JPH09173288A - 電子内視鏡用カメラヘッド装置 - Google Patents

電子内視鏡用カメラヘッド装置

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JPH09173288A
JPH09173288A JP7350980A JP35098095A JPH09173288A JP H09173288 A JPH09173288 A JP H09173288A JP 7350980 A JP7350980 A JP 7350980A JP 35098095 A JP35098095 A JP 35098095A JP H09173288 A JPH09173288 A JP H09173288A
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逸司 南
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 挿入先端部の細径化を図る。 【解決手段】 内視鏡先端部では、対物光学系部材12
を保持する保持部材13がプリズム14を介してCCD
17へ接続される。このような接続配置において、上記
CCD17の上面に、ワイヤボンディングにより回路基
板18と接続するための端子19が、上記対物光学系部
材12の光軸に垂直な方向に配列されるが、この配列の
途中に、端子19を配置しない空き領域200を設定す
る。そして、この空き領域200の上部に上記保持部材
13の後端の底面部13Aを配置する。これによれば、
上記保持部材13を、ワイヤがボンディングされないC
CD17の上面に近接して配置することができ、従来ワ
イヤボンディングのために必要となっていたスペース分
だけ内視鏡挿入先端部の細径化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子内視鏡に用い
られ、対物光学系部材にプリズムを介して撮像素子が接
続配置されるカメラヘッド装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6には、従来の電子内視鏡装置の先端
部に配設されるカメラヘッド装置の構造が示され、図7
には、図6の撮像素子及び回路基板の構成が示されてい
る。図において、内視鏡の先端部Fには、被観察体の像
光を捉えるためのレンズ群を有する対物光学系部材1が
保持部材2に保持されて配設される。この保持部材2
は、プリズム3に接続されており、このプリズム3は、
カバーガラス4を介して固体撮像素子である、例えばイ
ンターライン型CCD( Charge Coupled Device)5に
接続される。このCCD5は、上記対物光学系部材1の
光軸100に対して平行に配置されており、対物光学系
部材1により捉えられた像光は、上記プリズム3により
方向変換されて、CCD5上の撮像面に結像する。そし
て、この結像された像光は、CCD5により画像信号に
変換されることになる。
【0003】更に、上記CCD5は、回路基板6を介し
て信号線7に電気的に接続される。即ち、図7にも示さ
れるように、インターライン型のCCD5では、その上
面に、接続端子(パッド)8が、上記対物光学部材1の
光軸100に対して垂直方向に配列するように設けられ
る。これら端子8は、ボンディングワイヤ9により、上
記回路基板6上に設けられた端子(パッド)10Aと接
続される。また、この回路基板6の入出力側の端子(パ
ッド)10Bには、信号線7が接続される。従って、上
記CCD5により得られた画像信号は、信号線7を介し
てモニタ等に出力される。なお、上記ボンディングワイ
ヤ9の接続部分等では、気密性保持等のためにボンディ
ングワイヤ9を埋没させるように、樹脂製充填剤が充填
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子内視鏡
においては挿入先端部の細径化が大きな課題であり、特
に気管支用の内視鏡では消化器官等を対象とする内視鏡
よりも、細径化が強く要望されている。このようなこと
から、本出願人は上記CCD5面上に突出したボンディ
ングワイヤ9が配設されるスペースに着目したものであ
る。即ち、図6に示されるように、上記ボンディングワ
イヤ9や樹脂製充填剤を配設するために、上記CCD5
と保持部材2との間には、先端部の径方向においてt1
分の間隔が必要であり、この間隔t1 を小さくすれば細
径化が図れることになる。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、挿入先端部の細径化を図ることがで
きる電子内視鏡用カメラヘッド装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1請求項記載の発明は、被観察体内を捉えるため
の対物光学系が保持部材により保持され、この対物光学
系にプリズムを介して撮像素子を接続配置し、この撮像
素子の上面には上記対物光学系の光軸に垂直な方向に接
続端子が配列される電子内視鏡用カメラヘッド装置にお
いて、上記撮像素子の上面の接続端子列の途中に当該端
子を配置しない空き領域を設定し、この空き領域に上記
対物光学系の保持部材を近接配置したことを特徴とす
る。
【0007】作用 上記の構成によれば、例えば回路基板上に撮像素子が載
置され、この撮像素子の上面の端子と回路基板上の端子
とが、ボンディングワイヤにより接続される。そして、
上記撮像素子上面には、カバーガラスを介してプリズム
が接続されており、このプリズムにより対物光学系の光
路(光軸)を直角方向に変換して撮像素子へ導くことに
なる。このような部材配置では、上記対物光学系の保持
部材の後端(底面)が撮像素子の上方に重なる状態とな
るが、この保持部材の後端は上記接続端子列の途中に設
けられた空き領域上に配置される。この空き領域には、
ワイヤがボンディングされないことから、保持部材を撮
像素子上面に近接して配置することができ、この結果ワ
イヤボンディングのために必要となっていたスペース分
だけ細径化が図れることになる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1には、実施形態例に係る電子
内視鏡の先端部に配設されるカメラヘッド装置の構成が
示されており、図2には、図1の部材を分解した状態が
示され、図3には、撮像素子及び回路基板の構成が示さ
れている。図1及び図2において、内視鏡の先端部Fに
は被観察体の像光を捉えるためのレンズ群を有する対物
光学系部材12が保持部材13に保持され、この保持部
材13の背面にはプリズム14の前面が接着剤等により
固定されている。
【0009】この保持部材13は、対物光学系部材12
とプリズム14とを光学的に所定の関係となるように接
続する役目をすると共に、ピント合わせの役目もする。
即ち、この保持部材13は対物光学系部材12を前後移
動可能に保持し、その側面部に調整ネジ15が設けられ
ており、ピントの合う位置で調整ネジ15により対物光
学系部材12を固定できるようになっている。また、こ
の保持部材13の後端の底面部13Aの肉厚は、径方向
の長さを可能な限り短くするため、他の外周壁の肉厚よ
りも薄くなっている(詳細は後述)。
【0010】そして、上記プリズム14は、カバーガラ
ス16を介して固体撮像素子である、例えばインターラ
イン型CCD( Charge Coupled Device)17に接続さ
れることになる。
【0011】このようなCCD17は、図3に示される
ようにワイヤボンディングによって回路基板18に接続
されている。即ち、図において、CCD17は回路基板
18上に載置されており、このCCD17の上面には、
接続端子(パッド)19が、上記対物光学部材12の光
軸100に対して垂直方向に配列されており、この配列
の途中に端子19を形成しない空き領域200が設定さ
れる。そして、この端子19は、ボンディングワイヤ2
0により、上記回路基板18上に設けられた端子(パッ
ド)21Aと接続される。そして、このボンディングワ
イヤ20の接続部分では、気密性保持等のためにボンデ
ィングワイヤ20を埋没させるように、樹脂製の充填剤
22が充填されることになる。なお、回路基板18上の
入出力側端子(パッド)21Bには信号線23が半田等
で接続される。
【0012】上記のCCD17の上面には、図2に示さ
れるように、カバーガラス16を介し上記プリズム14
の底面が配置され、各部材が接着剤等で組み立てられる
と、図1のようになる。このようにして、対物光学系部
材12により捉えられた像光は、上記プリズム14によ
り方向変換されて、CCD17面上に結像することにな
る。
【0013】そうして、このような組立てでは、上記保
持部材13の後端の底面部13Aが、CCD17上の端
子19の先端側の配列途中に設けられた空き領域200
上に配置され、図4のような配置状態となる。図示のよ
うに、空き領域200にはボンディングワイヤ20が設
けられないため、上記底面部13AをCCD17の上面
に近接して配置できることが分かる。
【0014】また、図1にも示されるように、底面部1
3AとCCD17の上面との間隔はt2 となり、この間
隔t2 は、図5において示した従来の間隔t1 と比較す
ると、極めて小さい値となることが理解される。従っ
て、ワイヤボンディングのために必要となっていた間隔
t1 分だけ内視鏡の径方向の長さを短くすることがで
き、細径化が可能となる。なお、上記保持部材13の側
面は図4のように底面側が細くなるように両側からカッ
トされており、これによって空き領域200へ保持部材
13を配置し易くしている。
【0015】また、当該例では上述したように、上記保
持部材13の後端の底面部13Aの肉厚を、他の外周壁
の肉厚よりも薄くしているため、上記空き領域200を
設けたことによる細径化に加えて、肉厚が薄くされた分
だけ更に細径化が図られている。
【0016】なお、上記のプリズム14を介して上記C
CD17の撮像面に結像した被観察体像はCCD17に
より画像信号に変換され、回路基板18を介して信号線
23から取り出されることにより、モニタ等に表示でき
ることになる。
【0017】上記実施形態の例では、図1の保持部材1
3をCCD17の上面に近接配置したが、このような保
持部材13がない場合は、対物光学系部材12の保持枠
が保持部材としてCCD17の上面に配置されることに
なる。
【0018】図5には、撮像素子と回路基板の接続構成
が異なる装置の他の例が示されており、これは図示され
るように、CCD24の上面側に回路基板25をバンプ
を用いたCOG(Chip On Grass)等の方法で実装する
ものである。即ち、上記CCD24の上面には空き領域
200を設けて端子26の列が形成される。また、上記
回路基板25は合成樹脂製のリジッド板等からなり、上
記の空き領域200に対応した開口300及びCCD2
4の撮像領域に対応した開口301を有している。この
回路基板25には、上記CCD24の端子26に対応し
て端子27Aが設けられると共に、信号線を接続する端
子27Bが配置される。
【0019】そして、上記CCD24の端子26と回路
基板25の端子27Aはバンプを介して接続され、この
回路基板25の上には、カバーガラスが接着されること
になり、この場合も、対物光学系部材の保持部材が上記
と同様にして、空き領域200に配設される。従って、
図5の構成においても、保持部材をCCD24の上面に
近接配置することが可能となる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
対物光学系の光軸に垂直な方向に配列される接続端子の
途中に、当該端子を配置しない空き領域を設定し、この
空き領域の上部に、上記対物光学系を保持する保持部材
を配置することとしたので、この保持部材をワイヤがボ
ンディングされない撮像素子の上面に近接して配置する
ことができる。従って、ワイヤボンディングのために必
要となっていたスペース分だけ内視鏡先端部の細径化が
図れることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例に係る電子内視鏡用カメラ
ヘッド装置の構成を示す側断面図である。
【図2】図1の部材を分解した状態を示す分解斜視図で
ある。
【図3】図1のCCD及び回路基板の構成を示す斜視図
である。
【図4】図1の保持部材、CCD及び回路基板の接続状
態を示し、図1のI−I線による断面図である。
【図5】撮像素子と回路基板の接続方式が異なる装置の
構成を示す斜視図である。
【図6】従来の電子内視鏡用カメラヘッド装置の構成を
示す側断面図である。
【図7】図6のCCD及び回路基板の構成を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1,12 … 対物光学系部材、 2,13 … 保持部材、 3,14 … プリズム、 5,17 … CCD、 6,18 … 回路基板、 8,10A,10B,19,21A,21B,26,2
7A,27B … 端子、 9,20 … ボンディングワイヤ、 22 … 充填剤、 100 … 光軸、 200 … 空き領域。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被観察体内を捉えるための対物光学系が
    保持部材により保持され、この対物光学系にプリズムを
    介して撮像素子を接続配置し、この撮像素子の上面には
    上記対物光学系の光軸に垂直な方向に接続端子が配列さ
    れる電子内視鏡用カメラヘッド装置において、 上記撮像素子の上面の接続端子列の途中に当該端子を配
    置しない空き領域を設定し、 この空き領域に上記対物光学系の保持部材を近接配置し
    たことを特徴とする電子内視鏡用カメラヘッド装置。
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