JP4313287B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、スロットマシン等からなる遊技機に関し、より詳しくは、小物や荷物等を搭載する遊技機のテーブルに関するものである。
スロットマシンやパチンコ遊技機からなる遊技機を使用して遊技する場合には、従来、遊技機の前の椅子に座り、遊技機の操作ユニットを操作して遊技している。この遊技の際、ジュース等を飲みながら楽しむ場合には、遊技機の操作ユニット近傍に装着されたホルダにジュース等のカップを嵌入したり、ホルダからカップを手に取り口にする(特許文献1参照)。
特開2001‐187261号公報
従来の遊技機は、以上のように遊技機の操作ユニット近傍に、カップ用のホルダが装着されてはいるものの、鞄、煙草、雑誌、弁当箱等を手元に置く場所がないので、これらを置く場合には、汚れている床に直接置かざるを得ない。
したがって、遊技者によっては足元の鞄や煙草等が気になって遊技に集中することができず、しかも、床に置く関係上、不衛生であるという大きな問題がある。
本発明は上記に鑑みなされたもので、鞄や煙草等の物品を身近に置いて遊技に集中することができ、しかも、物品に関して衛生を損なうことのない遊技機を提供することを目的としている。
本発明においては上記課題を解決するため、筐体の開口した正面の下部を開閉する扉と、この扉に設けられ、使用時には扉の正面から上方向に回転し、不使用時には下方向に回転して扉の正面に対向するテーブルと、上方向に回転したテーブルを略水平に支持する支持機構とを含み、
扉を、筐体の側部に回転可能に支持される下部キャビネットと、この下部キャビネットの上部に設置される遊技者用の操作ユニットと、下部キャビネットの正面に取り付けられる光源とから構成し、
テーブルを、下部キャビネットの正面に回転可能に支持されて操作ユニットよりも下方に位置する扉枠と、この扉枠に取り付けられて扉の光源を覆う透光性のパネル板とから構成し、
支持機構を、下部キャビネットの両側部に回転可能に支持される第一のバーと、この第一のバーに回転可能に連結され、テーブルの側部に回転可能に支持される第二のバーとから構成した遊技機であって、
扉の正面に対向するテーブルとの接触に基づき、扉の光源をONし、扉の正面から上方向に回転したテーブルとの離隔に基づき、扉の光源をOFFするスイッチを備えていることを特徴としている。
ここで、特許請求の範囲における扉の光源と透光性のパネル板との間には、不正行為を防止等する透明の保護カバー等を介在させることができる。扉の構成要素は、下部キャビネット、操作ユニット、光源、扉枠、及びパネル板のみに何ら限定されるものではない。また、テーブルは、透明、不透明、半透明のいずれでも良い。このテーブルは、少なくとも単数複数の鞄、煙草、雑誌、弁当箱、ハンバーガー、フライドチキン等を搭載しても支障のないよう構成されることが好ましい。
扉とテーブルは対向するが、この「対向」は、特に限定しない限り、接触の有無を問うものではない。「略水平」には、厳密な意味の水平状態と、多少傾斜しているが、おおよそ水平と認められる状態のいずれもが含まれる。さらに、本発明に係る遊技機には、少なくともスロットマシンが含まれる。
本発明によれば、遊技機正面の扉に対向するテーブルを上方向に回転させ、この回転したテーブルを支持機構により略水平に支持し、下方向への回転を規制すれば、必要に応じてテーブルに小物や荷物等の物品を置くことができる。したがって、鞄や煙草等の物品を手元に置くことができるから、遊技しやすい環境を整え、遊技に集中しながら楽しむことができるという効果がある。
また、飲食物等の物品を不衛生な床に直接置かなくても良いから、物品に関する衛生を損なうこともない。また、上方に回転したテーブルの搭載面が操作ユニットよりも下方に位置するので、遊技機の操作の邪魔になることがない。
また、支持機構の第一、第二のバーに、テーブルの一側部や裏面中央部を支持させるのではなく、テーブルの両側部を強固に支持させれば、テーブルが側方に傾き、物品が落下するおそれがなく、しかも、扉に対する光源のセットに支障を来たすこともない。
また、テーブルを、専用の部品から構成するのではなく、本来、扉の構成要素である扉枠とパネル板とから構成すれば、構成の簡素化と部品点数の削減を図ることができる。
さらに、扉の正面に対向する不使用のテーブルとの接触に基づき、扉の光源をONし、扉の正面から上方向に回転して使用されるテーブルとの離隔(離れ隔たるの意味)に基づき、扉の光源をOFFするスイッチを備えれば、遊技機の使用状況を遠方からでも容易に把握することができる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態を説明するが、先ず、遊技機の全体構成について説明する。本実施形態における遊技機は、図1ないし図6に示すように、縦長の筐体ユニット1と、リールユニット33を内蔵し、筐体ユニット1に着脱自在に取り付けられる分離ユニット30と、全体を制御する制御装置50と、これら筐体ユニット1、分離ユニット30、及び制御装置50に電力を供給する電源ユニット60とを備え、分離型のスロットマシンとして図示しないホールのシマと呼ばれる一ブロックに設置される。
筐体ユニット1は、図1や図2に示すように、正面の開口したフロントオープンボックスタイプの筐体2と、この筐体2に設置されるホッパーユニット(図示せず)と、筐体2の開口した正面の下部である下半分を開閉する扉6等とから構成される。筐体2は、その背面壁に、空気流通用の複数の通気孔3やメダル用の補給口等がそれぞれ穿孔され、背面壁の内面下方には、演出音や報知音等を鳴り響かせる大型の背面スピーカが装着される。
筐体2の相対向する両側壁は上方向に向かうに従い徐々に狭まる縦長の台形にそれぞれ形成され、各側壁の中央部付近には、運搬用の把持孔4が略トラック形に穿孔される。また、筐体2の両側壁の内面中央部間には、筐体2の内部空間を上下に区画する棚板5が水平に架設され、各側壁の内面上部には、分離ユニット30を保持するキャッチクリップが螺着される。
ホッパーユニットは、筐体2の平坦な内底にトップオープンボックスタイプのキャッシュボックスと共に並べて搭載され、筐体2の補給口から上部のタンクに供給等された多数枚のメダルを遊技結果に応じて払い出すよう機能する。
扉6は、図1や図3に示すように、筐体2の一側壁にヒンジ機構を介し回転可能に軸支される下部キャビネット7と、この下部キャビネット7の上部の操作プレートに設置される操作ユニット14と、下部キャビネット7の正面にコネクタや横長の下部リフレクター23を介して装着され、操作ユニット14の下方に位置する扉枠24と、この扉枠24に着脱自在に嵌合される矩形のパネル板26とから構成される。
下部キャビネット7は、その下部中央に、ホッパーユニットからのメダルを払い出す払出口8が矩形に穿孔されるとともに、この払出口8からのメダルを貯留するトップオープンボックスタイプのコインカップ9が装着され、このコインカップ9の中空に形成された一側部には、喫煙者用の灰皿セット10が着脱自在に嵌入される。
下部キャビネット7の上部他側には、施錠・解錠用のドアロック11が内蔵され、このドアロック11の露出した鍵穴にキー12が挿入されて回転操作されることにより、筐体2の正面の下半分を覆う下部キャビネット7が開放可能となる。また、下部キャビネット7の上部他側の裏面には、コインセレクタ13、Rシュート、キャンセルカバー、及びセレクターブラケット等が組み合わせて装着される。
操作ユニット14は、図1、図3、図5等に示すように、下部キャビネット7の上部他側に投入口カバー15を介して螺着されるメダル投入口16と、このメダル投入口16やドアロック11の鍵穴に近接するメダル返却ボタン17と、操作プレートの上面一側部に装着される1BETボタン18と、この1BETボタン18の横方向に並べて装着されるMAXBETボタン19と、1BETボタン18の下方向に装着されるキャンセルボタン20と、このキャンセルボタン20の横方向に装着されて上下方向に揺動可能なスタートレバー21と、リールユニット33を構成する複数のリール35に対応するよう操作プレートの正面にボタンプレートを介し装着される複数のストップボタン22とから構成される。
メダル投入口16は遊技者により投入されたメダルをその真偽判別用のコインセレクタ13に誘導し、1BETボタン18は押圧操作に基づき既に投入された貯留メダルを1枚の投入メダルに減じて遊技可能とするよう機能する。また、MAXBETボタン19は押圧操作に基づき貯留メダル数を最大投入枚数まで減じてメダル投入に変え、キャンセルボタン20は押圧操作に基づき貯留メダルを払い出すよう機能する。
スタートレバー21はメダル投入口16に対するメダルの投入や1BETボタン18の押圧操作等を前提とした押下操作に基づき、分離ユニット30のリールユニット33を回転駆動するよう機能し、複数のストップボタン22はスタートレバー21の横方向に並べて配設され、各ストップボタン22が押圧操作されることにより対応するリール35の回転を停止させる。
扉枠24は、図3に示すように、横長の枠体に形成され、下部キャビネット7の正面に複数のフックを介して着脱自在に支持されるとともに、下部リフレクター23内の正面に水平にセットされた照明用の蛍光灯25を包囲する。この扉枠24の中空部には、光源である蛍光灯25を覆う透光性のパネル板26が上方からスライド可能に嵌合され、この横長のパネル板26の表面には、遊技者が好む様々なキャラクターや文字等が描かれる。
分離ユニット30は、筐体2の開口した正面の上半分内にキャッチクリップを介し着脱自在に嵌合保持されるメインフレーム31と、このメインフレーム31に内蔵されるリールユニット33と、メインフレーム31に装着されてリールユニット33を覆う上部パネル38とから構成される。メインフレーム31は、下面と正面がそれぞれ開口した略箱形に形成され、筐体2の棚板5にベース板32を介して搭載支持される。
リールユニット33は、図2等に示すように、メインフレーム31のベース板32に搭載される断面略横U字形のリールボックス34を備え、このリールボックス34には、横一列に並ぶ複数(本実施形態では3本)のリール35が内蔵されており、この複数のリール35が共に回転したり、個別に回転する。
各リール35は、リールボックス34にモータプレートを介して装着支持されるステッピングモータ等のモータを備え、このモータの回転可能な駆動軸には、合成樹脂製のリールドラム36が接続されており、このリールドラム36の周面には、エンドレスのリールテープ37が嵌合されるとともに、このリールテープ37の表面には、抽選用の複数の図柄(図示しないが、本実施形態では合計21個)が所定の配列で周方向に描かれる。
複数の図柄は、例えば抽選の外れの役を示す普通図柄と、抽選の当選の役を示す特別図柄と、次回の遊技時に新たなメダルを投入することなく、前回の遊技開始状態と同じ条件で再度遊技が行える再遊技の役を示す再遊技図柄とに分類される。普通図柄としては、例えば「BAR」、「スイカ」、「ベル」、「チェリー」があげられ、特別図柄としては、例えば「赤7」があげられる。再遊技図柄としては、例えば「Replay」があげられる。
上部パネル38は、図1や図4に示すように、メインフレーム31の側部にロック機構を介し回転可能に軸支される上部キャビネット39を備え、この上部キャビネット39の正面には、透光性の上部パネル板40が上部パネル枠41により装着される。この上部キャビネット39は、リールユニット33に対応する横長の開口が形成されるとともに、この開口に隣接する縦長の液晶ユニット42が矩形に設けられ、この液晶ユニット42に、遊技内容に応じて様々なキャラクター等が表示される。
上部キャビネット39の開口の下部周縁には、遊技メダルの払出枚数やエラーを表示する表示器43、遊技メダルの貯留枚数を表示する枚数表示器44がそれぞれ装着され、上部キャビネット39の開口の上部周縁近傍には、上部パネル板40に覆われる照明用の蛍光灯が上部リフレクターを介し水平にセットされる。
上部キャビネット39の上部中央には、透光性の上部ランプレンズ45が装着され、上部キャビネット39の上部両側には、上部ランプレンズ45と共にアーチを形成するLEDレンズ46がアーチLED基板を介してそれぞれ装着される。また、上部キャビネット39の最上部両側には、LEDレンズ46の上方に位置する透光性のスピーカレンズ47がそれぞれ装着される。
上部キャビネット39の裏面の上部中央には、上部ランプレンズ45に対応する電球付きのアーチランプ基板がサブ中継基板等と共に装着され、上部キャビネット39の裏面の最上部両側には、スピーカレンズ47に対応する上部スピーカがスピーカグリルを介しそれぞれ装着される。
上部パネル板40は、その表面に遊技者が好む様々なキャラクターや文字等が描かれ、リールユニット33の複数の図柄を3×3のマトリックスに表示する横長の図柄表示窓48、表示器43や枚数表示器44に対応する複数の表示窓49がそれぞれ透明に形成される(図1、図5参照)。
制御装置50は、図2に示すように、遊技内容や抽選内容を制御する主制御装置51と、この主制御装置51の制御下で動作する副制御装置54とを備え、これら主制御装置51と副制御装置54とが筐体2内に設置されるとともに、背面スピーカ、ホッパーユニット、操作ユニット14、蛍光灯25、液晶ユニット42、表示器43、枚数表示器44、アーチLED基板、アーチランプ基板、サブ中継基板、上部スピーカ等にコネクタを介して接続されており、分離ユニット30と共に着脱自在のメインユニットを構成する。
主制御装置(メイン基板ともいう)51は、プリント基板からなる回路基板に、CPU、ROM、RAM、I/O、その他の部品が実装されることにより構成され、不正改造されないよう透明の樹脂ケース52に収納されて強固に封止されるとともに、メインフレーム31の背面にメイン基板ベース53を介して装着されており、図示しないホールのホールコンピュータに集中端子板を介して接続される。
このような主制御装置51は、CPUがRAMを作業領域としてROMに記憶された所定のプログラムを読み込むことにより、ホッパーユニットやリールユニット33等を制御する遊技制御手段、予め定められた抽選確率に基づいて当選か否かの抽選を行なう当選抽選手段を形成する。
遊技制御手段は通常遊技手段や特別遊技手段として機能し、当選抽選手段は乱数発生手段、乱数抽出手段、当選判定テーブル、判定手段として機能するが、ここでは説明を省略する。特別遊技手段も、特定導入遊技制御手段や特定遊技制御手段として機能するが、ここでは説明を省略する。
副制御装置(サブ基板ともいう)54は、プリント基板からなる回路基板に、CPU、ROM、RAM、I/O、その他の部品が実装されることにより構成され、不正改造されないよう透明の樹脂ケース52Aに収納されて強固に封止されており、メインフレーム31のベース板32側方に箱形のサブ基板ベース55を介し立てて設置され、リールユニット33に隣接する。
このような副制御装置54は、CPUがRAMを作業領域としてROMに記憶された所定のプログラムを読み込むことにより、背面スピーカ、蛍光灯25、アーチLED基板、アーチランプ基板、上部スピーカ等からなる表示装置を制御する演出制御手段を形成する。
演出制御手段は、演出選択手段や遊技回数記憶手段として機能するが、上記と同様に説明を省略する。
電源ユニット60は、筐体2の棚板5の下面に装着され、背面スピーカ、ホッパーユニット、操作ユニット14、蛍光灯25、液晶ユニット42、表示器43、枚数表示器44、アーチLED基板、アーチランプ基板、サブ中継基板、上部スピーカ、制御装置50等にコネクタを介して接続されており、これらに必要な電力を給電する。この電源ユニット60には、図4に示すように、例えばメインスイッチ、設定キースイッチ61、設定変更スイッチ、打ち止め切り替えスイッチ、保護ヒューズ62、ACランプ、パワーランプ、アース線取付端子等が配設される。
さて、本実施形態における遊技機は、図3や図6に示すように、扉6の正面に取り付けられ、使用時には扉6のパネル板26から上方向に90度回転し、不使用時には上方向から下方向に90度回転復帰して扉6のパネル板26に重なるテーブル70と、上方向に90度回転したテーブル70を水平に支持する支持機構80とを備えている。
テーブル70は、透光性を有する所定の材料を使用して扉枠24の大きさに対応する横長の板形に形成され、表面に様々なキャラクターや文字等が描かれており、扉枠24の上部に複数のヒンジ機構を介し上下方向に回転可能に軸支される。このテーブル70の材料としては、特に限定されるものではないが、例えば高透明性と剛性に優れるPCやPAR等が好適に使用される。
支持機構80は、図3や図6に示すように、扉枠24の両側部にそれぞれ回転可能に軸支される第一のバー81と、この第一のバー81の先端部に回転可能に連結され、テーブル70の側部先端に回転可能に軸支される第二のバー82とから構成される。
このような構成の支持機構80は、テーブル70の使用時には複数の第一、第二のバー81・82が直線的に伸び、不使用時には複数の第一、第二のバー81・82が折り畳まれる。
上記構成において、遊技者がその所持する鞄、煙草83、雑誌、弁当箱等を手元に置いて遊技したい場合には、畳まれた状態のテーブル(図1参照)70を90度回転させて上方に起こし、支持機構80の第一、第二のバー81・82を直線的に伸ばしてテーブル70を水平に支持させれば、このテーブル70上に鞄、煙草83、雑誌、弁当箱等を置いて遊技することができる(図6参照)。
この際、テーブル70の搭載面が操作ユニット14よりも下方に位置するので、1BETボタン18、MAXBETボタン19、キャンセルボタン20、スタートレバー21、複数のストップボタン22の操作に支障を来たすことがない(図5、図6参照)。
上記構成によれば、胸元のテーブル70上に鞄、煙草83、雑誌、弁当箱等を置くことができるので、これらを汚れている床に直接置く必要が全くない。したがって、鞄や煙草83等を気にすることなく、大いに遊技に集中することができる。また、テーブル70は、床よりも衛生的であるから、鞄、煙草83、雑誌、弁当箱等の衛生を何ら損なうこともない。
次に、図7は本発明の第2の実施形態を示すもので、この場合には、扉6とテーブル70を別々の専用品とするのではなく、テーブル70を扉6の一部として構成するようにしている。
この場合、扉6は、筐体2の一側壁に回転可能に軸支される下部キャビネット7と、この下部キャビネット7の上部に設置される遊技者用の操作ユニット14と、下部キャビネット7の正面に下部リフレクター23を介して水平にセットされる蛍光灯25とから構成される。
テーブル70は、下部キャビネット7の正面に回転可能に軸支されて操作ユニット14よりも下方に位置する扉枠24と、この扉枠24に嵌合されて扉6の蛍光灯25を覆う透光性のパネル板26とから構成される。また、支持機構80は、下部キャビネット7の両側部にそれぞれ回転可能に軸支される第一のバー81と、この第一のバー81の先端部に回転可能に連結され、テーブル70の側部先端に回転可能に軸支される第二のバー82とから構成される。
なお、テーブル70のセットの際に蛍光灯25が直接露出しないよう、下部リフレクター23の開口部に、透光性を有する板形のカバーを嵌合するようにしても良い。その他の部分については、上記実施形態と略同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、本来的には扉6の部品である扉枠24とパネル板26とをテーブル70に利用するので、部品点数の削減ときわめて簡易な構成を得ることができるのは明らかである。
次に、図8は本発明の第3の実施形態を示すもので、この場合には、下部リフレクター23の内部一側に蛍光灯25用のスイッチ84を取り付け、このスイッチ84を、扉6の正面に対向するテーブル70との接触に基づきONするとともに、扉6の正面から上方向に回転したテーブル70との離隔に基づき、OFFするようにしている。その他の部分については、上記第2の実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、畳まれた状態のテーブル70を90度回転させて上方に起こし、テーブル70を使用する場合には、点灯していた扉6の蛍光灯25が消灯するので、遊技機の稼働状況を遠方から視覚的に観察するのがきわめて容易となるのは明らかである。
なお、上記実施形態ではテーブル70を、扉枠24の大きさに対応する板形に形成したが、何らこれに限定されるものではない。例えばテーブル70を、扉枠24よりも大きく形成しても良い。また、光源として蛍光灯25を使用したが、何らこれに限定されるものではない。例えば、光源として単数複数の電球やLED等を使用しても良い。
本発明に係る遊技機の実施形態における分離型スロットマシンを示す全体斜視図である。 本発明に係る遊技機の実施形態における筐体ユニットと分離ユニット等を示す分解斜視説明図である。 本発明に係る遊技機の実施形態における扉を示す分解斜視説明図である。 本発明に係る遊技機の実施形態における電源ユニットを示す斜視説明図である。 本発明に係る遊技機の実施形態を模式的に示す正面説明図である。 本発明に係る遊技機の実施形態を模式的に示す要部側面説明図である。 本発明に係る遊技機の第2の実施形態を模式的に示す斜視説明図である。 本発明に係る遊技機の第3の実施形態を模式的に示す斜視説明図である。
符号の説明
1 筐体ユニット
2 筐体
6 扉
7 下部キャビネット
14 操作ユニット
16 メダル投入口
17 返却ボタン
18 1BETボタン
19 MAXBETボタン
20 キャンセルボタン
21 スタートレバー
22 ストップボタン
23 下部リフレクター
24 扉枠
25 蛍光灯(光源)
26 パネル板
30 分離ユニット
33 リールユニット
35 リール
50 制御装置
51 主制御装置
54 副制御装置
60 電源ユニット
70 テーブル
80 支持機構
81 第一のバー
82 第二のバー
83 煙草
84 スイッチ

Claims (1)

  1. 筐体の開口した正面の下部を開閉する扉と、この扉に設けられ、使用時には扉の正面から上方向に回転し、不使用時には下方向に回転して扉の正面に対向するテーブルと、上方向に回転したテーブルを略水平に支持する支持機構とを含み、
    扉を、筐体の側部に回転可能に支持される下部キャビネットと、この下部キャビネットの上部に設置される遊技者用の操作ユニットと、下部キャビネットの正面に取り付けられる光源とから構成し、
    テーブルを、下部キャビネットの正面に回転可能に支持されて操作ユニットよりも下方に位置する扉枠と、この扉枠に取り付けられて扉の光源を覆う透光性のパネル板とから構成し、
    支持機構を、下部キャビネットの両側部に回転可能に支持される第一のバーと、この第一のバーに回転可能に連結され、テーブルの側部に回転可能に支持される第二のバーとから構成した遊技機であって、
    扉の正面に対向するテーブルとの接触に基づき、扉の光源をONし、扉の正面から上方向に回転したテーブルとの離隔に基づき、扉の光源をOFFするスイッチを備えていることを特徴とする遊技機。
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