JP4313325B2 - 給紙装置 - Google Patents

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Description

この発明は、用紙に所定の処理を行う処理装置に対して給紙すべき多量の用紙を収容する給紙装置(以下、LCC:Large Capacity Cassette という。)に関する。
従来、画像形成装置等の処理装置に用紙を供給するLCCは、処理装置の側面に配置され、その処理装置において最も多用されるサイズの用紙を収納していた。例えば、画像形成装置である複写機に用紙を供給するLCCは、A4サイズの普通紙を長手方向が給紙方向に直交する方向にして2000枚程度収納することができるものであった。
近年、画像形成装置は、利用目的の多様化、プリンタ機能やFAX機能の追加による多機能化によって、処理枚数が増加するとともに使用される用紙のサイズや種類が増加する傾向にある。
そこで、4000枚以上の用紙を収納することができ、複数のサイズの用紙を収納することができるLCCが提案されている。このようなLCCに対しては、1ジョブで大量の給紙要求がなされる場合が多い。このため、用紙が残っているにも関わらず、大量印刷に備えて予め用紙を補給する場合がある。
例えば、用紙の補給時に、下降数指示手段の操作回数と1回当たりの下降量とに応じて積載板を下降させることで、用紙の補給量に応じて積載板を下降させることができ、積載板の昇降時間の短縮を図ることができるとする技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平4−133910号公報
しかし、上述のような従来のLCCでは、積載板を下降させた後、所定のスイッチを押さなければ積載板は給紙位置に復帰しない。このため、従来のLCCでは、大量印刷に備えて用紙を補給するつもりで積載板を下降させたが、急用ができるなど何らかの理由で用紙の補給をせず、積載板を給紙位置に上昇させる操作をしなかった場合、用紙の残量があるにも関わらず、及び、用紙の搬送トラブル等の問題がないにも関わらず、LCCからの給紙ができなくなるという問題があった。このため、単位時間当たりにどれだけの時間、給紙できる状態にあったかという給紙装置の稼働率が下がる。したがって、利便性に欠けていた。
この発明の目的は、稼働率を上げることによって利便性が向上する給紙装置を提供することにある。
この発明の給紙装置は、上述の課題を解決するために以下のように構成される。
(1)筐体と、処理装置に給紙すべき用紙を載置する昇降自在にされた積載板を有するとともに、前記筐体の内部に収納された収納位置と前記筐体の外部に露出した露出位置との間で水平方向に移動自在にされた用紙載置台と、前記用紙を前記処理装置に給紙する給紙位置と前記給紙位置から下降して前記用紙の補給を可能にする補給位置とに前記積載板を昇降させる昇降手段と、前記用紙載置台を前記収納位置に固定するロック状態と前記用紙載置台を前記収納位置から前記露出位置へ移動自在にするロック解除状態とに切換自在なロック手段と、前記積載板を前記補給位置に下降させるとともに予め設定された所定時間の間だけ前記ロック手段をロック解除状態にする指示の入力操作を受け付ける第1の操作手段と、前記積載板が前記補給位置まで下降したタイミングから前記所定時間を計測する計時手段と、前記昇降手段の昇降動作を制御する制御手段と、備え、制御手段は前記第1の操作手段が入力操作を受け付けると前記昇降手段に前記補給位置まで前記積載板を下降させ、前記所定時間が経過するまでの間だけ前記ロック手段をロック解除状態に切り換える。
この構成においては、積載板が補給位置に下降してから所定時間内のみ、用紙載置台が収納位置から露出位置へ移動自在となる。積載板上に用紙を補給する場合は、上述の所定時間内に行う。上述の所定時間を経過しても用紙載置台が露出位置に移動していない即ち用紙の補給が行われていない場合は、用紙載置台が収納位置に固定されるとともに積載板が給紙位置に上昇する。これによって、処理装置への給紙が可能となる。
この構成においては、第1の操作手段から上述の指示の入力操作が行われた場合に、積載板が補給位置に下降するとともにロック手段がロック解除状態となり、用紙載置台を露出位置に移動させて用紙を補給できるようになる。このため、用紙を補給する場合は、第1の操作手段から入力操作をすることで積載板が補給位置に下降した後、所定時間内に、用紙載置台を露出位置に移動させて、積載板上に用紙を補給する。
)前記制御手段は、前記第1の操作手段からの前記指示の入力操作があった場合のみ、前記ロック手段をロック解除状態にする時間の制限を設けることを特徴とする。
この構成においては、第1の操作手段からの入力操作があった場合は、積載板が給紙位置に下降してから所定時間内のみロック手段がロック解除状態にされ、所定時間経過後は給紙可能な状態に戻される。また、第1の操作手段からの入力操作以外の原因によって積載板が補給位置に下降する場合、即ち、例えば、用紙切れ及び用紙の搬送トラブルが発生した場合は、用紙載置台を収納移置に固定し積載板を給紙位置に上昇させたとしても給紙することはできないので、所定時間が経過した後も、用紙載置台は収納位置に固定されず、用紙載置台は露出位置に移動自在にされる。
)前記所定時間として所望の時間の設定の入力操作を受け付ける設定手段を、さらに備えることを特徴とする。
この構成においては、設定手段から所定時間として所望の時間の設定の入力が行われるので、ユーザが給紙装置の近傍で給紙装置を使用しているか、又は、離れた場所で使用しているか等の、給紙装置の使用環境に応じて、所望の時間が上述の所定時間として設定される。
)前記積載板が前記補給位置に下降してから前記所定時間内であることを報知する報知手段を、さらに備えることを特徴とする。
この構成においては、視覚又は聴覚などに訴える手段、例えばランプや音声などによって、積載板が補給位置に下降してから所定時間内であることが報知されるので、用紙載置台が露出位置に移動自在な状態であるか否か、即ち、用紙の補給が可能な状態であるか否かが容易にユーザに認識される。
)時間制限を設けることなく前記ロック手段をロック解除状態にする指示の入力操作を受け付ける第2の操作手段を、さらに備えることを特徴とする。
この構成においては、第2の操作手段から入力操作を行うことで、第1の操作手段から入力操作を行った場合のような時間制限を設けることなくロック手段がロック解除状態にされ、用紙を補給できる状態にされる。これによって、すぐに給紙装置を給紙できる状態に戻すことより用紙の補給を優先したい場合に利便性が高い。
)前記積載板の昇降方向における所定位置において前記積載板上に載置された用紙束の側面を検出する側面検出手段をさらに備え、前記制御手段は、用紙の補給時に、前記検出手段が用紙束の側面を検出した場合、前記検出手段が前記用紙束の側面を検出しなくなるまで前記積載板を下降させることを特徴とする。
この構成においては、用紙の補給時に、積載板は最上部の用紙が側面検出手段より低くなる高さまで下降する。これによって、積載板上に用紙を補給するための空間が形成される。そして、任意の枚数(例えば、200枚〜300枚又は1パッケージに相当する500枚)の用紙束が補給された場合、側面検出手段が補給された用紙束の側面を検出することになるので、積載板は補給された用紙束の厚さの分だけさらに下降する。これによって、再び積載板上に用紙を補給するための空間が形成される。そして、さらに用紙が補給された場合、補給された用紙の厚さ分だけ積載板が下降する。
)前記積載板が下降し得る領域のうち最下部まで下降したことを検出する下限検出手段をさらに備え、前記制御手段は、前記側面検出手段が前記用紙束の側面を検出した場合であっても、前記積載板が最下部まで下降したことを前記下限検出手段が検出した場合は、前記積載板を下降させないことを特徴とする。
この構成においては、積載板が最下部まで下降した場合は、さらに下降させようとしないことで、積載板及び昇降手段の損傷が防止される。
この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)用紙の補給のために積載板を補給位置に下降させたが所定時間内に補給しなかった場合は用紙載置台を給紙可能な状態に戻すことで、積載板上に残っている用紙を処理装置へ給紙できるようになる。これによって、用紙の残量がある場合は給紙を継続できるようになる。したがって、用紙の残量があるにも関わらず給紙できないという事態を防止でき、給紙装置の稼働率が上がるので、利便性が向上する。
また、用紙載置台が給紙できる状態である時は、用紙載置台を収納位置に固定することで、用紙載置台と筐体とが衝突することによる用紙載置台及び筐体の損傷を防止することができる。
(2)第1の操作手段から入力操作をすることでロック手段がロック解除状態になるので、用紙の補給時に、用紙載置台を容易に露出位置へ移動自在にすることができる。したがって、利便性が向上する。
(3)用紙切れ及び用紙の搬送トラブル等が発生した場合は、所定時間が経過した後も、用紙載置台は収納位置に固定されず、用紙載置台は露出位置に移動自在にされるので、用紙の補給又は搬送トラブルの解決処理にすぐに取り掛かることができる。また、用紙がないにも関わらず給紙動作を行うことによる給紙に関係する部材の損傷を防止することができる。搬送トラブルが発生しているにも関わらずさらに用紙を搬送することによる搬送トラブルの複雑化を防止することができる。
(4)設定手段から所定時間として所望の時間を設定入力することで、給紙装置の使用環境に応じた所望の時間を上述の所定時間として設定することができる。
(5)用紙の補給が可能な状態であるか否かをユーザが容易に認識できるので、給紙装置の状態に応じて的確に操作することができる。したがって、例えば、用紙を補給できない状態であるにも関わらず用紙載置台を露出位置に移動させようとするような事態が避けられる。
(6)時間制限を設けることなくロック手段をロック解除状態にし、用紙を補給できる状態にするので、すぐに給紙装置を給紙できる状態に戻すことより用紙の補給を優先したい場合に利便性が高い。確実に用紙を補給することで、その後の給紙装置の稼働率を上げることができる。
(7)ユーザが下降量の設定をすることなく、積載板は確実に補給された用紙の厚さ分だけ下降するので、迅速に用紙の補給作業を行うことができる。特に、少量の用紙を補給する場合、積載板の昇降時間の短縮を図ることができる。また、積載板上の最上部の用紙の上方に、用紙の補給用に常に同じ高さの空間が形成されるので、効率よく用紙を補給することができる。したがって、給紙装置の稼働率が上がり、利便性が向上する。
さらに、積載板が最下部まで下降せず、補給した用紙の厚さ分以上には下降しないので、腰を折り曲げて最下部まで用紙を補給した場合のように、腰等を痛める危険性が低下する。
(8)積載板が最下部まで下降した場合は、さらに下降させようとしないことで、積載板及び昇降手段の損傷を防止することができる。また、積載板及び昇降手段の損傷を防止することで、給紙装置の稼働率を上げ、利便性を向上させることができる。
以下に、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1は、この発明の実施形態に係るLCC1から給紙を受ける処理装置としての画像形成装置100の概略の構成を示す断面図である。LCC1は、画像形成装置100の側方に配置される。この実施形態では、LCC1は、画像形成装置100の側方に1個のみ配置されているが、並列して複数個配置することもできる。また、この発明において、用紙とは、OHPフィルム等の他のシート体を含む意味である。
画像形成装置100は、電子写真方式の画像形成プロセスによって用紙Pに画像を形成する。画像形成装置100は、底部に給紙カセット101,102,103,104を備え、上部に排紙トレイ105を備えている。給紙カセット101,102,103と排紙トレイ105との間に用紙搬送路F1が設けられている。用紙搬送路F1の近傍に感光体ドラム106が配置されている。感光体ドラム106の周囲に、帯電装置107、光走査ユニット108、現像ユニット109、転写装置110、クリーニングユニット111等が配設されている。
用紙搬送路F1における感光体ドラム106の上流側には、感光体ドラム106と転写装置110との間の転写部に、感光体ドラム106の回転に同期して用紙Pを供給するレジストローラ112が配置されている。用紙搬送路F1における感光体ドラム106の下流側には、定着装置113が配置されている。
帯電装置107は、感光体ドラム106の外周面を所定の電位に帯電させる。光走査ユニット108は、外部から入力された画像データに基づいて感光体ドラム106の外周面に静電潜像を形成する。現像ユニット109は、感光体ドラム106の外周面にトナーを供給して静電潜像を可視化し、トナー像を形成する。感光体ドラム106の外周面に形成されたトナー像は、転写装置110によって用紙Pに転写され、さらに定着装置111によって用紙Pに定着される。トナー像を定着した用紙Pは、排紙トレイ105に排出される。トナー像が用紙Pに転写された後に感光体ドラム106の外周面に残留するトナーは、クリーニングユニット111によって回収される。
また、画像形成装置100は、用紙Pの両面に画像を形成する際に、片面に画像を形成した用紙Pの表裏を反転させて転写部に搬送するための反転搬送路F2を備えている。さらに、画像形成装置100は、給紙カセット104をレジストローラ112の上流側で用紙搬送路F1に合流させる用紙搬送路F3を備えている。用紙搬送路F3は、略水平に設けられている。用紙搬送路F3は、画像形成装置100の側面に設けられ不定型サイズの用紙を供給する手差しトレイ114、および、LCC1から供給される用紙Pを受け入れる用紙受入部115に通じており、手差しトレイ114又は用紙受入部115から供給された用紙Pを転写部へ搬送する。
図2は、LCC1の構成を示す前面の断面図である。LCC1は、用紙載置台2、ピックアップローラ3、フィードローラ4、リバースローラ5、搬送ローラ6、及び、これらの部材を収納する筐体9等を備えている。
用紙載置台2は、積載板21、前基準板22、側面基準板23,24(側面基準板24は図示されない。)及び図示しない後端基準板等を備えている。用紙Pは、水平に配置された積載板2上に、前基準板22、側面基準板23,24及び後端基準板によって位置決めされて、積層して収納される。
ピックアップローラ3は、フィードローラ4の回転軸を中心軸として、上下方向の所定範囲内において揺動自在にされている。ピックアップローラ3は、積載板21上に載置された用紙Pの最上面に当接して回転し、最上部の用紙Pをフィードローラ4とリバースローラ5との間に導く。
用紙Pは、フィードローラ4とリバースローラ5との間を通過する。フィードローラ4及びリバースローラ5は、図2中ともに時計方向に回転する。ピックアップローラ3が同時に複数枚の用紙Pをフィードローラ4とリバースローラ5との間に導いた場合、最上部の1枚の用紙Pのみがフィードローラ4に当接して搬送ローラ6に導かれる。最上部の1枚以外の用紙は、リバースローラ5によって積載板21側に戻される。
LCC1は、積載板21上に多数(この実施形態では約5000枚)の用紙Pを収納可能にされている。また、LCC1は、A3サイズ、B4サイズ、A4サイズ及びB5サイズ等の複数のサイズの用紙を収納可能にされている。
このため、側面基準板23,24は、積載板21上において、LCC1の前後方向、即ち、用紙の給紙方向に直交する方向について、所定範囲内に移動自在にされている。側面基準板23,24の一方の移動は、他方に反対方向に伝達される。この結果、積載板21上に載置された用紙は、給紙方向に直交する方向の中央位置を基準に給紙される。また、後端基準板は、積載板21上において、LCC1の左右方向、即ち、用紙の給紙方向について、所定範囲内に移動自在にされている。
用紙載置台2の背面には、昇降用モータが備えられている。昇降用モータの回転がワイヤを介して伝達されることにより、積載板21は、水平状態を保ったまま、図示しないガイドシャフトに沿って上下方向に昇降する。昇降用モータはこの発明の昇降手段に相当する。
図3は、用紙載置台2が収納位置にある状態のLCC1の概略の構成を示す斜視図であり、図4は、用紙載置台2が筐体9の前面側に引き出された状態のLCC1の概略の構成を示す斜視図である。なお、図4では、図を見やすくするために、用紙載置台2の一部を分解的に示している。
筐体9の内壁面及び用紙載置台2の外壁面の互いに対向する部分に、スライドレール7,8が設けられている。用紙載置台2は、スライドレール7,8に案内されて、LCC1の前面側に挿脱自在にされている。用紙載置台2は、筐体9の内部に収納された収納位置と、積載板21の全面が筐体9の前面側に露出する露出位置との間を水平方向に移動する。
また、LCC1は、用紙載置台2の前面に設けられた取っ手部25、取っ手部25のうち外部から容易に視認できる位置に設けられた第1の操作ボタン26(この発明の第1の操作手段に相当する。)、第2の操作ボタン27(この発明の第2の操作手段に相当する。)(図5参照)、設定手段28、及び、図示しないロック手段等をさらに備えている。なお、第1の操作ボタン26の内部には、ランプ36が埋め込まれている。ランプ36は、この発明の報知手段に相当する。
ロック手段は、用紙載置台2を収納位置に固定するロック状態と、用紙載置台2を収納位置から露出位置へ移動自在にするロック解除状態と、に切換自在にされている。
例えば、ロック手段は、引き出しレバー29、先端部が鍵形をした係止部材、係止部材の先端部と係合する係合部材、及び、ソレノイド34を含む。引き出しレバー29は、取っ手部25の正面側の壁面に設けられており、取っ手部25を握って用紙載置台2を前面側に引き出す際に、引き出しレバー29を握りながら用紙載置台2を前面側に引き出せるように形成されている。係合部材は筐体9に固定されている。
係止部材の基端部は、ソレノイド34がONされることで引き出しレバー29と接続され、ソレノイド34がOFFされることで引き出しレバー29との接続を解除される。そして、ソレノイド34がONのときに引き出しレバー29を握ることで係止部材と係合部材との係合が解除され、引き出しレバー29を離すことで係止部材と係合部材とが係合する。ソレノイド34がOFFのときは、引き出しレバー29と係止部材とが接続されていないので、引き出しレバー29を握っても係止部材と係合部材との係合は解除されない。この実施形態において、ソレノイド34がONの状態がロック解除状態に相当し、ソレノイド34がOFFの状態がロック状態に相当する。
図5は、LCC1の概略の構成を示すブロック図である。LCC1は、制御部30(この発明の制御手段に相当する。)を備え、制御部30に、側面検出センサ31(図7参照)、下限検出センサ32、エンプティ検出センサ33、第1の操作ボタン26、第2の操作ボタン27、設定手段28、ソレノイド34、タイマ35、第1の操作ボタン26の内部に埋め込まれたランプ36、第1駆動モータドライバ37、第2駆動モータドライバ38、及び、引き出し検出センサ39等が接続されており、制御部30は、これらの入出力機器を統括的に制御する。
側面検出センサ31は、積載板21の昇降方向における所定位置において、積載板1上に載置された用紙束の側面を検出する。側面検出センサ31は、例えば、積載板21上に載置された最上部の用紙Pの給紙位置から、500枚の用紙の厚さ分下がった位置よりさらに若干下がった位置に設けられる。
下限検出センサ32は、積載板21が下降し得る領域のうち最下部まで下降したことを検出する。下限検出センサ32は、例えば、前基準板22に設けられたスリットから積載板21を臨むように設けられた反射型センサである。エンプティ検出センサ33は、積載板21上に用紙Pがあるか否かを検出する。
第1の操作ボタン26は、積載板21上に用紙Pを補給する際に、所定時間内のみ、ロック手段をロック解除状態にして、用紙載置台2を移動自在にするための指示の入力操作を受け付ける。詳細については後述する。
第2の操作ボタン27は、時間制限を設けることなくロック手段をロック解除状態にして、自由なタイミングで用紙載置台2を露出位置に引き出せるようにするための指示の入力操作を受け付ける。
設定手段28は、第1の操作ボタン26を押下した際に、ロック手段がロック解除状態になっている制限時間の設定の入力操作を受け付ける。
第1駆動モータドライバ37は、ピックアップローラ3、フィードローラ4、リバースローラ5及び搬送ローラ6を駆動させる。第2駆動モータドライバ38は、積載板21を昇降させる昇降用モータを駆動させる。
引き出し検出センサ39は、用紙載置台2が収納位置にあるか否かを検出する。
図6は、制御部30の処理手順の一部を示すフローチャートである。LCC1は、第1の操作ボタン26又は第2の操作ボタン27が押下された場合、用紙切れになった場合、及び、搬送トラブルが発生した場合、に積載板21を補給位置に下降させるとともに、ロック手段をロック解除状態にする。ここでは、第1の操作ボタン26が押下された場合、即ち、例えば、積載板21上に用紙Pの残量があるが残量が少なくなっているので、大量の印刷を行う前に予め用紙Pを補給したい、という場合について説明する。
積載板21上に用紙の残量がどのくらいあるかは、図示しない表示部に例えば4段階で表示される。LCC1は、電源が入力された際に、イニシャル動作として、積載板21を一旦最下部まで下げ、積載板21を給紙位置まで上昇させる。そして、LCC1は、積載板21を最下部からどれだけ上昇させたかを昇降用モータの回転数に基づいて算出することで、積載板21上に載置された用紙Pのおおよその残量を取得する。昇降用モータとして、例えばステッピングモータが用いられる。
次に、積載板21を上昇させる際に、LCC1は、給紙位置まで上昇したことをどのようにして分かるかについて説明する。LCC1は、積載板21を上昇させると、積載板21上に載置された最上部の用紙Pがピックアップローラ3に当たり、ピックアップローラ3を所定の高さまで押し上げたときに、最上部の用紙Pの給紙に適した高さであるとして、積載板21の上昇を止める。ピックアップローラ3が所定の高さであるか否かは、例えば、ピックアップローラ3とフィードローラ4とを連結する連結部材の角度を検出するセンサを設けることで検出する。
LCC1の制御部30は、第1の操作ボタン26が押下された場合(S1)、用紙切れでもないのに第1の操作ボタン26が押下された場合は通常図7(A)に示すように用紙Pの残量があるので、図7(B)に示すように側面検出センサ31が積載板21上に載置された用紙束の側面を検出しなくなる位置(給紙位置)まで積載板21を下降させる(S2,S3)。制御部30は、ここでタイマ35をセットし(S4)、所定時間の計測を開始する。
そして、制御部30は、ソレノイド34をONすることで引き出しレバー29を係止部材に接続してロック手段をロック解除状態にする(S5)。さらに、制御部30は、ランプ36を点灯させることで、ロック手段がロック解除状態になったことを報知する(S6)。
制御部30は、積載板21を下降させてから予め設定された所定時間が経過したか否かを判定し(S7)、所定時間を経過してしまった場合は、ソレノイド34をOFFすることで引き出しレバー29の係止部材との接続を解除してロック手段をロック状態にした後(S8)。積載板21を給紙位置まで上昇させる(S9)。
これによって、第1の操作ボタン26を押下した後、急用ができるなど何らかの理由で所定時間内に用紙Pの補給をしなかった場合は、上述のようにして用紙載置台2を収納位置に固定した後、積載板21を給紙位置に上昇させることで、積載板2上に残っている用紙Pを給紙できるようになる。したがって、用紙Pの残量があるにも関わらずLCC1が給紙できないという状態を抑制することができ、LCC1の稼働率を上げることができる。したがって、利便性が向上する。
制御部30は、所定時間内に用紙載置台2が収納位置から露出位置へ引き出された場合(S10)、タイマ35を解除する(S11)。このとき、積載板21は図7(B)に示すように補給位置まで下降しているので、図7(C)に示すように、ユーザは所望の枚数の用紙束を補給する。
制御部30は、側面検出センサ31が補給された用紙束の側面を検出するようになるので、側面検出センサ31が用紙束の側面を検出しなくなる位置(補給位置)まで積載板21を下降させる。このとき、制御部30は、積載板21が最下部まで下降しているか否かを下限検出センサ32によって検出しながら、図7(D)に示すように積載板21を下降させる(S12〜S14)。
制御部30は、積載板21が補給位置まで下降した場合、及び、積載板21が最下部まで下降した場合は、用紙載置台2が収納位置に収納されたか否かを引き出し検出センサ39の検出結果に基づいて判定し(S15)、まだ収納位置に収納されていない場合はS12の処理に戻り、収納位置に収納された場合は、ソレノイド34をOFFすることで引き出しレバー29の係止部材との接続を解除してロック手段をロック状態にした後(S16)、積載板21を給紙位置まで上昇させる(S17)。
LCC1によれば、用紙Pの補給のために積載板21を補給位置に下降させたが所定時間内に補給しなかった場合は用紙載置台2を給紙可能な状態に戻すことで、積載板21上に残っている用紙Pを画像形成装置100へ給紙できるようになる。これによって、用紙Pの残量があるにも関わらず給紙できないという事態を防止でき、LCC1の稼働率が上がるので、利便性が向上する。
また、用紙載置台2が給紙できる状態である時は、用紙載置台2を収納位置に固定することで、用紙載置台2と筐体9とが衝突することによる用紙載置台2及び筐体9の損傷を防止することができる。
さらに、用紙Pの補給が可能な状態であることをランプ36で容易に認識することができるので、LCC1の状態に応じて的確な操作をすることができる。したがって、例えば、用紙を補給できない状態であるにも関わらず用紙載置台2を露出位置に移動させようとするような事態が避けられる。
また、ユーザが下降量の設定をすることなく、積載板21は確実に補給された用紙Pの厚さ分だけ下降するので、迅速に用紙Pの補給作業を行うことができる。特に、少量の用紙を補給する場合、積載板21の昇降時間の短縮を図ることができる。また、積載板21上の最上部の用紙Pの上方に、用紙Pの補給用に常に同じ高さの空間が形成されるので、効率よく用紙を補給することができる。したがって、LCC1の稼働率が上がり、利便性が向上する。
さらに、積載板が最下部まで下降せず、補給した用紙Pの厚さ分以上には下降しないので、腰を折り曲げて最下部まで用紙Pを補給した場合のように、腰等を痛める危険性が低下する。
また、積載板21が最下部まで下降した場合は、さらに下降させようとしないことで、積載板21及び昇降用モータ等の損傷を防止することができる。また、積載板21及び昇降用モータ等の損傷を防止することで、修理時間を省くことができ、LCC1の稼働率を上げることができる。
なお、S7において経過したか否かを判定する所定時間は、予め設定手段28から所望の時間を設定入力することができ、これによって、LCC1の使用環境に応じた所望の時間を上述の所定時間として設定することができる。
また、S13においてYESの場合、さらに、エンプティ検出センサ33が積載板21上に用紙Pがあるか否かを判定し、用紙Pがある場合は、警告ランプの点灯又は警報を鳴らすことによって、それ以上用紙を補給しないように警告するようにしてもよい。側面検出センサ31、下限検出センサ32及びエンプティ検出センサ33の全てがONである場合、LCC1の許容収納量の最大限まで用紙Pが補給されたことを意味するので、警告を発することで、過剰な用紙Pの補給を防止することができる。
さらに、図2に示すように、用紙Pの補給の上限位置を示す補給上限ライン41を表示することで、用紙Pの補給時にピックアップローラ3等と補給した用紙Pとが衝突することが避けられ、ピックアプローラ3等の損傷を防止することができる。
また、報知手段として、ランプ36に代えて、聴覚又は臭覚に訴える手段を設けてもよい。例えば、所定の音を発し又は所定の匂いを発するようにしてもよい。
図6では、第1の操作ボタン26を押下する場合について説明したが、第2の操作ボタン27を押下した場合は、制御部30は、時間制限を設けることなくロック手段をロック解除状態にし、用紙Pを補給できる状態にする。このため、所定時間内にLCC1を給紙できる状態に戻すことより用紙Pの補給を優先したい場合に利便性が向上する。また、確実に用紙Pを補給することで、その後のLCC1の稼働率を上げることができる。
また、図8(A)に示すように、最後の用紙Pが給紙され、エンプティ検出センサ33によって用紙切れが検出されたことによって、図8(B)に示すように積載板21が補給位置まで下降した場合、制御部30は、図6におけるS12〜S14の処理と同様にして積載板21を下降させる。即ち、図8(C)に示すように、積載板21上に用紙Pが補給されると、図8(D)に示すように、積載板21は補給された用紙Pの厚さ分だけ下降する。
ここで、用紙切れ及び用紙の搬送トラブルによって積載板21が下降した場合は、積載板21が下降してから用紙載置台2が引き出されないまま所定時間が経過した後も、用紙載置台2は収納位置に固定されず、用紙載置台2は露出位置に移動自在にされる。このため、用紙Pの補給又は搬送トラブルの解決処理に、すぐに取り掛かることができる。また、用紙Pがないにも関わらず給紙動作を行うことによる給紙に関係する部材(例えば、ピックアップローラ3など)の損傷を防止することができる。また、搬送トラブルが発生しているにも関わらず更に用紙Pを搬送することによる搬送トラブルの複雑化を防止することができる。
この発明の実施形態に係るLCCから給紙を受ける処理装置としての画像形成装置の概略の構成を示す断面図である。 LCCの構成を示す前面の断面図である。 用紙載置台が収納位置にある状態のLCCの概略の構成を示す斜視図である。 用紙載置台が筐体の前面側に引き出された状態のLCCの概略の構成を示す斜視図である。 LCCの概略の構成を示すブロック図である。 制御部の処理手順の一部を示すフローチャートである。 用紙の残量がある状態で用紙を補給する場合の積載板の昇降動作について説明する説明図である。 用紙切れになった状態で用紙を補給する場合の積載板の昇降動作について説明する説明図である。
符号の説明
1 LCC
2 用紙載置台
7,8 スライドレール
9 筐体
21 積載板
26 第1の操作ボタン(第1の操作手段)
27 第2の操作ボタン(第2の操作手段)
28 設定手段
30 制御部(制御手段)
31 側面検出センサ(側面検出手段)
32 下限検出センサ(下限検出手段)
33 エンプティ検出センサ
36 ランプ(報知手段)
100 画像形成装置(処理装置)

Claims (7)

  1. 筐体と、
    処理装置に給紙すべき用紙を載置する昇降自在にされた積載板を有するとともに、前記筐体の内部に収納された収納位置と前記筐体の外部に露出した露出位置との間で水平方向に移動自在にされた用紙載置台と、
    前記用紙を前記処理装置に給紙する給紙位置と前記給紙位置から下降して前記用紙の補給を可能にする補給位置とに前記積載板を昇降させる昇降手段と、
    前記用紙載置台を前記収納位置に固定するロック状態と前記用紙載置台を前記収納位置から前記露出位置へ移動自在にするロック解除状態とに切換自在なロック手段と、
    前記積載板を前記補給位置に下降させるとともに予め設定された所定時間の間だけ前記ロック手段をロック解除状態にする指示の入力操作を受け付ける第1の操作手段と、
    前記積載板が前記補給位置まで下降したタイミングから前記所定時間を計測する計時手段と、
    前記昇降手段の昇降動作を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記第1の操作手段が入力操作を受け付けると前記昇降手段に前記補給位置まで前記積載板を下降させ、前記所定時間が経過するまでの間だけ前記ロック手段をロック解除状態に切り換える、
    給紙装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1の操作手段からの前記指示の入力操作があった場合のみ、前記ロック手段をロック解除状態にする時間の制限を設ける、
    請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記所定時間として所望の時間の設定の入力操作を受け付ける設定手段を、さらに備えた請求項1または2に記載の給紙装置。
  4. 前記積載板が前記補給位置に下降してから前記所定時間内であることを報知する報知手段をさらに備え請求項1から3のいずれかに記載の給紙装置。
  5. 時間制限を設けることなく前記ロック手段をロック解除状態にする指示の入力操作を受け付ける第2の操作手段をさらに備え請求項1から4のいずれかに記載の給紙装置。
  6. 前記積載板の昇降方向における所定位置において前記積載板上に載置された用紙束の側面を検出する側面検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、用紙の補給時に、前記検出手段が用紙束の側面を検出した場合、前記検出手段が前記用紙束の側面を検出しなくなるまで前記積載板を下降させる、
    請求項1から5のいずれかに記載の給紙装置。
  7. 前記積載板が下降し得る領域のうち最下部まで下降したことを検出する下限検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記側面検出手段が前記用紙束の側面を検出した場合であっても、前記積載板が最下部まで下降したことを前記下限検出手段が検出した場合は、前記積載板を下降させない、
    請求項に記載の給紙装置。
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