JP4319848B2 - ビデオ信号におけるノイズ成分を決定する方法および装置ならびにフィルムスキャナ - Google Patents

ビデオ信号におけるノイズ成分を決定する方法および装置ならびにフィルムスキャナ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1の上位概念に記載された、遅延させたビデオ信号と、遅延させていないビデオ信号と間の差分を形成することによってビデオ信号におけるノイズ成分を決定する方法と、請求項10の上位概念に記載されたビデオ信号におけるノイズ成分を決定する回路とに関し、ここでこの回路は遅延装置を有し、この遅延装置によって、先行する画像のビデオ信号が遅延されて、この先行する画像が、直後の画像のビデオ信号と並行して評価装置の入力側に同時に並行して加えられる。本発明はまた請求項16の上位概念に記載された、フィルムを反射照明または透過照明(illuminating or transilluminating)することによってビデオ信号を形成するフィルムスキャナに関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のタイプの方法は、EP−A0629081に記載されている。公知の方法では、連続する異なる2つのフレームから得られるビデオ信号の振幅を互いに比較する。2つのビデオ信号のうちの1つは遅延装置で遅延され、これによってこれらのビデオ信号が処理のために差分値および絶対値形成ユニットの入力側に並行して加えられるようにする。このようにして得られた測定値から、適切な複数の探索窓内で最大値が決定され、つぎにこれらの最大値から最小値が決定される。静止画の場合、このようにして得られた最小値は、ノイズ信号の探索するピーク値に相応する。このように処理されるビデオ信号が、フィルムのスキャンニングによって形成される場合、いわゆるフィルムグレイン(film grain)がRGBフィルム層の濃度に極めて大きく依存してしまうという問題が生じる。これはフィルム処理中の非線形ガンマ特性の結果である。ネガティブフィルムの場合、フィルムグレインノイズは暗い領域では小さくなり、これに対してフィルムグレインノイズの振幅は、そこと比較すると明るい領域では格段に大きくなる。しかしながら公知の方法では、このようなフィルムグレインノイズのほんの一部分しか検出することができないのである。
【0003】
【特許文献1】
欧州特許明細書第0629081号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記を出発点とすると、本発明の課題は、ノイズ信号をより広範囲に測定することの可能な方法を提供することである。
【0005】
本発明の別の課題は、本発明の方法を実施するのに有利な回路を提供することである。
【0006】
本発明の最後の課題は、本発明の回路を有するフィルムスキャナを提案することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、請求項1の方法によって解決される。
【0008】
請求項1に記載された本発明の手段の場合、遅延させたビデオ信号と、遅延させていないビデオ信号との間の差分を形成することによってビデオ信号におけるノイズ成分を決定する。この方法はつぎのステップからなる。すなわち、
a) ビデオ信号の振幅を決定する;
b) ステップa)の結果に依存して、遅延させたビデオ信号と、遅延させていないビデオ信号を少なくとも2つの別個の処理チャネルに割り当てる;
c) 各処理チャネルにおいてビデオ信号間の差分の絶対値を形成する;
d) これらのビデオ信号間の差分の絶対値における最大値を、複数の探索窓内でそれぞれ計算する;
e) 各処理チャネルにおいて上記の最大値から最小値を決定し、ここでこの最小値はノイズ信号の各ピーク値に相応する。
【0009】
上記の別の課題は、請求項10の回路によって解決される。
【0010】
ビデオ信号におけるノイズ成分を決定する本発明の回路は遅延装置を有しており、この遅延装置によって、先行する画像のビデオ信号が遅延されて、この先行する画像と、直後の画像のビデオ信号とが並行して評価装置の入力側に同時に並行して加えられる。この評価装置は、差分出力信号を形成する差分および絶対値形成手段と、ビデオ信号の振幅を決定する手段と、論理結合手段とを含んでおり、これは、所定の規則にしたがって、差分出力信号を少なくとも2つの別個の処理チャネルに供給する。各処理チャネルは、最大ピーク値測定回路を有しており、その入力側はそれぞれ上記の論理結合手段の出力側に接続されており、上記の最大ピーク値測定回路は、第1のスタート信号によってトリガされ、またこの最大ピーク値測定回路によって、所定の探索窓内で差分出力信号の最大値がそれぞれ決定される。さらに、最大値を記憶する第1のレジスタと、最小ピーク値測定回路とが設けられており、その入力側は第1のレジスタの出力側に接続されており、この最小ピーク値回路に第2のスタート信号が供給される。最後に、最小ピーク値測定回路の最大値を記憶するために第2のレジスタが設けられており、この第2のレジスタに第2のスタート信号が同様に供給され、この第2のレジスタの出力側でノイズ信号のピーク値を取り出すことができる。
【0011】
フィルムスキャナについての課題は、請求項16に記載されたフィルムスキャナによって解決される。
【0012】
【発明の実施の形態および利点】
この方法の1つの利点は、少なくとも2つの別個のピーク値がノイズ信号に対して決定されることである。この利点が明らかになるのは殊にビデオ信号がフィルムスキャナによって形成される場合である。フィルムグレインノイズは、フィルムの露光量または個別のカラー層の露光量に極めて大きく依存する。本発明の方法により、ビデオ信号におけるノイズ抑圧を改善することができ、ひいては画質を改善することが可能である。
【0013】
本発明の方法の1発展形態では、上記のビデオ信号の後続の信号処理にノイズ信号のピーク値が個々に使用され、またはそれらの最大値またはそれらの平均値が使用される。
【0014】
有利には振幅レンジの異なるビデオ信号は、別個の処理チャネルに割り当てられる。例えば、40%〜100%および0%〜60%の振幅レンジを選択することができ、ここで100%は最大許容振幅に相応する。
【0015】
さらに、振幅レンジが重なり、この重なったレンジ内の振幅レンジを有するビデオ信号を両方の処理チャネルに同時に割り当てることが可能である。
【0016】
1変形実施形態では、本発明による方法は、RGB信号に対しても、YUV信号に対しても共に実行される。
【0017】
誤ったノイズ測定を回避するため、ノイズ信号決定に対して探索窓を排除することができ、ここでこの排除が行われるのは、このビデオ信号の振幅がこの探索窓において処理チャネルの許容振幅レンジ外にある場合である。
【0018】
有利には、探索窓を排除する場合、振幅最大値を所定のデータワードによって置き換える。すべての探索窓を排除する場合、ノイズ信号の各ピーク値を所定の別のデータワードによって置き換えることができる。
【0019】
最後に、別の所定のデータワードを、ノイズ信号の最後の有効なピーク値によってそれぞれ置き換えることも可能である。
【0020】
本発明の1実施形態では、最大ピーク値測定回路および第1のレジスタは、第1のスタートパルスによってトリガされる。有利には、最小ピーク値測定回路および第2のレジスタは第2のスタートパルスによってトリガされる。
【0021】
また本発明による回路の評価装置が2対1マルチプレクサを含むようにすることができ、ここでこのマルチプレクサによって、選択的に切り換えが行われ、ビデオ信号間の差分の絶対値または第1の所定のデータワードが評価装置の出力側に導通される。このような2対1マルチプレクサは有利には各処理チャネルに設けることができる。
【0022】
ノイズ信号のピーク値に対して誤った測定結果が出力されてしまうことを回避するため、有利には復号器が設けられており、この復号器によってノイズ信号の誤ったピーク値が第2の所定のデータワードによって、またはノイズ信号の最後の有効なピーク値によって置き換えられることが可能である。
【0023】
【実施例】
ビデオ信号におけるノイズ成分を決定する本発明の回路の実施例を概略的に簡略化して図面に示す。
【0024】
図1には、ビデオ信号のノイズ成分を決定する公知の回路装置のブロック回路図が示されている。ノイズの障害の影響を受けたビデオ信号は端子1に加えられ、このビデオ信号は一方では直接、他方では遅延装置2を介して、差分値および絶対値形成装置3の入力側に供給される。図示のケースでは、遅延装置2によってビデオ信号が1フレームの持続時間分だけ遅延される。このような遅延装置は従来技術において公知であり、有利にはデジタルフレームメモリによって実現される。装置3により、遅延させていないビデオ信号と、遅延させたビデオ信号との差分およびその絶対値が形成される。それはノイズ低減化への影響が、画像内容における変化の符号に依存しないようにしたいからである。
【0025】
図1において略されて動き信号(motion signal)Lと示されている、出力側で取り出すことができる差分信号は、静止画の場合は実質的に、ビデオ信号の整流されたノイズ成分だけからなるが、動画の場合は連続する2つの画像の差分信号値の大きさを含み、これに整流されたノイズが重畳されている。動き信号Lは、最大ピーク値測定回路4に供給され、ここでは振幅最大値が探索窓SF内で決定される。探索窓は十分に小さく選択して、画像全体の探索窓のうちに動きの発生していない少なくとも1つの探索窓が見つかるようにしなければならない。12ピクセル×8行のサイズの探索窓は、4:3の形式において標準の解像度を有するビデオ信号の場合に十分に適している。殊に高解像度のビデオ信号および/または別の画像形式が使用されている場合には別の探索窓サイズも可能であることはいうまでもないことである。図2にはフレームを6×6の探索窓に分割することが示されている。アプリケーションに依存して、より多くまたは少ない数の探索窓を選択することも可能である。
【0026】
最大値に対する探索は、初期値M=0を有するスタートパルスS1によってそれぞれ初期化される。探索中により大きな値(L>M)が発生した場合、これが検出されて新たな基準値になる。つぎのスタートパルスS1によって、最後のN値がレジスタ5に受け付けられ、同時に新たな最大値探索が開始される。スタートパルスS1は各探索窓のはじめに発生して、各探索区画の終わりでは信号Nにより、探索窓において探索されたノイズのピーク値がそれぞれ得られるようにする。ビデオ信号がテレビジョン信号の場合、ビデオ信号の垂直帰線消去区間に最大値探索は、制御入力側に供給されるパルスINHによって中断される。レジスタ5に記憶された最大値から、最小ピーク測定回路6によって最小値が決定される。この最小値は、後置接続されたレジスタ7に保持され、測定期間の終わりに探索されたノイズのピーク値として出力される。最小ピーク値測定回路6およびレジスタはスタートパルスS2によってトリガされ、これは測定期間のはじめに発生する。測定期間の長さは、フレームの表示持続時間(representation duration)に相応する。
【0027】
本発明によるビデオ信号におけるノイズ成分を決定する回路は、図3にブロック回路図で概略的に示されている。この回路は評価ユニット31を有しており、2つのビデオ信号AおよびBがその2つの入力側に加わっている。ビデオ信号Bは、ビデオ信号Aに対して遅延段2の分だけ遅延されており、これについては図1に関連してすでに説明したとおりである。評価ユニット31ではビデオ信号AおよびBは、以下でより詳しく説明するように、その振幅に依存して別個の2つの処理チャネルに割り当てられる。上側の処理チャネル32は、40%〜100%のレンジの振幅を有するビデオ信号に割り当てられ、これに対して下側の処理チャネル33は0%〜60%のレンジの振幅を有するビデオ信号に割り当てられている。この場合、100%の振幅は回路の最大許容振幅に相応し、0%の振幅は値0を有する振幅に相応する。上記のレンジは有利な実施例として示しただけである。別の実施例では値の別のレンジを選択することが可能であり、個々の処理チャネル間の重なりレンジもこれとは別に選択することができる。本発明はまた2つの処理チャネルしか有しないこれらの回路に限定されることはなく、さらなる処理チャネルを設けることも可能である。本発明の動作の基本的な手法は、これによって影響を受けることはない。
【0028】
ビデオ信号の振幅値に依存して評価ユニット31により、ビデオ信号AおよびBが処理チャネル32および33のうちにいずれか1つにそれぞれ割り当てられる。これにしたがい評価ユニット31により、これらの2つのビデオ信号間の差分値が形成され、つぎに絶対値が形成される。最大ピーク値測定回路34aでは、探索窓内でビデオ信号の絶対差分値の最大値が決定され、これがレジスタ35aに記憶される。この場合、これらの探索窓はここでも12ピクセル×8行のサイズで選択されている。これらの探索窓の別のサイズを選択することも可能である。フレームを複数の探索窓に分割することは図2に示されており、これについては図1に関連してすでに説明した。上記の記憶した最大値から、レジスタ35aに記憶されたすべての最大値の最小値が、最小ピーク値測定回路36aで決定され、これがレジスタ37aに記憶され、ノイズ信号のピーク値PHとして出力側に出力される。最大ピーク値測定回路34aおよびレジスタ35aは、スタートパルスS1によってトリガされ、これは各探索窓のはじめに発生する。これに対して最小ピーク値測定回路36aおよびレジスタ37aはスタートパルスS2によってトリガされ、これは各フレームのはじめに発生する。
【0029】
0%〜60%の比較的低い振幅レンジに位置するビデオ信号はさらに処理チャネル33で相応に処理される。処理チャネルの互いに相応する素子は、相応する参照符号を有しており、これらはインデックスaおよびbが互いにそれぞれ異なっている。2つの処理チャネル32および33における信号処理は同じであり、繰り返しを省略することができる。レジスタ37bの出力側では、振幅が比較的低い振幅レンジに位置するビデオ信号に対して、ノイズ信号のピーク値PLが最終的に利用可能である。
【0030】
ここまで述べてきたノイズ決定手法はRGB信号およびYUV信号の両方に適用可能であり、いずれの場合もノイズは成分信号毎に別個決定される。
【0031】
図4には図3の評価ユニット31が格段に詳しく示されている。入力されたビデオ信号A,Bは比較ユニット41aおよび41bにそれぞれ供給され、これによってビデオ信号AおよびBの振幅が位置する振幅レンジが決定される。振幅が40%〜100%のレンジに位置する場合、比較ユニット41aおよび41bにより、出力信号AHおよびBHがその第1の出力側にそれぞれ出力される。信号の振幅が0%〜60%のレンジに位置する場合、比較ユニット41aおよび41bにより、第2の出力信号ALおよびBLがその第2の出力側にそれぞれ出力される。出力信号AHおよびBHは第1のゲート42aにおいて互いに論理的にANDがとられる。両方の信号AHおよびBHが「ハイ」の場合、第1のゲート42aによって出力信号Valid-Hiが形成される。これに完全に相応して出力信号ALおよびBLは第2のゲート42bにおいて互いに論理的にANDがとられる。両方の信号ALおよびBLが「ハイ」の場合、第2のゲート42bによって出力信号Valid-Loが形成される。比較ユニット41aおよび41bに供給されるビデオ信号AおよびBは、差分および絶対値形成ユニット43の入力側に並行して加えられる。その出力信号|B−A|は、2つの入力信号間の差分の絶対値を表す。この出力信号|B−A|は、各々の第1および第2の2対1マルチプレクサ44aおよび44bにそれぞれ供給される。INV信号が第1および第2のマルチプレクサの各々の第2の入力側に加えられる。ここの実施例では選択されたINV信号は、すべてのビットが「ハイ」にされたデータワードである。第1のマルチプレクサ44aの制御入力側は第1のゲート42aの出力側に接続されているため、Valid-Hi信号が「ハイ」の場合、マルチプレクサ44aによって絶対差分値信号|B−A|が出力される。振幅が高い方の振幅レンジに位置するビデオ信号A,Bからこの差分値信号が形成されたことを明示するため、図4ではこれを|B−A|で示している。これに対してValid-Hi信号が「ロー」の場合、マルチプレクサ44aによってINV信号が出力される。第2のマルチプレクサ44bの制御入力側は、第2のゲート42bの出力側に接続されているため、Valid-Loが「ハイ」の場合、マルチプレクサ44bによって絶対差分値信号|B−A|が出力される。振幅が低い方の振幅レンジに位置するビデオ信号A,Bからこの差分値信号が形成されたことを明示するため、図4ではこれを|B−A|で示している。他方でValid-Loが「ロー」の場合、マルチプレクサ44bによってINV信号が出力される。
【0032】
通例の画像では、ビデオ信号は0〜100%の間の振幅値で発生するため、相応するビデオ信号は両方の処理チャネル32,33で処理され、ノイズ信号に対する有利なピーク値は、各最小値探索の後に出力される。しかしながら1つのシーンが黒または白にクロスフェードされ、複数の画像の持続時間にわたってビデオ信号AとBとの間に差分が生じないこともあり得る。この場合、すべてのビットが「ハイ」にセットされたINV信号が形成されて、誤った測定が回避される。このINV信号をさらに処理するため、本発明により2つの解決手段が提案される。
【0033】
第1の解決手段は図5に示されており、ここでは分かりやすくするために処理チャネル32だけが示されている。図5に示した回路は、全体として参照符号51′が付され、破線で示されており、また図3では参照符号51で示されている。第2の処理チャネル33に対する相応の回路は、図には示されていない。図3に関連してすでに述べた最小ピーク値測定回路36aおよびレジスタ37aに加えて、回路51は、すべてがゼロであるデータワードを形成する素子52を有する。略してゼロ素子と称される素子52は、2対1マルチプレクサ53の第1入力側に接続されている。レジスタ37aの出力側は、マルチプレクサ53の第2の入力側と復号器54の入力側との両方に接続されており、これは、レジスタ37aによってデータワードが出力された場合、すべてのビットが「ハイ」に設定されているか否かを決定する。復号器54の出力側は、マルチプレクサ53の制御入力側に接続されている。復号器54によって、すべてのビットが「ハイ」であるデータワードがレジスタ37aから読み出されたことが確認されると、復号器54の出力側は「ハイ」になる。この結果、マルチプレクサ53によって切り換えが行われ、ゼロ素子52の出力信号が出力側に導通される。復号器の出力側が「ロー」のままである場合はいつでも、マルチプレクサ53によって切り換えが行われ、レジスタ37aから読み出されたデータワードがその出力側に導通される。したがって回路51により、すべてのビットが「ハイ」にセットされたデータワードが、すべてのビットが「ロー」にセットされたデータワードに変換される。この場合、結果的にノイズ信号のピーク値もゼロである。この選択は有利である。それは許容された振幅レンジ内にビデオ信号が発生していない場合、ノイズ信号が考慮されないからである。
【0034】
図6には、誤ったノイズ測定を回避する第2の回路が概略的に示されている。この回路には全体として参照符号51″が付されており、これは図5に示した回路51′の択一的な回路として配置することが可能である。ここで回路51′は、図3において参照符号51で示したブロックの回路である。回路51″の場合、最小ピーク値測定回路36aの出力側は、レジスタ37aの入力側と、復号器54の入力側とに接続されている。復号器54の出力側はAND素子62の反転入力側に接続されており、またスタートパルスS2がその第2の非反転入力側に加えられる。AND素子62の出力側はレジスタ37aの制御入力側に接続されているため、すべてのビットが「ハイ」にセットされているデータワードが復号器54によって検出されている間は、ノイズ信号の最後の有効なピーク値がレジスタ37aに保持される。各スタートパルスS2によって、新たな最小値探索ルーチンが開始され、これに対して最後の有効値がレジスタ37aの出力側に残る。
【0035】
図5および6に示した回路は、完全に相応した手法で第2の処理チャネルにも使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビデオ信号におけるノイズ成分を決定する、従来技術から公知の回路のブロック回路図である。
【図2】ビデオ信号のパラメタを決定するために使用される探索窓の概略図である。
【図3】本発明の回路のブロック回路図である。
【図4】図3の評価ユニットをより詳細に示した概略図である。
【図5】図3の実施例の変形実施例を示す図である。
【図6】図3の実施例の別の変形実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 端子
2 遅延装置
3 差分および絶対値形成装置
4 最大ピーク値測定回路
5 レジスタ
6 最小ピーク測定回路
7 レジスタ
31 評価ユニット
32,33 処理チャネル
34a,34b 最大ピーク値測定回路
35a,35b レジスタ
36a,36b 最小ピーク値測定回路
37a,37b レジスタ
41a,41b 比較ユニット
42a 第1のゲート
42b 第2のゲート
43 差分および絶対値形成ユニット
44a 第1の2対1マルチプレクサ
44b 第2の2対1マルチプレクサ
52 ゼロ素子
53 マルチプレクサ
54 復号器
62 AND素子
L 動き信号
SF 探索窓
PL,PH ノイズ信号のピーク値
S1 スタートパルス
S2 スタートパルス

Claims (16)

  1. 遅延させたビデオ信号と、遅延させていないビデオ信号との間の差分を形成することによって、ビデオ信号におけるノイズ成分を求める方法であって、
    前記の遅延は、遅延させた画像のビデオ信号と、直後の画像のビデオ信号とが同時刻に得られるのに必要な時間に相当する遅延である形式の、ノイズ成分を求める方法において、
    当該の方法は、
    a) 前記の遅延させたビデオ信号の振幅(B)と、遅延させていないビデオ信号の振幅(A)とを求めるステップと、
    b) ステップa)の結果に依存して、前記の遅延させたビデオ信号と、遅延させていないビデオ信号との差分を2つの別個の処理チャネル(32,33)のうちの少なくとも1つに供給するステップと、
    c) 各処理チャネル(32,33)にて当該ビデオ信号間の差分の絶対値(|B−A|H,|B−A|L)を処理するステップと、
    d) 各処理チャネルにて、複数の探索窓内で、前記のビデオ信号間の差分の絶対値(|B−A|H,|B−A|L)の最大値(M11,…,M66)を各探索窓に対して計算するステップと、
    e) 各処理チャネル(32,33)にて前記の複数の最大値(M11,…,M66)から最小値を求めるステップとを有し、該最小値がノイズ信号の各ピーク値(PH,PL)に相応することを特徴とする、
    ビデオ信号におけるノイズ成分を求める方法。
  2. 前記ビデオ信号の後続の信号処理にノイズ信号のピーク値(PH,PL)を個々に使用する、または該ピーク値の最大値または平均値を使用する、
    請求項1に記載の方法。
  3. 振幅レンジの異なるビデオ信号を、別個の処理チャネルに割り当てる、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記の振幅レンジが重なり、
    該重なったレンジ内の振幅レンジを有するビデオ信号を両方の処理チャネルに並行して割り当てる、
    請求項3に記載の方法。
  5. RGB信号に対しても、YUV信号に対しても共に実行される、
    請求項1に記載の方法。
  6. ノイズ信号決定に対して探索窓を排除し、ここで当該排除が行われるのは、ビデオ信号の振幅が前記探索窓にて処理チャネル(32,33)の許容振幅レンジ外にある場合である、
    請求項1に記載の方法。
  7. 探索窓を排除する場合、振幅最大値を所定のデータワードによって置き換える、
    請求項6に記載の方法。
  8. すべての探索窓を排除する場合、ノイズ信号の各ピーク値(PH,PL)を別の所定のデータワードによって置き換える、
    請求項6に記載の方法。
  9. 前記の所定のデータワードを、ノイズ信号の最後の有効なピーク値(PH,PL)によってそれぞれ置き換える、
    請求項8に記載の方法。
  10. ビデオ信号におけるノイズ成分を求める回路であって、
    該回路は遅延回路を有しており、
    該遅延回路によって、先行する画像のビデオ信号が遅延されて、この先行する画像と、直後の画像のビデオ信号とが並行して評価装置の入力側に同時に並行して加えられる形式の、ビデオ信号におけるノイズ成分を求める回路において、
    前記評価装置(31)は、差分出力信号(|B−A|)を形成する差分および絶対値形成手段(43)と、ビデオ信号の振幅を求める手段(41a,41b)と、論理結合手段(42a,42b)とを含んでおり、
    該論理結合手段により、所定の規則にしたがって前記差分出力信号が少なくとも2つの別個の処理チャネル(32,33)に供給され、
    各処理チャネルは、最大ピーク値測定回路(34a,34b)を有しており、
    該最大ピーク測定回路の入力側はそれぞれ前記評価装置(31)の出力側に接続されており、
    該評価装置により、所定の探索窓内で、差分出力信号(|B−A|)の最大値がそれぞれ求められ、
    当該最大値を記憶する第1のレジスタ(35a,35b)が設けられており、
    最小ピーク値測定回路(36a,36b)が設けられており、該最大ピーク測定回路の入力側は前記の第1のレジスタ(35a,35b)に接続されており、
    前記の最小ピーク値測定回路(36a,36b)の最大値を記憶する第2のレジスタ(37a,37b)が設けられており、
    ノイズ信号のピーク値(PH,PL)が該第2のレジスタの出力側で取り出されることを特徴とする、
    ビデオ信号におけるノイズ成分を求める回路。
  11. 前記の最大ピーク値測定回路(34a,34b)および第1のレジスタ(35a,35b)は第1のスタートパルス(S1)によってトリガされる、
    請求項10に記載の回路。
  12. 前記の最小ピーク値測定回路(36a,36b)および第2のレジスタ(37a,37b)は第2のスタートパルス(S2)によってトリガされる、
    請求項10に記載の回路。
  13. 前記評価装置は、2対1マルチプレクサ(44a,44b)を含んでおり、
    該2対1マルチプレクサによって選択的に切り換えが行われ、前記のビデオ信号間の差分の絶対値(|B-A|)または第1の所定のデータワード(INV)が評価装置の出力側に導通される、
    請求項10に記載の回路。
  14. 各処理チャネルに2対1マルチプレクサ(44a,44b)がそれぞれ設けられている、
    請求項13に記載の回路。
  15. 復号器(54)が設けられており、
    該復号器によって、ノイズ信号の誤ったピーク値(PH,PL)が第2の所定のデータワードによって、またはノイズ信号の最後の有効なピーク値(PH,PL)によって置き換えられる、
    請求項10に記載の回路。
  16. フィルムを反射照明または透過照明することによってビデオ信号を形成するフィルムスキャナにおいて、
    該フィルムスキャナは、請求項10から15までのいずれか1項に記載の回路を有していることを特徴とする
    フィルムスキャナ。
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