JP4337400B2 - 画像形成装置の管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置と、通信ネットワークを介して画像形成装置を管理する管理装置から構成される画像形成装置の管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、複写機等の画像形成装置における画像処理(フィルタ演算、色変換等)では、RAMの容量及び回路規模が大きく、高速処理が必要とされているため、CPUによるソフト処理、FPGA(Field Programmable Gate Array)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)を用いずに、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のデジタル回路が適用されている。画像処理用のASICは、回路規模が大規模であるため、数千万円の開発費用と、数ヶ月の試作期間が必要とされている。また、このようなASICの設計時には、各種演算に必要なパラメータを任意の値に設定できるようにするなど、汎用的な設計が求められている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−162138号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、画像処理用のASICの開発後に、そのASICを複写機に搭載して画質評価を行う場合、機械的又はプロセス的な問題により、画像処理の演算アルゴリズムの変更等、仕様変更が必要な場合、ほんの些細な変更であっても、数ヶ月にも及ぶ試作期間、莫大な再開発費及び人件費が必要になってしまうという問題があった。また、複写機の出荷後には、機械特性、プロセス特性の経年変化、部品の経年変化、故障等により、正常動作していないにも関わらず、使用されている場合がある。このような事態を避けるためには、複写機の動作試験を、定期的又は必要に応じて行う必要があるが、会社、学校に設置された各複写機を個別に、人手により試験する仕組みになっていたため、複写機の動作試験においても、多大な手間と費用が必要になってしまうという問題があった。
【0005】
本発明の課題は、遠隔から通信ネットワークを介して、画像形成装置における画像処理回路の動作試験、機能変更を可能にすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、画像形成装置と、通信ネットワークを介して前記画像形成装置を管理する管理装置から構成される画像形成装置の管理システムであって、前記管理装置は、前記画像形成装置に対し、動作試験を指示する信号と、画像処理の演算手順を示す設定値のデータと、当該画像処理を行うための演算パラメータのデータと、を送信する通信部を備え、前記画像形成装置は、前記管理装置からの動作試験指示に応じて、試験用の画像に対し、所定の画像処理を施す画像処理回路と、前記画像処理が施された画像を印刷用紙に印刷出力する印刷出力部と、前記印刷出力部により印刷用紙上に印刷出力された画像を読み取る読取部と、前記読取部により読み取られた画像と、予め決められた期待画像を比較することにより、前記画像処理回路が正常に動作するか否かを判定する判定部と、前記判定部における判定結果を前記管理装置に送信する通信部と、を備え、前記画像処理回路は、前記所定の画像処理を行うための複数の演算モジュールと、前記複数の演算モジュールの各々の出力段に接続され、クロック信号の信号変化のタイミングで、前記複数の演算モジュールの各々からの出力データを取り込んで保持する複数の出力保持回路と、前記管理装置から送信された前記演算パラメータのデータを記憶する演算パラメータ記憶回路と、前記管理装置から送信された前記演算手順を示す設定値のデータを記憶する演算手順記憶回路と、前記複数の演算モジュールの各々の入力段に接続され、前記演算手順記憶回路に記憶された演算手順の設定値に従って、画像処理対象の画像データ、前記演算パラメータを示すデータ及び前記複数の出力保持回路の各々の出力データの中から択一的にデータを選択し、選択したデータを後段に接続された演算モジュールに出力するセレクタと、を備えることを特徴としている。
【0008】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記画像形成装置は、前記画像処理回路が動作可能な周波数を測定する動作周波数測定部を備え、前記動作周波数測定部は、前記画像処理装置を動作させるための、任意の周波数のクロック信号を生成するクロック生成部と、前記クロック生成部により生成されたクロック信号で前記画像処理回路が正常に動作するか否かを判定するクロック動作判定部と、を備え、前記画像形成装置の通信部は、前記クロック動作判定部による判定結果を前記管理装置に更に送信することを特徴としている。
【0009】
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記画像処理回路は、前記読取部により読み取られた画像から、当該画像の特徴点を検出する特徴点検出部と、前記特徴点検出部により検出された前記画像の特徴点から、当該画像の位置ずれ量を算出する位置ずれ演算部と、前記位置ずれ演算部により算出された位置ずれ量に基づいて、印刷出力対象の画像の位置ずれを補正する処理を行う補正処理部と、を備え、前記印刷出力部は、前記補正処理部により位置ずれが補正された画像を印刷出力することを特徴としている。
【0010】
請求項に記載の発明は、請求項1〜の何れか一項に記載の発明において、前記印刷出力部は、感光体ドラム、レーザ光照射装置、ポリゴンミラーを備え、電子写真方式で印刷出力することを特徴としている。
【0011】
請求項に記載の発明は、請求項1〜の何れか一項に記載の発明において、前記管理装置は、前記画像形成装置で行われた各種の動作試験に関する情報を保持する情報保持部と、前記情報保持部により保持された情報に基づいて、前記画像形成装置に課する管理費用を算出する料金演算部と、を備えることを特徴としている。
【0012】
本発明によれば、管理装置から通信ネットワークを介して画像形成装置内の画像処理回路の動作状態を判定(診断)することが可能になり、画像処理回路の動作試験に係るコストを削減することができる。
【0013】
また、画像処理回路は、演算手順記憶回路に設定された画像処理の演算手順を示す設定値に従って、必要なデータを選択するセレクタを備えることにより、任意の手順での画像処理が可能になり、画像処理回路開発後の仕様変更に容易に対応でき、汎用性を高めることができる。特に、管理装置から通信ネットワークを介して、画像処理回路における画像処理の演算手順、演算パラメータを設定可能にしたことにより、画像形成装置における利便性を向上させることができる。
【0014】
更に、管理装置から通信ネットワークを介して画像処理回路が動作可能な周波数を測定可能にすることにより、画像処理回路の動作状態を判定(診断)することができ、画像形成装置における利便性を更に向上させることができる。
【0015】
また、管理装置から通信ネットワークを介して画像データの位置ずれを補正可能にしたりすることにより、画像形成装置における利便性を更に向上させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
【0017】
図1に、本発明の実施の形態における画像形成装置の管理システム11の構成を示す。以下、簡略化のため、画像形成装置の管理システム11を、単に、管理システム11と称す。
【0018】
管理システム11は、図1に示すように、画像形成装置100と、管理装置200により構成され、画像形成装置100と管理装置200は、通信ネットワークNを介して接続される。なお、図1では、管理装置200と画像形成装置100が1対1で接続されている場合を示しているが、1台の管理装置200に接続される画像形成装置100の台数は特に限定されない。
【0019】
画像形成装置100は、処理情報保持部101、画像メモリ102、画像処理回路103、パターン発生部104、印刷出力部105、読取部106、判定部107、動作周波数測定部108、通信部109により構成される。
【0020】
処理情報保持部101は、管理装置200から指定された画像処理手順等の、画像処理に必要な各種設定値を保存する。画像メモリ102は、管理装置200から送信された期待画像データを保存する。この期待画像データは、画像処理回路103の動作状態を判定する基準となる画像データである。
【0021】
画像処理回路103は、管理装置200からの動作試験指示又は機能変更指示に応じて、試験用の画像(テストパターンの画像)データに対し、所定の画像処理を施す。また、画像処理回路103は、図示しない操作部からの指示により、所定の画像処理を施す。画像処理回路103における機能の具体例については、後に、図3〜図6、図11〜図17を参照して詳細に説明する。
【0022】
パターン発生部104は、管理装置200から通信部109を介して動作試験が指示されると、予め決められたテストパターンの画像データを画像処理回路103に出力する。印刷出力部105は、感光体ドラム、レーザ光照射装置、ポリゴンミラーを備え、画像処理回路103で処理された画像データを、電子写真方式により印刷出力する。
【0023】
読取部106は、光源、CCD(Charged-Coupled Device)、A/Dコンバータ等により構成されるスキャナを備え、原稿台に載置された、原稿(写真プリント、書画、各種の印刷物)に光源からの光を照射し、その反射光をCCDにより電気信号(アナログ信号)に変換し、A/Dコンバータにより、このアナログ信号をデジタル信号に変換することによって、デジタル画像信号を取得する。印刷出力部105と読取部106は、自動搬送機構により接続されており、印刷出力部105で印刷出力された印刷用紙を自動的に読取部106に搬送し、スキャナの原稿台に載置することが可能である。
【0024】
判定部107は、画像メモリ102に保存された期待画像データと、読取部106により読み取られた画像データを比較することにより、画像処理回路103の動作状態(動作の良否)を判定する。
【0025】
動作周波数測定部108は、管理装置200からの指示により、画像処理回路103が動作可能な周波数を測定する。動作周波数測定部108における機能の詳細については、後に、図7〜図10を参照して説明する。通信部109は、通信ネットワークNを介して外部機器(管理装置200)と通信を行うための制御を行う。
【0026】
管理装置200は、制御部201、情報保持部202、料金算出部203、通信部204により構成される。
【0027】
制御部201は、メモリ(図示略)に記憶されている制御処理プログラムに従って、管理装置200を構成する各部の動作を集中制御する。情報保持部202は、画像形成装置100で行われる各種の動作試験及び機能変更に関する情報を保存する。
【0028】
料金算出部203は、情報保持部202に保存された情報に基づいて、画像形成装置100に課する管理費用を算出する。通信部204は、通信ネットワークNを介して外部機器(画像形成装置100)と通信を行うための制御を行う。
【0029】
次に、画像形成装置100における動作を説明する。
図2のフローチャートを参照して、画像形成装置100において実行される動作試験について説明する。
【0030】
管理装置200から、動作試験の開始を示す信号、画像処理手順を示すデータ及び期待画像データが受信されると(ステップS1)、画像処理手順を示すデータは、処理情報保持部101に保存され、期待画像データは、画像メモリ102に保存される。次いで、テストパターンの画像データに対し、処理情報保持部101に保存された画像処理手順に従って画像処理が施される(ステップS2)。
【0031】
次いで、画像処理が施されたテストパターンの画像データが印刷用紙に印刷出力される(ステップS3)。テストパターンの画像が印刷された印刷用紙は、自動搬送機構によって読取部106まで搬送され、読取部106のスキャナの原稿台に載置される。そして、原稿台に載置された印刷用紙上の画像がスキャナにより読み取られる(ステップS4)。
【0032】
次いで、スキャナにより読み取られた画像のデータと、画像メモリ102に保存された期待画像データが比較され、画像処理回路103の動作状態(良否)が判定される(ステップS5)。例えば、ステップS5において、スキャナにより読み取られた画像データの位置ずれが所定以上であれば、画像処理回路103に不具合があると判定される。次いで、ステップS5における判定結果と、動作試験の終了を示す信号が、通信部109により管理装置200に送信され(ステップS6)、本動作試験は終了する。
【0033】
管理装置200では、画像形成装置100から終了信号が受信されると、情報保持部202に、画像形成装置100における動作試験に関する情報が保存される。料金演算部203では、情報保持部202に保存された、画像形成装置100における動作試験情報に基づいて、画像形成装置100に課する料金が算出され、その算出された料金が、予め指定された通信端末に通知される。
【0034】
以上のように、管理装置200から通信ネットワークNを介して画像処理回路103の動作状態を診断(判定)することが可能になり、画像処理回路の動作試験に係るコストを削減することができる。
【0035】
〈画像処理回路の機能変更〉
次に、図1の画像処理回路103の適用例として、遠隔から機能変更が可能な画像処理回路103aについて説明する。
【0036】
まず、画像処理回路103aの構成を説明する。図3に、画像処理回路103aの回路構成を示す。画像処理回路103aは、画像データにフィルタ演算及びガンマ変換を行う回路で、図3に示すように、FF1、セレクタ群SG、演算モジュール群MG、出力保持レジスタ群RG、演算パラメータ記憶回路R1、演算手順記憶回路R2により構成される。演算パラメータ記憶回路R1と、演算手順記憶回路R2により、図1の処理情報保持部101が構成される。
【0037】
セレクタ群SGは、セレクタ2S、セレクタ3S、9個以上のセレクタ10S、11S、…、9組以上のセレクタ20S、21S、…、4組以上のセレクタ30S、31S、32S、40S、…、セレクタ50S、セレクタ60Sにより構成される。演算モジュール群MGは、FIFO2、FIFO3、9個以上の乗算器20m、21m、…、4個以上の加算器30m、31m、32m、40m、…及びLUT50から構成される。出力保持レジスタ群RGは、FF2f、FF3f、9個以上のFF10、FF11、…、9個以上のFF20f、FF21f、…、4個以上のFF30f、FF31f、FF32f、FF40f、…、FF50f、FF60により構成される。
【0038】
セレクタ群SGを構成する各セレクタの入力段は、演算パラメータ記憶回路R1、演算手順記憶回路R2、FF1及び出力保持レジスタ群RG内の各FFの出力段に接続される。
【0039】
セレクタ2Sの出力段は、FIFO2の入力段に接続され、セレクタ3Sの出力段は、FIFO3の入力段に接続される。セレクタ10S、11S、…の出力段は、それぞれ、FF10、FF11、…の入力段に接続される。
【0040】
セレクタ20Sは、セレクタ20Sy、20Sdにより構成され、これらの出力段は、乗算器20mの入力段に接続される。セレクタ21Sは、セレクタ21Sy、21Sdにより構成され、これらの出力段は、乗算器21mの入力段に接続される。セレクタ22Sは、セレクタ22Sy、22Sdにより構成され、これらの出力段は、乗算器22mの入力段に接続される。セレクタ23Sは、セレクタ23Sy、23Sdにより構成され、これらの出力段は、乗算器23mの入力段に接続される。
【0041】
セレクタ24Sは、セレクタ24Sy、24Sdにより構成され、これらの出力段は、乗算器24mの入力段に接続される。セレクタ25Sは、セレクタ25Sy、25Sdにより構成され、これらの出力段は、乗算器25mの入力段に接続される。セレクタ26Sは、セレクタ26Sy、26Sdにより構成され、これらの出力段は、乗算器26mの入力段に接続される。セレクタ27Sは、セレクタ27Sy、27Sdにより構成され、これらの出力段は、乗算器27mの入力段に接続される。セレクタ28Sは、セレクタ28Sy、28Sdにより構成され、これらの出力段は、乗算器28mの入力段に接続される。
【0042】
セレクタ30Sは、セレクタ301S、302S、303Sにより構成され、これらの出力段は、加算器30aの入力段に接続される。セレクタ31Sは、セレクタ311S、312S、313Sにより構成され、これらの出力段は、加算器31aの入力段に接続される。セレクタ32Sは、セレクタ321S、322S、323Sにより構成され、これらの出力段は、加算器32aの入力段に接続される。セレクタ40Sは、セレクタ401S、402S、403Sにより構成され、これらの出力段は、加算器40aの入力段に接続される。
【0043】
セレクタ50Sの出力段は、LUT50の入力段に接続される。セレクタ60Sの出力段は、FF60の入力段に接続される。
【0044】
FIFO2の出力段は、FF2fの入力段に接続され、FIFO3の出力段は、FF3fの入力段に接続される。乗算器20m、21m、…の出力段は、それぞれ、FF20f、FF21f、…の入力段に接続される。加算器30a、31a、32a、40a、…の出力段は、それぞれ、FF30f、FF31f、FF32f、FF40f、…の入力段に接続される。LUT50の出力段は、FF50fの入力段に接続される。
【0045】
なお、以下では、FF1の出力データを*D00、出力保持レジスタ群RGからの各出力データを(*D)、演算パラメータ記憶回路R1の出力を(Y)と表記する。
【0046】
図3において、演算パラメータ記憶回路R1は、管理装置200から入力されたフィルタ演算用のパラメータ(Y)を保持し、セレクタ群SGを構成する各セレクタに出力する。
【0047】
演算手順記憶回路R2は、管理装置200から入力された演算手順を示すデータを保持し、セレクタ群SG内の各セレクタに出力する。この演算手順データは、セレクタ群SGの各セレクタ別に、FF1の出力*D00、フィルタ演算用パラメータ(Y)、出力保持レジスタ群RGの出力(*D)の中から、どの出力を選択するかを設定したデータである。
【0048】
FF1は、並列接続された複数(例えば、8個以上)のフリップフロップにより構成され、各フリップフロップのクロック入力において、基準クロック信号(CLK)を共通に受け、このクロック信号の立ち上がりで、CCDラインセンサ等の光センサで読み込まれた画像データ(I)を取り込む。
【0049】
セレクタ群SGを構成する各セレクタは、演算手順記憶回路R2から出力された演算手順設定データに従って、画像データ*D00、(Y)及び(*D)の中から択一的にデータを選択し、選択したデータを後段の演算モジュール群MGや出力保持レジスタ群RGに出力する。
【0050】
具体的には、セレクタ2Sは、FF1の出力*D00を選択してFIFO2に出力する。セレクタ3Sは、FF2fの出力*D01を選択してFIFO3に出力する。セレクタ10Sは、FF1の出力*D00を選択してFF10に出力する。セレクタ11Sは、FF10の出力*D10を選択してFF11に出力する。セレクタ12Sは、FF11の出力*D11を選択してFF12に出力する。セレクタ13Sは、FF2fの出力*D01を選択してFF13に出力する。セレクタ14Sは、FF13の出力*D13を選択してFF14に出力する。セレクタ15Sは、FF14の出力*D14を選択してFF15に出力する。セレクタ16Sは、FF3fの出力*D02を選択してFF16に出力する。セレクタ17Sは、FF16の出力*D16を選択してFF17に出力する。セレクタ18Sは、FF17の出力*D17を選択してFF18に出力する。
【0051】
セレクタ20Syは、演算パラメータ記憶回路R1の出力(Y)から、パラメータY00を選択して乗算器20mに出力する。セレクタ20Sdは、FF10の出力*D10を選択して乗算器20mに出力する。セレクタ21Syは、上記出力(Y)から、パラメータY01を選択して乗算器21mに出力する。セレクタ21Sdは、FF11の出力*D11を選択して乗算器21mに出力する。セレクタ22Syは、上記出力(Y)から、パラメータY02を選択して乗算器22mに出力する。セレクタ22Sdは、FF12の出力*D12を選択して乗算器22mに出力する。セレクタ23Syは、上記出力(Y)から、パラメータY03を選択して乗算器23mに出力する。セレクタ23Sdは、FF13の出力*D13を選択して乗算器23mに出力する。
【0052】
セレクタ24Syは、演算パラメータ記憶回路R1の出力(Y)から、パラメータY04を選択して乗算器24mに出力する。セレクタ24Sdは、FF14の出力*D14を選択して乗算器24mに出力する。セレクタ25Syは、上記出力(Y)から、パラメータY05を選択して乗算器25mに出力する。セレクタ25Sdは、FF15の出力*D15を選択して乗算器25mに出力する。セレクタ26Syは、上記出力(Y)から、パラメータY06を選択して乗算器26mに出力する。セレクタ26Sdは、FF16の出力*D16を選択して乗算器26mに出力する。セレクタ27Syは、上記出力(Y)から、パラメータY07を選択して乗算器27mに出力する。セレクタ27Sdは、FF17の出力*D17を選択して乗算器27mに出力する。セレクタ28Syは、上記出力(Y)から、パラメータY08を選択して乗算器28mに出力する。セレクタ28Sdは、FF18の出力*D18を選択して乗算器28mに出力する。
【0053】
セレクタ30Sを構成するセレクタ301S、302S、303Sは、それぞれ、FF20fの出力*D20、FF21fの出力*D21、FF22fの出力*D22を選択して加算器30aに出力する。セレクタ31Sを構成するセレクタ311S、312S、313Sは、それぞれ、FF23fの出力*D23、FF24fの出力*D24、FF25fの出力*D25を選択して加算器31aに出力する。セレクタ32Sを構成するセレクタ321S、322S、323Sは、それぞれ、FF26fの出力*D26、FF27fの出力*D27、FF28fの出力*D28を選択して加算器32aに出力する。セレクタ40Sを構成するセレクタ401S、402S、403Sは、それぞれ、FF30fの出力*D30、FF31fの出力*D31、FF32fの出力*D32を選択して加算器40aに出力する。
【0054】
セレクタ50Sは、FF40fの出力*D40を選択してLUT50に出力する。セレクタ60Sは、FF50fの出力*D50を選択してFF60に出力する。
【0055】
演算モジュール群MG内のFIFO2は、セレクタ2Sの出力データ*D00を取り込んで格納し、1ライン分の画像データがたまると、当該画像データを、格納された順番で1画素ずつ、後段のFF2fに出力する。FIFO3は、セレクタ3Sの出力データ*D01を取り込んで格納し、1ライン分の画像データがたまると、当該画像データを、格納された順番で1画素ずつ、後段のFF3fに出力する。
【0056】
乗算器20mは、セレクタ20Syの出力データY00と、セレクタ20Sdの出力データ*D10を乗算し、乗算結果*D10・Y00を後段のFF20fに出力する。乗算器21mは、セレクタ21Syの出力データY01と、セレクタ21Sdの出力データ*D11を乗算し、乗算結果*D11・Y01を後段のFF21fに出力する。乗算器22mは、セレクタ22Syの出力データY02と、セレクタ22Sdの出力データ*D12を乗算し、乗算結果*D12・Y02を後段のFF22fに出力する。乗算器23mは、セレクタ23Syの出力データY03と、セレクタ23Sdの出力データ*D13を乗算し、乗算結果*D13・Y03を後段のFF23fに出力する。乗算器24mは、セレクタ24Syの出力データY04と、セレクタ24Sdの出力データ*D14を乗算し、乗算結果*D14・Y04を後段のFF24fに出力する。乗算器25mは、セレクタ25Syの出力データY05と、セレクタ25Sdの出力データ*D15を乗算し、乗算結果*D15・Y05を後段のFF21fに出力する。乗算器26mは、セレクタ26Syの出力データY06と、セレクタ26Sdの出力データ*D16を乗算し、乗算結果*D16・Y06を後段のFF26fに出力する。乗算器27mは、セレクタ27Syの出力データY07と、セレクタ27Sdの出力データ*D17を乗算し、乗算結果*D17・Y07を後段のFF27fに出力する。乗算器28mは、セレクタ28Syの出力データY08と、セレクタ28Sdの出力データ*D18を乗算し、乗算結果*D18・Y08を後段のFF28fに出力する。
【0057】
加算器30aは、セレクタ301Sの出力*D20、セレクタ302Sの出力*D21、セレクタ303Sの出力*D22を加算し、加算結果*D20+*D21+*D22を後段のFF30fに出力する。加算器31aは、セレクタ311Sの出力*D23、セレクタ312Sの出力*D24、セレクタ313Sの出力*D25を加算し、加算結果*D23+*D24+*D25を後段のFF31fに出力する。加算器32aは、セレクタ321Sの出力*D26、セレクタ322Sの出力*D27、セレクタ323Sの出力*D28を加算し、加算結果*D26+*D27+*D28を後段のFF32fに出力する。加算器40aは、セレクタ401Sの出力*D30、セレクタ402Sの出力*D31、セレクタ403Sの出力*D32を加算し、加算結果*D30+*D31+*D32を後段のFF40fに出力する。
【0058】
LUT50は、RAM(Random Access Memory)に書き込まれた、ガンマ変換のための入出力対応テーブル(ルックアップテーブル)を有し、このルックアップテーブルを用いて、セレクタ50Sから出力された画像データ*D40に対してガンマ変換を施し、後段のFF50fに出力する。このルックアップテーブルは、管理装置200により指示された内容を格納する。
【0059】
出力保持レジスタ群RGを構成する各FFは、FF1と同様に、それぞれ、並列接続された複数のフリップフロップにより構成されており、各フリップフロップは、基準クロック信号(CLK)を共通に受け、このクロック信号の立ち上がりで、前段の演算モジュール群MGやセレクタ群SGからの出力データを取り込む。
【0060】
具体的には、FF2fは、FIFO2の出力データを取り込み、FF3fは、FIFO3の出力データを取り込む。FF10〜FF18は、それぞれ、セレクタ10S〜18Sの出力*D10、*D11、*D12、*D13、*D14、*D15、*D16、*D17、*D18を取り込む。FF20f〜FF28は、それぞれ、乗算器20m〜28mの出力*D20、*D21、*D22、*D23、*D24、*D25、*D26、*D27、*D28を取り込む。FF30f、FF31f、FF32f、FF40fは、それぞれ、加算器30a、31a、32a、40aの出力*D30、*D31、*D32、*D40を取り込む。FF50fは、LUT50の出力データを取り込む。FF60は、セレクタ60sからの出力データを取り込む。
【0061】
次に、画像処理回路103a及び管理装置200の動作を説明する。
まず、画像処理回路103aにおける画像処理に先立って、管理装置200により、ガンマ変換のための設定データ、フィルタ演算用パラメータ及び演算手順データを設定する処理について、図4を参照して説明する。
【0062】
画像処理回路103aのLUT50にガンマ変換のためのデータを設定する際、管理装置200から通信ネットワークNを介して、画像処理回路103aに、ガンマ変換のための設定データ(図4(a))と、当該ガンマ変換データを格納する場所(アドレス)を指定するアドレスデータ(図4(b))と、当該ガンマ変換データの書込みを指示するライト信号(図4(c))と、LUT50に対してのみライト信号の有効性を指定するチップセレクト信号が入力される。このチップセレクト信号に従って、ガンマ変換データはLUT50に入力され、上記ライト信号に従って、RAM内の上記アドレスデータで指定された場所に書き込まれ、ガンマ変換の設定値を示すルックアップテーブルが作成される。
【0063】
演算パラメータ記憶回路R1に、フィルタ演算用パラメータ(Y)(Y00、Y01、…)を設定する際、管理装置200から画像処理回路103aに、設定データとなるフィルタ演算用パラメータ(Y)を示すデータ(図4(a))と、フィルタ演算用パラメータ(Y)を格納する場所(アドレス)を指定するアドレスデータ(図4(b))と、パラメータ(Y)の書込みを指示するライト信号(図4(c))と、演算パラメータ記憶回路R1に対してのみライト信号の有効性を指定するチップセレクト信号が入力される。このチップセレクト信号に従って、フィルタ演算用パラメータ(Y)は、演算パラメータ記憶回路R1に入力され、上記ライト信号に従って、演算パラメータ記憶回路R1内の上記アドレスデータで指定された場所に書き込まれる。
【0064】
演算手順記憶回路R2に演算手順データを設定する際、管理装置200から画像処理回路103aに、当該演算手順を示す設定データ(図4(a))と、当該演算手順データを格納する場所(アドレス)を指定するアドレスデータ(図4(b))と、当該演算手順データの書込みを指示するライト信号(図4(c))と、演算手順記憶回路R2に対してのみライト信号の有効性を指定するチップセレクト信号が入力される。このチップセレクト信号に従って、上記演算手順データは、演算手順記憶回路R2に入力され、上記ライト信号に従って、演算手順記憶回路R2内の上記アドレスデータで指定された場所に書き込まれる。
【0065】
演算手順及び演算パラメータの設定作業が終了すると、管理装置200に設定作業の終了を通知するための終了信号が通信部109から出力される。管理装置200では、画像形成装置100から終了信号を受信すると、情報保持部202に、画像形成装置100における機能変更に関する情報が保存される。料金演算部203では、情報保持部202に保存された、画像形成装置100の機能変更情報に基づいて、画像形成装置100に課する料金が算出され、その算出された料金が、予め指定された通信端末に通知される。なお、上述では、演算手順及び演算パラメータの設定作業が終了したときに、管理装置200に終了信号を送信するようにしたが、新たに設定された演算手順及び演算パラメータに従って、実際に画像処理が行われた後に終了信号を送信するようにしてもよい。
【0066】
次に、図5及び図6を参照し、上述のガンマ変換のための設定データ、フィルタ演算用パラメータ、演算手順データの設定後に、画像処理回路103aにおいて実行される画像処理(フィルタ演算及びガンマ変換)について説明する。
【0067】
なお、図5は、CCDラインセンサ等の光センサにより読み込まれた画像データを表しており、g11、g12、g13は、1ライン目に含まれる画像データ、g21、g22、g23は、2ライン目に含まれる画像データ、g31、g32、g33は、3ライン目に含まれる画像データを表し、g11〜g33の各々は、1画素の画像データを示し、g11〜g33全体で9画素の画像データを示している。
【0068】
以下では、着目画素をg22とし、g22に近接する画素を合わせた9画素分(副走査方向の3画素×主走査方向の3画素)の画像データg11〜g33を見て、着目画素g22に対する画像処理(3×3のフィルタ演算及びガンマ変換)を行う際の動作を説明する。
【0069】
1ライン目、2ライン目の画像データに続き、3ライン目の画像データの入力が開始され、画像データg31、g32に続き、g33が入力されたとする。この画像データg33は、まず、FF1に取り込まれる。FF1から出力されたg33は、セレクタ2S及び10Sにより選択され、それぞれ、後段のFIFO2、FF10に取り込まれる。
【0070】
FF10にg33が取り込まれたと同時に、FF11には、1画素前のg32、FF12には、2画素前のg31が取り込まれる。また、同時に、FF13、FF14、FF15には、それぞれ、2ライン目のg23、g22、g21が取り込まれ、FF16、FF17、FF18には、それぞれ、1ライン目のg13、g12、g11が取り込まれる。
【0071】
FF10から出力されるg33は、演算手順記憶回路R2に格納された設定データに従って、セレクタ20Sdに選択され、乗算器20mに入力される。このとき、セレクタ20Syにおいて、フィルタ演算パラメータY00が選択され、Y00は乗算器20mに入力される。
【0072】
このとき、FF11から出力されるg32は、演算手順記憶回路R2に格納された設定データに従って、セレクタ21Sdに選択され、乗算器21mに入力される。このとき、セレクタ21Syにおいて、フィルタ演算パラメータY01が選択され、Y01は乗算器21mに入力される。
【0073】
また、FF12から出力されるg31は、演算手順記憶回路R2に格納された設定データに従って、セレクタ22Sdに選択され、乗算器22mに入力される。このとき、セレクタ22Syにおいて、フィルタ演算パラメータY02が選択され、Y02は乗算器22mに入力される。
【0074】
また、FF13から出力されるg23は、演算手順記憶回路R2に格納された設定データに従って、セレクタ23Sdに選択され、乗算器23mに入力される。このとき、セレクタ23Syにおいて、フィルタ演算パラメータY03が選択され、Y03は乗算器23mに入力される。
【0075】
また、FF14から出力されるg22は、演算手順記憶回路R2に格納された設定データに従って、セレクタ24Sdに選択され、乗算器24mに入力される。このとき、セレクタ24Syにおいて、フィルタ演算パラメータY04が選択され、Y04は乗算器24mに入力される。
【0076】
また、FF15から出力されるg21は、演算手順記憶回路R2に格納された設定データに従って、セレクタ25Sdに選択され、乗算器25mに入力される。このとき、セレクタ25Syにおいて、フィルタ演算パラメータY05が選択され、Y05は乗算器25mに入力される。
【0077】
また、FF16から出力されるg13は、演算手順記憶回路R2に格納された設定データに従って、セレクタ26Sdに選択され、乗算器26mに入力される。このとき、セレクタ26Syにおいて、フィルタ演算パラメータY06が選択され、Y06は乗算器26mに入力される。
【0078】
また、FF17から出力されるg12は、演算手順記憶回路R2に格納された設定データに従って、セレクタ27Sdに選択され、乗算器27mに入力される。このとき、セレクタ27Syにおいて、フィルタ演算パラメータY07が選択され、Y07は乗算器27mに入力される。
【0079】
次いで、乗算器20mでは、セレクタ20Sdから出力されたg33に、セレクタ20Syから出力されたフィルタ演算パラメータY00が乗算され、乗算結果g33・Y00は、後段のFF20fに取り込まれる。
【0080】
このとき、乗算器21mでは、セレクタ21Sdから出力されたg32に、セレクタ21Syから出力されたフィルタ演算パラメータY01が乗算され、乗算結果g32・Y01は、後段のFF21fに取り込まれる。
【0081】
また、このとき、乗算器22mでは、セレクタ22Sdから出力されたg31に、セレクタ22Syから出力されたフィルタ演算パラメータY02が乗算され、乗算結果g31・Y02は、後段のFF22fに取り込まれる。
【0082】
また、このとき、乗算器23mでは、セレクタ23Sdから出力されたg23に、セレクタ23Syから出力されたフィルタ演算パラメータY03が乗算され、乗算結果g23・Y03は、後段のFF23fに取り込まれる。
【0083】
また、このとき、乗算器24mでは、セレクタ24Sdから出力されたg22に、セレクタ24Syから出力されたフィルタ演算パラメータY04が乗算され、乗算結果g22・Y04は、後段のFF24fに取り込まれる。
【0084】
また、このとき、乗算器25mでは、セレクタ25Sdから出力されたg21に、セレクタ25Syから出力されたフィルタ演算パラメータY05が乗算され、乗算結果g21・Y05は、後段のFF25fに取り込まれる。
【0085】
また、このとき、乗算器26mでは、セレクタ26Sdから出力されたg13に、セレクタ26Syから出力されたフィルタ演算パラメータY06が乗算され、乗算結果g13・Y06は、後段のFF26fに取り込まれる。
【0086】
また、このとき、乗算器27mでは、セレクタ27Sから出力されたg12に、セレクタ27Syから出力されたフィルタ演算パラメータY07が乗算され、乗算結果g12・Y07は、後段のFF27fに取り込まれる。
【0087】
また、このとき、乗算器28mでは、セレクタ28Sから出力されたg11に、セレクタ28Syから出力されたフィルタ演算パラメータY08が乗算され、乗算結果g11・Y08は、後段のFF28fに取り込まれる。
【0088】
次いで、FF20fの出力g33・Y00は、セレクタ301Sに選択され、後段の加算器30aに出力される。このとき、FF21fの出力g32・Y01は、セレクタ302Sに選択され、後段の加算器30aに出力される。また、このとき、FF22fの出力g31・Y02は、セレクタ303Sに選択され、後段の加算器30aに出力される。
【0089】
また、このとき、FF23fの出力g23・Y03は、セレクタ311Sに選択され、後段の加算器31aに出力される。また、このとき、FF24fの出力g22・Y04は、セレクタ312Sに選択され、後段の加算器31aに出力される。また、このとき、FF25fの出力g21・Y05は、セレクタ313sに選択され、後段の加算器31aに出力される。
【0090】
また、このとき、FF26fの出力g13・Y06は、セレクタ321Sに選択され、後段の加算器32aに出力される。また、このとき、FF27fの出力g12・Y07は、セレクタ322Sに選択され、後段の加算器32aに出力される。また、このとき、FF28fの出力g11・Y08は、セレクタ323Sに選択され、後段の加算器32aに出力される。
【0091】
加算器30aでは、セレクタ301Sの出力g33・Y00、セレクタ302Sの出力g32・Y01及びセレクタ303Sの出力g31・Y02が加算され、加算結果(g33・Y00+g32・Y01+g31・Y02)は、後段のFF30fに出力される。
【0092】
このとき、加算器31aでは、セレクタ311Sの出力g23・Y03、セレクタ312Sの出力g22・Y04及びセレクタ313Sの出力g21・Y05が加算され、加算結果(g23・Y03+g22・Y04+g21・Y05)は、後段のFF31fに出力される。
【0093】
また、このとき、加算器32aでは、セレクタ321Sの出力g13・Y06、セレクタ322Sの出力g12・Y07及びセレクタ323Sの出力g11・Y08が加算され、加算結果(g13・Y06+g12・Y07+g11・Y08)は、後段のFF32fに出力される。
【0094】
FF30fの出力(g33・Y00+g32・Y01+g31・Y02)は、セレクタ401Sに選択され、後段の加算器40aに出力される。このとき、FF31fの出力(g23・Y03+g22・Y04+g21・Y05)は、セレクタ402Sに選択され、後段の加算器40aに出力される。また、このとき、FF32fの出力(g13・Y06+g12・Y07+g11・Y08)は、セレクタ403Sに選択され、後段の加算器40aに出力される。
【0095】
加算器40aでは、セレクタ401Sの出力(g33・Y00+g32・Y01+g31・Y02)、セレクタ402Sの出力(g23・Y03+g22・Y04+g21・Y05)及びセレクタ403Sの出力(g13・Y06+g12・Y07+g11・Y08)が加算され、後段のFF40fに出力される。
【0096】
FF40fの出力データ(g33・Y00+g32・Y01+g31・Y02+g23・Y03+g22・Y04+g21・Y05+g13・Y06+g12・Y07+g11・Y08)は、LUT50に出力され、LUT50において、この画像データに対するガンマ変換が行われる。ガンマ変換が施された画像データは、後段のFF50fに取り込まれる。
【0097】
FF50fの出力*D50は、セレクタ60Sに選択され、後段のFF60に取り込まれる。FF60から出力される画像データ(O)が、着目画素g22に対するフィルタ演算及びガンマ変換が行われた画像データとなる。
【0098】
図6は、画像処理回路103aに、1画素の画像データ(I)(図の斜線部分)が入力された後の、各FFの出力(FF1の出力*D00、FF10の出力*D10、FF20fの出力*D20、FF30fの出力*D30、FF40fの出力*D40、FF50の出力*D50、FF60の出力(O))を示すタイムチャートである。
【0099】
画像データ(I)は、各FFにおいてクロック信号の立ち上がりで取り込まれ、セレクタ群SGの各セレクタを介して、順次、後段のFFに移動される。図6に示したタイミングチャートによると、FF1による画像データ(I)の取り込みから、FF60の出力までに6クロック(クロック信号の6周期)を要することがわかる。即ち、1画素分の画像処理に6クロックを要している。
【0100】
図5に示した画像データの例では、3ライン目の画像データg33が入力されてから、6クロックを要して、9画素の画像データの中心に位置する着目画素g22に対する画像処理(フィルタ演算、ガンマ変換)が行われることになる。なお、画像処理回路103aに、基準クロック信号の周波数を逓倍する逓倍回路を挿入し、この逓倍回路を、画像処理回路103a内の各FFのクロック入力に接続させると、画像処理時間が短縮される。例えば、基準クロック信号の周波数を2倍にした場合、FF1による画像データ(I)の取り込みからFF60の出力までに要する時間が3クロックに短縮される。
【0101】
以上のように、画像処理回路103aによれば、乗算器や加算器等の演算器、FIFO、LUT等の記憶回路を、並列に並べ、これらの回路の前段にセレクタを設けて、各セレクタは、管理装置200の指示によって設定された演算手順設定データに従って、適切なデータを選択できるようにしたことにより、任意の手順での画像処理が可能になり、開発後の仕様変更に容易に対応でき、ソフト処理並みに汎用的な画像処理回路が実現できる。
【0102】
特に、演算器の数や種類を可能な限り多くすると、画像処理回路103aの汎用性を高めることができる。例えば、図3の画像処理回路103aにおいて、FIFOを4個以上、乗算器を16個以上、加算器を4(3+1)個以上搭載すると、4×4のフィルタ演算を行うことができる。また、ビット幅の広い演算器を搭載すると、画像処理回路の汎用性を更に高めることができる。また、画像処理回路103aに、クロック信号の周波数を逓倍する逓倍回路を挿入すると、画像処理の高速化を図ることができる。
【0103】
〈動作周波数測定試験〉
次に、遠隔から、画像処理回路103が動作する周波数を測定する試験が可能な動作周波数測定部108について説明する。
【0104】
まず、動作周波数測定部108の構成を説明する。
図7に、動作周波数測定部108の回路構成を示すブロック図を示す。動作周波数測定部108は、被検査回路103、テストデータ生成部301、クロック動作判定部302、CPU303、クロック生成部400から構成される。
【0105】
被検査回路103は、動作可能な周波数の測定がなされる被検査回路であり、本実施の形態では、図1の画像処理回路が適用されるものとし、同一の符号を付している。以下では、被検査回路103を画像処理回路103と称す。
【0106】
テストデータ生成部301は、画像処理回路103に供給する入力テストデータ(図7▲8▼)を生成する。また、テストデータ生成部301は、管理装置200から通信ネットワークNを介して入力された期待値テストデータを出力(生成)する。期待値テストデータとは、画像処理回路103に入力テストデータを供給した際の正常時に期待されるデータを意味する。なお、図7では、テストデータ生成部301が、入力テストデータと期待値テストデータの両方を生成するが、それぞれのテストデータを別個の回路で生成するようにしてもよい。
【0107】
クロック動作判定部302は、画像処理回路100が入力テストデータを受けて出力する出力テストデータ(図7▲9▼)と、期待値テストデータ(図7▲7▼)とを比較することにより、画像処理回路103が正常に動作するか否かを判定する。
【0108】
CPU303は、動作周波数測定部108の各部の動作を集中制御する。このCPU303は、画像処理回路108に供給するクロック信号の周波数を設定する。
【0109】
クロック生成部400は、基準クロック発生部410、ディレイチェーン部420、遅延検出部430、切替制御部440、セレクト部450により構成される。
【0110】
基準クロック発生部410は、基準となるクロック信号(基準クロック信号)を生成する。ディレイチェーン部420は、基準クロック発生部410から入力される基準クロック信号を遅延させて位相が少しずつ異なる複数の遅延クロック信号(複数のクロック信号:図7▲1▼)を生成する。
【0111】
ここで、ディレイチェーン部420は、位相が少しずつ異なる遅延クロックについて、基準クロック信号の2周期分にわたって生成できる段数になるようにチェーン状に多数のディレイ素子が多段接続されていることが好ましい。なお、ここではディレイ素子を用いて遅延クロック信号を生成するようにしているが、ディレイ素子を用いずに位相の異なる複数のクロックを生成するクロック生成部を設けるようにしてもよい。
【0112】
遅延検出部430は、ディレイチェーン部420から入力される各遅延クロック信号(図7▲1▼)から、基準クロック信号に同期している遅延クロック信号の段数(同期ポイント)を検出し、検出した段数を、クロック信号の遅延情報として出力する。この遅延情報を位相差状態と呼ぶこともでき、この遅延情報(位相差状態)は、後述する同期ポイント情報や位相差そのものの状態(位相差状態)を含む。
【0113】
ここで、遅延検出部430には、基準クロック発生部410から出力された基準クロック信号と、ディレイチェーン部420から出力された複数の遅延クロック信号が入力されており、複数の遅延クロック信号の中から、1番目に基準クロック信号に同期している第1同期ポイント情報V1stと、2番目に基準クロック信号に同期している第2同期ポイント情報V2ndと、それらの間の遅延段数Vprdを出力することが好ましい。
【0114】
図8に、基準クロック信号(図8(a))と、ディレイチェーン部420から出力される各遅延クロック信号(DL1、DL2、…)のうちのDL19〜DL51(図8(b)〜(n))を示す。図8に示した遅延クロック信号では、第1同期ポイント情報V1st=20で、第2同期ポイント情報V2nd=50であることから、遅延段数Vprdは、50−20=30となっている。
【0115】
上述のように、基準クロック信号に同期する遅延クロック信号の段数を検出するためには、ディレイチェーン部420の隣接する出力同士を入力とするフリップフロップを設け、隣接する入力の論理が反転する箇所を検出するようにすればよい。すなわち、ディレイチェーン部420の各出力段に、フリップフロップの入力段を接続し、ディレイチェーン部420からの遅延クロック信号の出力のうち、互いに隣り合う出力の論理が相異なる箇所を1カ所以上を検出する回路を設け、全てのフリップフロップには、同一のクロック信号または同一の任意の信号を入力し、論理が相異なる箇所の値(遅延段数)を遅延情報として用いればよい。
【0116】
切替制御部440は、CPU303により設定された周波数データ(図7▲3▼)と、基準クロック発生部410から入力された基準クロック信号と、遅延検出部430から入力された同期ポイント情報(図7▲2▼)に基づいて、ディレイチェーン部420から出力された各遅延クロック信号の中から、CPU303により設定された周波数のクロックパルスを生成するためにどの位相のクロック信号を選択すべきかを示すセレクト段数情報(図7▲4▼)を出力する。
【0117】
セレクト部450は、切替制御部440から入力されたセレクト段数情報(図7▲4▼)に従って、ディレイチェーン部420から出力された各遅延クロック信号の中からクロック信号を選択して、CPU303により設定された周波数のクロックパルス(図7▲5▼)を生成する。
【0118】
図9に、セレクト部450の構成を示す。セレクト部450は、図9に示すように、セレクタ341、452、組み合わせ回路453により構成される。セレクタ451は、ディレイチェーン部420から出力された各遅延クロック信号の中から、セレクト段数情報で指定された立ち上がりタイミングのクロック信号を選択する。セレクタ452は、ディレイチェーン部420から出力された各遅延クロック信号の中から、セレクト段数情報で指定された立ち下がりタイミングのクロック信号を選択する。組み合わせ回路453は、論路回路(AND,OR,NAND,NOR,ExOR,ExNORなど)で構成され、セレクタ451及び452で選択されたクロック信号から、CPU303により設定された周波数のクロックパルス(図7▲5▼)を生成する。
【0119】
クロック生成部400は、CPU303からの指示を受けて、出力するクロックパルスの立ち上がりと立ち下がりとをデジタル的に決定(選択)しているため、瞬時に周波数やタイミングを変更することが可能である。また、ディレイチェーン部420を構成する素子によって遅延時間が変動したとしても、遅延検出部430でその変動が検出されるため、最終的に生成されるクロックパルスに影響を与えることはなく、安定したタイミングと周波数のクロックパルスを得ることができている。すなわち、従来のPLL回路による周波数の変更のようなセットアップタイムが必要になるといった問題は生じることがなく、リアルタイムで演算して瞬時に所望のクロックパルスを得ることが可能になっている。
【0120】
また、クロック発生部400では、複数の遅延クロック信号を用いて、画像処理回路103に供給するクロックパルスの立ち上がりと立ち下がりとを決定しているため、一般的なデジタル回路の逓倍や分周などと異なり、画像処理回路103に供給するクロックパルスの周波数は、基準クロック信号の周波数の整数倍等に限定されない。従って、任意の周波数のクロックパルスを生成することが可能である。
【0121】
次に、動作周波数測定部108の動作を説明する。図10は、動作周波数測定部108の動作を示すタイムチャートである。基準クロック発生部410から出力される基準クロック信号の周波数が100MHzであるとする(図10(a))。また、画像処理回路103を動作させるために必要な各種パラメータは、テスト前に予め設定されているものとする。
【0122】
管理装置200から、期待値テストデータと、動作周波数のテスト開始を指示する開始信号が入力されると、開始信号がHレベルになるタイミングで動作周波数測定が開始される(図10(b))。図10では、周波数50MHz、100MHz、150MHz、の順番で動作周波数のテストが行われるものとする。
【0123】
まず、1番目のテスト期間では、基準クロック信号が2分周された50MHzのクロックパルスが供給されている画像処理回路10の入力端子に、入力テストデータ(図7▲8▼)が供給されると、画像処理回路103の出力端子から出力テストデータ(図7▲9▼)が出力される。次いで、クロック動作判定部302において、この出力テストデータと、テストデータ生成部301により生成された期待値テストデータ(図7▲7▼)とを、クロック動作判定部302が比較される。図10では、クロックパルス50MHzにおける出力テストデータ(図10(h))と期待値テストデータ(図10(g))が一致しているため、クロック動作判定部302における判定は、「OK」(正常動作)となる(図10(i))。
【0124】
2番目のテスト期間では、100MHzのクロックパルスが供給されている画像処理回路103の入力端子に、入力テストデータが供給されると、画像処理回路103の出力端子から出力テストデータが出力される。次いで、クロック動作判定部302において、この出力テストデータと、テストデータ生成部301により生成された期待値テストデータが比較される。図10では、クロックパルス100MHzにおける出力テストデータ(図10(h))と期待値テストデータ(図10(g))とは大部分一致しているが、一部で不一致が発生しているため、クロック動作判定部302における判定は、「NG」となる(図10(i))。NGと判定された場合、テストモードを終了するようにしてもよい。
【0125】
動作周波数のテストが終了すると、通信部109から、テストの終了を管理装置200に通知するための終了信号と、最大動作周波数を示す信号が出力される。最大周波数とは、クロック動作判定部302における判定結果のうち、判定が「OK」であった最大の周波数を示す。
【0126】
管理装置200では、画像形成装置100からテスト終了信号が受信されると、情報保持部202に、画像形成装置100における動作周波数測定に関する動作試験情報が保存される。料金演算部203では、情報保持部202に保存された、画像形成装置100における動作試験情報に基づいて、画像形成装置100に課する料金が算出され、その算出された料金が、予め指定された通信端末に通知される。
【0127】
以上のように、動作周波数測定部108によれば、管理装置200から通信ネットワークNを介して、画像処理回路103が動作可能な周波数を測定可能にしたことにより、画像形成装置100におけるにおける利便性を向上させることができる。
【0128】
なお、図10では、説明を簡略化するために、基準クロック信号の周波数が100MHzの場合に、クロックパルスを50MHz,100MHz,150MHzで測定する場合を示したが、基準クロック信号の周波数及び測定周波数は特に限定されない。クロック生成部400では自由にクロックパルスの周波数を選択することができるため、1MHz単位等の細かなステップで徐々に周波数を上げていくことにより、画像処理回路103の最大動作周波数を厳密に求めることが可能である。すなわち、実際の装置での実装状態で、動作周波数を自在に変更しつつ、動作周波数の上限(最大動作周波数)を求めることができる。更に、製造ばらつきなどのために設けておいたマージン分を排除して、動作周波数を向上させることも可能になる。
【0129】
また、画像処理回路103を、EMIの最も少ない周波数で動作させるように設定することも可能になる。また、本実施の形態では、簡単な構成で済ませることができ、従来のような高価なテスタを用いる必要がなくなる。また、被検査回路に、高価なプロセス技術を用いずに、安価なC−MOSプロセスのデジタル回路を用いることが可能になる。
【0130】
〈画像の位置ずれ補正試験〉
次に、図1の画像処理回路103の適用例として、遠隔からの画像の位置ずれ補正が可能な画像処理回路103bについて説明する。
【0131】
まず、画像処理回路103bの構成を説明する。画像処理回路103bは、スキャナ106及び印刷出力部105に接続されるとともに、通信部109を介して管理装置200に接続されている。この画像処理回路103bは、図11に示すように、クロック発生部510、カウンタ部520、画像メモリ530、ずれ補正部540、パルス発生部550から構成される。
【0132】
クロック発生部510は、基準クロックCLKを発生する基準クロック発生部511を備える。カウンタ部520は、印刷出力部における画像形成のレーザビームが操作している位置を、主走査カウンタ521と副走査カウンタ522でカウントする。画像メモリ530は、スキャナ106で読み取られた画像データ、各画素(各着目点)におけるずれ量のデータ等を一時的に保存する。
【0133】
ずれ補正部540は、パターン発生部541、特徴点検出部542、位置ずれ演算部547、補正処理部545、セレクタ546を備える。
【0134】
パターン発生部541は、通信部から、テスト開始を指示する開始信号が入力されると、印刷用紙の所定の位置に特徴点を有するテストパターンを形成するためのパターンデータを発生させる。特徴点検出部542は、テストパターンが印刷された印刷用紙をスキャナで読み取って得られた画像データから、テストパターンの位置(特徴点)を検出する。
【0135】
位置ずれ演算部547は、特徴点ずれ演算部543及び着目点ずれ演算部544から構成される。特徴点ずれ演算部543は、特徴点検出部542により検出された特徴点における本来出力すべき位置とのずれを検出する。着目点ずれ演算部544は、特徴点ずれ演算部543により検出された特徴点のずれから、各画素(各着目点)でのずれ量を算出する。
【0136】
補正処理部545は、着目点ずれ演算部544により算出された各画素でのずれ量に基づいて、各画素での位置ずれを補正し、補正済みの画像データを生成する。セレクタ546は、パターン発生部541において発生したテストパターンのデータと、補正処理部545において生成された画像データかの何れかを選択的に通過させる。
【0137】
パルス発生部550は、パターン発生部541において発生したテストパターンのデータ又は補正処理部545において生成された画像データに基づいて、印刷出力部105における画像形成のためのPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成する。
【0138】
次に、図11の画像処理回路103bにおける動作を説明する。図12のフローチャートを参照して、画像処理回路103bにおいて実行される位置ずれ補正・出力処理について説明する。
【0139】
管理装置200から通信ネットワークNを介して画像処理回路103bに、テスト開始を指示する開始信号が入力されると(ステップS11)、まず、パターン発生部541において、所定のテストパターンを印刷用紙上に出力するためのパターンデータが発生する。このパターンデータは、セレクタ546を通過し、パルス発生部550において、パターン発生部541で発生したパターンデータに応じたPWM信号が生成される。印刷出力部では、パルス発生部550で生成されたPWM信号に基づいて、印刷用紙上にテストパターンの画像が印刷出力される(ステップS12)。
【0140】
このテストパターンの画像が印刷された印刷用紙の一例を図13に示す。図13において、印刷用紙の左上、中央上、右上、左下、中央下、右下の6箇所に、逆L字型のテストパターンが印刷されている。印刷用紙に印刷されるテストパターンの個数は特に限定されないが、少なくとも、印刷用紙の四隅付近を含むことが望ましい。図14に、図13に示したテストパターンの拡大図を示す。ここでは、逆L字型の内側の角を特徴点として定めている。なお、モノクロ画像形成の場合、テストパターンは、図13のように配置されるが、カラー画像形成の場合は、形成色(例えば、YMCK)のテストパターンを図15のように配置すればよい。
【0141】
次いで、テストパターンが形成された印刷用紙は、スキャナまで自動搬送されて、スキャナの原稿台に載置され、印刷用紙上のテストパターンの画像が、スキャナにより読み取られる(ステップS13)。次いで、特徴点検出部542において、スキャナにより読み取られた画像データから、テストパターンの特徴点が抽出される(ステップS14)。
【0142】
なお、ステップS14において、テストパターンの特徴点を抽出するためには、例えば、図14(b)に示すような、9画素(副走査方向3画素×主走査方向3画素)の画像データを順次パターンマッチングすればよい。なお、パターンマッチングの対象となる画像データの画素数を大きくすれば、特徴点を抽出する精度が高まる。
【0143】
テストパターンの特徴点が抽出されると、画像形成時のひずみ等がない場合に特徴点が本来あるべき位置と、特徴点が実際に抽出された位置とのずれ量が、主走査方向と副走査方向の各々について算出され(ステップS15)、算出された位置ずれ量が、画像メモリ530に保存される。
【0144】
ステップS15においては、テストパターンの全ての特徴点について、位置ずれ量を算出する必要がある。これは、印刷用紙上のテストパターンをスキャナで読み取る際に、図16に示すように、画像全体がずれたり、傾いたりすることがあることによる。以下、各特徴点における位置ずれ量の算出方法について説明する。
【0145】
(ΔX(c、i、j)、ΔY(c、i、j))=[スキャナで読み取られた特徴点(色c、位置(i、j))の座標]−[本来位置すべき特徴点(色c、位置(i、j))の座標]と定義する。ここで、c=Y(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)、K(黒)、i=0〜m、j=0〜mである。
【0146】
本実施の形態における画像形成装置100のように、レーザ方式の画像形成装置の場合、色の違いによって副走査方向の伸縮の差は生じないと考えられるため、この特性を利用する。位置ずれ補正に用いる2つの特徴点を、(K、0、0)と、(K、0、n)とすると、各特徴点(c、i、j)において、主走査方向では、ΔX(c、i、j)からΔX(K、0、0)+(i/m)×{ΔX(K、0、n)−ΔX(K、0、0)}を差し引き、副走査方向では、ΔY(c、i、j)からΔY(K、0、0)+(j/m)×{ΔY(K、0、n)−ΔY(K、0、0)}を差し引く必要がある。
【0147】
従って、実際に画像出力する際に、各特徴点(c、i、j)における主走査方向の位置ずれ量δX(c、i、j)と、副走査方向における位置ずれ量δY(c、i、j)は、それぞれ、下記の式(1)、式(2)のようになる。
δX(c、i、j)=ΔX(c、i、j)−ΔX(K、0、0)+(i/m)×{ΔX(K、0、n)−ΔX(K、0、0)} (1)、
δY(c、i、j)=ΔY(c、i、j)−ΔY(K、0、0)+(j/m)×{ΔY(K、0、n)−ΔY(K、0、0)} (2)
【0148】
各特徴点における位置ずれ量が算出されると、着目点ずれ演算部544において、これら各特徴点における位置ずれ量から、各画素を着目点として、各着目点における位置ずれ量が算出され(ステップS16)、画像メモリ530に保存される。以下、図17を参照して、各画素における位置ずれ量の算出方法について説明する。
【0149】
図17において、着目点▲5▼の画素の位置ずれ量は、その画素の周辺に位置するテストパターンの特徴点▲1▼、▲2▼、▲3▼、▲4▼の位置ずれ量に基づいて算出することができる。なお、必ずしも着目点の周囲に特徴点が存在するとは限らないが、複数の特徴点が、片側に偏在していても、位置ずれ量を類推して算出することは可能である。
【0150】
着目点▲5▼の座標を(x、y)、色をcとし、特徴点▲1▼〜▲4▼の座標を下記のように定義する。
特徴点▲1▼の座標=(X(c、i、j)、Y(c、i、j))
特徴点▲2▼の座標=(X(c、i+1、j)、Y(c、i+1、j))
特徴点▲3▼の座標=(X(c、i、j+1)、Y(c、i、j+1))
特徴点▲4▼の座標=(X(c、i+1、j+1)、Y(c、i+1、j+1))
【0151】
この場合、着目点▲5▼における位置ずれ量δx、δyは、以下のような補間演算により求めることができる。
δx=δX(c、i、j)+{x−X(c、i、j)}×{δX(c、i+1、j)−δX(c、i、j)}/{X(c、i+1、j)−X(c、i、j)}
δy=δY(c、i、j)+{y−Y(c、i、j)}×{δY(c、i、j+1)−δY(c、i、j)}/{Y(c、i、j+1)−Y(c、i、j)}
なお、テストパターンの特徴点の位置ずれ量を用いた各着目点における位置ずれ量の算出方法は、ここで示した方法に限定されない。
【0152】
各着目点における位置ずれ量に基づいて実際に画像形成を行う場合(ステップS17;YES)、画像メモリ530に保存された画像形成対象の画像データに対し、ステップS16において算出された位置ずれ量に基づいて位置ずれ補正が施され(ステップS18)、補正済みの画像データが生成される。
【0153】
次いで、位置ずれ補正が施された画像データに基づいて、画像形成のためのPWM信号が生成され、そのPWM信号に基づいて印刷出力が行われる(ステップS19)。印刷出力が終了すると、通信部109から、テストの終了を管理装置200に通知するための終了信号が出力され(ステップS20)、本位置ずれ補正・出力処理が終了する。
【0154】
管理装置200では、画像形成装置100からテスト終了信号が受信されると、情報保持部202に、画像形成装置100における位置ずれ補正の動作試験に関する情報が保存される。料金演算部203では、情報保持部202に保存された、画像形成装置100における動作試験情報に基づいて、画像形成装置100に課する料金が算出され、その算出された料金が、予め指定された通信端末に通知される。
【0155】
なお、図12で示す処理を、画像形成に用いる各色(例えば、YMCKの4色)の各々で実行するようにすると、各色の画像が本来の位置に形成されるため、色ずれも解消される。
【0156】
以上のように、画像処理回路103bによれば、管理装置200から通信ネットワークNを介して、画像データの位置ずれを補正可能にしたことにより、画像形成装置100における利便性を向上させることができる。
【0157】
なお、本実施の形態における記述内容は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0158】
【発明の効果】
本発明によれば、管理装置から通信ネットワークを介して画像形成装置内の画像処理回路の動作状態を判定(診断)することが可能になり、画像処理回路の動作試験に係るコストを削減することができる。
【0159】
また、画像処理回路は、演算手順記憶回路に設定された画像処理の演算手順を示す設定値に従って、必要なデータを選択するセレクタを備えることにより、任意の手順での画像処理が可能になり、画像処理回路開発後の仕様変更に容易に対応でき、汎用性を高めることができる。特に、管理装置から通信ネットワークを介して、画像処理回路における画像処理の演算手順、演算パラメータを設定可能にしたことにより、画像形成装置における利便性を向上させることができる。
【0160】
更に、管理装置から通信ネットワークを介して画像処理回路が動作可能な周波数を測定可能にすることにより、画像処理回路の動作状態を判定(診断)することができ、画像形成装置における利便性を更に向上させることができる。
【0161】
また、管理装置から通信ネットワークを介して画像データの位置ずれを補正可能にしたりすることにより、画像形成装置における利便性を更に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における画像形成装置の管理システム11の構成を示すブロック図。
【図2】画像形成装置100において実行される動作試験を示すフローチャート。
【図3】機能変更が可能な画像処理回路103aの回路構成を示すブロック図。
【図4】画像処理前の各種データ設定の際のタイミングチャート。
【図5】9画素の画像データを示す図。
【図6】画像処理回路103aの各FFからの出力を示すタイミングチャート。
【図7】図1の動作周波数測定部108の回路構成を示すブロック図。
【図8】ディレイチェーン部420から出力される遅延クロック信号を示すタイミングチャート。
【図9】図7のセレクト部450の構成を示すブロック図。
【図10】動作周波数測定部108の動作を示すタイミングチャート。
【図11】画像の位置ずれ補正が可能な画像処理回路103bの回路構成を示すブロック図。
【図12】画像処理回路103bにおいて実行される位置ずれ補正・出力処理を示すフローチャート。
【図13】印刷用紙に印刷されたテストパターンの一例を示す図。
【図14】図13のテストパターンの拡大図。
【図15】印刷用紙に印刷されたテストパターンの一例を示す図。
【図16】テストパターンが印刷された印刷用紙をスキャナで読み取った場合の画像のずれを示す図。
【図17】各画素(各着目点)における位置ずれ量の算出方法を説明するため図。
【符号の説明】
11 画像形成装置の管理システム
100 画像形成装置
101 処理情報保持部
102 画像メモリ
103、103a、103b 画像処理回路
104 パターン発生部
105 印刷出力部
106 読取部(スキャナ)
107 判定部
108 動作周波数測定部
109 通信部
200 管理装置
201 制御部
202 情報保持部
203 料金演算部
MG 演算モジュール群
SG セレクタ群
RG 出力保持レジスタ群(出力保持回路)
R1 演算パラメータ記憶回路
R2 演算手順記憶回路
301 テストデータ生成部
302 クロック動作判定部
303 CPU
400 クロック生成部
545 補正処理部
547 位置ずれ演算部

Claims (5)

  1. 画像形成装置と、通信ネットワークを介して前記画像形成装置を管理する管理装置から構成される画像形成装置の管理システムであって、
    前記管理装置は、前記画像形成装置に対し、動作試験を指示する信号と、画像処理の演算手順を示す設定値のデータと、当該画像処理を行うための演算パラメータのデータと、を送信する通信部を備え、
    前記画像形成装置は、
    前記管理装置からの動作試験指示に応じて、試験用の画像に対し、所定の画像処理を施す画像処理回路と、
    前記画像処理が施された画像を印刷用紙に印刷出力する印刷出力部と、
    前記印刷出力部により印刷用紙上に印刷出力された画像を読み取る読取部と、
    前記読取部により読み取られた画像と、予め決められた期待画像を比較することにより、前記画像処理回路が正常に動作するか否かを判定する判定部と、
    前記判定部における判定結果を前記管理装置に送信する通信部と、
    を備え
    前記画像処理回路は、
    前記所定の画像処理を行うための複数の演算モジュールと、
    前記複数の演算モジュールの各々の出力段に接続され、クロック信号の信号変化のタイミングで、前記複数の演算モジュールの各々からの出力データを取り込んで保持する複数の出力保持回路と、
    前記管理装置から送信された前記演算パラメータのデータを記憶する演算パラメータ記憶回路と、
    前記管理装置から送信された前記演算手順を示す設定値のデータを記憶する演算手順記憶回路と、
    前記複数の演算モジュールの各々の入力段に接続され、前記演算手順記憶回路に記憶された演算手順の設定値に従って、画像処理対象の画像データ、前記演算パラメータを示すデータ及び前記複数の出力保持回路の各々の出力データの中から択一的にデータを選択し、選択したデータを後段に接続された演算モジュールに出力するセレクタと、
    を備えることを特徴とする画像形成装置の管理システム。
  2. 前記画像形成装置は、前記画像処理回路が動作可能な周波数を測定する動作周波数測定部を備え、
    前記動作周波数測定部は、
    前記画像処理装置を動作させるための、任意の周波数のクロック信号を生成するクロック生成部と、
    前記クロック生成部により生成されたクロック信号で前記画像処理回路が正常に動作するか否かを判定するクロック動作判定部と、を備え、
    前記画像形成装置の通信部は、前記クロック動作判定部による判定結果を前記管理装置に更に送信することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置の管理システム。
  3. 前記画像処理回路は、
    前記読取部により読み取られた画像から、当該画像の特徴点を検出する特徴点検出部と、
    前記特徴点検出部により検出された前記画像の特徴点から、当該画像の位置ずれ量を算出する位置ずれ演算部と、
    前記位置ずれ演算部により算出された位置ずれ量に基づいて、印刷出力対象の画像の位置ずれを補正する処理を行う補正処理部と、を備え、
    前記印刷出力部は、前記補正処理部により位置ずれが補正された画像を印刷出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置の管理システム。
  4. 前記印刷出力部は、感光体ドラム、レーザ光照射装置、ポリゴンミラーを備え、電子写真方式で印刷出力することを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の画像形成装置の管理システム。
  5. 前記管理装置は、
    前記画像形成装置で行われた各種の動作試験に関する情報を保持する情報保持部と、
    前記情報保持部により保持された情報に基づいて、前記画像形成装置に課する管理費用を算出する料金演算部と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の画像形成装置の管理システム。
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