JP4315768B2 - 高速鉄道車両の空調換気システム - Google Patents

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Description

本発明は、空気サイクル方式の冷却装置を用いる高速鉄道車両の空調換気システムに関するものである。
従来より、鉄道車両の空調換気システムとしては、大きな潜熱を利用できるフロン系冷媒を用いる圧縮式冷凍サイクルが主流となっている。
しかし、近年地球環境の保護の観点から、広く利用されているHCFCも、1996年以降の消費量が制限され、2020年には全廃となる予定である。これらの規制に対応するために、従来の空調分野で最も利用されていた上記圧縮式冷凍システムに使用されるフロン系冷媒の代替として、より環境に優しい混合冷媒あるいはアンモニアなどの自然冷媒を用いることが再検討されている。そこで、フロンの代わりに自然冷媒である空気を用いる空気冷凍サイクルを利用した車両空調システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、新幹線(登録商標)などの高速鉄道車両では、自然換気が困難であるため、車両を気密構造とすると共に、給気ファン及び排気ファンを備えた換気装置と空調装置を組み合わせて各車両を定員に応じた風量で強制換気(常時換気)と空気調和とをすることが一般に行われている(例えば、特許文献2,3参照)。
具体的には、例えば図3に示すように、給気ファン101及び冷媒方式の空調装置102が順に設けられた給気ダクト106を通じて、給気ファン101にて車両外部から取り入れられた空気が車両103の車室内に一定の割合で送られる一方、車室内の空気は一定の割合で排気ファン104を有する排気ダクト107を通じて車両外部に排出されている。排気ダクト107は、排気ファン104の上流側において分岐ダクト107aが分岐し、その分岐ダクト107aが給気ダクト106の給気ファン101の下流側に接続され、排気の一部を給気ダクト101を通じて車室内に戻す構成とされている。なお、空調装置102において熱交換された廃熱を外部に排出するために別のファン105が廃熱送給ダクト108に設けられている。
このように、高速鉄道車両では、各車両の車室内は換気装置を介して車両外部と連通されているため、例えば車両同士のすれ違いや車両のトンネルへの侵入により車外圧力が変動した場合は、そのままでは車内圧力が急激に変動することになり、その結果、乗客に耳部に、いわゆる「耳つん現象」という不快感を生ずるという課題がある。これを防止するために、特許文献2の技術では、給気ファンの入り口及び排気ファンの出口に締切手段を設け、いずれかの車両について車外圧力変動による一定量以上の風量の増加を検出したときに、すべての車両の締切手段を閉じるように制御することによって、乗客の受ける「耳つん現象」を防止するようにしている。また、特許文献3の技術では、車両外部の気圧を検出し、該検出値により車内圧力の急激な変動を抑制するように、給気ファン及び排気ファンの回転数制御を行っている。
また、空気サイクル方式の冷却装置において、空気と接触して吸湿と放湿とを行う湿度媒体を用い、空気サイクルの作動流体としての空気の除湿を圧縮機に供給する前に行うことは知られている(例えば特許文献4参照)。
特開平10−175544号公報(段落番号0020〜0022) 特開平5−294236号公報(段落番号0010,0016,0020,0021) 特開2001−180484号公報(請求項2) 特開2000−257968号公報(段落番号0090,0095及び図1参照)
発明者は、冷媒である空気をそのまま車室内に供給する空気サイクルを利用した空調換気システムとすれば、空気サイクルの圧縮機の回転数が高く、高い圧力が得られるので、前述したような締切手段を設けたり回転数制御をすることなく、前記「耳つん現象」を防止することができ、しかも、給気ファン101(図3参照)が必要なくなるので、システムのシンプル化を図れることに着目し、本発明を開発するに至った。
請求項1の発明は、車両外部から車両の車室内に空気が流れる給気ダクトと、前記車室内から車両外部に空気が流れる排気ダクトと、この排気ダクトに設けられ前記車室内から車両外部に前記排気ダクトを通じて空気を排出させる排気ファンとを備え、常時換気を行う高速鉄道車両の空調換気システムにおいて、前記給気ダクトに設けられ前記車室内に供給する空気を冷却する空気サイクル方式の冷却装置と、前記冷却装置の入口部分と出口部分とを接続する第1のバイパス通路と、前記第1のバイパス通路に設けられる第1の可変流量弁と、前記車室内の室温を検出する温度センサと、前記冷却装置の上流側に設けられた除湿装置と、前記除湿装置の入口部分と出口部分とを接続する第2のバイパス通路と、
前記第2のバイパス通路に設けられた第2の可変流量弁と、前記車室内の湿度を検出する湿度センサと、前記温度センサ及び湿度センサからの信号を受け前記第1及び第2の可変流量弁を制御して前記第1及び第2のパイパス通路の流量を調整すると共に、前記排気ファンのファン回転数を調整する調整手段とを備えることを特徴とする。ここで、調整手段は、継電器などを用いた電気回路によるアナログ制御により調整を行うものであってもよいし、マイクロコンピュータなどを用いたデジタル制御により調整を行うものであってもよい。
このようにすれば、空気サイクル方式の冷却装置における圧縮機が従来の給気ファンと同様の機能を発揮するので、従来必要とされた給気ファンを省略することができ、システム全体の簡素化が図れる。よって、小型簡略化を図る上で有利となる。
しかも、空気サイクル方式の冷却装置は、昇圧量が大きいため、新幹線などの高速鉄道車両特有の車外圧変動が車内へ伝播するおそれがなく、特許文献2に記載の技術のようにダクト締切手段などを用いなくても、常時換気可能となる。また、1つの排気ファンのファン回転数を調整することで、車内圧制御を行うことができ、車内圧制御のシンプル化も図れる。
また、冷却装置をバイパスするバイパス通路に設けた可変流量弁にて、バイパス通路を流れる空気の量と冷却装置にて冷却される空気の量とを調整することで、車室内に供給される空調風の温度制御が簡単にできる。
この場合、請求項2に記載のように、前記車室内の圧力を検出する第1の圧力センサと、前記車室外の圧力を検出する第2の圧力センサとを備え、前記調整手段は、前記第1及び第2の圧力センサからの信号を受け、前記第1及び第2の圧力センサからの信号に基づき前記排気ファンのファン回転数を調整することが望ましい。
空気サイクル方式の冷却装置を用い、外部から取り入れ冷却した空気をそのまま車室内に供給するので、その空気を除湿装置により湿度制御を行うことで、車室内の湿度制御が可能となる。この場合、除湿装置をバイパスするバイパス通路に設けた可変流量弁にて、バイパス通路を流れ除湿されない空気の量と除湿装置にて除湿される空気の量とを調整することで、車室内に供給される空調風の湿度制御が簡単にできる。
請求項3に記載のように、上流端が大気に開放され、前記空気サイクル方式の冷却装置の熱交換器、前記除湿装置の加湿部および送給ファンを経て、下流端が大気に開放される廃熱送給ダクトを有することが望ましい。
このようにすれば、空気サイクル方式の冷却装置の熱交換器の廃熱を利用して、効率のよい湿度制御が可能となる。
請求項4に記載のように、暖房時に、前記給気ダクトの下流端を大気に開放する一方、前記給気ダクトの下流端に代えて前記廃熱送給ダクトの下流端を前記車室に接続可能とするダクト接続切替機構が設けられている構成とすることも可能である。
このようにすれば、ダクトの配管を変更するだけで、除湿冷房だけでなく、加湿暖房にも利用することができる。
以上のように構成したから、環境問題となっている冷媒であるフロン(あるいは代替フロン)を用いることなく、常時換気を行う高速鉄道車両における空調機能を得ることができる。排気ファンのファン回転数調整による車内圧力制御が可能となり、いわゆる「耳つん現象」を防止できる。
以下、本発明に係る実施の形態を図面に沿って詳細に説明する。
図1及び図2は本発明に係る高速鉄道車両の空調換気システムの概略構成であって、それぞれ、除湿冷房時及び加湿暖房時の状態を示す説明図である。
本発明に係る高速鉄道車両の空調換気システムは、車両1の車室内の常時換気を行うものであって、車両1の車室内の後部に通じる給気ダクト2(給気通路)と、車両1の車室内の前部に通じる排気ダクト3(排気通路)とを備える。
給気ダクト2には、上流側から、除湿部11Aと加湿部11B(放湿部)とを有する除湿装置11(例えばロータリ式の除湿器)及び空気サイクル方式の冷却装置12が順に設けられている。
冷却装置12は、圧縮機12A、熱交換器12B及び膨張機12Cとが順にダクト接続されてなり、空気サイクルによって車両1の車室内に供給する空気を冷却するように構成されている。この冷却装置12の上下流(圧縮機12Aの入口側部分と膨張機12Cの出口側部分)が、第1のバイパス通路13にて接続されている。この第1のバイパス通路13には、第1のバイパス通路13を流れる空気の量を調整する第1の可変流量弁14(電磁式可変流量弁)が設けられている。
そして、第1の可変流量弁14を、例えばマイクロコンピュータからなる制御手段U(調整手段)によって制御して、冷却装置12を流れる空気量と第1のバイパス通路13を流れる空気量の比率を調整することで、車両1の車室内に送給される冷却風の温度を調整(最適化)するように構成されている。この調整は、例えば車両1の車室内の温度を検出する温度センサS1よりの温度信号に基づいて行われる。
冷却装置12の上流側に位置する除湿装置11の上下流(除湿装置11の入口側部分と出口側部分)が第2のバイパス通路21にて接続されている。この第2のバイパス通路21には第2の可変流量弁22(電磁式可変流量弁)が設けられている。
そして、第2の可変流量弁22も、制御手段Uにて制御され、除湿装置11を流れる空気量と第2のバイパス通路21を流れる空気量の比率を調整することで、車室内に送給される冷却風の湿度を調整する構成とされている。この調整は、例えば車両1の車室内の湿度を検出する湿度センサS2よりの湿度信号に基づいて行われ、図1に示す場合は除湿冷房、図2に示す場合は加湿暖房されることになる。
冷却装置12の熱交換器12Bには、上流端が大気に開放され、熱交換器12B、除湿装置11の加湿部11Bおよび送給ファン31を経て、下流端が大気に開放される廃熱送給ダクト32が設けられている。これにより、冷却装置12の熱交換器12Bから熱交換により得られた廃熱は、送給ファン31によって、廃熱送給ダクト32を通じて除湿装置11に送られ、除湿装置11の除湿を促進させるようになっている。この送給ファン31も制御手段Uによって回転数制御される。
排気ダクト3には、排気ファン41が設けられ、制御手段Uが、排気ファン41のファン回転数を調整して車内圧を制御するように構成されている。この調整は、例えば車両1の車室内の圧力を検出する車内圧力センサS3(第1の圧力センサ)および車室外の圧力を検出する車外圧力センサS4(第2の圧力センサ)よりの圧力信号に基づいて、車内圧がほぼ一定圧に維持され、いわゆる「耳つん現象」を防止するように行われる。
排気ダクト3は、排気ファン41の下流側において、大気にそのまま開放される第1のダクト部分3aと、給気ダクト2に一部を送給する第2のダクト部分3bとに分岐されるように構成されている。
上記のように構成すれば、冷却装置12が作動を開始することで、給気ダクト2を通じて外気(空気)が取り入れられる。この外気は、まず、除湿装置11の除湿部11Aで除湿される。つまり、湿度センサS2からの信号に基づき、車室内の湿度に応じて制御手段Uにて第2可変流量弁22が制御され、その第2の可変流量弁22により第2のバイパス通路21を流れる空気の量が調整される。これにより、除湿部11Aを通過する空気の量と除湿部11Aをバイパスする空気の量とのバランスで、車室内に供給される空気の湿度が調整される。
それから、湿度制御された空気が圧縮機12Aによって圧縮され、空気の温度及び圧力が上昇する。圧縮された空気は熱交換器12Bに流れ、廃熱送給ダクト32を流れる空気と熱交換されて冷却される。冷却された空気は膨張機12Cで膨張し、空気の温度及び圧力が低下する。そして低温となり適度な湿度を有する空気が、車室内に供給される。このときも、温度センサS1からの信号に基づき、制御手段Uにて第1の可変流量弁14が制御され、第1の可変流量弁14により第1のバイパス通路13を流れる空気の量が調整される。これにより、冷却装置12を通過する空気の量と冷却装置12をバイパスする空気の量とのバランスで、車室内に供給される空気の温度が制御される。よって、空気サイクル方式の冷却装置12により冷却された空気が車室内に常時供給されるが、冷却装置12を一部バイパスさせることで、温度制御がなされ、結果として車室内の過冷却が回避される。
一方、車室内の空気は、排気ダクト3を通じて排出される。その排出量は、排気ファン41のファン回転数を調整することにより調整される。この調整により車内圧力(車室内の圧力)が制御される。排気の一部は、第2のダクト部分3bを通じて給気ダクト2に供給されて給気と混合され、再び同様に除湿制御・冷却制御が行われ、車室内に戻される。
車内圧力の制御は、圧力センサS3,S4からの信号に基づき、制御手段Uにて排気ファン41のファン回転数が調整され、車室内から排出される空気量を調整することで行われる。つまり、1つの排気ファン41のファン回転数を調整することで、車内圧力制御が実行され、いわゆる「耳つん現象」が回避される。
上記空調換気システムは、具体的には図示していないが、暖房時には、図2に示すように、給気ダクト2の下流端2a(冷却装置12より下流側部分の下流端)に代えて、廃熱送給ダクト32の下流端32a(除湿装置11より下流側部分の下流端)を車室の後部に接続可能とするダクト接続切替機構が設けられている。つまり、給気ダクト2の冷却装置12の下流側部分(給気ダクト2の下流端2a)を車両1の車室に接続するのに代えて、冷却装置12の熱交換器12Bから得られた廃熱(空気)を運ぶ廃熱送給ダクト32の送給ファン31の下流側(廃熱送給ダクト32の下流端32a)を車両1の車室に接続できるようにダクト配管が変更可能に構成されている。なお、このダクト接続切替機構は、作業者が手作業によってダクト配管の変更を行うように構成されたものであってもよいし、周知の機構を利用して機械的にダクト配管の変更を行うように構成されたものであってもよい。
暖房が要求されるときには、前述したようにダクト配管を変更することにより、給気ダクト2の下流端2a(冷却装置12の下流側部分の下流端)が大気に開放される一方、冷却装置12の熱交換器12Bから熱交換により得られた廃熱によって温められた空気が車両1の車室内に導入され、車室内の暖房が行われる。このとき、車室内への送給に先立って、空気は除湿装置11の加湿部11Bを通過するので、適度に加湿され、加湿暖房が実現される。
本発明に係る高速鉄道車両の空調換気システムの概略構成であって、除湿冷房時の状態を示す説明図である。 本発明に係る高速鉄道車両の空調換気システムの概略構成であって、加湿暖房時の状態を示す説明図である。 従来の空調換気システムの概略構成を示す説明図である。
符号の説明
1 車両
2 給気ダクト
2a 下流端
3 排気ダクト
11 除湿装置
11A 除湿部
11B 加湿部
12 冷却装置
12A 圧縮機
12B 熱交換器
12C 膨張機
13 第1のバイパス通路
14 第1の可変流量弁
21 第2のバイパス通路
22 第2の可変流量弁
31 送給ファン
32 廃熱送給ダクト
32a 下流端
41 排気ファン
U 制御手段(調整手段)
S1 温度センサ
S2 湿度センサ
S3 車内圧力センサ(第1の圧力センサ)
S4 車外圧力センサ(第2の圧力センサ)

Claims (4)

  1. 車両外部から車両の車室内に空気が流れる給気ダクトと、前記車室内から車両外部に空気が流れる排気ダクトと、この排気ダクトに設けられ前記車室内から車両外部に前記排気ダクトを通じて空気を排出させる排気ファンとを備え、常時換気を行う高速鉄道車両の空調換気システムにおいて、
    前記給気ダクトに設けられ前記車室内に供給する空気を冷却する空気サイクル方式の冷却装置と、
    前記冷却装置の入口部分と出口部分とを接続する第1のバイパス通路と、
    前記第1のバイパス通路に設けられる第1の可変流量弁と、
    前記車室内の室温を検出する温度センサと、
    前記冷却装置の上流側に設けられた除湿装置と、
    前記除湿装置の入口部分と出口部分とを接続する第2のバイパス通路と、
    前記第2のバイパス通路に設けられた第2の可変流量弁と、
    前記車室内の湿度を検出する湿度センサと、
    前記温度センサ及び湿度センサからの信号を受け前記第1及び第2の可変流量弁を制御して前記第1及び第2のパイパス通路の流量を調整すると共に、前記排気ファンのファン回転数を調整する調整手段とを備えることを特徴とする高速鉄道車両の空調換気システム。
  2. 前記車室内の圧力を検出する第1の圧力センサと、
    前記車室外の圧力を検出する第2の圧力センサと、
    前記調整手段は、前記第1及び第2の圧力センサからの信号を受け、前記第1及び第2の圧力センサからの信号に基づき前記排気ファンのファン回転数を調整することを特徴とする請求項1記載の高速鉄道車両の空調換気システム。
  3. 上流端が大気に開放され、前記空気サイクル方式の冷却装置の熱交換器、前記除湿装置の加湿部および送給ファンを経て、下流端が大気に開放される廃熱送給ダクトを有する請求項1または2記載の高速鉄道車両の空調換気システム。
  4. 暖房時に、前記給気ダクトの下流端を大気に開放する一方、前記給気ダクトの下流端に代えて前記廃熱送給ダクトの下流端を前記車室に接続可能とするダクト接続切替機構が設けられている請求項3記載の高速鉄道車両の空調換気システム。
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