JP3326637B2 - 動き判定装置および方法 - Google Patents

動き判定装置および方法

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JP3326637B2 JP12200293A JP12200293A JP3326637B2 JP 3326637 B2 JP3326637 B2 JP 3326637B2 JP 12200293 A JP12200293 A JP 12200293A JP 12200293 A JP12200293 A JP 12200293A JP 3326637 B2 JP3326637 B2 JP 3326637B2
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泰弘 藤森
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像処理において広
く一般に使用されている動き判定装置および方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】3次元画像処理においては、画面(フレ
ーム)中の画像処理において動き画素または静止画素の
判定技術を使用することにより、夫々を分離している。
分離後、ジャーキネスを回避するため動き領域はフィー
ルド内処理を施し、また、静止画素は解像度を維持する
ためフレーム内処理を施すのが一般である。3次元画像
処理の具体的な応用は、ノイズ除去、Y/C分離、MU
SEにおけるデータ圧縮等である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の動き判定装置
は、各画素のデータのフレーム間の差をしきい値と比較
することにより、動き画素または静止画素の判定を行な
っている。しかし、現実の画像はノイズ等の影響により
静止部分においても大きなフレーム差分があらわれたり
するため、動き判定誤りの原因となる。その結果、誤っ
た処理を施すことになり、画質劣化の一因となってい
る。
【0004】従って、この発明の目的は、ノイズ等の影
響を受けずに、正確に動き判定を行なうことが可能な動
き判定装置および方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ディ
ジタル画像信号中の各画素の動き判定を行なうための動
き判定装置において、入力ディジタル画像信号の各画素
に関して動き検出を行なう動き検出手段と、注目してい
る注目画素周辺の注目画素領域と上記注目画素領域周辺
周辺画素領域の動き画素の個数をそれぞれ検出する検
出手段と、上記動き画素の個数のそれぞれとしきい値と
を比較する比較手段とを有し、上記比較手段において上
記動き画素のそれぞれの個数が上記しきい値以上のとき
に、上記注目画素を動き画素と判定することを特徴とす
る動き判定装置である。また、請求項4の発明は、ディ
ジタル画像信号中の各画素の動き判定を行なうための動
き判定方法において、入力ディジタル画像信号の各画素
に関して動き検出を行なう動き検出工程と、注目してい
る注目画素周辺の注目画素領域と注目画素領域周辺の周
辺画素領域の動き画素の個数をそれぞれ検出する検出工
程と、動き画素の個数のそれぞれとしきい値とを比較す
る比較工程とを有し、比較工程において動き画素のそれ
ぞれの個数がしきい値以上のときに、注目画素を動き画
素と判定することを特徴とする動き判定方法である。
【0006】
【作用】画像信号は、時間方向及びフレーム内で局所的
に相関を有している。即ち、動き画素の場合には、その
周辺の画素も動き画素であるのが一般である。従って、
動き判定の対象の画素の周辺の画素についても動き判定
を行ない、周辺の画素の中の動き画素の個数がしきい値
以上の時に、その画素を動き画素とする。これによっ
て、動き判定の精度を向上できる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。この一実施例では、初段で動き検出を
行ない、出力結果の空間分布を調べることにより、注目
画素が動き画素または静止画素の判定をする動き判定装
置である。この一実施例は、全体として、図1に示す構
成を有している。
【0008】図1において、1で示す入力端子に入力デ
ータX0が動き検出部2とフレームメモリ3に夫々入力
される。ここで、動き検出部2ではフレームのデータ
X1が上記フレームメモリ3から入力され、入力データ
X0と前フレームのデータX1との間のフレーム差を求
め、このフレーム差に基づいて動き検出が行なされる。
【0009】動き検出部2から出力データX2がメモリ
部4に入力され、空間分布の検討が容易にできるように
データの並びかえと動き画素数のカウントが行なわれ
る。メモリ部4の出力としてD0,D1‥‥,Dn-1
得ることができ、上記D0,D1‥‥,Dn-1 が判定回
路5に供給され、注目画素が動き画素または静止画素の
判定をされ、判定結果が出力端子6に出力される。ここ
で、nは動き判定に用いる周辺領域の数に+1した値で
ある。
【0010】ここで、動き検出部2の構成を説明する。
入力データX0とフレームメモリ3からの前フレーム
ータX1とを減算器7に入力し、その出力を絶対値回
路8の入力に供給し、フレーム間差分の絶対値データa
を求める。検出された絶対値データaをROM9により
扱い易いような処理を施す。最も単純な例を下記に示
す。
【0011】 a>Thの時:ROM9の出力 X2=1 a≦Thの時:ROM9の出力 X2=0 ただし、Thはしきい値であり、ノイズの量等を考慮し
て適切なしきい値が設定される。
【0012】上記例により、各画素での動きが2値で表
現される。また2値で表現する代わりに、後段で微妙な
判定を行なうときは絶対値データaに処理を施すことな
く、そのまま出力する場合、低レベルの雑音を除くため
にしきい値を設定し絶対値データaと大小を比較する
処理をROMにより施す場合、ROM中の非線形マップ
により補正を施す場合等、様々な処理を施すことができ
る。
【0013】ROM9の出力データX2が、メモリ部4
に供給される。図2は、黒いドットで示す注目画素を中
心とした近傍のデータ配列の一例を示す。注目画素を中
心として(3×3)画素を領域11と、注目画素を中心
として(5×5)画素の中から(3×3)画素を除いた
残りの領域12を定義し、領域11及び12の夫々の動
き画素数をカウントする。各領域の動き画素数の個数に
よって、注目画素の動き判定を正確に行なうことが可能
となる。
【0014】メモリ部4における動き検出の結果、領域
11の動き画素数がN1、領域12の動き画素数がN2
と検出される。ここで、領域11に関する動き画素数の
しきい値をMT1、領域12に関する動き画素数のしき
い値をMT2と夫々設定する。そして、動き画素と判定
される条件はN1>MT1かつN2>MT2の場合であ
り、静止画素と判定される条件は、上述動き画素の条件
を満たさない場合となる。
【0015】メモリ部4の構成を図3に示す。メモリ部
4の入力端子21にROM9から出力データX2が入力
される。図2の例では、注目画素を中心とした(5×
5)画素であるので、4個のラインメモリ22,23,
24,25が使用され、5ラインを同時化する構成とし
ている。ラインメモリ22,23,24の出力データが
レジスタB26,27,28に夫々供給される。また、
(5×5)画素の最も下のラインの画素データとライン
メモリ25からの最も上のラインの出力データがレジス
タA29,30に夫々供給される。
【0016】レジスタB27の出力中の注目画素の判別
結果は処理を施すことなくD0として出力端子31に取
り出される。レジスタB26,27,28は領域11内
の各ラインの動き画素数のカウント値を表す。このカウ
ント値のデータがROM32に供給される。レジスタA
29,30及びレジスタB26,27,28は領域12
内の各ラインの動き画素のカウント値を表す。このカウ
ント値のデータがROM33に供給される。ROM32
はレジスタBより出力されるカウント値を統合して、領
域11のカウント値の統合された出力データD1を出力
端子34に出力する。ROM33はレジスタA及びレジ
スタBより出力されるカウント値を統合し、領域12の
カウント値の統合された出力データD2を出力端子35
に出力する。
【0017】レジスタA29の構成の一例を図4に示
す。レジスタAの入力端子41にデータX2の1ライン
分(5画素)のデータが入力され、1画素毎の検出がで
きるようにレジスタ42〜45を4個直列に接続すると
共に、5個のタップを導き出し各タップからの1画素毎
に分離した出力をROM46に供給する。レジスタAの
入力データは、領域12の最も下のラインの画素のみに
なるので、ROM46では、このライン中の5個の画素
の内の動き画素の個数と対応するカウント値d3を出力
端子47から出力する。他方のレジスタA30も上述と
同様の構成であり、領域12の最も上のラインについて
の動き画素の個数と対応するカウント値を出力する。
【0018】レジスタB27の構成の一例を図5に示
す。レジスタBの入力端子51に第3番目のラインのデ
ータ(5画素)が入力され、1画素毎の検出ができるよ
うにレジスタ52〜55を4個直列に接続すると共に5
個のタップを導き出し各タップからの1画素毎に分離し
た出力をROM56に供給する。ROM56は、第3番
目のライン中の領域11(3画素)と領域12(2画
素)に関して動き画素の個数を検出する。また、注目画
素の動きまたは静止の判定結果d0を出力端子57から
出力し、領域11の動き画素の個数を対応するカウント
値d1を出力端子58から出力し、領域12の動き画素
の個数を対応するカウント値d2を出力端子59から出
力する。
【0019】他のレジスタB26,28も上述のレジス
タB27と同様の構成を有するが、但し、注目画素に関
する出力端子を持たない。そして、レジスタB26,2
7,28の領域11の動き画素のカウント値が上述のよ
うに、ROM32で統合される。
【0020】以上のメモリ部4からの注目画素に関する
判定結果D0と、領域11の動き画素のカウント値D1
(これはN1に相当)と、領域12の動き画素のカウン
ト値D2(これはN2に相当)とが、例えばROMから
なる判定回路5に供給される。判定回路5では前述のよ
うに、注目画素についての動き判定が最終的になされ
る。
【0021】二つの周辺領域11及び12を用いたが、
注目画素を中心とする。一つの周辺領域の動き画素数を
参照しても良く。また、3個以上の周辺領域を設定して
もよい。さらに、ROMを上述の例では用いているがそ
の代わりにコンパレータ、カウンタ等のディジタル回路
を用いても良い。
【0022】
【発明の効果】この発明は、画像処理において広く使用
されている動き判定装置に関する、動き判定誤りを低減
することができる。即ち、従来動き判定をする上で検出
漏れ、誤検出等の影響により判定誤りのため画質劣化を
起こしていたが、得られた動き判定信号により、従来判
定誤りのため発生していた画質劣化を排除することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のブロック図である。
【図2】周辺領域の説明に用いる略線図である。
【図3】この発明の一実施例のメモリ部のブロック図で
ある。
【図4】この発明の一実施例のレジスタAのブロック図
である。
【図5】この発明の一実施例のレジスタBのブロック図
である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 動き検出部 3 フレームメモリ 4 メモリ回路 5 判定回路 6 出力端子
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/24 - 7/68 H04N 7/00 - 7/015 H04N 11/04 G06T 7/20

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル画像信号中の各画素の動き判
    定を行なうための動き判定装置において、 入力ディジタル画像信号の各画素に関して動き検出を行
    なう動き検出手段と、注目している注目画素周辺の注目画素領域と 上記注目画
    素領域周辺の周辺画素領域の動き画素の個数をそれぞれ
    検出する検出手段と、 上記動き画素の個数のそれぞれとしきい値とを比較する
    比較手段とを有し、 上記比較手段において上記動き画素のそれぞれの個数が
    上記しきい値以上のときに、上記注目画素を動き画素と
    判定する ことを特徴とする動き判定装置。
  2. 【請求項2】 上記動き検出手段は、 フレーム間差分により、上記各画素の動きを検出するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の動き判定装置。
  3. 【請求項3】 上記注目画素領域と上記周辺画素領域
    は、上記注目画素を中心として構成された上記注目画素
    領域を中心側とするとともに、上記注目画素領域の外周
    を上記周辺画素領域となるように分割されたことを特
    徴とする請求項1に記載の動き判定装置。
  4. 【請求項4】 ディジタル画像信号中の各画素の動き判
    定を行なうための動き判定方法において、 入力ディジタル画像信号の各画素に関して動き検出を行
    なう動き検出工程と、 注目している注目画素周辺の注目画素領域と上記注目画
    素領域周辺の周辺画素領域の動き画素の個数をそれぞれ
    検出する検出工程と、 上記動き画素の個数のそれぞれとしきい値とを比較する
    比較工程とを有し、 上記比較工程において上記動き画素のそれぞれの個数が
    上記しきい値以上のときに、上記注目画素を動き画素と
    判定することを特徴とする動き判定方法。
  5. 【請求項5】 上記動き検出工程では、 フレーム間差分により、上記各画素の動きを検出するこ
    とを特徴とする請求項4に記載の動き判定方法。
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KR20040099250A (ko) * 2002-04-17 2004-11-26 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 모션검출장치, 화상처리 시스템, 모션검출방법, 프로그램및 기록매체

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