JP2004109765A

JP2004109765A - 画像形成装置

Info

Publication number: JP2004109765A
Application number: JP2002274710A
Authority: JP
Inventors: Koushiyu Miyamatsu; 宮松　宏州
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 2002-09-20
Filing date: 2002-09-20
Publication date: 2004-04-08
Anticipated expiration: 2022-09-20
Also published as: JP4233293B2

Abstract

【課題】店頭など様々な場所に配置されている複合機に、携帯型のコンピュータ機器と通信接続可能なインターフェイスを設けることにより、携帯型のコンピュータ機器が保持する各種のファイルデータを簡単にかつ迅速に記録紙に出力可能にする。
【解決手段】コピー、プリンタ、ファクシミリ機能などの複合機能を有する画像形成装置１００において、操作位置近傍に配置され、ＵＳＢデバイス１５０と接続するためのＵＳＢインターフェイス１０６を備え、ＰＡＤやノートＰＣなどの携帯型のコンピュータ機器と通信接続する。
【選択図】　　　図１

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コピー・プリンタ・ファクシミリなどの複合機または単機能の画像形成装置に関し、特に、ＵＳＢ（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ　Ｓｅｒｉａｌ　Ｂｕｓ）インターフェイスを備え、ＵＳＢデバイスと接続し、当該デバイスと相互通信可能な画像形成装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
昨今のＩＴの普及に伴い、オフィス内だけでなく様々な場所で様々なコンピュータ機器が使用されるケースが多くなってきており、さらに何処でもコンピュータが使用できる環境が整いつつある。このような環境の中、ノート型パーソナルコンピュータ（ノートＰＣ）やＰＤＡ（Ｐｅｒｓｏｎａｌ　Ｄｉｇｉｔａｌ　Ａｓｓｉｓｔａｎｔ）などは携帯機器として、たとえば営業マンなど多数のビジネスマンが外出時に持ち歩いている状況にある。また、携帯しているコンピュータ機器には様々な文書ファイルや画像ファイルなどがハードディスク（ＨＤＤ）などに保存されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記に示されるように、携帯して持ち運びして使用するコンピュータ機器において、その機器が保持している文書ファイルや画像ファイルを外出先などにおいて記録紙に出力して確認したい場合などでは、たとえばコンビニエンスストアに配備されているデジタル複写機を利用したいニーズが多くなる。
しかしながら、これまでのデジタル複写機では、コンピュータ機器とのインターフェイスが必ずしも整備されていないため、簡単、かつ迅速に所望のファイルを記録紙に出力することができないケースが多かった。
【０００４】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、店頭など様々な場所に配置されている複合機に、携帯型のコンピュータ機器と通信接続可能なインターフェイスを設けることにより、携帯型のコンピュータ機器が保持する各種のファイルデータを簡単にかつ迅速に記録紙に出力可能にすることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項１にかかる画像形成装置にあっては、コピー、プリンタ、ファクシミリ機能などの複合機能を有する画像形成装置において、操作位置近傍に配置され、ＵＳＢデバイスと接続するためのＵＳＢインターフェイスを備えたものである。
【０００６】
この発明によれば、コピー、プリンタ、ファクシミリ機能などの複合機能を有する画像形成装置（たとえばデジタル複写機による複合機）の操作部近傍に、ＵＳＢインターフェイスを設けることにより、ＰＤＡやノートＰＣなどの各種のファイルデータを有する小型のＵＳＢデバイスを、たとえばユーザが外出先において店頭（コンビニエンスストア）など様々な場所に配置されている複合機に接続することが可能になる。
【０００７】
また、請求項２にかかる画像形成装置にあっては、さらに、前記ＵＳＢインターフェイスを介して接続された前記ＵＳＢデバイスを制御するＵＳＢコントローラを備えたものである。
【０００８】
この発明によれば、請求項１において、操作部近傍に設けられたＵＳＢインターフェイスを介してＰＤＡやノートＰＣなどの各種のＵＳＢデバイスを接続し、これらの小型のＵＳＢデバイスをＵＳＢコントローラから制御することが可能になる。
【０００９】
また、請求項３にかかる画像形成装置にあっては、さらに、前記ＵＳＢインターフェイスを介して接続された前記ＵＳＢデバイスのユーザ認証を行なうためのユーザ情報の入力を促す画面を表示出力するユーザ情報入力手段を備えたものである。
【００１０】
この発明によれば、請求項１または２において、操作部近傍に設けられたＵＳＢインターフェイスを介してＰＤＡやノートＰＣなどの各種のＵＳＢデバイスを接続し、ＵＳＢデバイスが有するディスプレイにユーザ認証を行なうためのユーザ情報の入力を促す画面を表示出力することにより、ユーザによるＵＳＢデバイス側での認証情報の入力が可能になる。
【００１１】
また、請求項４にかかる画像形成装置にあっては、さらに、ユーザ認証を行なって認証許可の後の画像形成処理に対する利用料金を所定のカードで支払うカード支払い手段を備えたものである。
【００１２】
この発明によれば、請求項３において、ユーザが入力した認証情報およびカード情報により、ユーザ認証許可による画像形成時においてその利用料金の精算をクレジットカードなどで支払うことが可能になる。
【００１３】
また、請求項５にかかる画像形成装置にあっては、さらに、ユーザ認証を行なって認証許可の後の画像形成処理の利用量に応じて利用料金を減額するポイントサービスを行なうポイントサービス手段を備えたものである。
【００１４】
この発明によれば、請求項３または４において、ユーザ認証を行なって認証許可の後の画像形成処理の利用量（記録紙枚数、記録紙サイズ、モノクロ／カラー）などに応じてポイントを加算し、そのポイント数に応じて無料や減額のサービスを行なうことにより、特定の機種あるいは特定の場所に配置されている装置の利用頻度が高くなることが期待できる。
【００１５】
また、請求項６にかかる画像形成装置にあっては、さらに、前記ＵＳＢインターフェイスを介して接続された前記ＵＳＢデバイスのユーザ認証を行なうユーザ認証手段を備えたものである。
【００１６】
この発明によれば、請求項３において、ＵＳＢインターフェイスを介して接続されたＵＳＢデバイスのユーザ認証を行なうユーザ認証手段を画像形成装置に設けることにより、接続時においてＰＤＡやノートＰＣなどの各種のＵＳＢデバイスのユーザ認証が容易に行なうことが可能になる。
【００１７】
また、請求項７にかかる画像形成装置にあっては、ユーザ情報が格納されたサーバに対してネットワークを介して接続された画像形成装置であって、さらに、前記ＵＳＢインターフェイスを介して前記ＵＳＢデバイスが接続された際に、前記サーバからあらかじめユーザ情報をダウンロードし、当該ユーザ情報を格納しておくユーザ情報格納手段を備えたものである。
【００１８】
この発明によれば、請求項１において、ＵＳＢインターフェイスを介して前記ＵＳＢデバイスが接続された際に、サーバからあらかじめユーザ情報をダウンロードし、当該ユーザ情報を格納しておくことにより、その都度、ユーザ情報をダウンロードするのに対してユーザ認証処理の効率化が図られる。
【００１９】
また、請求項８にかかる画像形成装置にあっては、前記ユーザ情報格納手段に格納されているユーザ情報と前記ＵＳＢインターフェイスを介して接続された前記ＵＳＢデバイスから送られるユーザ情報とを照合してユーザ認証を行なうものである。
【００２０】
この発明によれば、請求項７において、あらかじめメモリなどのユーザ情報格納手段に格納されたユーザ情報とＵＳＢインターフェイスを介して接続された前記ＵＳＢデバイスから送られるユーザ情報（認証情報）とを比較することにより、ユーザ認証が容易に行なうことが可能になる。
【００２１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる画像形成装置の好適な実施の形態について添付図面を参照し、詳細に説明する。なお、本発明はこの実施の形態に限定されるものではない。
【００２２】
本発明は、コピー・プリンタ・ファクシミリなどの複合機または単機能の画像形成装置（デジタル複写機）の操作パネルあるいはその近傍に、ＵＳＢ（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ　Ｓｅｒｉａｌ　Ｂｕｓ：汎用シリアルバス）インターフェイスを備え、ＵＳＵＳＢデバイス（たとえば携帯電話、ＰＤＡ（Ｐｅｒｓｏｎａｌ　Ｄｉｇｉｔａｌ　Ａｓｓｉｓｔａｎｔ）、ノート型ＰＣ（パーソナルコンピュータ）などのモバイル機器）と接続し、当該接続されたデバイスと相互通信を行ない、デバイスが保持している画像ファイルデータ、テキストファイルなどを記録紙に出力するものである。以下、具体的に説明する。
【００２３】
図１は、本発明の実施の形態にかかる複合機の機能的な構成を示すブロック図である。この複合機１００は、通常のコピー処理や編集処理などを行なうコピー機能，外部から転送される印刷データを印字するプリンタ機能，ファクシミリ送受信を行なうファクシミリ機能を備えたデジタル複写機である。なお、この複合機１００はモノクロ／フルカラーのいずれであってもよい。
【００２４】
この複合機１００は、システムコントローラ１０１によって統括的に制御される。システムコントローラ１０１はＣＰＵ，ＲＡＭ，ＲＯＭといったマイクロコンピュータシステムによって構成される。システムコントローラ１０１には、後述するように、スキャナ１０２、プリンタエンジン１０３、操作パネル１０４、ＵＳＢコントローラ１０７、ＬＡＮインターフェイス（Ｉ／Ｆ）１１１などが接続されている。
【００２５】
スキャナ１０２は、通常知られているように、コピー対象またはファクシミリ送信対象の原稿を光学的に走査し、その反射光をＣＤＤイメージセンサに集光させて読み取るものである。プリンタエンジン１０３は、いわゆるレーザプリンタの構成を成し、公知の電子写真プロセスに基づいた作像系で構成され、画像データに応じたレーザ書き込みにより上記プロセスにしたがって記録紙に画像を形成するものである。
【００２６】
ＬＡＮインターフェイス１１１はＬＡＮ（ローカルエリアネットワーク）を介して管理サーバ１６０と通信接続するためのインターフェイスである。管理サーバ１６０にはあらかじめユーザ登録情報（以下、ユーザ情報という）が蓄積されている。
【００２７】
操作パネル１０４は、後述するように、複合機能（コピー、プリンタ、ファクシミリ）毎の各操作設定や装置状態などを知らせるものであり、各キー群やＬＣＤパネル１０５が用意され、さらにＵＳＢインターフェイス１５１を有するＵＳＢデバイス１５０との接続が可能なＵＳＢインターフェイス１０６が設けられている。このＵＳＢインターフェイス１０６はＵＳＢコントローラ１０７に接続されている。ＵＳＢコントローラ１０７には、ＵＳＢデバイス１５０が接続された際にユーザ認証を行なう認証部１０８、ユーザ認証用のデータを蓄積しておくための認証用メモリ１０９、ＵＳＢデバイス１５０による課金処理やポイント加算処理などを行なう課金処理部１１０が接続されている。また、課金処理部１１０にはクレジットカードなどを挿入するためのカード挿入部１１２が接続されている。
【００２８】
ＵＳＢデバイス１５０は、画像データを保持あるいはダウンロードすることが可能なモバイル機器であり、具体的には、たとえば携帯電話、ＰＤＡ（Ｐｅｒｓｏｎａｌ　Ｄｉｇｉｔａｌ　Ａｓｓｉｓｔａｎｔ）、ノートＰＣなどが対象となる。
【００２９】
ところで、ＵＳＢは、Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ　Ｓｅｒｉａｌ　Ｂｕｓ：汎用シリアルバスであり、ここでは、ＵＳＢ１．１、ＵＳＢ２．０のいずれの仕様にも対応している。したがって、ＵＳＢコントローラ１０７も上記２つの仕様に対応するように構成されている。
【００３０】
なお、上記図１において、システムコントローラ１０１、ＵＳＢコントローラ１０７、認証部１０８、認証用メモリ１０９、課金処理部１１０をそれぞれ独立した形態で示しているが、これらの機能をまとめ、ＡＳＩＣ（Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ　Ｓｐｅｃｉｆｉｅｄ　ＩＣ）などによる１チップ構成であってももちろんよい。
【００３１】
図２は、図１における操作パネル１９４の構成例を示す説明図である。符号１２０はＵＳＢシリーズの仕様に準拠したＵＳＢコネクタ挿入口、符号１２１はコピー・ファクシミリ送信時などにおいて部数や相手先番号などを入力するためのテンキー、符号１２２はＵＳＢデバイス１５０の接続時に押下するＵＳＢキー、符号１２３はＳＤカードキー、符号１２４は装置の開始後において停止させる場合に押下されるストップキー、符号１２５は入力設定値などを解除するためのクリアキー、符号１２６はコピー開始などにおいて押下されるスタートキーである。また、符号１５１はＵＳＢデバイス１５０の信号ケーブルに設けられたＵＳＢコネクタである。
【００３２】
ＵＳＢコネクタの種類にはＵＳＢシリーズＡコネクタとＵＳＢシリーズＢコネクタの２種類が存在するので、この２種類に対応するのであれば、ＵＳＢコネクタ挿入口１２０の形状をそれぞれの仕様に合致したものにする。また、ＵＳＢコネクタ挿入口１２０は、当然のことながらＵＳＢインターフェイス１０６と接続されている。
【００３３】
ＬＣＤパネル１０５は、液晶（ＬＣＤ）ドットパネルで構成され、ファンクションキー、部数、装置の状態を示すメッセージなどが表示される。オペレータがＬＣＤパネル１０５に表示されたキーにタッチすることにより、選択された機能を示すキーが黒く反転する。また、機能の詳細を指定しなければならない場合（たとえば、変倍であれば変倍値など）は、キーをタッチすることにより、詳細機能の設定画面が表示される。このように、ＬＣＤパネル１０５は、ドット表示器を使用しているため、そのときの最適な表示をグラフィカルに行なうことが可能に構成されている。
【００３４】
図３は、図１のように構成された複合機におけるネットワーク接続の状態を示す説明図である。ここでは、ＬＡＮ（Ｌｏｃａｌ　Ａｒｅａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ）２００上に、３台の複合機１００と、ネットワーク管理センタ１７０に接続された管理サーバ１６０とが接続されている。なお、複合機１００を３台で示しているがこれに限るものではなく、また、同一機種で示しているがＵＳＢインターフェイスが設けられていれば異なる複合機であってもよい。
【００３５】
このように、コピー，プリンタ，ファクシミリ機能を備えた複合機１００において、ＵＳＢコネクタ挿入口１２０を介してＵＳＢインターフェイス１０６を操作パネル１０４あるいは操作パネル１０４の近傍に搭載する。このＵＳＢデバイス１５０の接続から認識、ユーザ認証の一連の動作を図４のフローチャートを参照して説明する。
【００３６】
ユーザがＵＳＢコネクタ挿入口１２０に、ノートＰＣやＰＤＡ、携帯電話などのＵＳＢデバイス１５０の信号ケーブルに繋がれているＵＳＢコネクタ１５１を挿入し、ＵＳＢキー１２２を押下すると、まず、ＵＳＢインターフェイス１０６を介してＵＳＢコントローラ１０７はＵＳＢデバイス１５０の接続処理を開始する（ステップＳ１１）。続いて、プラグ・アンド・プレイ（Ｐｌｕｇ　ａｎｄ　Ｐｌａｙ）により複合機１００がその接続されたＵＳＢデバイス１５０を認識する（ステップＳ１２）。
【００３７】
続いて、複合機１００はＬＡＮ２００に接続されており、管理サーバ１６０と通信できるようになっており、管理サーバ１６０にはあらかじめユーザ情報が蓄積されているので、ユーザが機器のＵＳＢコネクタをＵＳＢコネクタ挿入口１２０に差し込み、ＵＳＢインターフェイス１０６に接続すると複合機１００は接続された機器を認識し、機器情報をもとにユーザ情報を管理サーバ１６０にダウンロードする（ステップＳ１３）。ＵＳＢコントローラ１０７は接続されたＵＳＢデバイス１５０を制御し、ユーザ認証用の画面を表示させる（ステップＳ１４）。この画面表示例を図５の符号２１０に示す。すなわち、認証情報入力画面２１０に示す内容をＵＳＢデバイス１５０（携帯電話、ＰＤＡ、ノートＰＣ）のディスプレイに出力する。ここでは、認証情報としてユーザネーム、パスワードの入力を促すように表示する。
【００３８】
さらに、ユーザは指示にしたがってユーザネーム、パスワードを入力する（ステップＳ１５）。ＵＳＢコントローラ１０７を認証部１０８を介し、ユーザがＵＳＢデバイス１５０で入力されたユーザネーム、パスワードが正しい情報であるか否かを確認し、認証の可否判断を行なう（ステップＳ１６）。ここで、正しい入力情報であると判断したならば、複合機１００による画像形成動作を可能状態にし、ＵＳＢデバイス１５から指示される所望のプリントまたはコピー処理を実行する（ステップＳ１７）。
【００３９】
このように、ユーザ認証が完了すると、その認証にしたがってキャッシュレスでプリントやコピーが行なえるようになる。また、この認証システムを用いて複合機１００を利用した場合、使用した程度にしたがってポイントを加算し、そのポイントに応じてコピーの無料サービスあるいは減額などの処理を課金処理部１１０を介して実行する。また、使用状態（記録紙枚数、記録紙サイズ、モノクロ／カラーなど）に応じた課金処理を課金処理部１１０で行なう場合、クレジットカードなどをカード挿入部１１２に差し込み、利用料金を口座引き落としによって清算することも可能である。
【００４０】
ところで、上述したユーザ認証処理を実現するために、複合機１００内の認証部１０８、あるいはシステムコントローラ１０１を機能させるＡＳＩＣにユーザ認証用にレジスタを図６に示すように設け、制御を行なう。図６において（ａ）は機器情報レジスタ、（ｂ）はユーザネーム格納レジスタ、（ｃ）はパスワード格納レジスタ、（ｄ）は認証許可レジスタである。
【００４１】
ＵＳＢデバイス１５０が接続された際に、その機器が有する情報を収集し、機器情報レジスタに格納する。さらにシステムコントローラ１０１はネットワーク経由で管理サーバ１６０からユーザ情報を取得する。管理サーバ１６０からダウンロードしたユーザ情報をユーザネーム格納レジスタとパスワード格納レジスタにそれぞれ格納する。その後、ＵＳＢ接続された機器から得られるユーザ情報と上記ユーザ情報とを照合し、その結果、認証を与える場合、認証許可レジスタを使用する。
【００４２】
したがって、上述した複合機１００において、操作パネル１０４の近傍にＵＳＢインターフェイスを搭載することにより、そのＵＳＢインターフェイスを介して様々なコンピュータ機器（ＰＤＡ、ノートＰＣなど）と接続することができる。また、ノートＰＣやＰＤＡなどと複合機１００とを接続することにより、複合機１００のＵＳＢコントローラを介してその接続機器を制御することができる。
さらに、上記ＵＳＢ接続時にユーザ認証を行なうことにより、セキュリティ性の強化にもなる。
【００４３】
また、クレジットカードなどの口座引き落としタイプのカードを用いて利用料金を清算することも可能であるため、キャッシュレスでの印刷サービスが実現する。さらに、ユーザに対して使用量に応じたポイントサービスを提供することで、このポイントサービスによるユーザの利用頻度が高くなり、その結果、他社機との差別化が実現し、競合優位をもたらすことが期待できる。
【００４４】
ところで、この実施の形態では、インターフェイスとしてＵＳＢを対象としたが、この他に、さらに汎用性の高いインターフェイスであれば何でもよく、たとえばＩＥＥＥ１９３４などであってもよい。
【００４５】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にかかる画像形成装置（請求項１）によれば、コピー、プリンタ、ファクシミリ機能などの複合機能を有する画像形成装置（たとえばデジタル複写機による複合機）の操作部近傍に、ＵＳＢインターフェイスを設けることにより、ＰＤＡやノートＰＣなどの各種のファイルデータを有する小型のＵＳＢデバイスを、たとえばユーザが外出先において店頭（コンビニエンスストア）など様々な場所に配置されている複合機接続することが可能になるため、携帯型のコンピュータ機器が保持する各種のファイルデータを簡単にかつ迅速に記録紙に出力することができる。
【００４６】
また、本発明にかかる画像形成装置（請求項２）によれば、請求項１において、操作部近傍に設けられたＵＳＢインターフェイスを介してＰＤＡやノートＰＣなどの各種のＵＳＢデバイスを接続し、これらのＵＳＢデバイスをＵＳＢコントローラから制御可能なため、入力ガイダンスなどをデバイス側に出力することができる。
【００４７】
また、本発明にかかる画像形成装置（請求項３）によれば、請求項１または２において、操作部近傍に設けられたＵＳＢインターフェイスを介してＰＤＡやノートＰＣなどの各種のＵＳＢデバイスを接続し、ＵＳＢデバイスが有するディスプレイにユーザ認証を行なうためのユーザ情報の入力を促す画面を表示出力するため、ユーザによるＵＳＢデバイス側での認証情報の入力操作が確実に行なわれることが期待できる。
【００４８】
また、本発明にかかる画像形成装置（請求項４）によれば、請求項３において、ユーザが入力した認証情報およびカード情報により、ユーザ認証許可による画像形成時においてその利用料金の精算をクレジットカードなどで支払うことが可能になるため、キャッシュレスで所望とするファイルの記録紙出力を行なうことができる。
【００４９】
また、本発明にかかる画像形成装置（請求項５）によれば、請求項３または４において、ユーザ認証を行なって認証許可の後の画像形成処理の利用量（記録紙枚数、記録紙サイズ、モノクロ／カラー）などに応じてポイントを加算し、そのポイント数に応じて無料や減額のサービスを行なうことにより、特定の機種あるいは特定の場所に配置されている装置の利用頻度が高くなることが期待され、他社機との差別化や競合優位の効果が生じる。
【００５０】
また、本発明にかかる画像形成装置（請求項６）によれば、請求項３において、ＵＳＢインターフェイスを介して接続されたＵＳＢデバイス（ＰＤＡ、ノートＰＣなど）のユーザ認証を行なうユーザ認証手段を画像形成装置に設けたので、接続時においてＰＤＡやノートＰＣなどの各種のＵＳＢデバイスのユーザ認証を容易に行なうことができる。
【００５１】
また、本発明にかかる画像形成装置（請求項７）によれば、請求項１において、ＵＳＢインターフェイスを介して前記ＵＳＢデバイスが接続された際に、サーバからあらかじめユーザ情報をダウンロードし、当該ユーザ情報を格納しておくことにより、その都度、ユーザ情報をダウンロードするのに対してユーザ認証処理を効率的に行なうことができる。
【００５２】
また、本発明にかかる画像形成装置（請求項８）によれば、請求項７において、あらかじめメモリなどのユーザ情報格納手段に格納されたユーザ情報とＵＳＢインターフェイスを介して接続されたＵＳＢデバイスから送られるユーザ情報（認証情報）とを比較するため、ユーザ認証を効率的にかつ容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態にかかる複合機の機能的な概略構成を示すブロック図である。
【図２】図１における操作パネルの構成例を示す説明図である。
【図３】図１のように構成された複合機におけるネットワーク接続の状態を示す説明図である。
【図４】本発明の実施の形態にかかるＵＳＢデバイスの接続〜ユーザ認証による処理例を示すフローチャートである。
【図５】本発明の実施の形態にかかる複合機とＵＳＢデバイスとの接続状態および認証情報入力画面例を示す説明図である。
【図６】本発明の実施の形態にかかるユーザ認証用時の各レジスタ例を示す説明図である。
【符号の説明】
１００　複合機
１０１　システムコントローラ
１０２　スキャナ
１０３　プリンタエンジン
１０４　操作パネル
１０５　ＬＣＤパネル
１０６，１５１　ＵＳＢインターフェイス
１０７　ＵＳＢコントローラ
１０８　認証部
１０９　認証用メモリ
１１０　課金処理部
１１１　ＬＡＮインターフェイス
１１２　カード挿入部
１２０　ＵＳＢコネクタ挿入口
１５０　ＵＳＢデバイス
１５２　ＵＳＢコネクタ
１６０　管理サーバ
２１０　認証情報入力画面

Claims

コピー、プリンタ、ファクシミリ機能などの複合機能を有する画像形成装置において、
操作位置近傍に配置され、ＵＳＢデバイスと接続するためのＵＳＢインターフェイスを備えたことを特徴とする画像形成装置。
さらに、前記ＵＳＢインターフェイスを介して接続された前記ＵＳＢデバイスを制御するＵＳＢコントローラを備えたことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
さらに、前記ＵＳＢインターフェイスを介して接続された前記ＵＳＢデバイスのユーザ認証を行なうためのユーザ情報の入力を促す画面を表示出力するユーザ情報入力手段を備えたことを特徴とする請求項１または２に記載の画像形成装置。
さらに、ユーザ認証を行なって認証許可の後の画像形成処理に対する利用料金を所定のカードで支払うカード支払い手段を備えたことを特徴とする請求項３に記載の画像形成装置。
さらに、ユーザ認証を行なって認証許可の後の画像形成処理の利用量に応じて利用料金を減額するポイントサービスを行なうポイントサービス手段を備えたことを特徴とする請求項３または４に記載の画像形成装置。
さらに、前記ＵＳＢインターフェイスを介して接続された前記ＵＳＢデバイスのユーザ認証を行なうユーザ認証手段を備えたことを特徴とする請求項３に記載の画像形成装置。
ユーザ情報が格納されたサーバに対してネットワークを介して接続された画像形成装置であって、
さらに、前記ＵＳＢインターフェイスを介して前記ＵＳＢデバイスが接続された際に、前記サーバからあらかじめユーザ情報をダウンロードし、当該ユーザ情報を格納しておくユーザ情報格納手段を備えたことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
前記ユーザ情報格納手段に格納されているユーザ情報と前記ＵＳＢインターフェイスを介して接続された前記ＵＳＢデバイスから送られるユーザ情報とを照合してユーザ認証を行なうことを特徴とする請求項７に記載の画像形成装置。