JP3826310B2 - レーザ焼入れ方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、段付きシャフトの段差部やカウンタウェイトが付けられたシャフトのカウンタウェイトの付け根部等、シャフトのフィレット部(コーナ部)の焼入れに好適なレーザ焼入れ方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のレーザ焼入れ方法を図6を参照して説明する。
図は、中心軸61に対して直角方向に板状のカウンタウェイト62が付けられたシャフト63のフィレット部、具体的にはカウンタウェイト付け根部(以下、フィレット部と記す。)64を焼入れする例を示す。
従来、このようなフィレット部64の、シャフト軸周り全周360°に亘るレーザ焼入れは、シャフト63を回転させつつ(矢印イ参照)、レーザビーム65を矢印ロに示すようにフィレット部64に照射することにより行っていた。この場合、レーザビーム65の入射角(シャフト中心軸61に対するレーザビーム光軸のなす角度)θは、適切な角度θ1、例えば45°程度に設定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来技術では、次のような問題があった。
すなわち図6において、レーザビーム65をフィレット部64に照射してその部分を焼入れする場合に、レーザビーム65をフィレット部64に適切な傾斜角θ1(≒45°)では照射できないことがある。
図7に示すように、シャフト63に一対のカウンタウェイト62,62が近接対向して設けられ、その対向面側のフィレット部64を焼入れしたい場合がその一例である。レーザビーム65の出射源側(図中、右側)に位置するカウンタウェイト62がレーザビーム65の照射路を遮断するからである。
【0004】
このような場合、従来は、レーザビーム71を、その照射路がカウンタウェイト62により遮断されない限度一杯の傾斜角θ2でフィレット部64に照射し、カウンタウェイト62,62対向面側のフィレット部64への焼入れを行っていた。
このため、フィレット部64の拡大断面の一例を示す図8から分かるように、実際に焼入れされる中心部(矢印ハで示す位置)が、焼入れすべきフィレット部64の中心部(矢印ニで示す位置)から外れることが少なくない。また、同フィレット部64の拡大断面の他の例を示す図9から分かるように、レーザビーム71がカウンタウェイト62の立上がり壁面に鋭角θ3に照射されることになってその部分で反射し(矢印ホ参照)、レーザビーム吸収率が下がって焼きが入らない等、上記焼入れすべきフィレット部64の中心部に適正に焼入れできないという問題があった。なお、図8,図9において、多数の点が付された領域64aがレーザ焼入れされた部分を示す(後掲図5において同じ)。
【0005】
本発明は、上記従来技術の問題を解消するためになされたもので、レーザビームの出射源側にカウンタウェイト等、シャフトからの突出物がある等によって、シャフトのフィレット部の焼入れに際し、レーザビーム光軸をシャフト中心軸に対して例えば45°〜90°近くまで立てなければならない場合であっても、焼入れすべきフィレット部につき、その中心位置を外すことなく適正に焼入れ可能なレーザ焼入れ方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、シャフトを回転させつつそのシャフトのフィレット部をレーザ焼入れする方法において、長円形を有し、その長軸方向の一端部が、前記フィレット部のシャフト外周側への立上がり壁面の基部に位置し、その一端部の位置よりも前記シャフトの回転方向とは逆方向に進んだ位置に他端部が位置するように、その長円形の長軸が前記シャフトの中心軸に対して傾斜された照射パターンにて前記シャフトにレーザビームを照射し、前記フィレット部をレーザ焼入れすることを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、シャフトの軸周り方向の異なる位置からレーザビームを各別に照射して前記シャフトの軸方向複数箇所のフィレット部を同時にレーザ焼入れすることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明によるレーザ焼入れ方法の一実施形態の説明図、図2は図1中のシャフトをレーザビーム出射側(レーザ集光用レンズ側)から見た図である。
本実施形態においても、シャフト63に一対のカウンタウェイト62,62が近接対向して設けられ、その対向面側のフィレット部64をシャフト軸周り全周360°に亘って焼入れする場合を例に採って説明する。
この場合、一対のカウンタウェイト62,62が設けられたシャフト63は、例えば材質がS45C、形状・寸法は図3(a)及び(b)に取り出して示す通りで、回転可能な支持具(図示せず)に、軸周り方向、ここでは矢印イ方向に回転自在に支持されている。なお、図3(a)は正面図、同(b)は平面図である。
【0009】
図1に示すように、レーザビーム11は、例えば出力800WのLD励起YAGレーザ発振器12にて発振され、光ファイバ13を通って集光用レンズ14から出射され、上記支持具に支持されて回転状態にあるシャフト63のフィレット部64に連続的に照射可能である。このレーザビーム11は、図7に示す従来技術の場合と同様に、その照射路がレーザビーム11の出射源側(図1中、右側)に位置するカウンタウェイト62により遮断されない限度一杯の傾斜角θ2でフィレット部64に照射される。
【0010】
上記集光用レンズ14は、レーザビーム11の焦点距離を変えるズーム機能とレーザビーム11の軸方向(進行方向)に直交する断面形状とその向きを変える照射パターン変更機能とを有する。レーザビーム11の上記断面形状は、ほぼ円形から長短軸寸法比の大きな長円形に亘って連続的又は段階的に変えることができ、また、所望の形状、向きで固定できる。断面形状の向きは、集光用レンズ14自体を軸周り方向に回せば変えられるので、照射パターン変更機能に含む機能として必須のものではない。
【0011】
レーザビーム11の上記断面形状は、ここでは長円形に形成されている。そして、集光用レンズ14の位置や向き、及びズーム機能、照射パターン変更機能等の調節により、図4に拡大して示す位置、形状(大きさ)及び向きを有するパターン(照射パターン)Pにて、レーザビーム11がシャフト63に照射されるようになされている。
すなわち本発明では、図4から分かるように、長円形の照射パターン(長円形照射パターン)Pの長軸方向の一端部P1は、焼入れすべきフィレット部64のシャフト外周側への立上がり壁面64bの基部又はその近傍、図示例では基部に位置する。そして、その一端部P1の位置よりもシャフト63の回転方向イとは逆方向に進んだ位置に他端部P2が位置するように、長円形照射パターンPの長軸がシャフト中心軸61に対して傾斜された向きにて、シャフト63表面にレーザビーム11を照射する。
シャフト中心軸61に対する長円形照射パターンPの長軸の傾斜角θ4は図示例では45°に設定されている。また、レーザビーム11のシャフト63表面における長円形照射パターンPの寸法は、例えば図3に示す寸法のシャフト63の焼入れの場合に、図示するように長径8mm、短径1mmに設定される。
【0012】
図1,図2に示すように、レーザビーム11は、図4に示す位置、形状(大きさ)及び向きを有する照射パターンPにて、矢印イ方向に回転しているシャフト63の表面に照射される。この際、シャフト63の回転数は1rpmであり、シャフト63は少なくとも1回以上、n回(nは整数)、例えば1回、回転される。
焼入れ終了時に必要な急冷は、ここではレーザビーム照射を終えたシャフト63各部における熱が周囲に急激に拡散される、自己冷却作用によって行われる。
【0013】
図5は、上述諸条件にてレーザ焼入れされたフィレット部64の拡大断面図F1を照射パターンPの拡大図F2と共に示す図で、この図5から分かるように、本実施形態によれば、実際に焼入れされた中心部(矢印ヘで示す位置)は、焼入れすべきフィレット部64の中心部(図8中の矢印ニで示す位置)にほぼ一致する。すなわち、焼入れすべきフィレット部64につき、その中心位置を外すことなく適正に焼入れされる(図5中、領域64a参照)。
【0014】
適正な焼入れ結果が得られる理由については、必ずしも明らかでないが、以下のように考えられる。
すなわち、本発明方法においては、図5に示すような照射パターンPを有し、フィレット部焼入れ時の加熱範囲Wにおけるレーザビーム11の照射が、長円形照射パターンPの長軸方向につき、他端部P2、中央部P3及び一端部P1の順に行われ、この順で加熱されて行く。
これに対して、図8に示す焼入れ結果(領域64a参照)が得られる従来技術においては、レーザビーム照射パターン(形状)が長円形であった場合でも、図示しないが、その長軸方向はシャフト中心軸61(図7参照)と平行に向けられる。したがって、フィレット部焼入れ時の上記加熱範囲Wに相当する加熱範囲におけるレーザビーム71(図7参照)の照射は、その長円形の長軸方向全長(加熱範囲全幅)に亘ってほぼ同時に行われ、同時に加熱されて行く。
このように本発明方法においては、僅かではあるが加熱範囲W内の各部位におけるレーザビーム11の照射ないし加熱にタイミング差(順序)を生じさせる。これが、焼入れすべきフィレット部64への熱の伝わり方に変化を生じさせ、焼入れ部位を、図8に示す従来技術の場合よりもフィレット部64の立上がり壁面64b側に偏倚させることになって、適正な焼入れ結果(図5中、領域64a参照)をもたらすものと考えられる。
【0015】
なお、図4に示す例では、長円形照射パターンPにつき、その長軸のシャフト中心軸61に対する傾斜角θ4がほぼ45°で、長径:短径が8:1に設定したが、これのみに限定されることはない。
また上述実施形態では、カウンタウェイト62が付けられたシャフト63のカウンタウェイト付け根部(フィレット部64)の焼入れについて述べたが、本発明方法は、その他、段付きシャフトの段差部等、シャフト上に存在する種々のフィレット部(コーナ部)の焼入れに適用できる。
更に上述実施形態では、カウンタウェイト62,62の対向面側の一対のフィレット部64,64のうちの一方のフィレット部64のみを焼入れする場合について述べたが、これのみに限定されることはない。例えば、シャフト63の軸周り方向の異なる位置からレーザビーム11を各別に照射し、シャフト63の軸方向複数箇所のフィレット部64を同時にレーザ焼入れするようにしてもよい。
なお、上掲各図において、同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0016】
【発明の効果】
以上述べたように請求項1に記載の発明では、長円形の長軸方向の一端部が、フィレット部のシャフト外周側への立上がり壁面の基部に位置し、その一端部の位置よりもシャフトの回転方向とは逆方向に進んだ位置に他端部が位置するように、長円形の長軸がシャフトの中心軸に対して傾斜された照射パターンにてシャフトにレーザビームを照射し、フィレット部をレーザ焼入れするようにした。
これによれば、シャフトのフィレット部の焼入れに際し、レーザビーム光軸をシャフト中心軸に対して例えば45°〜90°近くまで立てなければならない場合であっても、焼入れすべきフィレット部につき、その中心位置を外すことなく適正に焼入れすることができる。
【0017】
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、シャフト軸方向複数箇所のフィレット部を1回の工程でレーザ焼入れでき、焼入れコストの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の一実施形態の説明図である。
【図2】図1中のシャフトをレーザ集光用レンズ側から見た図である。
【図3】図1中のシャフトを取り出して示す図である。
【図4】レーザビームのシャフト表面における照射パターンの拡大図である。
【図5】レーザ焼入れされたフィレット部の拡大断面図を照射パターンの拡大図と共に示す図である。
【図6】従来方法(その1)の説明図である。
【図7】従来方法(その2)の説明図である。
【図8】図7に示す従来方法による焼入れ結果の一例を示す図である。
【図9】同じく他の例を示す図である。
【符号の説明】
11 レーザビーム
61 シャフト中心軸
62 カウンタウェイト
63 シャフト
64 フィレット部
64b フィレット部の立上がり壁面
P 照射パターン
P1 照射パターン一端部
P2 照射パターン他端部

Claims (2)

  1. シャフトを回転させつつそのシャフトのフィレット部をレーザ焼入れする方法において、
    長円形を有し、その長軸方向の一端部が、前記フィレット部のシャフト外周側への立上がり壁面の基部に位置し、その一端部の位置よりも前記シャフトの回転方向とは逆方向に進んだ位置に他端部が位置するように、その長円形の長軸が前記シャフトの中心軸に対して傾斜された照射パターンにて前記シャフトにレーザビームを照射し、前記フィレット部をレーザ焼入れすることを特徴とするレーザ焼入れ方法。
  2. シャフトの軸周り方向の異なる位置からレーザビームを各別に照射して前記シャフトの軸方向複数箇所のフィレット部を同時にレーザ焼入れすることを特徴とする請求項1に記載のレーザ焼入れ方法。
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