JP4321787B2 - 内視鏡用撮像装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は内視鏡用撮像装置、特に鏡胴を通過する像光がプリズム等を介して固体撮像素子に導かれる構成となる撮像装置で、内視鏡の細径化を促進する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4には、従来の電子内視鏡で用いられている撮像装置の構成が示されている。この装置は、内視鏡先端部内に収納されるもので、対物光学系1を有する鏡胴2が筒状の鏡胴保持部材3に保持されて配置される。この鏡胴保持部材3の後方に、プリズム4が取り付けられ、このプリズム4にカバーガラス5を介して固体撮像素子であるCCD(Charge Coupled Device)6が光学的に接続される。このCCD6は、回路基板として機能するパッケージ7に収められ、その上側が上記カバーガラス5で塞がれており、このパッケージ7の端部にはビデオ信号伝送線が接続される。
【0003】
このような撮像装置によれば、上記の対物光学系1によって捉えられた像光がプリズム4で反射されてCCD6の撮像面(上面)に到達することになり、このCCD6では入射光に対応した電荷量をビデオ信号として出力し、このビデオ信号を処理することにより被観察体内の画像が形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種の内視鏡では、従来から内視鏡先端部の細径化が進められており、CCD6の実装構造の改善等が行われている。例えば、図4に示したパッケージ7をなくし、CCD6の上面にカバーガラス5を密着させ、この両者の重ね部分を含むCCD6及びカバーガラス5の外周部に接着剤を充填する構成とすれば、撮像装置の高さh1 を少しでも低くすることができる。ここで、図4の鏡胴2の光軸100は内視鏡軸(長さ方向の軸)に平行となっており、上記高さh1 を低くすることにより細径化が促進される。
【0005】
しかし、撮像や処置に関する各種の機構、構造を追加する必要性から、内視鏡先端部の更なる細径化が要請されており、上記の対物光学系1を有する鏡胴2及びCCD6の取付け部分に関して更なる改善を図ることができれば、細径化の促進に貢献できる。
【0006】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、内視鏡細径化の促進を図ることができる内視鏡用撮像装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、発明は、対物光学系を内蔵する鏡胴と、この鏡胴を保持する鏡胴保持部材と、上記対物光学系で捉えられた被観察体を撮像する固体撮像素子と、この固体撮像素子の上面側をカバーする透光部材と、を備えた内視鏡用撮像装置において、上記鏡胴の外周部が露出するように上記鏡胴保持部材の一部をカットし、このカット部に上記透光部材を当該鏡胴保持部材の一部として配置すると共に、上記透光部材に上記鏡胴の外周部を配置するための溝を形成したことを特徴とする
【0008】
上記の構成によれば、透光部材に鏡胴保持部材の一部の保持機能をさせることにより、透光部材の上面が鏡胴の光軸に近づくことになり、これによって撮像装置の高さを少なくとも鏡胴保持部材のカット部の厚みの分だけ低くすることができる。
また、上記のカット部の厚み分に加えて更に透光部材の溝の深さ分、撮像装置の高さを低くすることが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1及び図2には、実施形態例に係る内視鏡用撮像装置の構造が示されており、この撮像装置は電子スコープの先端部内に配置される。図1において、枠部材10内に対物光学系11を内蔵した鏡胴12は、その外周部に配置された筒状の鏡胴保持部材13に保持され、この鏡胴保持部材13内で鏡胴12は光軸100の方向に移動可能となっている。なお、この鏡胴保持部材13は先端側が円筒形で後側の外周は途中から四角形となっている。
【0010】
上記鏡胴保持部材13の後方に、プリズム14が配置され、このプリズム14の下面にカバーガラス(透光部材)15を介してCCD16が配置されており、このCCD16の撮像面S1 は上記鏡胴12の光軸100に平行となる。このCCD16では、例えばその撮像面側から外側に突出して設けたリード線を回路基板17に接続し、上記撮像面S1 上にリード線を挟むように載せたカバーガラス15の周辺部を接着剤等により接着する。更に、図示のように充填剤(接着剤等)18をCCD16の周辺部と回路基板17との間に充填することにより、このCCD16とカバーガラス15の間(僅かな空間)を気密状態とする。なお、上記回路基板17にはビデオ信号等の信号伝送線が接続される。
【0011】
上記の鏡胴保持部材13の後端側では、その外周下側を平面カットしたカット部20が設けられる。即ち、図2(A)には鏡胴部が示され、図2(B)に図(A)を下側から見た状態が示されているが、この図(B)のように鏡胴12の枠部材10の一部(底部)が露出するように、図(A)の点線位置まで鏡胴保持部材13の下側を切断する。
【0012】
一方、図2(C)及び(D)に示されるように、カバーガラス15には、上面の前側に円弧状の溝22を形成し、この溝22には、異常光線の反射及び透過による画像への影響をなくすために反射防止塗料の塗布等の反射防止処理を施している。そして、この溝22に、上記図2(B)で露出する鏡胴12の枠部材10の円筒外周を配置する。
【0013】
このような実施形態例の構成によれば、カバーガラス15の前側を鏡胴保持部材13のカット部20の下側に、溝22の方も鏡胴12の枠部材10の外周部に配置して接着剤で接着すると共に、このカバーガラス15の中央部をプリズム14の下側に接着剤で接着する。従って、このカバーガラス15は鏡胴保持部材13のカット部20において保持部材としての機能も発揮することになる。
【0014】
そして、図2に示されるように、少なくとも枠部材10の厚みt1 とカバーガラス15の溝22の深さt2 を合せた厚みt3 の分につき撮像装置の高さが低くなり、図1に示す装置の高さh2 は、従来の図4の装置の高さh1 (図4)よりも低くなる。この結果、内視鏡先端部の細径化が促進できる。
【0015】
図3には、参考例の撮像装置の構成が示されており、この参考例は従来の図4のパッケージ型を用いたものである。図3において、鏡胴12の鏡胴保持部材23では、この鏡胴保持部材23の厚みt1 のみをカットしたカット部24を設け、カバーガラス5には第1例のような溝を設けないこととする。従って、プリズム25の下面は上記鏡胴12の枠部材10の下端位置に合せるように配置する。
【0016】
このような参考例の構成の場合も、カバーガラス5の前側を鏡胴保持部材23のカット部24に接着することにより、鏡胴保持部材23の一部として機能し、撮像装置の高さh3 も、少なくとも枠部材10の厚みt1 分が従来の図4の高さh1 と比較して低くなる。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、発明によれば、鏡胴の外周部が露出するように鏡胴保持部材の一部をカットし、このカット部に固体撮像素子側の透光部材を当該保持部材の一部として配置したので、少なくとも鏡胴保持部材の厚み分につき撮像装置の高さを低くすることができ、この結果内視鏡先端部の細径化が図られる。
【0018】
また、上記透光部材に鏡胴の外周部を配置するための溝を形成したので、上記鏡胴保持部材の厚みに加えて溝の深さ分につき先端部の細径化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態例に係る内視鏡用撮像装置の構成を示す側面断面図である。
【図2】図1の撮像装置の各部の構成を示し、図(A)は鏡胴及びその保持部材の側面断面図、図(B)は図(A)の部材を下側から見た図、図(C)はカバーガラスの鏡胴光軸方向の断面図、図(D)はカバーガラスを前側から見た図である。
【図3】 参考例の撮像装置の構成を示す側面断面図である。
【図4】従来の内視鏡用撮像装置の構成を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1,11 … 対物光学系、
2,12 … 鏡胴、
3,13,23 … 鏡胴保持部材、
5,15 … カバーガラス、
6,16 … CCD、
10 … 枠部材、
20,24 … カット部、
22 … 溝。

Claims (1)

  1. 対物光学系を内蔵する鏡胴と、
    この鏡胴を保持する鏡胴保持部材と、
    上記対物光学系で捉えられた被観察体を撮像する固体撮像素子と、
    この固体撮像素子の上面側をカバーする透光部材と、を備えた内視鏡用撮像装置において、
    上記鏡胴の外周部が露出するように上記鏡胴保持部材の一部をカットし、このカット部に上記透光部材を当該鏡胴保持部材の一部として配置すると共に、
    上記透光部材に上記鏡胴の外周部を配置するための溝を形成したことを特徴とする内視鏡用撮像装置。
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