JP4306464B2 - シールエンドカートン - Google Patents

シールエンドカートン Download PDF

Info

Publication number
JP4306464B2
JP4306464B2 JP2004012429A JP2004012429A JP4306464B2 JP 4306464 B2 JP4306464 B2 JP 4306464B2 JP 2004012429 A JP2004012429 A JP 2004012429A JP 2004012429 A JP2004012429 A JP 2004012429A JP 4306464 B2 JP4306464 B2 JP 4306464B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
line
ceiling
seal end
end carton
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004012429A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005206166A (ja
Inventor
正保 林
有二 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2004012429A priority Critical patent/JP4306464B2/ja
Publication of JP2005206166A publication Critical patent/JP2005206166A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4306464B2 publication Critical patent/JP4306464B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Description

本発明は、シールエンド部を開封する形状のシールエンドカートンに関するものであり、詳しくは、シールエンド部を容易に開封することができる形状の扁平状のシールエンドカートンに関するものである。
従来、カートンとして、種々の形状が実用化されているが、シンプルな形で、高速充填包装適性が良好なシールエンドカートンの形状が幅広く使用されている。このシールエンドカートンの開封方法としては、ジッパー等を用いた種々の形態が採用されている。特に、偏平状のシールエンドカートンにおいては、図6に示すように、軽い指圧で破れるように後板14の上辺中央部に円弧状の摘み部14aを摘み部切れ目線Xにより設け、さらに、その摘み部切れ目線Xの両端から、後板14と天下板19との折れ線h上に両端まで開封切れ目線Y、Yを設けた形状が広く使用されている。この形状のシールエンドカートン2の頂部Tを開封する時には、まず、摘み部14aを指先で押圧して摘み部切れ目線Xを破ることにより開封し、ついで、摘み部14aと共に天板17および天下板19を摘んで上方に引き上げて後板14と天下板19との折れ線h上の両側に延設されている開封切れ目線Y、Yを両端まで引き裂くことにより頂部Tを開封することができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開平7−61443号公報
しかしながら、上記の従来のシールエンドカートンにおける開封方法では、摘み部を摘み部切れ目線で押し破って開封し、その後、摘み部切れ目線に連続して後板と天下板との折れ線上に両端まで設けられた開封切れ目線を引き裂いて頂部を開封する時に、開封切れ目線を折れ線の両端まで引き裂く途中の段階で開封切れ目線から外れて天板の内方に引き裂かれる傾向があり、そのため開封しにくく、また、外観上好ましくないという問題がある。また、開封切れ目線を後板と天下板との折れ線上に両端まで刻設することによって、シールエンドカートンの強度が弱くなり、流通、販売等の開封前の段階で、開封切れ目線が破断したり、頂部の縁が損傷しやすくなり、商品価値を損ない、食品衛生の点からも好ましくないという問題がある。
本発明は、上記問題点に対し適切且つ有効な解決手段として、頂部を開口するシールエンドカートンであって、開封することが容易であり、かつ、流通、販売等の開封前の段階での強度の低下を防いでいる形状のシールエンドカートンを提供するものである。
本発明は、前記問題点を解決すべく開発されたものであって、縦折れ線を介して側板、前板、側板、後板を連設して胴部を形成し、前記後板の上辺に折れ線を介して天下板を連設し、前記前板の上辺に折れ線を介して天板を連設し、天下板上に天板を重ねて貼り合わせて頂部を形成してなるシールエンドカートンにおいて、前記後板の上辺中央部に摘み部切れ目線により摘み部を設け、前記摘み部切れ目線の両端から連続して、前記後板と前記天下板の前記折れ線上に開封切れ目線を、前記摘み部切れ目線の両端と該折れ線との交点と該折れ線の両端点の中間点までそれぞれ穿設し、該中間点から前記天下板の上方角点までそれぞれ天下切れ目線を設けたことを特徴とするシールエンドカートンである。そして、前記摘み部が後板中央に向かって膨らむ円弧状であることを特徴としている。
本発明のシールエンドカートンでは、シールエンド部である頂部を開封する時、後板の上辺中央部に設けた摘み部を指で軽く押圧すると摘み部切れ目線が破れて摘み部が開封され、摘み部と共に天板、天下板を摘まんで上方に引き上げることによって、後板と天下板との折れ線に設けた開封切れ目線が中間点まで引き裂かれ、さらに、天下板の天下切れ目線に到達して天下板を分断することができ、かつ、この動作がスムースに連続して行うことができるため、頂部の開封を容易に行うことができるという効果を有している。
また、開封切れ目線が後板と天下板との折れ線上の両端まで設けられている形状に比べて、両端部を開封切れ目線が設けられていない部分としていることにより、カートン強度の低下を少なくし、流通、販売等の開封前の段階で、開封切れ目線が破断したり、頂部の縁が損傷したりして商品価値を損なうことを防ぐことができるという効果を有している。
以下に、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明のシールエンドカートンの外観を示す斜視図であり、図2は、そのシールエンドカートン1のブランクの展開図であり、図3は、本発明のシールエンドカートンを、組み立てる段階を示す斜視図であり、図4は、本発明のシールエンドカートンの天板と天下板を貼り合わせる接着パターンの例を示す図であり、図5は、本発明のシールエンドカートンの開封を説明する概略図であり、そして、図6は、従来のシールエンドカートンの外観を示す斜視図である。
本発明のシールエンドカートン1は、図1に示すように、外観上としては、後板14の上辺中央部に摘み部14aを摘み部切れ目線xにより設け、この摘み部切れ目線xの端点p、pから摘み部切れ目線xに連続して折れ線h上の両外方の中間点q、qまで開封切れ目線y、yを設けた形状である。実際には、さらに、開封切れ目線y、yに連続した形で頂部Tの天板17の下側に重なる天下板19には、天下切れ目線z、zが天下板19の両角点r、rまで設けた形状である。
図2−aは、そのシールエンドカートン1のブランクの展開図であって、側板11、前板12、側板13、後板14、糊代片15を折れ線a、b、c、dを介して連接し、糊代片15を側板11の裏面に貼り合せてシールエンドカートン1の胴部を形成する。また、上記側板11、前板12、側板13、後板14の上辺には、それぞれ折れ線e、f、g、hを介して天折り込み片16、天板17、天折り込み片18、天下板19を連接してあり、これらはシールエンドカートン1の形成の際に頂部Tを構成する。さらに、上記側板11、前板12、側板13、後板14の下辺には、それぞれ折れ線i、j、k、lを介して底折り込み片20、底板21、底折り込み片22、底下板23を連接してあり、これらはシールエンドカートン1の形成の際に底部Bを構成する。
また、上記シールエンドカートン1の開封を容易にするため、図2−bの部分拡大図に示すように、後板14の上辺中央部には、軽い指圧で破ることが可能な摘み部14aを輪郭を摘み部切れ目線xで形成する。この摘み部14aの輪郭は、後板14の中央部に向かって膨らむ円弧状に形成する。この摘み部14aは、ミシン目、半切れ、リード罫等の摘み部切れ目線xで設けることができ、形状は、完全な円弧状である必要はなく、偏平した楕円の弧の形状であってもよく、例えば矩形や多角形などの形状とすることも可能であるが、指を挿入することによって容易に切り離すことができるようにするため、あるいは、摘み部切れ目線を容易に形成できるようにするためには、角をもたない形状、すなわち円弧や楕円の弧といった形状とすることが望ましい。
そして、摘み部切れ目線xの両端、すなわち、後板14と天下板19との折れ線hとの交点p、pから折れ線h上にそれぞれ外側方向に開封切れ目線y、yを延設する。この開封切れ目線y、yは、折れ線hの両端まで設けるのではなく、折れ線hの両端点s、sと交点p、pの中間である中間点q、qまで延設している。この開封切れ目線y、yは、ミシン目、リード罫、不連続なL字状切れ目等で設けることができる。
また、天下板19には、この折れ線h上の中間点q、qから、天下板19の上方両角点r、rまで、それぞれ天下切れ目線z、zを設けている。この天下切れ目線z、zは、本実施例の切り込み以外に、ミシン目、リード罫、不連続なL字状切れ目等で設けることができる。
本発明のシールエンドカートン1の組み立てに際しては、まず、図3−aに示すように、糊代片15を側板11に貼り合せて(サック貼)折り畳まれた状態の筒状のシールエンドカートン1を形成する。つぎに、この折り畳んだ状態のシールエンドカートン1を自動充填包装機に供給し、図3−bに示すように、底折り込み片20、22、底下板23、底板21を順次折り込み貼り合せて底部Bを形成する。つぎに、上開口部から内容物を充填した後、頂部Tにおいて、図3−cに示すように、天折り込み片16、18、天下板19を折り込み、最後に天下板19の上に天板17を重ね両板を貼り合せてシールエンドカートン1の頂部Tを形成して充填包装を完了する。この天下板19と天板17の貼り合わせでは、図4−aに示すように、天下板19の天下切れ目線z、zの間の領域内に接着パターンH1で貼り合わせる。この貼り合わせ方法によれば、頂部Tの開封を容易に行うことができる。また、図4−b、図4−cに示すように、天下板19の天下切れ目線z、zの外側の領域でも貼り合わせる接着パターンH2、H3で貼り合わせることもできる。そして、この頂部Tはシールエンドカートンを一旦開封した後、シールエンドカートンを再封する際の蓋部を構成するものである。
本発明のシールエンドカートン1を開封するには、まず、図5−aに示すように、後板14の上辺中央部に設けた摘み部14aを指で軽く押圧すると摘み部切れ目線xが破れて摘み部14aが開封され、つぎに、図5−bに示すように、摘み部14aと共に天板17、天下板19を摘まんで上方に引き上げることによって、図5−cに示すように、後板14と天下板19との折れ線hに設けた開封切れ目線y、yが中間点q、qまで引き裂かれ、さらに、図5−dに示すように、天下板19の天下切れ目線z、zに到達して天下板19を容易に分断することができ、頂部Tを容易に開封することができる。
また、天下板19の天下切れ目線z、zの外側の領域でも貼り合わせた場合でも、接着パターンH2、H3で貼り合わせた天下板19の天下切れ目線z、zより外側の部分では、接着材層で剥離するか、あるいは、天板17の裏面の層、あるいは、天下板19の表面層が剥離して分断される状態となる。このように、天板17の裏面の層、あるいは、天下板19の表面層が剥離するには、本発明のシールエンドカートン1の材料は多層から構成された板紙とすることが好ましい。特に、裏面の層が剥離しやすい白板紙であるコートボールが好ましい。
このようにして、頂部Tを開口することができ、頂部Tは回動式蓋部となり、前板12と天板17との連接部である折れ線fはその蓋部の蝶番部となる。その際、後板14の摘み部切れ目線xの切口は円弧状にえぐられているから内容物を取り出しやすく好都合である。そして、シールエンドカートンを開封しても胴部の前板12は欠裁されないから前板12に印刷で設けた文字・図柄を損なわない。
一般的なシールエンドカートンに広く利用することができる。特に、扁平状のシールエンドカートンには効果的に利用することができる。
本発明のシールエンドカートンの外観を示す斜視図である。 本発明のシールエンドカートンのブランクの展開図である。 本発明のシールエンドカートンを、組み立てる段階を示す斜視図である。 本発明のシールエンドカートンの天板と天下板を貼り合わせる接着パターンの例を示す図である。 本発明のシールエンドカートンの開封を説明する概略図である。 従来のシールエンドカートンの外観を示す斜視図である。
符号の説明
1 シールエンドカートン(本発明)
2 従来のシールエンドカートンの一例
X 摘み部切れ目線(従来のシールエンドカートン)
Y 開封切れ目線(従来のシールエンドカートン)
10 ブランク
11 側板
12 前板
13 側板
14 後板
14a 摘み部
15 糊代片
16 天折り込み片
17 天板
18 天折り込み片
19 天下板
20 底折り込み片
21 底板
22 底折り込み片
23 底下板
a〜l 折れ線
T 頂部
B 底部
p 交点(折れ線h上)
q 中間点(折れ線h上)
r 角点(天下板)
s 端点(折れ線h上)
x 摘み部切れ目線
y 開封切れ目線
z 天下切れ目線

Claims (2)

  1. 縦折れ線を介して側板、前板、側板、後板を連設して胴部を形成し、前記後板の上辺に折れ線を介して天下板を連設し、前記前板の上辺に折れ線を介して天板を連設し、天下板上に天板を重ねて貼り合わせて頂部を形成してなるシールエンドカートンにおいて、
    前記後板の上辺中央部に摘み部切れ目線により摘み部を設け、前記摘み部切れ目線の両端から連続して、前記後板と前記天下板の前記折れ線上に開封切れ目線を、前記摘み部切れ目線の両端と該折れ線との交点と該折れ線の両端点の中間点までそれぞれ穿設し、該中間点から前記天下板の上方角点までそれぞれ天下切れ目線を設けたことを特徴とするシールエンドカートン。
  2. 前記摘み部が後板中央に向かって膨らむ円弧状であることを特徴とする請求項1に記載のシールエンドカートン。

JP2004012429A 2004-01-20 2004-01-20 シールエンドカートン Expired - Fee Related JP4306464B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004012429A JP4306464B2 (ja) 2004-01-20 2004-01-20 シールエンドカートン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004012429A JP4306464B2 (ja) 2004-01-20 2004-01-20 シールエンドカートン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005206166A JP2005206166A (ja) 2005-08-04
JP4306464B2 true JP4306464B2 (ja) 2009-08-05

Family

ID=34898802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004012429A Expired - Fee Related JP4306464B2 (ja) 2004-01-20 2004-01-20 シールエンドカートン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4306464B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4498757B2 (ja) * 2004-01-20 2010-07-07 大日本印刷株式会社 シールエンドカートン
JP4807616B2 (ja) * 2006-02-07 2011-11-02 大日本印刷株式会社 紙カートン
JP5167836B2 (ja) * 2008-01-29 2013-03-21 大日本印刷株式会社 易解体カートン
DK2632809T3 (en) 2010-10-27 2016-02-15 Intercontinental Great Brands Llc MAGNETIC closable PRODUCT RECEIVING PACKAGING
JP2015077980A (ja) * 2013-10-15 2015-04-23 凸版印刷株式会社 カートン

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005206166A (ja) 2005-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2013076C (en) (foil) pack, especially for paper tissues
WO2016158553A1 (ja) ストロー内蔵式容器
JP4306464B2 (ja) シールエンドカートン
JP4775560B2 (ja) 紙カートン
JP4515101B2 (ja) シールエンドカートン
JP4563048B2 (ja) シールエンドカートン
JP4498757B2 (ja) シールエンドカートン
JP2010052759A (ja) 紙カートン
JP6180191B2 (ja) カートン
JP4306383B2 (ja) 易開封中仕切りカ―トン
JP4515110B2 (ja) シールエンドカートン
JP5571965B2 (ja) 紙器及び紙器ブランク
JP3853714B2 (ja) 易開封密封カートン
JP4723234B2 (ja) 易開封性カートン
JP3112137U (ja) パッケージ構造体
JP4689861B2 (ja) カートン
JP3756240B2 (ja) 密封カートン
JPH0948427A (ja) 易開封性カートン
JP4334763B2 (ja) 追加カバーを備えた顆粒状材料用カートン
JP2004189237A (ja) 容器
JP3114394U (ja) 包装容器
JPH09183434A (ja) 密封容器
JP3150859U (ja) 収納袋
JP4662440B2 (ja) 正面開封紙函
JP2003002324A (ja) 易開封性密封紙容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090422

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090427

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140515

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees