JP4315324B2 - 中通し竿及び中通し竿の製造方法 - Google Patents

中通し竿及び中通し竿の製造方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、魚釣りに用いる釣竿を構成する中通し竿及び中通し竿の製造方法に関する。特に、内部に釣糸を挿通するタイプの釣竿において、リールからの釣糸を竿体内部に導入するための釣糸導入口が形成される中通し竿及び中通し竿の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
いわゆる中通し竿と呼ばれるタイプの釣竿は一般に複数の竿体を連結して構成されており、その竿体の中で竿元側に位置する竿体には、リールからの釣糸を竿体内部に導入するために竿体外部と内部の釣糸通路を連通する釣糸導入口が形成されている。そして、リールからの釣糸を釣糸導入口に案内するための釣糸導入ガイドが必要に応じて設置されている。
【0003】
このような中通し竿では、リールからの釣糸は釣糸導入ガイドを介して釣糸導入口より竿体内部へ導かれ、竿体内部の釣糸通路を順次穂先側に至り、最も穂先側の竿体の穂先側端部より外部へ導出されることになる。
ところで、中通し竿において生じる問題の1つとして、上述のような釣糸導入口を形成することによる部分的強度の低下という問題がある。このため、釣糸導入口付近には種々の補強が施されている。例えば、ある技術においては、金属,繊維強化樹脂,繊維強化金属,プラスチックなどを補強材として積層し、厚肉化して補強している(特許文献1参照)。具体的に説明すれば、例えば、従来の竿体は、図6,7に示すように、竿体本体を形成すると共に、釣糸導入口付近において部分的にプリプレグ素材を別途巻回して焼成し、この積層した厚肉の部分に穴を抜き、釣糸導入口を形成するのである。よって、その断面形状は部分的に大径化するものの円形のままである。
【0004】
また、別の技術においては、この補強するための繊維強化樹脂を高弾性の強化繊維を有するものとすることも提案されている(特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−84496号公報
【0006】
【特許文献2】
特開平9−266738号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このように、釣糸導入口を形成したことに伴い部分的に繊維強化樹脂等を積層し厚肉化するためには、製造時に所定の素材を別途部分的に積層する工程が必要となり、作業工程が煩雑化しコスト高にもなる。また、部分的に厚肉化された竿体は外観上も好ましくない。部分的に高弾性の強化繊維が配向されたプリプレグ素材を用いる場合も同様である。
【0008】
本発明の課題は、釣糸導入口付近における補強が容易な中通し竿及び中通し竿の製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
発明1の竿体は、リールからの釣糸を竿体内部において挿通させるとともに釣糸導入口を周面に形成した竿体を有する中通し竿であって、この竿体は全体として先細りテーパの施された断面円形の筒状体であるとともに、釣糸導入口が形成されている部分においては断面楕円形に扁平しており、釣糸導入口が断面楕円形の長径方向に形成されており、前記竿体には、釣糸導入ガイド部が、前記竿体の軸方向に、前記釣糸導入口を跨ぐように装着されている、中通し竿。
【0010】
この竿体では、釣糸導入口付近においてその竿体自体の断面形状が楕円型に扁平しており、その長径方向において釣糸導入口が形成されている。この断面楕円型の形状が、釣糸導入口が形成されることにより生じる曲げ強度の低下を抑え、別途、部分的に素材等を積層して竿体自体を厚肉化する必要がない。このような厚肉化の省略は製造工程を簡素化し、製造コストの低下に資する。
【0012】
発明2の方法は、リールからの釣糸を内部に導入するための釣糸導入口が形成された筒状体である中通し竿用の竿体の製造方法であり以下の工程を含む。穂先側ほど小径化するテーパが施された断面円形の棒状部材であり一部においてその断面形状が楕円形に扁平している芯材に、芯材の周方向に強化繊維が配向された周方向プリプレグを巻回する工程。周方向プリプレグの外周に芯材の軸方向に強化繊維が配向された軸方向プリプレグ素材を巻回する工程。芯材及び各種プリプレグを焼成する工程。焼成後に芯材を引き抜き、断面形状が楕円形に扁平していた部分において、その断面楕円形の部分において釣糸導入口を形成する工程。
また、芯材の断面形状が楕円形に扁平している部分は、穂先側ほど小径化するテーパの施された断面円形の棒状部材の周面に盾状の補助部材を貼り合わせて形成されている。そして、芯材を引き抜く工程は、まず、芯材のみを引き抜き、その後、プリプレグ素材からなる筒状体の内周から補助部材を取り除く。
【0013】
このように、芯材の断面楕円形状の部分を、断面円形部分とその余の部分と区分し、その余の部分を補助部材から構成することで、焼成後のプリプレグ素材から、大径化している竿元側に芯材の断面円形部分を容易に引き抜くことができる。この補助部材は、断面円形部分の引き抜き時に断面円形部分から外れ、プリプレグ素材からなる管状体の内周面に残存する。そこで、その後、この補助部材を掻き出す。
【0014】
発明3の中通し竿の製造方法は、リールからの釣糸を内部に導入するための釣糸導入口が形成された筒状体である中通し竿用の竿体の製造方法であり以下の工程を含む。穂先側ほど小径化するテーパが施された断面円形の棒状部材であり一部においてその断面形状が楕円形に扁平している芯材に、芯材の周方向に強化繊維が配向された周方向プリプレグを巻回する工程。周方向プリプレグの外周に芯材の軸方向に強化繊維が配向された軸方向プリプレグ素材を巻回する工程。芯材及び各種プリプレグを焼成する工程。焼成後に芯材を引き抜き、断面形状が楕円形に扁平していた部分において、その断面楕円形の部分において釣糸導入口を形成する工程。
また、芯材は、一部においてその断面形状が楕円形に扁平している部分の最大径が、楕円形に扁平している部分より竿元側(大径化している方向)の部分の最小径より小さい。このような芯材を採用することで、焼成後に容易に芯材を焼成したプリプレグ素材から引き抜くことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
本発明の第1実施形態を採用した釣竿は、図1に示すように、元竿1と、元竿1の穂先側に連結される元上竿2,中竿3,穂先竿4とを有している。これらの各竿体は、所定のプリプレグ素材から構成される先細り筒状部材である。順次竿元側の竿体内部に収納可能な振出形式で連結されており、それぞれの竿体の穂先側端部内周面や竿元側端部外周面は連結時に相互に嵌合するための嵌合部分となっている。また、元上竿2〜穂先竿4においては、釣糸が挿通する内部の釣糸通路の内周面に、挿通する釣糸を支持し接触面積を低減させるために螺旋状に突起を形成してもよい。
【0016】
元竿1は、竿元側の周面に設けられたリール(図示せず)を脱着自在に装着可能なリールシート5と、リールシート5の穂先側の外周面に設けられリールからの釣糸Lを竿体内部に挿入する釣糸導入口6と、竿元側端部に脱着自在に装着される尻栓9とを有している。また、釣糸導入口6を軸方向に跨ぐようにして釣糸導入ガイド7が装着されている。さらに、必要に応じて、釣糸導入口6の周縁にはその形状に合わせて形成されたセラミックガイド10(図2参照)をはめ込んでもよい。
【0017】
図2に詳しく示すように、元竿1は、炭素繊維又はガラス繊維等の強化繊維に合成樹脂を含浸させたプリプレグ素材から構成される先細り筒状体である。この釣竿は振出形式で各竿体を連結しているので、穂先側から元上竿2等が元竿1内に収納されてくる。そして、元竿1の穂先側端部内周面には元上竿2と連結するための嵌合雌部が形成されている(図示せず)。もっとも、竿体の連結手法自体はこのような振出形式に限定されるものではないので、他の並継形式等を採用する場合には、その手法にあわせて嵌合雌部を形成する。
【0018】
上述のようにこの元竿1は先細り筒状体であり、原則としてその断面形状は円形である(図3参照)。しかし、釣糸導入口6が形成されている一定の軸方向範囲においては、部分的にその断面形状が楕円型になっている(図4参照)。この楕円は、釣糸導入口6が形成されている周面側を楕円の長径方向とするものである。楕円の長径と短径との比率は任意に設定可能であるが、およそ長径/短径の比が2/1〜1.5/1程度に設定するのが好ましい。断面が楕円型となる軸方向の範囲は、元竿1の軸方向における釣糸導入口6の両端より5〜10mm程度、穂先側及び竿元側にそれぞれ長く設定するのが好ましい。
【0019】
なお、このように断面形状を楕円形とする一定の範囲においては、元竿1の内周面側に、元竿1本体を形成するためのプリプレグ層とは別に、必要に応じて、さらに不織布層を形成してもよい。この不織布層は不織布に合成樹脂を含浸させた不織布プリプレグにより形成される。例えば、OL-11K,OL−310(製品名:(株)日本バイリーン)等を例示できる。この不織布層は釣糸導入口6付近で釣糸と元竿1の内周面とが接触した際の、両者の摩耗による損傷を防止する趣旨である。
【0020】
また、穂先竿4の穂先側端部にはトップガイド8が装着される。そして、リールからの釣糸Lは、釣糸導入ガイド7を介して釣糸導入口6から元竿1内へ導入され、順次穂先側の竿体内部を挿通して、穂先竿4のトップガイド8から外部へ導かれることになる。
次に、元竿1の製造方法を説明する。
【0021】
図5(a)に示すように、まず、所定の先細りテーパが施された断面円形の細棒材であるマンドレル100の外周にワックス等の離型剤を必要に応じて塗布する。このマンドレル100は穂先側の所定の軸方向範囲Xにおいて、その断面形状が楕円型に扁平している。この部分は、合成樹脂(例えば、シリコンゴム等)からなる一対の盾状部材200を周方向に180度変位させて対称に貼り付けて形成する部分である(図6(a)参照)。この盾状部材200は、接着剤等によってマンドレル100の周面に軽く貼り付けて位置決めしておけば足りる。このような一対の盾状部材200をマンドレル100に貼り合わせることで、X部分の断面形状が楕円型となっている。
【0022】
続いて、このマンドレル100及び盾状部材200の外周に、炭素繊維又はガラス繊維等の強化繊維に合成樹脂を含浸させた第1プリプレグP1を巻回する。この第1プリプレグ22はシート状に加工されたものであり、マンドレル100の周方向に強化繊維が引き揃えられたものを用いるのが好ましい。もっとも、シート状の第1プリプレグP1に代えてテープ状に加工したプリプレグテープを螺旋状に隙間なくマンドレル100の周面に巻回する手法を採用しても良い。この場合、プリプレグテープはそのテープの長手方向に強化繊維が配向されたものを用いる。よって、このプリプレグテープを用いる際には、強化繊維は周方向から一定の角度をもって螺旋方向に配向されることになる。
【0023】
なお、第1プリプレグP1をマンドレル100に巻回する前に、X範囲に不織布プリプレグを部分的に巻回してもよい。
その後、図5(b)に示すように、第1プリプレグP1の外周に第2プリプレグP2を巻回する。この第2プリプレグP2はシート状に加工されたものであり、マンドレル100の軸方向に強化繊維が引き揃えられたものを用いるのが好ましい。さらに、必要に応じて、別途、強化繊維が軸方向から正負に斜行したクロス状に配向されているプリプレグ素材を巻回してもよい。
【0024】
続いて、必要に応じて、これらの外周にポリエチレンテレフタレートやポリプロピレンからなる保護用テープを圧をかけながら螺旋状に巻回する。これを炉内において焼成し、各種のプリプレグ素材を硬化一体化させ、マンドレル100を太径側(竿元側)に向かって引き抜く。この際、X部分の一対の盾状部材200はプリプレグ素材から形成される筒状体の内周面に残存する(図6(b)参照)。そこで、筒状体の内周面から盾状部材200をフックなどに欠けて削ぎ落とし、例えば、太径側から掻き出す。
【0025】
その後、保護用テープを剥離する。そして、両端部を切り落として所定の長さとした上で表面を研磨処理等する。続いて、断面楕円形状とした軸方向の一定範囲において、その断面楕円形状の長径方向に釣糸導入口6を形成し、釣糸導入口6の周縁に面取り等の処理を施し、元竿1を製造する。
このような中通し竿の元竿1では、釣糸導入口6付近において元竿1自体の断面形状が楕円型に扁平しており、その長径方向において釣糸導入口6が形成されている。この断面楕円型の形状が、釣糸導入口6が形成されることにより生じる曲げ強度の低下を抑える。また、製造工程においても、部分的にプリプレグ素材をさらに積層して元竿1自体を厚肉化する必要がない。このような厚肉化の省略は製造工程を簡素化し、製造コストの低下に資することになる。
【0026】
[他の実施形態]
(a)上記実施形態では、釣糸導入口6が元竿1に形成されている場合を例示しているが、釣竿の種類によっては、釣糸導入口6が元竿1に形成されないものもある。この場合は、釣糸導入口6が形成される、例えば、元上竿2などにおいて、本発明を適用する。
(b)上述のように、各種プリプレグ素材を焼成した後に、マンドレルを引き抜いて所定の竿体を製造する。このため、図7に模式的に示すような、マンドレル300を利用して、部分的にその断面形状を断面楕円形状化することもできる。
【0027】
上記実施形態でも説明したように、このマンドレル300は最終的に太径化している方向に引き抜くことになるので、楕円部分Xは、楕円部分Xより太径側の断面面積より小さい断面面積を有するように設定する必要がある。
例えば、このマンドレル300は以下のような手法で製造できる。まず、断面円形の細棒を、通常テーパ部分その穂先側の急テーパ部分その穂先側の通常テーパ部分と変化を付けた先細りテーパ部材として用意する。そして、X範囲に相当する部分を急テーパ部分の竿元側付近に形成する。このX範囲においては、周方向で180度方向に変位する両面を削って断面楕円形とし、マンドレル300を形成する。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、釣糸導入口の形成による竿体の強度低下を防止できる。また、製造も煩雑化しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を採用した釣竿の全体図。
【図2】図1の元竿1の釣糸導入口6付近を示した図。
【図3】図2のIII-III断面図。
【図4】図2のIV-IV断面図。
【図5】図1の元竿1の製造工程を示した図。
【図6】図1の元竿1の製造過程における、盾状部材200を示した図。
【図7】他の実施形態を採用した製造方法に用いるマンドレル300を示した図。
【図8】図7のVIII−VIII断面図。
【図9】従来の中通し竿の釣糸導入口付近を示した図。
【図10】図9のX-X断面図。
【符号の説明】
1 元竿
6 釣糸導入口
100,300 マンドレル
200 盾状部材
P1 第1プリプレグ
P2 第2プリプレグ

Claims (3)

  1. リールからの釣糸を竿体内部において挿通させるとともに釣糸導入口を周面に形成した竿体を有する中通し竿であって、
    前記竿体は全体として先細りテーパの施された断面円形の筒状体であるとともに、前記釣糸導入口が形成されている部分においては断面楕円形に扁平しており、
    前記釣糸導入口が前記断面楕円形の長径方向に形成されており、
    前記竿体には、釣糸導入ガイド部が、前記竿体の軸方向に、前記釣糸導入口を跨ぐように装着されている、中通し竿。
  2. リールからの釣糸を内部に導入するための釣糸導入口が形成された筒状体である中通し竿用の竿体の製造方法であって、
    穂先側ほど小径化するテーパが施された断面円形の棒状部材であり一部においてその断面形状が楕円形に扁平している芯材に、前記芯材の周方向に強化繊維が配向された周方向プリプレグを巻回する工程と、
    前記周方向プリプレグの外周に前記芯材の軸方向に強化繊維が配向された軸方向プリプレグ素材を巻回する工程と、
    前記芯材及び各種プリプレグを焼成する工程と、
    焼成後前記芯材を引き抜き、前記断面形状が楕円形に扁平していた部分において、その断面楕円形の部分に釣糸導入口を形成する工程とを含み、
    前記芯材の断面形状が楕円形に扁平している部分は、穂先側ほど小径化するテーパの施された断面円形の棒状部材の周面に盾状の補助部材を貼り合わせて形成されており、
    前記芯材を引き抜く工程は、まず、芯材のみを引き抜き、その後、前記プリプレグ素材からなる筒状体の内周から前記補助部材を取り除く工程である、
    中通し竿の製造方法。
  3. リールからの釣糸を内部に導入するための釣糸導入口が形成された筒状体である中通し竿用の竿体の製造方法であって、
    穂先側ほど小径化するテーパが施された断面円形の棒状部材であり一部においてその断面形状が楕円形に扁平している芯材に、前記芯材の周方向に強化繊維が配向された周方向プリプレグを巻回する工程と、
    前記周方向プリプレグの外周に前記芯材の軸方向に強化繊維が配向された軸方向プリプレグ素材を巻回する工程と、
    前記芯材及び各種プリプレグを焼成する工程と、
    焼成後前記芯材を引き抜き、前記断面形状が断面楕円形に扁平していた部分において、その断面楕円形の部分に釣糸導入口を形成する工程とを含み、
    前記芯材は、一部においてその断面形状が楕円形に扁平している部分の最大径が、前記楕円形に扁平している部分より竿元側(大径化している方向)の部分の最小径より小さい、
    中通し竿の製造方法。
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