JP3912252B2 - 駐車時換気又は空調装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、換気又は空調装置に係り、より特別には駐車時に換気を行うと共に省エネルギ機能を有する車両用換気又は空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両において駐車後に乗車する際に、快適さの面から種々の要望がある。例えば、陽射しが強い季節に炎天下の路上等に長時間駐車させると、車内はかなりの高温となり、車に乗車することは不快なことである。この問題に対する対処として、駐車時に換気又は空調を行なうことが考えられる。(例えば、特許文献1)しかしながら、この場合動力源の問題が存在する。
また乗員が車両に乗車した際に、車室内の臭気により不快感を感じることもある。
【0003】
従来、車両用空調装置において、駐車時に換気を行い、乗員が車両に乗車したときの温熱感を改善するシステムは提案されており、実用化もされている。また、駐車時に換気を行うことで、乗員が車両に乗車したときの臭気を小さくできることも言われている。
しかしながら、車両において駐車時に空調装置を作動させることは、車両の電力を消費することとなり、そのため、車両用バッテリの寿命を短くしたり、大きな車両用バッテリを必要としたりするデメリットがある。
【特許文献1】
特公昭62−36884号公報(第3頁)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、駐車時に空調装置又は換気装置を運転し、車両室内の換気又は空調を実施する要望が従来から存在し、それに対する工夫も提案されていた。しかし、それらの装置を運転するための電力供給に関して問題があった。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みなされたもので、駐車時において換気又は空調装置を運転する場合に、動力源であるバッテリへの影響を小さくし、最適な駐車時換気を行える換気又は空調装置を提供することを目的とする。
【0006】
本発明のその他の目的は、外気の汚れ、車両室内温度等の環境条件に応じて、換気又は空調の必要性を勘案して節電機能を適切に調整可能な車両用の換気又は空調装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の形態では、上述した目的を達成するために、換気又は空調用の空気を通過させていて該空気を車両室内に吹き出す吹き出し口に接続する、ダクトを具備する車両用の換気又は空調装置において、この換気又は空調装置は前記ダクト内に、動力源により駆動されていて前記空気を送る送風機を更に具備する。前記ダクトには、外気フィルタを具備していて第1の外気導入口から外気を導入する第1の経路と、前記外気フィルタを通らずにバイパスして、外気が第2の外気導入口から導入される第2の経路と、前記第2の経路を開閉するアクチュエータとを有する。駐車時において、前記アクチュエータを操作して、前記第2の経路を優先的に車両室内への外気導入に使用することを特徴とする。
【0008】
この様に構成することにより、駐車時において換気又は空調装置を運転する場合に、管路抵抗の少ない外気導入経路を使用することにより、動力源への影響を小さくし、エネルギを節約可能な駐車時換気を行える。
【0009】
本発明の請求項2の形態では、上記請求項1の形態において、前記動力源はバッテリであることを特徴とする。
本形態によれば、該換気又は空調装置の前記動力源を具体化する。
【0010】
本発明の請求項3の形態では、上記請求項1又は2のいずれかの形態において、外気の臭いを計測することにより外気が汚れているかどうかを判断又は推定する推定手段と、車両室内温度を検出する温度検出手段と、を更に具備しており、駐車時において、前記車両室内気温度が第1の閾値以上で且つ前記第1の閾値より高い第2の閾値未満の場合において、前記推定手段により外気が汚れていると判断された時に、前記外気フィルタを通す前記第1の経路を優先的に外気導入に使用することを特徴とする。
【0011】
この様に構成することにより、駐車時において換気又は空調装置を運転する場合に、動力源であるバッテリへの影響を小さくすると共に、外気が汚れている場合には汚れた外気を車両室内に導入することを防止して、最適な駐車時換気を行うことが可能である。
【0012】
本発明の請求項4の形態では、上記請求項1又は2の形態のいずれかにおいて、車両室内温度を検出する温度検出手段を具備しており、温度検出手段が検出した車両室内温度が第3の閾値未満の時は、バイパス経路である前記第2の経路を閉じて、前記第1の経路から外気を導入することを特徴とする。
【0013】
この様に構成することにより、車両室内温度が高い時に消費電力を少なくするダクト経路から優先的に外気を取り入れることにより、駐車時において換気又は空調装置を運転する場合に、動力源であるバッテリへの影響を小さくして、最適な駐車時換気を行うことが可能である。
【0015】
また、本発明の請求項の形態では、上記請求項4の形態において、車両室内温度の前記第3の閾値は35度Cであることを特徴とする。
本形態によれば、外気導入口を切り替える車両室内温度の閾値を具体化する。
【0016】
本発明の請求項の形態では、上記請求項3の形態において、前記車両室内温度が第2の閾値以上の場合には、前記第2の経路を選択して優先的に外気導入に使用し、前記車両室内温度が第2の閾値未満で第1の閾値以上の場合において、外気が汚れていると判断された場合には前記第1の経路を、また外気が汚れていないと判断された場合には前記第2の経路を、それぞれ選択して優先的に外気導入に使用し、前記車両室内温度が第1の閾値未満の場合には、前記第1の経路を選択して優先的に外気導入に使用することを特徴とする。
本形態によれば、外気の汚れ、車両室内温度等の環境条件に応じて、換気又は空調の必要性を勘案しながら節電機能を適切に選択可能な車両用の換気又は空調装置を提供する。
【0017】
また、本発明の請求項7の形態では、上記請求項6の形態において、車両室内温度の第1の閾値は35度Cであり、第2の閾値は45度Cであることを特徴とする。
本形態によれば、外気導入口の選択のための車両室内温度の第1と第2の閾値を具体化する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態の装置を詳細に説明する。
図1は、本発明が車両用空調装置に適用された場合の実施の形態の構成を図解的に示しており、図2は本発明の第1の実施の形態の運転概要を示す制御フローであり、図2は本発明の第2の実施の形態の運転概要を示す制御フローである。
【0019】
まず図1を参照すると、車両に搭載された本発明の実施例の空調装置10の構成が示されている。空調装置10は、ダクト5を具備しており、このダクト5内に種々の構成要素を配置する。通常の空調時において、空調装置10は送風機2により、図1の左端にある第1の外気導入口21又は内気導入口22を備える、第1のダクト6から空気を取り入れて、空気はダクト5内を左から右に流れて右端の各種の吹き出し口から、車両室内に吹き出されて空調を行う。第1のダクト6には、送風機2の吸い込み側に外気を浄化して導入するキャビンエアフィルタ1が具備される。この第1の外気導入口21と内気導入口22の切替は内外気切替ダンパ11により行われる。送風機2は電動モータにより駆動され、バッテリより電力供給される。
【0020】
またダクト5には、第1のダクト6に並列にキャビンエアフィルタ1をバイパスして外気を取り入れ可能な第2のダクト7が接続されており、第2のダクト7は、第2の外気導入口23を備えており、更に第2のダクト7には、第2の外気導入口23(又は第2のダクト7)を開閉するアクチュエータ8が具備される。図1の作動として、車室内の浄化を行いたい場合、第2の外気導入口23を開閉するアクチュエータ8としては、エアミックスドアや空気流入バルブが考えられる。エアミックスドアは通常車両用エアコンシステムが用いるようなサーボモータを動力源とするドアである。空気流入バルブは数十m/h程度の流量を確保できるソレノイドバルブが適当である。しかし、これ以外の既知の装置が使用されても良い。
【0021】
本実施例においては、送風機2の次の下流にエバポレータ3が具備されており、エバポレータ3の次の下流には空気を暖めるためのヒータコア4が具備される。エバポレータ3は冷凍サイクルにより空気を冷却可能である。
エバポレータ3を通過した空気はヒータコア4を通過するが、ヒータコア4を通過する必要がない場合、又は空気温度を調整する場合等には、ヒータコア4と並んでダクト5内に配置されるエアミックスダンパ12が開かれることにより、空気の一部又はほとんどはヒータコア4をバイパスして流れる。ヒータコア4部分を通過した空気は吹き出し口に向かう。本実施の形態においては、3種類の吹き出し口、即ちフェース吹き出し口、フット吹き出し口、及びデフ吹き出し口が具備され、ダクト5にそれぞれ接続しており、空調された空気はこれらの吹き出し口の1つ又は複数から吹き出される。これらの吹き出し口の切替又は選択は吹き出し口切替ダンパ13により実施される。
【0022】
本実施例の空調装置10は、図示されない制御装置を具備する。制御装置は、空調装置10を制御するためのプログラムを備えており、そのプログラムにはアクチュエータ8を制御して外気の取り入れ経路を切り替える、プログラムが含まれる。
【0023】
次に本発明の実施の形態における、空調装置10の作動について説明する。
図2には、本発明の第1の実施の形態の空調装置における制御フローが示されている。この制御フローに従ったプログラムが制御装置に具備される。第1の実施の形態の空調装置10は、車両室温を計測する温度センサ(図示されない)を具備する。この温度センサにより計測された温度は、制御装置に送られ、これに基づいて制御装置はアクチュエータ8を制御する。
【0024】
図2において、制御装置の電源がオンされていると、空調装置10の制御はスタートするが、これはS1のステップである。まず、次のステップS2において、駐車時換気中かどうかを判定する。本発明の対象である駐車時の換気中であれば、YESの経路でステップS3に進み、車両室内温度を判定する。車両室内温度は上記のごとく温度センサにより計測され、その計測値は制御装置に送られており、本実施の形態においては、車両室内温度が35°C以上の場合にYESの経路をステップS4に進み、第2の外気導入口23を開ける。第2の外気導入口23の第2のダクト7の経路は、第1のダクト6の経路がキャビンエアフィルタ1を含む分、第1のダクト6の経路より管路抵抗が小さいので、導入される外気の多くは第2のダクト7の経路より導入される。第2のダクト7の経路の管路抵抗は小さいので、少ない電力により送風機2を駆動することが可能であり、節電が可能である。送風機2は、例えば総圧の減少に応じて消費電力が減少するタイプである。これにより短い時間または小さな風量で車室内換気を行い、バッテリの負荷を低減することが出来る。従って電力の余裕により車室内の冷房が可能である。
ここで、アクチュエータ8を作動させる車両室内温度の閾値は35°C以外の値であっても良い。
【0025】
ステップS3において、車両室内温度が閾値である35°C未満の時は、車両室内を冷房する必要がないと判断し(この場合冷房のために圧縮機が運転されないので、消費電力は少なく、節電する必要がないと判断する)、NOの経路をステップS5に進み、第2の外気導入口23を閉じるので、外気は第1の導入口21又は内気導入口22から、第1のダクト6及びキャビンエアフィルタ1を通り導入される。従って導入された外気は、キャビンエアフィルタ1により浄化される。
【0026】
またステップS2において、駐車時換気中でなければ(やはり、節電する必要がないと判断する)、NOの経路からステップS5に進み、第2の外気導入口23は閉じられる。外気は、キャビンエアフィルタ1を通り浄化された後、車両室内に導入される。
【0027】
図3には、本発明の第2の実施の形態の空調装置における制御フローが示される。この制御フローに従ったプログラムが制御装置には具備される。第2の実施の形態の空調装置10は、車両室温を計測する温度センサと、更に外気の臭いを計測する臭いセンサを具備する。この温度センサにより計測された温度と、臭いセンサにより計測された外気の臭いは、制御装置に送られ、これらに基づいて制御装置はアクチュエータ8を制御する。
【0028】
図3において、制御装置の電源がオンされていると、空調装置10の制御はS11でスタートする。次のステップS12において、駐車時換気中かどうかを判定する。ステップS12において、本発明の対象である駐車時の換気中であれば、YESの経路でステップS13に進み、車両室内温度を判定する。本実施の形態において、車両室内温度が第1の閾値の35°C以上の場合にYESの経路をステップS14に進み、車両室内が第2の閾値の45°C以上かどうかを前記温度センサの計測値に基づきチェックし、45°C以上であれば、車両室内の冷房が必要と判断してステップS16に進み、第2の外気導入口23を開ける。この場合、例えば空調装置10により冷房しながら、第2の外気導入口23の第2のダクト7の経路を介して、外気の多くは導入されるため、第2のダクト7の経路の管路抵抗は小さいので、少ない電力により送風機2を駆動することが可能であり、節電が可能であり、冷房することが出来る。ここでも送風機2は、総圧の減少に応じて消費電力が減少するタイプである。
【0029】
ステップS14において、車両室内温度が第2の閾値である45°C未満の時は、NOの経路をステップS15に進み、臭いセンサによる外気の臭いのチェックを行う。外気の臭いが閾値以上である場合は、YESの経路をステップS17に進み、第2の外気導入口23はアクチュエータ8により閉じられる。この場合、外気の導入に関しては、空調装置10による冷房は行われないので、節電ではなく、キャビンエアフィルタ1を通り浄化する回路が選択される。即ち、車両室内を冷房する必要がないと判断する(この場合冷房のために圧縮機が運転されないので、消費電力は少なく、節電する必要がないと判断する)。
【0030】
ステップS15において、外気の臭いが閾値未満である場合には、NOの経路をステップS16に進み、第2の外気導入口23をアクチュエータ8により開く。この場合、外気はそれ程汚れていないと判断し、車両室内の冷房を実施するので、圧縮機が運転されるため、節電が必要であり、第2の外気導入口23の第2のダクト7の経路が選択される。
【0031】
ステップS13において、車両室内温度が第1の閾値である35°C未満の時は、車両室内を冷房する必要がないと判断し(この場合冷房のために圧縮機が運転されないので、消費電力は少なく、節電する必要がないと判断する)、NOの経路をステップS17に進み、第2の外気導入口23を閉じるので、外気は第1の導入口21又は内気導入口22から、第1のダクト6及びキャビンエアフィルタ1を通り導入される。従って導入された外気は、キャビンエアフィルタ1により浄化される。
【0032】
またステップS12において、駐車時換気中でなければ(やはり、節電する必要がないと判断する)、NOの経路からステップS17に進み、第2の外気導入口23は閉じられる。外気は、キャビンエアフィルタ1を通り浄化された後、車両室内に導入される。
本第2の実施の形態において、アクチュエータ8を作動させる車両室内温度の第1のと第2の閾値はそれぞれ、35°Cと45°C以外の値であっても良い。
本実施の形態は、臭いよりも温熱感を優先するシステムであるが、これとは別の制御思想を持ったシステムであっても良い。
【0033】
次に上記実施の形態の効果及び作用について説明する。
本発明の第1の実施の形態の空調装置により以下の効果が期待できる。
・ 駐車時に車両に乗車する場合に、車両室内温度が閾値以上である場合には、空調装置を運転し車両室内を冷房すると共に、管路抵抗の少ないダクト経路から外気を導入して節電し、バッテリの消費電力を節減して、バッテリを長持ちさせる。閾値以下の場合は、外気をフィルタを通し浄化し汚れを除去する。
【0034】
本発明の第2の実施の形態の空調装置により以下の効果が期待できる。
・ 車両室内の温度センサと外気の汚れを計測可能な外気臭いセンサとを具備して、駐車時に車両に乗車する場合に、車両室内温度と外気の汚れの2つの条件を勘案し、これらを適宜判断して駐車時の空調運転時において節電運転を実施する。即ち、車両室内温度が著しく高い場合には、空調装置を運転して車両室内を冷房すると共に、管路抵抗の少ないダクト経路から外気を導入して節電し、バッテリの消費電力を節減して、バッテリを長持ちさせることが可能である。また車両室内温度がそれ程高くなくて外気の汚れがひどい場合には、空調装置を運転せず外気の汚れを浄化するフィルタを具備するダクト経路から外気を導入できる。
【0035】
上記の説明において、本発明の装置は空調装置として記載されたが、該装置が冷暖房機能を有さない換気装置であっても良い。従って図1に示した、空調装置10の構成部品は、対象の装置に合わせて変更されても良い。
また、上記において記載した、あるいは添付図面に示した実施の形態の空調装置の制御手順は、一例であって、これとは別の制御手順により、空調装置が制御されても良い。
【0036】
上記の実施の形態は本発明の一例であり、本発明は、該実施の形態により制限されるものではなく、請求項に記載される事項によってのみ規定されており、上記以外の実施の形態も実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態の空調装置の構成を図解的に示す。
【図2】図2は、本発明の第1の実施の形態の空調装置の制御フロー図である。
【図3】図3は、本発明の第2の実施の形態の空調装置の制御フロー図である。
【符号の説明】
1…キャビンエアフィルタ
2…送風機
3…エバポレータ
4…ヒータコア
5…ダクト
6…第1のダクト
7…第2のダクト
8…アクチュエータ
10…空調装置
21…第1の外気導入口
22…内気導入口
23…第2の外気導入口

Claims (7)

  1. 換気又は空調用の空気を通過させていて該空気を車両室内に吹き出す吹き出し口に接続する、ダクトを具備する車両用の換気又は空調装置において、
    この換気又は空調装置は前記ダクト内に、動力源により駆動されていて前記空気を送る送風機を更に具備しており、
    前記ダクトには、
    外気フィルタを具備していて第1の外気導入口から外気を導入する第1の経路と、
    前記外気フィルタを通らずにバイパスして、外気が第2の外気導入口から導入される第2の経路と、
    前記第2の経路を開閉するアクチュエータと、
    を有しており、
    駐車時において、前記アクチュエータを操作して、前記第2の経路を優先的に車両室内への外気導入に使用することを特徴とする車両用の換気又は空調装置。
  2. 前記動力源はバッテリーであることを特徴とする請求項1に記載の車両用の換気又は空調装置。
  3. 外気の臭いを計測することにより外気が汚れているかどうかを判断又は推定する推定手段と、車両室内温度を検出する温度検出手段と、を更に具備しており、
    駐車時において、前記車両室内温度が第1の閾値以上で且つ前記第1の閾値より高い第2の閾値未満の場合において、前記推定手段により外気が汚れていると判断された時に、前記外気フィルタを通す前記第1の経路を優先的に外気導入に使用することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の車両用の換気又は空調装置。
  4. 車両室内温度を検出する温度検出手段を具備しており、
    前記温度検出手段が検出した車両室内温度が第3の閾値未満の時は、バイパス経路である前記第2の経路を閉じて、前記第1の経路から外気を導入することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の車両用の換気又は空調装置。
  5. 車両室内温度の前記第3の閾値は35度Cであることを特徴とする請求項4に記載の車両用の換気又は空調装置。
  6. 前記車両室内温度が前記第2の閾値以上の場合には、前記第2の経路を選択して優先的に外気導入に使用し、
    前記車両室内温度が前記第2の閾値未満で前記第1の閾値以上の場合において、外気が汚れていると判断された場合には前記第1の経路を、また外気が汚れていないと判断された場合には前記第2の経路を、それぞれ選択して優先的に外気導入に使用し、
    前記車両室内温度が前記第1の閾値未満の場合には、前記第1の経路を選択して優先的に外気導入に使用することを特徴とする請求項3に記載の車両用の換気又は空調装置。
  7. 前記車両室内気温度の前記第1の閾値は35度Cであり、前記第2の閾値は45度Cであることを特徴とする請求項6に記載の車両用の換気又は空調装置。
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