JP4326806B2 - テレビジョン放送受信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、省電力機能を供えた電気機器に関し、特に、省電力機能を備え且つ外部機器に接続可能なテレビジョン放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ビデオテープレコーダ等の外部機器が接続されたテレビジョン受信機の消費電力を削減するための省電力化技術が知られている。例えば、特開平1−277386号公報には、ビデオテープレコーダによる録画を行うまでは、BSチューナの電源を切ることによって省電力化を行う技術が記載されている。
【0003】
特開平6−86281号公報には、ビデオテープレコーダ側で予約録画を行う時、本体側では録画開始時までビデオテープレコーダの映像信号を検出し続け、本体側の制御部以外の電源制御を行い省電力化を行う技術が記載されている。
【0004】
特開平2002−63749号公報には、チューナで設定されている録画開始時間を予めビデオテープレコーダに知らせておき、録画開始まで本体側からの制御信号受信部の電源もOFFにして、開始時間に受信部の電源をONにすることによって省電力化を行うことが記載されている。
【0005】
特開平10−336548号公報及び特開平11−275488公報には、現在の受信機の状態にて受信機内部の必要のない回路に対して、電源を供給しないことによって省電力化を行うことが記載されている。
【0006】
【特許文献1】
特開平1−277386号公報
【特許文献2】
特開平6−86281号公報
【特許文献3】
特開平2002−63749号公報
【特許文献4】
特開平10−336548号公報
【特許文献5】
特開平11−275488公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来の技術では、テレビジョン受信機に接続された外部機器には、常に、電源が供給されている。従って、テレビジョン受信機に接続された外部機器に対して、例えば、予約録画等の制御を行う場合、外部機器は必ず電力を消費する。
本発明の目的は、このような従来の技術の状況に鑑みてなされたもので、外部機器が接続されたテレビジョン受信機において省電力化を可能にすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、テレビジョン放送受信装置は、アナログテレビジョン放送を受信するアナログユニットと、デジタルテレビジョン放送を受信するデジタルユニットと、外部機器を接続するための高速デジタルインターフェースと、上記アナログユニット及び上記デジタルユニットに電源を供給するための電源供給切替部と、を有し、該電源供給切替部は上記高速デジタルインターフェースを介して接続された拡張デジタル放送用アダプタへ選択的に電源を供給する。
従って、テレビジョン放送受信装置に接続された拡張デジタル放送用アダプタの省電化が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1を参照して本発明によるテレビジョン放送受信システムの第1の例を説明する。本例のテレビジョン放送受信システムは、アナログテレビジョン放送及びデジタルテレビジョン放送を受信するテレビジョン放送受信機10と、ユーザの入力操作に基づいて赤外線信号を出力するリモートコントロール装置2と、家庭用のAC電源である外部電源3と、BS/CSデジタル放送等の衛星デジタル放送の電波を受信するための衛星デジタル放送アンテナ4と、アナログテレビジョン放送の電波を受信するためのVHF/UHFアンテナ5と、拡張デジタル放送アダプタ、即ち、地上波デジタル放送を受信するための地上波デジタル放送アダプタ6と、地上波デジタル放送の電波を受信するためのUHFアンテナ7とを有する。
【0010】
テレビジョン放送受信機10は、受信部11、操作部12、システム制御部13、電源供給切替部14、アナログユニット15、内部電源16及びデジタルユニット17を有する。
【0011】
受信部11は、リモートコントロール装置2からの赤外線信号をコード変換し、リモートコントロールコードをシステム制御部13に出力する。操作部12はユーザによる選局等の操作キーに基づいて、入力操作処理信号をシステム制御部13に出力する。
【0012】
システム制御部13は受信部11及び操作部12からの入力操作処理信号を入力し、電源供給切替部14、アナログユニット15及びデジタルユニット17と協同して、電源切替処理、選局処理等のテレビジョン放送受信機10のシステム全体の処理を行う。
【0013】
電源供給切替部14は、システム制御部13からの制御信号に基づいて、外部電源3からの電源を入力し、アナログユニット15、内部電源16及びデジタルユニット17へ電源を供給する。電源供給切替部14の例は図2及び図3を参照して説明する。
【0014】
アナログユニット15は、システム制御部13からの制御信号に基づいて、VHF/UHFアンテナ5からの電波及び電源供給切替部14からの電源を入力し、アナログテレビジョン放送の受信を行うアナログテレビジョン放送受信装置である。アナログユニット15の出力は図示しないディスプレイに送信される。
【0015】
内部電源16は、電源供給切替部14から電源を入力し、地上波デジタル放送アダプタ6に電源を供給する。内部電源16は、本例ではDC電源装置であるが、他の種類の電源も可能である。
【0016】
デジタルユニット17は、システム制御部13との間で制御信号を交換し、電源供給切替部14から電源を入力し、衛星デジタル放送アンテナ4へ電源を供給し、衛星デジタル放送アンテナ4から衛星デジタル放送の電波を受信し、衛星デジタルテレビジョン放送の受信及び出力を行うデジタルテレビジョン放送受信装置である。デジタルユニット17の出力は図示しないディスプレイに送信される。
【0017】
デジタルユニット17は、高速デジタルインターフェースを介して、地上波デジタル放送アダプタ6に接続されている。高速デジタルインターフェースとして、以下にIEEE1394を例として説明する。デジタルユニット17の詳細は図6を参照して説明する。
【0018】
本例のテレビジョン放送受信システムはアナログ放送と3つの方式のデジタル放送を受信することができる。アナログ放送を受信する場合には、UHF/VHFアンテナ5及びアナログユニット15を使用する。BS/CSデジタル放送のような衛星デジタル放送を受信する場合には、衛星デジタル放送アンテナ4とデジタルユニット17を使用する。地上波デジタル放送を受信する場合には、UHFアンテナ7、地上波デジタル放送アダプタ6及びデジタルユニット17を使用する。UHFアンテナ7からの出力の代わりにUHF/VHFアンテナ5からの出力を用いてもよい。
【0019】
図1のテレビジョン放送受信機10では、映像及び音声の出力系及びディスプレイ部に関する構成は省略されている。テレビジョン放送受信機10は映像及び音声等を出力するのみのセットトップボックスでもよく、ディスプレイを有する内蔵受信機等であってもよい。
【0020】
図1の例では、地上波デジタル放送アダプタ6を拡張デジタル放送アダプタとしてテレビジョン放送受信機10に接続し、BS/CSデジタル放送受信機をデジタルユニット17としてテレビジョン放送受信機10に内蔵する。しかしながら、これは一例であり、他の組み合わせも可能である。
【0021】
例えば、地上波デジタル放送アダプタ6の代わりに、BS/CSデジタル放送アダプタ、BSデジタル放送アダプタ、CSデジタル放送アダプタ、BS/地上波アダプタ、CS/地上波アダプタ等を拡張デジタル放送アダプタとして接続してもよい。それに対応して、デジタルユニット17は、BS/CSデジタル放送受信機の代わりに、それぞれ、地上波デジタル放送受信機、CS/地上波デジタル放送受信機、BS/地上波デジタル放送受信機、CSデジタル放送受信機、BSデジタル放送受信機等であってもよい。
【0022】
図2を参照して電源供給切替部14の第1の例を説明する。本例の電源供給切替部14は衛星デジタル放送アンテナ電源供給用スイッチ141とデジタルユニット電源供給用スイッチ142を有する。衛星デジタル放送アンテナ電源供給用スイッチ141はシステム制御部13からの制御信号に基づいてデジタルユニット17を介して衛星デジタル放送アンテナ4に電源供給を行う。デジタルユニット電源供給用スイッチ142はシステム制御部13からの制御信号に基づいてデジタルユニット17と内部電源16に電源供給を行う。内部電源16に供給された電源は地上波デジタル放送アダプタ6に供給される。アナログユニット15には常時電源が供給されている。
【0023】
本例によると、デジタルユニット電源供給用スイッチ142によって、デジタルユニット17と地上波デジタル放送アダプタ6に同時に電源が供給され、同時に電源供給が切断される。言い換えれば、デジタルユニット17への電源供給と地上波デジタル放送アダプタ6への電源供給は連動して制御される。
【0024】
本例によると、衛星デジタル放送アンテナ電源供給用スイッチ141とデジタルユニット電源供給用スイッチ142は、連動するように構成されてよいが、独立に動作するように構成されてもよい。ここでは、両スイッチ141、142が独立に動作する場合について説明する。
【0025】
図10Aに示すように、地上波デジタル放送のみを受信する場合には、衛星デジタル放送アンテナ4へは電源を供給する必要はないが、デジタルユニット17及び地上波デジタル放送アダプタ6へは電源を供給する必要がある。従って図10Bに示すように、衛星デジタル放送アンテナ電源供給用スイッチ141をOFFにし、デジタルユニット電源供給用スイッチ142をONにする。それによって、衛星デジタル放送アンテナ4へ供給する電力が削減される。
【0026】
図10Aに示すように、衛星デジタル放送のみを受信する場合には、地上波デジタル放送アダプタ6へは電源を供給する必要はないが、衛星デジタル放送アンテナ4及びデジタルユニット17へは電源を供給する必要がある。従って図10Bに示すように、衛星デジタル放送アンテナ電源供給用スイッチ141及びデジタルユニット電源供給用スイッチ142をONにする。
【0027】
図1及び図2を参照して、本例のテレビジョン放送受信機10の第1の例の動作を説明する。特に、デジタル放送とアナログ放送の間の切り替え、デジタル放送及びアナログ放送の受信の停止について説明する。デジタル放送とアナログ放送の間の切り替えは、ユーザの入力操作、予約録画の開始、タイマーの作動等によって生ずる。デジタル放送やアナログ放送の受信の停止は、ユーザの入力操作、予約録画の終了、タイマーの作動等によって生ずる。これらの動作は、システム制御部13からの制御信号によってなされる。
【0028】
テレビジョン放送受信機10の電源がONのときに、デジタル放送の受信が行われる場合、電源供給切替部14の衛星デジタル放送アンテナ電源供給用スイッチ141及びデジタルユニット電源供給用スイッチ142はONとなり、衛星デジタル放送アンテナ4、デジタルユニット17及び地上波デジタル放送アダプタ6へ電源が供給される。
【0029】
デジタル放送の受信中に、ユーザの入力操作等によって、アナログ放送の受信がなされ又はデジタル放送の受信が停止されると、電源供給切替部14の衛星デジタル放送アンテナ電源供給用スイッチ141及びデジタルユニット電源供給用スイッチ142はOFFとなり、衛星デジタル放送アンテナ4、デジタルユニット17及び地上波デジタル放送アダプタ6への電源供給が停止される。
【0030】
テレビジョン放送受信機10の電源がONのときに、アナログ放送の受信が行われる場合、電源供給切替部14の衛星デジタル放送アンテナ電源供給用スイッチ141及びデジタルユニット電源供給用スイッチ142はOFFとなり、衛星デジタル放送アンテナ4、デジタルユニット17及び地上波デジタル放送アダプタ6への電源供給は停止される。
【0031】
アナログ放送の受信中に、ユーザの入力操作等によって、デジタル放送の受信が行われ又はアナログ放送の受信が停止されると、電源供給切替部14の衛星デジタル放送アンテナ電源供給用スイッチ141及びデジタルユニット電源供給用スイッチ142はONとなり、衛星デジタル放送アンテナ4、デジタルユニット17及び地上波デジタル放送アダプタ6へ電源が供給される。
【0032】
ユーザがテレビジョン放送受信機10の電源をONにして、入力操作を開始するとき、電源供給切替部14の衛星デジタル放送アンテナ電源供給用スイッチ141及びデジタルユニット電源供給用スイッチ142は、電源がOFFの時の状態より開始されてよいが、電源供給切替部14の衛星デジタル放送アンテナ電源供給用スイッチ141及びデジタルユニット電源供給用スイッチ142が常にONの状態より開始されるように構成してもよい。それによって、デジタル放送の選局動作を早くすることができる。
【0033】
デジタル放送やアナログ放送の受信の開始及び停止は、ユーザの入力操作によってなされるが、入力操作の例として、チャンネルアップダウン、ダイレクト選局等がある。
【0034】
チャンネルアップダウン方法によると、ユーザがチャンネルアップボタン又はチャンネルダウンボタンを押すことによって、放送チャンネルが連続的に切り替わる。放送チャンネルを不連続的に切り替えることはできない。例えば、アナログ放送チャンネルの次にデジタル放送チャンネルが配置されている場合、アナログ放送の最終のチャンネルからデジタル放送の最初のチャンネルに切り替わるときに、アナログ放送からデジタル放送への切り替えが起きる。
【0035】
またダイレクト選局によると、ユーザが所望のチャンネルボタン、数字キー等を押すことによって、所望の放送チャンネルに直接切り替わる。従って、アナログ放送チャンネルからデジタル放送チャンネルへ切り替えることによってアナログ放送からデジタル放送へ直接切替が生ずる。逆に、デジタル放送チャンネルからアナログ放送チャンネルへ切り替えることによって、デジタル放送からアナログ放送へ直接切替が生じる。
【0036】
ダイレクト選局方法では、リモートコントロール装置2に設けられたデジタル放送/アナログ放送切替ボタン、放送切替ボタン、数字キー等を操作することによって選局を行う。放送切替ボタンは、例えば、地上波デジタル放送アダプタ6を装着していない場合には、アナログテレビジョン放送、BSデジタル放送及びCSデジタル放送を順次選択するように構成され、地上波デジタル放送アダプタ6を装着した場合には、アナログテレビジョン放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送及び地上波デジタル放送を順次選択するように構成される。
また、多画面表示による複数チャンネルの同時受信、予約によるデジタル放送受信等も可能であるように構成してよい。
【0037】
図3を参照して電源供給切替部14の第2の例を説明する。本例の電源供給切替部14は衛星デジタル放送アンテナ電源供給用スイッチ141とデジタルユニット電源供給用スイッチ142と地上波デジタル放送アダプタ電源供給用スイッチ143とを有する。本例の電源供給切替部14は、図2に示した電源供給切替部14の第1の例と比較すると、地上波デジタル放送アダプタ電源供給用スイッチ143を設けた点が異なる。従って、第1の例と同一の部分の説明は省略し、異なる部分のみを説明する。
【0038】
地上波デジタル放送アダプタ電源供給用スイッチ143はシステム制御部13からの制御信号に基づいて内部電源16を介して地上波デジタル放送アダプタ6に電源供給を行う。地上波デジタル放送アダプタ6への電源供給は、デジタルユニット電源供給用スイッチ142がONの場合にのみ可能である。
【0039】
本例によると、地上波デジタル放送アダプタ電源供給用スイッチ143を設けたことによって、デジタルユニット17への電源供給及び電源供給停止と地上波デジタル放送アダプタ6への電源供給及び電源供給停止は、互いに独立的になされる。言い換えれば、デジタルユニット17への電源供給と地上波デジタル放送アダプタ6への電源供給は連動していない。
【0040】
図10Aに示すように、地上波デジタル放送のみを受信する場合には、衛星デジタル放送アンテナ4へは電源を供給する必要はないが、デジタルユニット17及び地上波デジタル放送アダプタ6へは電源を供給する必要がある。従って図10Cに示すように、衛星デジタル放送アンテナ電源供給用スイッチ141をOFFにし、デジタルユニット電源供給用スイッチ142及び地上波デジタル放送アダプタ電源供給用スイッチ143をONにする。それによって、衛星デジタル放送アンテナ4へ供給する電力が削減される。
【0041】
図10Aに示すように、衛星デジタル放送のみを受信する場合には、地上波デジタル放送アダプタ6へは電源を供給する必要はないが、衛星デジタル放送アンテナ4及びデジタルユニット17へは電源を供給する必要がある。従って、図10Cに示すように、衛星デジタル放送アンテナ電源供給用スイッチ141及びデジタルユニット電源供給用スイッチ142をONにし、地上波デジタル放送アダプタ電源供給用スイッチ143をOFFにする。それによって、地上波デジタル放送アダプタ6へ供給する電力が削減される。しかしながら、この場合、地上波デジタル放送を受信する場合には、選局処理に時間がかかる。
【0042】
図3に示した電源供給切替部14の第2の例では以下のような制御が可能である。地上波デジタル放送を受信しているときに、次の2つの場合に、地上波デジタル放送アダプタ電源供給用スイッチ143のスイッチをOFFとし、地上波デジタル放送アダプタ6への電源供給を停止する。先ず第1の場合は、システム制御部13からのコマンドをIEEE1394インターフェースを介して地上波デジタル放送アダプタ6へ送信したにも拘わらず、それに対する応答が地上波デジタル放送アダプタ6より送信されない場合である。第2の場合は、デジタルユニット17と地上波デジタル放送アダプタ6の間のIEEE1394ケーブルの接続不良又は非接続又は内部電源16と地上波デジタル放送アダプタ6の間の接続不良又は非接続が検出された場合である。
【0043】
この場合、地上波デジタル放送アダプタ電源供給用スイッチ143のスイッチをOFFとした後に、デジタルユニット17と地上波デジタル放送アダプタ6の間の接続が回復し又は内部電源16と地上波デジタル放送アダプタ6の間の接続が回復した場合には、地上波デジタル放送アダプタ電源供給用スイッチ143のスイッチをONとし、地上波デジタル放送アダプタ6へ電源を供給する。
第2の場合、上述の接続不良又は非接続を検出するための適当な装置を設ける必要がある。
【0044】
図4を参照して地上波デジタル放送アダプタ6の例を説明する。本例の地上波デジタル放送アダプタ6は、コマンド処理部61と地上波デジタル放送復調部62とを有する。コマンド処理部61と地上波デジタル放送復調部62は内部電源16からの電源供給を受ける。
【0045】
コマンド処理部61は、IEEE1394インターフェースを介して、デジタルユニット17との間でコマンドの送受信を行う。地上波デジタル放送復調部62は、コマンド処理部61から選局指示等のコマンドを受信し、UHFアンテナ7からの地上波デジタル放送信号を復調し、TSP(Transport Stream Packet)を出力する。コマンド処理部61は、地上波デジタル放送復調部62からTSPを入力し、それを、IEEE1394インターフェースを介してデジタルユニット17に送信する。
【0046】
図5を参照して地上波デジタル放送アダプタ6の第2の例を説明する。本例の地上波デジタル放送アダプタ6は、コマンド処理部61と地上波デジタル放送復調部62と地上波デジタル放送復調部電源供給スイッチ63とを有する。本例のデジタル放送アダプタ6は、図4のデジタル放送アダプタ6と比較して、コマンド処理部61からの制御信号に基づいて動作する地上波デジタル放送復調部電源供給スイッチ63を設けた点が異なる。
【0047】
本例では、コマンド処理部61は常に内部電源16から電源供給を受けるが、地上波デジタル放送復調部62は地上波デジタル放送復調部電源供給スイッチ63ばONのときのみ内部電源16から電源供給を受ける。コマンド処理部61は、デジタルユニット17から地上波デジタル放送の受信をONにする制御信号を入力したときは、地上波デジタル放送復調部電源供給スイッチ63をONにする信号を生成し、デジタルユニット17から地上波デジタル放送の受信をOFFにする制御信号を入力したときは、地上波デジタル放送復調部電源供給スイッチ63をOFFにする信号を生成する。
【0048】
こうして本例では、地上波デジタル放送を受信しないときには、地上波デジタル放送復調部電源供給スイッチ63へ電源を供給しないため、省電力化が可能となる。また、地上波デジタル放送復調部電源供給スイッチ63にON又はOFFの信号を供給するだけで地上波デジタル放送の選局を実行することができるから選局速度を上げることも可能である。
【0049】
図6を参照してデジタルユニット17の例を説明する。本例のデジタルユニット17はフロントエンド部171、バックエンド部172、IEEE1394インターフェース部173及び入力切替スイッチ174を有する。図6は、入力切替スイッチ174によって地上波デジタル放送アダプタ6からの入力とフロントエンド部171からの入力を切り替える動作を説明するために必要な部分のみを図示している。
【0050】
フロントエンド部171は、衛星デジタル放送アンテナ4からの衛星デジタル放送電波を受信し、システム制御部13から選局命令に基づいてチャンネルを選局し、TSPや制御信号等を入力切替スイッチ174へ出力する。また、電源供給切替部14から衛星デジタル放送アンテナ用電源を入力し、それを衛星デジタル放送アンテナ4へ供給する。
【0051】
IEEE1394インターフェース部173は、システム制御部13との間で制御信号を交換し、それに基づいて地上波デジタル放送アダプタ6からIEEE1394インターフェースを介してTSPを入力し、コマンドの送受信を行い、フロントエンド部171の出力と同じ形式の信号を入力切替スイッチ174へ出力する。
【0052】
バックエンド部172は、入力切替スイッチ174を介して、フロントエンド部171又はIEEE1394インターフェース部173からのTSPを入力し、システム制御部13から要求される映像や音声、PSI/SI情報などのパケットを分離し、デコードを行い、映像、音声などを出力し、選局用のデータをシステム制御部13に送る。
【0053】
図7、図8、及び図9を参照して本発明によるテレビジョン放送受信システムの第2の例について説明する。図7を参照して本例のテレビジョン放送受信機10の第2の例を説明する。本例のテレビジョン放送受信システムは、図1の第1の例と比較して、電源供給切替部14が地上波デジタル放送アダプタ6から制御信号を入力する点が異なる。従って、本例のテレビジョン放送受信システムでは、電源供給切替部14及び地上波デジタル放送アダプタ6の構成が異なる。以下に、第1の例と同一の部分の説明は省略し、異なる部分のみを説明する。
【0054】
図8を参照して図7のテレビジョン放送受信機10の第2の例に用いられている電源供給切替部14の例を説明する。本例の電源供給切替部14は、図3に示した電源供給切替部14の第2の例と比較すると、地上波デジタル放送アダプタ電源供給用スイッチ143はシステム制御部13からの制御信号ばかりでなく地上波デジタル放送アダプタ6からの制御信号も入力する点が異なる。尚、地上波デジタル放送アダプタ電源供給用スイッチ143は、地上波デジタル放送アダプタ6からの制御信号のみを入力するように構成してもよい。
【0055】
図9を参照して図7のテレビジョン放送受信機10の第2の例に用いられているデジタル放送アダプタ6の例を説明する。本例のデジタル放送アダプタ6は、図5のデジタル放送アダプタ6と比較して、コマンド処理部61は電源供給切替部14に制御信号を出力する点が異なる。
【0056】
次に図7のテレビジョン放送受信機10の第2の例の動作について説明する。内部電源16への電源供給が突然OFFになった場合のように、地上波デジタル放送アダプタ6は不安定な状態で電源が切れる場合がある。本例では、地上波デジタル放送アダプタ電源供給用スイッチ143のみをOFFにする場合、先ず、システムシ制御部13よりデジタルユニット17の1394インターフェース部173へ地上波デジタル放送アダプタ6の電源をOFFにする命令を送信する。電源OFF信号はIEEE1394インターフェースを介して地上波デジタル放送アダプタ6のコマンド処理部61に供給される。地上波デジタル放送アダプタ6のコマンド処理部61は、地上波デジタル放送復調部62が電源OFF可能な状態にあることを確認してから、電源供給切替部14に地上波デジタル放送アダプタ6の電源OFFが可能である旨の制御信号を送信する。電源供給切替部14は地上波デジタル放送アダプタ6からの電源OFF可能の制御信号を受信すると、地上波デジタル放送アダプタ電源供給用スイッチ143をOFFにする。それによって地上波デジタル放送アダプタ6の安定な電源OFFの動作が可能となる。
【0057】
IEEE1394インターフェースによって、デジタルユニット17と地上波デジタル放送アダプタ6の双方向のコマンド処理信号の交信が可能となるが、地上波デジタル放送アダプタ6から電源供給切替部14へ直接制御線を設ける場合には、デジタルユニット17と地上波デジタル放送アダプタ6の間のインターフェースは、デジタルユニット17から地上波デジタル放送アダプタ6への一方向のみが可能であるものであってもよい。
【0058】
以上、本発明の例を説明したが、本発明は上述の例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲にて様々な変形が可能であることは当業者に理解されよう。
【0059】
【発明の効果】
本発明によると、拡張デジタル放送用アダプタが接続されたテレビジョン放送受信機において、省電力化が実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテレビジョン放送受信システムの第1の例を示すブロック図である。
【図2】本発明によるテレビジョン放送受信システムの電源供給切替部の第1の例を示すブロック図である。
【図3】本発明によるテレビジョン放送受信システムの電源供給切替部の第2の例を示すブロック図である。
【図4】本発明によるテレビジョン放送受信システムの地上波デジタル放送アダプタの第1の例を示すブロック図である。
【図5】本発明によるテレビジョン放送受信システムの地上波デジタル放送アダプタの第2の例を示すブロック図である。
【図6】本発明によるテレビジョン放送受信システムのデジタルユニットの例を示すブロック図である。
【図7】本発明によるテレビジョン放送受信システムの第2の例を示すブロック図である。
【図8】本発明によるテレビジョン放送受信システムの第2の例の電源供給切替部を示すブロック図である。
【図9】本発明によるテレビジョン放送受信システムの第2の例の地上波デジタル放送アダプタを示すブロック図である。
【図10】本発明によるテレビジョン放送受信システムの電源供給切替部の動作を説明するための説明図である。
【符号の説明】
2…リモートコントロール装置、3…外部電源、4…衛星デジタル放送アンテナ、5…VHF/UHFアンテナ、6…地上波デジタル放送アダプタ、7…UHFアンテナ、10…テレビジョン放送受信機、11…受信部、12…操作部、13…システム制御部、14…電源供給切替部、15…アナログユニット、16…内部電源、17…デジタルユニット、61…コマンド処理部、62…地上波デジタル放送復調部、63…地上波デジタル放送復調部電源供給スイッチ、141…衛星デジタル放送アンテナ電源供給用スイッチ、142…デジタルユニット電源供給用スイッチ、143…地上波デジタル放送アダプタ電源供給用スイッチ、171…フロントエンド部、172…バックエンド部、173…1394インターフェース部、174…入力切替スイッチ、

Claims (11)

  1. アナログテレビジョン放送を受信するアナログユニットと、デジタルテレビジョン放送を受信するデジタルユニットと、外部機器を接続するための高速デジタルインターフェースと、上記アナログユニット及び上記デジタルユニットに外部電源からの電源を供給するための電源供給切替部と、を有し、該電源供給切替部は、デジタルテレビジョン放送を受信している時には上記デジタルユニットへの電源供給を行い、デジタルテレビジョン放送を受信していない時には上記デジタルユニットと上記高速デジタルインターフェースを介して接続された拡張デジタル放送用アダプタへの電源供給を行わないことを特徴とするテレビジョン放送受信装置。
  2. 請求項1記載のテレビジョン放送受信装置において、上記電源供給切替部は、上記デジタルユニットへの電源の供給と上記拡張デジタル放送用アダプタへの電源供給を連動して行うことを特徴とするテレビジョン放送受信装置。
  3. 請求項1記載のテレビジョン放送受信装置において、上記電源供給切替部は、上記デジタルユニットへの電源の供給と上記拡張デジタル放送用アダプタへの電源供給を独立に行うことを特徴とするテレビジョン放送受信装置。
  4. 請求項1記載のテレビジョン放送受信装置において、上記電源供給切替部は、デジタルテレビジョン放送を受信している時には上記デジタルユニットと上記拡張デジタル放送用アダプタへの電源供給を行い、デジタルテレビジョン放送を受信していない時には上記デジタルユニットと上記拡張デジタル放送用アダプタへ電源供給を行わないことを特徴とするテレビジョン放送受信装置。
  5. 請求項1記載のテレビジョン放送受信装置において、上記電源供給切替部は、デジタルテレビジョン放送を受信している時に上記拡張デジタル放送用アダプタの接続不良又は非接続が検出された場合に、上記拡張デジタル放送用アダプタへの電源を供給しないことを特徴とするテレビジョン放送受信装置。
  6. 請求項1記載のテレビジョン放送受信装置において、上記電源供給切替部は、上記デジタルユニットへの電源供給と連動してデジタル衛星放送アンテナへ電源供給を行うことを特徴とするテレビジョン放送受信装置。
  7. 請求項1記載のテレビジョン放送受信装置において、上記高速デジタルインターフェース接続がIEEE1394であるとき上記拡張デジタル放送用アダプタの受信可能放送以外のデジタル放送を受信する場合には、上記拡張デジタル放送用アダプタには電源供給を行わないことを特徴とするテレビジョン放送受信装置。
  8. 請求項1記載のテレビジョン放送受信装置において、上記高速デジタルインターフェース接続がIEEE1394であるとき上記拡張デジタル放送用アダプタの受信可能放送以外のデジタル放送を受信する場合には、上記拡張デジタル放送用アダプタのIEEE1394コマンドの受信部のみに電源供給を行い、上記拡張デジタル放送用アダプタによってデジタル放送を受信するときは上記拡張デジタル放送用アダプタの本体に電源供給を行うことを特徴とするテレビジョン放送受信装置。
  9. 請求項1記載のテレビジョン放送受信装置において、上記電源供給切替部と上記拡張デジタル放送アダプタの間を接続する制御線を設け、上記電源供給切替部は上記拡張デジタル放送アダプタより電源供給停止信号を受信したときには、上記拡張デジタル放送アダプタに電源供給を行わないことを特徴とするテレビジョン放送受信装置。
  10. 請求項1記載のテレビジョン放送受信装置において、上記電源供給切替部は、ユーザが入力操作を行ったときに、電源供給の制御を行うことを特徴とするテレビジョン放送受信装置。
  11. 請求項1記載のテレビジョン放送受信装置において、上記アナログユニットには常に電源が供給されていることを特徴とするテレビジョン放送受信装置。
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