JP4341624B2 - 成端箱 - Google Patents

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本発明は、光ファイバコード同士を互いに接続する成端箱に関するものである。
従来から、壁材などの造営材を隔てて内外に配設された光ファイバコード同士を互いに接続する成端箱として、造営材に貫設された挿通穴に挿通されるハウジングと、それぞれハウジングに保持されて互いに光学的に接続され造営材の互いに異なる側に露出してそれぞれ光ファイバコードの一端に設けられたプラグが接続される2個のレセプタクルとを備えるものが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−189531号公報
しかし、上記従来の成端箱では、造営材の両側で光ファイバコードを導出したい位置が互いに離れていた場合、造営材の外側に光ファイバコードを露出させる距離を長くするか、成端箱のハウジング並びに挿通穴を大きくする必要があった。
そこで、成端箱のハウジングの大型化を避けながらも、造営材の外側に光ファイバコードをなるべく露出させないために、造営材の内部に空洞を設け、この空洞内に光ファイバコードを通すとともに、光ファイバコードを引き出す位置にのみ、空洞の内外に連通するコード導出穴を設けることが考えられる。この場合、成端箱のハウジングはコード導出穴の開口を覆うだけでよく、造営材を貫通する必要はないから、施工性も向上する。しかし、この方法では、コード導出穴から引き出された光ファイバコードが、コード導出穴の開口の周縁において許容値以下の曲率半径で曲がってしまい、損失が大きくなる可能性がある。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、光ファイバコードの曲率半径を確保することができる成端箱を提供することにある。
請求項1の発明は、造営材の内側から第1の光ファイバコードを導出するためのコード導出穴を覆う形で造営材の表面に固定され、造営材に向けられる面に開口してコード導出穴に連通し第1の光ファイバコードが挿通される第1のコード挿通穴と、造営材の外側から第2の光ファイバコードが挿通される第2のコード挿通穴とが設けられたハウジングと、ハウジングに収納されて第1の光ファイバコードと第2の光ファイバコードとがそれぞれ造営材におけるコード導出穴が開口した面に沿った方向から接続されることにより第1の光ファイバコードと第2の光ファイバコードとを互いに光学的に接続するコネクタとを備え、ハウジングには、造営材のコード導出穴から導出された第1の光ファイバコードを造営材におけるコード導出穴が開口した面に沿った向きとするように第1の光ファイバコードの曲部に内側から当接してガイドする導出曲面と、第2の光ファイバコードにおいて第2のコード挿通穴に挿通される部位よりもコネクタから離れた余長が巻き取られる巻取り部とが設けられていて、巻取り部は、それぞれ第2の光ファイバコードの余長を巻回可能な2個の巻回突起を有することを特徴とする。
この発明によれば、造営材のコード導出穴からハウジング内にかけて第1の光ファイバコードの曲率半径を導出曲面の曲率半径程度には確保することができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、ハウジングには、導出曲面によってガイドされた第1の光ファイバコードの向きを反転させるように第1の光ファイバコードの曲部に内側から当接してガイドする反転曲面が設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、導出曲面とコネクタとの間で第1の光ファイバコードの向きを反転させない場合に比べ、ハウジング内に収納することができる第1の光ファイバコードの余長が長くなるから、第1の光ファイバコードのコネクタへの接続作業が容易となる。また、反転曲面により第1の光ファイバコードの曲率半径を確保することができる。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、導出曲面と反転曲面とは、それぞれ当接する曲部における第1の光ファイバの中心軸を含む断面での断面形状が円弧形状であって、該円弧形状の曲率半径が互いに同じであることを特徴とする。
本発明によれば、造営材のコード導出穴から引き出される第1の光ファイバコードを造営材においてコード導出穴が開口した面に沿った向きとするように第1の光ファイバコードの曲部に内側から当接してガイドする導出曲面をハウジングに設けたことにより、造営材のコード導出穴からハウジング内にかけて第1の光ファイバコードの曲率半径を導出曲面の曲率半径程度には確保することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施形態は、図1に示すように、例えば壁材のような造営材Wから引き出された第1の光ファイバコードFAと、造営材Wの外側の第2の光ファイバコードFBとを互いに光学的に接続するものである。
詳しく説明すると、造営材Wに設けられた埋め込み穴W1に埋め込み配設されたボックスBに取り付けられて埋め込み穴W1及びボックスBを覆うハウジング1と、ハウジング1に収納され第1の光ファイバコードFAが上方向から接続されるとともに第2の光ファイバコードFBの一端に設けられたプラグPが下方向から接続されることにより光ファイバコードFA,FB同士を互いに光学的に結合させるレセプタクル2とを備える。つまり、埋め込み穴W1が請求項におけるコード導出穴であり、プラグPとレセプタクル2とで請求項におけるコネクタが構成されている。レセプタクル2及びプラグPとしては、JIS C 5973に規定された光コネクタのレセプタクル及びプラグを用いることができる。以下、上下方向は図1を基準とし、図1の左下―右上方向を前後方向と呼び、図1の左上−右下方向を左右方向と呼ぶ。
ハウジング1は、ボックスBに固定されるボディ3と、図2に示すようにボディ3に被着されて前方から見てボディ3を覆うカバー4とからなる。
ボディ3は、厚さ方向を前後方向に向けられる略長方形の平板状の本体部31と、本体部31の左下に連結され第2の光ファイバコードFBの余長が巻き取られる巻取り部32とを有する。また、本体部31には、それぞれ左右に長い長円形状のねじ挿通穴31aが上下に並べて設けられている。ボックスBは例えばJIS C 8336に規定された1個用スイッチボックスであり、前面が開放された直方体形状であって、第1の光ファイバコードFAが挿通されるコード挿通穴B1が例えば上面に貫設されている。ボックスBには、それぞれ前面にねじ穴B2が設けられたねじ止め部B3が、上下の内面からそれぞれ内側へ突設されている。ボディ3は、ねじ挿通穴31aに挿通されてボックスBのねじ穴B2に螺合するねじ(図示せず)によってボックスBにねじ止めされる。また、ボディ3と造営材Wとの間には、例えば合成ゴムのような柔軟性を有する材料からなりボディ3と造営材Wとの間の隙間を塞いでハウジング1内への水の浸入を防止するパッキン5が介装される。パッキン5は、例えば、前方から見た外周の寸法形状がボディ3と略同じであって、ボディ3をボックスBにねじ止めする上記ねじや第1の光ファイバコードFAがそれぞれ挿通される挿通穴(図示せず)が前後に貫設された矩形環形状である。なお、ボディ3と造営材Wとの間の隙間を塞ぐには、パッキン5を用いる代わりに周知のシーリング材を用いてもよい。
また、本体部31においてねじ挿通穴31aの間には、左右に長い長方形状であって第1の光ファイバコードFAが挿通されるコード挿通穴31bが前後に貫設されている。
また、図3(a)(b)に示すように、コード挿通穴31bの上側であって左右方向の中央よりも左寄りの位置には、軸方向を左右方向に向けた円柱形状の導出部33が設けられている。導出部33の中心軸の位置はボディ3の本体部31の前面に重なる位置としてある。また、導出部33の下端はコード挿通穴31bに臨んでいる。さらに、導出部33の下半分の外周面には、左右両端部からそれぞれ導出部33の径方向に突出して左右に対向する2枚の扇形状の規制突起33aが突設されている。また、右側の規制突起33aの前端部と、左側の規制突起33aの下端部とには、導出部33の外周面に対して間に隙間を空けて対向する導出押え突起33bが、左右方向のうち内側へ突設されている。また、導出部33の上端と本体部31の前後両面との間には、本体部31の前後の面と導出部33の外周面とを滑らかに連結する傾斜部33cが設けられている。
さらに、導出部33の上側には、本体部31の前面から前方へ突設された連結部34aと、連結部34aの前端部から右方へ突設されて後面が本体部31の前面よりも前側に位置する押え部34bとを有する断面L字形状の押え突起34が設けられている。
また、保持部34の上側において本体部31の前面には、前方から見て上側を凸とする円弧形状の第1の誘導突起35aと、それぞれ前方から見て第1の誘導突起35aと同心の円弧形状であって第1の誘導突起35aの外周面に対し互いに等しい隙間を空けて対向する2個の第2の誘導突起35bとが、それぞれ前方へ突設されている。
さらに、導出部33の右側において本体部31の前面には、それぞれ直方体形状であって間に隙間を空けて上下に並ぶ2個の保持突起36a,36bの組が、左右に並べて2組設けられている。図1におけるレセプタクル2は、第1の光ファイバコードFAがプラグ等を介さずに直接接続されるものであって、第1の光ファイバコードFAの心線が接続されるフェルール(図示せず)を有する。。また、レセプタクル2において、第2の光ファイバコードFBの一端に設けられたプラグPが挿入されるプラグ挿入口(図示せず)は、第1の光ファイバコードFAが接続される方向の反対方向(図の下方向)へ開口している。つまり、第1の光ファイバコードFAと第2の光ファイバコードFBとは、レセプタクル2に対し、互いに反対方向から接続される。また、レセプタクル2には、プラグ挿入口を開閉する周知の扉体(図示せず)が設けられており、プラグPが挿入されていない状態では、上記扉体が閉じてプラグ挿入口を閉塞することにより、プラグ挿入口へ埃等の異物が入り込むことが防止される。さらに、レセプタクル2において、光ファイバコードFA,FBがそれぞれ接続される方向に直交する方向であって互いに反対向きの各端面(図1における左右の端面)にはそれぞれ被保持突起21が外側へ突設されており、各被保持突起21がそれぞれ保持突起36a,36b間に圧入されて上下から保持突起36a,36bに挟持されることにより、レセプタクル2は第1の光ファイバコードFAが接続される側を上側としてボディ3に対して固定される。すなわち、レセプタクル2のがたつきが保持突起36a,36bによって防止されることにより、レセプタクル2周辺で各光ファイバコードFA,FBにかかる機械的負荷が低減され、各光ファイバコードFA,FBの不要な曲げの発生が抑制されている。また、レセプタクル2の重量を支えるために上側の保持突起36bよりも機械的強度を要求される下側の保持突起36aは、上側の保持突起36bよりも上下の寸法を大きくしてある。さらに、レセプタクル2は、第1の光ファイバコードFAの心線に対して光学的且つ機械的に接続されているだけでなく、第1の光ファイバコードFAのシースを把持するシース把持部22を有しており、これによって第1の光ファイバコードFAとレセプタクル2との機械的結合が強固となるとともに第1の光ファイバコードFAとレセプタクル2との接続部が保護されるからレセプタクル2が扱い易くなり、施工性が向上している。
ここで、規制突起33a間の距離と、導出押え突起33bと導出部33の外周面との距離と、押え突起34の押え部34bと本体部31との間の距離と、誘導突起35a,35b間の距離とは、それぞれ第1の光ファイバコードFAの直径よりも僅かに大きくしてある。コード挿通穴31bから導入される第1の光ファイバコードFAは、まず、規制突起33aに左右から挟まれるとともに導出押え突起33bと導出部33の外周面との間に挟まれて導出部33の外周面に沿って上向きとなるようにガイドされ、次に、押え突起34の押え部34bと本体部31との間を通過した後、誘導突起35a,35b間に挟まれて下向きとなるようにU字形状にガイドされ、レセプタクル2に上方から接続される。つまり、第1の光ファイバコードFAは誘導突起35a,35bによって向きを180°変更するようにガイドされているのであり、下側の誘導突起35aの上面が請求項における反転曲面である。このように第1の光ファイバコードFAの向きを反転させていることにより、例えばコード挿通穴31bをレセプタクル2の上側に設けて第1の光ファイバコードFAの向きを反転させない場合に比べ、ハウジング1の寸法の割にハウジング1に収納される第1の光ファイバコードFAの余長を長くすることができる。すなわち、第1の光ファイバコードFAをレセプタクル2に接続する作業のために充分な量の第1の光ファイバコードFAを造営材Wから引き出しても、第1の光ファイバコードFAを造営材WやボックスBの内側へ戻す必要がないから、施工性が向上している。ここで、小型化のためには、導出部33の外周面、並びに、内側の誘導突起35aの上面の各曲率半径は、それぞれ、第1の光ファイバコードFAの曲率半径が損失を許容限度内に抑えられる最小限であるときの第1の光ファイバコードFAの曲部の内面の曲率半径程度とすることが望ましい。
また、本体部31の前面において左右の端よりもやや内側には、前方から見てねじ挿通穴31aとコード挿通穴31bとガイド部33と押え突起34と誘導突起35a,35bと保持突起36a,36bとレセプタクル2とを左右から挟む側片37が前方へ突設されている。各側片37には、それぞれ左右方向のうち外側へ突出して後面が本体部31の前面よりも前側に位置する係止突起37aが上下に並べて2個ずつ設けられている。さらに、本体部31の前面において誘導突起35a,35bよりも上側であって本体部31の上端よりもやや下側には、左右の端がそれぞれ側片37に連結されて側片37とともに下向きコ字形状をなす上片38が前方へ突設されている。上片38の上面には、後面が本体部31の前面よりも前側に位置する係止突起38aが上方へ突設されている。
カバー4は、上下左右の寸法がそれぞれボディ3よりも僅かに大きい長方形状の前板41と、前板41の左右両端からそれぞれ後方へ突設されて左右に対向する側板42と、前板41の上端から後方へ突設されて左右両端がそれぞれ側板42の上端に連結された上板43とからなり、後面と下面とがそれぞれ開放された直方体形状である。各側板42の後端部には、それぞれ係止突起42aが上下に並んで2個ずつ左右方向のうち内側へ突設されている。また、上板43の後端部において左右方向の中央には、係止突起43aが下方へ突設されている。
カバー4をボディ3に取り付けるには、カバー4の側板42の係止突起42aのうち下側の係止突起42aをボディ3の側片37に設けられて上下に並ぶ係止突起37aの間に通して、カバー4の各係止突起42a,43aをそれぞれボディ3の係止突起37a,38aよりも後側に位置させる。次に、カバー4をボディ3に対して下方へスライドさせると、カバー4の各側板42の各係止突起42aがそれぞれボディ3の左右の側片37の各係止突起37aと本体部31との間に導入されるとともに、カバー4の上板43の係止突起43aがボディ3の上片38の係止突起38aと本体部31との間に導入される。ここにおいて、カバー4の各係止突起42a,43aがそれぞれボディ3の各係止突起37a,38aにそれぞれ係止されることにより、ボディ3に対するカバー4の前方への脱落は防止される。また、カバー4の上板43がボディ3の上片38の上側に位置することにより、ボディ3に対するカバー4の下方への脱落は防止される。
次に、巻取り部32について説明する。巻取り部32は、厚さ方向を前後方向に向けた扁平な台座部32aを有する。台座部32aの前面には、軸方向を前後方向に向けた円柱形状の右下の4分の1が切り欠かれた形状の第1の巻回突起32bと、第1の巻回突起32bの中心軸に対して中心軸を下側に並べて設けられ円柱形状の右半分が切り欠かれた形状の第2の巻回突起32cと、前方から見て第1の巻回突起32bと同心の半円形状であって第1の巻回突起32bの上側を覆う部位と上下に長く第1及び第2の巻回突起32b,32cの左側を覆う平坦な部位とからなる覆い突起32dと、第2の巻回突起32cの左下方において覆い突起32dと第2の巻回突起32cとの間に位置する誘導突起32eとを有する。台座部32aからの突出寸法は、各巻回突起32b,32cと、覆い突起32dと、誘導突起32eとで互いに略共通となっている。また、各巻回突起32b、32cと、覆い突起32dと、誘導突起32eとのうち隣り合う各2個の間には、それぞれ少なくとも第2の光ファイバコードFBの直径よりも大きな隙間を空けてある。さらに、台座部32aは、前方から見て第1の巻回突起32aと同心の円の上半分である半円形状の部位と、半円形状の左半分から下方へ延設された長方形状の部位とからなり、各巻回突起32b,32cのそれぞれ切り欠かれた部位の後側は開放されている。第2の光ファイバコードFBの余長は、第1及び第2の巻回突起32b,32cの一方に巻回することができるほか、第1及び第2の巻回突起32b,32cの両方に跨って8の字に巻回することもできる。巻取り部32に巻き取られた第2の光ファイバコードFBは、覆い突起32dと誘導突起32eとの間を通して下方へ引き出すことができる。
また、本体部31の下端からは、下片39が前方へ突設されて巻取り部32の覆い突起32dに連結されている。下片39において、2組の保持突起36a,36bに挟まれる位置の真下には、第2の光ファイバコードFBが挿通される第2のコード挿通穴をカバー4との間に形成する挿通切り欠き39aが設けられている。また、下片39の上面において挿通切り欠き39aの左右には、第2の光ファイバコードFBをガイドするガイド突起39bが上方へ突設されている。さらに、下片39の前端面と巻取り部32の前端面とは互いに略面一となっており、これらはカバー4がボディ3に取りつけられた状態ではそれぞれカバー4の前板41の後面に近接する。つまり、カバー4がボディ3に取りつけられた状態では、カバー4の前板41とボディ3の本体部31との間の隙間は、下片39並びに覆い突起32dにより、上記第2のコード挿通穴を除いて閉塞される。
上記構成によれば、導出部33の外周面により、ハウジング1に導入される位置での第1の光ファイバコードFAの曲率半径が確保されている。すなわち、導出部33の外周面が請求項における導出曲面である。
なお、図1の例のようにレセプタクル2を直接第1の光ファイバコードFAに接続されるものとする代わりに、第1の光ファイバコードFAにも第2の光ファイバコードFBと同様のプラグPを設けるとともに、図4に示すように、レセプタクル2として各光ファイバFA,FBのプラグPがそれぞれ接続されることにより光ファイバFA,FB間を互いに光学的に接続するものを用いてもよい。または、プラグPやレセプタクル2を用いずに、第1及び第2の光ファイバコードFA,FBがともに直接接続されるコネクタ(図示せず)を用いてもよい。
本発明の実施形態を示す分解斜視図である。 同上を示す斜視図である。 同上におけるボディを示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 同上において形態の異なるレセプタクルを用いた例の要部を示す斜視図である。
符号の説明
1 ハウジング
2 レセプタクル
31b コード挿通穴
33 導出部
35a 誘導突起
39a 挿通切り欠き
FA 第1の光ファイバコード
FB 第2の光ファイバコード
P プラグ
W 造営材
W1 埋め込み穴

Claims (3)

  1. 造営材の内側から第1の光ファイバコードを導出するためのコード導出穴を覆う形で造営材の表面に固定され、造営材に向けられる面に開口してコード導出穴に連通し第1の光ファイバコードが挿通される第1のコード挿通穴と、造営材の外側から第2の光ファイバコードが挿通される第2のコード挿通穴とが設けられたハウジングと、ハウジングに収納されて第1の光ファイバコードと第2の光ファイバコードとがそれぞれ造営材におけるコード導出穴が開口した面に沿った方向から接続されることにより第1の光ファイバコードと第2の光ファイバコードとを互いに光学的に接続するコネクタとを備え、
    ハウジングには、造営材のコード導出穴から導出された第1の光ファイバコードを造営材におけるコード導出穴が開口した面に沿った向きとするように第1の光ファイバコードの曲部に内側から当接してガイドする導出曲面と、第2の光ファイバコードにおいて第2のコード挿通穴に挿通される部位よりもコネクタから離れた余長が巻き取られる巻取り部とが設けられていて、
    巻取り部は、それぞれ第2の光ファイバコードの余長を巻回可能な2個の巻回突起を有することを特徴とする成端箱。
  2. ハウジングには、導出曲面によってガイドされた第1の光ファイバコードの向きを反転させるように第1の光ファイバコードの曲部に内側から当接してガイドする反転曲面が設けられていることを特徴とする請求項1記載の成端箱。
  3. 導出曲面と反転曲面とは、それぞれ当接する曲部における第1の光ファイバの中心軸を含む断面での断面形状が円弧形状であって、該円弧形状の曲率半径が互いに同じであることを特徴とする請求項2記載の成端箱。
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