JP4317062B2 - シート状媒体処理装置・画像形成装置 - Google Patents
シート状媒体処理装置・画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4317062B2 JP4317062B2 JP2004079284A JP2004079284A JP4317062B2 JP 4317062 B2 JP4317062 B2 JP 4317062B2 JP 2004079284 A JP2004079284 A JP 2004079284A JP 2004079284 A JP2004079284 A JP 2004079284A JP 4317062 B2 JP4317062 B2 JP 4317062B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- aligning
- medium
- tray
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Forming Counted Batches (AREA)
Description
特開2002−179326号公報には、シート状媒体をその排出方向と直交する方向(シフト方向)での定位置でのみ揃える機能と、部毎に排出方向と直交する方向(シフト方向)での異なる位置で揃える仕分け揃え機能とを併せ持つ揃え手段を有するシート状媒体処理装置が記載されている。
仕分け手段の揃え精度が低ければ不揃いが生じやすいため、確実に仕分けするには仕分け量(シフト量)を大きくする必要がある。シフト量を大きくした場合、シート状媒体の両側の垂れ下がりが大きくなり、シート状媒体を積載手段から取り除く際に取りづらかったり、両側が折れてしまったりする虞があった。
また、シート状媒体のサイズが大きくなれば両側の垂れ下がり部分が大きくなるために、上記のような問題の発生の可能性は高くなる。
図1に示すように、シート状媒体処理装置としてのシート状媒体後処理装置(以下、用紙後処理装置という)51は画像形成装置50の一側面に着脱可能に連結されている。
画像形成装置50では、オペレータにより指示された後処理内容に従い従来周知の画像形成手段により画像形成された用紙がシート状媒体後処理装置51に送られてくる。
シート状媒体後処理装置51における後処理内容としては、画像形成装置50が複写機の場合には次のモードがある。
(1)用紙を排出順に単に積載する通常モード。このモードでは、用紙サイズとコピー枚数を指示することで処理が実行される。
(2)ステイプル処理を行うステイプルモード。このモードでは、用紙サイズとコピー枚数のほか、綴じ枚数や綴じ位置等を指示することにより処理が実行される。
(3)仕分け処理を行う仕分けモード。このモードでは用紙サイズと仕分け部数を指示することで処理が実行される。
(4)パンチモード。このモードでは、穴あけが行なわれる。そのほか、必要に応じて他の処理も可能である。
図2に基づいて、用紙後処理装置51の構成の概要を説明する。画像形成装置50の排紙口から排出されたシート状媒体としての用紙は用紙後処理装置51の導入口に導かれる。用紙は、1枚の用紙に後処理を施す後処理手段(ここでは穿孔手段としてのパンチユニット100)を有する搬送路Aを通り、上トレイ(プルーフトレイ)14へ導く搬送路B、積載手段としてのトレイ12へ導く搬送路C、整合及びステイプル綴じ等を行う処理トレイF(以下ステイプル処理トレイともいう)へ導く搬送路Dへ、それぞれ分岐爪15及び分岐爪16によって振り分けられるように構成されている。
また、搬送路D内には分岐爪17が配置され、図示しない低荷重バネにより図の状態に保持されており、用紙後端がこれを通過した後、搬送ローラ対9、10、ステイプル排紙ローラ対11の内少なくとも搬送ローラ対9及び再給紙ローラ対8を逆転することで後端を用紙収容部Eへ導き滞留させ、次用紙と重ね合せて搬送することが可能なように構成されている。この動作を繰り返すことによって2枚以上の用紙を重ね合せて搬送することも可能である。
搬送路Bに案内された用紙は、搬送ローラ対34により搬送され、上排紙ローラ対4により上トレイ14へ排出される。符号302は上排紙センサを示す。
図4に示すように、トレイ12は、駆動ユニットLにより駆動軸21が駆動されることにより昇降する。駆動軸21と従動軸22との間にはタイミングベルト23がタイミングプーリを介してテンションをもって掛けられ、このタイミングベルト23にトレイ12を支持する台座18が固定されている。
このように構成することにより、トレイ12を含むユニットが昇降可能にタイミングベルト23に吊り下げられている。
トレイ12は図2において手前側(前側)と奥側(後側)の2つの位置で停止し(図3のシフトカム31の拡大図に対応)、その停止制御はシフトカム31の切り欠きをシフトセンサ336により検出し、この検出信号に基づいてシフトモータ169をON、OFF制御することにより行われる。
綴じ処理された用紙束が排出される時は、開閉ガイド板33が上方に引き上げられ、所定のタイミングで戻されるようになっており、このタイミングはシフト排紙センサ303の検知信号に基づいて決定される。その停止位置は排紙ガイド板開閉センサ331の検知信号に基づいて決定され、排紙ガイド板開閉モータ167により駆動される。なお、排紙ガイド板開閉モータ167は排紙ガイド板開閉リミットスイッチ332のオン・オフにより駆動制御される。
図6に示すように、トレイ12の上面であって、揃え部材102aに対向する部位には凹部80a、揃え部材102bが対向する部位は凹部80bがそれぞれ形成されていて(図1では省略)、トレイ12の上面よりも部分的に低くなっている。
少なくともこれら凹部80a、80b上に用紙が積載されていない状態では、受け入れ位置にある揃え部材102a、102bはこれら凹部80a、80bの中にその一部が進入しトレイ12とオーバーラップした状態を保持するようになっている。これは、揃え動作において揃え部材102a、102bを用紙の端面に確実に当てるためである。排出方向aに向けて排出された用紙は重力の影響を受けて、斜め下方の矢視Mの向きに進みトレイ12に落下する。
イニシャル時は、揃え部材102a、102bはホームポジション(HP)に位置している。画像形成装置50から送られてくる用紙Pのサイズの情報に基づいてそれぞれシフト方向に移動する。
シフト方向側の排紙ジョガーである揃え部材102bを用紙端面から7mmの位置に設定し、シフト開始時にシフト方向と逆方向の排紙ジョガーである揃え部材102aを寄せる。用紙後端が排紙ローラ対3に到達時に揃え部材102a、102bを寄せる。
戻しコロ13の戻し動作時に、揃え部材102a、102bを用紙Pの巾内に入り込むようにさらに寄せる。30ms後、揃え部材102a、102bをそれぞれの位置に戻す。シフト方向が切り替わる場合、シフト方向の揃え部材102aを用紙端面から7mmの位置に移動する。
以上は仕分け動作の説明であるが、揃え動作は、例えば揃え部材102bを位置固定した状態で揃え部材102aをシフト方向に移動させることによりなされる。これにより、排出された用紙Pの排出方向と直交する方向の端面を揃えることができる。
揃え動作は、両方の揃え部材102a、102bを同時に移動させることによっても可能である。
図8は用紙後処理装置51の要部を示した斜視図である。図8において、用紙の搬送中心線O−Oを間にして、前側の揃え部材102aを駆動する機構と、後側の揃え部材102bを駆動する機構とは独立していて、同じ構成となっている。そこで、揃え部材102aを駆動する機構については、各構成部材の符号にaの添え字を付すこととして構成を説明し、揃え部材102bについては同じ符号にbの添え字を付すこととして説明は省略する。
図9において、案内筒102a2には案内軸400と直交する方向に深さを有する係合溝102a2−1が形成されている。図8において、シフト方向dに往復動自在な駆動力を与えられている駆動ブロック404aの一部である板部404a1が係合溝102a2−1に摺動可能に係合している。ここで、摺動可能とは、板部404a1が係合溝102a2−1に係合した状態のまま案内筒102a2が案内軸400を中心に回動できるという意味である。このため、係合溝102a2−1はコの字状の切り欠きとなっており、この切り欠きに板部404a1が軸直角に係合している。
かかる係合関係により、揃え部材102aは駆動ブロック404aによりシフト方向に移動させられて揃え動作が可能であると共に、案内軸400を軸として回動することができ、この回動により収納位置に変位できると共に、かかる収納位置への回動動作をしても駆動ブロックとの係合関係が維持されているので、揃え部材102aに必要な揃え動作及び収納位置への回動動作などを駆動ブロックからの動力伝達により行うことが可能である。
プーリ408aは正逆転可能なステッピングモータ412aに直結されていて、このステッピングモータ412aは図示省略の不動部材に固定されている。プーリ410aは図示省略の不動部材に軸支されている。
ステッピングモータ412aは搬送中心線O−Oの近傍に位置し、プーリ410aはシフト方向d上においてトレイ12の巾の外側に位置していて、ステッピングモータ412aの駆動によりベルト406aが回動するのに応じて駆動ブロック404aが動くと、板部404a1が係合溝102a2−1に係合しているので、案内筒102a2と共に揃え部材102aもシフト方向に移動する。よって、ステッピングモータ412aを正逆転駆動することにより、揃え動作を行うことができる。
図1及び図6において、シフト方向d上、排出手段を構成する排紙ローラ対3の外側に、揃え部材102aを本体内に収納する箱形の収納領域180a、180bを形成している。
排紙ローラ対3の外側に収納領域180a、180bを形成しているので、揃え動作を行うときの揃え部材102a、102bが占める揃え動作領域の外側で、揃え動作終了後に安全な場所に揃え部材を収納することができるとともに、排紙ローラ対3と交差する態様で揃え部材102a、102bをトレイ12上から退避収納させるようにしても排紙ローラ対3の駆動軸と干渉することがない。
揃え動作領域の外側は、用紙の排出や揃え動作に必要な諸部材や機構がされていないので収納領域を比較的設けやすい利点がある。
図6に示すように、シフト方向d上、トレイ12の外側に、収納領域180a、180bを設けたので、トレイ12の上下動を妨げない。
トレイ12はシフト方向の2つの定位置間をシフトする。収納領域180a、180bは搬送中心線O−Oから等分に振り分けた位置に設けられている。そこで、揃え部材を収納する際に、仕分け揃えされた用紙との干渉を排除するため、これら2定位置間の任意位置にトレイ12を移動させた状態のもとで、揃え部材102a、102bを収納領域180a、180bに収納させるようにしている。好ましくは2定位置間の中点位置にトレイ12を移動させた状態のもとで、揃え部材102a、102bを収納領域180a、180bに収納させるのがよい。
このように、案内軸400を中心として一定の回転状態をとらせるために本実施形態では、案内筒102a2の外周部に揃え部材102a、102bの回動位置を規制する規制手段を設けている。
前記規制手段は、揃え部材102a、102bが揃え動作を行う揃え動作領域で、これら揃え部材102a、102bの姿勢を揃え回転位置におくため揃え部材102a、102bの自重モーメントによる回転を規制する手段の一部である第1突起と、収納領域180a、180bに対応する領域に設けられたカム溝(後述)に係合することのできる第2突起とからなる。
図9において、上記第1突起は符号102a2−2で示され、第2突起は符号102a2−3で示される。これらの第1突起、第2突起は何れも案内筒102a2と一体にその外周部より外側に突出した小片或は軸状体として形成されている。
これら2つの突起のうち、第1突起102a−2は揃え部材102aの自重モーメントによる案内軸400まわりの回転を規制する手段の一部である。図9において、自重モーメントによる揃え部材102aの回転方向として示した矢印413の回転方向の上流側に第1突起102a2−2が位置し、少し下流側に第2突起102a3が位置している。
錘棒414に何ら外力が作用しない状態のもとでは、揃え部材102a、102bの自重モーメントにより、第1突起102a−2、102b−2を介して錘棒414は長穴404a3、404b3の上限まで押し上げられて停止し、案内筒102a2は揃え部材102aが下向きに回転するのを規制され、揃え回転位置をとる。揃え部材102bについても同様である。また、錘棒414を揃え部材102aの自重モーメントに打勝つ外力により押し下げれば、長穴404a3の下限で揃え部材102aを退避回転位置におくことができる。
錘棒414はシフト方向dについて位置がずれないように、シフト方向の位置ずれ防止用の図示しないつば状の部材が設けられているものとする。錘棒414はシフト方向d上、揃え部材102a、102bが揃え回転位置に位置しているときに駆動ブロック404a、404bの各長穴404a3、404b3により支持され得るだけの長さしか有していない。
駆動ブロック404aが前側に移動してくると、第1突起102a−2が錘棒414から外れ、第2突起102a2−3がカム溝416a1に係合するようになる。
これら、2つの突起からなる規制手段を設けることにより、揃え部材102aは揃え回転領域において揃え回転位置や、退避回転位置をとることができるし、収納領域において案内軸400を中心に回動させて揃え部材102aを収納領域180a、180bに導くことが可能となる。
これらの揃え部材102aの回転位置の切り替えは駆動ブロック404aをシフト方向dに移動するだけで自動的に行うことができる。さらにいえば、駆動ブロック404aはステッピングモータ412aにより駆動されるのであるから、このステッピングモータ412aにより、揃え部材102aを揃え動作領域から収納領域へ移動させることができる。
また、ステッピングモータ412aは揃え部材102aをシフト方向に移動させることができ、つまり、揃え動作を行わせることができるのであるから、揃え動作を行わせる駆動手段を用いて、揃え動作領域から収納領域へ移動させることができるのであり、駆動手段の共通化による構成の簡易化を図ることができる。
図11に示すように、カム溝416aは、シフト方向に延びる直線部分416axと揃え部材の自由端側、つまり揃え部102a1側を収納領域180aに向けて回転させるための曲線部分416ayからなる。
図13に示すように揃え回転領域において揃え動作をしているときには第1突起102a2−2が錘棒414を押し上げて揃え回転位置をとっている揃え部材102aは、揃え動作終了後には錘棒414が外力により押し下げられることにより退避回転位置をとり、図12に示すように、図示省略の駆動ブロック404aにより駆動されて案内筒102a2が前側に向けて移動し、カム筒416の手前の第2位置で錘棒の外力が解除される。
これにより、揃え部材102aの自重モーメントにより錘棒414が長穴404a3の上限まで押し上げられ、第2突起102a2−3の位置が定まる。第2突起102a2−3は直線部分416axに導かれ、さらにシフト方向に進むと直線部分に第2突起102a2−3がある間に錘棒414から第1突起102a2−2が外れ、その後、第2突起102a3が曲線部分416ayにかかり、かかる曲線のカム溝に沿って案内筒102a2が回動させられて、揃え部材102aが収納領域に回動することとなる。
その前提として錘棒414の押動手段であるソレノイドSOL1をオフ状態にしたときに揃え部材102aと一体の案内筒102a2−2に設けられた第2突起102a2−3はカム溝416a1の入口部である直線部416axの開口端と合致する位置にあるように調整されている。つまり、揃え部材102aの自重モーメントで錘棒414を長穴404a3の上限まで押し上げたときに、第2突起102a2−3がカム溝416a1の入口部である直線部416axの開口端と同じ位置にくるように両者の取り付け位置関係を定めてある。これにより、第2突起102a2−3はカム溝416a1に円滑に導かれる。
レバー418の自由端部には、ばね421を介してソレノイドSOL1のプランジャが連結されている。ソレノイドSOL1をオフ(非励磁)としたときには錘棒414の重さに比べて揃え部材102aの自重モーメントが大きいので事実上、錘棒414には外力が作用しないような状態となって、錘棒414は長穴404b3の上限まで上がっている。この状態では、揃え部材102aは揃え回転位置にある。
ソレノイドSOL1をオン(励磁)すると、プランジャがレバー418の自由端側を引くので錘棒414は長穴404b3の下限まで押し下げられ、錘棒414が第1突起102a2−2を押し下げるので揃え部材102aは退避回転位置まで回動する。
このようにソレノイドを利用した押動手段により、揃え部材102aを揃え回転位置と退避回転位置とに簡単かつ、確実に切り換えることができる。
駆動ブロック404aには突起404a4が設けられていて、この突起404a4がセンサ424により検知されると、ソレノイドSOL1がオフにされる。
自動的に揃え部材102aを退避回転位置に変位させることで、第2突起102a2−3をスムーズにカム溝416a1に導くことができる。
図9において、第1突起102a2−2を第2突起102a2−3よりも上位に設け錘棒414の及ぶ揃え動作領域では錘棒414と第1突起102a2−2との係合を優先させているので、錘棒414の及ぶ揃え動作領域では確実に第1突起102a2−2を錘棒414で押動させ、揃え部材102aを確実に揃え回転位置や退避回転位置におくことができる。
次に、次の部の用紙が排出される前に、排紙される用紙の積載される位置がずれるようにトレイ12はシフト方向d上、矢印の向きに前側に向けてシフトするが、この時、揃え部材102a、102bとトレイ12上に積載された紙束とが接触しないようにソレノイドSOL1をオンにすることで、揃え部材102a、102bを上回転方向に回転させて退避回転位置におき用紙状面から退避させる。
これにより、トレイ12に既に用紙が積載されている側にある揃え部材102aは、前記紙束の最上位面に乗り、残るもう一方の揃え部材102bを前記紙束側面に位置させることができる。
このようなことができるのは、図9において、揃え部材102aは第1の突起102a2−2が錘棒414から離れる向きの回転は規制されていないからである。この位置で揃え部材102a、102をシフト方向dにジョギングさせれば、次に排紙される部の用紙に対して、用紙の搬送方向と垂直方向の揃えを行うことができる。これらの一連の作業を繰り返して、仕分けモードでの揃え作業を行う。
以上の例では、揃え部材102a、102bを下向きに回動させて収納するケースについて説明したが、上向きに回動させて収納させる態様とすることもできる。
図16のフローチャートに基づいて、上トレイ14へ排出するノンステイプルモードAでの動作を説明する。
まず、入り口ローラ対1、搬送ローラ対2、搬送ローラ対34、上排紙ローラ対4の回転が開始される(S1)。制御手段350は入り口センサ301がオンしたかどうかをチェックし(S2)、オンした場合には続いて入り口センサ301がオフしたかどうか、すなわち用紙の後端が通過したかどうかをチェックする(S3)。
次に、上排紙センサ302がオンしたかどうかをチェックし(S4)、オンした場合には続いて上排紙センサ302がオフしたかどうか、すなわち用紙が上トレイ14に排出されたかどうかをチェックする(S5)。
排出される用紙の枚数をカウントし、最終紙かどうかをチェックする(S6)。最終紙の場合には、所定時間後上記各ローラを停止させる(S7)。
まず、入り口ローラ対1、搬送ローラ対2、搬送ローラ対5、排紙ローラ対3の回転が開始され(S10)、分岐爪15、16がオンされると(S11)、制御手段350は入り口センサ301がオンしたかどうかをチェックし(S12)、オンした場合には続いて入り口センサ301がオフしたかどうか、すなわち用紙の後端が通過したかどうかをチェックする(S13)。
次に、排紙センサ303がオンしたかどうかをチェックし(S14)、オンした場合には続いて排紙センサ303がオフしたかどうか、すなわち用紙がトレイ12に排出されたかどうかをチェックする(S15)。
排出される用紙の枚数をカウントし、最終紙かどうかをチェックする(S16)。最終紙の場合には、所定時間後上記各ローラを停止させ(S17)、分岐爪15、16をオフする(S18)。
まず、入り口ローラ対1、搬送ローラ対2、搬送ローラ対5、排紙ローラ対3の回転が開始され(S20)、分岐爪15、16がオンされると(S21)、制御手段350は入り口センサ301がオンしたかどうかをチェックし(S22)、オンした場合には続いて入り口センサ301がオフしたかどうか、すなわち用紙の後端が通過したかどうかをチェックする(S23)。
次に、排紙センサ303がオンしたかどうかをチェックし(S24)、オンした場合には続いて部の先頭紙かどうかをチェックする(S25)。先頭紙の場合にはシフトモータ169をオンし(S26)、シフトセンサ336がオンしたかどうかをチェックする(S27)。
シフトセンサ336がオンした場合にはシフトモータ169をオンし(S28)、排紙センサ303がオフしたかどうかをチェックする(S29)。オフした場合には最終紙かどうかをチェックし(S30)、最終紙の場合には上記各ローラを停止し(S31)、分岐爪15、16をオフする(S32)。
まず、制御手段350はシフトタイミング(仕分けモード)かどうかをチェックし(S40)、シフトタイミングの場合には排紙ジョガーを有しているかどうか、すなわち揃え手段としての揃え部材102a、102bを有しているかどうかをCPU360を介してチェックする(S41)。
揃え部材102a、102bを有していることが確認(検知)された場合には、揃え精度が高いので、トレイ12のシフト量又は揃え部材102a、102bによるシフト量を通常よりも少ない10mm(一例)に設定してシフト制御を行い(S42)、排紙動作を遂行するとともに(S43)、ジョガー動作(揃え部材102a、102bによる揃え動作)を行う(S44)。
S41にて揃え手段が装着されていないことが確認された場合、制御手段350はトレイ12の通常のシフト量(例えば15mm)を設定してシフト制御を行い(S45)、排紙動作を遂行する(S46)。
本実施形態では、上述のように揃え手段を有しているかどうかを検知する方式としたが、揃え手段が装着されている場合でも作業時間を短縮するときや要求される仕分け精度のレベルによっては敢えて揃え手段を使用しない場合もある。
このような場合には、揃え手段の使用の有無(図示しない操作パネルによる設定の有無)をチェックし、チェック結果に基づいて上記と同様の制御を行う(以下の他の実施形態において同じ)。
本実施形態では、用紙の大きさ(サイズ)によって仕分け量を変更することを特徴とする。
まず、制御手段350はシフトタイミング(仕分けモード)かどうかをチェックし(S50)、シフトタイミングの場合には排紙ジョガーを有しているかどうか、すなわち揃え手段としての揃え部材102a、102bを有しているかどうかをCPU360を介してチェックする(S51)。
揃え部材102a、102bを有していることが確認(検知)された場合には、揃え精度が高いので、トレイ12のシフト量又は揃え部材102a、102bによるシフト量を予め実験等により求められた値(用紙のサイズに対応した値)に設定する。
画像形成装置50から送られてくるデータには用紙のサイズも含まれており、制御手段350のROMには、サイズ別シフト量テーブルが予め記憶されている。制御手段350は用紙のサイズデータを受け取ると、これに対応したシフト量を上記テーブルから抽出し、設定してシフト制御する(S52)。
そして、排紙動作を遂行するとともに(S53)、ジョガー動作(揃え部材102a、102bによる揃え動作)を行う(S54)。
S51にて揃え手段が装着されていないことが確認された場合、制御手段350はトレイ12の通常のシフト量(例えば15mm)を設定してシフト制御を行い(S55)、排紙動作を遂行する(S56)。
揃え手段が排紙された用紙を揃え終えてから、次に排紙されてくる逆にシフトされる用紙の揃え動作に入る時間よりも、排紙される用紙間の間隔が時間的に短い場合、揃え手段が前の用紙を揃え終えてから次の用紙の揃え動作に入る前に次の用紙は排出されてしまい、揃え手段は揃え動作を行うことができなくなり、排紙口でジャムを生じてしまう。
これを防止するためには、用紙間距離を大きくする必要があるが、そうした場合には画像形成装置50の生産性を低下させることになる。
この不具合を防止すべく、本実施形態では、シフト量を小さくすることで前の用紙の揃え位置から次の用紙の揃え位置までの距離を短くし、揃え手段の移動時間を短くすることにより、用紙間隔(搬送速度)を大きくすることなく、すなわち画像形成装置50の生産性を低下させることなく仕分けを良好にするようにしている。
揃え部材102a、102bを有していることが確認(検知)された場合には、揃え精度が高いので、トレイ12のシフト量又は揃え部材102a、102bによるシフト量を予め実験等により求められた値(用紙の搬送速度に対応した値)に設定する。
制御手段350のROMには、線速毎のシフト量テーブルが予め記憶されている。制御手段350は例えば排紙ローラ対3の駆動源としての図示しない排紙モータの入力パルスにより用紙の線速(搬送速度)を算出し(S62)、算出された線速に対応したシフト量を上記テーブルから抽出し、設定してシフト制御する(S63)。
そして、排紙動作を遂行するとともに(S64)、ジョガー動作(揃え部材102a、102bによる揃え動作)を行う(S65)。
S61にて揃え手段が装着されていないことが確認された場合、制御手段350はトレイ12の通常のシフト量(例えば15mm)を設定してシフト制御を行い(S66)、排紙動作を遂行する(S67)。
3 排出手段としての排紙ローラ対
12 積載手段としてのトレイ
50 画像形成装置
51 シート状媒体処理装置としての用紙後処理装置
102a、102b 揃え手段としての揃え部材
350 仕分け量を変更する手段としての制御手段
Claims (4)
- 搬送されてくるシート状媒体を排出する排出手段と、該排出手段により排出されるシート状媒体を積載する積載手段と、該積載手段上にシート状媒体を積載する際に該シート状媒体を仕分けする仕分け手段を備え、上記排出手段から上記積載手段に排出されたシート状媒体を揃える揃え手段を装着可能なシート状媒体処理装置であって、
上記揃え手段が装着されているか否か、あるいは上記揃え手段が装着されている場合に該揃え手段を使用するか否かを判別し、上記揃え手段の有無あるいは該揃え手段の使用の有無によって仕分け量を変更する手段を有し、
上記揃え手段が装着されていることが確認された場合、あるいは上記揃え手段が装着されており、且つ、使用することが確認された場合には、上記揃え手段によるシフト量を通常よりも少ない値に設定し、
上記揃え手段が装着されていないことが確認された場合、あるいは上記揃え手段が装着されているが使用しないことが確認された場合には、上記揃え手段によるシフト量を通常のシフト量に設定することを特徴とするシート状媒体処理装置。 - 請求項1記載のシート状媒体処理装置において、
上記揃え手段が装着されていることが確認された場合、あるいは上記揃え手段が装着されており、且つ、使用することが確認された場合の、上記揃え手段によるシフト量を、シート状媒体の大きさによって変更することを特徴とするシート状媒体処理装置。 - 請求項1記載のシート状媒体処理装置において、
上記揃え手段が装着されていることが確認された場合、あるいは上記揃え手段が装着されており、且つ、使用することが確認された場合の、上記揃え手段によるシフト量を、搬送されてくるシート状媒体の速度によって変更し、搬送速度が大きい場合にはシフト量を小さくし、搬送速度が小さい場合にはシフト量を大きくすることを特徴とするシート状媒体処理装置。 - シート状媒体に画像形成を行う画像形成手段と、画像形成されたシート状媒体を搬送する搬送手段を有する画像形成装置において、
請求項1乃至3のうちの何れか1つに記載のシート状媒体処理装置を一体に又は着脱可能に有していることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004079284A JP4317062B2 (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | シート状媒体処理装置・画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004079284A JP4317062B2 (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | シート状媒体処理装置・画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005263424A JP2005263424A (ja) | 2005-09-29 |
JP4317062B2 true JP4317062B2 (ja) | 2009-08-19 |
Family
ID=35088372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004079284A Expired - Fee Related JP4317062B2 (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | シート状媒体処理装置・画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4317062B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6014475B2 (ja) * | 2012-12-03 | 2016-10-25 | キヤノン株式会社 | シート処理装置、その制御方法、及びプログラム |
JP6358502B2 (ja) | 2013-09-30 | 2018-07-18 | 株式会社リコー | シート処理装置及び画像形成システム |
-
2004
- 2004-03-18 JP JP2004079284A patent/JP4317062B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005263424A (ja) | 2005-09-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3636858B2 (ja) | フィニッシャ | |
US7946569B2 (en) | Sheet aligning device, sheet processing device, and image forming apparatus | |
US8496239B2 (en) | Sheet processing apparatus, image forming system, and sheet processing method | |
JP3646459B2 (ja) | フィニッシャ | |
JP3671580B2 (ja) | フィニッシャ | |
JP2008063141A (ja) | シート揃え機構及びシート後処理装置及び画像形成装置 | |
JP3626316B2 (ja) | フィニッシャ | |
JP5151711B2 (ja) | シート処理装置及び画像形成装置 | |
JPH11165935A (ja) | 排紙トレイおよび用紙後処理装置 | |
JP2003276937A (ja) | 用紙処理装置および画像形成システム | |
JP3732812B2 (ja) | 用紙処理装置及び画像形成システム | |
JP2004059307A (ja) | 用紙処理装置及び画像形成システム | |
JP4317062B2 (ja) | シート状媒体処理装置・画像形成装置 | |
JP3674224B2 (ja) | フィニッシャ | |
US6951334B2 (en) | Sheet post-processing apparatus and image forming apparatus equipped with the same | |
JP4188572B2 (ja) | シート状媒体整合装置 | |
JPH11106112A (ja) | フィニッシャ | |
JP2005194105A (ja) | シート後処理装置 | |
JPH11320494A (ja) | シート穿孔装置及びこれを備えたシート処理装置並びに画像形成装置 | |
JP4700327B2 (ja) | 用紙後処理システム、及びこれを備える画像形成装置 | |
JP2003261261A (ja) | 用紙処理装置及び画像形成システム | |
JP4184639B2 (ja) | 用紙処理装置 | |
JP3932048B2 (ja) | 用紙後処理装置 | |
JP3864620B2 (ja) | フィニッシャ | |
JP2004161489A (ja) | 用紙処理装置及び画像形成システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060809 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090313 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090317 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090415 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090519 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090521 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120529 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120529 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130529 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140529 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |