JP4339057B2 - 包装箱 - Google Patents

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本発明は、包装箱に関し、特に外装用の段ボール箱に関するものである。
外装用段ボール箱は、JIS Z 1507の0201形のものが一般的であり、水平断面が矩形の箱本体部と、その上部開口及び下部開口を閉じる天蓋部及び底蓋部とを備えている。天蓋部及び底蓋部はそれぞれ、互いに対向する1対の側パネルの縁部に連設された内フラップと、他の対の側パネルの縁部に連設された外フラップとからなっている。
当該段ボール箱を封緘する場合、内フラップを折り曲げ、その上に重なるよう外フラップを折り曲げる。そして、内フラップの上面と外フラップの下面とを接着剤により接着し、又は、平線(ステイプル)を用いて内フラップと外フラップとを接合する。
このような段ボール箱を開封する場合、通常、手で天蓋部の外フラップを内フラップから引っ張り上げ、接着を剥がし、或いは、平線から外フラップを局所的に引き破る。
しかしながら、封緘した状態においては、外フラップ同士の先端間には隙間は殆どなく、開封時に指先を外フラップ間に差し込むことが極めて困難であった。
このため、従来においては、例えば下記の特許文献1に記載されているような手段が提案されている。この手段は、外フラップの先端部の長手方向中央に、開口を形成するためのミシン目を設けておき、開封の際、ミシン目で囲まれた部分を突き破ることで、指先を挿入するための開口が形成されるようにしたことを特徴としている。
特開2000−238756号公報
しかしながら、特許文献1に記載の手段をもってしても、段ボール箱の開封は実際には容易ではないという問題がある。
すなわち、指挿入用の開口が形成される部分は、外フラップの先端部の長手方向中央であるため、この開口に指を挿入して外フラップを持ち上げても、外フラップが山状に折れ曲がり、箱本体の側パネルを底蓋部に対して傾斜させてしまうことがある。この状態となった場合には、外フラップを内フラップから引き離すためには相当に大きな力を要し、段ボール箱自体を破損するおそれもある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、容易に開封が可能な段ボール箱等の包装箱を提供することにある。
上記目的を達成するためには、内フラップと外フラップとが接合している箇所で、外フラップを引っ張る力を作用させることが考えられる。しかし、そのような箇所に特許文献1に記載されているものと同様なミシン目を形成しても、内フラップが邪魔となり、指挿入用の開口を形成することができない。
そこで、本発明は、天蓋部が内フラップと、封緘時に前記内フラップの上に重ね合わされる外フラップとからなる包装箱において、内フラップに開口を設け、封緘時に前記開口の直上に位置する外フラップの先端部に、開封時に指を挿入して外フラップを内フラップから引き剥がすための指挿入用開口を形成する切断線を設けたことを特徴としている。
この構成においては、ミシン目等の切断線の直下の内フラップには開口があるため、容易に指挿入用の開口を形成することができる。
また、内フラップの開口を運搬用の取っ手として機能するよう構成することが好適である。
上述したように、本発明においては、内フラップ上に重なる外フラップの部位に指挿入用の開口を形成することができる。そして、形成された指挿入用開口の周辺部位に手外フラップに引張り力を作用させた場合、内フラップとの接合箇所の近傍であるので、比較的小さな力で外フラップを内フラップから引き離すことができるため、開封作業が極めて容易なものとなる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明による包装箱である外装用の段ボール箱10を示す斜視図であり、図4はその展開図である。図示するように、本実施形態に係る段ボール箱10は、例えばJIS Z 1507の0201形のような一般的な形状であり、水平断面が矩形の箱本体部12と、その上部開口を閉じる天蓋部14と、下部開口を閉じる底蓋部(図1〜図3には示さず)とから構成されている。
箱本体部12は、図4に示すように、2種類の側パネル16,18を交互に連設したものからなり、連設部を折り曲げると共に、一側の端部(図4で左側の端部)に連設された継ぎしろ20を、他側の端部に接合することで形成されている。
天蓋部14は、各側パネル16,18の上縁部に連設されたフラップ22,24から構成されている。フラップ22,24は2種類ある。すなわち、短い幅の側パネル16から延びる内フラップ22と、長い幅の側パネル18から延びる外フラップ24とがある。各フラップ22,24の高さHは、側パネル16の幅Wの1/2の大きさとなっている。封緘時、内フラップ22は外フラップ24よりも先に折り曲げられ、外フラップ24の下側に配置される。また、対をなす外フラップ24同士の先端は、実質的に隙間なく、突き合わされた状態となる(図1参照)。この状態にて、内フラップ22及び外フラップ24は、接着剤又は平線(ステイプル)を用いて互いに接合され、封緘がなされる。
底蓋部は天蓋部14と同様の構成であり、図4において天蓋部14の内フラップ22及び外フラップ24と同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
更に、天蓋部14を構成する内フラップ22には、その略中央部に開口26が形成されている。例えば、側パネル16の幅Wが約366mmである場合、図4において、高さhが約70mm、幅w1が約110mmの略矩形の開口26が、内フラップ22の先端縁から約50mm(=d1)離れた位置に、且つ、左右の端縁からそれぞれ約128mm(=d2)離れた位置に形成されるとよい。かかる位置・形状では、以下で説明するように、開口26を段ボール箱10の運搬時の取っ手として利用することが可能となる。
また、外フラップ24の先端部には、封緘状態で内フラップ22の開口26の上に配置される部位にそれぞれ、2本のミシン目(切断線)28が形成されている。これらのミシン目28は、外フラップ24の先端縁から対応の側パネル18に向かって延びている。上述した具体的寸法の段ボール箱10において、ミシン目28の長さLを約30mm、ミシン目28間の間隔w2を約60mm、外フラップ24の左右の端縁からの距離d3をそれぞれ約67mmとした場合、封緘状態にて各対のミシン目28は内フラップ22の開口26の直上位置に配置されることとなる。なお、図4において、各対のミシン目28の端部間をつなぐ一点鎖線は、折り線となるものである。
次に、封緘状態にある上記段ボール箱10を開封する場合について説明する。
まず、使用者は、いずれかの対のミシン目28の間を強く押す。これにより、ミシン目28に沿って切断されると共に、ミシン目28間の部分が図4の一点鎖線に沿って折り曲げられる(図2参照)。この際、当該ミシン目28の直下の内フラップ22には開口26が形成されているため、折曲げ部分は内フラップ22により妨げられることなく、下方に十分に折り曲げることが可能となる。次いで、このようにして形成された外フラップ24の先端部の開口30に指先を挿入し、開口30の周辺部を持って外フラップ24を引き上げる。この際、力が加えられる外フラップ24の部位は、外フラップ24と内フラップ22との接合箇所の近傍であるため、加えられた力が比較的小さくとも、外フラップ24を内フラップ22から容易に引き剥がすことができる。
上述したように本実施形態では外フラップ24を容易に開けることができるが、開封後、図3に示すように、外フラップ24を折り畳み、内フラップ22を立てた状態とすると、内フラップ22の開口26を取っ手として利用し、段ボール箱10ごと運搬することも可能となる。これは、例えば防水等の目的で側パネル16,18に運搬用の開口を形成することのできない段ボール箱10においては、開封後の運搬を容易とするものであり、特に有効である。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。
例えば、上記実施形態は、本発明を段ボール箱に適用したものであるが、天蓋部が内フラップと外フラップとからなるものであるならば、プラスチック製の包装箱であってもよい。
また、外フラップに指挿入用の開口を作るためのミシン目は、互いに平行な2本のみであるが、図4における一点鎖線の部分もミシン目として、外フラップを切り抜くようにしてもよい。
更に、ミシン目により外フラップの切断を容易化しているが、切断線としては薄肉化によるもの等も考えられる。
本発明による包装箱である段ボール箱を示す斜視図であり、封緘状態を示す図である。 一方の外フラップが開けられた状態を示す図1の段ボール箱の斜視図である。 開封後の一使用態様を示す図1の段ボール箱の斜視図である。 図1の段ボール箱の概略展開図である。
符号の説明
10…段ボール箱(包装箱)
12…箱本体部
14…天蓋部
16,18…側パネル
20…継ぎしろ
22…内フラップ
24…外フラップ
26…開口
28…ミシン目(切断線)
30…指挿入用開口

Claims (2)

  1. 天蓋部が内フラップと、封緘時に前記内フラップの上に重ね合わされる外フラップとからなる包装箱において、
    前記内フラップに開口を設け、
    封緘時に前記開口の直上に位置する前記外フラップの先端部に、開封時に指を挿入して外フラップを内フラップから引き剥がすための指挿入用開口を形成する切断線を設けたことを特徴とする包装箱。
  2. 前記内フラップの前記開口が運搬用の取っ手として機能するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
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