JP4330350B2 - 水質汚濁防止方法及び水流遮断フェンス - Google Patents

水質汚濁防止方法及び水流遮断フェンス Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、湖沼から取水するにあたり、湖沼で発生・増殖する藻類の取水中の含有量を低水準に維持するための水質汚濁防止方法及びそれに使用する水流遮断フェンスに関する。なお、湖沼とは、ダム、湖、沼、池等において水道用、工業用、農業用等の利水を目的とした貯水池の意味である。
【0002】
【従来の技術】
水道水の使用量の増加に対応するために、ダム開発により水資源の有効利用が図られ、水道用原水の湖沼(ダム、湖、沼、池等)に依存する割合が増加するようになってきている。上記のようなダム開発等による水資源の有効利用を図ることで富栄養化しやすい滞留水域が増え、藻類の発生・増殖が起こりやすい環境が増加している。そして、水道原水に藻類が混入して、pH上昇、臭気の発生、濁度上昇等さまざまな問題を引き起こしている。
【0003】
そのため、浄水工程では、凝集不良やろ過水の生物数の増加や臭気残留という問題の発生を防ぐ観点から、凝集剤、消毒剤、pH調整用酸及び活性炭の添加量を増加させる等の対策を要し、pH調整用酸や活性炭を添加する設備を持たない浄水場では新たに導入する必要も生じた。
【0004】
また、工業用水においても、冷却装置への藻類の付着による冷却能力の低下等の問題があった。
【0005】
そこで、これらの問題を低減するため、湖沼全体の藻類の絶対量を減少させるように試みられた湖水攪拌技術がある(非特許文献1参照)。しかしながら、その結果は満足できるものではなく、更なる水道原水中の藻類の含有量を低減する技術が求められていた。
【0006】
そのような状況下で、湖沼における藻類、即ち植物プランクトンの発生・増殖を抑制する方法として、湖沼の表面又は内部に、湖沼の全水量に換算して1/3〜2/3の水量を被覆する光遮断体を配設する方法が提案されている(特許文献1参照)。
【0007】
【非特許文献1】
佐藤敦久、眞柄泰基 編著「上水道における藻類障害 ―安全で良質な水道水を求めて―」1996年5月15日
【0008】
【特許文献1】
特開平8−243538号公報
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の光遮断体を配設する方法では、湖沼の水量が大きくなると配設する光遮断体の量が膨大となり実用的ではないという問題があった。
【0009】
本発明は、上述のような状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、取水路に流入する水域の藻類による水質汚濁を効率的に防止する方法及びそれに使用する水流遮断フェンスを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の水質汚濁防止方法は、少なくとも1つの流入路と、少なくとも1つの取水路とを有する湖沼の水面の一部を遮光体で遮光して藻類の発生・増殖を妨げることによって水質汚濁を防止する方法であって、湖沼において、少なくとも1つの流入路と、少なくとも1つの取水路とを有する水質汚濁防止水域を他の水域から画成するように藻類の移動を抑制する水域分割フェンスを配置し、該水質汚濁防止水域の水面の少なくとも一部に遮光体を係留または浮遊させて遮光する方法であり、上記水域分割フェンスが、湖沼の水面から所定の深さまでの間の領域の水流を遮断する水流遮断フェンスを有し、上記所定の深さが5〜10mであることを特徴とする。
【0011】
この方法によれば、水質汚濁防止水域は藻類の移動を抑制する水域分割フェンスで他の水域から画成されていることから、水域汚濁防止水域に他の水域から藻類の流入がない。また、水質汚濁防止水域が流入路と取水路とを有しているので、水質汚濁防止水域内で流入路から取水路へ水が流れやすい。従って、水質汚濁防止水域に流入路を有しない場合よりも他の水域から藻類が流入しにくくなっている。
【0012】
そして、上述したように水域分割フェンスで他の水域から画成され、藻類の流入が抑制された水質汚濁防止水域に遮光体を係留または浮遊させて遮光して藻類の発生・増殖を抑制していることから、遮光すべき領域は限定されており、従来より使用する光遮光体の量を大幅に低減しても取水された用水に含まれる藻類の含有量を低水準に維持することができる。
【0014】
藻類の繁殖には光を要するため、藻類は主に水面から一定の深さ(一般に水面から5〜10m)までの間の領域に生息している。従って、湖沼の水面から所定の深さまでの間の領域の水流を遮断することで、水面近傍に生息している藻類が水質汚濁防止水域へ移動することを効率よく遮ることができる。
【0015】
更に、本発明の水質汚濁防止方法に用いられる水流遮断フェンスの一部が、湖沼における所定の水深より浅い領域に着底させて設置する固定式水流遮断フェンスとなっており、水流遮断フェンスの他の部分が、湖沼における所定の水深より深い領域に着底しないように配設される係留式水流遮断フェンスとからなっており、上記所定の水深は、5〜10mであることが好適である。また、上記係留式水流遮断フェンスの湖沼の水面からの長さは、5〜10mであることが好適である。
【0016】
これにより、所定の水深より浅い領域では、固定式水流遮断フェンスにより確実に水域間の藻類の移動を防止することができる。また、所定の水深より深い領域では、着底していない係留式水流遮断フェンスにより湖沼水面から所定の深さまでの間の藻類の水域間の移動が効率よく抑制される。そして、このように係留式であるため、例えば洪水等による増水で水位が変化しても自動的に対応することができ、藻類の移動を常に効率良く抑制することができる。また、着底していないので、水流遮断フェンスより深い領域では自由に水交換が可能であり、水中の魚類、甲殻類等の水生動植物等も係留式水流遮断フェンスの下を自由に移動することが可能である。
【0017】
なお、本発明の水質汚濁防止方法で用いられる水域分割フェンスの固定式水流遮断フェンスが、コンクリート壁若しく鋼板矢板またはこれらを組み合わせたものであることが好ましい。
【0018】
更に、本発明の水質汚濁防止方法で用いられる係留式水流遮断フェンスが、水面に配置される浮体と、その浮体に一辺が接続され且つ浮体から垂下して配置される幕状体とから構成されていることが好適である。
【0019】
上記構成によれば、係留式水流遮断フェンスは、例えば増水等により水位が変化してもその変化に対応して水面から所定の深さの水流をより確実に遮断することができる傾向にある。また、湖沼の水が放水される場合等により水流が急激に変化しても、幕状体は浮体から垂下しているので水流の変化に対応しやすく、水底に固定されている場合に比べて幕状体が破損しにくい。
【0020】
上記の幕状体は、水面に沿って複数配置されており、隣接する幕状体同士はその側縁部が相互に重なりあうように配置されていることが望ましい。なお、上記幕状体は、四角形のものであることが好ましい。
【0021】
このような構成により、洪水等で移動する水量が多くなった場合、幕状体相互間に間隙が生じ、水が容易に移動できるようになり、幕状体の破損、水流遮断フェンスの破損を軽減できる。また、複数の幕状体を、隣接する幕状体の側縁部が相互に重なるように配置していることから、平常時には、隣接する幕状体の間の水流を効果的に遮断することができ、藻類の移動をより効率的に抑制することができる傾向にある。
【0022】
また、本発明の水質汚濁防止方法においては、遮光体により水質汚濁防止水域の水全体の1/3〜2/3の量の水を遮光することが好適である。
【0023】
上述したように水質汚濁防止水域は水域分割フェンスで他の水域から画成され、藻類の流入が効率良く抑制されているので、その水質汚濁防止水域の水全体の1/3〜2/3の量の水を遮光することで水質汚濁防止水域の藻類の発生・増殖を防止することができる。そしてこの水質汚濁防止水域の水が取水される。従って、湖沼全体の1/3〜2/3の量の水を遮光しなくても取水される水の藻類を効率よく低減できる。
【0024】
また、本発明の水流遮断フェンスは、湖沼の水面から所定の深さまでの間の領域の水流を遮断する水流遮断フェンスであって、湖沼の水面に配置される浮体と、浮体に一辺が接続され且つ浮体から垂下して配置される複数の幕状体とから構成されており、複数の幕状体は、水面に沿って配置され、隣接する幕状体同士はその側縁部が相互に重なりあうように配置されており、上記所定の深さが、5〜10mであることを特徴とする。なお、上記幕状体は、四角形のものであることが好ましい。
【0025】
このような構成によれば、増水等により水位が変化しても浮体がその水位の変化に対応するので水面から所定の深さまでの水流を確実に遮断することができる。また、洪水等で移動する水量が多くなった場合、幕状体相互間に間隙が生じ、水が容易に移動できるようになり、幕状体の破損、水流遮断フェンスの破損を軽減できる。更に、幕状体の側縁部が相互に重なるように配置されていることから、平常時には、隣接する幕状体間に生じる水流を効率良く遮断することができるので藻類の移動をより確実に抑制することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。なお、以下の説明においては、同一の要素には同一の符号を用いることとし、重複する説明は省略する。また、図中の寸法比率は必ずしも説明のものとは一致しない。
【0027】
図1は、本発明の水質汚濁防止方法を湖沼に適用した一実施形態を示す概略構成図である。湖沼1は、湖沼1に水が流れ込む流入路2、湖沼1の水量を調整するために水を放水する放水路3及び湖沼1の水を用水として取水するたの取水路4を備えている。
【0028】
本実施形態に係る水質汚濁防止方法では、図1に示すように湖沼1を水域分割フェンス5により2つの水域に分割する。そのため、まずこの水域分割フェンス5の構成について図2〜図4を参照して説明する。
【0029】
水域分割フェンス5は、湖沼1の水域間の藻類の移動を抑制するものである。ここで、「藻類」とは、着生藻類やアオコ等の浮遊藻類のことである。また、「藻類の移動を抑制する」とは、藻類の移動を完全に遮断する必要はなく、水域分割フェンス5がない場合の移動量に対してその1/10以下、好ましくは1/100以下程度に減少できれば良い。
【0030】
水域分割フェンス5は、藻類の移動を抑制するものであれば特に限定されず、いわゆるオイルフェンスも使用可能である。しかし、水面から所定の深さ(好ましくは水面から5〜10m)までの間の領域の水流を遮断する水流遮断フェンスを有するものであることが好ましい。なお、「水流を遮断する」とは、水の移動を完全に遮断することを意味するものではなく、水流遮断フェンスの接続部等を通して少量の水が移動することは許容するものである。
【0031】
また、湖沼1は一般に図2に示すように岸に近い部分は水深が浅く中央部が深くなっている。このような湖沼1を分割する水域分割フェンス5において、岸近傍のような所定の水深より浅い領域を仕切る部分は、着底し、湖底や湖岸に固定されている固定式であることが好ましく、湖沼1の中央部のように所定の水深より深い領域を仕切る部分は、着底せず、浮体等に係留されている係留式であることが好ましい。ここで、所定の水深は、例えば、アオコ等の浮遊藻類が生息する深さとすればよく、好ましくは5〜10mの水深である。
【0032】
本実施形態の水域分割フェンス5は、図2に示すようにその一部が着底する固定式水流遮断フェンス5a,5bであって他の部分が着底しない係留式水流遮断フェンス5cとなっている。
【0033】
固定式水流遮断フェンス5a,5bは、所定の水深より浅い領域に設置され湖底又は湖岸に固定されている。固定式水流遮断フェンス5a,5bはコンクリート壁若しくは鋼板矢板又はこれらを組み合わせたものである。
【0034】
また、固定式水流遮断フェンス5a,5bは、予想される最高水位までの高さを有することが好ましい。このようにすることによって、増水時に水が固定式水流遮断フェンス5a,5bを乗り越えて移動することを防止できる。
【0035】
係留式水流遮断フェンス5cは、固定式水流遮断フェンス5a,5b間であって、湖沼1における所定の水深より深い領域に配設される。
【0036】
本実施形態において使用される係留式水流遮断フェンス5cは、図2に示すようにフェンスユニットU1〜U9を直列に連結したものである。なお、各フェンスユニットは同様の構成をしているため、以下、フェンスユニットU1について説明する。
【0037】
図3及び図4はフェンスユニットU1の構成を示す正面図及び断面図である。フェンスユニットU1は、浮体50と、その浮体50に一辺が取り付けられた長方形の幕状体51とで構成される。
【0038】
浮体50は、所定の長さを有した丸棒状の浮力部材50aと、その浮力部材50aの外周面に巻回状態に取り付けられた被覆層50bとにより構成されている。本実施形態においては、浮力部材50aは、例えばポリエチレンテレフタレート等の硬質合成樹脂からなる中空構造体や、硬質合成樹脂発泡体からなる中実ないしは中空の構造体等により構成されており、幕状体51全体に対し十分な浮力を付与できるように構成されている。
【0039】
被覆層50bとしては、可撓性を有するシート状部材からなるものを好適に使用することができる。具体的には、合成ゴム、天然ゴム等のゴムや、軟質ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等の合成樹脂からなるシート及び各種合成樹脂繊維からなるキャンバス等を挙げることができる。被覆層50bの浮力部材50aの軸方向の長さは、幕状体51の浮力部材50aの軸方向の長さとほぼ同じ長さである。
【0040】
幕状体51は、図4に示すように浮力部材50aの外周面に巻回状態に取り付けられた被覆層50bとしてのシート状部材の両端で挟まれ固着されることで浮力部材50aと接続されている。幕状体51は、例えば、ゴムシート、軟質プラスチックシート、キャンバス等の可撓性幕状体であることが好ましい。なお、被覆層50bと幕状体51との固着手段としては、特に限定されるものではないが、例えば、溶剤溶着処理、熱風融着処理、接着剤による接着処理の他、ボルト締め等の物理的な固着具を用いた固着処理を好適に用いることができる。また、これらの処理を組み合わせたものでも用いても良い。
【0041】
また、幕状体51の下部は巻回されて、筒状体の重錘体挿着部51aが形成されており、この重錘体挿着部51b内には、金属製等の重錘体53が挿入された状態で固定される。
【0042】
幕状体51の浮力部材50a側から重錘体挿着部51a側までの長さは水流を遮断する水面からの所定の深さに相当する長さになるように決定されるが、通常5〜10mの範囲内である。これは、藻類は主に水面から5〜10mまでの領域に存在するので、幕状体51の水深方向の長さを5〜10mにすることで藻類の移動を効果的に抑制できるからである。また、これに直行する方向の長さは、トラック等での輸送を考慮すると10〜15m程度が好ましい。
【0043】
幕状体51の側縁部51b,51cには、重ね代部51d,51eが設定される。重ね代部51d,51eに対応する浮体50の部分には、浮力部材50aを配置しないようにする。即ち、浮力部材50aの上記所定の長さは幕状体51の浮力部材50aの軸方向の長さから重ね代部51d,51eの部分を除いた長さ程度である。なお、このような浮体50で浮力部材50aが配置されていない部分、即ち被覆層50bだけの部分を以下、連結部50b',50b''という。
【0044】
幕状体51における重ね代部51d,51eの面積の合計は、幕状体51の総面積の5〜20%が好ましく、7〜15%がより好ましい。重ね代部51d,51eの面積が小さすぎると各幕状体51の重ね合わせ量が不十分となり当該重ね代部51d,51eでの水流の遮断が不十分となる可能性があるからである。また、重ね代部51d,51eが大きすぎると幕状体51を有効に利用できていないことからコストパフォーマンスが悪くなる。更に、重ね代部51d,51eが大きすぎると実質的に一枚のものと同じようになることから水流による負荷が大きくなり、幕状体51が破損しやすくなる。
【0045】
係留式水流遮断フェンス5cは、フェンスユニットU1〜U9を、水面上における水域を分割するためのラインに沿って図2のように直列に、幕状体51の重ね代部51d,51eが相互に重なりあうように連結して形成される。
【0046】
フェンスユニットU1〜U9の連結は、隣接するフェンスユニット、例えばフェンスユニットU1とフェンスユニットU2とを連結する場合には、フェンスユニットU1の重ね代部51cとフェンスユニットU2の重ね代部51bとを互いに重ねあわせると同時に夫々のフェンスユニットU1,U2の被覆層50bの連結部50b',50b''を相互に重ね合わせて、その連結部50b',50b''の重なっている部分をボルト等の連結具(不図示)により接続する。
【0047】
即ち、係留式水流遮断フェンス5cは、各フェンスユニットを連結することにより、各フェンスユニットの浮体50をつなげたものを1つの浮体とし、その浮体に、複数の幕状体51が、隣接する幕状体51の側縁部51b,51cが相互に重なりあうように配置されたものとなっている。
【0048】
そして、上記水域分割フェンス5は、係留式水流遮断フェンス5cの両端のフェンスユニットU1,U9を固定式水流遮断フェンス5a,5bに夫々ロープ等で係留することによって固定式水流遮断フェンス5a,5bに取り付けて構成されている。係留するロープ等には、ある程度の余裕をもたせておくことが好ましい。この余裕のため係留式水流遮断フェンス5cの水平方向の位置は比較的小さい幅の中で変動するが、特に支障はない。
【0049】
次に、上記水域分割フェンス5を用いて本実施形態に係る水質汚濁防止方法を説明する。
【0050】
上述したように、湖沼1を水域分割フェンス5を用いて図1に示すように2つの水域に分割する。そして、その分割された湖沼1において、図1に示すように流入路2と取水路4とを有する水域を水質汚濁防止水域Aに設定する。
【0051】
次に、水質汚濁防止水域Aの水面の一部を遮光して藻類の発生・増殖を防止する。水質汚濁防止水域Aの水面の一部を遮光するには、図1に示すように水質汚濁防止水域Aの水面の一部に遮光体6を係留または浮遊させることによって行う。遮光体6としては、水面への太陽光線の入射を遮断するものであれば特に限定されないが、例えば、不透光性の発泡プラスチック、中空プラスチック成形体等からなる円形、四角形、六角形等の平板状又は中高状の浮体、浮体に土を盛り上げ必要に応じて草木を植えた人工浮島等を例示することができる。
【0052】
これらの遮光体6は、水質汚濁防止水域A内を浮遊して自由に移動できる状態(自由浮遊)で設置されても良く、あるいは水底のアンカー又は湖岸の固定部材等にロープ等で係留し、移動を制限された状態(係留浮遊)で設置されても良い。
【0053】
水質汚濁防止水域Aに配置される遮光体6の数は、特に限定されず、その設置形態(自由浮遊/係留浮遊)、形状、大きさ等は1種類でも2種類以上の組み合わせでも良い。ただし、遮光体6により水質汚濁防止水域Aの水量の1/3〜2/3を遮光することが好ましい。これにより、水質汚濁防止水域Aでの藻類の発生・増殖を効率良く防止できるからである。
【0054】
上記のように遮光体6により一部が遮光された水質汚濁防止水域Aの取水路4から水を取水する。取水される用水の水質汚濁防止水域Aでの平均滞留時間は、2週間以上であることが好ましく、4週間以上であることがより好ましい。取水される用水がこの程度の期間湖沼1に滞留することにより、流入した大腸菌等の有害物質が浄化されるからである。なお、水質汚濁防止水域Aでの平均滞留時間は、水質汚濁防止水域Aの平均水量を平均取水量で除して求めるものとする。
【0055】
次に、本実施形態の水質汚濁防止方法において奏される作用・効果について説明する。
【0056】
上記水質汚濁防止方法によれば、水域分割フェンス5により分割された湖沼1の水域のうち、流入路2と取水路4とを有する水域を水質汚濁防止水域Aと設定し、水質汚濁防止水域Aの水量の1/3〜2/3を遮光体6により遮光して藻類の発生・増殖を抑制する。そして、そのように藻類の発生・増殖が抑制された水域からの水を用水として取水している。
【0057】
水域分割フェンス5は、水面から所定の深さまでの水流を遮断するので、水質汚濁防止水域Aに他の水域から藻類が流入することを効率良く遮ることができる。
【0058】
また、流入路2と取水路4とが水質汚濁防止水域Aにあることから流入路2から取水路4への水の流れが生じやすい。従って、例えば水質汚濁防止水域A以外に流入路がある場合に比較して水質汚濁防止水域Aに藻類の移動が起こりにくい。
【0059】
そして、以上のような他の水域からの藻類の流入が抑制されている水質汚濁防止水域Aに遮光体6を係留または浮遊させて遮光しているので、遮光体6は水質汚濁防止水域Aのみの藻類の発生・増殖を抑制すれば良い。そのため遮光体6により藻類の発生・増殖を効率的に抑制することができる。
【0060】
また、湖沼1全体の藻類を対象とすると、湖沼1が大きくなれば遮光する領域も大きくしなければならないが、本実施形態の場合には湖沼が大きくなっても水域分割フェンス5で分割して流入路2と取水路4とを有する水域を水質汚濁防止水域Aとしているので遮光する領域が湖沼の大きさに依存しにくい。また、遮光すべき領域である水質汚濁防止水域Aが限定されていることから、従来より遮光体6が少なくても効率良く藻類の発生・増殖を抑制することができる。
【0061】
更に、流入路2と取水路4とは岸側にあるので水質汚濁防止水域Aは湖沼1の湖岸近辺の水域になる。上述したように藻類は水面から一定の深さまでに生息することから、藻類は、湖岸近辺の方が中央部に比べて一般的に繁殖しやすい。一方、例えば湖沼1全体の水量の1/3〜2/3を遮光体で遮光する場合には、湖沼1の中央部の深い部分も遮光することが含まれている。これに対して水質汚濁防止水域Aの水量の1/3〜2/3を遮光体6で遮光する場合には、より湖岸に近い、即ち藻類がより発生・増殖しやすい領域を効果的に遮光することができる。従って、湖沼1全体を遮光する場合よりも効率的且つ確実に藻類の発生・増殖を抑制することができる。そのため、水質汚濁防止水域Aに存在する取水路4を通して取水することによって取水される用水に含まれる藻類の含有量を極めて低い水準に保つことができる。
【0062】
また、上記水質汚濁防止方法で使用する水域分割フェンス5は、上述したように固定式水流遮断フェンス5a,5bと係留式水流遮断フェンス5cとから構成されている。係留式水流遮断フェンス5cは、所定の水深より浅い領域に設置され、幕状体51の長さは、水面からの所定の深さに対応する長さ(好ましくは5〜10m)である。即ち、係留式水流遮断フェンス5cが設けられている領域で水面から所定の深さより深いところの水流は遮断されない。これにより、水面から所定の深さより深いところでは水域間で自由に水交換できる。このため、水面からの深さが所定の深さの範囲に主に生息する藻類が水質汚濁防止水域Aに移動してくるのを効果的に抑制できると共に、水中の魚類、甲殻類等の水生動植物は係留式水流遮断フェンス5cの下方を自由に移動できることから、生態系への悪影響を回避でき、自然環境を十分に保護することができる。
【0063】
更に、上述したように本実施形態における係留式水流遮断フェンス5cはフェンスユニットU1〜U9を直列に連結したものであり、隣接する幕状体51同士は側縁部51b,51cが相互に重なり合っている。従って、洪水等で移動する水量が多くなった場合、幕状体51相互間に間隙が生じ、水が容易に移動し、幕状体51の破損、水域分割フェンス5の破損等を軽減できる。また、幕状体51の下部に重錘体53を取り付けることによって、水中での幕状体51の安定性を向上させることができ、平常時に水流により幕状体51が揺動し幕状体51相互の間に間隙が生じるのを抑制できる。従って、幕状体51の下部に重錘体53を取り付けることによって、水流を遮断する効果を向上させることができる。
【0064】
また、接続するフェンスユニットU1〜U9の数を調整することによって、係留式水流遮断フェンス5cの水面に沿った長さを任意に設定できる。
【0065】
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はこれらに限られず様々に変形し得る。例えば、上記実施形態では、水域分割フェンス5として水流遮断フェンスを備えたものとしたが藻類の移動を抑制するものであれば特に限定されずいわゆるオイルフェンス等を使用しても良い。
【0066】
また、上記実施形態では、係留式水流遮断フェンス5cとして、各フェンスユニットを連結したときに、各フェンスユニットの浮体50をつなげたものを1つの浮体とし、その浮体に複数の幕状体の一辺が接続され且つ隣接する幕状体の側縁部が重なりあうように浮体に配置された水流遮断フェンスとしたが、特にこれに限らず、水面に沿って配置される浮体とその浮体に一辺が接続され且つその浮体から垂下して配置される幕状体とから構成されていれば良い。そのため係留式水流遮断フェンスは、例えば、いわゆる汚濁水拡散防止フェンス(シルトフェンス)を一部又は全部として組み込んでいても良い。
【0067】
更に、上記実施形態において、係留式水流遮断フェンス5cは、各フェンスユニットを連結し更に固定式遮断フェンス5a,5bに取り付けているが、例えば、水平方向の位置は、水底又は湖岸に固定して設置したコンクリートブロック等の係留用構造体に浮体をロープ等で係留しても良い。この場合も水位の変動に対応するために係留するロープ等にはある程度余裕を持たせておくことが好ましい。
【0068】
更に、係留式水流遮断フェンス5cとして9個のフェンスユニットU1〜U9を連結したものとしているが特に9個に限定する必要はなく、湖沼の大きさに応じて必要な数のフェンスユニットを連結すればよい。
【0069】
更にまた、固定式水流遮断フェンス5a,5bをコンクリート壁若しくは鋼板矢板又はこれらの組み合わせとしたが、例えば、プラスチック板等の硬質板状体等を用いても良い。
【0070】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の水質汚濁防止方法によれば、取水路に流入する水域の藻類の水質汚濁を効率的に防止することができる。また、本発明の水流遮断フェンスを上記水質汚濁防止方法に適用することにより効率的且つ確実に、取水路に流入する水域の藻類の水質汚濁を効率的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水質汚濁防止方法の一実施形態を適用した湖沼の概略構成図である。
【図2】水域分割フェンスの設置態様を示すための湖沼の断面図である。
【図3】本発明に係る水流遮断フェンスの一実施形態におけるフェンスユニットの正面図である。
【図4】フェンスユニットの断面図である。
【符号の説明】
1…湖沼、2…流入路、3…放水路、4…取水路、5…水域分割フェンス、5a,5b…固定式水流遮断フェンス、5c…係留式水流遮断フェンス、6…遮光体、50…浮体、50a…浮力部材、50b…被覆層、50b',50''…連結部、51…幕状体、51a…重錘体挿入部、51b,51c…側縁部、51d,51e…重ね代部、53…重錘体、U1〜U9…フェンスユニット、A…水質汚濁防止水域

Claims (10)

  1. 少なくとも1つの流入路と、少なくとも1つの取水路とを有する湖沼の水面の一部を遮光体で遮光して藻類の発生・増殖を妨げることによって水質汚濁を防止する方法であって、
    前記湖沼において、少なくとも1つの流入路と、少なくとも1つの取水路とを有する水質汚濁防止水域を他の水域から画成するように藻類の移動を抑制する水域分割フェンスを配置し、該水質汚濁防止水域の水面の少なくとも一部に前記遮光体を係留または浮遊させて遮光する方法であり、
    前記水域分割フェンスが、前記湖沼の水面から所定の深さまでの間の領域の水流を遮断する水流遮断フェンスを有し、前記所定の深さが5〜10mであることを特徴とする水質汚濁防止方法。
  2. 前記水流遮断フェンスの一部が、前記湖沼における所定の水深より浅い領域に着底させて設置する固定式水流遮断フェンスとなっており、前記水流遮断フェンスの他の部分が、前記湖沼における前記所定の水深より深い領域に着底しないように配設される係留式水流遮断フェンスとなっており、
    前記所定の水深が、5〜10mであることを特徴とする請求項記載の水質汚濁防止方法。
  3. 前記係留式水流遮断フェンスの前記湖沼の水面からの長さが、5〜10mであることを特徴とする請求項2記載の水質汚濁防止方法。
  4. 前記固定式水流遮断フェンスが、コンクリート壁若しく鋼板矢板またはこれらを組み合わせたものからなることを特徴とする請求項2又は3記載の水質汚濁防止方法。
  5. 前記係留式水流遮断フェンスが、水面に配置される浮体と、前記浮体に一辺が接続され且つ前記浮体から垂下して配置される幕状体とから構成されていることを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載の水質汚濁防止方法。
  6. 前記幕状体は水面に沿って複数配置されており、隣接する前記幕状体同士はその側縁部が相互に重なりあうように配置されていることを特徴とする請求項5記載の水質汚濁防止方法。
  7. 前記幕状体が、四角形のものであることを特徴とする請求項6記載の水質汚濁防止方法。
  8. 前記遮光体により前記水質汚濁防止水域の水全体の1/3〜2/3の量の水を遮光することを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の水質汚濁防止方法。
  9. 湖沼の水面から所定の深さまでの間の領域の水流を遮断する水流遮断フェンスであって、
    前記湖沼の水面に配置される浮体と、前記浮体に一辺が接続され且つ前記浮体から垂下して配置される複数の幕状体とから構成されており、
    前記複数の幕状体は水面に沿って配置され、隣接する前記幕状体同士はその側縁部が相互に重なりあうように配置されており、
    前記所定の深さが、5〜10mであることを特徴とする水流遮断フェンス。
  10. 前記幕状体が、四角形のものであることを特徴とする請求項9記載の水流遮断フェンス。
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