JP4322466B2 - 殺微生物作用物質としての4−アミノ−2−(2−ピリジル)ピリミジン - Google Patents
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Description
本発明は、置換4−アミノ−2−(2−ピリジル)ピリミジン、そのような化合物の調製、ならびにグラム陽性菌及びグラム陰性菌、酵母菌及び菌類に対する抗微生物作用物質として表面の抗微生物処理を目的としたそれらの使用に関し、また、化粧品、家庭用品、織物及びプラスチックの保存及び消毒薬における使用に関する。
【0002】
本発明の置換4−アミノ−2−(2−ピリジル)ピリミジンは式(1):
【0003】
【化8】
【0004】
(式中
R1及びR2は、互いに独立して、水素;非置換又はモノもしくはポリ−ハロ−置換C1−C20アルキル、C1−C20アルコキシ、C2−C20アルケニル、C2−C20アルキニル、C3−C18シクロアルキル、C3−C7シクロアルキル−C1−C20アルキル;ヒドロキシ;C1−C6アルコキシ−C1−C20アルキル;カルボキシ;C1−C6アルキルオキシカルボニル;シアノ;モノ−もしくはジ−C1−C20アルキルアミノ;C1−C6アルキルアミノ−C1−C20アルキル;ハロゲン;フェニル;非置換又はC1−C5アルキル−、ハロ−もしくはヒドロキシ−置換フェニル−C1−C20アルキル、フェノキシ又はフェニル−C1−C20アルコキシであるか;又は、R1及びR2は、式:−(CH2)m−(式中、mは2〜12である)のポリメチレン鎖を形成し;
R3は、非置換C7−C20アルキルであるか;又はアミノ−、ヒドロキシ−、カルボキシ−もしくはC1−C6アルキルオキシカルボニル−置換C2−C20アルキル、C8−C18シクロアルキル、C8−C20アルケニル、C8−C20アルキニル、C3−C7シクロアルキル−C8−C20アルキル、C1−C4アルコキシ−C8−C20アルキル、R7R8N−C7−C20アルキル、フェニル、フェニル−C1−C4アルキル又はフェニル−C1−C4アルコキシであり;
R4は、水素;非置換又はC1−C5アルキル−、ハロ−もしくはヒドロキシ−置換C1−C20アルキル、C2−C20アルケニル、C2−C20アルキニル、C3−C20シクロアルキル、C3−C7シクロアルキル−C1−C20アルキル、C1−C20アルコキシ−C1−C6アルキル又はR7R8N−C1−C20アルキル、フェニル、フェニル−C1−C20アルキル又はフェノキシ−C1−C20アルキルであり;
R5及びR6は、互いに独立して、水素;C1−C20アルキル;C2−C20アルケニル;C2−C20アルキニル;C3−C18シクロアルキル;C3−C7シクロアルキル−C1−C20アルキル;ヒドロキシ;C2−C20アルコキシ;C1−C6アルコキシ−C1−C20アルキル;カルボキシ;C1−C6アルキルオキシカルボニル;シアノ;ニトロ;C1−C20アルキルアミノ;C1−C20アルキルアミノアルキル;C1−C20ハロアルキル;C1−C20ハロアルコキシ;ハロゲン;非置換又はC1−C5アルキル−、ハロ−もしくはヒドロキシ−置換フェニル、フェノキシ又はフェニル−C1−C20アルキル又はフェニル−C1−C20アルコキシであるか;又は、R5及びR6は、一緒になって、式:−(CH2)m−(式中、mは2〜12である)のポリメチレン鎖を形成し;そして
R7及びR8は、互いに独立して水素;C1−C20アルキル;C3−C20アルケニル;C3−C20アルキニル;C3−C7シクロアルキル;C3−C20シクロアルキル−C1−C4アルキル;フェニル;又はフェニルC1−C4アルキルである)に対応する。
【0005】
C1−C20アルキル基は、直鎖状又は分岐鎖状アルキル基、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、アミル、イソアミルもしくはtert−アミル、ヘプチル、オクチル、イソオクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オキタデシル又はエイコシルである。
【0006】
C3−C18シクロアルキルは、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シクロノニル、シクロデシル、シクロウンデシル、シクロドデシル、シクロテトラデシル、シクロペンタデシル、シクロヘキサデシル、シクロヘプタデシル又はシクロオクタデシルを意味し、特に、シクロヘキシルを意味する。
【0007】
アルケニルには、上記の範囲内において、とりわけ、アリル、イソプロペニル、2−ブテニル、3−ブテニル、イソブテニル、n−ペンタ−2,4−ジエニル、3−メチル−ブタ−2−エニル、n−オクタ−2−エニル、n−ドデカ−2−エニル、イソドデセニル、n−ドデカ−2−エニル及びn−オクタデカ−4−エニルが挙げられる。
【0008】
C1−C5アルコキシ基は、直鎖状又は分岐鎖状基、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ又はペンチルオキシである。
【0009】
アルキニルには、例えば、エチニル、プロパルギル、2−ブチニル、1−ペンチニル及び2−ペンチニルが挙げられる。
【0010】
R5及びR6が、互いに独立して水素又はC1−C20アルキルであり、特に水素である式(1)の化合物が好ましい。
【0011】
式(1)のR1及びR2は、互いに独立して、好ましくは水素、非置換又はモノ−もしくはポリ−ハロ−置換C1−C20アルキル;又はC1−C5アルコキシ−C1−C5アルキルであり;特に水素;非置換又はモノ−もしくはポリ−ハロ−置換C1−C5アルキル;又はC1−C3アルコキシ−C1−C5アルキルであり;更に特別には水素、メチル、エチル、イソプロピル、tert−ブチル、CF3又は基−(CH2)m−O−CH3(ここで、mは、1〜4である)である。
【0012】
式(1)のR3は、好ましくは非置換もしくはアミノ置換C7−C20アルキル、C3−C7シクロアルキル−C8−C20アルキル、C1−C4アルコキシ−C8−C20アルキル、R7R8N−C7−C20アルキル、フェニル−C1−C4アルキル又はフェニル−C1−C4アルコキシであり、特に非置換もしくはアミノ置換C7−C20アルキル又はR7R8N−C7−C20アルキルである。
【0013】
式(1)の特に好ましい化合物は、
R1及びR2が、互いに独立して、水素、メチル、エチル、イソプロピル、tert−ブチル、CF3又は基−(CH2)m−OCH3であり;
R3が、非置換もしくはアミノ置換C7−C20アルキル又はR7R8N−C7−C20アルキルであり;
R4が、水素又はC1−C20アルキルであり;
R5、R6、R7及びR8が、互いに独立して、水素又はC1−C20アルキルであり;そして
mが、1〜4である化合物であり、
特に、R5、R6、R7及びR8が、水素である
化合物である。
【0014】
式(2)及び(3):
【0015】
【化9】
【0016】
(式中
nは、7〜20であり;そして
R1、R2、R3、R5及びR6は、式(1)と同義である)の化合物が特に好ましい。
【0017】
これらの化合物は、すべて、酸付加塩の形態で存在することもよく、適切な酸としては、HF、HCl、HBr、H2SO4、H3PO4、モノ−及びジ−官能化カルボン酸類、例えば、乳酸、酒石酸、酢酸、マレイン酸、フマル酸、クエン酸、サリチル酸又はスルホン酸である。
【0018】
本発明の4−アミノ−2−(2−ピリジル)ピリミジンを更に下記の表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】
【表3】
【0022】
【表4】
【0023】
【表5】
【0024】
【表6】
【0025】
新規4−アミノ−2−(2−ピリジル)ピリミジンは、それ自体既知の方法により調製される(J. Org. Chem.; 1967, 32, 1591)。その目的のために、2−シアノピリジンを適切な溶媒、例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノ−ル、DMF、テトラヒドロフラン等で、酢酸アンモニウム又は塩化アンモニウムと−10℃〜100℃の温度で1〜24時間かけて反応させて、対応する2−アミジノピリジンを形成する。次に2−アミジノピリジンを、適切なβ−ケトエステルと、例えば、炭酸ナトリウム、水酸化カリウム、ナトリウムエタノレート、ナトリウムメタノレート、カリウムtert−ブタノレート等の補助塩基を使用して、例えば、メタノール、エタノール、ブタノール、tert−ブタノール、THF、DMF、アセトニトリル、トルエン、キシレン等の適切な溶媒中、40〜120℃の温度で1〜24時間かけて縮合させる。このようにして得られた4−ヒドロキシ−2−(2−ピリジル)ピリミジンは、次に、塩化ホスホリルを使用する変換方法により対応する4−クロロ−2−(2−ピリジル)ピリミジンに転換させる。置換4−アミノ−2−(2−ピリジル)ピリミジンは、4−クロロ−2−(2−ピリジル)ピリミジンを第一級又は第二級アミン類と例えば、DMF、ジオキサン、トルエン、キシレン、エタノール、ブタノールの適切な溶媒中、例えば、トリエチルアミン、DIEA、炭酸ナトリウム、水酸化カリウム等の補助塩基と、又は過剰量のアミンを使用して、40〜130℃で1〜24時間かけて反応させて得られる。ポリマー結合ジアミン類との反応を除く、式(2)の化合物の調製は、式(1)の化合物のものと同様である。ポリマー結合ジアミン類は、2〜10当量のジアミンの過剰量を、トリチルクロリドポリスチレン樹脂と、例えば、DMF、ジクロロメタン、THF又はジオキサン中、10〜50℃の温度で0.5〜24時間かけて反応させて得られる。次に、適切に置換された4−クロロ−2−(2−ピリジル)ピリミジン2〜10当量をポリマー結合ジアミン類と、例えば、ジクロロメタン、DMF、THF又はトルエンの適切な溶媒中、10〜120℃で2〜48時間かけて反応させる。樹脂を洗浄して過剰量を除去した後、目的化合物を、ジクロロメタン中、1〜30%トリフルオロ酢酸を使用して25℃で1〜5時間かけて開裂させる。更に精製するために、物質を、1〜10%HOAcを有するtBuOH/水4:1から凍結乾燥させ、そしてtBuOH/水4:1から1回凍結乾燥させる。
【0026】
すべての反応は、下記のスキームに従って進行する。
【0027】
【化10】
【0028】
式(3)の化合物は、下記のスキームに従って、式(1)の化合物の調製と同様にして調製される。
【0029】
【化11】
【0030】
本発明に従って使用される4−アミノ−2−(2−ピリジル)ピリミジンは、著しい抗微生物作用を、特に病原性グラム陽性及びグラム陰性菌に対して、そして皮膚の細菌叢に対して示し、また酵母菌及びかびに対しても示す。したがって消毒、脱臭のため、皮膚と粘膜及び外皮付属物(毛髪)の一般的及び抗微生物処理のため、特に適切であり、更に手及び創傷の消毒のために特に適切である。
【0031】
したがって、それらは例えば、シャンプー、入浴用添加剤、ヘアケア調製物、液状及び固形石鹸(合成界面活性剤ならびに飽和及び/又は不飽和脂肪酸に基づく)、ローション及びクリーム、脱臭剤、他の水性又はアルコール性溶剤、例えば、皮膚の清浄溶剤、湿性清浄布、油剤又は粉末剤のようなパーソナルケア調製物における抗微生物作用物質及び保存剤として適切である。
【0032】
したがって本発明は、また、少なくとも1個の式(1)の化合物及び、化粧用に許容されうる担体又は補助剤を含むパーソナルケア調製物に関する。
【0033】
したがって本発明のパーソナルケア調製物は、式(1)の化合物を、組成物の全重量に対して0.01〜15重量%、好ましくは0.1〜10重量%含有しそして化粧用として許容されうる補助剤を含有する。
【0034】
パーソナルケア調製物の形態に応じて、式(1)の4−アミノ−2−(2−ピリジル)ピリミジンに加えて、更なる成分、例えば、金属イオン封鎖剤、着色剤、香料、油剤、増粘剤又は凝固剤(稠度制御剤)、皮膚軟化剤、UV吸収剤、皮膚保護剤、酸化防止剤、例えば、ジカルボン酸及び/又はC14−C22脂肪酸のアルミニウム、亜鉛、カルシウムもしくはマグネシウム塩のような機械的特性を改善する添加物、場合により保存剤が含まれる。
【0035】
本発明のパーソナルケア調製物は、油中水もしくは水中油乳濁液、アルコールもしくはアルコール含有配合物、イオンもしくは非イオン両親媒性脂質の小泡分散体、ジェル、中実棒(solid stick)又はエアゾール配合物の形態であってよい。
【0036】
油中水又は水中油乳濁液において、化粧用として許容されうる補助剤は、好ましくは油相5〜50%、乳化剤5〜20%及び水30〜90%を含む。油相には、化粧用配合物に適切なあらゆる油剤、例えば、1種以上の炭化水素油、蝋、天然油、シリコーン油、脂肪酸エステル又は脂肪アルコールが含まれる。好ましいモノ−又はポリオール類は、エタノール、イソプロパノ−ル、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール、グリセロール及びソルビトールである。
【0037】
本発明の化粧用配合物は、種々の分野において使用される。例えば特に下記の調製物が考慮される。
スキンケア調製物、例えば、タブレット型もしくは液状石鹸、合成洗剤又はペースト洗剤の形態の皮膚洗浄及び清浄調製物;
入浴用調製物、例えば、液状(フォームバス、ミルク、シャワー調製物)又は固形入浴用調製物、例えば、バスキューブ及びバスソルト;
スキンケア調製物、例えば、スキンエマルジョン、マルチエマルジョン又はスキンオイル;
化粧用パーソナルケア調製物、例えば、デイクリームもしくはパウダークリームの形態でのフェースメーキャップ、フェイスパウダー(ゆるい又は圧搾されたもの)、ほお紅又はクリーム化粧品、アイケア調製物、例えば、アイシャドウ調製物、マスカラ、アイライナー、アイクリーム又はアイフィックスクリーム;リップケア調製物、例えば、口紅、リップグロス、リップライナー、ネイルケア調製物、例えば、マニキュア液、マニキュア落とし、ネイルハードナー(nail hardner)又はあま皮落とし;
生理衛生用調製物、例えば、生理用洗浄ローション又は生理用スプレー;
フットケア調製物、例えば、フット浴、フットパウダー、フットクリームもしくはフットバルサム、特殊脱臭剤及び発刊抑制剤又はたこ除去調製物;
光保護調製物、例えば、サンミルク、ローション、クリームもしくはオイル、日焼け止め又はトロピカル(tropicals)、日焼け前調製物又は日焼け後調製物;
日焼け用調製物、例えば、セルフ日焼け用クリーム;
脱色調製物、例えば、皮膚しみ抜き用調製物又は皮膚の色を明るくする調製物;
防虫剤、例えば、防虫油剤、ローション、スプレーもしくはスティック;
脱臭剤、例えば、脱臭スプレー、ポンプスプレー、脱臭ジェル、スティック又はロールオン(roll-on);
制汗剤、例えば、制汗スティック、クリーム又はロールオン;
創傷皮膚を洗浄及びケアする調製物、例えば、合成洗剤(固形又は液状)、ピールもしくはスクラブ調製物又はピールマスク;
化学的な形態の毛髪除去調製物(脱毛)、例えば、毛髪除去パウダー、液状毛髪除去調製物、クリームもしくはペースト状毛髪除去調製物、ジェル状もしくはエアゾール泡沫の毛髪除去調製物;
髭剃り用調製物、例えば、髭剃り用石鹸、フォーミングシェービングクリーム、ノンフォーミングシェービングクリーム、フォーム及びジェル、ドライシェービング用プリシェーブ調製物、アフターシェーブス、又はアフターシェーブローション;
芳香調製物、例えば、芳香剤(オーデコロン、オードトワレ、オードパルファム、パルファムドトワレ、香水)、香油又はパヒュームクリーム;
歯のケア用、義歯ケア用及びマウスケア用調製物、例えば、練り歯磨き粉、ジェル状歯磨き粉、歯磨き粉、洗口濃縮剤、歯垢防止洗口剤、義歯洗浄剤又は義歯固定剤;
化粧用毛髪処理調製物、例えば、シャンプー及びコンディショナーの形態の毛髪洗浄調製物、ヘアケア調製物、例えば、プレトリートメント調製物、ヘアトニック、整髪用クリーム、整髪用ジェル、ポマード、ヘアリンス、トリートメントパック、毛髪集中処理剤、髪型調製物、例えば、パーマネントウェーブ(ホットウエーブ、マイルドウエーブ、コールドウエーブ)用の毛髪ウエーブ調製物、ストレートヘア用調製物、液体へアセット調製物、ヘアフォーム、ヘアスプレー、漂白調製物、例えば、過酸化水素溶液、毛髪の色を明るくするシャンプー、漂白クリーム、漂白パウダー、漂白ペーストもしくはオイル、一時的、半永久的もしくは永久的毛髪着色剤、自己酸化染料含有調製物又は天然毛髪着色剤、例えば、ヘンナもしくはカミツレ。
【0038】
例えば、抗微生物石鹸は下記の組成を有する。
式(1)の化合物0.01〜5重量%、
二酸化チタン0.3〜1重量%、
ステアリン酸1〜10重量%、
100%になる量の石鹸基剤(例えば、獣脂脂肪酸もしくはココナッツ脂肪酸のナトリウム塩又はグリセロール)。
【0039】
例えば、シャンプーは下記の組成を有する。
式(1)の化合物0.01〜5重量%、
ナトリウムラウレト−2−サルフェート12.0重量%、
コカミドプロピルベタイン4.0重量%、
NaCl 3.0重量%、及び
100%になる量の水。
【0040】
例えば、脱臭剤は下記の組成を有する。
式(1)の化合物0.01〜5重量%、
エタノール60重量%、
香油0.3重量%、及び
100%になる量の水。
【0041】
本発明は、また、式(1)の化合物を、組成物の全重量に対して0.01〜15重量%及び経口用として許容されうる補助剤を含有する経口組成物に関する。
【0042】
経口組成物の例としては、
ソルビトール10重量%、
グリセロール10重量%、
エタノール15重量%、
プロピレングリコール15重量%、
ラウリル硫酸ナトリウム0.5重量%、
ナトリウムメチルコシルタウレート0.25重量%、
ポリオキシプロピレン/ポリオキシエチレンブロックコポリマー0.25重量%、
ペパーミント着香剤0.10重量%、
式(1)の化合物0.1〜0.5重量%、及び
水48.6重量%。
【0043】
例えば、本発明の経口組成物は、ジェル、ペースト、クリーム又は水溶性調製物(洗口液)の形態であってよい。
【0044】
本発明の経口組成物は、また、虫歯の形成に対して効果のあるフッ素イオンを放出する化合物、例えば、フッ化ナトリウム、カリウム、アンモニウムもしくはカルシウムのような無機フッ化塩、又はフッ化アミン(商標名Olafluorとして既知である)のような有機フッ化塩を含んでよい。
【0045】
本発明に従って使用される、式(1)の4−アミノ−2−(2−ピリジル)ピリミジンは、また、織物繊維材料の処理、特に保存のためにも適切である。そのような材料としては、例えば、絹、羊毛、ポリアミド又はポリウレタン類、特にすべての種類のセルロース系繊維の未染色及び染色又はプリントされた繊維材料である。このような繊維材料としては、例えば、綿、リネン、ジュート及び大麻のような天然セルロース繊維、ならびにセルロース及び再生セルロースである。好ましい織物繊維材料は綿製である。
【0046】
本発明の4−アミノ−2−(2−ピリジル)ピリミジンは、また、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネート、ラテックス等のプラスチック類の処理、特に抗微生物特性の付与又は保存のためにも適切である。したがって使用分野は、例えば、床仕上げ剤、プラスチック被覆、プラスチック容器及び梱包材料;台所及び浴室用品(例えば、ブラシ、シャワーカーテン、スポンジ、バスマット)、ラテックス、フィルタ材料(エアー及びウォーターフィルタ)、医療分野で使用されるプラスチック製品、例えば、包帯材料、シリンジ、カテーテル等、所謂「医療用具」、手袋及びマットレスである。
【0047】
紙、例えば、衛生目的に使用される紙に、本発明の4−アミノ−2−(2−ピリジル)ピリミジンを使用して抗微生物特性を付与することができる。
【0048】
例えば、おむつ/おしめ、生理用ナプキン、パンティーラインのような不織布及び衛生用、家庭用布に本発明の抗菌特性を付与することも可能である。
【0049】
また、式(1)の4−アミノ−2−(2−ピリジル)ピリミジンは、洗浄及び清浄配合物に、例えば、液状もしくは粉末洗剤又は柔軟剤にも使用される。
【0050】
また、式(1)の4−アミノ−2−(2−ピリジル)ピリミジンは、特に、塗装面を清浄及び消毒する家庭用及び汎用清浄剤に使用される。
【0051】
例えば、清浄調製物は下記の組成を有する。
式(1)の化合物0.01〜5重量%、
オクチルアルコール4EO 3.0重量%、
脂肪酸アルコールC8−C10ポリグルコシド1.3重量%、
イソプロパノ−ル3.0重量%、
100%になる量の水。
【0052】
化粧品及び家庭用品の保存に加えて、例えば、紙処理において、特に紙処理液剤、デンプン又はセルロース誘導体の印刷増粘剤、表面被覆及び塗料において技術生産品の保存、技術生産品への抗微生物特性の付与及び技術工程における殺生物剤としての使用も可能である。
【0053】
式(1)の4−アミノ−2−(2−ピリジル)ピリミジンは、また、木材の抗微生物処理並びに皮革の抗微生物処理、皮革の保存及び皮革への抗微生物特性の付与のためにも適切である。
【0054】
本発明の化合物は化粧品及び家庭用品を微生物による損害から保護するためにも適切である。
【0055】
下記の実施例は本発明を説明するが、本発明を制限するものではない。
【実施例】
【0056】
調製例
例1:置換4−アミノ−2−(2−ピリジル)ピリミジンの合成
1a:2−(2−ピリジル)ピリミジンの調製
【0057】
【化12】
【0058】
ナトリウム(1.44g、63mmol)を無水エタノール(28.8ml)にアルゴン下、45℃で溶解した。無水エタノール(35ml)中の2−アミジノピリジン塩酸塩(9.8g、63mmol)の溶液を加え、混合物を1時間加熱還流した。それぞれ8mlに分けた懸濁液を、それぞれ無水エタノール(5ml)中のβ−ケトエステル(7.88mmol)(使用量は表2を参照すること)を含有する8個のフラスコに移動した。懸濁液を5時間加熱還流した。25℃に冷却した後、反応混合物を蒸発乾固させ、塩素化に直接使用した。
【0059】
【表7】
【0060】
b:4−クロロ−2−(2−ピリジル)ピリミジンの合成
【0061】
【化13】
【0062】
a)の粗生成物を塩化ホスホリル(それぞれ5ml、54mmol)に取り、110℃で3時間加熱した。25℃に冷却した後、反応混合物を氷水10mlに注ぎ、水酸化ナトリウム水溶液を用いてゆっくりとpH8〜9に調整した。得られた粗生成物をジクロロメタン(5×10ml)で抽出し、有機抽出物を水(2×10ml)及び飽和NaCl溶液で洗浄した。MgSO4上で乾燥させた後、生成物を濾取し、蒸発乾固させた。大部分の生成物が良好な純度を示したため(表3参照)、更に精製をしないで更なる処理を行った。
【0063】
【表8】
【0064】
c:ジアミンによるトリチルクロリドポリスチレン樹脂(TCP)の負荷
【0065】
【化14】
【0066】
それぞれ、TCP樹脂(樹脂負荷:1.44mmol/g)1gをジアミン(表4参照;5当量;7.2mmol)と共に無水ジクロロメタン(5ml)中、25℃で、24時間振とうした。樹脂をジクロロメタン(5×)、1%HOAc/DCM、DMF及びジエチルエーテルで洗浄し、減圧下で乾燥させた。
【0067】
【表9】
【0068】
d:ジアミンTCP樹脂と4−クロロ−2−(2−ピリジル)ピリミジンとの反応
【0069】
【化15】
【0070】
ジアミンTCP樹脂(それぞれ50mg;ジアミン72μmol)を4−クロロ−2−(2−ピリジル)ピリミジン(それぞれ3当量;216μmol)及びDIPEA(5当量;360μmol)と共に無水ジクロロメタン(それぞれ1ml)中、25℃で48時間振とうした。次に樹脂を濾取し、洗浄(DMF 5×、MeOH 5×、DCM 5×、ジエチルエーテル5×)し、減圧下で乾燥させた。次に5%TFA/DCM(それぞれ1.5mL)を用いて開裂を25℃で1時間実施した。開裂溶液を蒸発乾固させ、粗生成物を、10%HOAcを有するtBuOH/水4:1から凍結乾燥させ、及びtBuOH/水4:1から1回凍結乾燥させた。
【0071】
e:4−クロロ−2−(2−ピリジル)ピリミジンとモノアミンとの反応
【0072】
【化16】
【0073】
4−クロロ−2−(2−ピリジル)ピリミジン(それぞれ72μmol)をモノアミン(それぞれ3当量;216μmol)と共に無水ジオキサン(0.5ml)中、90℃で24時間加熱した。25℃に冷却した後、過剰量のアミンを除去するため、スカベンジャー樹脂(ポリスチレンアルデヒド樹脂;樹脂装填1.28mmol/g;3当量;216mmol;170mg)、トリメチルオルトホルメート(2当量;144μmol;15mg;16μl)、及び無水THF(2ml)を加えた。反応混合物を25℃で24時間振とうした。濾過した後、濾液を蒸発乾固させ、粗生成物を、10% HOAcを有するtBuOH/水4:1から凍結乾燥させ、及びtBuOH/水4:1から1回凍結乾燥させた。
【0074】
【表10】
【0075】
上記の方法により調製された化合物をすべて表1に示し、HPLC及びMSにより特徴付けした(表7、純度)。幾つかの化合物には、1H−NMR分光法を使用して、分析した(表6)。
【0076】
【表11】
【0077】
【表12】
【0078】
例2:マイクロタイタープレートにおける最小阻害濃度(MIC値)の測定
培養液:
試験細菌及び酵母菌のプレカルチャーを調製するためのカゼイン大豆小麦粉ペプトンブロス
かびのプレカルチャーのための菌学スラントアガー
試験生物の例:
細菌:Staphylococcus hominis DMS 20328(=SH)
Escherichia coli NCTC 8196(=EC)
手順:
試験物質をジメチルスルホキシド(DMSO)に予め溶解させ、1:2の希釈系列で試験した。
細菌及び酵母菌をCASOブロスで一晩培養し、かびを菌学スラントアガーで一晩培養し、0.85%塩化ナトリウム溶液(+0.1% Triton X-100)10mlを用いて洗浄した。
すべての試験生物を、0.85%塩化ナトリウム溶液を用いて1〜5×106CFU/mlの生物数に調整した。
試験物質をマイクロタイタープレートに各ウエル8μlの量で予めピペットした。
予め希釈した生物懸濁液を、CASOブロス(細菌及び酵母菌)に、又はSabouraud 2%グルコースブロス(かび)に1:100で希釈し、192μl/ウエルの量で試験物質に加えた。
試験細菌を37℃で48時間(細菌及び酵母菌)又は28℃で5日間(かび)培養した。
培養の後、成長を、マイクロプレートリーダーにより620nmで試験バッチの濁度(光学濃度)に基づいて測定した。
最小阻害濃度(MIC値)は、試験生物の明らかな成長阻害(≦20%成長)が見出される(対照の成長と比較して)物質の濃度である。
各試験生物と物質濃度に対して1個のマイクロタイタープレートを使用した。物質は全て2重に試験した。
結果を表7にまとめた。
【0079】
【表13】
【0080】
【表14】
【0081】
純度〔%〕=検出波長214nmでのHPLC面積率
【0082】
【表15】
【0083】
【表16】
【0084】
【表17】
【0085】
例3:選択した化合物の殺菌作用の測定
試験方法
培養液:
試験細菌のプレカルチャーを調製するためのカゼイン大豆小麦粉ペプトンブロス
試験生物の例:
Staphylococcus aureus ATCC 6538
Escherichia coli ATCC 10536
Salmonella choleraesuis ATCC 10708
手順:
試験物質をジメチルスルホキシド(DMSO)に溶解させ、120μg/mlの濃度で試験した。
細菌をCASOブロスで一晩培養し、0.85%塩化ナトリウム溶液を用いて1〜5×105CFU/mlの生物数に調整した。
試験物質をマイクロタイタープレートに各ウエル8μlの量で予めピペットした。
調整した試験生物懸濁液を192μl/ウエルの量で試験物質に加え、混合した。規定した接触時間の後、試験バッチを混合し、一定分量を取り出し、適切な不活性媒体中、1:10の希釈系列で数段階により希釈した。
試験プレートを37℃で24時間培養した。
培養の後、成長を、マイクロプレートリーダーにより620nmで試験バッチの濁度(光学濃度)に基づいて測定した。
希釈系列における成長阻害段階数に基づき、試験生物濃度の減少を10の累乗で測定した(log値)。
各試験生物に対して1個のマイクロタイタープレートを使用した。
物質は全て2重に試験した。
【0086】
【表18】
【0087】
【表19】
Claims (7)
- 式(1)
R1及びR2は、互いに独立して、水素;非置換又はモノもしくはポリ−ハロ−置換C1−C20アルキル、C1−C20アルコキシ、C2−C20アルケニル、C2−C20アルキニル、C3−C18シクロアルキル、C3−C7シクロアルキル−C1−C20アルキル;ヒドロキシ;C1−C6アルコキシ−C1−C20アルキル;カルボキシ;C1−C6アルキルオキシカルボニル;シアノ;モノ−もしくはジ−C1−C20アルキルアミノ;C1−C6アルキルアミノ−C1−C20アルキル;ハロゲン;フェニル;非置換又はC1−C5アルキル−、ハロ−もしくはヒドロキシ−置換フェニル−C1−C20アルキル、フェノキシ又はフェニル−C1−C20アルコキシであるか;又は、R1及びR2は、式:−(CH2)m−(式中、mは2〜12である)のポリメチレン鎖を形成し;
R3は、非置換C7−C20アルキルであるか;又はアミノ−、ヒドロキシ−、カルボキシ−もしくはC1−C6アルキルオキシカルボニル−置換C2−C20アルキル、C8−C18シクロアルキル、C8−C20アルケニル、C8−C20アルキニル、C3−C7シクロアルキル−C8−C20アルキル、C1−C4アルコキシ−C8−C20アルキル、R7R8N−C7−C20アルキル、フェニル又はフェニル−C1−C4アルキルであり;
R4は、水素;非置換又はC1−C5アルキル−、ハロ−もしくはヒドロキシ−置換C1−C20アルキル、C2−C20アルケニル、C2−C20アルキニル、C3−C20シクロアルキル、C3−C7シクロアルキル−C1−C20アルキル、C1−C20アルコキシ−C1−C6アルキル又はR7R8N−C1−C20アルキル、フェニル、フェニル−C1−C20アルキル又はフェノキシ−C1−C20アルキルであり;
R5及びR6は、水素であり;そして
R7及びR8は、互いに独立して、水素;C1−C20アルキル;C3−C20アルケニル;C3−C20アルキニル;C3−C7シクロアルキル;C3−C20シクロアルキル−C1−C4アルキル;フェニル;又はフェニル−C1−C4アルキルである)で示される化合物。 - 請求項1記載の式(1)の化合物を含む、表面の抗微生物処理のための組成物。
- ヒトを除く表面の抗微生物処理のための請求項1記載の式(1)の化合物の使用。
- 請求項1記載の式(1)の化合物を組成物の全重量に対して0.01〜15重量%及び化粧用として許容されうる補助剤を含有するパーソナルケア調製物。
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