JP4340943B2 - レーザ照射装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はレーザ照射装置に関し、より詳しくはポリゴンミラーを備えたレーザ照射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば被照射物としての電子基板上にレーザ光によるビアホール加工を施す場合には、ポリゴンミラーを備えたレーザ照射装置を用いることができる。
上記ポリゴンミラーは、外周面を多面体とするとともに各面を反射面としてあり、該ポリゴンミラーを回転させてレーザ光を各反射面で反射させるとともに、該ポリゴンミラーで反射されたレーザ光をfθレンズによって集光し、電子基板上に照射させるようにしている。このとき、電子基板に照射されるレーザ光の移動方向に対して電子基板をそれと直交方向に移動させることにより、一定の範囲内でビアホール加工を施すことができる。
しかしながら、単純にレーザ光をポリゴンミラーに照射すると、レーザ光の照射位置に互いに隣接する反射面の頂部が近づくにつれて、ポリゴンミラーに反射されたレーザ光はfθレンズから外れて拡散されてしまうので、装置の運転上問題となる。
そこで従来、レーザ光が一定の範囲内で照射されるようにするために、上記ポリゴンミラーの回転に同期して回転する遮蔽板を設け、レーザ光が互いに隣接する反射面の頂部に照射されるタイミングの際に、上記遮蔽板でレーザ光をさえぎるようにしたものが提案されている(特公昭62−52010号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報の装置においては、ポリゴンミラーの回転に同期して遮蔽板を回転させる必要があるため、装置全体の構成が複雑になるという欠点がある。
本発明は上述した事情に鑑み、極めて簡単な構成によってレーザ光が意図しない方向に拡散されるのを防止することができるレーザ照射装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、外周面を多面体とするとともに各面を反射面としたポリゴンミラーを備え、該ポリゴンミラーを回転させてレーザ光を各反射面で反射させるようにしたレーザ照射装置において、
互いに隣接する反射面の頂部に溝状のビームダンパを設け、該ビームダンパに照射されたレーザ光を該ビームダンパ内に反射誘導して吸収するようにしたものである。
【0005】
上記構成によれば、互いに隣接する反射面の頂部に照射されるレーザ光は、その部分に設けた溝状のビームダンパ内に誘導されて吸収されるので、従来のように遮蔽版を設けることもなく意図しない方向に反射されて拡散されるのを防止し、一定の範囲を照射することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下図示実施例について本発明を説明すると、図1、図2において、レーザ照射装置は図示しないレーザ光2を照射するレーザ発振器と、ポリゴンミラー3と、fθレンズ4とによって構成されている。本実施例では、上記レーザ光2は図示しないレーザ発振器から水平方向に照射されるようになっている。
上記ポリゴンミラー3は複数の平面な反射面5を有する多角柱形状をしており、図示しないスピンドルモータによってその軸心を中心として回転駆動されるようになっている。
上記ポリゴンミラー3の本体はアルミで作成されている。また各反射面5は、ポリゴンミラー3本体の機械加工による鏡面仕上げの後にニッケル膜がメッキされ、該ニッケル膜の研磨後にさらに高反射コーティングが施されて、レーザ光2が反射面5に反射する際のロスを極力抑えることができるようになっている。
【0007】
上記ポリゴンミラー3の互いに隣接する反射面5によって形成される各頂部には、ポリゴンミラー3の軸心に向かってV字型に次第に狭くなる溝状のビームダンパ6が成形されている。
各ビームダンパ6は、ポリゴンミラー3の本体を構成するアルミの表面をブラスト処理した後、黒色アルマイト仕上げを施すことによって、ビームダンパ6内に入射されたレーザ光2を効果的に吸収、減衰することができるようにしている。
また図3に示すように、ビームダンパ6の成す角度θはレーザ光が吸収されずに外部へ出ない程度の角度に設定するとともに、レーザ光2の光軸方向と直交する方向におけるビームダンパ6の開口部の幅Lは、レーザ光2の全てがビームダンパ6内に入射されるように、レーザ光2の直径φ以上の寸法に設定してある。
【0008】
上記fθレンズ4は水平な面を電子基板1と平行にした状態で載置されており、ポリゴンミラー3によって反射されたレーザ光2を集光して電子基板1上に照射することができるようになっている。
このfθレンズ4の幅はポリゴンミラー3の回転角度にかかわらず、ポリゴンミラー3によって反射されたレーザ光2を集光できるような寸法となっている。
また、fθレンズ4は図示しないホルダーによって位置を固定されており、他方、電子基板1は、fθレンズ4の下方でポリゴンミラー3の軸方向に水平に往復動可能なワークテーブル7上に載置されている。
【0009】
以上の構成において、ポリゴンミラー3はスピンドルモータによって例えば20,000rpmで定速度回転されている。また図2に示すように、図示しないレーザ発振器から水平に放射されたレーザ光2は、ポリゴンミラー3の回転中心より下方に照射されるようになっている。
これにより、レーザ光2はポリゴンミラー3の各反射面5によって下方へ反射され、fθレンズ4で集光されてから電子基板1に照射されるようになる。このとき、各反射面5はポリゴンミラー3の回転により常にその角度が変化しているので、水平に照射されたレーザ光2は1枚の反射面5を横切る間に上記fθレンズ4の全域に照射され、またfθレンズ4は、レーザ光2がfθレンズ4のどの位置に照射されても、レーザ光2を下方の電子基板1へ照射するようになる。
また、fθレンズ4の下部に設けられたワークテーブル7がポリゴンミラー3の軸方向に電子基板1を移動させるため、電子基板1の所定位置にビアホール加工を行うことができる。
【0010】
上記ポリゴンミラー3の回転中、図3に示すように、レーザ光1がビームダンパ6の一方の面に照射されると、該ビームダンパ6の面で吸収することができなかったレーザ光2はビームダンパ6内のもう一方の面へと反射されるようになる。
上記ビームダンパ6を成す溝の角度θはレーザ光が吸収されずに外部へ出ないような角度に設定してあるため、入射されたレーザ光2はポリゴンミラー3の軸部に向かって反射されるようになり、最終的には完全に吸収されるようになる。
そしてビームダンパ6にレーザ光2が吸収されることにより、ポリゴンミラー3が加熱されるようになるが、該ポリゴンミラー3は回転しているので上記熱は空気によって冷却されるようになる。
【0011】
上記実施例において、レーザ光2による電子基板1の加工範囲を広くしなければならない場合には、fθレンズ4を大きなものに交換し、ポリゴンミラー3との間隔を広げるだけでよい。
また、電子基板1を加工するのにレーザ光2の照射時間等を調整する必要が生じた際にはスピンドルモータをインバータなどによって制御し、ポリゴンミラー3の回転速度を調整すればよい。このときもインバータの制御だけで設定が終了するため、複雑な設定は不要である。
【0012】
図4は本発明の第2実施例を示したもので、本実施例では水平に照射されるレーザ光2を集光レンズ12によって集光させ、次にベンドミラー10によって斜め下方に向けて反射させてから、ポリゴンミラー3に照射させるようにしている。また上記fθレンズ4の代わりに平面放物面鏡11を用いている。その他の構成は、上述の実施例と同様となっている。
本実施例では、ベンドミラー10によって反射されたレーザ光2は斜め上方からポリゴンミラー3に照射され、該ポリゴンミラー3によって斜め上方に反射されて上記平面放物面鏡11に照射されるようになっている。
上記平面放物面鏡11にレーザ光2が照射されると、該平面放物面鏡11により入射されたレーザ光2は下方向に反射されて下方に設けられた電子基板1に照射されて、ビアホール加工が行われる。
本実施例においても、ビームダンパ6内に入射したレーザ光2は吸収されてしまうため、レーザ光2が拡散することを防ぐことができる。
【0013】
なお、本発明は被照射物を電子基板1としてビアホール加工を行っていたが、レーザ光2によるスキャニングを行う、他のレーザ照射装置に本発明を適用することができることは勿論である。
また、上記実施例ではポリゴンミラー3の反射面5は六角形状となっているが、これに限定されるものでないことは勿論である。
【0014】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、ポリゴンミラーの互いに隣接する反射面の頂部に照射されるレーザ光は、その部分に設けた溝状のビームダンパ内に誘導されて吸収されるので、極めて簡単な構成により、レーザ光が意図しない方向に反射されて拡散されてしまうのを防止することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るポリゴンミラー3の斜視図。
【図2】図1に示したポリゴンミラーを用いた本発明の第1実施例を示す概略構成図。
【図3】図2と異なる状態を示す概略構成図。
【図4】本発明の第2実施例を示す概略構成図。
【符号の説明】
1 電子基板 2 レーザ光
3 ポリゴンミラー 4 fθレンズ
5 反射面 6 ビームダンパ
7 ワークテーブル

Claims (3)

  1. 外周面を多面体とするとともに各面を反射面としたポリゴンミラーを備え、該ポリゴンミラーを回転させてレーザ光を各反射面で反射させるようにしたレーザ照射装置において、
    互いに隣接する反射面の頂部に溝状のビームダンパを設け、該ビームダンパに照射されたレーザ光を該ビームダンパ内に反射誘導して吸収することを特徴とするレーザ照射装置。
  2. 上記ポリゴンミラーにより反射されたレーザ光をfθレンズに透過させ、該fθレンズで集光させながらレーザ光を被照射物に照射させることを特徴とする請求項1に記載のレーザ照射装置。
  3. 上記ポリゴンミラーにより反射されたレーザ光を平面放物面鏡に反射させ、該レーザ光を被照射物に照射させることを特徴とする請求項1に記載のレーザ照射装置。
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