JP4321165B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式を利用して画像形成を行なう複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置として、次のものが挙げられる。
特開2002-132000
画像形成装置は、本体ケース内に、像担持体と、現像手段と、転写手段と、露光手段とを有する。
前記像担持体には、静電潜像が形成される。前記現像手段は、前記像担持体の静電潜像を現像剤により現像して現像剤像を形成する。前記転写手段は、前記現像手段により前記像担持体に形成された現像剤像を被記録媒体に転写する。定着手段は、前記転写手段により被記録媒体に転写された現像剤像を定着する。露光手段は、前記像担持体を走査露光する。
従来から前記各手段は、本体ケース内の左右の側面フレームの間に収容され、所定の位置に支持される。
例えば、前記特許文献1に記載の画像形成装置においては、前記各手段の内、露光手段103 は、図6(b)に示されるように、プレート104 によって本体ケース内の左右の側面フレーム101,102 の間で所定の位置に支持されている。前記プレート104 は、位置決め手段105 によって前記左右の側面フレーム101,102 の所定の位置に配置されている。
前記位置決め手段105 は、図6(a)に示された前記プレート104 の左右端から突出した複数の凸部105aと、前記凸部105aを挿入するために前記側面フレーム101,102 の所定の位置に設けられた複数の孔とから構成されている。図6(a)に示された前記プレート104 において、符号106 は露光手段を取り付けるための角穴106 である。
前記のような位置決め手段において、前記凸部105aを孔へ無理なく挿入するために、前記凸部105a周囲のクリアランスを大きくとって孔を形成すると、精確な位置決めができない。そこで、精確な位置決めを行うために、前記凸部105a周囲のクリアランスを小さくとって孔を形成すると、公差の影響で互いの寸法が合致しない場合、凸部を孔へ挿入する際に、無理が生じて側面フレームを変形させてしまい、結局、精確な位置決めができないという問題を有していた。更に、このような構成では公差を小さくすることに限定があり、簡単に対処できないという問題も有していた。
本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、本体ケース内で或る一つの手段、例えば、露光手段を所定の位置に、簡単な構造で精確に位置決め可能な画像形成装置を提供するものである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の画像形成装置は、従来と同様に本体ケース内に、像担持体と、現像手段と、転写手段と、露光手段とを有する。
更に、本発明の画像形成装置は、左右の側面フレームと、少なくとも一つのプレートと、位置決め手段とを備えている。
前記左右の側面フレームは、前記各手段を本体ケースの所定の位置に支持するために前記各手段をその間に収容する。前記少なくとも一つのプレートは、前記左右の側面フレームに取り付けられて前記少なくとも一つの手段を本体ケース内の所定の位置に支持する。前記位置決め手段は、前記プレートを前記左右の側面フレームの所定の位置に位置決めする。
そして、本発明は、上記目的を達成するために以下のような幾つかの特徴を有している。本発明において、以下の特徴は単独で、若しくは、適宜組合わされて備えられている。
上記目的を達成するための本発明の第1 の特徴は次の通りである。前記側面フレームには、孔が設けられている。前記位置決め手段が、凸部と挟持部とを有している。前記凸部は、前記プレートの左右方向の少なくとも一端から左右方向の延長上に突出していると共に前記孔内に挿通されている。前記挟持部は、前記側面フレームから前記孔内に突出して前記挿通された凸部を挟持する。更に、前記凸部における前記挟持部が当接する部分には、当該部分が所定の厚みとなるようにプレス加工されることによって凹部が形成されている。
前記構成によれば、前記挟持部に合わせて、凸部における凹部が形成される部分の厚みの精度を、凹部を形成する前の凸部の厚みの精度より更に良くすることができる。また、前記凹部は、特別な技術を用いるのではなく、プレス加工という一般的な技術によって、精度良く加工されているので、製作費の増加を抑えることができる。その結果、比較的安価な位置決め手段及びそれを備えたプレートが製造できる。
本発明の第2の特徴は次の通りである。前記凸部における前記挟持部が当接する部分の厚みの公差が±約3.0 ×10-2mm程度の大きさである。
前記構成によれば、前記凸部の少なくとも前記挟持部が当接する部分の厚みが、所定の公差の範囲、具体的には、公差±約3.0 ×10-2mm程度の範囲で精度良く前記挟持部間距離に合わされているので、無理に側面フレームに設けられた孔にプレートの凸部を押し込むことがなくなる。そのため、側面フレームを変形させてしまうことがなく、ガタを最小に収めることができる。
その結果、前記少なくとも一つの手段を本体ケースの所定の位置に精確に位置決めして支持することができる。
本発明の第3の特徴は次の通りである。前記側面フレームには、孔が設けられている。前記位置決め手段が、凸部と少なくとも一対の挟持部とを有している。前記凸部は、前記プレートの左右方向の少なくとも一端から左右方向の延長上に突出していると共に前記孔内に挿通されている。前記挟持部は、前記側面フレームから前記孔内に突出して前記挿通された凸部を挟持する。更に、前記凸部における前記挟持部が当接する部分は、当該部分が所定の厚みとなるようにプレス加工されている。また、前記凸部における少なくとも前記挟持部が当接する部分の厚みの公差が±約3.0 ×10 -2 mm程度の大きさである。
本発明の第4の特徴は次の通りである。前記挟持部が、前記凸部を挟んで対向する少なくとも一対の舌片として設けられている。
前記構成によれば、対向する少なくとも一対の舌片によって前記凸部を挟むので確実に凸部を所定の位置に固定することができる。更に、前記挟持部の舌片間距離に合わせて、凸部における凹部が形成される部分の厚みの精度を、凹部を形成する前の凸部の厚みの精度より更に良くすることができる。
本発明の第5の特徴は次の通りである。前記凹部が、前記凸部の突出方向の一端において、前記突出方向に直交する方向に関して前記凸部における前記挟持部が当接する部分の幅と同じまたはそれより大きい幅を有するように、前記突出方向に開口している。
本発明の第6の特徴は次の通りである。前記プレートが、前記像担持体を走査露光する露光手段を少なくとも有するスキャナユニットを本体ケース内の所定の位置に支持するためのプレートである。
本発明における位置決め手段を備えたプレートは、様々な手段を本体ケース内の側面フレームの間の所定の位置に位置決めすることを可能にするが、特に、前記像担持体に対して精度良く位置決めされることが必要とされる露光手段を有するスキャナユニットの位置決めに適している。
本発明の好適な実施の形態は、以下の通りである。
第1 実施形態に係る画像形成装置は、本体ケース内に、従来と同様に、像担持体と、現像手段と、転写手段と、露光手段とを有する。第1 実施形態に係る画像形成装置は、更に、左右の側面フレームと、少なくとも一つのプレートと、位置決め手段とを備えている。
前記左右の側面フレームは、前記各手段を本体ケースの所定の位置に支持するために前記各手段をその間に収容する。前記少なくとも一つのプレートは、前記左右の側面フレームに取り付けられて前記少なくとも一つの手段を本体ケース内の所定の位置に支持する。前記位置決め手段は、前記プレートを前記左右の側面フレームの所定の位置に位置決めする。
前記側面フレームには、孔が設けられている。
そして、前記位置決め手段は、次のような凸部と挟持部とを有していることを特徴とする。前記凸部は、前記プレートの左右方向の少なくとも一端から左右方向の延長上に突出していると共に前記孔内に挿通されている。前記挟持部は、前記側面フレームから前記孔内に突出して前記挿通された凸部を挟持する。更に、前記凸部における前記挟持部が当接する部分には、当該部分が所定の厚みとなるようにプレス加工されることによって凹部が形成されている。
かかる構成において、プレートの一端に設けられた凸部は、側面フレームに開けられた孔に挿通される。そして、孔に挿通された凸部が、側面フレームから孔内に突出して設けられた挟持部によって挟持されることにより、側面フレームに対してプレートが装着される。
ここで、凸部における挟持部が当接する部分に、当該部分が所定の厚みとなるようにプレス加工されることによって凹部が設けられているので、この凹部が挟持部と当接することにより、プレートが側面フレームに対する所定の位置に位置決めされる。これにより、プレートに取り付けられた例えば、露光手段等が側面フレーム即ち装置本体に対する所定の位置に精度良く取り付けられる。また、前記凹部は、特別な技術を用いるのではなく、プレス加工という一般的な技術によって、精度良く加工されているので、製作費の増加を抑えることができる。その結果、比較的安価な位置決め手段及びそれを備えたプレートが製造できる。
第2実施形態は、前記第1実施形態において、前記凸部における前記挟持部が当接する部分の厚みの公差が±約3.0 ×10-2mm程度の大きさであることを特徴とする。
前記構成によれば、前記凸部の少なくとも前記挟持部が当接する部分の厚みが、所定の公差の範囲、具体的には、公差±約3.0 ×10-2mm程度の範囲で精度良く前記挟持部間距離に合わされているので、無理に側面フレームに設けられた孔にプレートの凸部を押し込むことがなくなる。そのため、側面フレームを変形させてしまうことがなく、ガタを最小に収めることができる。
その結果、前記少なくとも一つの手段を本体ケースの所定の位置に精確に位置決めして支持することができる。
第3実施形態に係る画像形成装置は、本体ケース内に、従来と同様に、像担持体と、現像手段と、転写手段と、露光手段とを有する。第3実施形態に係る画像形成装置は、更に、左右の側面フレームと、少なくとも一つのプレートと、位置決め手段とを備えている。
前記左右の側面フレームは、前記各手段を本体ケースの所定の位置に支持するために前記各手段をその間に収容する。前記少なくとも一つのプレートは、前記左右の側面フレームに取り付けられて前記少なくとも一つの手段を本体ケース内の所定の位置に支持する。前記位置決め手段は、前記プレートを前記左右の側面フレームの所定の位置に位置決めする。
前記側面フレームには、孔が設けられている。
そして、前記位置決め手段は、次のような凸部と少なくとも一対の挟持部とを有していることを特徴とする。
前記凸部は、前記プレートの左右方向の少なくとも一端から左右方向の延長上に突出していると共に前記孔内に挿通されている。前記少なくとも一対の挟持部は、前記側面フレームから前記孔内に突出して前記挿通された凸部を両側から挟持する。前記凸部における前記挟持部が当接する部分は、当該部分が所定の厚みとなるようにプレス加工されている。前記凸部における少なくとも前記挟持部が当接する部分の厚みの公差が±約3.0 ×10-2mm程度の大きさである。
前記構成によれば、対向する少なくとも一対の挟持部によって前記凸部を挟むので確実に凸部を所定の位置に固定することができる。前記凸部の少なくとも前記挟持部が当接する部分の厚みが、所定の公差の範囲、具体的には、公差±約3.0 ×10-2mm程度の範囲で精度良く前記挟持部間距離に合わされているので、無理に側面フレームに設けられた孔にプレートの凸部を押し込むことがなくなる。そのため、側面フレームを変形させてしまうことがなく、ガタを最小に収めることができる。
その結果、前記少なくとも一つの手段を本体ケースの所定の位置に精確に位置決めして支持することができる。
また、前記凸部における前記挟持部が当接する部分は、特別な技術を用いるのではなく、プレス加工という一般的な技術によって、精度良く加工されているので、製作費の増加を抑えることができる。その結果、比較的安価な位置決め手段及びそれを備えたプレートが製造できる。
第4実施形態は、前記第1〜3のいずれか1つの実施形態において、前記挟持部が、前記凸部を挟んで対向する少なくとも一対の舌片として設けられていることを特徴とする。
前記構成によれば、対向する少なくとも一対の舌片によって前記凸部を挟むので確実に凸部を所定の位置に固定することができる。更に、前記挟持部の舌片間距離に合わせて、凸部における凹部が形成される部分の厚みの精度を、凹部を形成する前の凸部の厚みの精度より更に良くすることができる。
第5実施形態は、前記第1または2の実施形態において、前記凹部が、前記凸部の突出方向の一端において、前記突出方向に直交する方向に関して前記凸部における前記挟持部が当接する部分の幅と同じまたはそれより大きい幅を有するように、前記突出方向に開口している。
第6実施形態は、前記第1〜5のいずれか1つの実施形態において、前記プレートが、前記像担持体を走査露光する露光手段を少なくとも有するスキャナユニットを本体ケース内の所定の位置に支持するためのプレートであることを特徴とする。
上述してきた本実施形態における位置決め手段を備えたプレートは、様々な手段を本体ケース内の側面フレームの間の所定の位置に位置決めすることを可能にするが、特に、前記像担持体に対して精度良く位置決めされることが必要とされる露光手段を有するスキャナユニットの位置決めに適している。
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本実施例における位置決め手段8a,8b を示す斜視図であり、図2はプレート7 が前記位置決め手段8a,8b によって側面フレーム6bの所定の位置に位置決めされて取り付けられている様子を示す斜視図であり、図3 は本実施例に係る画像形成装置を前後方向に延びる中央線で切った断面図である。
本実施例に係る画像形成装置は、図3 に示すように、従来と同様に本体ケース1 内に、感光体ドラム等の像担持体2 と、現像ローラを含む現像手段3 と、転写ローラを含む転写手段4 と、露光手段5aとを有する。
更に、本発明の画像形成装置は、左側面フレーム6aと、右側面フレーム6b(図1 及び図2 参照)、少なくとも一つのプレート7 (図3 中ハッチング部分参照) と、位置決め手段8a,8b (図1 及び図2 参照)とを備えている。
前記左右の側面フレーム6a,6b は、略平板上フレームで前記各手段等2,3,4,5aを本体ケース1 の所定の位置に支持するために前記各手段等2,3,4,5aをその間に収容する。前記少なくとも一つのプレート7 は、前記左右の側面フレーム6a,6b に取り付けられて前記少なくとも一つの手段を本体ケース1 内の所定の位置に支持する。
本実施例では、前記像担持体2 を走査露光する露光手段5aを少なくとも有するスキャナユニット5 を所定の位置に支持するプレート7 を例にとり説明する。前記像担持体2 に対する露光手段5aの焦点距離の変動によってドット径が変化するので、露光手段5aを有するスキャナユニット5 を正確に所定の位置に支持することが要求される。図3 において、符号14は露光手段5aからの走査光を示している。走査光14は感光体ドラム等の像担持体2 の表面を走査して露光する。前記スキャナユニット5 は前記プレート7 に取り付けられている。
前記位置決め手段8a,8b は、図2 に示すように、前記プレート7 を前記左右の側面フレーム6a,6b の所定の位置に位置決めする。前記位置決め手段8a,8b は、前記プレート7 の左右方向の少なくとも一端部と前記プレート7 の端部に対応する側面フレーム6a,6b との間に設けられている。
図2 において、前記位置決め手段8a,8b は、前記プレート7 の右側端部と右側面フレーム6bとの間に前後方向に2個並べて設けられている。
前記各位置決め手段8a,8b は、図1 に示すように、凸部9 と孔10と挟持部11,12 を有している。
前記凸部9 は、前記プレート7 の左右方向の少なくとも一端から左右方向の延長上に突出している。図1において、凸部9 は前記プレート7 の右端から右側面フレーム6b側に突出しており、前記プレート7 と一体である。凸部9 は、上下方向の厚みT1が前後左右方向の長さに比べて小さく、凸部9 の形状は厚みT1を有する平べたい略直方体である。その厚みT1はプレート7 の厚みと同じであり、その公差もプレート7 と同じである。具体的には、その厚みT1は、2.00±0.14mmである。前記凸部9 の突出した角部は面取りされており、凸部9 の前記孔10への挿入が容易である。
尚、凸部9 の形状は略直方体に限られることなく、厚みT1を有し、前記挟持部11,12 によって挟持できる形状であれば良い。
前記孔10は、前記凸部9 が挿通されるように前記右側面フレーム6bに開けられている。前記凸部9 の形状に合わせて略矩形である。尚、前記孔10の形状も略矩形に限られることなく、挿入される凸部の形状に合わせて変更される。
前記挟持部11,12 は、前記挿通された凸部9 を挟持するように、前記右側面フレーム6bから前記孔10内に突出している。前記挟持部11,12 は、前記凸部9 を上下で挟んで対向する少なくとも一対の上舌片11及び下舌片12として設けられている。
前記上舌片11及び下舌片12の形状は、装置の側面側からみると略半円形をしている。対向する少なくとも一対の舌片11,12 によって前記凸部9 を挟むようにすると、確実に凸部9 を所定に位置に固定することができる。前記上下舌片11,12 間距離は、前記凸部9 を挟持するよう精度良く保たれている。尚、挟持する方向は上下からではなく本体ケースの前後方向から挟持していもよい。また、一対に限らない。
更に、前記凸部9 は前記挟持部を構成する上下舌片11,12 が当接する部分の上下面の少なくとも一方に凹部13をプレス加工によって設ける。本実施例において、凹部13は、凸部9の突出方向の一端において、その突出方向に直交する方向に関して凸部9における上下舌片11,12が当接する部分の幅と同じまたはそれより大きい幅を有するように、その突出方向に開口している。
このようなプレス加工によって、凸部9における凹部13が形成された部分の厚みT2の公差を凹部13が形成される前の前記プレート7 の公差よりも小さくすることができる。そのため、前記凸部9 の厚みの精度がこの凹部13が形成された部分だけ良くなる。具体的には、凸部9における前記凹部13が形成された部分の厚みの公差が±約3.0 ×10-2mm程度の大きさになる。凸部9における凹部13が形成された部分の厚みT2は1.83±0.03 mm の精度になる。
このように凸部9における凹部13が形成された部分は、公差±約3.0 ×10-2mm程度の範囲で精度良く前記挟持部11,12 間距離に合わされているので、無理に右側面フレーム6bに設けられた孔10にプレート7 の凸部9 を押し込むことがなくなる。そのため、右側面フレーム6bを変形させてしまうことがなく、ガタを最小に収めることができる。特に、上下方向の精度がよくなる。
更に、前記凹部13は、特別な技術を用いるのではなく、プレス加工という一般的な技術によって、精度良く加工されているので、製作費の増加を抑えことができる。その結果、比較的安価な位置決め手段8a,8b 及びそれを備えたプレート7 が製造できる。
また、プレート7 の右側面フレーム6bへの前後の位置決めは次のようにして行う。図2において、装置の前側の位置決め手段8aによって、プレート7 の前後方向の位置を定める。そのとき、装置の前側の位置決め手段8aの孔10の前後方向の大きさは、凸部9 の前後方向の長さにあわせて精度良く形成しておく。装置の後側の位置決め手段8bの孔10の前後方向の大きさは、凸部9 の前後方向の長さよりやや余裕をもって大きめにあわせて形成しておく。
前側の位置決め手段8aの凸部9 を前側の孔10に挿入して、前後方向の位置を定める。そして、後側の位置決め手段8aの凸部9 を後側の孔10に挿入する。後側の孔10は凸部9 の前後の大きさに対して余裕をもって形成されているので、先に前側が位置決めされていても、凸部9 を孔10に、右側面フレーム6bを変形させることなく、無理なく挿入することができる。そのため、右側面フレーム6bを変形させてしまうことがなく、ガタを最小に収めることができる。
このようにプレート7 を右側面フレーム6aの所定の位置に正確に位置決めできれば、プレート7 によって、露光手段5aを有するスキャナユニット5 を正確な位置に位置決めして支持することができる。
その結果、前記像担持体2 に対する露光手段5aの焦点距離の変動によるドット径の変化を抑えることができる。
尚、本実施例における前記位置決め手段8a,8b を備えたプレート7 は、画像形成装置を構成する様々な他の手段も本体ケース1 内の側面フレーム6a,6b の間の所定の位置に位置決めすることを可能にする。
また、位置決め手段8a,8b が設けられる数及び位置は適宜定められる。上記実施例においては、右側面フレーム6bを例に挙げたが、左側面フレーム6a側でもよい。更に、左右の側面フレーム6a,6b にそれぞれ2箇所設けると、位置決め手段だけでなく、取り付け手段としても機能可能である。
更に、位置決め手段の挟持部11,12 の形状は、凸部9 を挟持できる形状であれば、様々の形状が採用できる。例えば、装置の側面からみると、図4(a),(b),(c) に示すような、略三角、略矩形、略多角形と様々の形状が採用できる。
また、前記凸部9 を挟んで対向する一対の上舌片11及び下舌片12の形状は必ずしも対称である必要はない。
更にまた、前記挟持部11,12 は、前記凸部9 を挟んで対向する少なくとも一対の上舌片11及び下舌片12に限られない。プレート7 の上面を基準面として位置決めするには、図5 (a) に示すように、上側の上舌片11だけであっても良い。図5 (b) に示すように、孔10を形成する下側の面を平面ではなく、少し孔10内へ盛り上がった曲面で形成するようにしても良い。
尚、本発明は、上記の好ましい実施形態に記載されているが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることができることは理解されよう。
本発明は、電子写真方式や静電記録方式を利用して画像形成を行なう複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置の技術分野において、本体ケース内で或る一つの手段、例えば、露光手段を所定の位置に、簡単な構造で精確に位置決め可能な画像形成装置として最適である。従って、産業上の利用可能性がある。
本実施例における位置決め手段を示す斜視図 本実施例におけるプレートが前記位置決め手段によって側面フレームの所定の位置に位置決めされて取り付けられている様子を示す斜視図 本実施例に係る画像形成装置を前後方向に延びる中央線で切った断面図 他の実施例における位置決め手段を説明する図 他の実施例における位置決め手段を説明する図 従来の画像形成装置における位置決め手段を説明する図
符号の説明
6b 右側面フレーム
7 プレート
8a,8b 位置決め手段
9 凸部
10 孔
11,12 挟持部
13 凹部

Claims (6)

  1. 本体ケース内に、静電潜像が形成される像担持体と、当該像担持体の静電潜像を現像剤により現像して現像剤像を形成する現像手段と、当該現像手段により前記像担持体に形成された現像剤像を被記録媒体に転写する転写手段と、当該転写手段により被記録媒体に転写された現像剤像を定着する定着手段と、前記像担持体を走査露光する露光手段と、前記各手段を本体ケースの所定の位置に支持するために前記各手段をその間に収容する左右の側面フレームと、前記左右の側面フレームに取り付けられて前記少なくとも一つの手段を本体ケース内の所定の位置に支持する少なくとも一つのプレートと、前記プレートを前記左右の側面フレームの所定の位置に位置決めする位置決め手段とを備えた画像形成装置であって、
    前記側面フレームには、孔が設けられており、
    前記位置決め手段は、前記プレートの左右方向の少なくとも一端から左右方向の延長上に突出していると共に前記孔内に挿通された凸部と、前記側面フレームから前記孔内に突出して前記挿通された凸部を挟んで対向する位置にて挟持するための挟持部を有しており、
    前記凸部における前記挟持部が当接する部分には、当該部分が所定の厚みとなるようにプレス加工されることによって凹部が形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記凸部における前記挟持部が当接する部分の厚みの公差が±約3.0 ×10-2mm程度の大きさであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 本体ケース内に、静電潜像が形成される像担持体と、当該像担持体の静電潜像を現像剤により現像して現像剤像を形成する現像手段と、当該現像手段により前記像担持体に形成された現像剤像を被記録媒体に転写する転写手段と、当該転写手段により被記録媒体に転写された現像剤像を定着する定着手段と、前記像担持体を走査露光する露光手段と、前記各手段を本体ケースの所定の位置に支持するために前記各手段をその間に収容する左右の側面フレームと、前記左右の側面フレームに取り付けられて前記少なくとも一つの手段を本体ケース内の所定の位置に支持する少なくとも一つのプレートと、前記プレートを前記左右の側面フレームの所定の位置に位置決めする位置決め手段とを備えた画像形成装置であって、
    前記側面フレームには、孔が設けられており、
    前記位置決め手段は、前記プレートの左右方向の少なくとも一端から左右方向の延長上に突出していると共に前記孔内に挿通された凸部と、前記側面フレームから前記孔内に突出して前記挿通された凸部を挟んで対向する位置における両側から挟持するための少なく
    とも一対の挟持部を有しており、
    前記凸部における前記挟持部が当接する部分は、当該部分が所定の厚みとなるようにプレス加工されており、
    前記凸部における少なくとも前記挟持部が当接する部分の厚みの公差が±約3.0 ×10-2mm程度の大きさであることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記挟持部は、前記凸部を挟んで対向する少なくとも一対の舌片として設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記凹部は、前記凸部の突出方向の一端において、前記突出方向に直交する方向に関して前記凸部における前記挟持部が当接する部分の幅と同じまたはそれより大きい幅を有するように、前記突出方向に開口していることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  6. 前記プレートは、前記像担持体を走査露光する露光手段を少なくとも有するスキャナユニットを本体ケース内の所定の位置に持するためのプレートであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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