JP4329842B2 - ファンモータの制御装置および空気調和機 - Google Patents

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Description

この発明は、ファンモータの制御装置に関し、特に空気調和機用のファンモータの駆動に好適なファンモータの制御装置およびそれを用いた空気調和機に関する。
従来、ファンモータの制御装置としては、1ホールセンサDC(直流)ファンモータの起動時に、インバータの現在回転数がインバータの出力回転数と一致するまでを同期運転とし、その後に位置信号に基づく位置検出運転に移行する制御を行うものがある(例えば、特開2006−174647号公報(特許文献1)参照)。
上記ファンモータの制御装置では、同期運転中は、位置検出運転時のようには位置信号を参照しないので、インバータ出力電圧がファンモータの実際のロータの位相に対してずれが生じた場合、ファンモータのステータコイルに過電流が流れるという問題がある。
特開2006−174647号公報
そこで、この発明の課題は、起動時の電流を安定させて過電流を防止できるファンモータの制御装置および空気調和機を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明のファンモータの制御装置は、
ファンモータを駆動するインバータ部と、
上記ファンモータのロータの回転位置を検出する1乃至3つの位置検出センサと、
上記位置検出センサにより検出された上記ロータの回転位置を表す位置信号に基づいて、上記インバータ部の出力を制御する制御部と
を備え、
上記制御部は、
上記ファンモータの起動時、上記インバータ部から起動用励磁パターンを出力する同期運転を行い、その同期運転中に上記位置検出センサにより検出された上記位置信号から得られる現在回転数と上記インバータ部の出力の回転数が略一致したとき、上記同期運転を終了して上記位置信号に基づく位置検出運転を行う起動制御部と、
上記ファンモータの起動時の同期運転において上記インバータ部から起動用励磁パターンを出力するとき、上記位置検出センサにより検出された上記位置信号の立ち上がりと上記インバータ部の出力電圧の位相が0度の部分との位相がずれないように、上記インバータ部の出力電圧の位相を補正する位相補正か、または、上記位置信号の立ち下がりと上記インバータ部の出力電圧の位相が180度の部分との位相がずれないように、上記インバータ部の出力電圧の位相を補正する位相補正の少なくとも一方を行う位相補正部と
を有することを特徴とする。
上記構成のファンモータの制御装置によれば、上記ファンモータの起動時、制御部の起動制御部は、まず、インバータ部から起動用励磁パターンを出力する同期運転を行う。そして、その同期運転中に位置検出センサにより検出された位置信号から得られる現在回転数とインバータ部の出力の回転数が略一致したとき、制御部は、同期運転を終了して、位置検出センサにより検出された位置信号に基づく位置検出運転を行う。上記同期運転時に、位置検出センサにより検出された位置信号の立ち上がりまたは立ち下がりに基づいて、制御部の位相補正部によりインバータ部の出力電圧の位相を補正する。このとき、位置信号の立ち上がりまたは立ち下がりに合わせて、ファンモータのロータの回転位置に対してインバータ部の出力電圧の位相がずれないようにすることによって、起動時の電流を安定させて過電流を防止できる。
また、一実施形態のファンモータの制御装置では、上記位置検出センサは2つである。
上記実施形態によれば、ファンモータのロータの回転位置を検出する位置検出センサを2つ用いることによって、2つの位置検出センサにより検出された位置信号の立ち上がり(または立ち下がり)に基づいて、インバータ部の出力電圧の位相を補正するタイミングが増えることにより、位相補正が正確に行える。
例えば、インバータ部の出力電圧が三相交流電圧であり、1つの位置検出センサにより検出された位置信号の立ち上がり(または立ち下がり)に基づいて、インバータ部の出力電圧の位相を補正するときは、その位置信号に同期するインバータ部の出力電圧のうちの一相の位相を補正し、残りの二相の出力電圧は、位置信号から120度と240度位相のずれたタイミングを推定して位相を補正することになる。このように、位置検出センサが2つに増えることにより、インバータ部の出力電圧の位相を補正するタイミングが増えて、位相補正が正確に行える。
また、一実施形態のファンモータの制御装置では、上記位相補正部は、上記同期運転時、上記位置検出センサにより検出された上記位置信号の立ち上がりおよび立ち下がりに基づいて、上記インバータ部の出力電圧の位相を補正する。
上記実施形態によれば、同期運転時、位置検出センサにより検出された位置信号の立ち上がりおよび立ち下がりに基づいて、位相補正部によりインバータ部の出力電圧の位相を補正することによって、位置信号を基準にして位相補正が180度毎に行えるので、インバータ部の出力電圧の位相補正をより正確に行うことができる。
また、一実施形態のファンモータの制御装置では、上記起動制御部は、上記同期運転時に上記インバータ部の出力電圧のデューティおよび周波数を一定にする。
上記実施形態によれば、同期運転時に起動制御部によりインバータ部の出力電圧のデューティおよび周波数を一定にすることによって、インバータ部の出力電圧の位相のみを補正すればよいので、同期運転の処理が簡略化できる。
また、一実施形態のファンモータの制御装置では、上記起動制御部は、上記同期運転時に上記インバータ部の出力電圧の周波数を徐々に増加する。
上記実施形態によれば、同期運転時に起動制御部によりインバータ部の出力電圧の周波数を徐々に増加することによって、起動時のファンモータの回転数をスムーズに立ち上げることができる。
また、一実施形態のファンモータの制御装置では、上記起動制御部は、上記同期運転時に上記インバータ部の出力電圧のデューティを徐々に増加する。
上記実施形態によれば、同期運転時に起動制御部によりインバータ部の出力電圧のデューティを徐々に増加することによって、起動時の回転トルクの不足を防止できる。
また、この発明の空気調和機では、上記いずれか1つのファンモータの制御装置を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、起動時の電流を安定させて過電流を防止できるファンモータの制御装置を用いることによって、性能のよい空気調和機を実現することができる。
以上より明らかなように、この発明のファンモータの制御装置によれば、起動時の電流を安定させて過電流を防止できるファンモータの制御装置を実現することができる。
また、一実施形態のファンモータの制御装置によれば、ファンモータのロータの回転位置を検出する位置検出センサを2つ用いて、2つの位置検出センサにより検出された位置信号の立ち上がり(または立ち下がり)に基づいて、インバータ部の出力電圧の位相を補正するタイミングが増えることによって、位相補正が正確に行える。
また、一実施形態のファンモータの制御装置によれば、同期運転時、位置検出センサにより検出された位置信号の立ち上がりおよび立ち下がりに基づいて、位相補正部によりインバータ部の出力電圧の位相を補正することによって、位置信号を基準にして位相補正が180度毎のタイミングで行えるので、インバータ部の出力電圧の位相補正をより正確に行うことができる。
また、一実施形態のファンモータの制御装置によれば、同期運転時に起動制御部によりインバータ部の出力電圧のデューティおよび周波数を一定にすることによって、インバータ部の出力電圧の位相のみを補正すればよいので、同期運転の処理が簡略化できる。
また、一実施形態のファンモータの制御装置によれば、同期運転時に起動制御部によりインバータ部の出力電圧の周波数を徐々に増加することによって、起動時のファンモータの回転数をスムーズに立ち上げることができる。
また、一実施形態のファンモータの制御装置によれば、同期運転時に起動制御部によりインバータ部の出力電圧のデューティを徐々に増加することによって、起動時の回転トルクの不足を防止できる。
また、この発明の空気調和機によれば、起動時の電流を安定させて過電流を防止できるファンモータの制御装置を用いることによって、性能のよい空気調和機を実現することができる。
以下、この発明のファンモータの制御装置および空気調和機を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1はこの発明の実施の一形態の空気調和機に用いられるファンモータの制御装置の構成図であり、1は交流電源11からの交流電圧を直流電圧に変換するコンバータ部、2は上記コンバータ部1からの直流電圧を三相交流電圧に変換して出力するインバータ部、3は上記インバータ部2を制御する制御部、4は上記インバータ部2からの三相交流電圧が印加されるファンモータである。
上記コンバータ部1は、交流電源1から入力された交流電圧を全波整流して、整流された直流電圧を出力するダイオードブリッジ12と、そのダイオードブリッジ12により整流された直流電圧を平滑にする平滑用コンデンサCとを有する。
また、上記インバータ部2は、6つのスイッチング素子を有するインバータブリッジ21と、上記インバータブリッジ21の各スイッチング素子にゲート信号を出力するゲートドライブ回路22とを有する。
また、上記ファンモータ4は、インバータ部2からの三相交流電圧が印加される3相スター結線された3相巻線41とロータ42とを有し、そのロータ42の回転軸にファン5を連結している。また、ファンモータ4には、ロータ42の回転位置を検出する位置検出センサ43,44を設けている。上記位置検出センサ43,44にホール素子を用いている。
さらに、上記制御部3は、マイクロコンピュータと入出力回路などからなり、ファンモータ4の位置検出センサ43,44からの位置信号Hu,Hvを受けて、ロータ42の現在位置を表す信号と現在回転数を表す信号を出力する位置・速度検出部31と、上記位置・速度検出部31からの現在回転数を表す信号と速度指令信号を受けて、変調率指令信号を出力する速度制御部32と、上記速度制御部32からの変調率指令信号と位置・速度検出部31からのロータ42の現在位置を表す信号を受けて、U相デューティ指令信号とV相デューティ指令信号とW相デューティ指令信号とを出力する正弦波変調部33と、上記正弦波変調部33からのU相デューティ指令信号とV相デューティ指令信号とW相デューティ指令信号を受けて、インバータ部2のゲートドライブ回路22に駆動信号を出力する駆動信号生成回路34とを有している。
また、上記正弦波変調部33は、ファンモータ4の起動時、インバータ部2から起動用励磁パターンを出力する同期運転を行い、その同期運転中に位置検出センサ43,44により検出された位置信号Hu,Hvから得られる現在回転数とインバータ部2の出力の回転数が略一致したとき、同期運転を終了して位置信号に基づく位置検出運転を行う起動制御部33aと、同期運転時に、位置検出センサ43,44からの位置信号Hu,Hvの立ち上がりと立ち下がりに基づいて、インバータ部2の出力電圧の位相を補正する位相補正部33bとを有する。
上記インバータ部2と位置検出センサ43,44と制御部3でファンモータの制御装置を構成している。
なお、制御部は、この実施の形態に限らず、ファンモータの起動時、インバータ部から起動用励磁パターンを出力する同期運転を行い、その同期運転中に位置検出センサにより検出された位置信号から得られる現在回転数とインバータ部の出力の回転数が略一致したとき、同期運転を終了し記位置信号に基づく位置検出運転を行う起動制御部と、同期運転時に、位置検出センサにより検出された位置信号の立ち上がりまたは立ち下がりに基づいて、インバータ部の出力電圧の位相を補正する位相補正部とを備えたものであればよい。
図2は上記ファンモータの制御装置の起動時の回転数の変化を示している。
上記起動制御部33aは、図2に示すように、ファンモータ4の起動時、まず、インバータ部2から起動用励磁パターンを出力する同期運転を行う。この同期運転では、起動用励磁パターンであるインバータ部2の出力電圧は、U相,V相,W相の各相のデューティと周波数を一定にしている。
そして、その同期運転中に位置検出センサ43,44により検出された位置信号Hu,Hvから得られる現在回転数とインバータ部2の出力の回転数が略一致したとき、制御部3は、同期運転を終了して、位置検出センサ43,44により検出された位置信号Hu,Hvに基づく位置検出運転を行う。
上記同期運転時に、位置検出センサ43,44により検出された位置信号Hu,Hvの立ち上がりおよび立ち下がりに基づいて、位相補正部33bによりインバータ部2の出力電圧の位相を補正する。
図3は上記ファンモータの制御装置のインバータ出力電圧波形とU相の位置信号Huを示しており、図3(a)はU相電圧波形を示し、図3(b)はV相電圧波形を示し、図3(c)はW相電圧波形を示し、図3(d)はU相の位置信号Huを示している。
図3に示すように、U相の位置信号Huの立ち上がりおよび立ち下がりに合わせて、正弦波変調部33によって、ファンモータ4のロータの回転位置に対してインバータ部2の出力電圧の位相がずれないようにしている。
具体的には、U相の位置信号Huの立ち上がりにおいて、U相電圧の位相をO度とし、そのU相電圧に対してV相電圧の位相を120度遅れの位相とし、U同様に相電圧に対してW相電圧の位相を240度遅れの位相とすると共に、U相の位置信号Huの立ち下がりにおいて、U相電圧の位相を180度とし、そのU相電圧に対してV相電圧の位相を120度遅れの位相とし、同様にU相電圧に対してW相電圧の位相を240度遅れの位相とする。また、図示しないが、V相の位置信号Hvの立ち上がりにおいて、V相電圧の位相をO度とし、そのV相電圧に対してU相電圧の位相を120度進みの位相とし、同様にV相電圧に対してW相電圧の位相を120度遅れの位相とすると共に、V相の位置信号Hvの立ち下がりにおいて、V相電圧の位相を180度とし、そのV相電圧に対してU相電圧の位相を120度進みの位相とし、同様にV相電圧に対してW相電圧の位相を120度遅れの位相とする。
図4は上記ファンモータの制御装置により位相補正をした位置信号波形と電流波形を示している。また、図5は比較のために位相補正をしないときの位置信号波形と電流波形を示している。
図5では、電流波形が安定せずに過電流が流れているのに対して、図4では、位置信号の立ち上がりと立ち下がりの切り替わりでインバータ部2の出力電圧の位相補正をすることにより、電流波形が安定して過電流が流れるのを抑制している。
このように、上記構成のファンモータの制御装置によれば、起動時の電流を安定させて過電流を防止することができる。
上記ファンモータ4のロータ42の回転位置を検出する位置検出センサ43,44を2つ用いて、2つの位置検出センサ43,44により検出された位置信号Hu,Hvの立ち上がりと立ち下がりに基づいて、インバータ部2の出力電圧の位相を補正することによって、位相補正が正確に行える。なお、インバータ部2の出力電圧の位相補正は、位置信号Hu,Hvの立ち上がりまたは立ち下がりの一方により行ってもよいし、1つの位置信号の立ち上がりまたは立ち下がりの少なくとも一方により行ってもよい。
また、同期運転時、位置検出センサ43,44により検出された位置信号Hu,Hvの立ち上がりおよび立ち下がりに基づいて、位相補正部33bによりインバータ部2の出力電圧の位相を補正することによって、位相補正が一方の位置信号Huを基準にして0度,120度,180度,240度毎のタイミングで行えるので、インバータ部2の出力電圧の位相補正をより正確に行うことができる。
また、上記実施の形態のファンモータの制御装置を室外ファンに用いることによって、室外ファンの起動時の電流を安定させて過電流を防止でき、性能のよい空気調和機を実現することができる。
また、上記実施の形態では、同期運転時に起動制御部33aによりインバータ部2の出力電圧のデューティおよび周波数を一定にすることによって、インバータ部2の出力電圧の位相のみを補正すればよいので、同期運転の処理が簡略化できる。
また、上記実施の形態では、インバータ部2の出力電圧の周波数を一定としたが、同期運転時に起動制御部33aによりインバータ部2の出力電圧の周波数を徐々に増加することによって、起動時のファンモータ4の回転数をスムーズに立ち上げることができる。
また、上記実施の形態では、インバータ部2の出力電圧のデューティを一定としたが、同期運転時に起動制御部33aによりインバータ部2の出力電圧のデューティを徐々に増加することによって、起動時の回転トルクの不足を防止することができる。
さらに、上記実施の形態では、2つの位置検出センサ43,44を備えたファンモータの制御装置について説明したが、ファンモータのロータの回転位置を検出する位置検出センサは、1つまたは3つであってもよい。
図1はこの発明の実施の一形態の空気調和機に用いられるファンモータの制御装置の構成図である。 図2は上記ファンモータの制御装置の起動時の回転数の変化を示す図である。 図3は上記ファンモータの制御装置のインバータ出力電圧波形とU相の位置信号を示す図である。 図4は上記ファンモータの制御装置により位相補正をした位置信号波形と電流波形を示す図である。 図5は位相補正をしないときの位置信号波形と電流波形を示す図である。
1…コンバータ部
2…インバータ部
3…制御部
4…ファンモータ
5…ファン
11…交流電源
12…ダイオードブリッジ
21…インバータブリッジ
22…ゲートドライバ回路
31…位置・速度検出部
32…速度制御部
33…正弦波変調部
33a…起動制御部
33b…位相補正部
34…駆動信号生成回路
41…ステータコイル
42…ロータ
43,44…位置検出センサ

Claims (7)

  1. ファンモータ(4)を駆動するインバータ部(2)と、
    上記ファンモータ(4)のロータの回転位置を検出する1乃至3つの位置検出センサ(43,44)と、
    上記位置検出センサ(43,44)により検出された上記ロータの回転位置を表す位置信号に基づいて、上記インバータ部(2)の出力を制御する制御部(3)と
    を備え、
    上記制御部(3)は、
    上記ファンモータ(4)の起動時、上記インバータ部(2)から起動用励磁パターンを出力する同期運転を行い、その同期運転中に上記位置検出センサ(43,44)により検出された上記位置信号から得られる現在回転数と上記インバータ部(2)の出力の回転数が略一致したとき、上記同期運転を終了して上記位置信号に基づく位置検出運転を行う起動制御部(3a)と、
    上記ファンモータ(4)の起動時の同期運転において上記インバータ部(2)から起動用励磁パターンを出力するとき、上記位置検出センサ(43,44)により検出された上記位置信号の立ち上がりと上記インバータ部(2)の出力電圧の位相が0度の部分との位相がずれないように、上記インバータ部(2)の出力電圧の位相を補正する位相補正か、または、上記位置信号の立ち下がりと上記インバータ部(2)の出力電圧の位相が180度の部分との位相がずれないように、上記インバータ部(2)の出力電圧の位相を補正する位相補正の少なくとも一方を行う位相補正部(3b)と
    を有することを特徴とするファンモータの制御装置。
  2. 請求項1に記載のファンモータの制御装置において、
    上記位置検出センサ(43,44)は2つであることを特徴とするファンモータの制御装置。
  3. 請求項1または2に記載のファンモータの制御装置において、
    上記位相補正部(33b)は、上記同期運転時、上記位置検出センサ(43,44)により検出された上記位置信号の立ち上がりおよび立ち下がりに基づいて、上記インバータ部(2)の出力電圧の位相を補正することを特徴とするファンモータの制御装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載のファンモータの制御装置において、
    上記起動制御部(33a)は、上記同期運転時に上記インバータ部(2)の出力電圧のデューティおよび周波数を一定にすることを特徴とするファンモータの制御装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載のファンモータの制御装置において、
    上記起動制御部(33a)は、上記同期運転時に上記インバータ部(2)の出力電圧の周波数を徐々に増加することを特徴とするファンモータの制御装置。
  6. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載のファンモータの制御装置において、
    上記起動制御部(33a)は、上記同期運転時に上記インバータ部(2)の出力電圧のデューティを徐々に増加することを特徴とするファンモータの制御装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1つに記載のファンモータの制御装置を備えたことを特徴とする空気調和機。
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