JP3735163B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はフレア光の入射を防止する機能を備えた固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
固体撮像素子(或いは固体撮像装置)の小型化は、例えばビデオカメラにおいて、操作者の疲労軽減、ハンドリングの良さ、収納性の良さ等の目的で小型、軽量が望まれている。また狭部内を観察する検査装置や監視カメラ等も小型化は望まれている。
【0003】
また、医療用の内視鏡などでは、撮像ユニットを小型にすることによって、内視鏡の挿入部そのものや、先端構成部を小型にすることで術者の操作性を向上させることや、患者の疲労を軽減するという重要な効果が得られる。
【0004】
従来の固体撮像素子は、固体撮像素子チップを実装するための外部リードを有したセラミックベースに固体撮像素子チップをダイボンディングし、セラミックベースに設けられ外部リードに導通させられたパッドと、固体撮像素子チップのパッドをワイヤーボンディングによって接続するとともにカバーガラスにより樹脂封止されたものが用いられた。しかし、セラミックベースが大きく、固体撮像素子が大きかった。
【0005】
そこで、さらに小型化するために、固体撮像素子のパッケージを小型にすることが必要であり、そのために例えば図16に示すような構造の固体撮像装置40がある。
【0006】
この固体撮像装置40はセラミックベース41の上に固体撮像素子チップ42の裏面がダイボンディングされている。セラミックベース41の裏面には導体43と導通した外部リード44が突出するように取り付けられている。
【0007】
固体撮像素子チップ42の表面の中央部には受光面42aが設けてあり、受光面42aの両側には複数のランド42bが設けられている。
【0008】
各ランド42bはバンプ47aを介してTape Automated Bonding(TABと略記)テープ48と接続されている。つまり、このTABテープ48はTABテープベースフィルム48aとTABテープ導体48bとから構成されており、TABテープ導体48bにおけるTABテープベースフィルム48aから突出するTABテープインナリード48cが固体撮像素子チップ42のランド42bとバンプ47aで電気的に接続されている。
【0009】
また、このTABテープ48は固体撮像素子チップ42及びセラミックベース41の両側面に設けた絶縁テープ49に沿って配置され、TABテープインナリード48c部分が表面側にL字状に折り曲げられている。セラミックベース41の側面において各TABテープインナリード48cと導通するTABテープ導体48bはそのTABテープアウタリード48dが導体43の一端とバンプ47bで電気的に接続されている。その導体43の他端は外部リード44と接続されている。
【0010】
このようにして各ランド42bはTABテープ48を介して外部リード44と電気的に導通している。なお、絶縁テープ49はTABテープ導体48bが固体撮像素子チップ42に意図しない接触によりショートすることを防止するものである。
【0011】
また、受光面42aに対向してカバーガラス50が取り付けられ、このカバーガラス50とTABテープインナリード48cとの間にはフレアを防止するフレア絞り46が設けられている。また、バンプ接続部などは封止樹脂45で封止されている。
【0012】
また、特開昭61−131690号公報の様に、セラミックベースに設けられたチップキャリアに固体撮像素子チップをバンプ接続し、入射側にカバーガラスを設けて樹脂封止したものがあった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開昭61−131690号公報の様にチップキャリアを用いたもの、図16ようにTABテープ48のインナーリード48cを用いたものなど、受光面と同じ面でその付近でバンプによる接続とするものは、そのリード端面が受光面に近づき、視野外光やチップ面からの反射光の乱反射などによるフレアが発生する。
【0014】
そのため、上記公報の様にセラミックベースをテーパ状にして、フレアマスクとしたり、図16のように別途フレア絞り46を設けたり、カバーガラス裏面に黒処理したマスクでフレアを防止していた。
【0015】
従来例の様に固体撮像素子チップ42にバンプ接続されるリードと、フレア防止部材が別体で構成されているものは、固体撮像素子チップ42とフレア防止部材の位置合わせ精度が悪く、その調整しろを設けるためにパッケージが大きくなってしまっていた。
【0016】
また、上記公報の場合、フレア防止部材がセラミックのため肉厚が厚く固体撮像素子が厚み方向に大きくなってしまう欠点がある。また、カバーガラス裏面に黒処理したマスクでは、厚み方向のサイズを小さくできるが、別体のフレア防止部材の場合と同様に固体撮像素子チップ42との位置合わせ精度が悪く、フレア防止の機能を十分に発揮させることが困難であった。
【0017】
(発明の目的)
本発明は、上述した点に鑑みてなされたもので、良好な耐フレア性を有するとともに小型化を実現できる固体撮像装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
受光面と同一面側に設けられたランド部を有する固体撮像素子チップと、TABテープ導体、及び該TABテープ導体が貼り付けてあるTABテープベースフィルムとから構成されるTABテープと、前記固体撮像素子チップの受光面に対向するよう配置されたカバーガラスと、を備え、 前記TABテープ導体で形成されたTABテープインナーリードが前記ランド部と電気的に接続され、前記TABテープベースフィルムは、前記カバーガラスと前記TABテープインナーリードとの間に設けられた固体撮像装置において、
前記TABテープベースフィルムは、前記TABテープインナーリードにおける前記ランド部との接続部側の端部から前記固体撮像素子チップの受光面側に延出して前記TABテープインナーリードを覆うことで、前記受光面へのフレア光の入射が防止されることを特徴としている。
【0019】
インナーリード端での視野外光や意図しない他からの反射光の乱反射によるフレアをTABテープのベースフィルムで防止することにより、小型化を実現すると共に、位置合わせも高精度ででき、良好なフレア防止の機能を確保でき、しかも組立て性をも向上させた。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して具体的に説明する。
(第1の実施の形態)
図2は第1の実施の形態を内蔵した電子内視鏡1を備えた内視鏡装置2を示す。この内視鏡装置2は第1の実施の形態の固体撮像装置3Aを内蔵した電子内視鏡1と、この電子内視鏡1が接続される周辺装置としての制御装置4と、この制御装置4から出力される映像信号を表示するカラーモニタ5とからなる。
【0021】
電子内視鏡1は細長の挿入部6とこの挿入部6の基端に設けられた操作部7と、この操作部7から延出されたユニバーサルコード8とを有し、このユニバーサルコード8の端部にはコネクタ9が設けられ、制御装置4に着脱自在で接続することができる。
【0022】
挿入部6は硬質の先端構成部11と、この先端部11の後端に隣接して形成され、湾曲自在の湾曲部12と、この湾曲部12の後端から操作部7の前端に延びる可撓部13とから構成される。挿入部6、操作部7、ユニバーサルコード8内には図示しないライトガイドが挿通され、コネクタ9を制御装置4に接続することにより制御装置4内部の図示しない光源部から照明光が供給され、ライトガイドにより伝送され、先端構成部11の照明窓に固定された先端面から出射され、患部等の被写体を照明する。
【0023】
照明された被写体は照明窓に隣接して形成された観察窓に取り付けられ、撮像ユニット14を形成する対物レンズ15によりその結像位置に配置された固体撮像装置3Aに光学像を結ぶ。
【0024】
この光学像は光電変換されて電気信号に変換される。この固体撮像装置3Aは信号ケーブル17により制御装置4内の図示しない信号処置回路部と接続され、固体撮像装置3Aの出力信号は信号処理されて標準的な映像信号に変換され、カラーモニタ5に固体撮像装置3Aで撮像された被写体像、つまり内視鏡像が表示される。
【0025】
撮像ユニット14は対物レンズ15と固体撮像装置3Aとからなり、対物レンズ15はレンズ枠18により先端構成部11の観察窓に固定され、このレンズ枠18は固体撮像装置3Aが取り付けられた固体撮像装置枠19と接続される。 次に第1の実施の形態の固体撮像装置3Aの構成を図1を参照して説明する。図1(A)は固体撮像装置3Aの断面図を示し、図1(B)は図1(A)のA矢視図を示す。
【0026】
固体撮像装置3Aはセラミックベース21の上に固体撮像素子チップ22の裏面がダイボンディングされている。セラミックベース21の裏面には側面側にL字状に折り曲げられた導体23と導通した外部リード24が裏面からろう付け等で突出するように取り付けられている。
【0027】
図1(B)に示すように固体撮像素子チップ22はセラミックベース21と同じように長方形の板形状で表面の中央部には例えば正方形の受光面25が設けてあり、受光面25の両側となる長手方向側部分(図1では左右方向の部分)には複数のランド26が平行に設けられている。
【0028】
各ランド26はバンプ27を介してTABテープ28と接続されている。つまり、このTABテープ28は絶縁性を有し、屈曲自在となる薄いTABテープベースフィルム28aと、これに貼り付けられたTABテープ導体28bとから構成されており、TABテープ導体28bで形成されたTABテープインナリード28cが固体撮像素子チップ22のランド26とバンプ27で電気的に接続され、かつ機械的に固定されている。
【0029】
また、このTABテープ28は固体撮像素子チップ22及びセラミックベース21の両側面に設けた絶縁テープ29に沿ってそれぞれL字状に折り曲げられ、セラミックベース21の側面において各TABテープインナリード28cと導通するTABテープ導体28bはそのTABテープアウタリード28dが導体23の一端とバンプ31で電気的に接続され、かつ機械的に固定されている。その導体23の他端は外部リード24と接続されている。
【0030】
このようにして各ランド26はTABテープ28を介して外部リード24と電気的に導通させている。なお、絶縁テープ29はTABテープ導体28bが固体撮像素子チップ22に意図しない接触によるショートを防止するものである。
【0031】
TABテープベースフィルム28aはTABテープ28のベースとなるものであり、従来例では、図16の様にTABテープインナリード48cはTABテープベースフィルム48aから露出する様に形成されているが、本実施の形態ではTABテープベースフィルム28aにより図1(B)に示す様にTABテープベースフィルム開口部28eを設けていることが特徴となっている。
【0032】
このTABテープベースフィルム開口部28eは受光面25より僅かに大きい正方形の開口となっており、カバーガラス32を経て入射される光が受光面25に届く開口部となるように受光面25の周囲を覆うように設けられれている。つまり、受光面の視野を決定する視野マスクの機能を有する。
【0033】
また、TABテープインナリード28cはTABテープベースフィルム開口部28eに露出しない様になっている。つまり、TABテープベースフィルム開口部28eは受光面25へ不用な光が入射しない様にマスクする機能と共に、受光面25の周囲に設けられたTABテープベースフィルム28cによりTABテープインナリード28cも覆うことにより、TABテープインナリード28cの端部に光が当たって乱反射された光等が受光面25に入射されるのを防止する機能を兼ねたフレア防止のフレア絞りの機能を有している。
【0034】
TABテープインナリード28cはランド26とのバンプ接続による配線の後、TABテープ28を折り曲げ、TABテープアウタリード28dを導体23にバンプ接続する。その後、受光面25を保護するため、この受光面25に対向するようにカバーガラス32を取り付け、封止樹脂33により一体成形することにより第1の実施の形態の固体撮像装置3Aができあがる。
【0035】
本実施の形態は以下の効果を有する。
TABテープインナリード28cをバンプ接続するときにランド26と位置決めするが、その際、同時にTABテープベースフィルム開口部28eの位置を決めることができるため、TABテープインナリード28cの位置合わせと、TABテープベースフィルム開口部28eの位置合わせが一度ででき、組立性が良く、かつ低コストで良好なフレア防止の機能を有する固体撮像装置3Aを実現できる。
【0036】
また、TABテープインナリード28cとTABテープ開口部28eは一つの部品としてのTABテープ28で、高精度で製作できるため、バンプ接続もTABテープベースフィルム開口部28eの位置決めが高精度に行える。
【0037】
また、TABテープ28で、フレア防止のマスクを形成しているので、セラミックを用いた従来例よりも簡単かつ薄くマスクを形成できる。従って、少なくとも厚み方向が小さい小型の固体撮像装置3Aを提供できると共に、この固体撮像装置3Aを用いた撮像ユニット14等の撮像装置を小さくできる。
【0038】
また、別体のフレア防止部材を用いた従来例よりもパッケージを小さくでき、やはり小型にできる。また、カバーガラス裏面に黒処理したものとほぼ同じ程度の厚さで、簡単に製造でき(組立性が良く)、黒処理したものよりも高精度の位置決めができるので、より良好なフレア防止機能を有する固体撮像装置3Aを実現できる。
【0039】
一方、内視鏡装置2に適用することによって以下の効果がある。
固体撮像装置3Aを小型にできるため、撮像ユニット14を小型にすることができ、挿入部6、特に先端構成部11を細くしたり、硬質部長を短くすることができる。従って、患者の苦痛を軽減できる。
【0040】
撮像ユニット14を小型化できる分、図示しない、鉗子チャンネルを大径のものとしたり、複数にしたり、あるいは送水機能を設けても挿入部6、先端構成部11が実用的な太さの中で実現できる。従って、術者の操作性、処置能力が向上する。
【0041】
(第2の実施の形態)
図3は第2の実施の形態を備えたビデオカメラ36を示す。このビデオカメラ36はカメラ本体37に対物レンズ系38とその結像位置に配置された第2の実施の形態の固体撮像装置3Bと、この固体撮像装置3Bと接続された信号処理回路39とを有する。
【0042】
図4は第2の実施の形態の固体撮像装置3Bの一部を示す。この固体撮像装置3Bは図1に示す固体撮像装置3Aにおいて、TABテープベースフィルム28aのTABテープベースフィルム開口部28eを形成する端部を斜め形状の端部28fにすると共に、このTABテープベースフィルム28aを遮光性の機能が高い黒色にした。
【0043】
その他は第1の実施の形態と同様の構成である。第1の実施の形態とほぼ同じ作用及び効果を有する。
また、この固体撮像装置3Bをビデオカメラ36に適用することによって、ビデオカメラ36を小型にすることができ、またハンドリング性が向上する。
【0044】
(第3実施の形態)
図5は本発明の第3の実施の形態の固体撮像装置3Cの主要部を示す。本実施の形態は例えば図1において、TABテープ28には図6に示すように折り曲げられる位置に溝28gを設け、折り曲げ易くした。
【0045】
そして、この溝28の位置で折り曲げてTABテープ28を取り付けることにより、図5に示すように第3の実施の形態の固体撮像装置3Cを組み立てることができる。
【0046】
本実施の形態は、以下の効果を有する。
1.折り曲げ易く、組立てが容易である。
2.折り曲げの位置を、あらかじめエッチングにより正確に溝として形成しておくことができるので、正確な位置決めができる。従って、精度が向上し、品質が安定する。
その他は第1の実施の形態と同様の効果を有する。
【0047】
(第4の実施の形態)
図7は本発明の第4の実施の形態の固体撮像装置3Dを示す。図7(A)は固体撮像装置3Dの正面図を示し、図7(B)は図7(A)のJ−J線断面を示す。
【0048】
図1に示す第1の実施の形態の固体撮像装置3Aにおいては、TABテープ28のTABテープベースフィルム28aはTABテープインナリード28cを覆うだけでなく、さらに受光面25の周囲を覆う開口部28eを形成するように形成されていたが、本実施の形態の固体撮像装置3DではTABテープベースフィルム28aの一部を突出させてTABテープインナリード28cを覆うTABテープベースフィルム端部28hを設けている。
【0049】
つまり、TABテープ導体28bで形成されたTABテープインナリード28cが固体撮像素子チップ22の両側の側面に沿って上部側に延出され、表面に沿うように折り曲げられてこの表面のランド26とバンプ27で電気的に接続され、かつ機械的に固定されている。
【0050】
また、TABテープ導体28bが貼り付けられたTABテープベースフィルムも、TABテープインナリード28cが延出された端部(図7では上部側の端部)側はTABテープインナリード28cが露出しないように上部側に延出されてTABテープベースフィルム端部28hが設けられ、かつ表面に沿うようにTABテープインナリード28cと一緒に折り曲げられている。
【0051】
そして、図7(A)に示すように各TABテープインナリード28cはそれぞれTABテープベースフィルム端部28hで覆われている。従って、TABテープインナリード28cの受光面25側の端部などにより光が反射して受光面25に入射されるような事態を解消できるようにしている。
【0052】
その他の構成は図1と同様であるので、同じ部材には同じ符号を付け、その説明を省略する。本実施の形態によれば、少なくともTABテープインナリード28cの受光面25側の端部等により光が反射して受光面25に入射されるような事態を解消できる。
【0053】
なお、図7ではTABテープインナリード28cはそれぞれTABテープベースフィルム端部28hで覆われるようにしているが、複数のTABテープインナリード28cをまとめてより少ない数のTABテープベースフィルム端部28hで覆うようにしていも良い。
【0054】
次に図17に示す従来例よりも長さを短くできる撮像装置の実施の形態を図8を参照して説明する。図8(A)は撮像装置の縦断面を示し、図8(B)は図8(A)のC−C線断面を示す。
図8に示す撮像装置51Aは図17に示す従来例の撮像装置51Bにおいて、基本的にはチップコンデンサ58の実装を変更して撮像装置51Aの長さを短くしている。
【0055】
つまり、本実施の形態の撮像装置51Aでは図17に示すようにチップコンデンサ58はその長軸58aが固体撮像素子55の長軸55eの方向に配置された外部リード55d間ではなく、図8(B)に示すように固体撮像素子55の短軸方向に隣接する外部リード55d間にその長軸58aが向くようにチップコンデンサ58を接続する配置構造にすることにより、基板57をより固体撮像素子55側に近づけて配置できるようにして、撮像装置51Aの長さを短くした。
【0056】
この場合の固体撮像素子55の構造を図9(A)に示す。固体撮像素子ベース55aは3つの基板63a,63b,63cからなり、固体撮像素子チップ55bの各ボンディングパッド55fはボンディングワイヤ64により基板63aのボンディングパッド65aに接続され、このボンディングパッド65aは基板63aのスルーホール65bを介して基板63bのパッド65cと接続され、このパッド65cはスルーホール65dを介して基板63cのパッド65eと接続され、このパッド65eはパターン65f等を介して基板63cの裏面の外部リード55dと接続されている。
【0057】
図9(B)は固体撮像素子ベース55aの裏面側から見た場合の固体撮像素子チップ55aのボンディングパッド55fの配置と、外部リード55dとのパターン65f等による接続の様子を示す。
【0058】
また、比較のため、図17の従来例の場合には固体撮像素子チップ55aのボンディングパッド55fの配置と、外部リード55dとのパターン65f等による接続の様子は図9(C)のようになっている。図8に示す撮像装置51Aにおけるその他の構成は図17に示す従来例と同様の構成である。
【0059】
本実施の形態の撮像装置51Aによれば、電子部品としてのチップコンデンサ58をその長手方向或いは長軸58aを固体撮像素子55の(長軸55eと直交する)短軸方向に配置された2つの外部リード55d間に接続することにより、電子部品が実装された基板57をより固体撮像素子55の裏面に近接して配置できるように実装密度を高めているので、従来例の撮像装置51Bよりも光軸方向の長さをより短くできる撮像装置51Aを実現している。
【0060】
従って、本実施の形態の撮像装置51Aは以下の効果を有する。
1.撮像装置51Aの長さを短くできるので操作性が向上する。
2.例えば内視鏡に用いた場合、患者の苦痛が軽減されるとともに、体腔壁を傷つけるような事故を防止することができる。
【0061】
次に図10を参照して図18に示す従来例よりも小型化できる撮像装置を説明する。
図10に示す様に本実施の形態の撮像装置96Aでは基板68に外部リード68aを予め半田より高融点のろう等で取り付け、部組にしておき、後で固体撮像素子66の固体撮像素子ベース66bの裏面の導体部に半田70付けする様な構成にした。
【0062】
この構成によれば、図10に示すように外部リード68aの基板68との接続部の長さD2を短くすることでき、また自社(この固体撮像装置66Aの組立メーカ)で製作できるので、外部リード68aを狭ピッチにすることができると共に精度を向上させることができる。また、長さD2が図18に示す従来例の長さD1より短いので、撮像装置96Aの光軸方向の長さを短くすることができる。
【0063】
なお、長さD2が長さD1より短いのは、外部リード68aを基板68に予め部材で付けておくため、取付けしろを多く取る必要がないためである。その他は図18と同様の構成である。
【0064】
図11は固体撮像素子66の組立て時のチェック治具72への取付け状態を示す。固体撮像素子ベース66bは外部リード68aを予め付けていないので、ソケット72によりそのチェック端子72aで固体撮像素子ベース66aの裏面の導体部に電気的に接続し、かつ保持部材72bで機械的に精度良く固定される。したがって、カバーガラス66cのカラーフィルタアレイと、固体撮像素子チップ66aの画素の位置合わせ(位置や傾き)をするときの精度が向上する。
【0065】
本実施の形態の撮像装置96Aは以下の効果を有する。
1.外部リード68aの精度が向上し、狭ピッチ化ができる。
2.外部リード68aの取付けが撮像装置96Aの組立メーカでできるため組立てや品質管理が容易となる。
【0066】
3.カバーガラス66cと固体撮像素子チップ66bの位置合わせの精度が向上し、高品質で組立て易くなる。
【0067】
ところで、図18で説明したように従来の撮像装置96Bでは固体撮像素子66と基板68は、例えば、外部リード66dの様な外部リードにより接続されていたので、外部リード66dの固体撮像素子66や基板68への取付けしろが大きく、撮像装置96Bが大きくなっていた。
このため、本実施の形態は、図12に示す様な構造にして小型化できる撮像装置75にしている。
【0068】
この撮像装置75は固体撮像素子76が固体撮像素子ベース76a、固体撮像素子チップ76b、カバーガラス76cからなり、この固体撮像素子ベース76aの裏面と上面、裏面と下面がなす稜部分には、図13に示すようにその稜に沿って適宜の間隔で複数の三角溝状となる切り欠きを形成して、この切り欠きに電極77aが露出するように設けている。
【0069】
また、コンデンサ78a、封止樹脂78bで封止された電子部品が実装される基板78にも、固体撮像素子ベース76a側の端面と上面とで形成される稜部分には複数の三角溝状となる切り欠きを形成して電極78cが露出するように設けてある。
【0070】
そして、両切り欠きの位置合わせをして1つの四角錐形状の凹部にしてこの凹部内で隣接する電極77a,78cを凹部内に収納できるバンプ79で接続する構造にしている。また、信号ケーブル80の信号線80aの芯線80bも半田81により固体撮像素子ベース76aの電極77aに接続することができる。
【0071】
本実施の形態の撮像装置75によれば、バンプ79により基板78と接続したので取付けしろを飛躍的に小さくすることができる。また、バンプ79も出っ張らない。1工程で固体撮像素子76と基板78の配線ができる。
【0072】
また、信号線80aの芯線80bとも固体撮像素子ベース76aの裏面から突出する外部リードを用いないで、直接芯線80bと半田81で接続できるので、外部リードが突出する部分の空間を電子部品の実装に利用したりできるので、より小型化することができる。
【0073】
本実施の形態の撮像装置75は以下の効果を有する。
1.取付けしろが小さく、またバンプ79が出っ張らないので撮像装置75を小型にでき、操作性が向上すると共に、例えばこの撮像装置75を内視鏡の先端構成部に内蔵した場合においては患者の苦痛を軽減できるとともに体壁に傷つけるような事故を防止できる。
【0074】
2.配線を1工程で行えるため(従来は、固体撮像素子と外部リード、基板と外部リードの2工程)簡単化でき、コストDOWN、精度、品質の向上が可能になる。
【0075】
次に水平方向には曲げにくく、上下方向には曲げやすい外部リードを有する撮像装置を説明する。図14(A)に示す本実施の形態の撮像装置85では、固体撮像素子86が固体撮像素子ベース86a、固体撮像素子チップ86b、カバーガラス86cからなり、この固体撮像素子ベース86aの裏面にはL字状に外部リード87が突出し、信号ケーブル89の信号線89aの芯線89bが外部リード87と基板88のランド部88b(図14(B)参照)とに半田90で接続されている。
【0076】
基板88には封止樹脂88aで封止された電子部品が実装されている。本実施の形態では外部リード87は図14(A)のD−D線断面を示す図14(B)に示すようにその断面が半円状である。
【0077】
一方、従来例では、外部リードの断面は、矩形または円形であった。矩形だと半田時のフィレットができにくく、円形だと、リード曲げ時の曲げ強度に方向性がなかった。
【0078】
これに対し、上記のように外部リード87の断面を半円状にすることにより、基板88のランド88bや信号ケーブル89の導体89bへのフィレット90aが充分確保できる上、図15に示すように水平方向Hには曲げにくく、上下方向Gには曲げやすい外部リード87を提供することができる。つまり、水平方向には基板88のランド部88bとの位置合わせするために、この方向には曲げにくい方が良く、上下方向には折り曲げ易い方が基板88或いは信号線89aの芯線89bと接続し易いように加工できて好都合となる。
【0079】
本実施の形態の撮像装置85は以下の効果を有する。
1.フィレット90aが確実なので半田付けの信頼性が向上する。
2.外部リード87の曲げたい方向に曲げ易く、曲げたくない方向に曲げにくくすることにより、成形が容易でかつ精度が向上する。
【0080】
なお、上述した各実施の形態等を部分的等で組み合わせて形成される実施の形態等も本発明に属する。
【0081】
[付記]
1.受光面と同一面側に設けられたランド部を有する固体撮像素子チップと、
前記ランド部と電気的に接続されるインナリードを有するTABテープと、
前記受光面と対向するように配置されたカバーガラスと、
を有する固体撮像装置において、
前記TABテープには、前記受光面に入射する光線が通過するように開口部が設けられており、前記受光面へのフレア光の入射を防止するため、前記TABテープのベースフィルム上に配置されたことを特徴とする固体撮像装置。
【0082】
2.受光面と同一面側に設けられたランド部を有する固体撮像素子チップと、
前記ランド部と電気的に接続されるインナリードを有するTABテープと、
前記受光面と対向するように配置されたカバーガラスと、
を有する固体撮像装置において、
前記TABテープのベースフィルムは前記インナリードを覆うように受光面側に突出させて、フレアを防止する開口部を形成したことを特徴とする撮像装置。
3.前記固体撮像装置は内視鏡の細長の挿入部の先端部に配置されることを特徴とする付記1記載の固体撮像装置。
4.前記固体撮像装置はビデオカメラに内蔵されることを特徴とする付記1記載の固体撮像装置。
5.固体撮像素子チップの信号を外部の周辺回路と入出力するための外部リードを複数個有する固体撮像素子と、
前記外部リードに電気的に接続され、電子部品を複数個実装する基板と、
前記固体撮像素子、又は前記周辺回路へ信号を入出力するケーブルと、
を有する撮像装置において、
前記複数個の電子部品のうち、前記複数の外部リードのうちの2個と接続する電子部品は、隣接する2個の外部リードに接続されることを特徴とする撮像装置。
【0083】
6.長軸を有する固体撮像素子と、
固体撮像素子の駆動信号と、または出力入力信号を制御する少なくとも長軸とを有する電子部品と、
固体撮像素子及び電子部品に電流を入出力する信号ケーブルと、
からなる撮像装置において、
該電子部品の長軸方向を、該撮像装置の長軸方向とほぼ直角に配置したことを特徴とする撮像装置。
【0084】
(付記5,6の従来の技術)
図17に示す様に従来の撮像装置51Bは、対物レンズが取り付けられた対物レンズ枠52には固体撮像素子ホルダ53が連結され、この固体撮像素子ホルダ53にはカバーガラス55cと接合された固体撮像素子チップ55b及び固体撮像素子ベース55aが取り付けられている。
【0085】
この固体撮像素子55は固体撮像素子ベース55aと、このベース55aに取り付けられる固体撮像素子チップ55bとカバーガラス55cとからなる。この固体撮像素子ベース55aの裏面から突出する外部リード55dは信号ケーブル56の信号線56aの芯線56bと接続されると共に、基板57に実装されたチップコンデンサ58とも接続されている。
【0086】
つまり、図17(A)のE−E線断面を示す図17(B)のように固体撮像素子55は長方形の板形状で、その長手方向(或いは長軸55e)と平行にそれぞれ複数の外部リード55dが左右に2列に沿って突出し、その間に基板57が配置されている。この基板57には、図17(A)に示す封止樹脂59で封止された電子部品の他にチップコンデンサチップ58が実装されている。このチップコンデンサ58は長軸58aを有する直方体形状である。
【0087】
このチップコンデンサチップ58は一方側に3つ配置した外部リード55dのうち、中央の外部リード55dを切断してその足を短くし、両端の外部リード55dをその間隔を広げるように少し曲げて配置され、その長軸58aの両端の電極が半田で接続されている。また、短くした外部リード55dはジャンパ線60により基板57のランド57aに接続されている。
【0088】
信号ケーブル56の各信号線56aの芯線56bは基板57のランド部57a及び2列に配置した外部リード55dにおける他方の側の外部リード(図17(B)では右側の外部リード)55dと接続されている。また、この撮像装置51Bは絶縁カバー61で覆われている。
【0089】
(付記5,6の従来の技術の問題点)
このように従来例では長軸58aを有する第1の電子部としてのチップコンデンサ58と、長軸55eを有する固体撮像素子55は同じ長手方向に設けられていた。
しかし、第2の電子部品を封止した封止樹脂59が、撮像装置51Bの光軸方向(長軸方向)にならんで設けられているため、撮像装置51Bが長くなっていた。
なお、チップコンデンサ58も、第2の電子部品(封止樹脂59で封止されている)も固体撮像素子55の駆動信号、又は出力信号を制御している。
【0090】
撮像装置51Bが長いと例えば内視鏡においては、その撮像装置51Bを内蔵した先端構成部が長くなり、術者(操作者)のハンドリング性が悪くなると共に、屈曲した体腔内に挿入する場合に挿入しにくく体壁を圧迫するので、患者に与える苦痛が大きくなる。このため、付記5,6のような構成にして撮像装置の長さを短くした。
【0091】
7.固体撮像素子チップの信号を外部と入出力するための外部リードを有する固体撮像素子と、
前記外部リードに電気的に接続され、周辺回路を実装する基板と、
前記固体撮像素子、又は前記周辺回路へ信号を入出力するケーブルと、
を有する撮像装置において、
前記外部リードは、前記固体撮像素子から分離可能であることを特徴とする撮像装置。
【0092】
8.固体撮像素子と、
周辺回路を有する基板と、
固体撮像素子または基板に信号を入出力する信号ケーブルと、
固体撮像素子及び基板と電気的にかつ機械的に接続する外部リードと、
からなる撮像装置において
前記外部リードを前記基板に予め接続して構成された事を特徴とする撮像装置。
【0093】
(付記7,8の従来の技術)
図18に示すように従来の撮像装置96Bでは、固体撮像素子66は固体撮像素子チップ66aと、固体撮像素子ベース66bと、固体撮像素子チップ66aの受光面を覆うように取り付けられたカバーガラス66cとから構成され、この固体撮像素子ベース66aの裏面には外部リード66dが予め突出するように取り付けられている。
これは後で外部リード66dの後端側に半田付けするため、半田の融点で溶けない例えばろう付や高温半田により付けられていた。
【0094】
そして、外部リード66dには実装された電子部品を封止樹脂67で封止した基板68と、信号ケーブル69の信号線69aが半田70により接続される。また、基板68の後端側にはケーブル止め部材71が取り付けられ、このケーブル止め部材71によって信号線69aをガイドすると共に固定するのに使用される。
【0095】
(付記7,8の従来の技術の問題点)
このような構造の場合、外部リード66dの後端側に基板68を半田付けするためにはその半田70付けの長さD1を長くする必要があり、精度の点でも外部リード66dのピッチを狭ピッチにすることができない。
【0096】
又、外部リード66dが固体撮像素子66の製造メーカで付けるため、取り付け精度や製造後の管理が難しく、精度の向上ができなかった。また、長さD1が長いため撮像装置96Bが大きくなる欠点があった。
このため、付記7,8のような構成として、撮像装置の長さを短くできるようにした。
【0097】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、受光面と同一面側に設けられたランド部を有する固体撮像素子チップと、
前記ランド部と電気的に接続されるインナリードを有するTABテープと、
前記受光面と対向するように配置されたカバーガラスと、
を有する固体撮像装置において、
前記TABテープのベースフィルムは、前記インナリードを覆い、前記受光面へのフレア光の入射を防止する開口部が設けられているので、インナーリード端での視野外光や意図しない他からの反射光の乱反射によるフレアをTABテープのベースフィルムで防止することにより、小型化を実現すると共に、インナリードの位置合わせで開口部の位置合わせも高精度ででき、良好なフレア防止の機能を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の固体撮像装置の構造を示す図。
【図2】第1の実施の形態を内蔵した電子内視鏡を備えた内視鏡装置の全体を示す構成図。
【図3】第2の実施の形態を内蔵したビデオカメラを示す図。
【図4】本発明の第2の実施の形態の固体撮像装置の構造を示す断面図。
【図5】本発明の第3の実施の形態の固体撮像装置の一部の構造を示す断面図。
【図6】図5の固体撮像装置に使用されるTABテープの構造を示す図。
【図7】本発明の第4の実施の形態の固体撮像装置の構造を示す図。
【図8】本発明の撮像装置の構造を示す断面図。
【図9】図8の撮像装置における固体撮像素子等の構造を示す図。
【図10】本発明の撮像装置の構造を示す断面図。
【図11】固体撮像素子の組立て時におけるチェック治具への取付け状態を示す図。
【図12】本発明の撮像装置の構造を一部切り欠いて示す図。
【図13】固体撮像素子ベースと基板との接続部の構造を示す斜視図。
【図14】本発明の撮像装置の構造等を示す図。
【図15】図14における外部リードと基板との接続部付近を示す斜視図。
【図16】従来例の固体撮像装置の構造を示す断面図。
【図17】従来例の撮像装置の構造を示す断面図。
【図18】従来例の撮像装置の構造を示す図。
【符号の説明】
1…電子内視鏡
2…内視鏡装置
3A…固体撮像装置
4…制御装置
5…カラーモニタ
6…挿入部
7…操作部
11…先端構成部
14…撮像ユニット
15…対物レンズ
17…信号ケーブル
21…セラミックベース
22…固体撮像素子チップ
23…導体
24…外部リード
25…受光面
26…ランド
27,31…バンプ
28…TABテープ
28a…TABテープベースフィルム
28b…TABテープ導体
28c…TABテープインナリード
28d…TABテープアウタリード
32…カバーガラス
33…封止樹脂

Claims (2)

  1. 受光面と同一面側に設けられたランド部を有する固体撮像素子チップと、
    TABテープ導体、及び該TABテープ導体が貼り付けてあるTABテープベースフィルムとから構成されるTABテープと、
    前記固体撮像素子チップの受光面に対向するよう配置されたカバーガラスと、
    を備え、
    前記TABテープ導体で形成されたTABテープインナーリードが前記ランド部と電気的に接続され、
    前記TABテープベースフィルムは、前記カバーガラスと前記TABテープインナーリードとの間に設けられた固体撮像装置において、
    前記TABテープベースフィルムは、前記TABテープインナーリードにおける前記ランド部との接続部側の端部から前記固体撮像素子チップの受光面側に延出して前記TABテープインナーリードを覆うことで、前記受光面へのフレア光の入射が防止されることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記TABテープベースフィルムは、前記TABテープインナーリードにおける前記ランド部との接続部側の端部から前記固体撮像素子チップの受光面側に延出してこの受光面より僅かに大きい開口部を有し、この開口部を形成する端部を、前記カバーガラス側から前記固体撮像素子チップの受光面側に向かって拡開する斜め形状の端部に形成したことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
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