのいずれのバ
スの映像として上記(1)乃至(5)の映像を用いるか
を決定し、決定したバスのインプット・セレクタのフレ
ーム・メモリ映像ボタンをクリックして、入力バス・セ
レクタをフレーム・メモリ映像端子側に切り換えるよう
にする。
【0052】そして、フレーム・メモリ映像ボタンをク
リックすると、フレーム・メモリ映像の選択一覧がコン
ソールの一部分に表示されるので、所望の映像に対応す
る欄をクリックして、所望の映像を選択する。
【0053】ところで、フレーム・メモリ映像の選択一
覧の表示において、「テロップ」欄をクリックしてテロ
ップ映像を選択する場合においては、ファイル・メモリ
に格納されているテロップ・ファイルが一覧表示され
(図示せず)、この一覧表示からフレーム・メモリ映像
として選択したいテロップ映像のテロップ・ファイルを
クリックする。
【0054】また、フレーム・メモリ映像の選択一覧の
表示において、「画像ファイル」欄をクリックして画像
ファイル映像を選択する場合においては、ファイル・メ
モリに格納されている画像ファイルが一覧表示され(図
示せず)、この一覧表示からフレーム・メモリ映像とし
て選択したい画像ファイル映像の画像ファイルをクリッ
クする。
【0055】上記のようにして、選択したいテロップ映
像のテロップ・ファイルまたは画像ファイル映像の画像
ファイルをクリックすると、コンソールにOKボタン
(図示せず)が表示されるので、そのOKボタンをクリ
ックして、フレーム・メモリ映像として選択する映像を
決定する。
【0056】なお、OKボタンをクリックしたときに自
動的にテロップ・ファイルあるいは画像ファイルの一覧
表示が閉じて表示が終了し、コンソールのフレーム・メ
モリ表示画面214に読み込んだテロップ・ファイルに
よるテロップ映像または画像ファイルによる画像ファイ
ル映像が表示される。
【0057】なお、コンソールのフレーム・メモリ表示
画面214には、フレーム・メモリ映像としてテロップ
映像または画像ファイル映像を選択したときだけ、当該
選択したテロップ映像または画像ファイル映像が表示さ
れる。
【0058】また、この実施の形態において、フレーム
・メモリ映像として上記(1)乃至(5)の映像を選択
することによりフレーム・メモリ58に読み込まれるデ
ータによる映像の基本の画像サイズは、「756(幅)
×485(高さ)」ドットである。その他のサイズのデ
ータを読み込んだときは、アスペクト比(画面の縦横
比)が自動的に変換されることになる。この変換によっ
て、データのサイズが「640(幅)×480(高
さ)」ドットのときはテレビ画面いっぱいに画像が映る
ようになる。 3−2−2−4.フレーム・メモリ映像の選択に伴う内
部処理 上記したフレーム・メモリ映像として上記(1)乃至
(5)の映像を選択する操作に伴うビデオ編集装置の内
部処理に関して、図9に示す表を参照しながら以下に説
明する。 3−2−2−4−1.ビデオ1’映像を選択した場合に
ついての説明 フレーム・メモリ映像の選択一覧の表示の「ビデオ1」
欄をクリックしてビデオ1’映像を選択すると、図2に
示す内部スイッチSW1乃至SW6が、図9の表に示す
ように切り換えられ、図10に示す伝達経路を通ってビ
デオ1信号入力端子30に入力されたビデオ1信号が、
フレーム・メモリ映像端子48b、50b、52bに出
力されるビデオ信号として出力される。
【0059】即ち、ビデオ1信号入力端子30に入力さ
れたビデオ1信号は3系統に分岐されるが、その中の1
系統のビデオ1信号は内部SW1(イ側に切り換えられ
ている)を通過した後に2系統に分岐される。分岐され
た一方の系統のビデオ1信号は、デコーダ72へ入力さ
れ、デコーダ72により輝度信号Yと色差信号(R−
Y)と色差信号(B−Y)とに色分離される。それか
ら、デコーダ72→内部スイッチSW2(イ側に切り換
えられている)→アナログ・デジタル変換器74→ライ
ン・メモリ回路76→バス・セレクタ78(内部スイッ
チSW5:イ側に切り換えられている)→フレーム・メ
モリ58→バス・セレクタ64(内部スイッチSW6:
イ側に切り換えられている)→デジタル・アナログ変換
器66→ビデオ・エンコーダ68→フレーム・メモリ映
像端子48b、50b、52bに供給されることにな
る。
【0060】ここで、フレーム・メモリ58へのビデオ
1信号の書き込みのタイミングおよびフレーム・メモリ
58に書き込まれたビデオ1信号の読み出しのタイミン
グは、ビデオ1信号入力端子30に入力されたビデオ1
信号に基づき発生されるクロックのタイミングにより行
われる。
【0061】まず、フレーム・メモリ58へのビデオ1
信号の書き込みのタイミングに関して説明すると、内部
SW1(イ側に切り換えられている)から2系統に分岐
された他方のビデオ1信号が、同期処理回路80→内部
スイッチSW3(イ側に切り換えられている)の経路を
通り、書き込みクロック発生回路82に入力され、ここ
でビデオ1信号に基づきフレーム・メモリ58への書き
込みクロックを発生させる。
【0062】この書き込みクロックがタイミング発生回
路84に入力され、書き込みタイミングを発生する。
【0063】次に、読み出しのタイミングを説明する
と、ビデオ1信号入力端子30への入力後に3系統に分
岐されたビデオ1信号の1系統が、同期処理回路86を
介して内部スイッチSW4へ入力される。
【0064】ここで、この実施の形態においては、ビデ
オ1信号入力端子30へのビデオ信号の入力の有無を検
出しており、ビデオ1信号入力端子30へビデオ信号が
入力されている場合には、内部スイッチSW4を強制的
にイ側に切り換え、ビデオ1信号入力端子30へビデオ
信号が入力されていない場合には、内部スイッチSW4
を強制的にロ側に切り換えるよう構成されている。(な
お、この実施の形態に示された構成に限られることなし
に、内部スイッチSW4のイ側とロ側(ロ側には、ビデ
オ信号の同期を発生するための内部同期発生回路88が
接続されている。)との切り換えを任意に行うようにし
てもよいことは勿論である。)。
【0065】従って、同期処理回路86を介して内部ス
イッチSW4入力されたビデオ1信号は、読み出しクロ
ック発生回路90へ入力され、ここでビデオ1信号に基
づきフレーム・メモリ58からの読み出しクロックを発
生させる。
【0066】この読み出しクロックがタイミング発生回
路84に入力され、読み出しタイミングを発生する。 3−2−2−4−2.ビデオ2映像を選択した場合につ
いての説明 3−2−2−4−2−1.ビデオ1信号入力端子30に
ビデオ1信号が入力されていない場合(内部スイッチS
W4がロ側に切り換えられている場合) フレーム・メモリ映像の選択一覧の表示の「ビデオ2」
欄をクリックしてビデオ2映像を選択すると、図2に示
す内部スイッチSW1乃至SW6が、図9の表に示すよ
うに切り換えられ、ビデオ・コントローラーはタイム・
ベース・コレクタ(TBC)として機能し、図11に示
す伝達経路を通ってビデオ2信号入力端子32に入力さ
れたビデオ2信号が、フレーム・メモリ映像端子48
b、50b、52bに出力されるビデオ信号として出力
される。
【0067】即ち、ビデオ2信号入力端子32に入力さ
れたビデオ2信号は内部SW1(ロ側に切り換えられて
いる)を通過した後に2系統に分岐される。分岐された
一方の系統のビデオ2信号は、デコーダ72→内部スイ
ッチSW2(イ側に切り換えられている)→アナログ・
デジタル変換器74→ライン・メモリ回路76→バス・
セレクタ78(内部スイッチSW5:イ側に切り換えら
れている)→フレーム・メモリ58→バス・セレクタ6
4(内部スイッチSW6:イ側に切り換えられている)
→デジタル・アナログ変換器66→ビデオ・エンコーダ
68→フレーム・メモリ映像端子48b、50b、52
bに供給されることになる。
【0068】ここで、フレーム・メモリ58へのビデオ
2信号の書き込みのタイミングは、ビデオ2信号入力端
子32に入力されたビデオ2信号に基づき発生されるク
ロックのタイミングにより行われ、フレーム・メモリ5
8に書き込まれたビデオ2信号の読み出しのタイミング
は、ビデオ信号の同期を発生するための内部同期発生回
路88に基づき発生されるクロックのタイミングにより
行われる。
【0069】まず、フレーム・メモリ58へのビデオ2
信号の書き込みのタイミングに関して説明すると、内部
SW1(ロ側に切り換えられている)から2系統に分岐
された他方のビデオ2信号が、同期処理回路80→内部
スイッチSW3(イ側に切り換えられている)の経路を
通り、書き込みクロック発生回路82に入力され、ここ
でビデオ2信号に基づきフレーム・メモリ58への書き
込みクロックを発生させる。
【0070】次に、上記のようにしてフレーム・メモリ
58に書き込まれたビデオ2信号の読み出しのタイミン
グを説明すると、ビデオ1信号入力端子30にビデオ1
信号が入力されていないので、内部スイッチSW4はロ
側に切り換えられることになり、内部同期発生回路88
によって発生された安定したビデオ信号の同期タイミン
グが読み出しクロック発生回路90へ入力され、ここで
ビデオ信号のタイミングに基づくフレーム・メモリ58
からの読み出しクロックを発生させる。
【0071】上記したように、ビデオ・コントローラー
がTBCとして機能した場合には、ビデオ2信号が安定
していない信号であっても、フレーム・メモリ58に書
き込まれたビデオ2信号の読み出しを、内部同期発生回
路88を用いることによって、安定したビデオ信号の同
期タイミングに基づき発生されるクロックのタイミング
により行うことができるので、フレーム・メモリ映像端
子48b、50b、52bに供給されるビデオ信号とし
ては、安定した信号を得ることができる。 3−2−2−4−2−2.ビデオ1信号入力端子30に
ビデオ1信号が入力されている場合(内部スイッチSW
4がイ側に切り換えられている場合) フレーム・メモリ映像の選択一覧の表示の「ビデオ2」
欄をクリックしてビデオ2映像を選択すると、図2に示
す内部スイッチSW1乃至SW6が、図9の表に示すよ
うに切り換えられ、ビデオ・コントローラーはフレーム
・シンクロナイザーとして機能し、図12に示す伝達経
路を通ってビデオ2信号入力端子32に入力されたビデ
オ2信号が、フレーム・メモリ映像端子48b、50
b、52bに出力されるビデオ信号として出力される。
【0072】ここで、ビデオ・コントローラーがTBC
として機能する場合とフレーム・シンクロナイザーとし
て機能する場合とを比較すると、内部スイッチSW4の
切り換えのみ異なる。即ち、ビデオ・コントローラーが
TBCとして機能する場合とフレーム・シンクロナイザ
ーとして機能する場合とでは、フレーム・メモリ58に
記憶されたビデオ2信号の読み出しクロックの基準とな
る信号のみが異なるものであり、他の構成は同一であ
る。
【0073】つまり、ビデオ・コントローラーがTBC
として機能する場合には、内部スイッチSW4がロ側に
切り換えられ、内部同期発生回路88によって発生され
た安定した同期信号を基準として安定した読み出しクロ
ックが発生されて、当該安定した読み出しクロックに従
ってフレーム・メモリ58に記憶されたビデオ2信号の
読み出しが行われる。
【0074】一方、ビデオ・コントローラーがフレーム
・シンクロナイザーとして機能する場合には、内部スイ
ッチSW4がイ側に切り換えられ、ビデオ1信号入力端
子30に入力されたビデオ1信号を基準として読み出し
クロックが発生されて、当該ビデオ1信号と同期してフ
レーム・メモリ58に記憶されたビデオ2信号の読み出
しが行われる。
【0075】従って、ビデオ・コントローラーがフレー
ム・シンクロナイザーとして機能する場合には、ビデオ
1信号による映像に、ビデオ2信号による映像を同期さ
せることができるようになる。 3−2−2−4−3.テロップ映像を選択した場合につ
いての説明 これについては、映像に対する種々の効果の付加に関す
る説明の項目において、後に説明する。 3−2−2−4−4.RGB映像を選択した場合につい
ての説明 フレーム・メモリ映像の選択一覧の表示の「スキャンコ
ンバータ」欄をクリックしてRGB映像を選択すると、
図2に示す内部スイッチSW1乃至SW6(なお、内部
スイッチSW4に関しては、ビデオ1信号がビデオ1信
号入力端子30に入力されている場合にはイ側に切り換
えられ、ビデオ1信号がビデオ1信号入力端子30に入
力されていない場合にはロ側に切り換えられる。)が、
図9の表に示すように切り換えられ、ビデオ・コントロ
ーラーはスキャンコンバータとして機能し、図13に示
す伝達経路を通ってRGB信号入力端子34に入力され
たRGB信号が、ビデオ信号に変換されてフレーム・メ
モリ映像端子48b、50b、52bに出力される。
【0076】即ち、RGB信号入力端子34に入力され
たRGB信号は、2系統に分岐されて内部SW2(ロ側
に切り換えられている)および内部スイッチSW3(ロ
側に切り換えられている)にそれぞれ入力される。
【0077】内部SW2に入力されたRGB信号は、ア
ナログ・デジタル変換器74→ライン・メモリ回路76
→バス・セレクタ78(内部スイッチSW5:イ側に切
り換えられている)→フレーム・メモリ58→バス・セ
レクタ64(内部スイッチSW6:イ側に切り換えられ
ている)→デジタル・アナログ変換器66→ビデオ・エ
ンコーダ68→フレーム・メモリ映像端子48b、50
b、52bに供給されることになる。
【0078】ここで、フレーム・メモリ58へのRGB
信号の書き込みのタイミングは、RGB信号入力端子3
4に入力されたRGB信号に基づき発生されるクロック
のタイミングにより行われる。一方、フレーム・メモリ
58に書き込まれたRGB信号の読み出しのタイミング
は、ビデオ1信号がビデオ1信号入力端子30に入力さ
れている場合には、ビデオ1信号入力端子30に入力さ
れたビデオ1信号に基づき発生されるクロックのタイミ
ングにより行われ、ビデオ1信号がビデオ1信号入力端
子30に入力されていない場合には、ビデオ信号の同期
を発生するための内部同期発生回路88に基づき発生さ
れるクロックのタイミングにより行われる。
【0079】フレーム・メモリ58へのRGB信号の書
き込みのタイミングに関して説明すると、RGB信号入
力端子34に入力されて2系統に分岐されたRGB信号
の一方のRGB信号が内部SW3(ロ側に切り換えられ
ている)を通り、書き込みクロック発生回路82に入力
され、ここでRGB信号に基づきフレーム・メモリ58
への書き込みクロックを発生させる。 3−2−2−4−5.画像ファイル映像を選択した場合
についての説明 3−2−2−4−5−1.画像ファイルの読み出し フレーム・メモリ映像の選択一覧の表示の「画像ファイ
ル」欄をクリックして画像ファイル映像を選択すると、
図2に示す内部スイッチSW1乃至SW6(なお、内部
スイッチSW4に関しては、ビデオ1信号がビデオ1信
号入力端子30に入力されている場合にはイ側に切り換
えられ、ビデオ1信号がビデオ1信号入力端子30に入
力されていない場合にはロ側に切り換えられる。)が、
図9の表に示すように切り換えられ、ビデオ・コントロ
ーラーはフレームバッファとして機能し、図14に示す
伝達経路を通ってファイル・メモリに格納された画像フ
ァイル(1フレーム分の画像データ)が、フレーム・メ
モリ映像端子48b、50b、52bに出力されるビデ
オ信号として出力される。
【0080】即ち、ファイル・メモリに格納された画像
ファイルは、入出力インターフェースを介して、バス・
セレクタ78(内部スイッチSW5:ロ側に切り換えら
れている)を通ってフレーム・メモリ58に読み込ま
れ、フレーム・メモリ58→バス・セレクタ64(内部
スイッチSW6:イ側に切り換えられている)→デジタ
ル・アナログ変換器66→ビデオ・エンコーダ68→フ
レーム・メモリ映像端子48b、50b、52bに供給
されることになる。
【0081】ここで、フレーム・メモリ58への画像フ
ァイルの書き込みのタイミングは、パーソナル・コンピ
ューター10により発生されるクロックのタイミングに
より行われる。一方、フレーム・メモリ58に書き込ま
れた画像ファイルの読み出しのタイミングは、ビデオ1
信号がビデオ1信号入力端子30に入力されている場合
には、ビデオ1信号入力端子30に入力されたビデオ1
信号に基づき発生されるクロックのタイミングにより行
われ、ビデオ1信号がビデオ1信号入力端子30に入力
されていない場合には、ビデオ信号の同期を発生するた
めの内部同期発生回路88に基づき発生されるクロック
のタイミングにより行われる。
【0082】まず、フレーム・メモリ58への画像ファ
イルの書き込みのタイミングに関して説明すると、パー
ソナル・コンピューター10で発生された書き込みクロ
ックが、タイミング発生回路84に出力され、タイミン
グ発生回路84はパーソナル・コンピューター10で発
生された書き込みクロックに基づいて、画像ファイルの
フレーム・メモリ58への書き込みのタイミングを発生
させて、画像ファイルをフレーム・メモリ58へ書き込
む。
【0083】ここで、ビデオ・コントローラーが上記し
たフレームバッファの動作を行う場合には、バス・セレ
クタ78(内部スイッチSW5)がロ側に切り換えられ
ていて、フレーム・メモリ58へのアナログ・デジタル
回路74を通る映像信号の入力は禁止されており、フレ
ーム・メモリ58には1フレーム分の同じ画像ファイル
が読み込まれて保持されている。そして、フレーム・メ
モリ58に保持されている1フレーム分の画像ファイル
を、ビデオ信号のタイミングで繰り返し読み出すことに
なる。
【0084】このとき、コンソールのフレーム・メモリ
表示画面214には静止画が表示される。 3−2−2−4−5−2.キャプチャ処理 ここで、キャプチャ処理とは、ビデオ1’信号またはビ
デオ2信号の所望のフレームを、24ビットのビットマ
ップ形式静止画像としてファイル・メモリに記憶させる
処理である。
【0085】このキャプチャ処理を行う操作を説明する
と、コンソールのキャプチャ・ボタン(Cボタン)21
6をダブル・クリックしてキャプチャ処理を選択する
と、ディスプレイ装置16の画面上に図15に示すウイ
ンドウが表示される。
【0086】次に、キャプチャする映像としてビデオ
1’映像かビデオ2映像かを決定し、図15に示すウイ
ンドウ内に表示されたツール・バーの決定した映像に対
応するボタンをクリックする。即ち、ビデオ1’映像を
選択する場合にはビデオ1ボタン218をクリックし、
ビデオ2映像を選択する場合にはビデオ2ボタン220
をクリックする。
【0087】こうして、ビデオ1ボタン218をクリッ
クすると、図10に示すビデオ1信号の伝達経路が構成
されてTVモニター26にビデオ1’映像が表示され、
ビデオ2ボタン220をクリックすると、図11または
図12に示すビデオ2信号の伝達経路が構成されてTV
モニター26にビデオ2映像が表示される。
【0088】それから、画像ファイルに変換したときの
画像の大きさを決定し、ウインドウ内に表示されたツー
ル・バーの所望の画像の大きさに対応するボタンを選択
してクリックする。即ち、画像をTVモニター26の画
面一杯に表示する(756×485ドット)場合には、
フル・サイズ・ボタン222をクリックし、画像をTV
モニター26の1/4の大きさに表示する(378×2
43ドット)場合には、ハーフ・サイズ・ボタン224
をクリックする。
【0089】次に、TVモニター26に表示された映像
を視認しながら、画像ファイルとしてファイル・メモリ
に記憶させたい映像がTVモニター26に表示されたと
きに、フリーズ・ボタン226をクリックする。こうし
てフリーズ・ボタン226をクリックすると、フリーズ
・ボタン226をクリックしたときの映像がTVモニタ
ー26に静止画像として表示される。
【0090】なお、フリーズ・ボタン226をクリック
するタイミングがずれて、TVモニター26に所望の映
像とは異なる映像が静止画像として表示された場合に
は、フリーズ解除ボタン228をクリックして、TVモ
ニター26に表示されている静止画像をキャンセルし
て、TVモニター26に表示される映像の状態をフリー
ズ・ボタン226をクリックする前の状態に戻す。それ
から、もう一度フリーズ・ボタン226をクリックし
て、TVモニター26上において所望の静止画像を得る
ための操作を繰り返す。
【0091】そして、フリーズ・ボタン226のクリッ
クにより所望の静止画像を得ることができたならば、フ
レーム・キャプチャ・ボタン230あるいはフィールド
・キャプチャ・ボタン232をクリックして、図15に
示すウインドウ内の静止画像表示領域234に、フリー
ズ・ボタン226のクリックにより得られた静止画像を
フレーム・キャプチャ(フレーム・キャプチャ・ボタン
230をクリックした場合)あるいはフィールド・キャ
プチャ(フィールド・キャプチャ・ボタン232をクリ
ックした場合)する。
【0092】ここで、フレーム・キャプチャ・ボタン2
30をクリックしたフレーム・キャプチャの方が、静止
画像表示領域234にきれいな静止画像を表示すること
ができるが、フレーム・キャプチャによる静止画像がぼ
けるときは、フィールド・キャプチャ・ボタン232を
クリックしてフィールド・キャプチャを行う。
【0093】ここで、フレーム・キャプチャとフィール
ド・キャプチャとに関して説明すると、カラー・テレビ
の放送にはNTSC方式、PAL方式ならびにSECA
M方式があり、日本ではNTSC方式を採用している。
このNTSC方式では、2つのフィールド(走査線)で
1つのフレーム(画像)を表示させる飛び越し走査とい
う方法を用いている。フレーム・キャプチャは、この2
つのフィールドを使った映像をそのまま取り込むもので
あり、静止画像表示領域234に質の高い静止画像が得
ることができるが、その反面、映像の動きが速いときは
2つのフィールドの画像変化が大きくなるため、静止画
像表示領域234に取り込んだ静止画像がぼける。
【0094】一方、フィールド・キャプチャは、一方の
フィールドの画像からもう一方のフィールドの画像を作
り出しているので、動きの速い映像でも安定した静止画
像を取り込むことができるが、フレーム・キャプチャに
比べると画質が劣る。
【0095】さらに、キャプチャした画像を画像ファイ
ルに記憶させて保存するために、図15に示すウインド
ウのファイル・ボタン236をクリックしてファイルの
メニューを開き、「名前を付けて保存」欄(図示せず)
をクリックして、保存先(ドライブ/ディレクトリ)と
ファイル名を指定するダイアログ(図示せず)を表示さ
せ、保存先(ドライブ/ディレクトリ)とファイル名と
を指定してからOKボタン(図示せず)をクリックし
て、静止画像表示領域234に表示された静止画像の画
像ファイルをファイル・メモリに保存する。
【0096】以上のような操作により、ビデオ1’映像
あるいはビデオ2映像の所望の映像の静止画像の画像フ
ァイルを、ファイル・メモリに格納することができる。
【0097】キャプチャ処理を終了するには、図15に
示すウインドウの閉じるボタン238をクリックすれば
よい。
【0098】なお、ここでフレーム・メモリ58へのビ
デオ1信号またはビデオ2信号の書き込みは、上記した
キャプチャ処理におけるフリーズボタンの操作タイミン
グに同期した1フレーム分の画像ファイルの書き込みの
みが行われ、1フレーム分のビデオ1信号またはビデオ
2信号の書き込みが終了した時点で、フレーム・メモリ
58へのビデオ1信号またはビデオ2信号の書き込みは
禁止される。
【0099】そして、フレーム・メモリ58に書き込ま
れた1フレーム分のビデオ1信号またはビデオ2信号を
読み出して、ファイル・メモリの画像ファイルへ記憶さ
せる際には、パーソナル・コンピューター10のタイミ
ングにより発生されるクロックのタイミングにより行わ
れることになる。
【0100】こうしてキャプチャ処理により、キャプチ
ャした静止画像の画像データが、ファイル・メモリに画
像ファイルとして記憶される。 3−2−3.バック・カラー映像の選択 バック・カラー映像は、単色の背景を映像として用いる
場合に選択されるものであり、図1乃至図4に加えて、
図5を合わせて参照しながら説明すると、バスA用イン
プット・セレクタ200のバック・カラー映像ボタン2
00cをクリックすると、バスA用入力バス・セレクタ
48がバック・カラー映像端子48c側に切り換わる。
【0101】このバック・カラー映像端子48cには、
バック・カラー信号発生回路60によって発生されたバ
ック・カラー信号が入力されている。
【0102】ここで、バック・カラー映像は、上記した
ように単色の背景を使用するときに選択するものであ
り、バック・カラーの色は以下の操作により任意に設定
することができる。
【0103】即ち、まずコンソールのメニューの中の設
定ボタン240をクリックすることにより設定メニュー
(図示せず)を開き、「バック・カラー」コマンドを選
択する。そうすると、「色の設定」ダイアログ・ボック
スがディスプレイ装置16上に表示される(図17参
照)。そして、基本色(B)パレット242、作成した
色(C)パレット244の中から好みの色をクリックし
てバック・カラーの設定を行い、OKボタン246をク
リックしてダイアログ・ボックスを閉じる。 3−2−4.白バック映像または黒バック映像の選択 白バック映像または黒バック映像は、白バック(白の背
景)または黒バック(黒の背景)から映像を徐々に浮か
び上がらせたり(フェード・イン)、その逆に映像を徐
々に消したり(フェード・アウト)するときに選択され
るものであり、図1乃至図4に加えて、図5を合わせて
参照しながら説明すると、バスA用インプット・セレク
タ200の白バック/黒バック映像ボタン200dをク
リックすると、バスA用入力バス・セレクタ48が白バ
ック/黒バック映像端子48d側に切り換わる。
【0104】このバック・カラー映像端子48dには、
白黒バック・カラー信号発生回路62によって発生され
た白バック・カラー信号あるいは黒バック・カラー信号
が入力されている。
【0105】ここで、白黒バック・カラー信号発生回路
62によって白バックを発生するか黒バックを発生する
かの選択は、以下の操作により任意に設定することがで
きる。
【0106】即ち、まずコンソールのメニューの中の
「設定」ボタン240をクリックすることにより設定メ
ニューを開き、「白黒バック」コマンドを選択する。そ
うすると、「白黒バック・カラーの設定」ダイアログ・
ボックスが表示される(図18参照)。そして、白色ボ
タン260か黒色ボタン262かのどちらかをクリック
することにより、白バックか黒バックを選択し、OKボ
タン264をクリックしてダイアログ・ボックスを閉じ
る。 3−3.映像の入れ替えに関する説明 次に、図2乃至図5を主に参照しながら、TVモニター
26に表示される映像の入れ替えに関して説明する。
【0107】TVモニター26に表示される映像の入れ
替え操作は、コンソールのフェーダー1とフェダー2と
を用いて行うものであり、このフェーダー1のツマミ2
06をクリックして上(バスA側)下(バスB)側方向
に移動させることにより、第1合成回路54におけるバ
スAの映像信号とバスBの映像信号との合成割合が変化
される。また、フェーダー2のツマミ208をクリック
して上(バスA+バスB側)下(バスC側)方向に移動
させることにより、第2合成回路56におけるバスAと
バスBとの映像信号を合成した映像信号とバスCの映像
信号との合成割合が変化される。
【0108】即ち、フェーダー1のツマミ206が最上
位(バスA側)にある場合には、バスAの映像信号のみ
が第1合成回路54から出力され、フェーダー1のツマ
ミ206が下方へ移動されるにつれてバスBの映像信号
が第1合成回路54から出力される割合が増加して行
き、フェーダー1のツマミ206が最下位(バスB側)
に到達すると、バスBの映像信号のみが第1合成回路5
4から出力されるようになる。
【0109】同様に、フェーダー2のツマミ208が最
上位(バスA+バスB側)にある場合には、第1合成回
路54から出力された映像信号のみが第2合成回路56
から出力され、フェーダー2のツマミ208が下方へ移
動されるにつれてバスCの映像信号が第2合成回路56
から出力される割合が増加して行き、フェーダー2のツ
マミ208が最下位(バスC側)に到達すると、バスC
の映像信号のみが第2合成回路56から出力されるよう
になる。
【0110】映像の入れ替えの方法としては、所謂、ワ
イプとミックスとがあり、ワイプとミックスとの選択
は、フェーダー1に関しては第1ミックス・ボタン26
6あるいは第1ワイプ・ボタン268をクリックするこ
とにより行い、フェーダー2に関しては第2ミックス・
ボタン270あるいは第2ワイプ・ボタン272をクリ
ックすることにより行う。
【0111】ここで、ミックスとはTVモニター26の
画面上において2つの映像を重ねながら入れ替える機能
であり、ワイプとはTVモニター26の画面上において
2つの映像を切り換えながら入れ替える機能である。
【0112】また、第1オート・フェード・ボタン27
4をクリックすると、予め設定された一定の速さで自動
的にフェーダー1のツマミ206を動かすオート・フェ
ードを選択することができ、第2オート・フェード・ボ
タン276をクリックすると、予め設定された一定の速
さで自動的にフェーダー2のツマミ208を動かすオー
ト・フェードを選択することができる。
【0113】なお、2系統のバスの映像を入れ替えると
きには、フェーダー1またはフェーダー2のいずれか一
方のみを用いる。従って、この場合には、使用しないバ
スの映像が混ざらないようにフェーダー1あるいはフェ
ーダー2を設定しておく必要がある。即ち、フェーダー
1のみを使用する場合には、フェーダー2のツマミ20
8を最上位(バスA+バスB側)に位置させ、それとは
逆にフェーダー2のみを使用する場合には、フェーダー
1のツマミ206を最上位(バスA側:バスAの映像信
号を用いる場合)あるいは最下位(バスB側:バスBの
映像信号を用いる場合)に位置させる。
【0114】例えば、バスAの映像信号による映像から
バスBの映像信号による映像に入れ替える場合には、ま
ずバスA用インプット・セレクタ200を操作してバス
Aに供給する映像信号を選択するとともに、バスB用イ
ンプット・セレクタ202を操作してバスBに供給する
映像信号を選択する。
【0115】それから、フェーダー1を最上位(バスA
側)に位置させるとともに、フェーダー2は使用しない
ので最上位(バスA+バスB側)に位置させておく。
【0116】さらに、映像の入れ替えをミックスでおこ
なうかワイプでおこなうかを決定し、フェーダー1の第
1ミックス・ボタン266または第1ワイプ・ボタン2
68をクリックして、映像の入れ替えをミックスでおこ
なうかワイプでおこなうかを選択する。
【0117】こうした設定をした後にフェーダー1のツ
マミ206をクリックして下方へ移動させると、TVモ
ニター26に表示される映像がバスAの映像からバスB
の映像に入れ替わる。
【0118】以下に、上記した入れ替えに関して、ミッ
クスとワイプとに分けてさらに詳細に説明する。 3−3−1.ミックスに関する処理の説明 フェーダー1の第1ミックス・ボタン266をクリック
すると、内部スイッチSW7がロ側に切り換えられて、
バスA、バスBそれぞれの映像信号の合成割合が制御さ
れる。この制御は、フェーダー1のツマミ206の位置
を検出することにより行われる。
【0119】また、フェーダー2の第2ミックス・ボタ
ン270をクリックすると、内部スイッチSW8がロ側
に切り換えられて、パーソナル・コンピューター10に
よって第1合成回路54から出力される映像信号とバス
Cの映像信号との合成の割合が制御される。この制御
は、フェーダー2のツマミ208の位置を検出すること
により行われる。
【0120】ここで、ミックス処理を行う2系統のバス
の映像の中の一方のバスの映像を白バック(または黒バ
ック)とし、白バック、黒バックあるいはカラー・バッ
ク以外の他方のバスの映像に徐々に入れ替えて行くよう
にすると、他方のバスの映像を浮かび上がらせる、所
謂、フェード・インを行うことができる。
【0121】また、上記したフェード・インとは逆に、
他方のバスの映像を一方のバスの映像の白バック(また
は黒バック)に入れ替えて行けば、他方のバスの映像を
消して行く、所謂、フェード・アウトを行うことができ
る。
【0122】さらに、ミックス処理を行う2系統のバス
の映像として、いずれも白バック、黒バックあるいはカ
ラー・バック以外の映像を用いるならば、所謂、ディソ
ルブ(映像同士の入れ替え))を行うことができるよう
になる。 3−3−2.ワイプに関する処理の説明 フェーダー1の第1ワイプ・ボタン268をクリックす
ると、内部スイッチSW7がイ側に切り換えられて、ワ
イプ・パターン発生回路92により発生されたワイプ・
パターン信号によってバスAの映像信号とバスBの映像
信号との合成の割合が制御される。
【0123】また、フェーダー2の第2ワイプ・ボタン
272をクリックすると、内部スイッチSW8がイ側に
切り換えられて、ワイプ・パターン発生回路92により
発生されたワイプ・パターン信号によって第1合成回路
54から出力された映像信号とバスCの映像信号との合
成の割合が制御される。
【0124】ここで、ワイプ・パターン発生回路92と
は、予め設定された13種類のワイプ・パターンを示す
信号を発生させる回路であり、これら13種類のワイプ
・パターンはワイプ・セレクタ278のボタンをクリッ
クすることにより選択できる。
【0125】即ち、ワイプ・セレクタ278のいずれか
のボタンをクリックすると、パーソナル・コンピュータ
ー10側においてクリックされたワイプ・セレクタ27
8のボタンを検出し、検出したボタンに対応するワイプ
・パターンを発生するようにワイプ・パターン発生回路
92に指示する。
【0126】なお、このワイプ・パターン発生回路92
の読み出しタイミングは、ビデオ1信号がビデオ1信号
入力端子30に入力されている場合には、ビデオ1信号
入力端子30への入力後に3系統に分岐されたビデオ1
信号の1系統が、同期処理回路86を介して内部スイッ
チSW4(イ側に切り換えられている)へ入力される。
【0127】そして、同期処理回路86を介して内部ス
イッチSW4(イ側に切り換えられている)へ入力され
たビデオ1信号は、読み出しクロック発生回路90へ入
力され、ここでビデオ1信号に基づきワイプ・パターン
の読み出しクロックを発生させ、読み出しクロック発生
回路90で発生されたワイプ・パターンの読み出しクロ
ックがワイプ・パターン発生回路92に入力され、読み
出しクロック発生回路90で発生されたワイプ・パター
ンの読み出しクロックに基づいてワイプ・パターンが読
み出される。
【0128】また、ビデオ1信号がビデオ1信号入力端
子30に入力されていない場合には、内部スイッチSW
4はロ側に切り換えられることになり、内部同期発生回
路88によって発生された安定したビデオ信号の同期タ
イミングが読み出しクロック発生回路90へ入力され、
ここで発生されたワイプ・パターンの読み出しクロック
に基づいてワイプ・パターンが読み出される。
【0129】なお、ワイプ・セレクタ278の各ボタン
に対応するワイプ・パターンは、各ボタンに示された図
柄に対応している。また、ワイプの方向をワイプ・セレ
クタ278の各ボタンの図柄と逆方向に設定したい場合
には、リバース・ボタン280をクリックすればよく、
元に戻すときにはもう一度リバース・ボタン280をク
リックすればよい。
【0130】また、フェーダー1のツマミ206ならび
にフェーダー2のツマミ208を上から下へ移動させた
ときと、下から上へ移動させたときではワイプの方向が
逆になる。しかしながら、フェーダー1のツマミ206
ならびにフェーダー2のツマミ208をどちらの方向に
移動させても同じ方向でワイプさせたい場合には、ワン
・ウェイ・ボタン282をクリックすればよく、元に戻
すときにはもう一度ワン・ウェイ・ボタン282をクリ
ックすればよい。
【0131】なお、この実施の形態においては、ワイプ
はフェーダー1あるいはフェーダー2のどちらか一方の
みしか選択できないようになされているとともに、フェ
ーダー2においてキー・ボタン284(キー・ボタン2
84の機能については後述する。)がクリックされてい
る場合には、フェーダー1でワイプを選択することがで
きないようになされている。
【0132】しかしながら、この実施の形態とは異な
り、フェーダー1およびフェーダー2の両方においてワ
イプを選択できるようにしてもよいし、フェーダー2に
おいてキー・ボタン284がクリックされている場合に
も、フェーダー1でワイプを選択することができるよう
にしてもよい。 3−3−3.オート・フェードに関する処理の説明 一定の速さで自動的にフェーダー1のツマミ206なら
びにフェーダー2のツマミ208を移動したい場合に
は、オート・フェードの処理を行うようにすればよい。
このオート・フェードの処理は、フェーダー1ならびに
フェーダー2のそれぞれで用いることができる。
【0133】このオート・フェードの処理を行うための
操作は、まず、フェーダー1ならびにフェーダー2にお
いて、オート・フェードの処理を行いたいフェーダーの
ツマミを最下位(フェーダー1であればバスB側、フェ
ーダー2であればバスC側)に位置させる。
【0134】それから、オート・フェードの処理を行い
たいフェーダーのオート・フェード・ボタン(フェーダ
ー1の場合には第1オート・フェード・ボタン274で
あり、フェーダー2の場合には第2オート・フェード・
ボタン276である。)をクリックする。
【0135】ここで、フェーダー1のツマミ206なら
びにフェーダー2のツマミ208を自動的に移動させる
速さは、次の操作により適宜変更することができる。
【0136】即ち、まずコンソールのメニューの中の設
定ボタン240をクリックすることにより設定メニュー
を開き、「ビデオフェーダ」コマンドを選択する。そう
すると、「ビデオフェーダの設定」ダイアログ・ボック
スが表示される(図19参照)。そして、フェーダー1
のツマミ206およびフェーダー2のツマミ208の動
く速さをそれぞれ数値で指定し、OKボタン286をク
リックしてダイアログ・ボックスを閉じる。
【0137】上記操作により、フェーダー1のツマミ2
06ならびにフェーダー2のツマミ208を自動的に移
動させる速さを任意に設定することができる。
【0138】なお、フェーダー1のツマミ206あるい
はフェーダー2のツマミ208が途中の位置にあるとき
に、第1オート・フェード・ボタン274あるいは第2
オート・フェード・ボタン276をクリックした場合に
は、フェーダー1のツマミ206あるいはフェーダー2
のツマミ208がいったん最上位あるいは最下位のどち
らか近い方へ移動してから、オート・フェードの処理が
行われる。
【0139】また、この実施の形態においては、後述す
るメモリ・エフェクトの処理のスクロール機能を選択し
ている場合には、オート・フェードの処理を行うことが
できないが、オート・フェードの処理を行うことができ
るようにしてもよいことは勿論である。
【0140】上記した実施の形態においては、オート・
フェードの処理を各フェーダーが最下位置から最上位置
まで、または最上位置から最下位置まで移動する場合に
ついて説明したが、その途中位置から開始、またはその
途中位置で停止するようにしてもよい。
【0141】第4図において、フェーダー1の三角マー
ク340は、フェーダー1の移動停止位置を設定するも
のであり、この三角マーク340をマウス14を用いて
ドラッグして任意の位置に移動して停止すると、その位
置がフェーダー1の移動停止位置となる。
【0142】次に、フェーダー1のツマミ206をドラ
ッグして所定の位置まで移動し、第1オート・フェード
・ボタン274をクリックすると、ツマミ206は現在
の位置から三角マーク340の位置まで自動的に移動す
る。
【0143】同様に、フェーダー2、オーディオ・フェ
ーダーA1、オーディオ・フェーダーA2およびオーデ
ィオ・フェーダーAUXに関しても、オート・フェード
の処理の際の移動開始位置ならびに移動停止位置を設定
することができる。このときに、フェーダー1の移動に
同期してオーディオ・フェーダーが移動するように設定
されている場合には、フェーダー1が移動開始位置から
移動を開始すると同時にオーディオ・フェーダーも移動
開始位置から移動を開始し、フェーダー1が移動停止位
置に到達すると同時にオーディオ・フェーダーも移動停
止位置に到達するようになされている。
【0144】フェーダー1の移動速度は予め適宜設定さ
れており、オーディオ・フェーダーの移動速度は、オー
ディオ・フェーダーの移動距離と、フェーダー1の移動
距離と移動速度とにより算出される所要時間とから算出
する。
【0145】オーディオ・フェーダーの移動速度が設定
されている場合には、ビデオ・フェーダー、オーディオ
・フェーダーがそれぞれの速度で移動し、それぞれが移
動停止位置に到達するまで移動するようにしてもよい。 3−4.キー信号による映像の合成に関する説明 本発明による映像・音声合成システムにおいては、指定
した映像の特定部分のみを切り出して、他の映像と合成
することができるようになされているが、こうした切り
出しを行うための信号をキー信号と称する。
【0146】ここで、こうしたキー信号による切り出し
の方法としては「クロマキー」、「ルミナンスキー」お
よび「アルファキー」の3種類が設定されていて、それ
ぞれの種類毎に「アナログキー」と「デジタルキー」と
の2つのタイプが設定されており、これらの切り出し方
法はキーセレクターの各ボタンをクリックして選択する
ようになされている。
【0147】なお、アナログキーは、フェダー2による
ミックスまたはワイプの処理とともに用い、キーセレク
ターでいずれかのアナログキーのキーのボタンをクリッ
クすると、クリックしたアナログキーの切り出し方法
で、第1合成回路54から出力される映像信号とバスC
の映像信号との合成を行うことができる。
【0148】また、デジタルキーを選択した場合の合成
の度合いは、フェーダー2のツマミ208の位置で調節
するようになされており、また、キーセレクターのリバ
ース・ボタン300をクリックすると、合成している映
像が逆になる。
【0149】なお、デジタル・キーの各ボタンとフェー
ダー2の各ボタンとは連動している。このため、デジタ
ル・キーの各ボタンを選択すると、自動的にフェーダー
2のキー・ボタン284が指定される。
【0150】また、フェーダー1によるワイプの処理が
選択されている場合には、フェーダー2でキー・ボタン
284を選択できないように設定されている。 3−4−1.クロマキーを使った映像の合成 この実施の形態において、クロマキーとは、2系統の映
像信号の中の一方の系統の映像信号を構成するB(青)
原色信号から輝度信号Y成分を差し引いた色差信号(B
−Y)をキー信号として使い、もう一方の系統の映像信
号と合成するものである。テレビや映画などにおいて、
実際には青色の背景の前で俳優が演技していながら、映
像としては青色背景に他の映像を合成していることがあ
り、これはクロマキーの使用方法の代表的な例である。 3−4−1−1.デジタル・クロマキーについての説明 図2および図3を参照して説明すると、デジタル・クロ
マキーはDCボタン288をクリックすることにより選
択できるものであり、そのときに内部スイッチSW9が
ロ側に切り換えられ、内部スイッチSW10がロ側に切
り換えられ、内部スイッチSW11がイ側に切り換えら
れる。
【0151】このデジタル・クロマキーは、例えば、ビ
デオ1映像とビデオ2映像とを合成したり、ビデオ1映
像上に画像ファイルの映像を合成したりするときに用い
る。即ち、フレーム・メモリ58からバスCに出力され
るビデオ2信号によるビデオ2映像の青色部分に、第1
合成回路54から出力されるビデオ1信号によるビデオ
1映像を映し、その他の部分はバスCに出力されるビデ
オ2信号によるビデオ2映像を映すことができる。
【0152】一方、上記とは逆に、青色部分にフレーム
・メモリ58からバスCに出力されるビデオ2信号によ
るビデオ2映像を映し、その他の部分に第1合成回路5
4から出力されるビデオ1信号によるビデオ1映像を映
す場合には、リバース・ボタン300をクリックすれば
よい。
【0153】なお、映像を切り抜く青色の色調は、フェ
ーダー2のツマミ208を移動させて調節する。
【0154】以下に、ビデオ1映像に画像ファイル映像
を重ねる場合の操作例について説明する。
【0155】まず、バスA用インプット・セレクタ20
0のビデオ1映像ボタン200aをクリックして、バス
A用入力バス・セレクタ48をビデオ1映像端子48a
側に切り換え、バスAの映像としてビデオ1映像を選択
し、バスC用インプット・セレクタ204のフレーム・
メモリ映像ボタン204bをクリックして、バスC用入
力バス・セレクタ52をフレーム・メモリ映像端子52
b側に切り換え、バスCの映像としてフレーム・メモリ
映像を選択する。なお、バスBは使用しないので、フェ
ーダー1のツマミ206を最上位(バスA側)に移動さ
せる。
【0156】次に、フレーム・メモリ映像として画像フ
ァイル映像を選択し、フレーム・メモリ58に所望の画
像ファイルを書き込み、フレーム・メモリ58から書き
込んだ画像ファイルを読み出して出力する。
【0157】そして、デジタル・クロマキーを選択する
ために、キーセレクターのDCボタン288をクリック
する。なお、DCボタン288をクリックしてデジタル
・クロマキーを選択すると、フェーダー2のキー・ボタ
ン284も自動的に選択される。
【0158】それから、フレーム・メモリ58から読み
出された画像ファイル映像の青色部分にビデオ1映像が
映るように、フェーダー2のツマミ208を移動させて
青色の色調を調節する。 3−4−1−2.アナログ・クロマキーについての説明 図2および図3を参照して説明すると、アナログ・クロ
マキーはACボタン290をクリックすることにより選
択できるものであり、そのときに内部スイッチSW9が
ロ側に切り換えられ、内部スイッチSW10がイ側に切
り換えられ、内部スイッチSW11がロ側に切り換えら
れるものであり、アナログ・クロマキーのキー信号(色
差信号(B−Y))は、ビデオ1信号のデコーダ72に
よる色分離に基づいて、キー発生回路94によって発生
される。
【0159】このアナログ・クロマキーは、例えば、フ
レーム・メモリ58を介した画像ファイル映像の上に、
青色を背景としたビデオ1映像を合成する場合などに用
いる。
【0160】なお、この実施の形態においては、アナロ
グ・クロマキーを使用する場合には、予めバスCの映像
としてフレーム・メモリ映像を選択するようになされて
いるとともに、アナログ・クロマキーを選択した場合に
は、フレーム・メモリ映像としてビデオ1’映像または
ビデオ2映像を選択することはできず、逆にフレーム・
メモリ映像としてビデオ1’映像またはビデオ2映像を
選択した場合には、アナログ・クロマキーを選択するこ
とはできないようになされているが、これに限られるも
のでないことは勿論である。
【0161】以下に、アナログ・クロマキーを用いて、
画像ファイル映像を背景にして、ビデオ1映像を重ねる
場合の操作について説明する。
【0162】まず、ビデオ1信号入力端子30に青色を
背景とした映像のビデオ1信号が入力されるように、例
えば、ビデオ1信号を出力するビデオ・カメラ20をセ
ットする。
【0163】次に、デジタル・クロマキーと同様にし
て、バスAの映像としてビデオ1映像を、バスCの映像
としてフレーム・メモリ映像をそれぞれ選択し、バスB
を使用しないのでフェーダー1のツマミ206を最上位
(バスA側)に移動させる。
【0164】次に、フレーム・メモリ映像として画像フ
ァイル映像を選択し、フレーム・メモリ58に所望の画
像ファイルを書き込み、フレーム・メモリ58から書き
込んだ画像ファイルを読み出して出力する。
【0165】そして、アナログ・クロマキーを選択する
ために、キーセレクターのACボタン290をクリック
する。すると、ビデオ1映像の背景が、画像ファイル映
像となる。 3−4−2.ルミナンスキーを使った映像の合成 ルミナンスキーとは、フレーム・メモリ映像の輝度によ
って、第1合成回路54から出力された映像信号による
映像とバスCの映像とに合成割合を振り分けて合成を行
う。従って、ルミナンスキーとデジタル・クロマキーと
は、映像の合成割合の振り分け方が異なるだけで、同じ
ような使い方ができる。 3−4−2−1.デジタル・ルミナンスキーについての
説明 図2および図3を参照して説明すると、デジタル・ルミ
ナンスキーはDLボタン292をクリックすることによ
り選択できるものであり、そのときに内部スイッチSW
9がイ側に切り換えられ、内部スイッチSW10がロ側
に切り換えられ、内部スイッチSW11がイ側に切り換
えられる。
【0166】このデジタル・ルミナンスキーにおいて
は、フレーム・メモリ58から出力される輝度信号Yに
基づいて、しきい値となる輝度より明るい信号成分の部
位がバスCの映像に、しきい値より暗い信号成分の部位
が第1合成回路54から出力される映像信号による映像
となる。そのため、バスCの映像と第1合成回路54か
ら出力される映像信号による映像とは、しきい値となる
信号成分の部位を境に明確に分離される。
【0167】ここで、しきい値となる輝度は、フェーダ
ー2のツマミ208を移動させて調節し、また、しきい
値より明るい部分に映る映像と暗い部分に映る映像とを
逆にする場合には、リバース・ボタン300をクリック
すればよい。
【0168】以下に、デジタル・ルミナンスキーを用い
て、ビデオ1映像とフレーム・メモリ映像とを合成する
場合の操作について説明する。
【0169】まず、バスAの映像としてビデオ1映像
を、バスCの映像としてフレーム・メモリ映像をそれぞ
れ選択し、バスBを使用しないのでフェーダー1のツマ
ミ206を最上位(バスA側)に移動させる。
【0170】次に、フレーム・メモリ映像として画像フ
ァイル映像を選択し、フレーム・メモリ58に所望の画
像ファイルを書き込み、フレーム・メモリ58から書き
込んだ画像ファイルを読み出して出力する。
【0171】そして、デジタル・ルミナンスキーを選択
するために、キーセレクターのDLボタン292をクリ
ックする。なお、DLボタン292をクリックしてデジ
タル・ルミナンスキーを選択すると、フェーダー2のキ
ー・ボタン284も自動的に選択される。
【0172】それから、例えば、画像ファイル映像の白
色部分に第1合成回路54から出力される映像信号によ
る映像を合成するならば、リバース・ボタン300をク
リックする。
【0173】そして、画像ファイル映像の白色部分にビ
デオ1映像が映るように、フェーダー2のツマミ208
を移動させて、合成の度合いを調節する。 3−4−2−2.アナログ・ルミナンスキーについての
説明 図2および図3を参照して説明すると、アナログ・ルミ
ナンスキーは、ALボタン294をクリックすることに
より選択できるものであり、そのときに内部スイッチS
W9がイ側に切り換えられ、内部スイッチSW10がイ
側に切り換えられ、内部スイッチSW11がイ側に切り
換えられる。
【0174】アナログ・ルミナンスキーにおいては、フ
レーム・メモリ58から出力される輝度信号Yに基づい
て、しきい値となる輝度より明るくなるほどバスCの映
像が強くなり、しきい値より暗くなるほど第1合成回路
54から出力される映像信号による映像が強くなる。そ
のため、バスCの映像と第1合成回路54から出力され
る映像信号による映像とが、輝度に応じて混ざり合うこ
とになる。
【0175】ここで、しきい値となる輝度は、フェーダ
ー2のツマミ208を移動させて調節し、また、しきい
値より明るい部分に映る映像と暗い部分に映る映像とを
逆にする場合には、リバース・ボタン300をクリック
すればよい。
【0176】以下に、アナログ・ルミナンスキーを用い
て、カラーのビデオ1’映像を赤黒色の映像にする場合
の操作について説明する。
【0177】まず、バスA用インプット・セレクタ20
0の白バック/黒バック映像ボタン200dをクリック
して、バスA用入力バス・セレクタ48を白バック/黒
バック映像端子48d側に切り換え、バスAの映像とし
て黒バック映像を選択し、バスB用インプット・セレク
タ202のフレーム・メモリ映像ボタン202bをクリ
ックして、バスB用入力バス・セレクタ50をフレーム
・メモリ映像端子50b側に切り換え、バスBの映像と
してフレーム・メモリ映像のビデオ1’映像を選択し、
バスC用インプット・セレクタ204のバック・カラー
映像ボタン204cをクリックして、バスC用入力バス
・セレクタ52をバック・カラー映像端子52c側に切
り換え、バスCの映像として赤色のバック・カラー映像
を選択する。
【0178】なお、フェーダー1のツマミ206を最上
位(バスA側)に移動させるとともに、フェーダー2の
ツマミを最下位(バスC側)に移動させる。
【0179】そして、アナログ・ルミナンスキーを選択
するために、キーセレクターのALボタン294をクリ
ックすると、ビデオ1’映像が赤黒2色になって出力さ
れる。 3−4−3.アルファキーを使った映像の合成 アルファキーとは、アルファ・メモリ70に読み込んだ
映像信号による映像の輝度や透過度によって、第1合成
回路54から出力された映像信号による映像とバスCの
映像とに合成割合を振り分けて合成を行うものである。
【0180】このように、アルファ・キーは、各バスに
入力されている映像信号による映像とは別の映像によっ
て合成割合を決定するので、合成しようとする映像によ
って合成割合が変化することはない。
【0181】そして、デジタル・アルファキーを使用し
た場合には、ユーザーが独自作成して画像ファイルとし
て記憶してあるワイプ・パターンを用いて、映像の入れ
替えを行うことができる。また、アナログ・アルファキ
ーを用いた場合には、映像にテロップを合成することが
できる。 3−4−3−1.アルファ・メモリへのデータの読み込
みについての説明 以下に、デジタル・アルファキーならびにアナログ・ア
ルファキーを用いて、ビデオ1映像とフレーム・メモリ
映像とを合成する場合の操作について説明するが、ま
ず、アルファ・メモリ70に読み込む画像信号の選択操
作について説明することとする。
【0182】上記したように、アルファ・メモリ70に
読み込むことができるデータとしては、テロップの透過
度を表す透過度データ、画像の輝度を表す輝度データあ
るいは画像ファイルをグレースケール化したデータなど
がある。
【0183】そして、アルファ・メモリ70にデータを
読み込むためには、アルファ・メモリ指定ボタン212
をクリックして、アルファ・メモリ70に読み込むファ
イルの選択一覧を開き、読み込みたいファイルとして、
テロップ・ファイルか画像ファイルかアルファ・ファイ
ルかのいずれかを選択しクリックする。そうすると、ク
リックされたファイルのダイアログ・ボックスが開き、
そこから読み込みたいファイルをクリックして選択す
る。
【0184】そして、OKボタンをクリックすると、選
択したファイルがアルファ・メモリ70に読み込まれ、
自動的にダイアログ・ボックスを閉じて、コンソールの
アルファ・メモリモニター302に選択したファイルの
画像が表示される。
【0185】なお、アルファ・メモリ70で扱う画像
は、「640(幅)×480(高さ)ドット」、グレー
スケール(1ピクセル当たり8ビット)のビットマップ
形式にするのが好ましい。
【0186】また、アルファ・メモリ70にはカラーの
画像ファイルも読み込むことができるが、その際には、
上記したようにグレースケール(1ピクセル当たり8ビ
ット)の画像ファイルに変換されて読み込まれる。 3−4−3−2.デジタル・アルファキーについての説
明 図2および図3を参照して説明すると、デジタル・アル
ファキーはDαボタン296をクリックすることにより
選択できるものであり、そのときに内部スイッチSW9
がハ側に切り換えられ、内部スイッチSW10がロ側に
切り換えられ、内部スイッチSW11がイ側に切り換え
られる。
【0187】このデジタル・アルファキーにおいては、
アルファ・メモリ70から出力される映像信号の輝度に
基づいて、しきい値となる輝度より明るい信号成分の部
位がバスCの系統の映像に、しきい値より暗い信号成分
の部位が第1合成回路54から出力される映像信号によ
る映像となる。そのため、バスCの系統の映像と第1合
成回路54から出力される映像信号による映像とは、し
きい値となる信号成分の部位を境に明確に分離される。
【0188】ここで、しきい値となる輝度は、フェーダ
ー2のツマミ208を移動させて調節し、また、しきい
値より明るい部分に映る映像と暗い部分に映る映像とを
逆にする場合には、リバース・ボタン300をクリック
すればよい。
【0189】以下に、デジタル・アルファキーを用い
て、ビデオ1映像とフレーム・メモリ映像とを合成する
場合の操作について説明する。
【0190】まず、バスAの映像としてビデオ1映像
を、バスCの映像としてフレーム・メモリ映像をそれぞ
れ選択する。
【0191】なお、フェダー2は最下位(C側)に移動
させ、バスBは使用しないので、フェーダー1のツマミ
206を最上位(A側)に移動させる。
【0192】次に、フレーム・メモリ映像として画像フ
ァイル映像を選択し、フレーム・メモリ58に所望の画
像ファイルを書き込み、フレーム・メモリ58に書き込
んだ画像ファイルを読み出して出力する。
【0193】さらに、上記した操作により、アルファ・
メモリ70に輝度を示すアルファ・ファイルを読み込
む。
【0194】そして、デジタル・アルファキーを選択す
るために、キーセレクタのDαボタン296をクリック
する。なお、Dαボタン296をクリックしてデジタル
・アルファキーを選択すると、フェーダー2のキー・ボ
タン284も自動的に選択される。
【0195】それから、フェーダー2のツマミ208を
移動させて行くと、しきい値となる輝度が変化し、アル
ファ・メモリ70に読み込まれたアルファ・ファイルに
よる映像の明暗に従って、バスAのビデオ1映像とバス
Cのフレーム・メモリ映像とがワイプで切り替わってい
く。
【0196】なお、デジタル・アルファキーを使って、
ユーザーが作成したオリジナルのワイプ・パターンによ
るワイプを行うことができる。
【0197】ここで、オリジナルのワイプ・パターン
は、公知の図形処理装置によってグレースケールや白黒
画像によりアルファ・ファイルとして作成して、ファイ
ル・メモリに記憶させればよい。
【0198】例えば、ワイプを使って画面の左からもう
一方の映像を入れ替える場合には、画面の左端が白色で
あって、右側へ進むにつれて徐々に黒色になっていくと
いう、白黒のグラデーションの図を作成する。この図を
アルファ・メモリ70に読み込むとともに、バスAとバ
スCとのそれぞれの系統の映像として、ワイプを使って
入れ替えたい映像を選択する。そして、フェーダー2の
ツマミ208を移動させるとワイプにより映像が画面の
左側から入れ替わる。
【0199】即ち、ユーザーがワイプの変化に合わせた
グラデーションの図を作成してアルファ・メモリに読み
込ませることにより、ユーザー作成のオリジナルのワイ
プ・パターンによる映像の入れ替えを行うことができ
る。 3−4−3−3.アナログ・アルファキーについての説
明 図2および図3を参照して説明すると、アナログ・アル
ファキーはAαボタン298をクリックすることにより
選択できるものであり、そのときに内部スイッチSW9
がハ側に切り換えられ、内部スイッチSW10がイ側に
切り換えられ、内部スイッチSW11がイ側に切り換え
られる。
【0200】このアナログ・アルファキーにおいては、
アルファ・メモリ70から出力される映像信号の輝度に
基づいて、しきい値となる輝度より明るくなるほどバス
Cの系統の映像が強くなり、しきい値より暗くなるほど
第1合成回路54から出力される映像信号が強くなる。
そのため、明るさに応じて、バスCの系統の映像と第1
合成回路54から出力される映像信号による映像とが混
ざり合う。
【0201】ここで、しきい値となる輝度は、フェーダ
ー2のツマミ208を移動させて調節し、また、しきい
値より明るい部分に映る映像と暗い部分に映る映像とを
逆にする場合には、リバース・ボタン300をクリック
すればよい。
【0202】以下に、アナログ・アルファキーを用い
て、ビデオ1映像とフレーム・メモリ映像とを合成する
場合の操作について説明する。
【0203】デジタル・アルファキーと同様にして、ま
ず、バスAの映像としてビデオ1映像を、バスCの映像
としてフレーム・メモリ映像をそれぞれ選択し、フェー
ダー2を最下位(C側)に、フェーダー1を最上位(A
側)に移動させる。
【0204】次に、フレーム・メモリ映像として画像フ
ァイル映像を選択し、フレーム・メモリ58に所望の画
像ファイルを書き込み、フレーム・メモリ58に書き込
まれた画像ファイルを読み出して出力する。
【0205】さらに、上記した操作により、アルファ・
メモリ70に輝度を示すアルファ・ファイルを読み込
む。
【0206】そして、アナログ・アルファキーを選択す
るために、キーセレクタのAαボタン298をクリック
する。
【0207】そうすると、アルファ・メモリ70に書き
込んだ画像ファイルによる画像の明暗に従って、バスA
のビデオ1映像とバスCのフレーム・メモリ映像とが合
成される。
【0208】なお、フレーム・メモリ映像としてテロッ
プ映像を選択すると、ビデオ1映像にテロップを重ねる
ことができる。
【0209】ここで、テロップ・ファイルは、上記した
ように、文字自体を表すテロップ・データと文字と同じ
形であって透過度のみを示す透過度データとが対になっ
て構成されている。そのため、フレーム・メモリ58を
指定してテロップ・ファイルを書き込む際には、フレー
ム・メモリ58にテロップ・データが書き込まれ、その
テロップ・データと対となる透過度データもアルファ・
メモリ70に書き込まれ、キーセレクターにおいてアナ
ログ・アルファキーが自動的に選択される。これは、テ
ロップを重ね合わせる下地の映像に影響を受けることな
しに、テロップがはっきりと映し出されるようにするた
めである。
【0210】しかしながら、上記とは逆にアルファ・メ
モリ70を指定してテロップ・ファイルを書き込む場合
には、アルファ・メモリ70には透過度データが書き込
まれることになるが、透過度データと対となるテロップ
・データはフレーム・メモリ58には書き込まれない。
従って、フレーム・メモリ58には他の画像ファイルを
読み込むことができ、文字の形に他の画像を合成するこ
とができる。 3−5.映像への特殊効果の付加に関する説明 本発明によるビデオ編集装置においては、フレーム・メ
モリ58に読み込まれたデータによる映像に対して、特
殊効果を付加することができる。
【0211】こうした特殊効果としては「スチル」、
「ストロボ」、「スクロール」、「ソラリゼーション
1」、「ソラリゼーション2」および「ソラリゼーショ
ン3」の6種類の特殊効果があり、特殊効果を付加する
には、付加したい特殊効果に対応するボタンをクリック
することにより行う。これら、特殊効果は、図20に示
す表の組み合わせで使用することができる。
【0212】以下、上記した6種類の特殊効果について
それぞれ説明する。 3−5−1.スチル 動画の映像を入力しているときにスチル・ボタン304
をクリックすると、その動画の映像が静止画像になる。
静止画像から動画の映像に戻すときは、もう一度スチル
・ボタン304をクリックする。 3−5−2.ストロボ ストロボ・ボタン306をクリックすると、ストロボ効
果(動画の映像が一定間隔で静止画像になる)が得られ
る。通常の動画の映像に戻すときは、もう一度ストロボ
・ボタン306をクリックする。
【0213】ここで、ストロボ効果の速さは、次の操作
により適宜変更することができる。即ち、まずコンソー
ルのメニューの中の設定ボタン240をクリックするこ
とにより設定メニューを開き、「ストロボ間隔」コマン
ドを選択する。そうすると、「ストロボ間隔の設定」ダ
イアログ・ボックスが表示される(図示せず)。そし
て、ストロボ間隔を数値で指定し、OKボタン308を
クリックしてダイアログ・ボックスを閉じる。
【0214】上記操作により、ストロボ間隔を任意に設
定することができる。 3−5−3.スクロール スクロール・ボタン310をクリックすると、指定の方
向からフレーム・メモリ映像が1回移動する。従って、
スクロール効果を使う場合には、予めバスCの映像とし
てフレーム・メモリ映像を選択する必要がある。
【0215】ここで、スクロールの移動の方向や速さ
は、次の操作により適宜変更することができる。
【0216】即ち、まずコンソールのメニューの中の設
定ボタン240をクリックすることにより設定メニュー
を開き、「スクロール」コマンドを選択する。そうする
と、「スクロールの設定」ダイアログ・ボックスが表示
される(図21参照)。それから、「スクロールの設
定」ダイアログ・ボックスに表示されている項目を適宜
設定する。
【0217】項目としては、移動方向を選択する「方
向」と、移動のしかたを選択する「動作モード」と、ス
クロールの速さを調節する「速さ」とがある。
【0218】ここで、動作モードの「イン(アウト)」
を選択すると、フェーダー2のツマミ208が最上位
(AB側)にあるときには、指定方向から画像が移動し
てきて画面の中央で止まる「イン」となり、フェーダー
2のツマミ208が最下位(C側)にあるときには、画
面の中央から指定方向に画像が消えていく「アウト」と
なる。
【0219】また、動作モードの「イン&アウト(アウ
ト&イン)」を選択すると、フェーダー2のツマミ20
8が最上位(AB側)にあるときには、指定方向から画
像が移動してきて画面から消えていく「イン&アウト」
となり、フェーダー2のツマミ208が最下位(C側)
にあるときには、指定方向に画像が一旦消え、再び現れ
て画面の中央で止まる「アウト&イン」となる。
【0220】さらに「速さ」は、上記したようにスクロ
ールの速さを調節するものであるが、動作モードでイン
(アウト)を選択しているときの設定範囲は「1〜8」
となり、動作モードでイン&アウト(アウト&イン)を
選択しているときの設定範囲は「1〜4」となる。
【0221】そして、スクロールの設定を終了するに
は、OKボタン314をクリックしてダイアログ・ボッ
クスを閉じる。 3−5−4.ソラリゼーション1、ソラリゼーション
2、ソラリゼーション3 ソラリゼーション1ボタン314、ソラリゼーション2
ボタン316あるいはソラリゼーション3ボタン318
をクリックすることにより、3段階のソラリゼーション
(画像の明るさが粗くなって絵画的な色調になる)が得
られる。元に戻すときは、選択したボタンをもう一度ク
リックする。 4.音声の編集 4−1.オーディオ・フェーダー 入力されるオーディオ1信号、オーディオ2信号、AU
X信号のレベルや合成割合の制御は、設定により、ビデ
オの合成とは独立して行うこともでき、また同期して行
うこともできる。
【0222】次に、図2乃至図4を参照しながら、オー
ディオ1信号入力端子40、オーディオ2信号入力端子
42ならびにAUX信号入力端子44に入力された音声
信号の編集に関して、以下に説明する。
【0223】まず、オーディオ1信号入力端子40、オ
ーディオ2信号入力端子42ならびにAUX信号入力端
子44に入力された音声信号の編集は、コンソールのオ
ーディオ・フェーダーのツマミを移動することによって
行うことができる。
【0224】つまり、オーディオ・フェーダーA1、オ
ーディオ・フェーダーA2、オーディオ・フェーダーA
UXならびにマスター・オーディオ・フェーダーの各ツ
マミ320、322、324、326を上下方向に移動
させることにより、これらオーディオ・フェーダーA
1、オーディオ・フェーダーA2、オーディオ・フェー
ダーAUXならびにマスター・オーディオ・フェーダー
にそれぞれ対応するVCA96、98、100、104
の電圧が変化し、オーディオ1信号、オーディオ2信号
ならびにAUX信号のそれぞれの音量を変化することが
できるとともに、オーディオ1信号、オーディオ2信号
およびAUX信号を合成した全体の音量も変化すること
ができる。
【0225】ところで、こうした音量の変化は、音量の
みを独立して変化させることもできるし、映像と同期さ
せて変化させることも可能である。
【0226】即ち、音量のみを変化させたい場合には、
オーディオ・フェーダーA1、オーディオ・フェーダー
A2、オーディオ・フェーダーAUXならびにマスター
・オーディオ・フェーダーの各ツマミ320、322、
324、326をそれぞれクリックして、それらを上下
方向に移動させるようにすればよい。
【0227】一方、映像の切り換えや合成などのような
映像の変化に合わせて音声を一緒に変化させたい場合に
は、上記したオーディオ・フェーダーA1、オーディオ
・フェーダーA2、オーディオ・フェーダーAUXなら
びにマスター・オーディオ・フェーダーの設定を、フェ
ーダー1ならびにフェーダー2の動きに同期させるよう
設定すればよい。
【0228】そして、フェーダー1やフェーダー2の動
きと同期して、オーディオ・フェーダーA1、オーディ
オ・フェーダーA2、オーディオ・フェーダーAUXあ
るいはマスター・オーディオ・フェーダーが動くように
設定しておくと、フェーダー1やフェーダー2を操作す
るだけで、映像とその音声とを一緒に切り換えることが
できる。
【0229】なお、映像と音声とを同期させる場合に、
映像用のフェーダー(フェーダー1、フェーダー2)動
かすことにより、映像と音声とを同期させて変化させる
ことができるが、音声用のフェーダー(オーディオ・フ
ェーダーA1、オーディオ・フェーダーA2、オーディ
オ・フェーダーAUX、マスター・オーディオ・フェー
ダー)を動かしても、映像と音声とを同期させて変化さ
せることはせず、音声用のフェーダーを動かした場合に
は、当該動かした音声用のフェーダーに対応した音声の
み変化され、映像が変化することはない。
【0230】4−2.映像との同期の設定操作について
の説明 上記した映像の変化と同期させて音声を変化させる場合
の設定操作に関して説明すると、まずコンソールのメニ
ューの中の設定ボタン240をクリックすることにより
設定メニューを開き、「オーディオフェーダー」コマン
ドを選択する。そうすると、「オーディオフェーダーの
設定」ダイアログ・ボックスが表示される(図22参
照)。図22に示されているように、各ビデオ・フェー
ダー(フェーダー1、フェーダー2)と各オーディオ・
フェーダーとの同期・非同期の設定は、「オーディオフ
ェーダーの設定」ダイアログ・ボックス内の左側に表示
されている。
【0231】ここで、同期・非同期を設定する際の設定
の仕方としては、各オーディオ・フェーダーについて、 (1)固定値:ビデオ・フェーダーとオーディオ・フェ
ーダーとは同期しない(非同期)。ビデオ・フェーダー
とオーディオ・フェーダーとを同期させない場合には固
定値を設定する。固定値を設定した場合には、「固定値
の設定」欄328の操作により固定値を任意に設定する
ことができる。この「固定値の設定」欄328は、「オ
ーディオフェーダーの設定」ダイアログ・ボックスを閉
じたときのコンソールにおけるオーディオ・フェーダー
のツマミの位置を設定するものであり、その後はコンソ
ールにおけるオーディオ・フェーダーのツマミを操作す
ることにより、固定値を自由に変化することができる。
固定値としては、「0〜255」の値をとることができ
る。
【0232】(2)フェーダー1(A):ビデオ・フェ
ーダーとオーディオ・フェーダーとは同期する。フェー
ダー1をA側に動かすと、オーディオ・フェーダーも音
量を増大するように変化する。この場合には、フェーダ
ー1の値(Data(VCA1))をオーディオ・フェ
ーダーの値として用いる。
【0233】(3)フェーダー1(B):ビデオ・フェ
ーダーとオーディオ・フェーダーとは同期する。フェー
ダー1をB側に動かすと、オーディオ・フェーダーも音
量を増大するように変化する。この場合には、「255
−Data(VCA1)」をオーディオ・フェーダーの
値として用いる。
【0234】(4)フェーダー2(AB):ビデオ・フ
ェーダーとオーディオ・フェーダーとは同期する。フェ
ーダー2をAB側に動かすと、オーディオ・フェーダー
も音量を増大するように変化する。この場合には、フェ
ーダー2の値(Data(VCA2))をオーディオ・
フェーダーの値として用いる。
【0235】(5)フェーダー2(C):ビデオ・フェ
ーダーとオーディオ・フェーダーとは同期する。フェー
ダー2をC側に動かすと、オーディオ・フェーダーも音
量を増大するように変化する。この場合には、「255
−Data(VCA2)」をオーディオ・フェーダーの
値として用いる。
【0236】なお、AUX信号入力端子44に接続して
いる機器によっては、オーディオ・フェーダーを最大に
上げたときの音量が大きくなりすぎることがあるが、そ
うした場合には、「AUXの入力アッテネーター」欄3
30で音量を調節すればよい。 4−3.内部処理の説明 次に、上記のようにしてオーディオ・フェーダーの操作
により、各ビデオ・フェーダーと各オーディオ・フェー
ダーとの同期・非同期の設定を行った場合における処理
を詳細に説明する。
【0237】図23には、ビデオ・フェーダーあるいは
オーディオ・フェーダーのツマミをクリックして移動操
作した場合の処理を示しており、ビデオ・フェーダーの
ツマミをクリックして移動したか、オーディオ・フェー
ダーのツマミをクリックして移動したかを判断し(ステ
ップS2302)、オーディオ・フェーダーのツマミを
クリックして移動した場合には、クリックして移動され
たオーディオ・フェーダーのツマミの位置に応じて音声
の音量を制御する(ステップS2304)。
【0238】一方、ステップS2302においてビデオ
・フェーダーのツマミをクリックして移動した場合に
は、当該ツマミをクリックして移動したビデオ・フェー
ダーと各オーディオ・フェーダーとの同期・非同期の設
定状態に応じて(ステップS2306)、非同期に設定
されている場合には、クリックして移動されたビデオ・
フェーダーのツマミの位置に応じて映像を制御する(ス
テップS2308)。
【0239】ところが、ステップS2306で同期に設
定されている場合には、クリックして移動されたビデオ
・フェーダーのツマミの位置に応じて映像を制御すると
ともに、当該ツマミをクリックして移動されたビデオ・
フェーダーと同期するオーディオ・フェーダーのツマミ
を、当該ビデオ・フェーダーのツマミの移動と同期して
移動させ、ツマミの位置に応じて音声を制御する(ステ
ップS2310)。
【0240】ところで、第1オート・フェード・ボタン
274によりフェーダー1を制御するか、第2オート・
フェード・ボタン276によりフェーダー2を制御する
場合には、図24に示すように、まず、オート・フェー
ド動作により制御されるビデオ・フェーダーと同期する
オーディオ・フェーダーを検索する。(ステップS24
02)。
【0241】そして、オート・フェード動作により制御
されるビデオ・フェーダーと同期するフェーダーがある
場合には(ステップS2404)、ビデオ・フェーダー
とオーディオ・フェーダーとをオート・フェード動作に
より同期して制御する(ステップS2406)。
【0242】一方、オート・フェード動作により制御さ
れるビデオ・フェーダーと同期するフェーダーがない場
合には(ステップS2404)、ビデオ・フェーダーの
みを制御する(ステップS2408)。
【0243】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、DTVなどに用いて好適なビデオ編集装置
において、映像ならびに音声の編集の際の操作性を向上
することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるビデオ編集装置を用いたDTVの
システム構成の一例を示す概念図である。
【図2】パーソナル・コンピューターに搭載された本発
明の一つの実施の形態によるビデオ編集装置のハード・
ウェア構成を示すブロック構成図である。
【図3】パーソナル・コンピューターに搭載された本発
明の一つの実施の形態によるビデオ編集装置のハード・
ウェア構成を示すブロック構成図である。
【図4】ディスプレイ装置16上に表示されるコンソー
ルを示す説明図である。
【図5】映像の合成を説明するための概念図である。
【図6】ファイルの読み出しおよびフレーム・メモリな
らびにアルファ・メモリへのファイルの書き込みの際の
処理を示すフローチャートである。
【図7】読み出しファイルおよび書き込みメモリの指定
と、当該指定により決定される書き込みメモリおよび書
き込まれるファイルとの関係を示す図表である。
【図8】アルファ・メモリのデータ読み出しの説明図で
あり、(a)はアルファ・データを示し、(b)はデジ
タルキー・モードにおけるアルファ・メモリのデータ読
み出しの説明図であり、(c)はアナログキー・モード
におけるアルファ・メモリのデータ読み出しの説明図で
ある。
【図9】内部スイッチの切り換え状態を示す図表であ
る。
【図10】ビデオ1’映像を選択した場合における信号
の伝達経路を示すブロック構成説明図である。
【図11】ビデオ2映像を選択した場合において、ビデ
オ・コントローラーがタイム・ベース・コレクタ(TB
C)として機能する状態における信号の伝達経路を示す
ブロック構成説明図である。
【図12】ビデオ2映像を選択した場合において、ビデ
オ・コントローラーがフレーム・シンクロナイザーとし
て機能する状態における信号の伝達経路を示すブロック
構成説明図である。
【図13】RGB映像を選択した場合において、ビデオ
・コントローラーがスキャンコンバーターーとして機能
する状態における信号の伝達経路を示すブロック構成説
明図である。
【図14】画像ファイル映像を選択した場合において、
ビデオ・コントローラーがフレーム・バッファとして機
能する状態における信号の伝達経路を示すブロック構成
説明図である。
【図15】ディスプレイ装置上に表示されるキャプチャ
処理のウインドウを示す説明図である。
【図16】キャプチャ処理における信号の伝達経路を示
すブロック構成説明図である。
【図17】ディスプレイ装置上に表示される「色の設
定」ダイアログ・ボックスを示す説明図である。
【図18】ディスプレイ装置上に表示される「白黒バッ
ク・カラーの設定」ダイアログ・ボックスを示す説明図
である。
【図19】ディスプレイ装置上に表示される「ビデオフ
ェーダの設定」ダイアログ・ボックスを示す説明図であ
る。
【図20】特殊効果の組み合わせ使用の可否を示す図表
である。
【図21】ディスプレイ装置上に表示される「スクロー
ルの設定」ダイアログ・ボックスを示す説明図である。
【図22】ディスプレイ装置上に表示される「オーディ
オフェーダーの設定」ダイアログ・ボックスを示す説明
図である。
【図23】ビデオ・フェーダーあるいはオーディオ・フ
ェーダーのツマミをクリックして移動操作した場合の処
理を示すフローチャートである。
【図24】オート・フェード動作によりビデオ・フェー
ダーを制御する場合の処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 パーソナル・コンピューター 12 キーボード 14 マウス 16 ディスプレイ装置 18 スピーカー 20 ビデオ・カメラ 22 VTR 24 CDプレーヤー 26 TVモニター 27 スピーカー 28 VTR
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬戸 哲司 大阪府大阪市北区堂島浜1丁目4番16号 ローランド株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのビデオ信号を入力する入力手段
    と、 設定位置に応じて前記入力手段によって入力された前記
    2つのビデオ信号の合成割合を指示する第1のフェーダ
    ーと、 前記第1のフェーダーの設定位置を時間経過に従って自
    動的に移動するとともに、前記第1のフェーダーの移動
    にともない前記2つのビデオ信号の合成割合を変化する
    第1の制御手段と、 前記第1のフェーダーを自動的に移動する際の移動開始
    位置および/または移動終了位置を任意に設定する第1
    の設定手段とを有することを特徴とするビデオ編集装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のビデオ編集装置におい
    て、 音声信号のレベルを指示する第2のフェーダーと、 前記第1のフェーダーの移動に従って前記第2のフェー
    ダーを連動制御する第2の制御手段と、 前記第1のフェーダーが移動する間に前記第2のフェー
    ダーが移動する位置を設定する第2の設定手段とを有す
    ることを特徴とするビデオ編集装置。
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US5852438A (en) 1998-12-22

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