JPH091208A - クロスロール圧延機 - Google Patents

クロスロール圧延機

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JPH091208A
JPH091208A JP15206895A JP15206895A JPH091208A JP H091208 A JPH091208 A JP H091208A JP 15206895 A JP15206895 A JP 15206895A JP 15206895 A JP15206895 A JP 15206895A JP H091208 A JPH091208 A JP H091208A
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Nobuhiro Tazoe
信広 田添
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧下力方向へのロールチョックの円滑な移動
と、ロールクロス時のロールチョックの円滑な旋回を保
証し、且つロールに作用するスラスト力を支持する簡略
な構造のクロスロール圧延機を提供する。 【構成】 クロスロール21のロールチョック26に、
圧下力を付与して圧延を行うクロスロール圧延機におい
て、ロールチョック26の圧延方向前側および後側の側
面に曲率中心線を上下方向に向けた凸状の部分円筒面2
8を形成すると共に、この凸状の部分円筒面28と対向
するハウジング29側のブロック30に、前記凸状の部
分円筒面28と略同一曲率の凹状の部分円筒面31を形
成する。そして、いずれか一方の部分円筒面31を、ス
トロークボールベアリングの保持器に保持され転動自在
とされた多数の鋼球31bの表面で形成される仮想部分
円筒面で構成し、該仮想部分円筒面を構成する鋼球31
bの表面に他方の部分円筒面28を転がり接触させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クロスロール圧延機
に関する。
【0002】
【従来の技術】圧延製品の板幅方向の厚み精度に対する
要求が厳しくなっており、これに対応できる圧延機の一
つとして、ワークロールをわずかにクロスさせて圧延す
るクロスロール圧延機がある。
【0003】このクロスロール圧延機では、ロールを水
平面内で旋回させる機構が必要であるのは勿論、旋回さ
せる際のハウジングとロールチョックの相対回動を許容
する機構と、ロールクロスによって生じる大きなスラス
ト力を支持する機構とが必要になる。
【0004】図7は、特公昭63−42522号公報に
開示されている従来のクロスロール圧延機を示す。図に
おいて、1はワークロールまたはバックアップロール、
2は同ロール1に一体に設けたロールチョック、3はハ
ウジング、4はロールクロスのためにロールチョック2
を水平方向に変位させるプッシャバー、5はロールクロ
スの際にロールチョック2とハウジング3側の部材(こ
こではプッシャバー4)との間の相対回動を許容するチ
ョックライナ、6はプッシャガイドであり、プッシャバ
ー4でロールチョック2を動かすことにより、ロール1
の軸線が圧延方向と直交する方向に対して水平方向面内
で傾斜し、対向するロールに対してクロスするようにな
っている。7は、プッシャガイド6に矢印方向へ移動可
能に装着したチョッククランププレート、8はロールチ
ョック2にころがり軸受8aを介して取り付けた車輪
で、ロールチョック2が、車輪8と転がり軸受8aを介
してプッシャガイド6とチョッククランププレート7と
の間に支持され、それにより圧下力方向へのね滑らかな
移動が可能となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
クロスロール圧延機では、スラスト力を受ける機構にこ
ろがり軸受8aを用いているので、スラスト力による圧
下力方向の摩擦力が大きくなって、圧下力のヒステリシ
スが大きくなるという問題は解消されるが、クロス制御
のためのロール旋回を許す機構(チョックライナ5)
と、スラスト力を受ける機構(チョッククランププレー
ト7、ころがり軸受8a、車輪8)とを別々に設け、特
にスラスト力を受ける機構をロールチョック2の外側に
突出して設けているので、構造が複雑化するという問題
があった。
【0006】本発明は、上記事情を考慮し、圧下力方向
へのロールチョックの移動と、ロールクロス時のロール
チョックの旋回を許容し、且つロールに作用するスラス
ト力を支持する機構の簡略化を図ったクロスロール圧延
機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、水平
面内で旋回させられることにより圧延方向と直交する方
向にクロスさせられるクロスロールのロールチョック
に、圧下力を付与して圧延を行うクロスロール圧延機に
おいて、前記ロールチョックの圧延方向前側および後側
の側面に曲率中心線を上下方向に向けた凸状の部分円筒
面を形成すると共に、この凸状の部分円筒面と対向する
ハウジング側部材に、凸状の部分円筒面と略同一曲率の
凹状の部分円筒面を形成し、前記いずれか一方の部分円
筒面を、保持器に保持され転動自在とされた多数の鋼球
の表面で形成される仮想部分円筒面で構成し、該仮想部
分円筒面を構成する鋼球の表面に他方の部分円筒面を転
がり接触させたことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載のクロス
ロール圧延機において、前記クロスロールの旋回中心を
一方のロールチョックとし、該旋回中心を前記凸状の部
分円筒面の曲率中心としたことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の発明では、ロールクロスの際のロー
ルチョックとハウジング側部材との相対回動が、ロール
チョックの凸状の部分円筒面と凹状の部分円筒面の組み
合わせで許容される。また、圧延時にクロスロールに作
用するスラスト力は、ロールチョックの凸状の部分円筒
面から凹状の円筒面に伝わり、ハウジング側部材に受け
止められる。その際、両部分円筒面が転がり接触してい
るので、大きなスラスト力を受けながらも、小さな摩擦
力でロールチョックを圧下力方向に変位させることがで
きる。
【0010】請求項2の発明では、ロールの旋回中心と
凸状および凹状の部分円筒面の曲率中心を一致させたの
で、旋回中心とする方のロールチョック側での軸方向変
位はなく、凸状および凹状の部分円筒面が相互に全面接
触する。従って、安定した状態でロールを旋回させるこ
とができると共に、確実にスラスト力を受け止めること
ができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1、図2はこの発明の圧延機の一実施例の
全体構成を示し、図3はワークロールのクロス状態の説
明図、図4はロールチョック支持機構の水平断面図、図
5は同ロールチョック支持機構に用いるストロークボー
ルベアリングの斜視図、図6はロールチョック支持機構
の側面図である。
【0012】この実施例の圧延機(クロスロール圧延
機)20は、上下ワークロール21、22と、上下バッ
クアップロール23、24とを備えた4段圧延機として
構成されており、上下ワークロール21、22のみを僅
かにクロスさせて圧延するワークロールクロスミルとさ
れている。
【0013】この圧延機20では、上下ワークロール2
1、22を僅かにクロスさせるためのクロス機構25と
して、各ワークロール21、22の両端部のロールチョ
ック26、26a、27、27aのうち互いに逆方向の
一方のロールチョック26、27aのみを中心に旋回さ
せてクロスするようにしてる。この圧延機20では、図
3(b)に示すように、上下ワークロール21、22を
クロスさせると、上下ワークロール21、22を平行状
態にしてクロス角0とした場合の中心(ミル中心O)か
ら偏心量eだけ偏心した点がクロス中心Ocとなること
になる。
【0014】このような一方のロールチョック26、2
7aのみを旋回中心にしてクロスさせるクロス機構25
について上ワークロール21の場合で説明する。
【0015】上ワークロール21のクロス機構25で
は、両端のロールチョック26、26aのうち一方のロ
ールチョック26のみを旋回中心とするようにしてあ
り、ロールチョック支持機構として、図4に示すよう
に、ロールチョック26のライン方向前後の側面がそれ
ぞれ曲率中心軸(旋回中心と一致)を上下に向けた凸状
の部分円筒面28で構成されている。一方、ハウジング
29の圧延方向前後には一対のブロック30が配置さ
れ、これら一対のブロック30の先端に、前記凸状の部
分円筒面28と略同一曲率の凹状の部分円筒面31が形
成されている。
【0016】この場合の凹状の部分円筒面31は、図5
に示すように、ストロークベアリング31Sの保持器3
1aに保持された多数の鋼球31bの表面で形成される
仮想円筒面(鋼球31bの内接円筒面)で構成されてい
る。
【0017】従って、ハウジング29に設置された圧延
方向前後のブロック30の先端の凹状の部分円筒面(鋼
球31bの内接円筒面)31でロールチョック26の凸
状の部分円筒面28が挟まれた状態で支持され、ロール
チョック26を旋回中心として、上ワークロール21が
クロスできることになる。また、鋼球31bの表面に凸
状の部分円筒面28がころがり接触することになるの
で、ロールチョック26は圧下力方向にも円滑に変位可
能となる。
【0018】このように上ロールチョック26の中心O
Lを旋回中心として、上ワークロール21をクロスさせ
るため、もう一方のロールチョック26aには、例えば
図3(a)に示すように、圧延方向前後の側面に凸状の
部分円筒面32が形成されている。また、ハウジング2
9の圧延方向前後に一対のブロック33が配置され、ハ
ウジング29に取り付けたガイド34に沿って圧延方向
前後に各ブロック33が移動できるようになっている。
そして、これらブロック33の先端にそれぞれ凸状の部
分円筒面32と当接する平坦面35が形成してある。さ
らに、ハウジング29には、圧延方向前後のブロック3
3を移動するための移動調整機構36として、アクチュ
エータ37が取り付けられ、それぞれのアクチュエータ
37の連結軸37aの先端にブロック33が連結されて
いる。
【0019】これにより、ロールクロスに伴うロール軸
方向の変位を、平坦面35と凸状の部分円筒面32との
摺動で吸収することができる。この場合、実際の圧延で
は、クロス角度が小さく、ロール軸長が長いことから、
軸方向変位は微小である。従って、平坦面35の代わり
に、凸状の部分円筒面32より曲率の大きな凹状曲面を
設け、接触面積を広げて支持の安定化を図っても実用上
の問題は生じない。また、実際には、ラジアル軸受のイ
ンナーレースのクリアランスである程度の軸方向移動を
吸収することができるあるので、凹状の曲面の曲率を凸
状の部分円筒部32の曲率と略等しく設定しても実用上
差しつかえない。そのようにした場合、よりクロス状態
においてロールチョック26aを安定支持できることに
なる。
【0020】上記の構成により、移動調整機構36のア
クチュエータ37の連結軸37aを伸縮してブロック3
3を圧延方向前後に移動すると、ブロック33の平坦面
35を介してワークロール21の一方のロールチョック
26aが移動され、このロールチョック26aの移動に
よって、他方のロールチョック26の中心OLで、ワー
クロール21の旋回が生じ、上ワークロール21がクロ
スされる。
【0021】同様にして下ワークロール22について
も、上ワークロール21と逆のロールチョック27aの
中心ORを中心に旋回するように、ロールチョック27
aが、ロールチョック側の部分円筒面とブロック側の部
分円筒面で旋回可能に支持されている。そして、他方の
ロールチョック27を支持するブロックにアクチュエー
タを連結し、これを操作することで、下ワークロール2
2をクロスさせることができるようになっている。
【0022】こうすることで、上下ワークロール21、
22の4つのロールチョック26、26a、27、27
aのうち、互いに反対側に位置する片方のロールチョッ
ク26、27aのみに移動調整機構36を構成するアク
チュエータ37を設けるだけの簡単な構造でロールクロ
スを実現することができる。
【0023】また、ワークロールクロスの際に旋回中心
OL、ORとするロールチョック26、27aおよび移
動調整機構36を設けた他方のロールチョック26a、
27にそれぞれ凸状の部分円筒面28、32が形成さ
れ、これと当接する一方のブロック30に凹状の部分円
筒面31が形成され、他方のブロック33に平坦面35
が形成されているから、ロールクロスが円滑にできる。
特に、旋回中心側のロールチョック支持機構の凹状の部
分円筒面31は、ストロークボールベアリング31Sの
鋼球31bの仮想部分円筒面で構成されており、相手側
の凸状の部分円筒面28が鋼球31bの表面にころがり
接触しているので、旋回が円滑に行われると共に、ワー
クロール21、22の圧下力方向への移動も円滑に行う
ことができる。
【0024】この圧延機20では、こうして上下ワーク
ロール21、22をクロスさせて圧延を行うが、圧延に
伴ってスラスト力が発生するので、これを支持する必要
がある。そのための機構として、ロールからロールチョ
ックにスラスト力を伝えるスラスト力支持機構40が設
けられている。
【0025】このスラスト力支持機構40は、上下ワー
クロール21、22のロールクロスの際に旋回中心とす
る一方のロールチョック26、27a内に設けられる
が、ここでは上ワークロール21のロールチョック26
を例に説明すると、例えば図2および図4に示すよう
に、ワークロール21の端部にフランジ状のスラストカ
ラー41が形成され、その前後面にロールチョック26
に支持されたローラ式のスラスト軸受42が接触して転
動するように装着してあり、ワークロール21に加わる
スラスト力がロールチョック26に伝わるようになって
いる。
【0026】このスラスト力支持機構40では、スラス
ト力は、スラスト軸受42からロールチョック26に伝
達される。そして、ロールチョック26に伝達されたス
ラスト力は、ロールチョック26の部分円筒面28およ
びブロック30の部分円筒面(鋼球31bの表面)31
を介して、ブロック30に伝達され、ブロック30が設
置されるハウジング29に伝達されて、最終的に支持さ
れる。つまり、部分円筒面28、31が、ロールチョッ
ク26からブロック30にスラスト力を伝える機構を構
成している。このため、ロールチョック26の外側に大
きなアームなどの支持機構を設ける事なく、簡単な構造
となる。その際、両部分円筒面28、31が転がり接触
しているので、大きなスラスト力を受けながらも、小さ
な摩擦力でロールチョックを圧下力方向に変位させるこ
とができ、圧下力のヒステリシスの影響を受けずに、精
度の良い板厚制御ができる。
【0027】この圧延機20では、さらに上下ワークロ
ール21、22のロール交換を容易にするため、また上
下ワークロール21、22のクロス中心Ocを、クロス
角0とした状態のミル中心Oと一致させた状態で圧延す
ることも可能にして圧延条件の多様化にも対応するた
め、ロールクロスの旋回中心となるロールチョック2
6、27aにも移動調整機構45が設けられている。
【0028】この移動調整機構45では、例えば図2、
図3に示すように、ハウジング29に圧延方向前後のブ
ロック30を移動するためのアクチュエータ46が取り
付けられ、それぞれのアクチュエータ46の連結軸46
aの先端にブロック30が連結されている。
【0029】従って、移動調整機構45のアクチュエー
タ46の連結軸46aを伸縮してブロック30を圧延方
向前後に移動すると、ブロック30の凹状の部分円筒面
31を介してワークロール21の一方のロールチョック
26の凸状の部分円筒面28が押され、このロールチョ
ック26の移動によってワークロール21の旋回が生
じ、上下ワークロール21、22のクロス中心Ocをミ
ル中心Oと一致させることができる。
【0030】また、この圧延機20では、上下のワーク
ロール21、22をクロスさせて圧延を行うだけでな
く、ロールベンディングを行うことができるようになっ
ており、例えば上ワークロール21の一端のロールチョ
ック26を図4および図6(図4の右側面)に示すよう
に、ロールチョック26とブロック30との間にロール
ベンディング用の流体圧シリンダ50が上下方向に配置
してあり、例えば作動流体としての作動油の供給によっ
てロールチョック26を上下方向に変位させることによ
り、上ワークロール21を撓ませることができるように
なっている。このワークロールベンディングを行った場
合は、ワークロールクロスと組み合わせることで、一層
板厚分布の制御が広範囲にできるようになる。
【0031】なお、上記実施例では、上下のワークロー
ル21、22のみをクロスさせる場合を示したが、バッ
クアップロールについても、ワークロールの場合と同様
の機構を設けることで、上下ワークロールと独立した状
態でクロスさせることができる。これによれば、ワーク
ロールとの接触状態を変えることで、ワークロール2
1、22に加わる荷重分布を変えるなどして圧延条件の
多様化を図ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ロールチョックに設けた凸状の部分円筒面とハ
ウジング側部材に設けた凹状の部分円筒面で、ロールチ
ョックとハウジング側部材の相対回動を許容し、かつ両
部分円筒面の組み合わせでスラスト力も受けるので、両
方の機能が一つの機構で達成され、構造が単純化する。
また、前記両部分円筒面が鋼球によりころがり接触して
いるので、大きなスラスト力を受けながらも、小さな摩
擦力でロールチョックを圧下力方向に変位させることが
でき、圧下力のヒステリシスの影響を受けずに、精度の
良い板厚制御ができる。
【0033】請求項2の発明によれば、ロール旋回の程
度によらず、凸状および凹状の円筒面が全面接触するの
で、ロール旋回の安定性と、スラスト支持力の高さを同
時に維持できる。また、クロスするロールの旋回中心を
一方のロールチョックとしたので、ロール中心を旋回中
心とする場合に比べてクロス機構を簡単な構造にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の側面図である。
【図2】同実施例のワークロール上での水平断面図であ
る。
【図3】同実施例のワークロールのクロス状態の説明図
である。
【図4】同実施例のロールチョック力支持機構の水平断
面図である。
【図5】同ロールチョック支持機構に用いられるストロ
ークボールベアリングの斜視図である。
【図6】同ロールチョック支持機構の側面図である。
【図7】従来のクロスロール圧延機の水平断面図であ
る。
【符号の説明】
20 圧延機 21 上ワークロール 22 下ワークロール 26 ロールチョック 28 凸状の部分円筒面 29 ハウジング 30 ブロック(ハウジング側部材) 31 凹状の部分円筒面 31a 保持器 31b 鋼球

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平面内で旋回させられることにより圧
    延方向と直交する方向にクロスさせられるクロスロール
    のロールチョックに、圧下力を付与して圧延を行うクロ
    スロール圧延機において、 前記ロールチョックの圧延方向前側および後側の側面に
    曲率中心線を上下方向に向けた凸状の部分円筒面を形成
    すると共に、この凸状の部分円筒面と対向するハウジン
    グ側部材に、前記凸状の部分円筒面と略同一曲率の凹状
    の部分円筒面を形成し、 前記いずれか一方の部分円筒面を、保持器に保持され転
    動自在とされた多数の鋼球の表面で形成される仮想部分
    円筒面で構成し、該仮想部分円筒面を構成する鋼球の表
    面に他方の部分円筒面を転がり接触させたことを特徴と
    するクロスロール圧延機。
  2. 【請求項2】 前記クロスロールの旋回中心を一方のロ
    ールチョックとし、該旋回中心を前記凸状の部分円筒面
    の曲率中心としたことを特徴とする請求項1記載のクロ
    スロール圧延機。
JP15206895A 1995-06-19 1995-06-19 クロスロール圧延機 Expired - Lifetime JP4017684B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103143568A (zh) * 2013-02-27 2013-06-12 常州宝菱重工机械有限公司 Pc轧机轧辊在线交叉机构
CN109127970A (zh) * 2018-11-01 2019-01-04 江阴东邦钢球机械有限公司 钢球旋切机辊箱压紧装置

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