JP2002255250A - 可撓性複室容器及びそれを収容したホルダー - Google Patents

可撓性複室容器及びそれを収容したホルダー

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JP2002255250A
JP2002255250A JP2001051289A JP2001051289A JP2002255250A JP 2002255250 A JP2002255250 A JP 2002255250A JP 2001051289 A JP2001051289 A JP 2001051289A JP 2001051289 A JP2001051289 A JP 2001051289A JP 2002255250 A JP2002255250 A JP 2002255250A
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flexible
bent portion
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JP2001051289A
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English (en)
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Keinosuke Isono
啓之介 磯野
Isamu Takahashi
勇 高橋
Yasutaka Nishimoto
康孝 西本
Kenichi Yuya
賢一 油谷
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Material Engineering Technology Laboratory Inc
Original Assignee
Material Engineering Technology Laboratory Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 随時複数の収容物を同時に所定の割合で排出
させやすいとともに、所定の割合を保ったまま排出量を
調整しやすく、しかも製造が容易で、製造容易な可撓性
複室容器を提供する。 【解決手段】 周囲が密封されるとともに、容器壁間を
剥離不能に接続した区画部12により複数の収容室が液
密に区画された複室容器10において、容器壁が可撓性
を有する合成樹脂からなり、容器壁の外面同士を対向さ
せて折り曲げ可能な折り曲げ部18が、区画部12の少
なくとも一部に沿う方向に配向させて容器中間部分に設
けられ、折り曲げ部18で折り曲げた状態で複数の収容
室15の同じ端部側となる位置にそれぞれ排出孔16が
設けられていて、折り曲げた状態で最外側から押圧すれ
ば、複数の収容室15内を同時に同程度の圧力で加圧し
て収容物を所定の割合で排出させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可撓性を有する容
器壁を押圧することにより内容物を排出させることが可
能な可撓性複室容器に係り、特に複数の収容物を同時に
所定の割合で排出させることができる可撓性複室容器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、比較的粘度の高い液体、ゲル状
物、クリーム、混練物などからなる複数種類の成分を、
使用者が保持可能な大きさの可撓性容器に別々に保存し
ておき、使用時にそれぞれを所定量絞り出し、必要によ
り混合することにより使用する複合成分が多数知られて
いて、このような複合成分を収容する容器として、各成
分を別々に収容しておき、使用時に各成分を排出させる
ことが容易な容器が多数提案されている。図6(a)
は、複合成分を収容するために使用されている容器の例
を示す断面図、(b)は側面図である。図において、1
は複合容器であり、2種類の粘性成分が別々に収容され
た分割容器2及び分割容器3が並べた状態で容器本体4
内に収容され、各分割容器2、3の頂部2a、3aに設
けられた各開口部2b、3bが容器本体4の頂部4aに
装着された排出部5の2つの排出孔5bに連結されると
ともに、底部2c、3cが容器本体4の底部4cに固定
されている。この複合容器1では、使用者が容器本体4
を外側から押圧すると、容器本体4の壁面を介して分割
容器2、3の壁面を押圧することができ、これにより各
分割容器2、3に収容された2種類の粘性成分を同時に
排出させることができる。しかしながら、このような複
合容器1においては、容器本体4を用いて分割容器2、
3を一体化しているので複合容器1の部品点数が多く、
さらに、分割容器2、3と容器本体4とを組み合わせる
には、分割容器2、3の開口部2b、3bをそれぞれ容
器本体4の排出部5と連結させ、さらに、分割容器2、
3を容器本体4の内部の特定位置に配置した状態で分割
容器2、3の底部2a、3aと容器本体4の底部4cと
を連結させなければならず、製造に手間がかかるもので
あった。また、使用者が両粘性成分を同時に排出させる
には、分割容器2、3が横に並べた状態で固定されてい
るので、両分割容器2、3に対応する容器本体4の容器
壁部分を同時に押圧すればよいが、一方の分割容器に対
応する容器本体4の容器壁部分が強く押圧されれば一方
の粘性成分が多く排出されてしまうため、両粘性成分を
一定の割合で排出させにくく、また、両粘性成分の割合
を保ったまま排出量を調整することが困難であった。さ
らに、分割容器2、3同士を互いに押し付けるように押
圧すれば両粘性成分を一定の割合で排出できる可能性も
存在するが、分割容器2、3が横に並べた状態で両端で
固定されているため、容器本体4の中間部分でしか分割
容器2、3同士を互いに押し付けることができない。そ
のため、各分割容器2、3内の収容量が少なくなると、
両粘性成分を一定の割合で排出させ難いという問題点が
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解決することを目的とし、随時複数の収容物を
同時に所定の割合で排出させやすいとともに、所定の割
合を保ったまま排出量を調整しやすく、しかも製造が容
易な可撓性複室容器を提供することを目的とする。ま
た、本発明の他の目的は前記可撓性複室容器を収容する
のに適したホルダーを提案することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の可撓性複室容器
は、周囲が密封されるとともに、容器壁間を剥離不能に
接続した区画部により複数の収容室が液密に区画された
複室容器において、容器壁が可撓性を有する合成樹脂か
らなり、前記容器壁の外面同士を対向させて折り曲げ可
能な折り曲げ部が、前記区画部の少なくとも一部に沿う
方向に容器中間部分に設けられ、前記折り曲げ部で折り
曲げた状態で前記複数の収容室の同じ端部側となる位置
にそれぞれ排出孔が設けられたことを特徴とする。
【0005】本発明によれば、折り曲げ部が容器壁の外
面同士を対向させて折り曲げ可能なものであって、複数
の収容室を区画する区画部の少なくとも一部に沿う方向
に設けられているので、容器を折り曲げることにより複
数の収容室の容器壁同士を当接させた状態に配置するこ
とができる。しかも、各収容室の容器壁は折り曲げ部で
連続しているため、収容物を排出させる際に折り曲げ部
以外の部分を保持すれば、各収容室の相対位置が特定さ
れることになる。そのため、折り曲げた状態で可撓性容
器を最外側から押圧すれば、各収容室の外側の容器壁を
押圧することができるとともに内側の対向する容器壁面
同士を相互に押圧することができ、これにより、複数の
収容室内を同時に同程度の圧力で加圧して、折り曲げた
状態の同じ側に設けられた排出孔から収容物を所定の割
合で排出させることが可能である。しかも、容器壁が可
撓性を有する合成樹脂からなるので、折り曲げ部が自在
に折り曲げることが可能であり、一方、他方の容器端部
が固定されていないため、収容物の量が減少して各収容
室の容器壁の変形量が増加しても、常に収容室の対向す
る容器壁同士を当接させておくことができる。そのた
め、使用開始時から終了時までの間、両収容室を同時に
同程度の圧力で加圧することができ、排出孔から収容物
を所定の割合で排出させることが可能である。さらに、
容器壁が可撓性を有する合成樹脂からなると、排出時に
容器を押圧する際、押圧部分の形状に応じて容器が容易
に変形できて複数の収容室を押圧し易い上、容器の押圧
面積を任意に調整できるため、複数の収容室から排出さ
せる量を調整することが容易である。従って、随時複数
の収容物を同時に所定の割合で排出させることができる
とともに、所定の割合を保ったまま排出量を調整しやす
い。また、複数の収容室は1つの容器を剥離不能な隔離
部により区画されたものであるため、部品点数が少なく
て極めて簡単な構成で、製造時及び保存時に複数の容器
を製造して組合わせるなどの手間が不要で、取扱が容易
である。
【0006】なお、本発明においては、隔離部の一部が
折り曲げ部またはその近傍に配置されて容器壁を横断す
るものであると、折り曲げ部で折り曲げても同一の収容
室が折り曲げ部の両側に跨って配置されないので、各収
容室毎に容器壁を対向させることができ、各収容室の収
容物を容易に排出させやすい。また、折り曲げ部が容器
の長手方向と交差する方向に配向していると、折り曲げ
ることにより容器全長を短くすることができてコンパク
トに保持し易く、各収容室の収容物を排出させやすい。
この場合、特に複数の収容室の排出孔が、強シール部の
両側に近接して設けられていると、各収容室から収容物
を排出させたときに容器壁の変形が増加しても、他端部
側より変位量が小さくて、各排出位置間の相対位置が変
化しにくい。さらに、排出孔周囲の容器壁に、該排出孔
に対応する排出路を有する排出口形成部材が固定されて
いると、排出孔から排出された収容物が排出口形成部材
により案内されて排出位置を特定し易いだけでなく、排
出孔形成部の固定位置が容器中間部分の平面的な部分に
なり、製造時に平面的な形状の容器壁に排出口形成部材
を固定することができる。そのため、容器の端部に固定
する場合に比べて、排出口形成部材の固定が容易である
とともに確実に固定して排出孔形成部の周囲からの液漏
れを防止することができる。また、排出孔が内部に空間
を備え、かつ可撓性を有する突出部に設けられている
と、容器を折り曲げることにより折り曲げ部及びその近
傍で容器壁が変形して折り曲げ部及びその近傍の容器壁
の内面同士が密着しても、突出部の内部の空間部により
排出孔と折り曲げ部の両側の収容室との間の連通状態を
確実に維持することができる。そのため、折り曲げた状
態でも排出孔から収容物を排出させ易い。さらに、少な
くとも一対の複数の収容室の幅が異なり、収容室の幅が
排出させる各収容物量の比に対応させると、容器を折り
曲げて複数の収容室を両側から押圧して両側を同じ距離
だけ移動させれば各収容室から排出される収容物の量は
該収容室の幅の比となるので、特定の割合で排出させる
ことが容易である。
【0007】次に、本発明の可撓性複室容器を収容した
ホルダーは、容器壁が可撓性を有する合成樹脂からな
り、周囲が密封されるとともに、容器壁間を剥離不能に
接続した区画部により複数の収容室が液密に区画され、
前記容器壁の外面同士を対向させて折り曲げ可能な折り
曲げ部が、前記区画部の少なくとも一部に沿う方向に配
向させて容器中間部分に設けられ、前記折り曲げ部で折
り曲げた状態で前記複数の収容室の同じ端部側となる位
置にそれぞれ排出孔を設けられた可撓性複室容器を収容
したホルダーであって、前記可撓性容器を折り曲げた状
態で前記折り曲げ部の両側に配置される容器壁の該折り
曲げ部から離間した位置を固定する固定部を備えた支持
体と、前記支持体に固定された容器の収容室の容器壁を
押圧する押圧部材とを備えたことを特徴とする。この可
撓性容器を収容したホルダーによれば、可撓性容器を折
り曲げた状態にして、折り曲げ部の両側の容器壁の折り
曲げ部から離間した位置を、支持体の固定部に固定する
ことにより、複数の収容室の相対位置を特定して支持体
に固定することができる。この状態で押圧すれば、各収
容室の相対位置を変化させることなく容器壁を押圧する
ことができ、複数の収容室内を同時に同程度の圧力で加
圧させることができる。そのため、前記可撓性複室容器
を使用する際に好適なホルダーとなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図を用
いて説明する。図1は1実施形態の可撓性複室容器を示
し、(a)は正面図、(b)は折り曲げた状態を示す断
面図である。図において10は複室容器であり、合成樹
脂材料からなる筒状体の両端を剥離不能に強度に溶着し
て形成された端部シール部11により周囲が密封されて
いて、容器中間部分に長手方向と交差する方向に配向し
て容器を横断するように剥離不能に強度に溶着した区画
部12が形成されて、区画部12と端部シール部11と
の間に2つの略等しい大きさの収容室15、15が形成
されている。各収容室15、15には互いに異なる粘性
成分が収容されている。また、収容室15、15は、好
ましくは一方向に長い形状であるのが好適であり、例え
ば端部シール部11の長さで測定される容器幅に対し
て、好ましくは2倍以上、より好ましくは3倍以上の長
さを有しているのが好ましい。また、区画部12の両側
に容器を横断するように剥離可能に溶着した仕切部13
が形成されていて、区画部12と仕切部13との間、即
ち、収容室15、15のそれぞれ長手方向の一方の端部
となる区画部12近傍の位置に、貫通穴からなる排出孔
16が設けられている。この複室容器10は、区画部1
2を中心として折り曲げられていて、収容室15、15
の容器壁外面同士が対向した状態で当接している。この
とき、複室容器10の容器壁が区画部12及びその近傍
部分で変形していて、この変形部分が折り曲げ部18と
なる。
【0009】複室容器10の容器壁を構成する樹脂材料
は、可撓性を有する合成樹脂からなり、排出時の押圧力
により変形自在な程度の強度を有するものが好ましい。
特に限定されるものではないが、例えばポリオレフィン
系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアクリロニトリル系樹
脂、ポリアクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂、塩化ビニ
ル、塩化ビニリデン系樹脂、ポリビニルアルコール系樹
脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリ
ル共重合体、アイオノマー等の可撓性を有する樹脂であ
ってもよく、これらの樹脂を単層或いは積層して使用す
ることができる。なお、剥離可能な仕切部13、13を
形成するには、最内層となる樹脂が適度の相溶性を有
し、融点の異なる樹脂の混合物からなるのが好ましく、
該異なる融点の中間の温度により溶着すれば剥離可能と
なるとともに、両融点より高い温度で溶着すれば剥離不
能に溶着することができる。このような混合樹脂として
は、例えば直鎖状低密度ポリエチレン等のポリエチレン
とポリプロピレンとの混合樹脂を用いることができる。
また、このような合成樹脂からなる筒状体は、インフレ
ーション成形、押出成形等により得られたチューブ、フ
ィルム、シートを溶着したり、射出成形、若しくはブロ
ー成形することなど、一般に樹脂製の容器を製造する手
段を適宜使用して形成したものである。
【0010】このような複室容器10において、収容対
象としては、特に限定されるものではないが、例えば異
なる成分を配合した軟膏等の薬剤、ソース、ケチャッ
プ、味噌、ドレッシング、飲料等の食品、毛染め等の化
粧品など、互いに異なる成分であってそれぞれ隔離して
保存され、同時に使用される複数成分である。好ましく
は水より粘度が高く、使用時に容器壁を押圧することに
より押し出す必要があるものが好適であり、特に排出時
に内圧の差が小さくなるように各収容室の収容物の粘度
或いは硬さが近似しているものが好適である。
【0011】この複室容器10を製造するには、例えば
可撓性の合成樹脂を用いて中間部分に排出孔16、16
を有する筒状体を形成し、排出孔16、16間で容器内
壁面同士を剥離不能に溶着することにより隔離部12を
形成するとともに剥離可能に溶着することにより仕切部
13、13を形成する。そして、両端側からそれぞれ異
なる粘性成分を充填して端部を剥離不能に溶着して端部
シール部11、11を形成することにより、収容室1
5、15に収容物を収容した複室容器10を製造するこ
とができる。このようにして製造できる複室容器10に
おいては、収容室15、15の容器壁は隔離部12を介
して連続していて一体の容器であるため、部品点数が少
なくて、複数の容器を用いる場合のように複数の容器を
製造して組み合わせるなどの手間が不要であり、また、
取扱も容易であって製造が容易である。また、可撓性の
合成樹脂から筒状体を形成する際、容器壁全体を同じ材
料で形成すれば、使用する材料が少なくて製造が容易で
り、特にインフレーション成形等によりチューブ状の形
成した材料を使用すれば、溶着部分を少なくでき極めて
容易に複室容器10を製造することができる。
【0012】この複室容器10を使用するには、まず、
収容室15、15の容器壁を押圧して仕切部13、13
を剥離することにより、収容室15、15の排出孔1
6、16を開口させる。次に、折り曲げ部18において
複室容器10を折り曲げ、容器壁面同士を対向させて当
接させ、図(b)に示すような状態にする。この状態
で、収容室15、15の胴部の両容器壁を使用者が片手
で一緒に保持し、両容器壁を同時に押圧して収容室1
5、15の収容物を絞り出すことにより使用する。
【0013】このようにして使用すると、区画部12が
折り曲げ部18に沿う方向に配向しているので、折り曲
げ部18により折り曲げれば、収容室15、15の容器
壁同士を当接させた状態に配置することができ、また、
各収容室15、15の容器壁が折り曲げ部18で連続し
ているため、折り曲げ部18以外の部分で保持すること
により、各収容室15、15の相対位置が特定される。
そのため、折り曲げた状態で可撓性容器を保持して最外
側から両収容室15、15の容器壁を押圧すれば、外側
に配置された容器壁を押圧できると同時に内側の対向す
る容器壁面同士を相互に押圧することができ、これによ
り、収容室15、15内を同時に同程度の圧力で加圧す
ることができる。従って、排出孔16、16から収容物
を該圧力に応じた所定の割合で排出させることができ、
各収容室の大きさや排出孔16、16の孔径が等しけれ
ば、等量の収容物を排出させることができる。この場
合、収容物が排出されると各収容室15、15の容器壁
の変位量が増加するが、折り曲げ部18は可撓性で自在
に折り曲げられ、一方、端部シール11、11側は固定
されていない自由端のため、変位量が増加しても常に収
容室15、15の対向する容器壁を当接させておくこと
ができる。そのため、使用開始時から終了時までの間、
両収容室15、15内を同時に同程度の圧力で加圧する
ことが可能である。従って、この実施形態の複室容器1
0によれば、各収容室15、15の収容物を同時に所定
の割合で随時排出させることが容易である。また、排出
孔16、16が各収容室15、15の長手方向の端部に
設けられているので、両収容室15、15の容器壁を長
手方向に他方の端部側から順に変形させて収容室15、
15の容積を順次減少させることができる。このような
場合でも、両収容室15、15は同時に同程度の圧力で
加圧されることになる。そのため、この減少させる容積
を調整して押圧するだけで、使用開始時から終了時まで
の間、各収容室15、15から排出させる排出量を適切
に調整することが可能である。さらに、この実施形態で
は、折り曲げた状態で対向する内側の容器壁と外側の容
器壁とをいずれも排出時の押圧力により変形自在な程度
の軟質の合成樹脂を使用しているが、このように複室容
器10の容器壁全体が軟質の合成樹脂からなると、排出
時に使用者が素手等で保持して押圧する際、保持部分の
形状に応じて容器が変形するため押圧し易くなり、各収
容室15、15から収容物を排出させやすい。また、容
器の押圧面積を任意に調整でき、両収容室15、15を
一緒に排出孔16、16が設けられていない端部側から
順に押圧していけば、両収容室15、15から所定の割
合で押圧した量に対応して排出させることができる。ま
た押圧力を強くすれば両収容室15、15の内圧が増加
して所定の割合で多量に排出させることも可能である。
従って、この複室容器10によれば、排出量を所定の割
合を維持して容易に調整することが可能である。
【0014】なお、この実施形態の複室容器10では、
隔離部12の一部が折り曲げ部18またはその近傍に配
置されて容器壁を横断しているため、折り曲げ部18で
折り曲げても同一の収容室15、15が折り曲げ部18
の両側に跨って配置されることがなく、各収容室15、
15毎に容器壁を対向させることができ、収容物の排出
は容易である。また、折り曲げ部18が複室容器10の
長手方向と交差する方向に配向しているので、折り曲げ
ることにより容器全長を短くすることができてコンパク
トに保持し易い。特に収容室15、15の排出孔16、
16が、隔離部12の両側に近接して設けられているの
で、各収容室15、15から収容物を排出させたときに
容器壁の変形が増加しても、端部シール部11側より変
位量が小さく、排出孔16、16の相対位置が変化しに
くい。
【0015】次に他の実施形態について説明する。図2
は、他の実施形態の複室容器の断面図であり、(a)は
正面図、(b)は断面図、(c)は折り曲げた状態の側
面図を示す。この実施形態の容器においては、排出孔1
6、16が内部に空間部16aを有し、可撓性の突出部
16bに設けられていて、排出孔16、16の周囲の容
器壁には、容器壁外表面と接合可能な材料、ここでは溶
着可能な合成樹脂からなる排出口形成部材21が溶着さ
れている。この排出口形成部材21は、排出孔16、1
6に対応する排出路23、23を有し、該排出路23、
23が排出孔16、16に対応するようにして、折り曲
げ部18を介して複数の排出孔16、16の全周囲の容
器壁に溶着されている。また、隔離部12には、突出部
16bの空間部16aの中間部分を押し潰した状態で、
排出口形成部材21の下面側に形成されている。その他
は、図1の容器と同様である。
【0016】このような複室容器10によれば、図1と
同様の作用効果も得られる上、排出孔形成部21が硬質
であるため、排出口にキャップ、ノズル、櫛等、任意の
付属物が装着可能であり、また、排出孔16、16から
排出された収容物を排出口形成部材21の排出路23、
23により案内できるため排出位置を特定し易い。しか
も、排出孔16、16が複室容器10の中間部分に形成
されているため、排出孔形成部21の溶着位置が容器中
間の外表面で、製造時にこの外表面に排出口形成部材2
1を溶着することになる。容器の端部に排出口形成部材
21のような成型物を固定する場合、通常、1対の容器
壁間に成型物を配置して溶着することになるが、このよ
うにすると溶着面が立体的な形状である上に一対の容器
壁と成型物との3部材が接合される部分が生じてしまう
ため、液漏れ等を防止して溶着するには手間がかかる。
ところがこの複室容器10のように容器壁の中間部分に
溶着するようにすれば、容器壁と排出口形成部材21と
の2部材を溶着すればよく、しかも溶着面が平面状であ
るため、溶着が容易であるとともに確実に溶着して排出
孔形成部の周囲からの液漏れを防止することができる。
また、排出孔16、16が、内部に空間16aを備えて
可撓性を有する突出部16bに設けられているので、容
器を折り曲げることにより折り曲げ部18及びその近傍
で容器壁が変形した際、突出部16bの一部或いは全部
が折り曲げ形状に応じて変形し、内部の空間部16aが
変形を吸収して排出孔16、16と該孔16、16に対
向する容器内壁面との間に空間16aを維持でき、排出
孔16、16と両収容室15、15との間を確実に連通
した状態で維持することができる。そのため、容器10
を折り曲げることにより折り曲げ部18及びその近傍で
容器壁が内面同士で密着したとしても、折り曲げ部18
の両側に形成される収容室15内の収容物を排出孔1
6、16から排出させ易い。なお、図では排出口形成部
材21の容器壁面に溶着する面を完全な平面に形成して
いるが、この溶着する面の少なくとも一部を折り曲げ部
18の曲げ形状に対応した形状に形成しておいてもよ
く、これにより容器の折り曲げ形状を一定にすることが
できるとともに、折り曲げ部18と排出孔16、16と
の位置関係を特定することもできる。この場合、排出孔
を折り曲げ部或いは折り曲げ部近傍に配置していても、
折れ曲がった容器壁により排出孔が閉塞されることがな
く、排出孔から収容物を排出させやすくなる。
【0017】図3は、さらに別の実施形態の複室容器を
示し、(a)は正面図、(b)は折り曲げた状態の断面
図である。この実施形態では、排出口形成部材25、2
5が2つの成型物からなり、各排出孔形成部材25は、
折り曲げ部18を介して両側の容器壁に溶着される基部
プレート26と、該基部プレート26に設けられた排出
路27とを有している。基部プレート26、26は、折
り曲げ時に容器壁とともに折れ曲がらない程度に容器壁
より曲げ強度が高い材料からなり、各排出孔16の全周
囲に内容物が漏出しないように溶着されているととも
に、折り曲げ部18近傍の容器壁に該容器壁部分の折り
曲げ時の変形を防止することができる面積に溶着されて
いる。その他は図2の容器と同様である。このような複
室容器10によれば、図2と同様の作用効果が得られる
上、基部プレート26、26が折り曲げ部18の両側に
配置されていて、容器壁より高い曲げ強度を有している
ため、折り曲げる際に基部プレート26、26の溶着し
ている容器壁は変形しない。そのため、折り曲げ部18
が該基部プレート26、26間に特定することができる
とともに、折り曲げ部18と排出孔16、16との位置
関係を特定し易く、折れ曲がった容器壁による排出孔の
閉塞を防止して、排出孔から収容物を排出させやすくな
る。
【0018】図4は図2の複室容器を収容したホルダー
を示し、(a)は縦方向の断面図、(b)は正面図であ
る。この実施形態のホルダー30は、複室容器10を折
り曲げた状態で収容し、排出口形成部21の先端を外部
に露出させる貫通穴を備えた収容体31と、折り曲げ部
18から離間した位置、即ち端部シール部11の位置
を、該端部シール部11に設けられた係止孔11aに固
定部としての係止部材を貫通させることにより固定する
支持部としてのキャップ32と、収容室15、15の容
器壁を両側から挟んでスライドさせることにより押圧で
きる1対のローラ33からなる押圧部材34とを備えて
いる。押圧部材34の一対のローラ33は互いに対向す
るように固定されていて、その両端部から使用者が把持
してスライドさせるための把持片35が設けられてい
る。そして収容体31及びキャップ32の両側面には把
持片35が移動可能な長溝36が形成されている。な
お、排出口形成部21には例えば櫛を装着している。こ
のような構成のホルダー30に複室容器10を収容して
使用すると、複室容器10を折り曲げた状態にして、折
り曲げ部18から離間した位置をキャップ32に固定
し、容器外壁面をローラ33で挟むように押圧部材34
を装着して、収容体31内に収容すると、収容室15、
15の相対位置を特定してホルダー内に固定することが
できる。そして、押圧部材34の把持片35を長溝36
に沿って移動させれば、各収容室15、15の相対位置
を変化させることなく容器壁を押圧することができ、各
収容室15、15内を同時に同程度の圧力で加圧させる
ことができる。なお、収容体31の胴部を変形可能に形
成し、収容体31を外側から押圧することにより内部の
可撓性容器10の収容室12を押圧できるように構成す
る場合には、ローラ33を移動させた状態で把持片35
を係止可能な凹凸を長溝36に設けておくことができ、
ローラ33を移動させて収容室12内の収容物を排出孔
13側に集め、その状態を維持して収容体31を押圧す
ることにより収容物を排出させることが可能である。こ
のようにホルダー30を用いれば、上記各実施形態のよ
うな複室容器10の使い勝手をより向上することができ
る。
【0019】なお、上記各実施形態では、隔離部が折り
曲げ部またはその近傍に配置されているが、隔離部と折
り曲げ部とが異なる位置に配置されていることも可能で
あり、折り曲げ部において複室容器を折り曲げれば複数
の収容室の容器壁を対向させることができる。また、隔
離部として、容器壁内面同士を剥離不能に強シールした
ものを例示したが、他の手段であっても収容室間を液密
に隔離できれば何ら限定されるものではなく、例えば収
容室周囲の容器壁を収束させて機械的に固定したり、容
器内壁面間に隔壁を形成するなどであってもよい。さら
に、上記各実施形態では、いずれも排出孔から所定の割
合で収容物を排出させているが、ここで所定の割合とは
任意に設定できる割合であり、使用途中で変更するもの
であってもよい。例えば一方の収容室だけを押圧して該
収容室からのみ排出させるように使用することも可能で
ある。また、上記では折り曲げ部として、収容物の存在
しない部分を折り曲げたものを示したが、収容室の収容
物量を少なく設定して収容室を折れ曲がり易くしたもの
であってもよい。また、折り曲げ部は予め形成しておい
ても、使用時に折り曲げて使用するようにしていてもよ
い。さらに、折り曲げた状態で他端部同士を予め接合し
たり、対向する収容室の容器壁間を一部で接合しておく
ことも可能であり、排出孔近傍で接合すれば、折り曲げ
た際に排出孔が容器壁により閉塞することを防止するこ
とができるため好ましい。また、折り曲げ部の形状は平
面的なものである必要はなく、複数の収容室間を連結す
るものであれば、例えば糸状、ひも状に形成されていて
もよい。さらに、上記実施形態では何れも2つの収容室
を有する複室容器を例示したが特に限定されず、また、
各収容室の幅や大きさも任意に設定可能であり、例えば
図5に示すように、3室を設け、各収容室の幅を異なら
せれば、この収容室の幅に応じて各収容室からの排出量
を異ならせることも可能である。また、収容室の形状
は、上記実施形態のように扁平形状であれば、折り曲げ
部が折り曲げやすいが、扁平形状に限られることはな
く、断面丸形、角形であってもよい。また、突出部を設
ける場合、より好ましくは、折り曲げ部の曲率が最も小
さくて容器内壁面同士が密着しやすい部分以上の長さを
有し、折り曲げ部の両側の収容室間を連通できる空間部
を有する突出部とするのが好適である。さらに、区画部
は容器長手方向に形成していてもよく、この場合各収容
室の長手方向の端部に排出孔を設ければ、区画部に沿う
方向に折り曲げて使用することが可能である。また、排
出孔の下流部に各排出孔から排出された収容物を混合す
るための混合室を設けてもよく、さらに複室容器の一部
に混合室を区画して、区画部の一部に該混合室と連通可
能な連通路からなる排出孔を形成することも可能であ
る。その場合、各収容室に収容されてた収容物は、混合
室で混合された後、混合室の排出路から容器外に排出す
ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上、詳述の通り、この発明によれば、
周囲が密封されるとともに、容器壁間を剥離不能に接続
した区画部により複数の収容室が液密に区画された複室
容器において、容器壁が可撓性を有する合成樹脂からな
り、前記容器壁の外面同士を対向させて折り曲げ可能な
折り曲げ部が、前記区画部の少なくとも一部に沿う方向
に配向させて容器中間部分に設けられ、前記折り曲げ部
で折り曲げた状態で前記複数の収容室の同じ端部側とな
る位置にそれぞれ排出孔が設けられているので、随時複
数の収容物を同時に所定の割合で排出させやすいととも
に、所定の割合を保ったまま排出量を調整しやすく、し
かも製造が容易な可撓性複室容器が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】1実施形態の可撓性複室容器を示し、(a)は
正面図、(b)は折り曲げた状態を示す断面図である。
【図2】他の実施形態の複室容器の断面図であり、
(a)は展開した状態、(b)は折り曲げた状態を示
す。
【図3】さらに別の実施形態の複室容器を示し、(a)
は正面図、(b)は折り曲げた状態の断面図である。
【図4】図2の複室容器を収容したホルダー示し、
(a)は縦方向の断面図、(b)は正面図、(c)は平
面図である。
【図5】3室の収容室を有する複室容器の正面図であ
る。
【図6】従来の複室容器の正面図である。
【符号の説明】
10 複室容器 11 端部シール部 12 隔離部 13 仕切部 15 収容室 16 排出孔 18 折り曲げ部 30 ホルダー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲が密封されるとともに、容器壁間を
    剥離不能に接続した区画部により複数の収容室が液密に
    区画された複室容器において、 容器壁が可撓性を有する合成樹脂からなり、 前記容器壁の外面同士を対向させて折り曲げ可能な折り
    曲げ部が、容器中間部分に前記区画部の少なくとも一部
    に沿う方向に設けられ、 前記折り曲げ部で折り曲げた状態で前記複数の収容室の
    同じ端部側となる位置にそれぞれ排出孔が設けられたこ
    とを特徴とする可撓性複室容器。
  2. 【請求項2】 前記区画部が、前記折り曲げ部またはそ
    の近傍に配置されて容器壁を横断するものである請求項
    1に記載の可撓性複室容器。
  3. 【請求項3】 前記折り曲げ部が、複室容器の長手方向
    と交差する方向に配向した請求項1または2に記載の可
    撓性複室容器。
  4. 【請求項4】 前記複数の収容室の排出孔が、前記区画
    部の両側に近接して設けられた請求項3に記載の可撓性
    複室容器。
  5. 【請求項5】 前記排出孔周囲の容器壁に、該排出孔に
    対応する排出路を有する排出口形成部材が溶着されてい
    る請求項4に記載の可撓性複室容器。
  6. 【請求項6】 前記排出孔が、内部に空間を備え、かつ
    可撓性を有する突出部に設けられた請求項1〜5の何れ
    かに記載の可撓性複室容器。
  7. 【請求項7】 少なくとも一対の前記複数の収容室の幅
    が異なり、該収容室の幅が、排出させる各収容物量の比
    に対応した請求項1〜7の何れかに記載の可撓性複室容
    器。
  8. 【請求項8】 容器壁が可撓性を有する合成樹脂からな
    り、周囲が密封されるとともに、容器壁間を剥離不能に
    接続した区画部により複数の収容室が液密に区画され、
    前記容器壁の外面同士を対向させて折り曲げ可能な折り
    曲げ部が、容器中間部分に前記区画部の少なくとも一部
    に沿う方向に設けられ、前記折り曲げ部で折り曲げた状
    態で前記複数の収容室の同じ端部側となる位置にそれぞ
    れ排出孔を設けられた可撓性複室容器を収容したホルダ
    ーであって、 前記可撓性容器を折り曲げた状態で前記折り曲げ部の両
    側に配置される容器壁の該折り曲げ部から離間した位置
    を固定する固定部を備えた支持体と、 前記支持体に固定された容器の収容室の容器壁を押圧す
    る押圧部材とを備えたことを特徴とする可撓性複室容器
    を収容したホルダー。
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