JP4307067B2 - 印刷方法、印刷システム及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示手段、演算手段及び入力手段を有する画像形成装置、第1情報処理装置並びに第2情報処理装置が通信網を介して接続された印刷システムに適用され、前記第1情報処理装置及び第2情報処理装置から出力された印刷データを前記画像形成装置により印刷する印刷方法、印刷システム及び画像形成装置に関し、特に店舗内に設置されるスタッフ用の第2情報処理装置の印刷処理命令に関する第2情報の表示を制限する印刷方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近では街角のコンビニエンスストア等において、コピー機等の画像形成装置が設置されコピーサービスとして提供されている光景が一般的となっている。そして、複数の利用者がブック原稿や、シート原稿などを持ち込んで気軽に利用している。また近年、画像形成装置のデジタル化が進み、原稿画像をスキャナ装置により電子的に走査してレーザープリンタなどによりプリントアウトするプリンタ機能、コピー機能及びFAX機能を備える複合機能型の画像形成装置が商品化されている。このデジタル化のメリットは、高画質出力、画像の加工が自在、1スキャンマルチコピー、原稿の電子データ保存などであり、デジタル化のメリットを新たなドキュメントサービスとして市場に提案している。
【0003】
そのような中で、最近のコピーサービス用の画像形成装置においても、デジタル化、カラー化が進みカラーデジタル複写機の設置が一般的になってきている。そして、モノクロ原稿、あるいはカラー原稿からの白黒コピーやカラーコピー、さらに、ネットワークを介して入手した情報のカラープリントアウトなどのドキュメント出力サービスが提供されるようになってきた。
【0004】
例えば、ネットワーク環境を活用したプリントサービスとしては、特許文献1に開示されたネットワーク・プリントシステムが知られている。特許文献1には、利用者のパソコンから印刷データをサーバに登録しておき、インターネットを経由して出先に設置してある印刷出力装置からプリントアウトするネットワーク・プリントシステムが開示されている。
【0005】
その一方で、コンビニエンスストア等の店舗内においてもスタッフが、給与明細、新製品情報、売り上げデータ、本部からの指示文章等を印刷する場合があるが、従来は店舗内のスタッフ室に設置されたパーソナルコンピュータに接続されたインクジェットプリンタまたはレーザープリンタ等によりこれらの印刷データを印刷していた。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−268853号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、店舗内に多機能・高性能の顧客用の画像形成装置が存在するにも拘わらず、スタッフはスタッフ用のプリンタを別途用意して印刷しなければならないという不都合があった。この問題を解消するには、スタッフ用のパーソナルコンピュータを顧客用の画像形成装置に接続して印刷することが想起される。しかし、上述した印刷データは業務内容を含む機密性の高い印刷データであり、顧客が誤ってこの印刷データを入手してしまうおそれがある。
【0008】
また、上述したように、多機能型の画像形成装置は複数の顧客がコピー機として、または、プリンタとして利用することがあり、さらに、スタッフが業務用にプリンタとして画像形成装置を利用するとすれば、複数の顧客、スタッフ間で画像形成装置の操作を巡って混乱が生じることとなる。
【0009】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、第2情報処理装置からの印刷処理命令があった場合でも、認証情報が一致しない限り第2情報処理装置の印刷処理命令に関する第2情報を表示しないことにより、スタッフが業務用の印刷データを店舗内の顧客が使用する画像形成装置を用いて、セキュリティを確保しつつ印刷することが可能であり、また複数の顧客及びスタッフ間で画像形成装置の操作を巡る混乱を防止することが可能な印刷方法、印刷システム及び画像形成装置を提供することにある。
【0010】
さらに、本発明の他の目的は、印刷を希望する顧客が複数存在する場合でも、顧客が確実に自己の印刷物を取得でき、また画像形成装置の使用を待っている他の顧客にはコンビニエンスストア内で買い物をさせることにより売り上げを増加させることが可能な印刷システム及び画像形成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る印刷方法は、表示手段、演算手段及び入力手段を有する画像形成装置、第1情報処理装置並びに第2情報処理装置が通信網を介して接続された印刷システムに適用され、前記第1情報処理装置及び第2情報処理装置から出力された印刷データを前記画像形成装置により印刷する印刷方法において、前記画像形成装置の原稿の読取り手段により読み取る画像データの印刷処理命令に関する第3情報を表示手段に表示する第3表示ステップと、前記第1情報処理装置から前記画像形成装置へ顧客の要求に応じて印刷処理命令が出力された場合、前記演算手段により前記第3表示ステップにより表示した第3情報及び第1情報処理装置の印刷処理命令に関連する第1情報を前記表示手段に表示する第1情報表示ステップと、該第1情報表示ステップにより、第3情報及び第1情報を表示している場合に、店舗内のスタッフが使用する前記第2情報処理装置から前記店舗内に設置される前記画像形成装置へ第2印刷処理命令がなされた場合に、前記表示手段への前記第2情報処理装置の印刷処理命令に関連する第2情報を非表示とする非表示ステップと、該非表示ステップ及び前記第3表示ステップにより第3情報及び第1情報が表示されている場合に、前記入力手段により認証情報を受け付ける認証情報受付ステップと、店舗内のスタッフが使用する前記第2情報処理装置から前記店舗内に設置される前記画像形成装置へ印刷処理命令が出力され、かつ前記受け付けた認証情報が予め記憶した認証情報に一致する場合に、前記演算手段により第2情報処理装置の印刷処理命令に関連するスタッフ用の印刷データの内印刷データ及び第2印刷が終了したか否かを示す履歴を記憶する第2印刷データファイルの履歴を参照した第2印刷が終了していない印刷データのファイル名である第2情報を前記表示手段に表示する第2情報表示ステップとを備えることを特徴とする。
【0012】
本発明に係る印刷システムは、表示手段を有する画像形成装置、第1情報処理装置及び第2情報処理装置が通信網を介して接続されており、前記第1情報処理装置及び第2情報処理装置から出力された印刷データを前記画像形成装置により印刷する印刷システムにおいて、店舗内に設置される前記画像形成装置は、原稿の読取り手段により読み取る画像データの印刷処理命令に関する第3情報を表示手段に表示する第3表示手段と、前記第1情報処理装置から顧客の要求に応じて印刷処理命令が出力された場合、前記第3表示手段により表示した第3情報及び第1情報処理装置の印刷処理命令に関連する第1情報を前記表示手段に表示する第1情報表示手段と、該第1情報表示手段により、第3情報及び第1情報を表示している場合に、店舗内のスタッフが使用する前記第2情報処理装置から第2印刷処理命令がなされた場合に、前記表示手段への前記第2情報処理装置の印刷処理命令に関連する第2情報を非表示とする非表示手段と、該非表示手段及び前記第3表示手段により第3情報及び第1情報が表示されている場合に、認証情報を受け付ける認証情報受付手段と、店舗内のスタッフが使用する前記第2情報処理装置から印刷処理命令が出力され、かつ前記受け付けた認証情報が予め記憶した認証情報に一致する場合、第2情報処理装置の印刷処理命令に関連するスタッフ用の印刷データの内印刷データ及び第2印刷が終了したか否かを示す履歴を記憶する第2印刷データファイルの履歴を参照した第2印刷が終了していない印刷データのファイル名である第2情報を前記表示手段に表示する第2情報表示手段とを備えることを特徴とする。
【0013】
本発明に係る印刷システムは、前記画像形成装置は、前記第1情報表示手段により、第1情報を表示手段に表示した後に、前記第1情報処理装置から出力された印刷データを印刷する第1印刷手段と、前記第2情報表示手段により、第2情報を表示手段に表示した後に、前記第2情報処理装置から出力された印刷データを印刷する第2印刷手段とをさらに備えることを特徴とする。
【0015】
本発明に係る印刷システムは、前記第1情報処理装置は、印刷データ及び該印刷データを識別するための識別情報を前記画像形成装置へ出力する出力手段と、前記出力手段により出力した識別情報を外部へ出力する識別情報出力手段とを備え、前記画像形成装置は、前記第1情報表示手段により第1情報を表示している場合に、識別情報を受け付ける識別情報受付手段と、該受け付けた識別情報と前記出力手段により出力された識別情報とが一致する場合に、対応する印刷データを抽出する抽出手段とをさらに備えることを特徴とする。
【0016】
本発明に係る印刷システムは、前記第2情報表示手段は、前記第2情報処理装置から出力された印刷データに係る印刷ジョブ名を一覧表示するよう構成してあることを特徴とする。
【0017】
本発明に係る印刷システムは、前記識別情報出力手段は、識別情報を記録用紙に印字することにより出力するよう構成してあることを特徴とする。
【0018】
本発明に係る印刷システムは、前記第1情報処理装置、第2情報処理装置及び画像形成装置は店舗内に設置されており、相互に店舗内のLANにより接続されていることを特徴とする。
【0019】
本発明に係る画像形成装置は、表示手段を有し、第1情報処理装置及び第2情報処理装置から出力された印刷データを印刷する画像形成装置において、原稿の読取り手段により読み取る画像データの印刷処理命令に関する第3情報を表示手段に表示する第3表示手段と、前記第1情報処理装置から顧客の要求に応じて印刷処理命令が出力された場合、前記第3表示手段により表示した第3情報及び第1情報処理装置の印刷処理命令に関連する第1情報を前記表示手段に表示する第1情報表示手段と、該第1情報表示手段により、第3情報及び第1情報を表示している場合に、店舗内のスタッフが使用する前記第2情報処理装置から第2印刷処理命令がなされた場合に、前記表示手段への前記第2情報処理装置の印刷処理命令に関連する第2情報を非表示とする非表示手段と、該非表示手段及び前記第3表示手段により第3情報及び第1情報が表示されている場合に、認証情報を受け付ける認証情報受付手段と、店舗内のスタッフが使用する前記第2情報処理装置から印刷処理命令が出力され、かつ前記受け付けた認証情報が予め記憶した認証情報に一致する場合、第2情報処理装置の印刷処理命令に関連するスタッフ用の印刷データの内印刷データ及び第2印刷が終了したか否かを示す履歴を記憶する第2印刷データファイルの履歴を参照した第2印刷が終了していない印刷データのファイル名である第2情報を前記表示手段に表示する第2情報表示手段とを備えることを特徴とする。
【0020】
本発明に係る画像形成装置は、前記第1情報表示手段により、第1情報を表示手段に表示した後に、前記第1情報処理装置から出力された印刷データを印刷する第1印刷手段と、前記第2情報表示手段により、第2情報を表示手段に表示した後に、前記第2情報処理装置から出力された印刷データを印刷する第2印刷手段とをさらに備えることを特徴とする。
【0022】
本発明に係る画像形成装置は、前記第1情報処理装置から出力された印刷データを特定するための識別情報を受け付ける識別情報受付手段と、該受け付けた識別情報と、前記第1情報処理装置から出力された印刷データに対応づけられた識別情報とが一致する場合に、対応する印刷データを抽出する抽出手段とをさらに備えることを特徴とする。
【0023】
本発明に係る画像形成装置は、前記第2情報表示手段は、前記第2情報処理装置から出力された印刷データに係る印刷ジョブ名を一覧表示するよう構成してあることを特徴とする。
【0024】
本発明にあっては、第1情報処理装置から印刷処理命令が出力された場合、第1情報処理装置の印刷処理命令に関連する第1情報を表示手段に表示する。そして、画像形成装置は、第1情報を表示手段に表示したことを条件に、第1情報処理装置から出力された印刷データを印刷する。一方、第2情報処理装置から印刷処理命令が出力された場合は、認証情報を受け付け、この受け付けた認証情報が予め記憶した認証情報に一致する場合に限り、第2情報処理装置の印刷処理命令に関連する第2情報を表示手段に表示する。第2情報としては、例えば第2情報処理装置から出力された業務用の印刷データに係る印刷ジョブ名を一覧表示する。
【0025】
そして、画像形成装置は、第2情報を表示手段に表示したことを条件に、第2情報処理装置から出力された印刷データを印刷するようしたので、業務用の印刷データは顧客に見られることなくセキュリティを確保することが可能となる。また、認証情報が一致しない限り、第2情報を表示部へ表示しないようにしているので、顧客は混乱することなくコピーに関する第3情報またはプリンタ処理に関する第1情報を参照して画像形成装置を使用することが可能となる。
【0026】
また、本発明にあっては、第1情報処理装置は、印刷データ及び該印刷データを特定するための識別情報を画像形成装置へ出力する。また第1情報処理装置はこれとは別に、バーコード、4桁の数字等の識別情報を例えば、プリントアウト、または画面に表示する等により出力する。画像形成装置は、この識別情報を受け付け、該受け付けた識別情報と前記出力された識別情報とが一致する場合に、対応する印刷データを抽出する。そして抽出した印刷データに基づき印刷するようにしたので、顧客は適当な時に画像形成装置を使用でき、また他の顧客の印刷データとの混同をも防止することが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下本発明を実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は本発明にかかる印刷システムの概要を示す模式図である。図において1はコンビニエンスストア等の店舗に設置される第1情報処理装置(以下、ポート端末という)であり、店舗内のLAN(Local Area Network)S及びルータRTを介して通信網(以下、インターネットという)Iに接続されており、Webサーバ5との間で、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコルにより、HTMLファイル、コンピュータプログラム、画像データ等を送受信する。
【0028】
ポート端末1は、Webサーバ5と通信を行うことによりコンサートチケットの購入、Webサーバ5に格納されたネットワークアルバムから画像のダウンロード等の各種機能を備えている。インターネットIを経由してダウンロードした画像データまたは、ポート端末1に備えられたメモリーカード等の記録媒体のリーダにより読みとった画像データは、所定の貨幣の投入により印刷データとして、同じく店舗内に設置され、LANS及びルータRTを介して接続された画像形成装置4へ印刷データとして送信され、印刷が行われる。画像形成装置(以下、複合機という)4は、コピー機能及びプリンタ機能等の複合機能を有している。その一つとして、ポート端末1からの要求に応じたプリンタとしての機能を果たす。
【0029】
他方、投入された貨幣、プリペイドカードに記憶された有価情報を取得する有価情報取得装置(以下、コインベンダという)30へ所定の金額が投入等されたことを条件に原稿台に載置された原稿のコピーを行うコピー機としての機能を果たす。なお、本実施の形態においては、これらの機器及びネットワークがコンビニエンスストア等の店舗内に構築された場合について説明するが、必ずしもこれに限るものではなく、大学、オフィス等に構築されるネットワーク内に適用してもよい。さらに、複合機4はコピー機能及びプリンタ機能を有しているが、ファクシミリ機能を有していてもよいことはもちろんである。
【0030】
そのほかLANSには、レジに設置されるPOS端末PT及び第2情報処理装置(以下、パーソナルコンピュータという)2が接続されている。POS端末PTは、売り上げデータ等を管理し、バッチ処理により管理した管理データをコンビニエンスストア本部のサーバコンピュータ(図示せず)へインターネットIを介して送信する。パーソナルコンピュータ2は、顧客が使用するものではなく、店舗内のスタッフが、売り上げデータ、アルバイトスタッフのシフト表、ポスター等の作成のために、スタッフ控え室等で使用する公知のパーソナルコンピュータである。本発明においては、パーソナルコンピュータ2から出力された印刷データを画像形成装置4へ出力し、印刷物を得ることができる。
【0031】
図2は複合機4のハードウェア構成を示す模式的断面図であり、また図3は、コインベンダ30、及び複合機4の制御部のハードウェア構成を示すブロック図、図4はポート端末1及びパーソナルコンピュータ2のハードウェア構成を示すブロック図である。複合機4の上面には透明なガラス体の原稿台20が配置されており、その下方には読み取り手段としてのスキャナ部3が配置されている。スキャナ部3は、露光ランプ31,第1反射ミラー32a、第2反射ミラー32b、第3反射ミラー32c、レンズ33及びCCDを用いてなる光電変換素子34を含み、露光ランプ31及び第1反射ミラー32aを原稿台20の下面において水平方向に往復運動させて原稿台20上面に載置された原稿の画像を露光ランプ31から照射された光によって露光走査する。なお原稿台20の下部には、原稿台20におかれた原稿のサイズを認識する認識センサ35sが設けられている。
【0032】
露光ランプ31による反射光は第1反射ミラー32a乃至第3反射ミラー32c及びレンズ33を介して光電変換素子34の受光面に結像し、光電変換素子34は受光面における受光量に応じた信号を出力する。光電変換素子34から出力された信号は、制御部50のA/D変換器3Aによりデジタル化され、ハードディスク等の記憶部55内のコピーデータファイル553に記憶される。そして、操作パネル等の操作部53から出力される操作信号に従って、記憶部55のコピーデータファイル553から画像データを読み出して、光走査装置6へ出力する。
【0033】
続いて、図3に示す複合機4の制御部50の内容を詳述する。図3に示すように演算手段としてのCPU(Central Processing Unit)51にはバス57を介してRAM(Random Access Memory)52,ハードディスク等の記憶部55、表示手段としての液晶ディスプレイ等の表示部54、及びテンキー、スタートキー等の各種入力キー、及び表示部54上に設けられるタッチパネルから構成される入力手段としての入力部53等が接続される。
【0034】
その他、光電変換素子34からの信号をデジタル信号に変換するA/D変換器3A、時間情報をCPU51へ出力する時計部(図示せず)及び画像データに基づく変調光を感光体4Cへ照射する等して画像を記録紙Pに形成する画像形成部6、ポート端末1及びパーソナルコンピュータ2と情報を送受信するためのLANカード等の通信ポート56、コインベンダ30と情報を送受信するためのRS232Cポート等の補助通信ポート561が接続される。CPU51は、バス57を介して制御部50等の上述したようなハードウェア各部と接続されていて、それらを制御すると共に、記憶部55に記憶された制御プログラム55Pに従って、種々のソフトウェア的機能を実行する。
【0035】
記憶部55には、第3の印刷処理(コピー処理)としてスキャナ部3で読み取られた画像データを記憶するコピーデータファイル553、ポート端末装置1からの第1の印刷処理(第1プリント処理)として送信されたプリント用の印刷データを記憶する第1印刷データファイル551、及び、パーソナルコンピュータ2からの第2の印刷処理(第2プリント処理)として送信されたプリント用の印刷データを記憶する第2印刷データファイル552が格納されている。なお、以下では第1の印刷処理を、顧客の要求に応じて実行される複合機4のプリンタ機能に係る第1プリント処理といい、第2の印刷処理を、スタッフの要求に応じて実行される複合機4のプリンタ機能に係る第2プリント処理といい、第3の印刷処理を複合機4のコピー機能に係るコピー処理という。
【0036】
また、記憶部55には、第1の印刷処理である第1プリント処理に関する顧客向けのガイダンス、手順案内等の第1の情報、第2の印刷処理である第2プリント処理に関するスタッフ向けのガイダンス、手順案内等の第2の情報及び、第3の印刷処理であるコピー処理に関するガイダンス、手順案内等の第3情報を記憶した案内情報ファイル554が記憶されている。これらの案内情報はCPU51により適宜読み出されて表示部54または図示しない音声出力部から出力される。なお、以下では第1情報を第1プリント処理に関する情報といい、第2情報を第2プリント処理に関する情報といい、第3情報をコピー処理に関する情報という。さらに、記憶部55には、スタッフが使用するパーソナルコンピュータ2から複合機4へ送信された印刷データを印刷する際に必要となる認証情報が記憶された認証情報ファイル555が用意されている。認証情報ファイル555には、認証情報として例えば複数桁の数字からなる認証番号が予め記憶されており、CPU51は入力部53から認証情報が入力された場合は、認証情報ファイル555を検索し、入力された認証情報と予め記憶された認証情報とが一致するか否かを判断し、一致する場合にのみ第2のプリント処理に関する情報を表示し、また第2印刷データファイル552に記憶された印刷データへのアクセスを許可する。
【0037】
続いてトナー現像処理について説明する。複合機4の略中央部には感光体4Cが矢印方向に回転自在に支持されており、この感光体4Cには、例えば、所定電圧に印加された導電性ブラシ等の帯電器5Cが接触可能に設けられており、帯電器5Cにより感光体4Cの表面は所定電圧に帯電される。そして、感光体4Cに、制御部50のコピーデータファイル553、第1印刷データファイル551、または第2印刷データファイル552から出力される画像データに基づいて変調された画像光を、遮光性のケース70に覆われた光走査装置70から照射し、感光体4C上に静電潜像を形成する。
【0038】
トナーが貯留された現像槽7は、感光体4Cの表面に現像ローラ7aを通じてトナーを供給し、静電潜像をトナー像に形成する。その後、感光体4Cの回転に先立って給紙ローラ120の回転によって給紙カセット100内の記録紙Pが一枚ずつ用紙搬送路内に給紙される。給紙された記録紙Pは、搬送ローラ120によりレジストローラ130へ搬送される。なお、給紙カセット100は記録紙Pのサイズに応じて複数の給紙カセット101,102,103…が設けられており、認識センサ35sにより認識されたサイズ、または顧客が入力部53により入力した記録紙Pのサイズに応じた一の給紙カセット100が選択される。
【0039】
記録紙Pは前端部をレジストローラ130に当接した状態で停止しており、所定のタイミングで回転し記録紙Pを感光体4C方向へ導く。そして記録紙Pの表面に、感光体4Cに担持されたトナー像を所定の転写バイアスが印加された転写器8により転写する。転写された記録紙Pは定着ローラ140を通過する間に加熱及び加圧される。これによりトナー像が溶融して記録紙Pの下面に固着する。
【0040】
トナー像が固着された記録紙Pは排紙ローラ150により搬送され、そして多段の排紙トレイ110(111,112,…11n…)に排出される。ここで両面コピーである場合は、表面の画像形成後、定着ローラ140の通過後、再度レジストローラ130へ搬送され、所定のタイミングで裏面の画像形成が開始される。なお、感光体4Cに残着したトナーはクリーナCのクリーニングブレードC1により除去される。なお、本実施例においては説明を簡略化するために、一色(黒色)のみの画像形成部6について説明したが、カラーコピー機である場合同様の画像形成部6がタンデム状に各色(シアン、マゼンダ、イエロー)分用意されている。
【0041】
続いて、コインベンダ30について説明する。コインベンダ30は制御部301、通信ポート及び貨幣投入部302により構成される。貨幣投入部302は、投入された貨幣を受け付ける投入口である。制御部301は貨幣投入部302から投入された貨幣の真偽を判断すると共に、投入された貨幣の情報(有価情報)を、通信ポート303を介して複合機4の制御部50のCPU51へ送出する。なお、本実施の形態においては有価情報を、コインベンダ30の制御部301が有価情報の認識を条件に出力するよう構成しているが、これに限らず制御部50のCPU51が一定周期で制御部301へアクセスし、有価情報を取得するようにしてもよい。また、本実施の形態においては貨幣を受け付けるようにしているが、貨幣投入部302に代えて、有価情報が記憶または有価情報の決済が可能なプリペイドカード、ICカード等の記録媒体へアクセス可能なリーダ・ライタにより構成するようにしてもよい。
【0042】
次にポート端末1のハードウェア構成について説明する。図に示すように、CPU11にはバス17を介してRAM12,ROM15、複合機4と情報を送受信するためのLANカード等の通信ポート16,液晶ディスプレイ等の表示部14、タッチパネル、キーボード等の入力部13、そのほかリーダ1R、貨幣投入部19、及び印刷部18が接続される。CPU11は、バス17を介してポート端末1の上述したようなハードウェア各部と接続されていて、それらを制御すると共に、ROM15に格納された制御プログラム15Pに従って、種々のソフトウェア的機能を実行する。
【0043】
また、ROM15には複合機4用のプリンタドライバ151がインストールされている。ポート端末1を用いて印刷を行う場合、顧客が入力部13を操作することによりWebサーバ5のネットワークアルバムからダウンロードされた印刷データまたはリーダ1Rに挿入された、CD−ROM、メモリーカード等の記録媒体から読み取った印刷データを複合機4へ出力することにより実行される。印刷データが複合機4に出力された後は、識別情報出力手段としての印刷部18から印刷データを特定するための固有の識別情報、たとえば4桁の暗証番号またはバーコード、を記録用紙としてのレシートRに印字して出力する。なお、識別情報の出力は、レシートRに印字して出力する方法に限定されるものではなく、単に表示部14に識別情報を表示する方法、または識別情報を図示しない赤外線通信部から、またはBluetooth等の通信手段を用いて顧客の携帯電話(図示せず)、またはPDA(Personal Digital Assistant図示せず)へ送信するようにしてもよい。
【0044】
次に、パーソナルコンピュータ2のハードウェア構成について説明する。図4に示すパーソナルコンピュータ2は公知のパーソナルコンピュータと同様の構成をなし、ブラウザに表示されたHTML(Hyper Text Markup Language)データ、ワープロソフトで作成された文書データ、メーラーで受信したテキストデータ等のデータを印刷データとして複合機4へ出力して印刷を行うものである。
【0045】
図4に示すように、CPU21にはバス27を介してRAM22,ハードディスク等の記憶部25、複合機4と情報を送受信するためのLANカード等の通信ポート26,液晶ディスプレイ等の表示部24、キーボード、マウス等の入力部23が接続される。CPU21は、バス27を介してパーソナルコンピュータ2の上述したようなハードウェア各部と接続されていて、それらを制御すると共に、ROM25に格納された制御プログラム25Pに従って、種々のソフトウェア的機能を実行する。また、ROM25には複合機4用のプリンタドライバ251がインストールされている。
【0046】
図5は表示部54及び入力部53のイメージを示す説明図である。入力部53は表示部54上に積層されたタッチパネル536及びテンキー533等から構成されている。図4の表示部54には、コピー処理に関する情報(第3情報)と顧客向けの第1プリント処理に関する情報(第1情報)とを同時に顧客が認識することができるように表示されている。本発明に係る印刷システムにおいては、ポート端末1からの印刷処理命令がない場合は、コピー処理に関する情報のみを表示しておき、ポート端末からの印刷処理命令があり、かつコピー処理を行っていない場合のみ、図5の如くコピー処理に関する情報及び第1プリント処理に関する情報を表示する。また、テンキー533から認証情報を入力することにより、表示部54にスタッフ向けの第2プリント処理に関する情報(第2情報)が表示される。
【0047】
まず、コピー処理命令が複合機2に受け付けられた場合の処理について説明する。図6乃至図14はコピー処理の手順を示すイメージ図である。図6(a)はポート端末1からの印刷処理命令がなく、コピー処理の待機状態を示す図である。図6(a)の待機状態または、図5に示すようにポート端末1から印刷処理命令を受け付けている場合に、コインベンダ30の貨幣投入部302から所定の金額が投入され、制御部301から有価情報がCPU51へ送出された場合、図6(b)に示すカラーモード画面が表示される。顧客は白黒、フルカラー、または単色カラーのいずれかをタッチパネル536から入力する。図7(a)ではフルカラーが選択された状態を示しており、図7(b)では単色カラーが選択された状態を示している。図7(b)に示す単色カラーが選択された場合は、さらに、赤、緑等の単色の情報が表示部54に表示される。なお、これらの表示部54に表示される一連のコピー処理に関する情報は、案内情報ファイル554に記憶されており、CPU51は入力部53からの指示に従い適切なファイルを読み出して表示部54へ出力する。
【0048】
カラーモードの選択が終了した場合、次に用紙選択メニューが図8の如く表示される。顧客はタッチパネル536からコピーを希望する用紙のサイズを選択する。なお、図8(b)の例ではA4用紙が選択された状態を示している。これによりコピー準備が整ったことを示す案内画面が図9(a)及び(b)の如く表示される。ここで、入力部53のスタートボタン534を押すと、コピーが開始され、図10(a)に示す如くコピー中であることを示すイメージが表示される。なお、拡大/縮小コピーを行う場合は、表示部54に表示されている拡大/縮小ボタンをタッチパネル536から入力する。この操作により図10(b)の如く倍率設定を行うための画面が表示される。また、コピーの濃度を設定する場合は、「コピーの濃さ」と表示部54に表示されるボタンをタッチパネル536から入力する。この操作により、図11(a)の如く濃度設定用のガイダンスが表示される。図11(a)に示すように、原稿の種類に応じて適切な濃度とすべく、「文字」、「写真」、「地図」、「自動」の中から顧客が原稿の種類を入力することができるようになっている。そのほか、濃度の微調整が可能となるように、濃度を数値で段階的(濃度レベル5がもっとも濃く、濃度レベル1がもっとも薄い)に表示し、好みの濃度を顧客に選択させるようになっている。この場合、タッチパネル536またはテンキー533から濃度に対応する数値を選択する。
【0049】
図5に示す便利コピーボタン532を顧客が操作した場合、図11(b)に示す便利コピーモードが表示される。便利コピーモードでは、枠消しモードと焼き増しモードとの2種類の特殊コピーが選択可能になっている。枠消しコピーでは厚手の原稿、または本等などの原稿をコピーした場合に原稿周囲に発生する影を消去するために用いられる。枠消しを希望する顧客は図12(a)の如くタッチパネル536から枠消しボタンを入力する。一方、焼き増しボタンは、一枚の写真を同じ用紙に複数回繰り返してコピーするためのものであり、図12(b)に示すように、一枚の写真が、用紙上に2等分または4等分されてコピーされる。
【0050】
図5または図6(a)に表示したように、コピー印刷処理命令は、コインベンダ30の制御部301からの有価情報がCPU51へ入力された場合に開始される。本実施の形態においては、白黒コピーの場合は1枚10円、フルカラーまたは単色カラーが一枚30円(A3用紙の場合は50円)と設定されている。CPU51はコピー終了後に上述した各モードのコピー対価に応じた額を投入金額から減算し、残額が0円になった場合に、料金がなくなったことを示す情報を図13(a)の如く表示部54に表示する。また、カラーモードにより、コピーを行っている場合に、最低必要金額が不足している場合は、料金が不足していることを示す情報を図13(b)の如く表示部54へ表示する。
【0051】
料金が不足している場合とは、例えばカラーコピーの最低必要金額が30円と設定されているところ、残額が20円または10円の状態にある場合である。料金がなくなった場合及び不足した場合は、貨幣投入部302から所定額の貨幣を投入することによって、有価情報が再度複合機4へ送出され、コピーを継続することが可能となる。顧客がコピーを終了する場合は、図14に示す如く原稿及びお釣り取り忘れ防止を喚起するイメージが表示部54に表示される。複合機4のCPU51は上述したコピー処理命令が実行され終了するまでは、ポート端末1から第1プリント処理命令、またはパーソナルコンピュータ2から第2プリント処理命令が入力された場合でも、コピー処理に関する情報のみを図6乃至図14の如く表示部54全体に表示する。これにより、コピー中に他の顧客から指示されたプリント処理命令があった場合でも、コピー操作を混乱することなくコピー処理を行うことができる。
【0052】
続いて、第1プリント処理命令がポート端末1から送信された後の処理について説明する。Webサーバ5等から取得した印刷データは固有の識別情報が付加されて複合機4へ送信され、CPU51は送信された印刷データを識別情報に対応づけて第1印刷データファイル551に記憶する。図15は第1印刷データファイル551のレコードレイアウトを示す説明図である。図15に示すように識別情報に対応づけて受信日時、印刷データのファイル名、履歴等が記憶されている。受信日時フィールドには、CPU51がポート端末1から印刷データを受信し、第1印刷データファイル551に印刷データを書き込んだ日時の情報を記憶している。印刷データ(ファイル名)フィールドにはポート端末1から送信された、文書データ、画像データ、htmlデータ等の印刷データが記憶されている。識別情報フィールドには4桁の固有の識別情報が印刷データに対応づけられて記憶されている。履歴フィールドには、第1プリント処理が終了したか否かの情報が履歴として記憶されている。「済」はすでにプリントが終了していることを示し、「未」はまだプリント処理が終了しておらず、ジョブとして待機中であることを示している。
【0053】
コピー処理が実行されていない場合であって、かつポート端末1から第1印刷処理命令を受け付け、新たな印刷データが印刷データファイル551に記憶された場合は、図5に示すようにコピー処理に関する情報及び第1プリント処理に関する情報が、表示部54の略中央部を境に均等に表示される。ここで、顧客がポート端末ボタン531を入力した場合、第1プリント処理の案内が開始される。
【0054】
図16乃至図19は第1プリント処理の案内手順を示すイメージ図である。コピー処理に関する情報及び第1プリント処理に関する情報が表示されている状態で、ポート端末ボタン531を入力した場合、表示部には図16(a)に示すように第1プリント処理に関する第1情報のみが表示部53に表示され、最初に識別情報の入力を要求する画面が表示される。顧客はポート端末1の印刷部18から出力されたレシートRに印字された識別情報を、テンキー533から入力する。顧客のテンキー533の操作により、図16(b)の如く識別情報が表示される。顧客は、識別情報を入力し終えた場合、図17(a)のように表示部54に表示されている「OK」ボタンを、タッチパネル536を通じて入力する。なお、本実施の形態においては識別情報受付手段としてテンキー533から識別情報の入力を受け付けるようにしたが、これに限るものではなく、複合機4に識別情報受付手段として、バーコードリーダを設けておきレシートRに印字された識別情報であるバーコードを読み取らせるようにしてもよい。または複合機4に備えられる赤外線通信機能を有する赤外線受信部(図示せず)またはBluethooth機能を有する通信モジュール(図示せず)を用いて、携帯電話(図示せず)と識別情報を送受信するようにしてもよい。
【0055】
CPU51は入力された識別情報を元に、第1印刷データファイル533を検索し、対応する印刷データを読み出してプリントアウトを開始する。一方、対応する識別情報が存在しない場合は、図17(b)の如く、識別情報が存在しないことを示す案内情報を表示部54へ表示する。なお、これらの第1プリント処理に関する情報はコピー処理に関する情報と同じく、案内情報ファイル554に記憶されており、CPU51が適宜のタイミングで対応するファイルを読み出して表示部54へ出力する。第1プリント処理が開始された後は、図18(a)に示すようにプリント中であることを示す案内情報が表示され、プリント終了後は、図18(b)に示すようにプリントが終了したことを示す案内情報が表示される。そして、CPU51はまだ他の第1印刷処理命令を受け付けている場合、つまり第1印刷データファイル551に履歴「未」の印刷データがある場合、図19(a)に示すように第1プリント処理に関する情報及びコピー処理に関する情報を表示する。他方、CPU51は他の第1印刷処理命令を受け付けいていない場合、つまり第1印刷データファイル551に履歴「未」の印刷データが存在しない場合、図19(b)に示すようにコピー処理に関する情報のみを表示部54に表示する。
【0056】
さらに、スタッフ向けの第2プリント処理に関する情報の表示手順について説明する。図20乃至図22は第2プリント処理の案内手順を示すイメージ図である。パーソナルコンピュータ2から第2印刷処理命令がなされ、印刷データがパーソナルコンピュータ2から複合機4へ送信され、CPU51は第2印刷データファイル552に印刷データを記憶する。第2印刷処理命令がなされた場合でも、表示部54には図5または図6(a)の如く、第2プリント処理に関する情報は表示されない。これは、顧客が誤ってスタッフの印刷データを印刷してしまうことを防止するためである。
【0057】
コピー処理または、第1プリント処理が開始されていない場合に、入力部53からスタッフが認証情報を入力した場合、CPU51は認証情報ファイル555に予め記憶した認証情報(例えば4桁の暗証番号、指紋等の生体情報)と入力された認証情報とを比較し、一致する場合に図20(a)の画面データを案内情報ファイル554から読み出して表示する。なお、本実施例では、テンキー533により、複数桁の数字(識別情報)を入力することとするが、指紋情報を用いる場合は図示しない指紋読取り用のスキャナを用いればよい。図20(a)に示すように、複合機4の詳細設定を行うモード、スタッフ用の印刷データを印刷するモード等が選択可能に表示される。
【0058】
「コピー設定」ボタン、及び「プリンタ設定」ボタンはコピー使用料金の設定変更、省電力モードへの以降時間の設定等の詳細な設定を行う際に入力される。「サービスコール」ボタンは用紙の発注、複合機4の故障時等に操作するものである。また「スタッフ用ボタン」は、パーソナルコンピュータ2から複合機4へ出力された第2印刷データの一覧を表示する場合に使用するものである。タッチパネル536を通じて「スタッフ用ボタン」を入力した場合、図20(b)の如く第2印刷データに係る印刷ジョブが第2情報として一覧表示される。この印刷ジョブの一覧は第2印刷データファイル552から読み出されて表示される。
【0059】
図23は第2印刷データファイル552のレコードレイアウトを示す説明図である。図23に示すように識別情報に対応づけて受信日時、印刷データのファイル名、履歴等が記憶されている。受信日時フィールドには、CPU51がパーソナルコンピュータ2から印刷データを受信し、第2印刷データファイル552に印刷データを書き込んだ日時の情報を記憶している。印刷データ(ファイル名)フィールドにはパーソナルコンピュータ2から送信された、文書データ、画像データ、htmlデータ等の印刷データが記憶されている。履歴フィールドには、第2プリント処理が終了したか否かの情報が履歴として記憶されている。「済」はすでにプリントが終了していることを示し、「未」はまだプリント処理が終了しておらず、ジョブとして待機中であることを示している。
【0060】
CPU51はスタッフ用プリントボタンが操作された場合、第2印刷データファイル552から履歴フィールドを参照して「未」が記憶された印刷データのファイル名を読み出して図20(b)の如く表示する。なお、すでに印刷済みのものについても履歴と共に表示部54へ一覧表示するようにしてもよい。スタッフはタッチパネル536を操作して印刷を希望するジョブを、図21(a)の如く一覧表示から選択する。ここで、「プリントを実行する」ボタンを、タッチパネル536を通じて入力した場合、第2プリント処理が開始されると共に図21(b)の示すように、プリント処理中であることを示す情報が表示される。
【0061】
プリント終了後、CPU51はまだ他の第2印刷処理命令を受け付けている場合、つまり第2印刷データファイル552に履歴「未」の印刷データがある場合、図22に示すように第2プリント処理に関する情報を表示する。他方、CPU51は他の第2印刷処理命令を受け付けいていない場合、つまり第2印刷データファイル552に履歴「未」の印刷データが存在しない場合、図5に示すようにコピー処理及び第1プリント処理に関する情報、または図6に示すようにコピー処理に関する情報のみを表示部54に表示する。
【0062】
以上の構成において、本発明に係る印刷処理の手順を、フローを用いて説明する。図24はポート端末1で実行される処理の手順を示すフローチャートである。顧客が所定の貨幣を投入した場合(ステップS191)、CPU11は有価情報としてこの情報を受け付ける(ステップS192)。続いて、CPU11はWebサーバ5へアクセスし(ステップS193)、プリントを希望する印刷データをダウンロードする(ステップS194)。そして、入力部13からダウンロードした印刷データの第1プリント処理命令を受け付ける(ステップS195)。顧客の操作によりプリントを開始する旨の情報が入力された場合、CPU11は印刷データを特定するための固有の識別情報を生成する(ステップS196)。
【0063】
ポート端末1のCPU11はダウンロードした印刷データ及び生成した識別情報を第1プリント処理命令と共に複合機4へ送信する(ステップS197)。最後に、CPU11は生成した識別情報をレシートに印刷部18により印字して排出する(ステップS198)。これにより、印刷データが複合機4へ送信されて、第1プリント処理命令が行われることになる。
【0064】
図25乃至図27は複合機4で実行される処理手順を示すフローチャートである。まず、コンビニエンスストアの管理者は電源をオンにする(ステップS201)。電源投入後、複合機4のCPU51は制御プログラム55Pを実行し、ウォームアップ、初期化等の作業を行う(ステップS202)。そしてCPU51は案内情報ファイル554からコピー処理に関する情報(第3情報)のみを読み出して表示部54に図6(a)の如く表示する(ステップS203)。CPU51はコインベンダ30の制御部301から送出された有価情報を受け付けたか否かを判断する(ステップS204)。ここで有価情報を受け付けた場合(ステップS204でYES)、CPU51はコピー処理命令(第3印刷処理命令)を生成し(ステップS205)、同じく図6(a)の如くコピー処理に関する情報のみを表示する(ステップS206)。
【0065】
CPU51は表示部54に図6(b)〜図14の案内情報を適宜案内情報ファイル554から適宜読み出して、表示部54に表示すると共に、コピー処理を有価情報が0となるまで実行する(ステップS207)。その後、コンビニエンスストアの管理者により強制終了のための割り込み処理が、入力部53のテンキー533を通じて入力されたか否かを判断する(ステップS208)。CPU51は強制終了の割り込み処理がなされていない場合は(ステップS208でNO)、ステップS203へ移行し図5(a)の待機画面を再度表示部54に表示して処理を繰り返す。一方、強制終了の割り込み処理が入力された場合は(ステップS208でYES)、制御プログラムを終了し、電源をオフにし、処理を終了する。
【0066】
ステップS204において、コインベンダ30から有価情報を受け付けていないとCPU51が判断した場合は(ステップS204でNO)、CPU51はポート端末1から第1プリント処理命令(第1印刷処理命令)を受け付けたか否かを判断する(ステップS209)。第1プリント処理命令を受け付けていないと判断した場合(ステップS209でNO)、ステップS203へ移行し図6(a)の待機画面を表示部54に表示して以上の処理を繰り返す。一方、ポート端末1から第1印刷処理命令を受け付けたと判断した場合は(ステップS209でYES)、ポート端末1から送信された印刷データ、及び該印刷データを特定するための識別情報を第1印刷データファイル551に図15の如く記憶する(ステップS2010)。
【0067】
続いて、CPU51は第1プリント処理に関する情報(第1情報)及びコピー処理に関する情報(第3情報)を案内情報ファイル554から読み出し、図5の如く相互の情報が顧客にとって視認できるように表示する(ステップS2011)。なお、本実施の形態においては第1プリント処理に関する情報及びコピー処理に関する情報を、表示部54の略中央部を境に均等に表示することとしているが、必ずしもこの形態に限るものではなく自由にレイアウトを決定してよい。
【0068】
図5に示すようにコピー処理に関する情報及び第1プリント処理に関する情報を表示している状態で、CPU51はコインベンダ30から送出された有価情報を受け付けたか否かを判断する(ステップS211)。なお、本実施の形態においては有価情報がコインベンダ30からプッシュ型で送信される形態について説明しているが、複合機4からプル型により有価情報がコインベンダ30の制御部301に存在するか否かを定期的にチェックし、有価情報が存在する場合に、コインベンダ30から複合機4へこの情報を送出するようにしてもよい。
【0069】
ステップS211において、有価情報を受け付けたとCPU51が判断した場合(ステップS211でYES)、コピー処理命令がCPU51により生成され(ステップS212)、その後CPU51は、第1プリント処理に関する情報を表示部54上から排除(消去)し、図5(a)の如くコピー処理に関する情報のみを表示部54に表示する(ステップS213)。これにより、第1プリント処理が存在する場合でも、コピー処理が開始された場合はコピー処理に関する情報のみが表示され、コピーを使用する顧客は混乱することなく効率的にコピー作業を進めることが可能となる。なお、第1プリント処理に関する情報は排除されるが、コピー処理に関する情報及び時間情報などの共通の情報については表示してもよい。
【0070】
コピー処理が開始された後は、図6(b)〜図14に示す案内情報が案内情報ファイル554からCPU51によって適宜読み出され、表示部54に表示され、コピー処理が実行される(ステップS214)。コピーが終了した場合はステップS2011へ移行し、再度図4に示すようにコピー処理に関する情報及び第1プリント処理に関する情報を表示部54に表示する。ステップS211においてコインベンダ30からの有価情報を受け付けていないと判断した場合(ステップS211でNO)、CPU51は第1プリント処理を実行するか否かの選択を受け付けたか否かを判断する(ステップS215)。具体的には、CPU51は図4に示すポート端末ボタン531からの操作信号が入力されたか否かを判断している。
【0071】
ここで、選択を受け付けていない場合(ステップS215でNO)、ステップS2011へ移行し、以上の処理を繰り返し実行する。一方、第1プリント処理の選択を受け付けた場合(ステップS215でYES)、すなわちポート端末ボタン531の操作により操作信号を受け付けた場合、コピー処理に関する情報を表示部54から排除(消去)して、第1プリント処理に関する情報のみを図16〜図18の如く表示する(ステップS216)。なお、コピー処理に関する情報は排除されるが、第1プリント処理に関する情報及び時間情報などの共通の情報については表示してもよい。これにより、第1プリント処理を希望する顧客は、表示部54に関係のない情報が表示されないため混乱することなく効率的に第1プリント処理を実行することが可能となる。
【0072】
CPU51は図16(a)に示すように識別情報の入力を促す情報を表示部54に表示し、テンキー533から識別情報の入力を受け付ける(ステップS217)。顧客はポート端末1の印刷部18にて発行されたレシートRに印字された識別情報を参照して、テンキー533から識別情報を入力する。CPU51は識別情報の入力を受け付けた後、入力された識別情報を元に第1印刷データファイル551を検索して、対応する印刷データを抽出する(ステップS218)。CPU51は抽出した印刷データをRAM52上に読み出し(ステップS219)、第1プリント処理を実行する(ステップS2110)。第1プリント処理を実行した後はジョブが完了したものとして、CPU51は、第1印刷データファイル551の対応する印刷データに係る履歴フィールドの情報を「未」から「済」へ書き換える処理を行う。なお、対応する印刷データが存在しない場合は、図17(b)に示すように、再度テンキー533からの識別情報の入力を促す情報を表示部54へ表示する。
【0073】
このように、レシートRに識別情報を印字し、識別情報を用いて複数の顧客の印刷データを管理するようにしたので、複数の顧客が誤って他人の印刷データをプリント処理してしまうことを防止することが可能となる。ステップS2110の処理の後、CPU51は他の第1プリント処理命令が印刷データファイルに存在するか否かを判断する(ステップS2111)。具体的にはCPU51は第1印刷データファイル551の履歴フィールドを参照し、履歴「未」が存在するか否かを判断する。他の第1プリント処理命令が存在する場合(ステップS2111でYES)、つまり履歴フィールドに「未」が存在する場合、ステップS2011へ移行し、再度図4の如く、コピー処理に関する情報及び第1プリント処理に関する情報を表示し、以上の処理を繰り返す。一方、他の第1プリント処理命令が存在しない場合(ステップS2111でNO)、つまり履歴フィールドに「未」が存在しない場合、ステップS203の初期状態へ移行し、表示部54に図5(a)の如くコピー処理に関する情報のみを表示する。このように、ポート端末1からの第1プリント処理命令またはコピー処理命令に応じて表示部54の表示を最適化したので、複数の顧客が混乱することなく効率的に印刷を行うことができ、ひいては店舗の売り上げを向上させることが可能となる。
【0074】
続いて、第2プリント処理に関する第2情報を表示する際の処理内容について説明する。CPU51はステップS203またはステップS2011の処理の後に、図27に示すサブルーチンを実行する。まず、CPU51はテンキー533から入力された認証情報を受け付ける(ステップS271)。CPU51は受け付けた認証情報と認証情報ファイル555に記憶された認証情報とを比較し一致するか否かを判断する(ステップS272)。一致しないと判断した場合(ステップS272でNO)、処理を終了する。
【0075】
認証情報が一致すると判断した場合(ステップS272でYES)、案内情報ファイル554に記憶した詳細設定メニューを図20(a)の如く表示する(ステップS273)。図20(a)を表示後、「スタッフ用プリント」ボタンが操作された場合、CPU51はパーソナルコンピュータ2から出力された第2プリント処理命令に対応するジョブが存在するか否かを判断する(ステップS274)。具体的には、第2プリント処理命令と共にパーソナルコンピュータ2から出力された印刷データが履歴「未」のジョブとして第2印刷データファイル552に記憶されているか否かを判断する。
【0076】
ジョブが存在しない場合には(ステップS274でNO)、「コピー設定」または「サービスコール」ボタンの操作がないことを条件に、図5または図6(a)の画面へ再度表示して処理を終了する。一方ジョブが存在する場合は(ステップS274でYES)、CPU51は第2印刷処理命令に対応するジョブの一覧を、第2プリント処理に関する第2情報として表示部54に図20(b)の如く表示する(ステップS275)。具体的には、CPU51は第2印刷データファイル552を検索し、履歴フィールドに「未」と記憶された印刷データのファイル名を読み出して表示部54へ表示する。そしてCPU51はタッチパネル536から一の印刷ジョブの選択を受け付ける(ステップS276)。CPU51は受け付けた印刷ジョブに対応する印刷データを第2印刷データファイル552から読みだし、画像形成部6へ出力することにより第2プリント処理を実行する(ステップS277)。このように、顧客に対する情報の表示(第1情報及び第3情報の表示)と、スタッフに対する情報の表示(第2情報)とを一定条件下で別々に表示するようにしたので、業務用の印刷データが誤って顧客の手に渡ることが防止でき、また顧客は余計な情報が表示されることにより混乱するという事態を防止することが可能となる。
【0077】
【発明の効果】
以上詳述した如く、本発明にあっては、第1情報処理装置から印刷処理命令が出力された場合、第1情報処理装置の印刷処理命令に関連する第1情報を表示手段に表示する。そして、画像形成装置は、第1情報を表示手段に表示したことを条件に、第1情報処理装置から出力された印刷データを印刷する。一方、第2情報処理装置から印刷処理命令が出力された場合は、認証情報を受け付け、この受け付けた認証情報が予め記憶した認証情報に一致する場合に限り、第2情報処理装置の印刷処理命令に関連する第2情報を表示手段に表示する。そして、画像形成装置は、第2情報を表示手段に表示したことを条件に、第2情報処理装置から出力された印刷データを印刷するようしたので、業務用の印刷データは顧客に見られることなくセキュリティを確保することが可能となる。また、認証情報が一致しない限り、第2情報を表示部へ表示しないようにしているので、顧客は混乱することなくコピーに関する第3情報またはプリンタ処理に関する第1情報を参照して画像形成装置を使用することが可能となる。
【0078】
また、本発明にあっては、第1情報処理装置は、印刷データ及び該印刷データを特定するための識別情報を画像形成装置へ出力する。また第1情報処理装置はこれとは別に、識別情報を出力する。画像形成装置は、この識別情報を受け付け、該受け付けた識別情報と前記出力された識別情報とが一致する場合に、対応する印刷データを抽出する。そして抽出した印刷データに基づき印刷するようにしたので、顧客は適当な時に画像形成装置を使用でき、また他の顧客の印刷データとの混同をも防止することが可能となる等、本発明は優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる印刷システムの概要を示す模式図である。
【図2】複合機のハードウェア構成を示す模式的断面図である。
【図3】コインベンダ、及び複合機の制御部のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図4】ポート端末及びパーソナルコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。
【図5】表示部及び入力部のイメージを示す説明図である。
【図6】コピー処理の手順を示すイメージ図である。
【図7】コピー処理の手順を示すイメージ図である。
【図8】コピー処理の手順を示すイメージ図である。
【図9】コピー処理の手順を示すイメージ図である。
【図10】コピー処理の手順を示すイメージ図である。
【図11】コピー処理の手順を示すイメージ図である。
【図12】コピー処理の手順を示すイメージ図である。
【図13】コピー処理の手順を示すイメージ図である。
【図14】コピー処理の手順を示すイメージ図である。
【図15】第1印刷データファイルのレコードレイアウトを示す説明図である。
【図16】第1プリント処理の案内手順を示すイメージ図である。
【図17】第1プリント処理の案内手順を示すイメージ図である。
【図18】第1プリント処理の案内手順を示すイメージ図である。
【図19】第1プリント処理の案内手順を示すイメージ図である。
【図20】第2プリント処理の案内手順を示すイメージ図である。
【図21】第2プリント処理の案内手順を示すイメージ図である。
【図22】第2プリント処理の案内手順を示すイメージ図である。
【図23】第2印刷データファイルのレコードレイアウトを示す説明図である。
【図24】ポート端末で実行される処理の手順を示すフローチャートである。
【図25】複合機で実行される処理手順を示すフローチャートである。
【図26】複合機で実行される処理手順を示すフローチャートである。
【図27】複合機で実行される処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ポート端末(第1情報処理装置)
2 パーソナルコンピュータ(第2情報処理装置)
4 複合機(画像形成装置)
30 コインベンダ(有価情報取得装置)
S LAN(通信網)
I インターネット(通信網)
RT ルータ
5 Webサーバ
PT POS端末
3 スキャナ部
50 制御部
6 画像形成部
51 CPU(演算手段)
53 入力部(入力手段)
54 表示部(表示手段)
551 第1印刷データファイル
552 第2印刷データファイル
554 案内情報ファイル
555 認証情報ファイル
18 印刷部(識別情報出力手段)
R レシート(記録用紙)

Claims (11)

  1. 表示手段、演算手段及び入力手段を有する画像形成装置、第1情報処理装置並びに第2情報処理装置が通信網を介して接続された印刷システムに適用され、前記第1情報処理装置及び第2情報処理装置から出力された印刷データを前記画像形成装置により印刷する印刷方法において、
    前記画像形成装置の原稿の読取り手段により読み取る画像データの印刷処理命令に関する第3情報を表示手段に表示する第3表示ステップと、
    前記第1情報処理装置から前記画像形成装置へ顧客の要求に応じて印刷処理命令が出力された場合、前記演算手段により前記第3表示ステップにより表示した第3情報及び第1情報処理装置の印刷処理命令に関連する第1情報を前記表示手段に表示する第1情報表示ステップと、
    該第1情報表示ステップにより、第3情報及び第1情報を表示している場合に、店舗内のスタッフが使用する前記第2情報処理装置から前記店舗内に設置される前記画像形成装置へ第2印刷処理命令がなされた場合に、前記表示手段への前記第2情報処理装置の印刷処理命令に関連する第2情報を非表示とする非表示ステップと、
    非表示ステップ及び前記第3表示ステップにより第3情報及び第1情報が表示されている場合に、前記入力手段により認証情報を受け付ける認証情報受付ステップと、
    店舗内のスタッフが使用する前記第2情報処理装置から前記店舗内に設置される前記画像形成装置へ印刷処理命令が出力され、かつ前記受け付けた認証情報が予め記憶した認証情報に一致する場合に、前記演算手段により第2情報処理装置の印刷処理命令に関連するスタッフ用の印刷データの内印刷データ及び第2印刷が終了したか否かを示す履歴を記憶する第2印刷データファイルの履歴を参照した第2印刷が終了していない印刷データのファイル名である第2情報を前記表示手段に表示する第2情報表示ステップと
    を備えることを特徴とする印刷方法。
  2. 表示手段を有する画像形成装置、第1情報処理装置及び第2情報処理装置が通信網を介して接続されており、前記第1情報処理装置及び第2情報処理装置から出力された印刷データを前記画像形成装置により印刷する印刷システムにおいて、
    店舗内に設置される前記画像形成装置は、
    原稿の読取り手段により読み取る画像データの印刷処理命令に関する第3情報を表示手段に表示する第3表示手段と、
    前記第1情報処理装置から顧客の要求に応じて印刷処理命令が出力された場合、前記第3表示手段により表示した第3情報及び第1情報処理装置の印刷処理命令に関連する第1情報を前記表示手段に表示する第1情報表示手段と、
    該第1情報表示手段により、第3情報及び第1情報を表示している場合に、店舗内のスタッフが使用する前記第2情報処理装置から第2印刷処理命令がなされた場合に、前記表示手段への前記第2情報処理装置の印刷処理命令に関連する第2情報を非表示とする非表示手段と、
    非表示手段及び前記第3表示手段により第3情報及び第1情報が表示されている場合に、認証情報を受け付ける認証情報受付手段と、
    店舗内のスタッフが使用する前記第2情報処理装置から印刷処理命令が出力され、かつ前記受け付けた認証情報が予め記憶した認証情報に一致する場合、第2情報処理装置の印刷処理命令に関連するスタッフ用の印刷データの内印刷データ及び第2印刷が終了したか否かを示す履歴を記憶する第2印刷データファイルの履歴を参照した第2印刷が終了していない印刷データのファイル名である第2情報を前記表示手段に表示する第2情報表示手段と
    を備えることを特徴とする印刷システム。
  3. 前記画像形成装置は、
    前記第1情報表示手段により、第1情報を表示手段に表示した後に、前記第1情報処理装置から出力された印刷データを印刷する第1印刷手段と、
    前記第2情報表示手段により、第2情報を表示手段に表示した後に、前記第2情報処理装置から出力された印刷データを印刷する第2印刷手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の印刷システム。
  4. 前記第1情報処理装置は、
    印刷データ及び該印刷データを識別するための識別情報を前記画像形成装置へ出力する出力手段と、
    前記出力手段により出力した識別情報を外部へ出力する識別情報出力手段と
    を備え、
    前記画像形成装置は、
    前記第1情報表示手段により第1情報を表示している場合に、識別情報を受け付ける識別情報受付手段と、
    該受け付けた識別情報と前記出力手段により出力された識別情報とが一致する場合に、対応する印刷データを抽出する抽出手段とをさらに備えることを特徴とする請求項2または3に記載の印刷システム。
  5. 前記第2情報表示手段は、
    前記第2情報処理装置から出力された印刷データに係る印刷ジョブ名を一覧表示するよう構成してあることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一つに記載の印刷システム。
  6. 前記識別情報出力手段は、識別情報を記録用紙に印字することにより出力するよう構成してあることを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。
  7. 前記第1情報処理装置、第2情報処理装置及び画像形成装置は店舗内に設置されており、相互に店舗内のLANにより接続されていることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一つに記載の印刷システム。
  8. 表示手段を有し、第1情報処理装置及び第2情報処理装置から出力された印刷データを印刷する画像形成装置において、
    原稿の読取り手段により読み取る画像データの印刷処理命令に関する第3情報を表示手段に表示する第3表示手段と、
    前記第1情報処理装置から顧客の要求に応じて印刷処理命令が出力された場合、前記第3表示手段により表示した第3情報及び第1情報処理装置の印刷処理命令に関連する第1情報を前記表示手段に表示する第1情報表示手段と、
    該第1情報表示手段により、第3情報及び第1情報を表示している場合に、店舗内のスタッフが使用する前記第2情報処理装置から第2印刷処理命令がなされた場合に、前記表示手段への前記第2情報処理装置の印刷処理命令に関連する第2情報を非表示とする非表示手段と、
    非表示手段及び前記第3表示手段により第3情報及び第1情報が表示されている場合に、認証情報を受け付ける認証情報受付手段と、
    店舗内のスタッフが使用する前記第2情報処理装置から印刷処理命令が出力され、かつ前記受け付けた認証情報が予め記憶した認証情報に一致する場合、第2情報処理装置の印刷処理命令に関連するスタッフ用の印刷データの内印刷データ及び第2印刷が終了したか否かを示す履歴を記憶する第2印刷データファイルの履歴を参照した第2印刷が終了していない印刷データのファイル名である第2情報を前記表示手段に表示する第2情報表示手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記第1情報表示手段により、第1情報を表示手段に表示した後に、前記第1情報処理装置から出力された印刷データを印刷する第1印刷手段と、
    前記第2情報表示手段により、第2情報を表示手段に表示した後に、前記第2情報処理装置から出力された印刷データを印刷する第2印刷手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記第1情報処理装置から出力された印刷データを特定するための識別情報を受け付ける識別情報受付手段と、
    該受け付けた識別情報と、前記第1情報処理装置から出力された印刷データに対応づけられた識別情報とが一致する場合に、対応する印刷データを抽出する抽出手段とをさらに備えることを特徴とする請求項8または9に記載の画像形成装置。
  11. 前記第2情報表示手段は、
    前記第2情報処理装置から出力された印刷データに係る印刷ジョブ名を一覧表示するよう構成してあることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか一つに記載の画像形成装置。
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