JP4320287B2 - タイル壁構造 - Google Patents

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Description

本発明は、横長のタイル保持金具であるタイル保持レールを用いてこれにタイル(レンガを含む)を配列保持するタイル壁構造関する。
従来のこの種のタイル壁は、例えば特許文献1(特開平9−105220号公報)や特許文献2(特開2003−172012号公報)に記載されているように、タイルの裏面の全長に断面台形の嵌合凹部(いわゆる蟻溝)を形成し、この嵌合凹部をタイル保持レールの全長にわたる凸部に嵌合させて、タイルをタイル保持レールに保持するのが一般的であった。
しかし、このような構造では次のような問題点があった。
(1)タイルは、その裏面全長に形成した断面台形の嵌合凹部をタイル保持レールの凸部に嵌合させてタイル保持レールに保持するため、タイルの上下の幅員をタイル保持レールの上下の幅員よりも大きくせざるを得ない。そのため、タイル保持レール同士を建物の躯体に平行に配設する場合、上下のタイル保持レールの間に隙間ができるようにタイル保持レール同士を互いに上下に離さなければならない。その結果、タイル保持レールを1本毎に墨出しする(位置決めするための基準線を施す)必要があり、煩雑でタイル保持レールの設置作業に多くの手間と時間を要する。
(2)タイルの裏面の嵌合凹部はタイルの左右両端においても、断面台形のまま開口しているため、躯体壁面の角部(コーナー)においてタイルをそのままタイル保持レールに保持すると、嵌合凹部の開口面が露呈するため、タイル保持レールは躯体壁面の角部の手前で留め、躯体壁面の角部に対しては、角部専用のタイル(コーナータイル)を用い、しかもタイル保持レールによらない接着等の別の保持手段でタイルを保持する必要があった。
(3)タイルの裏面の嵌合凹部は断面台形で、タイル保持レールの凸部はタイル保持レールの全長にわたっているため、タイルの嵌合凹部をタイル保持レールの凸部に嵌合させた後は、手直し等のためにタイルをタイル保持レールの中途で外すことは困難である。
(4)タイルの断面厚さが、断面台形の嵌合凹部を形成した分だけ薄くなり、それだけ強度が弱くなる。
特開平9−105220号公報 特開2003−172012号公報
本発明の課題は、上述した従来における問題点を解決し、タイル保持レール同士を互いに上下に離さずに、部分的に重ね合わせた状態で躯体に配設することで、タイル保持レールを1本毎に墨出しすることが不要になり、タイル保持レールの設置作業が従来に比べ格段に容易になるとともに、躯体壁面の角部に対しても、角部専用のタイルを用いることなく、通常のタイルを用いて他の部分と同様にタイル保持レールに保持でき、しかもタイルをタイル保持レールに対してそのどこであっても同様に外すことが可能であり、またタイル自体の強度も充分に確保できるタイル壁構造提供することにある。
本発明によるタイル壁構造は、躯体に平行に配設される複数の横長のタイル保持レールにタイルを配列保持するタイル壁構造において、各タイル保持レールの下辺縁又は上辺縁に、上向き突部と下向き突部を有するタイル支持部が形成されているとともに、各タイルの上下面には上下の支持溝が形成され、タイル保持レール同士が、互いの上下の一部分をオーバーラップさせ、しかもそのオーバーラップ部分で互いの位置合わせ部を位置合わせして躯体に配設され、タイルは、その上側の支持溝を前記タイル支持部の下向き突部に、下側の支持溝をタイル支持部の上向き突部にそれぞれ係合させて、上下のタイル保持レールのタイル支持部間に保持され、タイル保持レール同士の位置合わせ部は、タイル保持レールの横長基板に形成された位置合わせ用の嵌合凹部と嵌合凸部で、これらを嵌合させて位置合わせする構造となっている。
本発明によれば次のような効果がある。
(1)タイル保持レール同士を、互いの上下の一部分をオーバーラップさせ、しかもそのオーバーラップ部分で互いの位置合わせ部を位置合わせして躯体に配設するので、タイル保持レールを1本毎に墨出しすることが不要になることにより、タイル保持レールの設置作業が従来に比べ格段に容易になる。
(2)タイルの支持溝をタイル支持部の下向き突部に、下側の支持溝をタイル支持部の上向き突部にそれぞれ係合させて、上下のタイル保持レールのタイル支持部間に保持するので、タイルをタイル保持レールに対してそのどこであっても同様に外すことが可能である。
(3)タイルの裏面は凹部が無い平坦面となるので、躯体壁面の角部に対しても、角部専用のタイルを用いることなく、通常のタイルを用いて他の部分と同様にタイル保持レールに保持できるとともに、タイル自体の強度も充分に確保できる。
(4)タイル保持レール同士をオーバーラップさせるに当たり、タイル保持レールの横長基板に形成された位置合わせ用の嵌合溝と嵌合凸部を嵌合させると、位置合わせを簡単かつ精度良く行える。
(5)タイルを挟持するタイル支持部は、各タイル保持レールの下辺縁又は上辺縁の片側だけに一体的に突出形成すれば良いので、タイル保持レールの製作が容易である。
(6)タイルの上下面の支持溝を断面V形とし、これに対応して、タイル支持部は、上向き突部を逆V形に折曲して、その一辺から下向き突部を垂下形成したものとすると、タイルを安定して挟持できるとともに、タイル支持部の形状が単純になり、その部分の加工が容易である。
(7)タイル支持部に水抜き孔を設けると、タイル支持部から雨水等を排水できるので、タイル支持部に雨水等が溜まることがない。
次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
先ず、本発明において使用するタイルについて説明する。
図1及び図2に実施例1の1個のタイルを示す。このタイル1は全体として横長矩形で、その表面1aと裏面1bは凹部の無い平坦面となっているが、上下面1c・1dには、断面V形の上下の支持溝2・3が全長に形成されている。
次に、本発明において使用するタイル保持レールについて説明する。
図3及び図5(部分拡大図)に実施例1の一枚のタイル保持レールを示す。このタイル保持レール4は一枚の横長金属板で作られ、横長基板5の下辺縁に、前側へ突出するバネ性をもったタイル支持部6を一体に設けている。すなわち、タイル支持部6は、横長基板5の下辺縁から直角に折曲して前側へ突出させた部分を上側へ折曲し、さらに下側へ逆V形に折曲して、樋状部6aと、逆V形の上向き突部6bと、この上向き突部6bから樋状部6aよりも下方へ垂下する平板状の下向き突部6cとを一体に形成したものである。
タイル保持レール4の横長基板5には、位置合わせ用の上下の凸条7・8と、中間の固定基準用の凸条9とが、全長にわたり断面C状に前側に湾曲加工することにより形成されている。上下の凸条7・8は、タイル保持レール4同士を部分的にオーバーラップさせる際に、上側の凸条7の前面の凸面が位置合わせ用の嵌合凸部となり、下側の凸条8の背面の凹面が位置合わせ用の嵌合凹部とするため、これらはその嵌合を行えるサイズになっている。これら凸条7・8・9は、タイル保持レール4をビス止めする際に、それに沿ってビス止めすることを示すガイドになるとともに、タイル保持レール4とタイル1との間に必要に応じてボンド(コーキング材)13を施す場合には、そのためのガイドにもなる。なお、これら3本の凸条7・8・9は、横長基板5の補強も兼ねている。
タイル支持部6の樋状部6aには、水抜き孔10が所要の間隔で設けられている。
次に、上記のようなタイル1とタイル保持レール4とを用いて施工するタイル壁構造と、その施工手順について説明する。
先ず、図5に示すように、最下段のタイル保持レール4のレベルを決めて(墨出しをする)、建物躯体の壁面に固定するが、その際、中間の凸条9に沿って孔を明けてビス11を建物躯体壁面の縦胴縁12にねじ込む。
次に、図6に示すように、固定した最下段のタイル保持レール4のタイル支持部6上にタイル1を乗せるようにして、タイル1の下側の支持溝3をタイル支持部6の上向き突部6bに係合させる。
次に、図7及び図9に示すように、2段目のタイル保持レール4の横長基板5の下側部分を、最下段のタイル保持レール4の横長基板5の上側部分にオーバーラップさせて、2段目のタイル保持レール4を同様に縦胴縁12に固定する。このとき、最下段のタイル保持レール4の上側の凸条7の前面の凸面を位置合わせ用の嵌合凸部、2段目のタイル保持レール4の下側の凸条8の背面の凹面を位置合わせ用の嵌合凹部として、これらを嵌合させ、2段目のタイル保持レール4を位置決めする。また、2段目のタイル保持レール4の下向き突部6cを、上記のように設置したタイル1の上側の支持溝2に係合させる。タイル保持レール4同士のオーバーラップ部分も必要に応じてビス止めする。
以下、次の段でも同じことを繰り返す。
タイル保持レール4同士は、互いに部分的にオーバーラップさせ、互いの上下の凸条7・8による嵌合凸部と嵌合凹部を嵌合させて躯体壁面に固定していくため、タイル保持レール4の上下の位置を決めるに当たり、その個々について墨出しをする必要はなく、最下段のタイル保持レール4に対してだけ、例えば縦胴縁12に1本だけ基準線を施せばよい。
上記のように設置されたタイル1は、その段のタイル保持レール4のタイル支持部6と、一つ上の段のタイル保持レール4のタイル支持部6とに挟持される。その挟持状態において、これら上下のタイル保持レール4のタイル支持部6は、タイル1の断面V形の上下の支持溝2・3に対して、断面逆V形の上向き突部6bが下側の支持溝3と係合し、平板状の下向き突部6cが上側の支持溝2と係合するので、タイル1は、タイル保持レール4に対して厚さ方向(前後方向)の位置を精度良く決められ、しかも安定した状態で保持される。
しかし、タイル支持部6にバネ性があり、しかもタイル支持部6の上向き突部6bと下向き突部6cによって、上下に隣接するタイル1間に水平な目地間隙14が形成されるため、手直しが必要なときには、外そうとするタイルの左右両側にタイルが既に保持されていても、タイル保持レール4から抜き取ることが可能である。目地間隙14に目地材(図示せず)を充填すれば、タイル支持部6を目地材に埋設することができる。
上述した従来例の場合、建物躯体の壁面角部には角部専用のタイル(コーナータイル)を用いざるを得なかったため、タイル保持レールを壁面角部まで延ばすことができなかったが、本発明では、図9に示す施工例及び図10に示す施工例のように、タイル1を建物躯体の壁面角部にも使用できることから、建物躯体の2つの壁面のタイル保持レール4を、壁面角部の縦胴縁12まで延ばして端縁を互いに突き合わせることができる。従って、この場合もタイル保持レール4の長さ方向(左右)の墨出しが不要となる。図9に示す施工例は、タイル支持部6の上向き突部6bと下向き突部6cとによる水平な目地間隙14の他に、左右に隣接するタイル1の間にも目地間隙15を形成した場合、図10に示す施工例はそれを形成しない場合である。
次に、タイル保持レール4のタイル支持部6の変形例について説明する。
図11に示す例は、タイル支持部6の上向き突部6bと下向き突部6cの強度を高めるため、その中間部分6dを前側に湾曲させたもの、図12に示す例は、同様に後側に湾曲させたものである。
図13に示す例は、タイル支持部6を断面T形にして、上向き突部6bと下向き突部6cとを共に単なる平板状としたもの、図14に示す例は、上向き突部6bと下向き突部6cを、タイル1の断面V形の支持溝2・3の片面(斜面)に当接させるように、共に曲げたものである。
図15に示す例は、上向き突部6bと下向き突部6cとを、それぞれ横長基板5から上下に分けて並設したものである。
上記の実施例1では、施工手順として、躯体に先に設置した下側のタイル保持レール4の上向き突部6bに、タイル1の下側の支持溝3を係合させて載置状態とし、そのタイル1の上側の支持溝2に上側のタイル保持レール4の下向き突部6cを係合させて上側のタイル保持レール4を躯体に設置する方法としたが、次に、上下のタイル保持レール4・4を躯体に設置した後、これら上下のタイル保持レール4・4の上向き突部6bと下向き突部6cとの間にタイル1を挿入し、これら上向き突部6bと下向き突部6cとにタイル1の上下の支持溝2・3を係合させる実施例について説明する。
図16及び図17に後者の施工手順による実施例2を示す。この例では、タイル保持レール4のタイル支持部6の上向き突部6bを断面逆U形、下向き突部6cを断面U形としている。
一方、タイル1は、その背面の上下の角部1a・1bが弧状に角取りされている。
実施例2の施工は次のようにして行う。
図16に示すように、タイル保持レール4相互を下から順に、互いに部分的にオーバーラップさせ、その際に互いの上下の凸条7・8による嵌合凸部と嵌合凹部を嵌合させて縦胴縁12にビス止めしておいてから、上下のタイル保持レール4の互いのタイル支持部6の上向き突部6bと下向き突部6cとの間にタイル1を前側から強制的に挿入し、図17に示すように、タイル1の上側の支持溝2を上側のタイル保持レール4の下向き突部6cに、下側の支持溝3を下側のタイル保持レール4の上向き突部6bにそれぞれ嵌合させる。タイル1は、このような上下両方の嵌合状態で上下のタイル支持部6・6間に保持される。
図18〜図20は後者の施工手順による実施例3を示す。この例では、タイル保持レール4のタイル支持部6が、横長基板5に対し断面N形に折曲して形成され、タイル支持部6の樋状部6aは、横長基板5の下端から上向きに傾斜してその先端部が逆V形の上向き突部6bとなり、また上向き突部6bから垂下した部分が平板状の下向き突部6cとなっている。
一方、タイル1は、上側の支持溝2が下側の支持溝3よりも深さが深くなっているとともに、これら上下の支持溝2・3は断面V形ではあるが、上側の支持溝2は、その後面が垂直面、前面が傾斜面であるのに対し、下側の支持溝3は、これとは逆に後面が傾斜面、前面が垂直面になっている。また、タイル1は、その背面の上下の角部1a・1bが斜めに角取りされている。
実施例3の施工は次のようにして行う。
図18に示すように、タイル保持レール4相互を下から順に、互いに部分的にオーバーラップさせ、その際に互いの上下の凸条7・8による嵌合凸部と嵌合凹部を嵌合させて縦胴縁12にビス止めしておく。そして、タイル1を傾けた姿勢にして上側の支持溝2を上側のタイル保持レール4の下向き突部6cに向かって下方から接近させ、下向き突部6cの下端が上側の支持溝2の奥端まで達するところまで持ち上げてから、図19に示すように、下側の支持溝3が下側のタイル保持レール4の上向き突部6bの真上に位置する垂直姿勢になるところまでタイル1を上下のタイル支持部6・6間に挿入し、そのままタイル1を下降させて下側の支持溝3をタイル保持レール4の上向き突部6bに嵌合させる。
これによりタイル1は、図20に示すように、下側の支持溝3が下側のタイル保持レール4の上向き突部6bに、傾斜した後面及び垂直な前面を密着させて嵌合するとともに、上側の支持溝2が、垂直な後面を上側のタイル保持レール4の下向き突部6cに当接させてこの下向き突部6cを受け入れた状態で上下のタイル支持部6・6間に安定して保持される。上側の支持溝2と上側のタイル保持レール4の下向き突部6cとの間には隙間が形成されるが、下側のタイル保持レール4の上向き突部6bの先端(上端)と上側のタイル保持レール4の下向き突部6cの下端との間の上下の間隔Sは、タイル1の上面と下面との間の上下の高さHより小さい(S<H)ので、タイル1は、上下のタイル支持部6・6間から不用意に脱落することはない。タイル1の裏側において、上側のタイル保持レール4のタイル支持部6との間にコーキング材を施せば、タイル1の保持はより確実になる。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、タイル保持レール4のタイル支持部6を、上記の実施例とは逆に上辺縁に設けてもよく、また、タイル1の上下の支持溝2・3の断面形状は、V形に限らず、U形やC形やΩ形や台形や矩形などでもよい。さらに、タイル保持レール4をビス11を用いて縦胴縁12に固定したが、縦胴縁を用いずに躯体壁面に直接固定してもよく、またビスの他に釘などの他の固定手段で固定してもよいこと勿論である。
本発明の実施例1において使用するタイルの正面図である。 その端面図である。 実施例1において使用するタイル保持レールを示し、(A)は端面図、(B)は正面図、(C)は平面図である。 同上の拡大図で、(A)は端面図、(B)は一部分の正面図、(C)は一部分の平面図である。 実施例1のタイル壁構造の施工手順を示し、最下段のタイル保持レールの固定状態とタイルの分解斜視図である。 最下段のタイル保持レールにタイルを保持した状態の斜視図である。 図6の状態から2段目のタイル保持レールを固定した状態の斜視図である。 完成されたタイル壁構造の断面図である。 建物躯体の壁面角部での施工例を示す斜視図で、左右に隣接するタイルの間にも目地間隙を形成した場合である。 左右に隣接するタイルの間に目地間隙を形成しない場合の斜視図である。 タイル保持レールのタイル支持部の変形例を示す断面図である。 同じく変形例を示す断面図である。 同じく変形例を示す断面図である。 同じく変形例を示す断面図である。 同じく変形例を示す断面図である。 本発明の実施例2の施工手順を示す断面図である。 その完成状態の断面図である。 本発明の実施例3の施工手順を示す断面図である。 同様の断面図である。 その完成状態の断面図である。
符号の説明
1 タイル
1a 表面
1b 裏面
1c・1d 上下面
2・3 上下の支持溝
4 タイル保持レール
5 横長基板
6 タイル支持部
6a 樋状部
6b 上向き突部
6c 下向き突部
7・8・9 凸条
10 水抜き孔
11 ビス
12 縦胴縁
13 ボンド
14・15 目地間隙

Claims (1)

  1. 躯体に平行に配設される複数の横長のタイル保持レールにタイルを配列保持するタイル壁構造において、
    各タイル保持レールの下辺縁又は上辺縁に、上向き突部と下向き突部を有するタイル支持部が形成されているとともに、各タイルの上下面には上下の支持溝が形成され、タイル保持レール同士が、互いの上下の一部分をオーバーラップさせ、しかもそのオーバーラップ部分で互いの位置合わせ部を位置合わせして躯体に配設され、
    タイルは、その上側の支持溝を前記タイル支持部の下向き突部に、下側の支持溝をタイル支持部の上向き突部にそれぞれ係合させて、上下のタイル保持レールのタイル支持部間に保持され
    タイル保持レール同士の位置合わせ部は、タイル保持レールの横長基板に形成された位置合わせ用の嵌合凹部と嵌合凸部で、これらを嵌合させて位置合わせすることを特徴とするタイル壁構造。
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