JP4341509B2 - 二剤式毛髪化粧料 - Google Patents

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本発明は、二剤式毛髪化粧料の第1剤と第2剤を同時吐出させるのに適した容器と、その容器に二剤式毛髪化粧料を収容した二剤式毛髪化粧品に関する。
二剤形式毛髪化粧料として、酸化染料を含有する第1剤と、過酸化水素等の酸化剤を含有する第2剤とからなる二剤形式染毛剤や、アルカリ剤を含有する第1剤と、過酸化水素を含有する第2剤とからなる二剤形式のヘアブリーチ等が知られている。
このような二剤式毛髪化粧料の第1剤と第2剤は、従来、保存安定性の点からそれぞれが別個に酸素バリア性容器に収容されている。そして、酸素バリア性容器をブロー成形体として得る場合に、該容器を、内側に水分バリア層を配置し、その外側に酸素バリア層を配置した合成樹脂の多層構造とすることが提案されている(特許文献1)。また、ガスバリア性の樹脂製容器に関しては、内容物直視用ラインを有する容器をブロー成形により製造する技術が提案されている(特許文献2)。この内容物直視用ラインを有する容器は、不透明壁形成用の樹脂と透明壁形成用の樹脂とをダイ内でサイド・バイ・サイドの関係に合流させ、共押出し、膨張させることにより形成される。
一方、二剤式毛髪化粧料の第1剤と第2剤を使用時に混合し、吐出させる容器としては、例えば、2つのエアゾール容器に、これらのステムを同時に押し下げることのできる操作部材を取り付けたもの(特許文献3)や、2つのポンプ容器に、各容器のポンプステムを一つの吐出孔に連結するアダプターを設け、アダプター上に装着した噴出ボタンを押し下げることにより、2つのポンプを同時に作用させ、一つの吐出孔から二液を同時に吐出させるもの(特許文献4)が提案されている。
特開2002−345548号公報 特開平8−268422号公報 特開2000−297018号公報 実開平5−29982号公報
従来の二剤式毛髪化粧料を収容する容器は、二剤を同時に吐出させる操作部材を設けたものであっても、第1剤と第2剤はそれぞれ別個に成形された容器に収容されている。したがって、製造コストの低下に限界があった。
また、第1剤も第2剤も共に酸素バリア性の樹脂製容器に収容した場合に、第2剤の容器が膨張する場合があるという問題もあった。
これに対し、本発明は、第1剤と第2剤をそれぞれ別個に収容することができる二室を備え、かつ一体成型により製造でき、さらに第1剤の収容室と第2剤の収容室に、それぞれに適したガスバリア性を付与できる容器を提供すること、及びかかる容器に二剤式毛髪化粧料の第1剤と第2剤を収容した毛髪化粧品を提供することを目的とする。
本発明者は、(i)過酸化水素を含有する第2剤を収容した樹脂製容器が保管中に膨張するのは、過酸化水素の分解によって酸素ガスが発生するためであり、容器の膨張を防止するためにはその容器に酸素透過性を付与するのが有効であること、(ii)第1剤を収容する容器に酸素バリア性を付与し、第2剤を収容する容器に酸素透過性を付与し、かつ双方の容器を一体成型により形成するには、酸素バリア性樹脂と酸素透過性樹脂を用いて特許文献2に記載の方法に準じてブロー成形することにより酸素バリア性樹脂の存在しない酸素透過性領域を有する成形体を形成し、その成形体を縦断するようにライン状に加熱加圧して隔離壁を形成することにより、酸素透過性領域をもたない第1室と、酸素透過性領域を有する第2室とを画すればよいこと、(iii)こうして得られる容器の第1室に二剤式毛髪化粧料の第1剤を収容し、第2室に第2剤を収容することにより、二剤式毛髪化粧品を安価に提供でき、かつ保管中の容器の膨張も防止できることを見出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は、一体成型され、隔離壁で隔てられた第1室と第2室を有する容器であって、第1室を画する壁が酸素バリア性樹脂層から形成され、第2室を画する壁の少なくとも一部に酸素透過性樹脂層からなる酸素透過性領域が形成されている容器を提供する。
また、本発明は、水性媒体中にアルカリ剤を含有する第1剤と、水性媒体中に過酸化水素を含有する第2剤とからなる二剤式毛髪化粧料の第1剤が上述の容器の第1室に収容され、第2剤が該容器の第2室に収容されている二剤式毛髪化粧品を提供する。
本発明の容器は、互いに隔てられた第1室と第2室を有するが、一体成型により製造されるので、各室を別個の容器として製造した場合に比して、安価に提供することができる。
また、この容器は、第1室を画する壁が酸素バリア性樹脂材料層から形成され、第2室を画する壁の少なくとも一部に酸素透過性樹脂層からなる酸素透過性領域が形成されているので、第1室に二剤式毛髪化粧料の第1剤を収容し、第2剤を第2室に収容することにより、保管中の第1剤の酸化劣化を防止し、かつ第2室において過酸化水素分解による酸素ガスが容器膨張させることを効果的に防止できる。
以下、図面を参照しつつ本発明を詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は、同一又は同等の構成要素を表している。
図1Aは本発明の一態様のチューブ容器1Aの側面図、図1Bはこのチューブ容器1Aのx−x断面図である。
このチューブ容器1Aは、隔離壁2で隔てられた第1室3と第2室4を有する、可撓性樹脂材料からなるブロー成形体である。
第1室3を画する壁は、隔離壁2部分を除き全体が、内側から酸素透過性樹脂層10、酸素バリア性樹脂層11、最外層樹脂層12が順次積層された積層体から形成されている。これに対し、第2室4を画する壁も、内側から酸素透過性樹脂層10、最外層樹脂層12、最外層樹脂層12が順次積層されている領域を有しているが、酸素バリア性樹脂層11が積層されていない酸素透過性領域5も有している。したがって、第1室3は室外に対して酸素バリア性を有し、第2室4は、酸素透過性を有するものとなる。なお、隔離壁2には、第1室3と第2室4とを酸素バリア性樹脂層11を挟まずに対置させる部分があるが、この部分は容器外に向いておらず、また、幅L1も狭く、厚さL2は、第1室の要求酸素バリア性能を確保できるよう酸素透過性樹脂層10の酸素透過係数に応じて設定するので、隔離壁2の肉厚効果により第1室3の酸素バリア性は十分に確保される。 ここで、酸素透過性樹脂層10は、特開2002−87418号公報で示される酸素透過性を有するものが好ましい。この構成材料としては、例えば、直鎖低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン等を使用することができる。
酸素バリア性樹脂層11は、酸素透過係数が10cm3・mm/(mm2・d・MPa)以下、特に2cm3・mm/(mm2・d・MPa)以下であることが好ましい。この酸素透過係数は、ASTM D3985(23℃、0%RH)に準拠して測定される値である。このように酸素透過係数を抑制することにより、内容物の酸化劣化を防止することができる。なお、酸素透過係数の値は小さければ小さいほど好ましい。
酸素バリア性樹脂層11の構成材料としては、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリアクリロニトリル等が挙げられ、特に酸素バリア性及び成形性の点からエチレン−ビニルアルコール共重合体を用いることが好ましい。
最外層樹脂層12は、容器剛性の確保とエチレン−ビニルアルコール共重合体の外部から水分による劣化防止に設けられており、ポリエチレン系樹脂等で形成することがスクイズ性の点から好ましい。
なお、第1室3や第2室4を画する壁の樹脂の積層構造としては、上述の積層体に加えて、酸素バリア性樹脂層11の少なくとも内側に、透湿係数が0.4g・mm/(m2・d)以下、特に0.15g・mm/(m2・d)以下の水分バリア性樹脂層を積層してもよい。この透湿係数はASTM F1249(40℃、90%RH)に準拠して測定される値である。このように水分バリア性樹脂層を積層することにより、内容物に含まれる水分に起因する酸素バリア性樹脂層の変色が防止され、そのバリア性能の劣化を防ぐことができる。
水分バリア性樹脂層の構成材料としては、環状オレフィン系重合体、二軸延伸ポリプロピレン、無延伸ポリプロピレン、高密度ポリエチレン等が挙げられ、特に水分バリア性及び成形性の点から、環状オレフィン系重合体を用いることが好ましい。環状オレフィン系重合体としては、エチレンと環状オレフィンとの共重合体や環状オレフィンの単独重合体などが挙げられる。環状オレフィンとしては、例えばビシクロ〔2,2,1〕ヘプト−2−エン、テトラシクロ〔4.4.0.12,5.17,10〕−3−ドデセン、ヘキサシクロ〔6.6.1.13,6.113,20.02,7.09,14〕−4−ヘプタデセン及びオクタシクロ〔8.8.0.12,9.14,7.111,18.113,16.02,8.012,17〕−5−ドコセン並びにこれらの低級アルキル基置換体などが挙げられる。環状オレフィン系重合体としては市販品を用いることもできる。そのような市販品としては、三井化学製の環状オレフィン共重合体であるアペル(商品名)が挙げられる。
水分バリア性樹脂層を設ける場合に、さらにその内側に最内層として熱接着性シール用樹脂層としてポリオレフィン系樹脂、ポリエチレン系樹脂層等を設けても良い。これによりチューブ容器1Aのエンドシール部6の接合が良好となる。
また、最内層と水分バリア性樹脂層との間、及び/又は最外層樹脂層12と酸素バリア性樹脂層11との間には、必要に応じて接着層を介在させてもよい。接着層の構成材料としては、三井化学製の接着性樹脂であるアドマー(商品名)等を使用することができる。
図2A〜図2Cは、チューブ容器1Aの製造方法の説明図である。チューブ容器1Aの製造方法としては、まず、上述の各層を形成する樹脂を用いて、特許文献2に記載の方法に準じてブロー成形することにより、酸素バリア性樹脂層11の存在しない酸素透過性領域5を有する成形体1Axを製造する(図2A)。なお、この成形体1Axには、口部7が2つ形成されるようにする。
次に、成形体1Axの胴部を縦断するようにライン状に加熱加圧して隔離壁2を形成し、酸素透過性領域5をもたない第1室3と、酸素透過性領域5を有する第2室4とを画する(図2B)。
その後、エンドシール部6を熱シールし、チューブ容器1Aを得る(図2C)。
このチューブ容器1Aには、第1室3に収容される第1剤と第2室4に収容される第2剤を容易に同時吐出できるように、種々の治具を設けることができる。例えば、図3に示すように、第1室に連通する吐出孔21と第2室に連通する吐出孔22とが形成された吐出ノズル20を有するアダプター23を、チューブ容器1Aの口部に嵌着させることができる。また、第1室と第2室をエンドシール部6側から吐出ノズル20方向に同時に絞り上げる絞り器24を着脱自在に嵌めてもよい。
本発明の容器は、酸素透過性樹脂層10及び酸素バリア性樹脂層11として比較的硬質の樹脂材料を使用することにより、図4に示すように、自立性のボトル型のスクイズ容器1Bに成形してもよい。この場合にも、第1室3に連通する吐出孔21と第2室4に連通する吐出孔22とが形成された吐出ノズル20を有するアダプター23を、チューブ容器1Bの口部7に嵌着させることができる。各室3、4の口部7には、必要に応じて逆止弁を取り付けても良い(図示せず)。
本発明の容器は、図5に示すように、ポンプディスペンサー30を備えたポンプ容器1Cとしてもよい。このポンプディスペンサー30は、各室3、4の口部7に取り付けられる、シリンダーとピストンからなるポンプ装置31と、ポンプ装置31上に取り付けられる吐出ボタン32からなる。吐出ボタン32を矢印のように押し下げることにより、2つのポンプステム33が同時に押し下げられ、第1室3に収容されている第1剤と第2室4に収容されている第2剤を、吐出ボタン32の吐出ノズル34に形成された吐出孔35、36から同時吐出させることができる。なお、図中符号37は、ディップチューブである。
図6Aは、さらに異なるポンプディスペンサー40をチューブ容器1Aに取り付けたポンプ容器1Dの斜視図であり、図6Bはその側面図である。また、図7A、図7Bはこのポンプ容器1Dの断面図である。
このポンプ容器1Dにおいて、ポンプディスペンサー40は、第1室3に連通した第1シリンダー41A及び第1シリンダー41A内に設けられた第1ピストン42A、並びに第2室4に連通した第2シリンダー41B及び第2シリンダー41B内に設けられた第2ピストン42Bを有し、第1シリンダー41Aと第2シリンダー41Bは双方のピストン42A、42Bの動作方向が等しくなるように配置されている。また、シリンダー41A、41Bとピストン42A、42Bとで画された計量室43A、43B内には、ピストン41A、41Bをシリンダー42A、42B内に押し込む力に対して反発するバネ材44A、44Bが設けられている。
吐出ノズル34は、ピストン42A、42Bの動作方向と垂直(即ち、容器の長手方向)に形成されている。この吐出ノズル34では、各計量室43A、43Bから吐出ノズル34までの通液路は別個に形成されているが、吐出ノズル34以降の下流ではこれらの通液路は1つに合流している。また、吐出ノズル34の基部には、逆止弁として弾性弁45が設けられている。
一方、吐出ノズル34の基部には、板状のてこ型レバー46の一端46aが回動自在に連結されている。このてこ型レバー46は、第1ピストン42Aと第2ピストン42Bの突出部に当接する凸部46bを有している。したがって、てこ型レバー46の他端46cをチューブ容器1A側に押し込むと、吐出ノズル34の基部と連結されている一端46aを支点とし、凸部46bを作用点として、てこの原理により、第1ピストン42Aと第2ピストン42Bを軽い力で同時に押し込むことが可能となる。
このポンプディスペンサー40には、対向する一対の板状部材からなる把持部47が、本体ハウジング48に設けられている。
また、チューブ容器1Aの口部7には、吐出弁49が設けられている。
このポンプ容器1Dから内容物を吐出させる際には、把持部47とてこ型レバー46を握り、てこ型レバー46を容器側に押し込む。これにより、軽い力で容易に内容物を吐出させることができる。特に、チューブ容器1Aが軟質可撓性材料からなる場合でも、チューブ容器1Aに直接力がかからないので、該容器を撓ませることなく、てこ型レバー46を押し込んで内容物を吐出させることができ、また、チューブ容器1Aに不要な力が加わって該容器がポンプディスペンサー40から外れることを防止できる。
また、このポンプ容器1Dによれば、ピストン42A、42Bの動作方向がチューブ容器1Aの長手方向に対して垂直になるので、ピストンの動作方向が容器の長手方向になっている一般的なポンプ装置を容器に取り付けた場合に比して、ポンプディスペンサー40自体の高さを低くでき、したがって、ポンプ容器1D全体としての高さも低くすることができる。よって、この容器を陳列棚等におく場合の高さ上の制約を緩和することができる。
本発明の容器には、さらに種々の吐出装置を取り付けることができる。例えば、エアゾールバルブを取り付け、エアゾール容器として構成してもよい。
本発明の二剤式毛髪化粧品は、上述の本発明の容器の第1室に、二剤式毛髪化粧料の第1剤を収容し、該容器の第2室に第2剤を収容したものである。この二剤式毛髪化粧料には、二剤式染毛剤と二剤式脱色剤が含まれる。二剤式毛髪化粧料が二剤式染毛剤である場合、その第1剤は水性媒体中にアルカリ剤と酸化染料又は直接染料を含有し、第2剤は水性媒体中に過酸化水素を含有する。これに対し、二剤式毛髪化粧料が二剤式脱色剤である場合、第1剤は水性媒体中にアルカリ剤を含有し、酸化染料や直接染料は含有しない。また、第2剤は水性媒体中に過酸化水素を含有する。
本発明の容器は、酸素バリア性の要求度が異なる二つの剤を同時吐出させる容器として使用することができ、また、本発明の二剤式毛髪化粧品は、毛髪の染毛あるいは脱色に適用することができる。
本発明のチューブ容器の一態様の側面図である。 図1Aのチューブ容器のx−x断面図である。 図1Aのチューブ容器の製造過程の成形体の側面図(a)及び断面図(b)である。 図1Aのチューブ容器の製造過程の成形体の側面図(a)及び断面図(b)である。 図1Aのチューブ容器の側面図(a)及び斜視図(b)である。 吐出ノズルを有するアダプターと絞り器を備えたチューブ容器1Aの斜視図である。 吐出ノズルを有するアダプターを備えたスクイズ容器1Bの断面図である。 ポンプディスペンサーを備えたポンプ容器1Cの斜視図である。 ポンプディスペンサーを備えたポンプ容器1Dの斜視図である。 ポンプディスペンサーを備えたポンプ容器1Dの側面図である。 ポンプディスペンサーを備えたポンプ容器1Dのx−x断面図である。 ポンプディスペンサーを備えたポンプ容器1Dのy−y断面図である。
符号の説明
1A チューブ容器
1B スクイズ容器
1C ポンプ容器
1D ポンプ容器
2 隔離壁
3 第1室
4 第2室
5 酸素透過性領域
10 酸素透過性樹脂層
11 酸素バリア性樹脂層
12 最外層樹脂層
20 吐出ノズル
21 吐出孔
22 吐出孔
23 アダプター
24 絞り器
30 ポンプディスペンサー
34 吐出ノズル
35 吐出孔
36 吐出孔
40 ポンプディスペンサー
41A 第1シリンダー
41B 第2シリンダー
42A 第1ピストン
42B 第2ピストン
45 逆止弁(弾性弁)
46 てこ型レバー
47 把持部
48 本体ハウジング

Claims (5)

  1. 一体成型され、隔離壁で隔てられた第1室と第2室を有する容器であって、第1室を画する壁が隔離壁部分を除き全体に酸素バリア性樹脂層を有し、第2室を画する壁の少なくとも一部に酸素透過性樹脂層からなる酸素透過性領域が形成されており、第1室と第2室とが、前記隔離壁の酸素バリア性樹脂層の存在しない領域を挟んで対置している容器。
  2. 容器が可撓性チューブ容器であり、第1室に連通する吐出孔と第2室に連通する吐出孔とが形成された吐出ノズルを有し、第1室と第2室を同時に絞り上げる絞り器が備えられている請求項1記載の容器。
  3. 第1室に収容された第1剤と第2室に収容された第2剤とを同時に吐出させるポンプディスペンサーが備えられている請求項1記載の容器。
  4. ポンプディスペンサーが、第1室に連通した第1シリンダー及び第1シリンダー内に設けられた第1ピストン、並びに第2室に連通した第2シリンダー及び第2シリンダー内に設けられた第2ピストンを有し、第1シリンダーと第2シリンダーは双方のピストンの動作方向が等しくなるように配置され、双方のピストンに同時に作用するてこ型レバーを有する請求項3記載の容器。
  5. 水性媒体中にアルカリ剤を含有する第1剤と、水性媒体中に過酸化水素を含有する第2剤とからなる二剤式毛髪化粧料の第1剤が請求項1〜4のいずれかに記載の容器の第1室に収容され、第2剤が該容器の第2室に収容されている二剤式毛髪化粧品。
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