JP2551842Y2 - パチンコ機の遊技盤 - Google Patents
パチンコ機の遊技盤Info
- Publication number
- JP2551842Y2 JP2551842Y2 JP2614892U JP2614892U JP2551842Y2 JP 2551842 Y2 JP2551842 Y2 JP 2551842Y2 JP 2614892 U JP2614892 U JP 2614892U JP 2614892 U JP2614892 U JP 2614892U JP 2551842 Y2 JP2551842 Y2 JP 2551842Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- game board
- gutter cover
- locking member
- main body
- gutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、遊技盤本体の裏面に樋
カバーを開閉可能に設けるようにしたパチンコ機の遊技
盤に関する。
カバーを開閉可能に設けるようにしたパチンコ機の遊技
盤に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機の遊技盤は、合板材からなる
遊技盤本体の前面に、釘,レール及び入賞装置等からな
る遊技部を設けると共に、遊技盤本体の背面に、前記入
賞装置に入賞したパチンコ球を本体枠の背面に設けられ
る機構盤の集合樋に向けて案内するための樋カバーを取
付けて構成される。
遊技盤本体の前面に、釘,レール及び入賞装置等からな
る遊技部を設けると共に、遊技盤本体の背面に、前記入
賞装置に入賞したパチンコ球を本体枠の背面に設けられ
る機構盤の集合樋に向けて案内するための樋カバーを取
付けて構成される。
【0003】図6は従来の樋カバー1の遊技盤本体2へ
の取付構造を示すもので、この樋カバー1は、透明プラ
スチック材料により略矩形蓋状に形成され、その右辺部
にてヒンジ3により、遊技盤本体2の背面に開閉可能に
取付けられている。一方、遊技盤本体2の背面には、こ
れもプラスチック材料からなり若干の弾性変形が可能な
2個(1個のみ図示)の係止部材4が取付けられてい
る。この係止部材4は、その先端の係止爪部4aにより
前記樋カバー1の左辺部の2か所を係止し、その閉塞状
態を保持するようになっている。
の取付構造を示すもので、この樋カバー1は、透明プラ
スチック材料により略矩形蓋状に形成され、その右辺部
にてヒンジ3により、遊技盤本体2の背面に開閉可能に
取付けられている。一方、遊技盤本体2の背面には、こ
れもプラスチック材料からなり若干の弾性変形が可能な
2個(1個のみ図示)の係止部材4が取付けられてい
る。この係止部材4は、その先端の係止爪部4aにより
前記樋カバー1の左辺部の2か所を係止し、その閉塞状
態を保持するようになっている。
【0004】これにて、通常時には、樋カバー1が、遊
技盤本体2の背面をパチンコ球の流下を許容する間隙を
存して覆い、入賞したパチンコ球をこの間隙を通すこと
により下方に案内するようになっている。そして、例え
ば入賞装置の配線のトラブル等が発生した時の処置は、
作業者が前記係止爪部4aを左方へ押圧操作することに
より、係止部材4を弾性的に変形させて樋カバー1の左
辺部の係止を解き、樋カバー1を開放させて行うことが
できるようになっている。
技盤本体2の背面をパチンコ球の流下を許容する間隙を
存して覆い、入賞したパチンコ球をこの間隙を通すこと
により下方に案内するようになっている。そして、例え
ば入賞装置の配線のトラブル等が発生した時の処置は、
作業者が前記係止爪部4aを左方へ押圧操作することに
より、係止部材4を弾性的に変形させて樋カバー1の左
辺部の係止を解き、樋カバー1を開放させて行うことが
できるようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記したような従来構
成において、遊技盤本体2に樋カバー1および係止部材
4を組付けるには、まず、樋カバー1をヒンジ3にて遊
技盤本体2に取付け、この後、2個の係止部材4を、前
記樋カバー1に対して位置合せした状態で順に遊技盤本
体2に取付けるようにしている。
成において、遊技盤本体2に樋カバー1および係止部材
4を組付けるには、まず、樋カバー1をヒンジ3にて遊
技盤本体2に取付け、この後、2個の係止部材4を、前
記樋カバー1に対して位置合せした状態で順に遊技盤本
体2に取付けるようにしている。
【0006】しかしながら、この組付けの際、係止部材
4自体が小さい部品である事情もあって、係止部材4を
遊技盤本体2に位置決めして取付ける作業は、結構面倒
なものとなっていた。特に、複数個の係止部材4を1個
ずつ順に位置決めして取付ける作業は、時間がかかるも
のとなっていた。
4自体が小さい部品である事情もあって、係止部材4を
遊技盤本体2に位置決めして取付ける作業は、結構面倒
なものとなっていた。特に、複数個の係止部材4を1個
ずつ順に位置決めして取付ける作業は、時間がかかるも
のとなっていた。
【0007】本考案は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、樋カバー及び係止部材を有するものにあって、係
止部材の位置決めを容易として組立て作業性の向上を図
ることができるパチンコ機の遊技盤を提供するにある。
あり、樋カバー及び係止部材を有するものにあって、係
止部材の位置決めを容易として組立て作業性の向上を図
ることができるパチンコ機の遊技盤を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案のパチンコ機の遊
技盤は、遊技盤本体に、該遊技盤本体の裏面を開閉可能
に覆う樋カバーをその一辺部にて回動可能に取付けると
共に、この樋カバーの他辺部を係止して該樋カバーの閉
塞状態を保持するための係止部材を取付けるようにした
ものであって、前記樋カバーと係止部材とを切断容易な
接続部にて連結した連結体を、プラスチック材料により
一体形成し、この連結体を前記遊技盤本体に取付けるよ
うにしたところに特徴を有するものである。
技盤は、遊技盤本体に、該遊技盤本体の裏面を開閉可能
に覆う樋カバーをその一辺部にて回動可能に取付けると
共に、この樋カバーの他辺部を係止して該樋カバーの閉
塞状態を保持するための係止部材を取付けるようにした
ものであって、前記樋カバーと係止部材とを切断容易な
接続部にて連結した連結体を、プラスチック材料により
一体形成し、この連結体を前記遊技盤本体に取付けるよ
うにしたところに特徴を有するものである。
【0009】
【作用】上記手段によれば、樋カバーと係止部材とは接
続部にて連結された状態で一体形成され、それらを連結
した状態のままで遊技盤本体に取付けることができるか
ら、係止部材を遊技盤本体に取付ける際に、係止部材の
樋カバーに対する位置決め作業が不要となる。また、連
結体を遊技盤本体に取付けた後、接続部を切断すること
により、樋カバー及び係止部材が夫々独立した部品とな
り、樋カバーの開閉を可能とすることができる。
続部にて連結された状態で一体形成され、それらを連結
した状態のままで遊技盤本体に取付けることができるか
ら、係止部材を遊技盤本体に取付ける際に、係止部材の
樋カバーに対する位置決め作業が不要となる。また、連
結体を遊技盤本体に取付けた後、接続部を切断すること
により、樋カバー及び係止部材が夫々独立した部品とな
り、樋カバーの開閉を可能とすることができる。
【0010】また、樋カバーと係止部材とを一体形成す
るものであるから、別体で形成するものと比較して、部
品の製造の手間が削減される。
るものであるから、別体で形成するものと比較して、部
品の製造の手間が削減される。
【0011】
【実施例】以下、本考案の一実施例について、図1乃至
図5を参照して説明する。まず、図5は遊技盤11を背
面から示したもので、ここで、合板材からなる遊技盤本
体12は、矩形状をなし、その要所に入賞装置やランプ
類(いずれも図示せず)を配設するためのいくつかの孔
部12aが形成されている。また、図示はしないが、遊
技盤本体11の前面には、レール,多数本の釘及び入賞
装置等からなる遊技部が形成されている。
図5を参照して説明する。まず、図5は遊技盤11を背
面から示したもので、ここで、合板材からなる遊技盤本
体12は、矩形状をなし、その要所に入賞装置やランプ
類(いずれも図示せず)を配設するためのいくつかの孔
部12aが形成されている。また、図示はしないが、遊
技盤本体11の前面には、レール,多数本の釘及び入賞
装置等からなる遊技部が形成されている。
【0012】そして、詳しくは後述するように、遊技盤
本体12の背面には、共にプラスチック材料例えばポリ
プロピレン製の樋カバー13及び2個の係止部材14が
設けられる。このうち、樋カバー13は、全体としてほ
ぼ矩形蓋状をなし、遊技盤本体12のうち、入賞装置に
対応する部位即ち遊技部において入賞したパチンコ球が
排出されてくる部位全体を覆うようになっている。ま
た、前記係止部材14は、樋カバー13の図で左辺部を
閉塞状態に保持するためのものである。
本体12の背面には、共にプラスチック材料例えばポリ
プロピレン製の樋カバー13及び2個の係止部材14が
設けられる。このうち、樋カバー13は、全体としてほ
ぼ矩形蓋状をなし、遊技盤本体12のうち、入賞装置に
対応する部位即ち遊技部において入賞したパチンコ球が
排出されてくる部位全体を覆うようになっている。ま
た、前記係止部材14は、樋カバー13の図で左辺部を
閉塞状態に保持するためのものである。
【0013】これにて、図示はしないが、遊技盤11を
パチンコ機の本体枠に取付けた状態では、本体枠に設け
られた機構盤の集合樋が、樋カバー13の下辺部分に位
置されるようになり、以て、入賞したパチンコ球が樋カ
バー13によって集合樋に向けて案内されるようになっ
ている。
パチンコ機の本体枠に取付けた状態では、本体枠に設け
られた機構盤の集合樋が、樋カバー13の下辺部分に位
置されるようになり、以て、入賞したパチンコ球が樋カ
バー13によって集合樋に向けて案内されるようになっ
ている。
【0014】次に、前記樋カバー13及び係止部材14
について、図1乃至図4も参照して詳述する。
について、図1乃至図4も参照して詳述する。
【0015】樋カバー13は、上述のように全体として
ほぼ矩形蓋状をなしており、具体的には、矩形状の背板
部13aの図5で左縁部,上縁部及び右縁部から夫々前
面側へ立上がる立上り部13b,13c及び13dを一
体に有して構成され、前面側及び下辺部が開口した状態
とされている。また、前記背板部13aの上部中央部に
は、遊技盤本体12の略中心部に設けられ背面側に大き
く突出する大入賞装置が配置される穴部13eが形成さ
れている。
ほぼ矩形蓋状をなしており、具体的には、矩形状の背板
部13aの図5で左縁部,上縁部及び右縁部から夫々前
面側へ立上がる立上り部13b,13c及び13dを一
体に有して構成され、前面側及び下辺部が開口した状態
とされている。また、前記背板部13aの上部中央部に
は、遊技盤本体12の略中心部に設けられ背面側に大き
く突出する大入賞装置が配置される穴部13eが形成さ
れている。
【0016】そして、樋カバー13の図5で右辺部に
は、前記立上り部13dの先端から連続して右方に延出
するように取付片部15が一体に設けられている。この
取付片部15は、樋カバー13の右辺部を上下方向に延
び、図4に示すように、その上面に上下方向に延びるほ
ぼV字形の溝部により、セルフヒンジ部15aが形成さ
れている。
は、前記立上り部13dの先端から連続して右方に延出
するように取付片部15が一体に設けられている。この
取付片部15は、樋カバー13の右辺部を上下方向に延
び、図4に示すように、その上面に上下方向に延びるほ
ぼV字形の溝部により、セルフヒンジ部15aが形成さ
れている。
【0017】図4及び図5に示すように、樋カバー13
は、前記取付片部15(セルフヒンジ部15aの右方)
にて、例えばステープル16により遊技盤本体12に取
付けられる。これにて、樋カバー13は、セルフヒンジ
部15aを中心に回動が可能とされ、以て遊技盤本体1
2の背面を開閉可能に覆うようになっている。
は、前記取付片部15(セルフヒンジ部15aの右方)
にて、例えばステープル16により遊技盤本体12に取
付けられる。これにて、樋カバー13は、セルフヒンジ
部15aを中心に回動が可能とされ、以て遊技盤本体1
2の背面を開閉可能に覆うようになっている。
【0018】一方、樋カバー13の図5で左辺部には、
上下に2か所の切欠部17,17が形成されている。こ
れら切欠部17は、図1などに示すように、立上り部1
3bの先端から背板部13aの一部にまで延びて形成さ
れている。そして、この切欠部17,17部分に位置し
て前記係止部材14,14が設けられる。
上下に2か所の切欠部17,17が形成されている。こ
れら切欠部17は、図1などに示すように、立上り部1
3bの先端から背板部13aの一部にまで延びて形成さ
れている。そして、この切欠部17,17部分に位置し
て前記係止部材14,14が設けられる。
【0019】係止部材14は、図1及び図3等に示すよ
うに、遊技盤本体12の背面にあてがわれる取付部14
aと、この取付部14aの右辺部から背面側に向って立
上る立上り部14bと、この立上り部14bの上端部か
ら右方に延びる係止爪部14cとを一体に有して構成さ
れている。
うに、遊技盤本体12の背面にあてがわれる取付部14
aと、この取付部14aの右辺部から背面側に向って立
上る立上り部14bと、この立上り部14bの上端部か
ら右方に延びる係止爪部14cとを一体に有して構成さ
れている。
【0020】この係止部材14は、図3(b)などに示
すように、前記取付部14aにて、例えばステープル1
8により遊技盤本体12の背面に取付けられる。このと
き、前記係止爪部14cが前記樋カバー13の背板部1
3aを係止し、以て、樋カバー13の閉塞状態を保持す
るようになっている。また、作業者が、係止爪部14c
部分を左方に押圧操作することにより、係止部材14は
弾性的に左方へ変位し、以て樋カバー13の係止を解く
ことができるようになっている。
すように、前記取付部14aにて、例えばステープル1
8により遊技盤本体12の背面に取付けられる。このと
き、前記係止爪部14cが前記樋カバー13の背板部1
3aを係止し、以て、樋カバー13の閉塞状態を保持す
るようになっている。また、作業者が、係止爪部14c
部分を左方に押圧操作することにより、係止部材14は
弾性的に左方へ変位し、以て樋カバー13の係止を解く
ことができるようになっている。
【0021】さて、本実施例においては、前記樋カバー
13と2個の係止部材14とは、両者を切断容易な接続
部19にて連結した状態に一体形成した連結体20とし
て与えられるようになっている。即ち、図1及び図2に
示すように、連結体20は、各係止部材14の立上り部
14bの下部両側と、樋カバー13の立上り部13bと
の間が細い接続部19により連結された状態に一体成形
されている。
13と2個の係止部材14とは、両者を切断容易な接続
部19にて連結した状態に一体形成した連結体20とし
て与えられるようになっている。即ち、図1及び図2に
示すように、連結体20は、各係止部材14の立上り部
14bの下部両側と、樋カバー13の立上り部13bと
の間が細い接続部19により連結された状態に一体成形
されている。
【0022】このとき、図3(a)に示すように、連結
体20の遊技盤本体12への取付前の状態では、型構成
を容易にする関係上、係止部材14は、立上り部14b
が樋カバー13の立上り部13bと面一状態を呈して係
止爪部14cが樋カバー13とラップしない状態となっ
ていると共に、立上り部14bと取付部14aとのなす
角度θが直角より若干大きく(例えば98度)取付部1
4aが左方へ若干下降傾斜する状態となっている。言換
えれば、連結体20の取付前の状態では、図3(b)に
示すような最終的な取付状態の樋カバー13と係止部材
14との位置関係に対し、係止部材14が前記接続部1
9を支点として図で反時計回り方向に8度だけ傾いた位
置関係に連結されているのである。
体20の遊技盤本体12への取付前の状態では、型構成
を容易にする関係上、係止部材14は、立上り部14b
が樋カバー13の立上り部13bと面一状態を呈して係
止爪部14cが樋カバー13とラップしない状態となっ
ていると共に、立上り部14bと取付部14aとのなす
角度θが直角より若干大きく(例えば98度)取付部1
4aが左方へ若干下降傾斜する状態となっている。言換
えれば、連結体20の取付前の状態では、図3(b)に
示すような最終的な取付状態の樋カバー13と係止部材
14との位置関係に対し、係止部材14が前記接続部1
9を支点として図で反時計回り方向に8度だけ傾いた位
置関係に連結されているのである。
【0023】次に、上記構成の作用について述べる。上
述のように樋カバー13と係止部材14とは連結体20
として与えられ、この状態で遊技盤本体12に取付けら
れる。この取付けにあたっては、まず、連結体20を位
置決め状態で遊技盤本体12の背面に宛がい、この状態
で、取付片部15にてステープル16を打込むと共に、
2個の係止部材14の取付部14aにて夫々ステープル
18を打込む。
述のように樋カバー13と係止部材14とは連結体20
として与えられ、この状態で遊技盤本体12に取付けら
れる。この取付けにあたっては、まず、連結体20を位
置決め状態で遊技盤本体12の背面に宛がい、この状態
で、取付片部15にてステープル16を打込むと共に、
2個の係止部材14の取付部14aにて夫々ステープル
18を打込む。
【0024】このときには、連結体20において樋カバ
ー13と係止部材14との位置関係が固定されているか
ら、連結体20を所定位置に取付ければ、樋カバー13
に対する係止部材14の位置決めが予めなされた状態で
両者が取付けられる。また、このとき、係止部材14の
取付部14aが、遊技盤本体12の背面に倣うように取
付けられるから、接続部19部分が捻り方向の力を受け
て変形し、係止部材14は、樋カバー13に対して接続
部19部分を支点として図3で時計回り方向に約8度回
動変位し、以て、図3(b)に示すように、先端の係止
爪部14cが樋カバー13の上面を係止するようになっ
ている。
ー13と係止部材14との位置関係が固定されているか
ら、連結体20を所定位置に取付ければ、樋カバー13
に対する係止部材14の位置決めが予めなされた状態で
両者が取付けられる。また、このとき、係止部材14の
取付部14aが、遊技盤本体12の背面に倣うように取
付けられるから、接続部19部分が捻り方向の力を受け
て変形し、係止部材14は、樋カバー13に対して接続
部19部分を支点として図3で時計回り方向に約8度回
動変位し、以て、図3(b)に示すように、先端の係止
爪部14cが樋カバー13の上面を係止するようになっ
ている。
【0025】而して、この後、樋カバー13を開放させ
る必要がない限り、そのまま、樋カバー13と係止部材
14とは接続部19にて連結されたままの状態とされ
る。そして、例えば入賞装置の配線のトラブル等が発生
してその処置のために、樋カバー13を開放させる必要
が生じたときには、接続部19を切断することにより、
樋カバー13と係止部材14とが夫々独立した部品とな
る。
る必要がない限り、そのまま、樋カバー13と係止部材
14とは接続部19にて連結されたままの状態とされ
る。そして、例えば入賞装置の配線のトラブル等が発生
してその処置のために、樋カバー13を開放させる必要
が生じたときには、接続部19を切断することにより、
樋カバー13と係止部材14とが夫々独立した部品とな
る。
【0026】これにて、作業者が前記係止爪部14cを
左方に押圧操作することにより、係止部材14を弾性的
に変形させて樋カバー13の係止を解き、樋カバー13
を開放させることができる。また、この後再び樋カバー
13を閉塞させれば、係止部材14の係止爪部14cに
より閉塞状態が保持されるようになるのである。
左方に押圧操作することにより、係止部材14を弾性的
に変形させて樋カバー13の係止を解き、樋カバー13
を開放させることができる。また、この後再び樋カバー
13を閉塞させれば、係止部材14の係止爪部14cに
より閉塞状態が保持されるようになるのである。
【0027】このように本実施例によれば、樋カバー1
3と係止部材14とを接続部19にて連結した連結体2
0を遊技盤本体12に取付けるようにしたので、従来の
ような複数個の係止部材4を1個ずつ順に位置決めして
取付けるものと異なり、樋カバー13に対する係止部材
14の位置決めが予めなされた状態で両者を取付けるこ
とができる。従って、係止部材14の位置決めの作業が
不要となり、組立ての作業性を大幅に向上させることが
できたのである。
3と係止部材14とを接続部19にて連結した連結体2
0を遊技盤本体12に取付けるようにしたので、従来の
ような複数個の係止部材4を1個ずつ順に位置決めして
取付けるものと異なり、樋カバー13に対する係止部材
14の位置決めが予めなされた状態で両者を取付けるこ
とができる。従って、係止部材14の位置決めの作業が
不要となり、組立ての作業性を大幅に向上させることが
できたのである。
【0028】また、樋カバー13と係止部材14とを一
体成形するものであるから、樋カバー1と係止部材4と
を別部品として製造していた従来と比較して、部品数が
減少して製造の手間が大幅に削減され、ひいては大幅な
コストダウンを図ることができるものである。特に本実
施例では、連結体20の状態では係止爪部14cが樋カ
バー13にラップせず、取付状態で係止部材14が変形
して樋カバー13を係止するような構成としたので、成
形型の構造をさほど複雑とせずとも済ませることができ
るものである。
体成形するものであるから、樋カバー1と係止部材4と
を別部品として製造していた従来と比較して、部品数が
減少して製造の手間が大幅に削減され、ひいては大幅な
コストダウンを図ることができるものである。特に本実
施例では、連結体20の状態では係止爪部14cが樋カ
バー13にラップせず、取付状態で係止部材14が変形
して樋カバー13を係止するような構成としたので、成
形型の構造をさほど複雑とせずとも済ませることができ
るものである。
【0029】尚、本考案は上記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば接続部の形状や形成位置等は種々の変
形例が考えられるなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜
変更して実施し得るものである。
ではなく、例えば接続部の形状や形成位置等は種々の変
形例が考えられるなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜
変更して実施し得るものである。
【0030】
【考案の効果】以上の説明にて明らかなように、本考案
のパチンコ機の遊技盤によれば、樋カバーと係止部材と
を切断容易な接続部にて連結した連結体を、プラスチッ
ク材料により一体形成し、この連結体を遊技盤本体に取
付けるようにしたので、係止部材の位置決めを容易とし
て組立て作業性の大幅な向上を図ることができ、これと
共に、部品の製造に係る大幅なコストダウンを図ること
ができるという優れた実用的効果を奏するものである。
のパチンコ機の遊技盤によれば、樋カバーと係止部材と
を切断容易な接続部にて連結した連結体を、プラスチッ
ク材料により一体形成し、この連結体を遊技盤本体に取
付けるようにしたので、係止部材の位置決めを容易とし
て組立て作業性の大幅な向上を図ることができ、これと
共に、部品の製造に係る大幅なコストダウンを図ること
ができるという優れた実用的効果を奏するものである。
【図1】本考案の一実施例を示すもので、連結体を遊技
盤本体に取付けた状態を示す要部の斜視図
盤本体に取付けた状態を示す要部の斜視図
【図2】連結体の要部の側面図
【図3】遊技盤本体への取付前(a)及び取付後(b)
の状態を示す連結体の要部の横断底面図
の状態を示す連結体の要部の横断底面図
【図4】セルフヒンジ部の横断底面図
【図5】遊技盤の背面図
【図6】従来例を示す遊技盤の横断底面図
図面中、11は遊技盤、12は遊技盤本体、13は樋カ
バー、13aは背板部、13b,13c,13dは立上
り部、14は係止部材、14aは取付部、14bは立上
り部、14cは係止爪部、15は取付片部、15aはセ
ルフヒンジ部、17は切欠部、19は接続部、20は連
結体を示す。
バー、13aは背板部、13b,13c,13dは立上
り部、14は係止部材、14aは取付部、14bは立上
り部、14cは係止爪部、15は取付片部、15aはセ
ルフヒンジ部、17は切欠部、19は接続部、20は連
結体を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】 遊技盤本体に、該遊技盤本体の裏面を開
閉可能に覆う樋カバーをその一辺部にて回動可能に取付
けると共に、この樋カバーの他辺部を係止して該樋カバ
ーの閉塞状態を保持するための係止部材を取付けるよう
にしたものにおいて、前記樋カバーと係止部材とを切断
容易な接続部にて連結した連結体を、プラスチック材料
により一体形成し、この連結体を前記遊技盤本体に取付
けるようにしたことを特徴とするパチンコ機の遊技盤。 - 【請求項2】 前記係止部材は、通常時には前記樋カバ
ーの他辺部を係止して閉塞状態に保持する係止爪部を有
しており、その係止爪部を弾性的に変形操作することに
よって前記樋カバーが開放可能となるように構成されて
いることを特徴とする請求項1記載のパチンコ機の遊技
盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2614892U JP2551842Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | パチンコ機の遊技盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2614892U JP2551842Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | パチンコ機の遊技盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0584372U JPH0584372U (ja) | 1993-11-16 |
JP2551842Y2 true JP2551842Y2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=12185461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2614892U Expired - Lifetime JP2551842Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | パチンコ機の遊技盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2551842Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5822584B2 (ja) * | 2011-07-26 | 2015-11-24 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2014028197A (ja) * | 2013-08-28 | 2014-02-13 | Fujishoji Co Ltd | 遊技機 |
JP6093417B2 (ja) * | 2015-10-05 | 2017-03-08 | 株式会社三共 | 遊技機 |
-
1992
- 1992-04-22 JP JP2614892U patent/JP2551842Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0584372U (ja) | 1993-11-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4362627B2 (ja) | 遊技機 | |
JPH09716A (ja) | 遊技機 | |
JP3978792B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP2551842Y2 (ja) | パチンコ機の遊技盤 | |
JPH11300004A (ja) | 基板ケース | |
JPH09731A (ja) | 遊技機 | |
JPH11267325A (ja) | 遊技機 | |
JPH09713A (ja) | 遊技機 | |
JP4453133B2 (ja) | 遊技機 | |
JPH04307082A (ja) | パチンコ機 | |
JP3622605B2 (ja) | 住宅用分電盤 | |
JPH061742Y2 (ja) | パチンコ機の施錠装置 | |
JP2984822B2 (ja) | パチンコ遊技機の遊技盤用の保持枠 | |
JP2802591B2 (ja) | パチンコ機の制御基盤の付装機構 | |
JP2673441B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP3173536B2 (ja) | 車両用ステアリングホイール | |
JPS6319175A (ja) | パチンコ機 | |
JP3951399B2 (ja) | 遊技機用基盤ボックスの取付構造及び遊技機 | |
JP2933875B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JPH061743Y2 (ja) | パチンコ機の施錠装置の取付構造 | |
JP4088804B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP2727059B2 (ja) | 取付部材付きカバー部材 | |
JP3797878B2 (ja) | 弾球遊技機の機枠体 | |
JPH0239505Y2 (ja) | ||
JP3558926B2 (ja) | 弾球遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |