JP4327471B2 - 構造体の取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、長尺の構造体に、他の構造体を固定し得るようにした構造体の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の構造体の取付構造においては、長尺の構造体に設けた係止溝に、ねじ孔を設けたねじ座を摺動自在に嵌合するとともに、ねじ座のねじ孔にねじを螺合することによって、他の構造体を構造体に固定し得るようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−205228号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の特許文献1に記載されている構造体の取付構造においては、係止溝に嵌合されたねじ座のねじ孔にねじをねじ込んで、構造体に他の構造体を固定する際、ねじ座が他の構造体により覆われて見えなくなるため、ねじ座の位置を定め難く、他の構造体を正確な位置に固定することは極めて困難である。
また、ねじ座は、構造体に他の構造体を固定するまで、係止溝内で自由に摺動可能であるため、他の構造体を固定する際には、その都度、他の構造体の固定位置を測って、ねじ座が係止溝内で動かないように押さえながら取付作業を行わなければならず、取付作業が極めて面倒であり、かつ正確な位置に固定することは極めて困難である。
【0005】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、構造体に他の構造体を、容易かつ正確に固定することができるようにした取付構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)構造体に設けられた係止溝にねじ座を摺動自在に嵌合するとともに、前記係止溝の開口幅を狭めるように設けられた係止片を、前記ねじ座と他の構造体との間に挟み込むように、前記ねじ座に設けたねじ孔にねじを螺合することにより、前記構造体に対して他の構造体を固定し得るようにした構造体の取付構造において、前記他の構造体を前記構造体に固定する前に、前記係止溝に嵌合した前記ねじ座を、前記構造体における前記他の構造体の固定位置に対応する位置に固定し得る位置決め手段を設け、前記位置決め手段を、前記構造体における前記他の構造体の固定位置に対応する位置に設けられた位置決め孔と、前記ねじ座に設けられ、かつ前記位置決め孔と重合可能な貫通孔と、前記位置決め孔と前記貫通孔とを重合させた状態で、前記両孔に嵌合され、かつ前記ねじ座を前記構造体における前記他の構造体の固定位置に対応する位置に固定し得る位置決め部材とにより形成する
【0007】
)上記()項において、位置決め孔をねじ孔とし、位置決め部材をねじ座の貫通孔に挿入されて前記ねじ孔に螺合可能な雄ねじとする。
【0008】
)上記(1)または(2)項において、ねじ座は、構造体の係止溝に摺動可能に嵌合される嵌合部と、該嵌合部に連結されるとともに、前記係止溝の外側へ突出する連結部とを有する。
【0009】
)上記(1)または(2)項において、ねじ座は、構造体に複数本並設された係止溝のそれぞれに摺動可能に嵌合される複数の嵌合部と、該複数の嵌合部同士を連結するとともに、前記各係止溝の間に設けられた隔離部を跨ぐように、前記係止溝の外側に突出する連結部とを有する。
【0010】
)上記()または()項において、構造体に設けられた1本の係止溝に対して摺動可能に嵌合されるねじ座の嵌合部を、該嵌合部の摺動方向に沿って複数設けるとともに、前記複数の嵌合部のうち摺動方向に隣接する嵌合部同士を連結部により連結する。
【0011】
)上記()、または()に従属した()項において、貫通孔をねじ座の連結部に設けるとともに、位置決め孔を構造体の隔離部に設ける。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態を適用した連結机(1)の斜視図、図2は、連結机(1)の正面図、図3は、連結机(1)の側面図、図4は、天板(2)を想像線で示した連結机(1)の平面図、図5は、要部の分解斜視図、図6は、組み立て後における要部の斜視図、図7は、図3におけるVII−VII線に沿う縦断面図、図8は、図3におけるVIII−VIII線に沿う縦断面図、図9は、ねじ座の正面図、図10は、ねじ座の平面図である。
なお、以下の説明では、図2及び図4の左右方向を、連結机(1)の「左右方向」とし、図3の左右方向、及び図4の上下方向を「前後方向」とする。
【0013】
連結机(1)は、複数の天板(2)と、各天板(2)を載置するための左右方向に複数並設された脚体(3)と、左右方向に隣り合う脚体(3)同士を連結する他の構造体である左右方向に長尺の連結杆(4)とから形成され、必要に応じて、前後に隣り合う天板(3)と(3)の間に設けられるオプション部品をなすデスクトップパネル(5)、及び幕板(21)が設けられる。
【0014】
天板(2)は、図5及び図6に示す下向きのねじ(18)により各脚杆(6)の上端に固定された支持金具(19)(20)を介して、各脚杆(6)の上端に固定される。
【0015】
脚体(3)は、主に図5に示すように、断面形状が方形をなし、かつ各側面に上下方向に沿って係止溝(7)が設けられた前後1対の上下方向の脚杆(6)と、主に図5、図7及び図8に示すように、断面形状が矩形をなし、かつ前後の脚杆(6)の上端部同士を連結する前後方向に長尺の構造体をなす横杆(8)とから形成され、図3に示すように、側面視ほぼ門型をなしている。
【0016】
脚杆(6)の上端部を前後方向に貫通する複数のねじ(9)をもって、横杆(8)の各端面を脚杆(6)の上端部側面に締結することにより、前後の脚杆(6)(6)の上端部同士を連結している。
【0017】
横杆(8)の上面には、上面係止溝(10)が長手方向に沿って設けられ、また同じく側面には、上下2本の側面係止溝(11)(11)が長手方向に沿って並設されている。
【0018】
横杆(8)の上面係止溝(10)における上方を向く開口縁には、主に図7及び図8に示すように、開口の幅を狭めるように突出する係止片(13)が設けられている。また、側面係止溝(11)における開口縁の上下には、開口の幅を狭めるように互いに突出する係止片(14)(14)が、それぞれ設けられている。
【0019】
横杆(8)における上下の側面係止溝(11)(11)間に設けられた隔離部(12)には、横杆(8)における連結杆(4)の固定位置に対応する位置にあって、かつ左右方向を向く位置決め部材をなすねじ(雄ねじ)(27)を螺合可能なように、ねじ孔からなる位置決め孔(28)が設けられている。
【0020】
横杆(8)における上下2本の側面係止溝(11)(11)には、横杆(8)の端面から、ねじ座(16)が摺動可能に嵌合されている。
【0021】
ねじ座(16)は、図9に示すように、板材により正面視ほぼ横向きH字状に形成され、前後方向を向く4個の嵌合部(16a)と、前後(図9において左右)に隣接する嵌合部(16a)(16a)間に設けられ、かつ前後及び上下の各嵌合部(16a)を連結する上下方向を向く矩形の連結部(16c)とを有している。
【0022】
各嵌合部(16a)の厚さ及び上下方向の幅は、それぞれ側面係止溝(11)における深さ及び上下幅より僅かに小さく形成されている。また、上下の嵌合部(16a)(16a)間の間隔は、上下の側面係止溝(11)(11)間の間隔とほぼ等しく設定されている。
【0023】
各嵌合部(16a)には、前後方向に所定の間隔をもって、ねじ孔(16b)が2個ずつ設けられている。ねじ孔(16b)(16b)における前後方向の間隔は、連結杆(4)の端部に設けられた前後の鍔部(4a)(4a)に穿設された取付孔(4b)(4b)(図5及び図6において右側の鍔部(4a)及び取付孔(4b)は省略されている)の前後方向の間隔と等しく設定されている。
【0024】
連結部(16c)の中央には、各嵌合部(16a)を上下の側面係止溝(11)に嵌合した状態において、位置決め孔(28)と重合可能で、かつねじ(27)が挿入される貫通孔(16e)が穿設されている。
【0025】
連結部(16c)は、外向きの傾斜腕(16d)を介して各嵌合部(16a)に連結されるとともに、図6及び図8に示すように、上下の側面係止溝(11)(11)間の隔離部(12)を跨ぐように側面係止溝(11)の外側に突出している。
【0026】
ねじ座(16)の各嵌合部(16a)を各側面係止溝(11)に嵌合した状態で、ねじ(27)をねじ座(16)の貫通孔(16e)に挿入して、位置決め孔(28)に螺合させることにより、ねじ座(16)は、横杆(8)における側面係止溝(11)に対して固定される。
【0027】
なお、上記実施形態においては、横杆(8)における連結杆(4)の固定位置に対応する位置に設けられた位置決め孔(28)と、ねじ座(16)の連結部(16c)に設けられ、かつ位置決め孔(28)と重合可能な貫通孔(16e)と、位置決め孔(28)と貫通孔(16e)とを重合させた状態で、両孔(28)(16e)に嵌合されることにより、ねじ座(16)を横杆(8)における連結杆(4)の固定位置に対応する位置に固定し得るねじ(位置決め部材)(27)とによって、位置決め手段が構成されている。
【0028】
次に、本実施形態におけるねじ座(16)を用いて、連結杆(4)を横杆(8)に固定する要領について説明する。
まず、横杆(8)の端部から側面係止溝(11)に挿入されたねじ座(16)の各嵌合部(16a)を、貫通孔(16e)が位置決め孔(28)に重合する位置、すなわち、連結杆(4)を固定し得る位置まで摺動させる。この場合、ねじ座(16)の連結部(16c)が側面係止溝(11)の外側に突出しているので、ねじ座(16)を、連結部(16c)を摘みながら固定位置まで容易に摺動させることができる。また、貫通孔(16e)が位置決め孔(28)に重合した状態を目視可能であるので、ねじ座(16)における側面係止溝(11)に対する位置決め作業を、容易かつ正確に行うことができる。
【0029】
貫通孔(16e)を位置決め孔(28)に重合させた状態で、ねじ(27)を貫通孔(16e)に挿入して位置決め孔(28)に螺合させることにより、ねじ座(16)を、横杆(8)における連結杆(4)の固定位置に対応する位置に位置決めして固定する。
【0030】
次いで、連結杆(4)における左右の端部の設けられた下向き係合爪(15)を、横杆(8)の上面係止溝(10)に上方から嵌合させるとともに、連結杆(4)の取付孔(4b)をねじ座(16)のねじ孔(16b)に重合させた状態で、左右方向を向くねじ(17)を取付孔(4b)に挿入して、ねじ座(16)のねじ孔(16b)に螺合することにより、ねじ座(16)の嵌合部(16a)と連結杆(4)の鍔部(4a)との間に、横杆(8)の係止片(14)を挟み込んで、連結杆(4)の端部を横杆(8)の側面に固定する。
【0031】
連結杆(4)をねじ座(16)に取り付ける際、ねじ座(16)がねじ(27)により横杆(8)に固定されて、妄りに動くことがないので、ねじ(17)をねじ座(16)のねじ孔(16b)に、簡単かつ確実に螺合させることができ、連結杆(4)の取り付け作業の向上が図られる。
【0032】
連結杆(4)は、横杆(8)に設けられた上下2本の側面係止溝(11)によって横杆(8)に固定されるので、強固な取付けが可能である。また、上下2本の側面係止溝(11)(11)にそれぞれ嵌合される各嵌合部(16a)同士は、連結部(16c)により連結されているので、各嵌合部(16a)を、一緒に固定位置に移動させることができ、各嵌合部(16a)の位置決め作業を容易に行うことができる。
【0033】
なお、横杆(8)の側面係止溝(11)には、連結杆(4)の他にも、他の構造体をなすデスクトップパネル(5)、幕板(21)、及びその他のオプション部品が必要に応じて、ねじ座(16)を利用して連結杆(4)とともに取り付け可能となっている。すなわち、側面係止溝(11)に嵌合したねじ座(16)の嵌合部(16a)は、横杆(8)の長手方向へ2個設けられるとともに、長手方向に沿って複数のねじ孔(16b)を有しているため、連結杆(4)を取り付けるために使用されるねじ孔(16b)以外のねじ孔(16b)(本実施形態においては、図6において連結部(16c)の左側に設けられた嵌合部(16a)のねじ孔)を使用して、オプション部品が取り付けられる。これにより、必要に応じて、様々な取付形態に対応させることが可能で、使い勝手が良好である。
【0034】
本発明は、上記実施形態に特定されるものでなく、種々変更が可能である。例えば、次のようなことが挙げられる。
側面係止溝(11)を1本、または3本以上とするとともに、ねじ座(16)の嵌合部(16a)も側面係止溝(11)の本数に応じて変更すること。
1本の側面係止溝(11)に嵌合するねじ座(16)の嵌合部(16a)を、1個または3個以上とすること。
ねじ座(16)を、横杆(8)以外の構造体に設けられた係止溝に嵌合すること。
位置決め部材を、ねじ(27)に代えて、鍔付きピンとし、この鍔付きピンを、ねじ座(16)の貫通孔(16e)、横杆(8)の位置決め孔(28)に嵌合することにより、ねじ座(16)を横杆(8)に固定するようにすること。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
(a)請求項1記載の発明によると、ねじ座を他の構造体の取付前に、予め構造体に固定して位置決めしておくことができるので、構造体に対する他の構造体の取付作業を容易かつ確実に行うことができる。さらに、構造体に設けた位置決め孔にねじ座に設けた貫通孔を重合させた状態で、位置決め部材を両孔に嵌合させることにより、ねじ座を構造体における他の構造体の固定位置に対応する位置に、簡単かつ確実に固定して位置決めすることができる。
【0036】
)請求項記載の発明によると、ねじ座がねじの締結力により構造体に固定されるので、ねじ座を妄りに動くことがないように構造体に確実に固定することができ、他の構造体の取り付け作業を、より簡単かつ確実に行うことができる。
【0037】
)請求項記載の発明によると、連結部が係止溝の外側に突出するように設けられるので、ねじ座を固定位置に簡単かつ確実に移動させることができる。
【0038】
)請求項記載の発明によると、複数の係止溝にそれぞれ嵌合された複数の嵌合部を、一緒に固定位置に移動させることができるので、位置決め作業を効率的に行うことができ、また、複数の係止溝に嵌合したねじ座により、他の構造体を強固に固定することができる。
【0039】
)請求項記載の発明によると、一本の係止溝に嵌合された複数の嵌合部を、一緒に固定位置に移動させることができるので、位置決め作業を効率的に行うことができ、また、嵌合部を複数設けたことにより、嵌合部の数に応じて、複数の他の構造体を固定することができる。
【0040】
)請求項記載の発明によると、位置決め孔と貫通孔との重合、及び位置決め孔、貫通孔に対する位置決め部材の嵌合を目視可能となり、ねじ座の位置決め及び固定作業を容易かつ正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる一実施形態を適用した連結机の斜視図である。
【図2】 同じく、連結机の正面図である。
【図3】 同じく、連結机の側面図である。
【図4】 同じく、天板を想像線で示した連結机の平面図である。
【図5】 同じく、要部の分解斜視図である。
【図6】 同じく、組み立て後における要部の斜視図である。
【図7】 図3におけるVII−VII線に沿う縦断面図である。
【図8】 図3におけるVIII−VIII線に沿う縦断面図である。
【図9】 本発明に係わるねじ座の正面図である。
【図10】 同じく、ねじ座の平面図である。
【符号の説明】
(1)連結机
(2)天板
(3)脚体
(4)連結杆(他の構造体)
(4a)鍔部
(4b)取付孔
(5)デスクトップパネル(他の構造体)
(6)脚杆
(7)係止溝
(8)横杆(構造体)
(9)ねじ
(10)上面係止溝
(11)側面係止溝(係止溝)
(12)隔離部
(13)係止片
(14)係止片
(15)下向き係合爪
(16)ねじ座
(16a)嵌合部
(16b)ねじ孔
(16c)連結部
(16d)傾斜腕
(16e)貫通孔(位置決め手段)
(17)ねじ
(18)ねじ
(19)(20)支持金具
(21)幕板(他の構造体)
(27)ねじ(位置決め部材)(位置決め手段)
(28)位置決め孔(位置決め手段)

Claims (6)

  1. 構造体に設けられた係止溝にねじ座を摺動自在に嵌合するとともに、前記係止溝の開口幅を狭めるように設けられた係止片を、前記ねじ座と他の構造体との間に挟み込むように、前記ねじ座に設けたねじ孔にねじを螺合することにより、前記構造体に対して他の構造体を固定し得るようにした構造体の取付構造において、
    前記他の構造体を前記構造体に固定する前に、前記係止溝に嵌合した前記ねじ座を、前記構造体における前記他の構造体の固定位置に対応する位置に固定し得る位置決め手段を設け、
    前記位置決め手段を、前記構造体における前記他の構造体の固定位置に対応する位置に設けられた位置決め孔と、前記ねじ座に設けられ、かつ前記位置決め孔と重合可能な貫通孔と、前記位置決め孔と前記貫通孔とを重合させた状態で、前記両孔に嵌合され、かつ前記ねじ座を前記構造体における前記他の構造体の固定位置に対応する位置に固定し得る位置決め部材とにより形成したことを特徴とする構造体の取付構造。
  2. 位置決め孔をねじ孔とし、位置決め部材をねじ座の貫通孔に挿入されて前記ねじ孔に螺合可能な雄ねじとした請求項記載の構造体の取付構造。
  3. ねじ座は、構造体の係止溝に摺動可能に嵌合される嵌合部と、該嵌合部に連結されるとともに、前記係止溝の外側へ突出する連結部とを有する請求項1または2記載の構造体の取付構造。
  4. ねじ座は、構造体に複数本並設された係止溝のそれぞれに摺動可能に嵌合される複数の嵌合部と、該複数の嵌合部同士を連結するとともに、前記各係止溝の間に設けられた隔離部を跨ぐように、前記係止溝の外側に突出する連結部とを有する請求項1または2記載の構造体の取付構造。
  5. 構造体に設けられた1本の係止溝に対して摺動可能に嵌合されるねじ座の嵌合部を、該嵌合部の摺動方向に沿って複数設けるとともに、前記複数の嵌合部のうち摺動方向に隣接する嵌合部同士を連結部により連結した請求項3または4記載の構造体の取付構造。
  6. 貫通孔を、ねじ座の連結部に設けるとともに、位置決め孔を構造体の隔離部に設けた請求項、または請求項に従属した請求項記載の構造体の取付構造。
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