JP4337994B2 - 遊技機の制御基板ボックス - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は遊技機の制御基板ボックスに関し、特に、制御基板ボックスを閉じると同時に封印する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
遊技機の動作を制御する制御基板は不正防止のためにボックスに収納され封印されている。このため、該制御基板をボックスに入れて該ボックスを閉じる際に該ボックスを封印する作業が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、該ボックスの封印作業は該ボックスを閉じた上で行う別個の作業であり、封印完了に2ステップを要する。また、その封印作業も例えばねじ締め等の手間と時間を要する操作が必要な場合がある。封印された制御基板を検査した後の再封印操作においても同様である。
本発明の課題は、上述の従来の制御基板ボックスを改良し、閉じると同時に封印できる制御基板ボックスを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本願の第1の発明は、遊技機の動作を制御する遊技機の動作を制御する各種制御部品を接続した制御基板を収納して固定したボックス本体と、このボックス本体の開口面側に合わせた覆蓋状態で組付けられて前記制御基板を覆うボックスカバーとから構成されるボックスの単位で取扱い得る制御基板ボックスにおいて、
前記制御基板ボックスのボックスカバーの上面に、方形広さの開口部が開口形成されるとともに、該開口部において対向する一対の開口縁部に沿ってガイド溝が平行状に形成され、前記開口部において該ガイド溝が設けられていない開口縁部の一方には薄肉金属製のロック係合部材が固定される一方、
ボックスカバーの上面に前記ガイド溝に沿って開閉方向にスライドすることで、前記開口部を外側から覆蓋し得る方形平板状のスライド蓋が設置され、
前記スライド蓋では、前記ロック係合部材に対向する前側板部分の内面複数箇所に、切断工具で切り離し可能とされた突状の係着部が内向きに突出形成され、かつ1個ずつ使用されるように配置される一方、
前記ロック係合部材では、前記開口部の開口縁に臨む側縁側の複数箇所に、弾性状態で開閉可能に形成されて前記スライド蓋の各係着部と1個ずつの使用順で係合し得る切り欠きと抜け止めからなる封印用のロック部が係着部に対向して配置され、
前記スライド蓋を閉鎖方向にスライドして前記開口部を閉めた状態で、先の使用順位置となる1個の係着部が、スライド方向に対向した前記ロック係合部材の1個のロック部を一旦弾性開口変形させながら進入した後、該ロック部により抜止め状態で係合保持されることでスライド蓋が開放不能な封印状態でロックされ、
前記ロック部にロックされた前記係着部を前記スライド蓋から切り離すことにより、当該係着部と当該ロック部とのロック状態が解除されてスライド蓋の開放方向へのスライドを可能として前記開口部を開放し得るようにしたことを特徴とする遊技機の制御基板ボックスである。
【0005】
上記第1の発明の構成により、制御基板を封印するボックスを閉じると同時に、該ボックスが封印されるので、該ボックスによる制御基板の封印作業が簡単かつ迅速になるとともに、該ボックスを閉じた際に該ボックスを封印することを忘れることを防ぐことができる。
【0007】
また、複数の封印用ロック部が形成され、該複数の封印用ロック部を順次使用することによって複数回の封印が可能であるので、一度使用したボックスを再度使用して制御基板を封印することができる。
【0009】
更に、制御基板ボックスの開口部を摺動して開閉可能なスライド蓋で開閉し、該蓋を閉じると同時に該蓋の係着部が前記制御基板ボックスのロック部にロックされるので、前記制御基板ボックスを封印することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本願の第1の発明の実施の形態に係わる制御基板ボックスの平面を示し、図2は図1に示すもののII−II断面構造を示し、図3は図1に示すもののIII−III断面構造を示し、図4は図1に示すもののIV−IV断面構造を示し、図5は前記第1の実施の形態に係わる制御基板ボックスの左側面を示し、図6は図4に示すものの分解状態を示し、図7は図1の一部分を拡大して示し、図8は図7に示すものの変形例を示し、図9は図6に示すものの一部分を拡大して示している。
【0011】
更に、図10は図1に示す蓋の係着部の変形例を示し、図11は図10に示すものの断面構造を示し、図12は前記第1の実施の形態に係わる制御基板ボックスの内部の要部を示し、図13は図12に示すものの動作を説明し、図14は前記第1の実施の形態の内側を示し、図15は図14に示すものの動作を説明し、図16は図1に示すものの封印状態を示し、図17は図1に示すものの封印の解除状態を示し、図18は図1に示すものの再封印状態を説明している。
【0012】
図1乃至図18において、制御基板としてのボックス10は、パチンコ遊技機の動作を制御する制御基板40の不正防止のために制御基板40を封印するものである。なお、制御基板40には、パチンコ遊技機の動作を制御するプログラムを記憶しているメモリ素子が装着されている。ボックス10は、ボックス本体30とボックスカバー20からなる。ボックス10の材質は、例えば透明な合成樹脂である。
【0013】
ボックスカバー20とボックス本体30とは係合部26a、26b及びカシメ部27a、27bにより結合されている。係合部26a、26bはボックス本体30の側面31に固定された軸26x及びボックスカバー20の側面22に固定されたフック26yからなり、フック26yは軸26xに係合している。
通気孔21cがボックスカバー20の上面21に形成されている。なお、22はボックスカバー20の側面である。
【0014】
開口部23が前記上面21に形成され、開口部23の一部分を塞ぐようにロック係合部材24が配設されている。ロック係合部材24の折曲部24aには抜け止め24b、24cが形成され、ロック係合部材24の折曲部24a側に切り欠き24dが形成され、該切り欠き24dに対応する位置の折曲部24aに一対の抜け止め24b、24cが形成されている。ロック部24pは前記切り欠き24d及び一対の抜け止め24b、24cにより構成されている。他のロック部24q、24r、24sの構造はロック部24pの構造と同じである。また、各ロック部24p、24q、24r、24sは一列に配置されている。
【0015】
スライド蓋25は、開口部23のうちロック係合部材24で塞がれていない部分を開閉するものである。上面21の段差部21d、21eがスライド蓋25を矢印25v、25w方向に摺動可能に保持している。係着部25p、25q、25r、25sがスライド蓋25の内面25b側に形成されている。なお、25aはスライド蓋25の外面である。
【0016】
4つのロック部24p〜24sをスライド蓋25の面を含む面上であってスライド蓋25の摺動方向に対し直角方向に延びる直線より所定角度傾いた直線上に一直線状に配置させ、4つの係着部25p〜25sをスライド蓋25の面を含む面上であってスライド蓋25の摺動方向に対し直角方向に延びる直線より所定角度傾いた他の直線上に一直線状に配置させることにより、スライド蓋25をスライド移動して開口部23を閉めると、ロック部24p〜24sと係着部25p〜25sとの間隔のうち一番近い組み合わせになるロック部24pと係着部25pがロックするが、他のロック部24q〜24sと係着部25q〜25sは、ロック部24p及び係着部25pと一緒にはロックすることはない。
【0017】
ピン25c、25dがスライド蓋25の内面25bに形成されている。ガイド溝21a、21bが上面21に形成され、ピン25cがガイド溝21a内を摺動可能に配置され、ピン25dがガイド溝21b内に摺動可能に配置されている。ワッシャ25eを介してビス25xがピン25cの孔にねじ込まれ、ワッシャ25fを介してビス25yがピン25dの孔にねじ込まれている。ピン25cがガイド溝21aから抜けることをワッシャ25eが防ぎ、ピン25dがガイド溝21bから抜けることをワッシャ25fが防いでいる。
【0018】
スライド蓋25の係着部25pでは、柱状部25jが内面25b側に形成され、孔25h、25iが柱状部25jの両側のスライド蓋25に形成され、先端部25kが柱状部25jの先端の両側に張り出すように形成されている。
【0019】
以上の構成により、図1、図12及び図14に示すようにスライド蓋25が開口部23を閉じていない状態から、図13、図15及び図16に示すようにスライド蓋25が開口部23を閉じて封印した状態では、係着部25pがロック部24pにロックされる。このとき、係着部25pがロック部24pの切り欠き24d内に入り込み、抜け止め24b、24cにより切り欠き24d内に保持される。
【0020】
なお、抜け止め24b、24cは弾性があるので、柱状部25jが切り欠き24d内に入るときは変形し、抜け止め24bと抜け止め24cとの間が広がるが、柱状部24jが通過した後は、前記変形が元にもどる。
また、スライド蓋25により開口部23を開閉するときは、スライド蓋25のピン25cがガイド溝21aに沿って摺動し、スライド蓋25のピン25dがガイド溝21bに沿って摺動する。
【0021】
次に、封印を解除するためには、係着部25pの柱状部25jを孔25h、25iを利用してニッパ等によりスライド蓋25から切り離す。係着部25pを切断した部分は、切断個所25xとなる。このとき、図17に示すようにスライド蓋25を矢印24方向に摺動させることにより、開口部23を開けることができる。
【0022】
次に、図18に示すように、スライド蓋25を矢印25w方向に摺動させると、再度封印をすることができる。このとき、係着部とロック部との距離の短い順に(なお、係着部25pとロック部24pとの距離が一番短い。)、係着部25qがロック部24qにロックされる。
以下、同様にして、係着部25rをロック部24rにロックすることにより、3回目の封印をすることができる。更に、係着部25sをロック部24sにロックすることにより、4回目の封印をすることができる。
【0023】
図19は本願発明の第2の実施の形態を示している。図19においては、ボックスカバー50(ボックスカバー20の変形例)の開口部を開閉するスライド蓋52の係着部53p、係着部53q、係着部53r及び係着部53sはスライド蓋52の摺動方向(矢印52x方向)に垂直な直線上に一列に配置されている。一方、ロック部51p、ロック部51q、ロック部51r及びロック部51sは矢印52x方向と90°以下の角度で交差する直線上にある。ただし、ロック部51p〜51sを通る直線が矢印52x方向となす角度は、ロック部24r〜24sを通る直線が矢印25w方向となす角度より小さくなっている。
【0024】
このようにして、係着部53pとロック部51pにより1回目の封印をし、以下、係着部53qとロック部51qにより2回目の封印をし、係着部53rとロック部51rにより3回目の封印をし、係着部53sとロック部51sにより4回目の封印をすることができる。
このように、ロック部及び係着部のいずれかを、スライド蓋の摺動方向に対し直角な直線上に配置しても1つづつロックすることができる。
【0025】
図20は本願発明の第3の実施の形態を示している。図20においては、ボックスカバー60(ボックスカバー20の変形例)の開口部を開閉するスライド蓋62の係着部63p、係着部63q、係着部63r及び係着部63s並びにロック部61はスライド蓋62の摺動方向(矢印62x方向)の直線上に一列に配置されている。
【0026】
このため、係着部63pとロック部61により1回目の封印をし、以下、係着部63qとロック部61により2回目の封印をし、係着部63rとロック部61により3回目の封印をし、係着部63sとロック部61により4回目の封印をすることができる。
このように、ロック部及び複数の係着部をスライド蓋の摺動方向に対して一列に配置することにより、単一のロック部で複数の係着部とロックさせることができ、それゆえ、ロック機構の構成を単純化できる。
【0027】
図21は本願発明の第4の実施の形態を示している。図21においては、ボックスカバー70(ボックスカバー20の変形例)の開口部72を開閉する回転蓋73は軸77を回動中心としてスライドしつつ自在に回動できる。なお、回転蓋73が回動するときは、回転蓋73に付設されたピン76がボックスカバー70に形成されたガイド溝75に沿って摺動する。また、78は通気孔である。
係着部74p、係着部74q、係着部74r及び係着部74sは回転蓋73に一直線状に配設されている。更に、ロック部71p、ロック部71q、ロック部71r及びロック部71sはボックスカバー70に一直線状に配置されている。
【0028】
このため、係着部74pとロック部71pにより1回目の封印をし、以下、係着部74qとロック部71qにより2回目の封印をし、係着部74rとロック部71rにより3回目の封印をし、係着部74sとロック部71sにより4回目の封印をすることができる。
このように、本発明のロック機構は、直線状に開閉するスライド蓋に限らず、例えば開口形状に合わせるために採用されることがある回転移動する上記回転蓋にも適用することができる。
【0029】
なお、上記各実施の形態において、ロック部(24p等)の代わりに、図8に示すように、1枚の抜け止め24eを有するロック部24tを使用してもよい。抜け止め24eは、弾性変形可能であり、片持ち梁状に形成されている。
更に、係着部25p等の代わりに、図10及び図11に示す係着部25tを使用してもよい。係着部25tでは、柱状部25gが基部25uに固定され、基部25uの両端が連結部25nによりスライド蓋25(又はスライド蓋52、62、回転蓋73)に固定されている。なお、柱状部25gを取り巻くように孔25mがスライド蓋25(又はスライド蓋52、62、回転蓋73)に形成されている。このため、封印を解除すべく連結部25nを切断したときは、基部25uが孔25mより大きいので、係着部25tがボックス10内に落下することを防ぐことができる。
【0030】
以上の構成により、制御基板40を封印するボックス10を閉じると同時に、該ボックス10が封印されるので、該ボックス10による制御基板40の封印作業が簡単になるとともに、該ボックス10を閉じた際に該ボックス10を封印することを忘れることを防ぐことができる。
更に、複数の封印用ロック部(24p〜24s等)が形成され、該複数の封印用ロック部を順次使用することによって複数回の封印が可能であるので、一度使用したボックス10を複数回使用して制御基板40を封印することができる。
更に、制御基板ボックス10の開口部(23等)を蓋(25等)で開閉し、該蓋を閉じると同時に該蓋の係着部(25p〜25s等)が前記制御基板ボックス10のロック部(24p〜24s等)にロックされるので、前記制御基板ボックス10を封印することができる。
【0031】
図22は本願発明の第5の実施の形態の外観を示し、図23は該第5の実施の形態の平面を示し、図24は該第5の実施の形態の側面を示し、図25は図22に示すものの要部を拡大して示し、図26は該第5の実施の形態の1回目の封印状態の側面を示し、図27は図26に示すものの一部分を切り欠いて示している。図28は1回目の封印状態を示す斜視図であり、図29は2回目の封印状態を示す斜視図である。
【0032】
図22〜図29において、パチンコ機の動作を制御する制御基板40(図2参照)を封印するボックス80はボックス本体81とボックスカバー82からなる。
一対の帯状ガイド81b、81cがボックス本体81の側面81aに設けられている。一方、一対の溝状ガイド82b、82cがボックスカバー82の側面82aに設けられている。ボックスカバー82をボックスカバー81に着脱するときには、ガイド82bがガイド81bに沿って摺動し、ガイド82cがガイド81cに沿って摺動する。
【0033】
係着部83p、係着部83q、係着部83r及び係着部83sがボックスカバ−82の側面82aに設けられている。
係着部83pの基部83bは、支持部83aにより側面82aに固定されている。軸83cは基部83bの下部に固定され、リング状溝83dが軸83cに形成されている。なお、83eは軸83cの先端である。
【0034】
係着部83qのリング状溝83gは係着ピン83pのリング状溝83dより高い位置にある。更に、係着部83rのリング状溝83hは係着部83qのリング状溝83gより高い位置にあり、係着部83sのリング状溝83iは係着部83rのリング状溝83hより高い位置にある。
更に、係着部83v、係着部83w、係着部83x及び係着部83yが側面82aに設けられている。係着部83v〜83yは係着部83p〜83sと同様のものである。
【0035】
ロック部84p、ロック部84q、ロック部84r及びロック部84sがボックス本体81の側面81aに設けられている。該ロック部84p〜84sは前記係着部83p〜83sに対応するものである。なお、係着部84〜84yに対応するロック部は図示されていない。
ロック部84pの本体84bは支持部84aにより側面81aに固定されている。本体84bには、孔84cが形成され、抜け止め84d、84eが孔84c内に設けられている。抜け止め84d、84eは弾性があるので、軸83cが通るときは抜け止め84cと抜け止め84dとの間隔が広がり、リング状溝83dの位置で抜け止め84dと抜け止め84eとの間隔が狭くなるので、軸83cが孔84cから抜けなくなるため、1回目の封印をすることができる。
【0036】
この封印を解除するためには、係着部83pの支持部83aを切断して基部83bを側面82aから外し、ロック部84pの支持部84aを切断して本体84bを側面81aから外す必要がある。
【0037】
同様にして、係着部83qとロック部84qにより2回目の封印及び封印の解除ができ、係着部83rとロック部84rにより3回目の封印及び封印の解除ができ、係着部83sとロック部84sにより4回目の封印及び封印の解除ができる。
【0038】
このため、第5の実施の形態の構成により、制御基板40を封印するボックス80を閉じると同時に、該ボックス80が封印されるので、該ボックス80による制御基板40の封印作業が簡単になるとともに、該ボックス80を閉じた際に該ボックス80を封印することを忘れることを防ぐことができる。
更に、複数の封印用ロック部(84p〜84s等)が形成され、該複数の封印用ロック部を順次使用することによって複数回の封印が可能であるので、一度使用したボックス80を複数回使用して制御基板40を封印することができる。
【0039】
【発明の効果】
本願の第1の発明により、制御基板を封印する制御基板ボックスを閉じると同時に、該制御基板ボックスが封印されるので、該制御基板ボックスによる制御基板の封印作業が簡単になるとともに、該制御基板ボックスを閉じた際に該制御基板ボックスを封印することを忘れることを防ぐことができる。このため、該制御基板ボックスにより制御基板を確実に封印することができる。
【0040】
更に、第2の発明により、上記第1の発明による効果とともに、複数の封印用ロック部が形成され、該複数の封印用ロック部を順次使用することによって複数回の封印が可能であるので、一度使用した制御基板ボックスを再度使用して制御基板を封印することができる。
このため、例えば制御基板のROMの検査等により前記制御基板ボックスの封印を解除した後に、再度前記制御基板ボックスを封印することができる。
【0041】
更に、第3の発明により、上記第1又は第2の発明による効果とともに、制御基板ボックスの開口部を蓋で開閉するのみで該制御基板ボックスの封印及び封印の解除ができるので、該制御基板ボックスの封印及び開封の作業性を向上させることができる。
また、制御基板ボックスに対する不正行為は制御基板ボックスの側面からなされる場合が多いが、制御基板ボックスの上面に蓋を設けることにより前記不正行為を防止しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態に係わる制御基板ボックスの平面図である。
【図2】図1に示すもののII−II断面図である。
【図3】図1に示すもののIII−III断面図である。
【図4】図1に示すもののIV−IV断面図である。
【図5】前記第1の実施の形態に係わる制御基板ボックスの左側面図である。
【図6】図4に示すものの分解図である。
【図7】図1の一部分拡大図である。
【図8】図7に示すものの変形例である。
【図9】図6に示すものの一部分拡大図である。
【図10】図1に示す蓋のピンの変形例である。
【図11】図10に示すものの変形例である。
【図12】前記第1の実施の形態に係わる制御基板ボックスの内部説明図である。
【図13】図12に示すものの動作説明図である。
【図14】前記第1の実施の形態の内側説明用斜視図である。
【図15】図14に示すものの動作説明図である。
【図16】図1に示すものの封印の説明図である。
【図17】図1に示すものの封印の解除の説明図である。
【図18】図1に示すものの再封印の説明図である。
【図19】本願発明の第2の実施の形態に係わる制御基板ボックスの平面図である。
【図20】本願発明の第3の実施の形態に係わる制御基板ボックスの平面図である。
【図21】本願発明の第4の実施の形態に係わる制御基板ボックスの平面図である。
【図22】本願発明の第5の実施の形態に係わる制御基板ボックスの斜視図である。
【図23】図22に示すものの平面図である。
【図24】図22に示すものの側面図である。
【図25】図22に示すものの要部拡大斜視図である。
【図26】図22に示すものの封印状態の側面図である。
【図27】図26に示すものの一部切り欠き側面図である。
【図28】図22に示すものの封印状態の斜視図である。
【図29】図22に示すものの再封印状態の斜視図である。
【符号の説明】
10 ボックス
23 開口部
24p、24q、24r、24s、24t ロック部
25 スライド蓋
25p、25q、25r、25s、25t 係着部
40 制御基板
51p、51q、51r、51s ロック部
52 スライド蓋
53p、53q、53r、53s 係着部
61 ロック部
62 スライド蓋
63p、63q、63r、63s 係着部
71p、71q、71r、71s ロック部
72 開口部
73 回転蓋
74p、74q、74r、74s 係着部
80 ボックス
83p、83q、83r、83s、83v、83w、83x、83y 係着部
84p、84q、84r、84s ロック部

Claims (1)

  1. 遊技機の動作を制御する各種制御部品を接続した制御基板40を収納して固定したボックス本体30と、このボックス本体30の開口面側に合わせた覆蓋状態で組付けられて前記制御基板40を覆うボックスカバー20とから構成されるボックス10の単位で取扱い得る制御基板ボックスにおいて、
    前記制御基板ボックスのボックスカバー20の上面21に、方形広さの開口部23が開口形成されるとともに、該開口部23において対向する一対の開口縁部に沿ってガイド溝21a,21bが平行状に形成され、前記開口部23において該ガイド溝21a,21bが設けられていない開口縁部の一方には薄肉金属製のロック係合部材24が固定される一方、
    ボックスカバー20の上面21に前記ガイド溝21a,21bに沿って開閉方向にスライドすることで、前記開口部23を外側から覆蓋し得る方形平板状のスライド蓋25が設置され、
    前記スライド蓋25では、前記ロック係合部材24に対向する前側板部分の内面複数箇所に、切断工具で切り離し可能とされた突状の係着部25p,25q,25r,25s,25tが内向きに突出形成され、かつ1個ずつ使用されるように配置される一方、
    前記ロック係合部材24では、前記開口部23の開口縁に臨む側縁側の複数箇所に、弾性状態で開閉可能に形成されて前記スライド蓋25の各係着部25p,25q,25r,25s,25tと1個ずつの使用順で係合し得る切り欠きと抜け止めからなる封印用のロック部24p,24q,24r,24s,24tが係着部25p,25q,25r,25s,25tに対向して配置され、
    前記スライド蓋25を閉鎖方向にスライドして前記開口部23を閉めた状態で、先の使用順位置となる1個の係着部25p,25q,25r,25s,25tが、スライド方向に対向した前記ロック係合部材24の1個のロック部24p,24q,24r,24s,24tを一旦弾性開口変形させながら進入した後、該ロック部24p,24q,24r,24s,24tにより抜止め状態で係合保持されることでスライド蓋25が開放不能な封印状態でロックされ、
    前記ロック部24p,24q,24r,24s,24tにロックされた前記係着部25p,25q,25r,25s,25tを前記スライド蓋25から切り離すことにより、当該係着部25p,25q,25r,25s,25tと当該ロック部24p,24q,24r,24s,24tとのロック状態が解除されてスライド蓋25の開放方向へのスライドを可能として前記開口部23を開放し得るようにしたことを特徴とする遊技機の制御基板ボックス。
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