JP4336042B2 - クロスロールを有するロールスタンドのための軸受 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、クロスロールを用いて実施される、板、スラブ、ストリップ等のような平らな製品を圧延する分野に属する。
【0002】
周知のように、この特別な形式の圧延は圧延機で実施され、これらの圧延機では、圧延機を形成する種々のスタンドに一対の対向するワークロールが設けられ、これらのワークロールの間を圧延すべき材料が前進しかつワークロールがそれぞれ材料の上面と下面に作用するようになっている。
【0003】
ワークロールの回転軸線は慣用の圧延機のように平行ではなく、圧延の形式および関連した圧延機を区別する正確には「クロスロール」と名付けた出所である、平面図で見て“X”の輪郭をもつ配置を有する。
【0004】
まさに述べたばかりのロールの特別な配置の下にある技術的な理由は、この主題に関するいくつかの科学の刊行物や特許に広く説明されてきた。それ故、さらに明らかにするためにはこれらの文書を参照すべきであり、ここでは、国際的に、ロールの十文字配置が、この明細書の中にも用いられる形容詞「クロス」により示されていることを付け加えるだけである。
【0005】
また、圧延過程中に起こる大きな力(2×10 −4×10 トン台の)を考慮して、ワークロールの曲げを防止するために、バックアップロールをわざと用いることによりワークロールを構造的に補強することが知られている。
【0006】
通例2つのバックアップロールがあり、それぞれが、圧延すべき材料に作用する接触直線母線の反対側に位置する接触直線母線に沿って外面で転動するようにワークロールに連結されている。ロールのそのような配置はまた「ペアクロス」という表現によっても知られている。
【0007】
しかしながら、バックアップロールがワークロールと共通の直線母線に沿って接触していることは必要でないことを明示しなければならない。同様に、2つ以上のバックアップロールが各ロールスタンドのワークロールと関連している圧延機の例が知られていることも指摘しなければならない。認められるように、クロスロールで圧延する教示に基づいて構成することができる種々の組み合わせから生ずるこのような多数の変形例がある。以下および特許請求の範囲で変形例を言及するが、簡単かつ明瞭にするために、主としてペアクロス圧延について考慮する。
【0008】
これまでいっそう高い性能を有する圧延機を得るために新規な技術的な解決のための調査の枠組み内で、ワークロールの角度位置の荷重下での、すなわち加工されている材料の前進方向に対してまたはこれを水平にまたは垂直に横切る方向に対して、ワークロールの軸線の傾斜の荷重下での調整に、現今相当な重きが置かれている。
【0009】
その調整は圧延中(すなわち、ロールが荷重を受けているとき)行われ、かつエンドレス圧延機としても知られる、連続的な圧延機に特に適しており、そのための要求が目下増大している。
【0010】
ロールの傾斜を調整できるように設計されたロールスタンドの一例は、三菱の名前の米国特許第 4,453,393号(12/06/1984)から知られている。
【0011】
この文書には、ペアクロス形のロールスタンド、すなわち各ワークロールがそれに関連したバックアップロールを有する2つのワークロールを備えたロールスタンドが開示されており、各ペアのロールは、垂直軸線に対して配向可能であるように、2つの対向したフレームにより形成されたロールスタンドの荷重支承構造に収容された適当な支持ハウジングに取りつけられている。
【0012】
ロールの傾斜は、スラスト部材がロールスタンドの荷重支承構造の直立材に位置している状態で、関連したハウジングを上記の垂直軸線を中心として回転させることにより調整される。しかしながら、そのようなロールスタンドは、圧延中、すなわちロールが荷重を受けているときに調整を行うのに適していない。実際には、ワークロールが材料を圧延するときに、ワークロールは所定の間隔で維持されねばならないことを心に留めるべきである。換言すれば、傾斜に加えて、圧延中、ワークロールの相互の軸方向間隔をチェックすることも必要である(なぜなら、加工されている材料の厚さは相互の軸方向間隔に依っているからである)。
【0013】
それ故、上記の米国特許に記載されたロールスタンドには、前記構造のフレームの上部に組み込まれた2つのアクチュエータが設けられていて、ロールの支持チョックを通る2つの平行な垂直直線に沿って作用する。
【0014】
しかしながら、圧延中、ロールの軸受からアクチュエータへ伝達される強い応力のため、アクチュエータとアクチュエータが作用する面との間の摩擦は大変重要であり、したがってロールの傾斜を調整するために必要なハウジングの回転は容易にはなされないことに留意しなければならない。
【0015】
この理由のために、最近になって、特別な軸方向スラスト軸受が開発され、このスラスト軸受は、もう一つの米国特許第 5,320,434号(14/06/1994)の要旨を形成し、その所有者は日本の会社NSKである。
【0016】
この軸受はころがり接触形式でありかつ上記のアクチュエータとアクチュエータが作用する面との間に置かれており、前記軸受は、後で一層明瞭に分かるように、ロールスタンドの種々の可能な輪郭に依って種々の位置に位置させることができる。
【0017】
実際に、問題の軸受は、ワークロールの角度位置を調整するために、ロールスタンドのワークロールが回転させられるその回転中心の垂直軸線と同心の円弧に沿って相並んで配置された一連の転動体(円筒状ロールまたはボール)により形成されている。
【0018】
もっと正確には、転動体は、ベース板に存在するシートに沿って移動可能な一種のスタンドの内側に形成されたそれぞれの区画室に収容されている。さらに、各スタンドは、スタンドを軸受に関して中立の中心位置に戻すいくつかのばねの弾性力を受けている。
【0019】
この簡潔なかつ不完全な説明から認められるように、第二の米国特許から知られた軸受は構造上の観点から見て確かに簡単ではなく、それ故工業的な製造も表面上は難しいに違いない。なぜなら、その軸受は市販で利用可能な形式の標準のスラスト軸受でないからである。
【0020】
これらの軸受の取りつけは非常に正確でなければならないことを心に留めるべきである。なぜなら、そうでなく、もし軸受が正確に位置決めされてない場合には、それに沿って転動体が配置される円弧が、クロスロールの回転が起こるその回転中心の垂直軸線ともはや同心でないからである。軸受と垂直軸線の間の不正確な間隔により、転動体と、この転動体と接触する面との間にスリップが引き起こされ、そのため軸受の不確かな機能を起こすと推定することができる。
【0021】
この最後の面は、ロールスタンドのクロスロールの長さに変化があると、ロールの角度調整が起こるその回転中心の垂直軸線に沿って軸方向軸受の円弧の中心を正確に位置させておくために軸方向軸受を変化させることが必要になるという重大な不利益を伴う。
【0022】
換言すれば、このことは、(クロスロールの)所定の寸法を有するただ1つのロールスタンドがNSK特許による特定の形式の軸受に一致することを意味し、その結果産業上の費用の観点から見て、そのような情況は確かに最も有利ではない。なぜなら、標準のシリーズの軸受で得ることができるスケールの経済面は間違いなく達成できないことは明らかであるからである。
【0023】
上記のことを考慮して、上記の従来技術と、特に米国特許第 5,320,434号のスラスト軸受と関連した不利益を克服するような構造的および機能的特徴と共に、クロスロールを有するロールスタンドのための軸受の必要が感じられることが認められよう。
【0024】
本発明のこの目的は、そのような必要を果たす軸受を提供することである。
【0025】
この目的は、特許請求の範囲に記載された特徴を有する軸受により達成される。
【0026】
以下、本発明は、総括して、付図に示す好ましい非限定実施例の1つに関する次の詳細な記載に基づいていっそう良く理解されるだろう。
【0027】
図面を参照すると、クロスロールを有するロールスタンドが全体的に1で示されている。ロールスタンドは、2つの側方肩部またはフレーム2および3により形成された外側荷重支承構造を有し、前記フレームは頂部が横部材4により固定連結されかつ底部が、図に符号が付けられていないベースに固着されている。
【0028】
図に示したように、ロールスタンド1はペアクロスであり、すなわち各対がワークロール10、12とバックアップロール11、13により形成された2対のロールが設けられており、これらのロールはそれぞれ圧延すべき材料の上下に配置されている。
【0029】
特に、対のロール10、11および12、13は、クロスロールの回転軸線の、平面図で見て、交差点を通る垂直軸線Vに対して配向できるように、ロールスタンドの荷重支承構造に保持されたそれぞれの相同ハウジング14、15に収容されている。後でいっそう明瞭に理解されるように、垂直軸線Vはロールスタンドの構造に対して固定されておらず、ロールの傾斜の調整に応じてわずかに動かすことができる。
【0030】
ワークロール10と12の間の距離すなわち相互の軸方向間隔を調整するために、各ハウジング14、15には2つのアクチュエータ20が配置されており、これらのアクチュエータ20は、支承ロール11、13のチョック16を通る直線に沿って垂直に位置し前記チョックに作用する。
【0031】
前記アクチュエータはハウジングと一体である固定部分20aを有し、この固定部分は前記の垂直作用直線に沿って固定部分に対して摺動する可動部分20bに連結されている。アクチュエータ20は付図に示されたものでない電気機械的な形式(いわゆる「スクリュウ」)か、または液圧形式(いわゆる「カプセル」)でもよく、それ自体従来技術にすでに存在するものと同様である。
【0032】
しかしながら、本件で前述した三菱の米国特許第 4,453,393号に開示されたものと異なり、アクチュエータはロール担持ハウジングに(すなわち、ロールスタンドの荷重支承構造にではない)取りつけられている。さらに、それらの固定部分20aは圧延中、関連したハウジングと共に前記構造のフレーム2、3に押圧されており、各ハウジング14、15とフレーム2、3の間には、いっそう広範囲にわたって後述される本発明の軸受30がある。
【0033】
図に示したように、ハウジング14と15はロールスタンドの頂部に1つおよびロールスタンドの底部に1つが配置されかつ圧延すべき材料の送り方向を横切って存在する2つの対向する壁により形成され、これらの壁は、アクチュエータ20が存在する側で互いに連結されている。
【0034】
もちろん、ハウジング14、15は、ワークロール10と12が位置する部分に向かって開いているので、圧延作業を実施できるが、ワークロールを対応する駆動軸(図示せず)に連結可能にするために、かつ駆動軸の位置と反対側の位置で軸方向に引き出すことによりワークロールを取り外すことができるためにもロールスタンドの側方で外側からもアクセスできなければならない。
【0035】
最後に、ハウジング14、15はワークロール10、12を曲げるためのおよび支持するための装置25、26も収容している。これらの装置はそれ自体周知であるが、ワークロールのチョックに作用して、ワークロールをそれぞれのバックアップロール11および13に向かって付勢する液圧ジャッキであり、それによりそれらを互いに接触状態に維持し、前記ワークロールを予め動かす。
【0036】
上記したことに加えてさらに、本発明の軸受30の構造を詳細に考察する。記載の簡単のために、ハウジング14および関連した軸受30に言及するだけであるが、これから説明することはハウジング15と他の軸受30にも準用されるものと理解しなければならない。
【0037】
図4に示したように、次いで、各軸受30は円錐形ロールを有する2つのスラスト転がり接触軸受31、32により形成され、これらのスラスト転がり接触軸受は一方が他方の上に配置された通常のスラスト軸受として設計されている。
【0038】
いっそう正確であるために、関連した軸線A1を有する上部スラスト軸受31は頂部がロールスタンドの構造のフレーム2、3に固定されたケーシング34の内側に収容され、かつ底部が支持体33に取りつけられている(例えば、図4に示したように、軸受ブロックの中に貫通するボルトにより)。軸線A1に対して偏心しているその関連した軸線A2を有する下部スラスト軸受32が、頂部で支持体33に(例えば図4に示したようにボルトにより)固定された第二のケーシング35に収容されかつ底部でハウジング14に取りつけられている。
【0039】
最後に、ロールスタンド1には、ハウジング14、15の角度位置を変えるために、したがってハウジングと共に、垂直な基準軸線Vに対してロール10〜13の位置も変えるために複数のスラスト部材40も設けられている。
【0040】
スラスト部材(図3参照)は液圧シリンダを有し、この液圧シリンダの一端がロールスタンドのフレーム2、3に枢着されかつ他端がクランク43に連結され、このクランクは次いでハウジング14(または場合場合で15)に枢着され、クランク43はまた、小さなホイール45が遊びをもって取りつけられているピン44を支持している。小さなホイール45は、フレーム2および3に固定された付加物46に形成された溝内をリンク・ブロックのように移動する。このようにして、関連したハウジング14または15を回転させるための種々のスラスト部材40により加えられる力が、ハウジングの角度位置が調整の結果変化したとしてもバランスされる。
【0041】
ここに述べた記載に基づいて、今やロールスタンド1の機能を、そのクロスロール10、11および12、13の荷重下の角度調整に関して理解することができる。
【0042】
対の上記ロールの傾斜を変えることが必要なときに、スラスト部材40を作動させる。その結果、ハウジング14、15が軸線Vを中心として回転させられる。
【0043】
回転が、ハウジング14、15に関して軸受30により行われる支持作用により助けられる。
【0044】
実際に、ハウジング14、15の角度運動がその上に取りつけられた各スラスト軸受32にも伝達されることを認識することは難しくない。それ故、各軸受32は、偏心して上に置かれた関連したスラスト軸受31の軸線A1を中心として回転させられ、そのケーシング34はロールスタンドのフレーム2および3のうちの1つに固着されているので動かない。
【0045】
実際には、重ねられた軸方向スラスト軸受31と32を偏心して取りつけたことにより、枢着された4つの側部が得られ、その際その連接棒は各ハウジング14、15により表されかつクランクは上記の偏心率により定義される。
【0046】
その角度調整の力学をいっそう良く理解するために、図3は破線で軸受30の輪郭を示し、上記の偏心率をハウジング14の傾斜と共に強調して示す。
【0047】
まさに述べたばかりの調整の結果として、各ハウジング14および15は垂直軸線Vに垂直な平面(すなわち図3の平面)における並進と組み合わされた、垂直軸線Vを中心とする回転を受ける。これらの2つの運動の範囲は上部スラスト軸受31と下部スラスト軸受32の間の偏心率に依存する。
【0048】
しかしながら、クロスロールの角度調整を行うために必要なハウジングの回転はおおよそ±1°−2°であり、それ故それらの上記の並進はかなり小さいことを明示しなければならない。
【0049】
上でした予備的な記述を参照すると、今やロールスタンド1において、なぜクロスロール10、11および12、13の軸線の、平面図で見た交差点を通る垂直軸線Vはロールスタンドの荷重支承構造に対して固定されないで、ロールの角度調整に応じてわずかな並進を受けるかその理由が理解されるだろう。その並進は、事実上、関連したハウジングと共にロールが受けた、まさに説明したばかりの並進と関係している。
【0050】
それ故、本発明の軸受のお蔭で、導入部で設定した目的が十分に達成されることが上の記載から認められるだろう。
【0051】
まず第一に、軸受が通常の円形の転がり接触スラスト軸受を用いることにより容易に得られることを指摘しなければならない。その結果、米国特許第5,320,434 の状況と異なり、クロスロールの傾斜が調整された後転動体を正確に再位置決めするための戻しばねまたは他の複雑なシステムをもつことは必要でない。
【0052】
第二に、ここで使用される転がり接触軸受はすべての明らかな利点をもって、市販の利用できる軸受から選択できることを述べなければならない。この結果は、産業上の軸受は今日、前述した高い軸方向力でさえ対処するような性能をもって利用できることにより可能にされる。
【0053】
さらに、本発明の軸受は種々の寸法を有するロールスタンドにも使用できることを主として強調しなければならない。
【0054】
換言すれば、それらの構造と機能の様式のおかげて、ロールスタンドの角度位置を調整するために、ロールスタンドのクロスロールが配向されるその中心の垂直軸線に関して軸受を位置決めすることにより軸受は影響されない。その結果として、本発明の軸受は種々の寸法を有するロール(およびロールスタンド)と両立できる。
【0055】
一般に、本発明の軸受の固有の特徴により、軸受をどんな種類のロールスタンドにも使用できると言うことができる。すなわち、ロールスタンドの寸法の多様性も構造と機能の多様性も本発明の適用に対し障害を構成しない。
【0056】
例えば、アクチュエータ(スクリュウ4を有する電気機械的な装置11として示されている)とアクチュエータが作用する面との間に上記の軸受を置くことにより、数回言及された米国特許第 4,453,393号で考察された形式のロールスタンドに上記の軸受の有利な適用を想像することは難しくない。
【0057】
同様に、Davy McKeeの名前で、第2 141 959 号で公告された英国特許出願に記載されたような情況でも本発明の軸受を使用することができるだろう。
【0058】
この後者の文書には、クロスロールに垂直に作用するアクチュエータを有しないロールスタンドが概略的に示されており、そのロールスタンドでは、ロール担持ハウジングがなくて、バックアップロールのチョックがロールスタンドの荷重支承構造のフレームと隣接している。
【0059】
上記のチョックとフレームの間には、荷重下のロールの角度調整を許すために滑り摩擦を減らすための手段がある。それらの手段の代わりに本発明の軸受を使用できることが認められよう。
【0060】
これらの観察から当然の論理的な結論として、ワークロールとバックアップロールがこの場合のように、特別なハウジングに収容されないで、その代わりに、それらのチョックが積み重なった状態でロールスタンド構造に取りつけられ、そして(液圧または電気機械的な)調整アクチュエータが直接それらの積み重ねられたチョックに作用することになる。
【0061】
そのとき、本発明の原理は、ワークロールのうちの1つだけ(すなわち、頂部のワークロールまたは底部のワークロールだけ)が角度調整できるロールスタンドの場合にも有効であることはきわめて明らかである。同様に、本発明をペアクロスの場合だけではなく、バックアップロールのないロールスタンドにもまたはワークロール毎に2つ以上のバックアップロールを有するロールスタンドでも適用できることは等しく明らかである。
【0062】
もちろん、本発明の他の実施例もこれまで与えられたその例に関して除外されるべきではない。
【0063】
実際に、軸受30の支持体33を考察すると、2つの市販のスラスト軸受31、32の重ねた取りつけが可能であり、換言すれば、支持体33は実際にそれらの2つの軸受の間に適応する要素として作用すると言うことができる。
【0064】
しかしながら、そのような解決に代わる実施例として、支持体33がその代わりに、支持体33に隣接している下部および上部転がり接触スラスト軸受31および32の軸受ブロックと一体に形成されている特別な軸受を設けることができる。
【0065】
さらに、スラスト軸受は図面に示したものと異なることもできよう。例えば、スラスト軸受は2つ以上のシリーズの共軸の円に配置された転動体を有してもよい。実際に、そのような解決は軸受が耐えなければならない大きな荷重のために好都合であると思われる。
【0066】
同じように、そのとき転動体が円錐形ロールである必要がなく、例えばボールまたは円筒状ロールを使用することもできる。いくつかのシリーズの転動体を有するスラスト軸受の場合に、これらの転動体の種々の形状(円錐形、円筒形、球形)の組み合わせを有することができる。
【0067】
ここに述べたことから続く教示に照らして、例えば、3つ以上の転がり接触スラスト軸受を一方を他方の上に配置することにより得ることができるもののような、いっそう複雑な軸受の実施例を提供することも可能になることは明らかである。
【0068】
加えて、ロールスタンドにおける軸受の適用様式に関して、上に述べたことについての修正が可能である。
【0069】
最初の可能性は、前述したロールスタンドと同様であるが、各ハウジング14と15について単一の軸受30を使用することによってのみ異なるロールスタンドの単純化しかつ部分的に断面した平面図を示す図5に概略的に示されている。
この例では、第二の軸受30の代わりに、滑りスキッド50がハウジング14(またはその場合場合で15)に取りつけられており、前記滑りスキッド50上には、転動体(ロールまたはボール)が滑りスキッドとロールスタンドのフレーム3との間に転がり摩擦を有するように配置されている。
【0070】
実際に、そのような解決は、周知のように、枢着された四側部の退化物の場合でもある典型的なロッド・クランク機構の設計を再現する。
【0071】
換言すれば、そのような場合に、ハウジング14をスラスト部材40により回転させると、軸受30が前者の例のように作動すると共に、滑りスキッド50は連接棒クランクシステムにおける連接棒の小端部のように挙動し、それ故ハウジング14は、A1に対して偏心している軸線A2の回転を助けるために往復運動を行う。図5は、軸線A2の2つの位置と関連してハウジング14の回転角度を示す。
【0072】
もちろん、この例も、例えば前に考察した形式のスラスト軸受より上に滑りスキッド50を重ねることにより改良することができよう。そのような代替案は、転動体51が円筒形ロールである場合に有用であることが証明できよう。
【0073】
最後に、図6を参照すると、上記したロールスタンド1の他の実施例を考察することができる。
【0074】
この図は、実施例の平面図(ロールスタンドの一部が明瞭にするために取り除かれかつすでに見られた数字と同じ数字は対応する要素を示す)を示すが最初の実施例と異なる。なぜなら、各ハウジング14、15は、軸線A1に対して半径方向に、各軸受30の支持体33から突出するそれぞれのアーム61に連結された2つの液圧シリンダ60により垂直軸線Vを中心として回転させられるからである。
【0075】
換言すれば、この実施例では、スラスト軸受40が除かれかつ対応するアーム61に力を加える液圧シリンダ60により置き換えられ、それにより軸線A1(ここでは図4を参照)を中心とする関連した支持体33の回転を引き起こし、そのときまたこれと一体の下部スラスト軸受32の回転も引き起こす。
【0076】
容易に認められるように、軸線A1とA2の間の偏心率により、すでに上記した説明にしたがって、軸線Vを中心とするハウジング14(または15)の回転とその軸線を横切る並進とを組み合わせた運動を再び達成することができる(図6において、破線は上記の回転に追従する、アーム61とハウジング14の位置を示す)。
【0077】
しかしながら、上のすべての実施例および他の可能な実施例は特許請求の範囲内にある。
【0078】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるロールスタンドの斜視図で、若干の部品を取り除いてある。
【図2】 図1のロールスタンドの部分断面を含む正面図である。
【図3】 図3は図2の線III-III に沿って切断したロールスタンドの断面図である。
図3(a)は図3の線A-A に沿って切断した断面図である。
【図4】 本発明による軸受のうちの1つの軸受の詳細な断面図である。
【図5】 前の図のロールスタンドの第一の変形例を概略的に示す図である。
【図6】 ロールスタンドの第二の変形例を示す図である。
【0079】
【符号の説明】
2,3 荷重支承構造
10 上部ワークロール
11 バックアップロール
12 下部ワークロール
13 バックアップロール
14,15 ロール担持ハウジング
20 アクチュエータ
30,40,50,60 ワークロールの角度位置を変えるための手段
31 第一のころがり接触スラスト軸受
32 第二のころがり接触スラスト軸受
33 支持体
40 スラスト部材
50 ころがり接触すべりスキッド
60 機構
A1 第一の軸線
A2 第二の軸線
V 垂直基準方向

Claims (10)

  1. クロスロールを有するロールスタンドのための軸受であって、偏心して互いに上下に置かれた第一のころがり接触スラスト軸受(31)及び第二のころがり接触スラスト軸受(32)を備える軸受において、該第一及び第二のころがり接触スラスト軸受(31,32) は互いに離れており、かつ実質上板状の支持体(33)の互に向いあう側部に取りつけられていることを特徴とする軸受。
  2. 第一の軸受(31)が上記支持体(33)の上側に取りつけられており、かつそれに固定手段により除去可能に固定され、第二の軸受(32)が上記支持体(33)の下側に取りつけられており、かつ支持体頂部固定手段により除去可能に固定されているケーシング(35)に収容されている請求項1に記載の軸受。
  3. 荷重支承構造(2,3) 、上部ワークロール(10)および下部ワークロール(12)を備えたロールスタンドであって、前記上部および下部ワークロールは、それらのうちの少なくとも一つがその回転軸線を通る垂直基準方向(V) に対して角度配向可能である状態で前記構造中で互いに上下に配置されており、また垂直方向に対して該配向可能なワークロールの角度位置を調整するための手段(30,40,50,60) を備えたロールスタンドにおいて、
    上記調節手段が、夫々配置された第一及び第二の偏心軸受(30)を有し、ころがり力は上記配向可能なワークロールにより上記荷重支承構造に伝えられ、これら偏心軸受の夫々が第一及び第二のスラスト軸受(31,32)を有し、該第一及び第二のスラスト軸受は偏心して互いに上下に置かれ、互いに離れており、かつ実質上板状の支持体(33)の互に向いあう側部に取りつけられており、従って該第一及び第二の偏心軸受は、上記配向可能なワークロールを動かすことができる、枢着された4つの側部を形成していることを特徴とするロールスタンド。
  4. 前記少なくとも一つの角度調整可能なワークロール(10,12)
    が1つ以上のバックアップロール(11,13) と連結されていることを特徴とする請求項3に記載のロールスタンド。
  5. 前記少なくとも一つの配向可能なワークロール(10,12) と対向するワークロールとの間の間隔を調整する2つのアクチュエータ(20)を備え、前記アクチュエータは垂直方向(V) に関して対向側に位置する関連した直線に沿ってそれぞれがそれぞれの偏心軸受(30)に作用するようになっている請求項4に記載のロールスタンド。
  6. 前記少なくとも一つのワークロール(10,12) の角度位置を変えるための手段は、前記垂直方向(V) を横切る平面において作用するスラスト部材(40)を有することを特徴とする請求項5に記載のロールスタンド。
  7. 前記少なくとも一つのワークロール(10,12) の角度位置を変えるための手段は、各スラスト軸受の関連した軸線(A1)を中心として回転させるために、他方(31)に対して偏心している各スラスト軸受(32)に作用する機構(60)からなることを特徴とする請求項4から6までのうちのいずれか一つに記載のロールスタンド。
  8. 角度調整可能なワークロール(10,12) およびこれに連結された前記1つ以上のバックアップロール(11,13) が、ロールスタンドの荷重支承構造(2,3) に支持されたハウジング(14,15) に、垂直方向(V)を中心として回転可能であるように収容されていることを特徴とする請求項4から7までのうちのいずれか一つに記載のロールスタンド。
  9. 角度調整可能なワークロール(10,12) の間隔を調整するためのアクチュエータ(20)がロール担持ハウジング(14,15) に収容されていることを特徴とする請求項8に記載のロールスタンド。
  10. 荷重支承構造(2,3) 、上部ワークロール(10)および下部ワークロール(12)を備えたロールスタンドであって、前記上部および下部ワークロールは、それらのうちの少なくとも一つがその回転軸線を通る垂直基準方向(V) に対して角度配向可能である状態で前記構造中で互いに上下に配置されており、また垂直方向に対して該配向可能なワークロールの角度位置を調整するための手段(30,40,50,60) を備えたロールスタンドにおいて、
    上記調節手段が、夫々配置された偏心軸受(30)及びころがり接触すべりスキッド(50)を有し、ころがり力は上記配向可能なワークロールにより上記荷重支承構造に伝えられ、偏心軸受は第一及び第二のスラスト軸受(31,32)を有し、該第一及び第二のスラスト軸受は互いに上下に置かれ、互いに離れており、かつ実質上板状の支持体(33)の互に向いあう側部に取りつけられており、従って該偏心軸受及び該すべりスキッドは、上記配向可能なワークロールを動かすことができる運動学的システムを形成していることを特徴とするロールスタンド。
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