JP3114394U - 包装容器 - Google Patents

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Abstract


【課題】包装容器を偏平の押し潰す際に、摘み部としての底面板の一隅角部に確実に指先が引っ掛かるようにして容易に立ち上げることが出来る包装容器の提供。
【解決手段】包装容器1Aを構成する底面板10の外端縁側一隅角部に該底面板10の対角線と略直交する折り目kが形成されるとともに、該折り目kが形成された底面板10の一隅角部に対応する糊代11の連設部側隅角部近傍に、切欠部11aが形成される。このため、底面板10の一隅角部を摘み部として折り目kに沿って立ち上げる際、指先を一隅角部に確実に引っ掛けることができる。
【選択図】図4

Description

本考案は、薬品や酒類あるいは清涼飲料などのビン容器あるいはプラスチック容器の包装容器に関するものである。
従来より、薬品などのビン容器や飲料水などのプラスチック容器などを包装する包装容器として、波状の中心原紙にライナーが線状に接着されて形成される薄手のダンボールであるEフェルトによって組み立てられた包装容器が知られている。
この包装容器1は、図6および図7に示すように、背面板2の右端縁に、左側面板3、正面板4、右側面板5が順に折り目a,b,cを介して連設されるとともに、その左端縁に糊代6が折り目dを介して連設される一方、背面板2の上端縁に、折り目eを介して差込フラップ7を連設した上面板8が折り目fを介して連設され、また、左右の側面板3,5の上端縁および下端縁にそれぞれ折り目g,gを介して上フラップ9および下フラップ9が連設され、さらに、背面板2の下端縁に底面板10が折り目hを介して連設され、また、正面板4の下端縁に糊代11が折り目iを介して連設されて構成されている。そして、正面板4には、その上端縁から下方に向けてU字状の切り裂き目jが形成されている。
次に、このように構成された包装容器1の組立手順について説明する。
まず、図7の展開図にしたがってEフェルトを打ち抜いた後、裏面が上面を向くように反転させ、左側面板3に対して背面板2を折り目aに沿って谷折りする一方、糊代6の表面に接着剤を塗布し、正面板4に対して右側面板5を折り目cに沿って谷折りし、右側面板5の裏面側端縁部を糊代6に貼着する。
次いで、偏平な包装容器1を上下反転し、糊代11に接着剤を塗布した後、左右の側面板3,5を背面板2に対して折り目a,dに沿って立ち上げるとともに、下フラップ9,9を折り目g,gに沿って谷折りする一方、糊代11を正面板4に対して折り目iに沿って山折りした後、背面板2に対して底面板10を折り目hに沿って谷折りし、糊代11に貼着して包装容器1を形成する。
次いで、包装容器1の内部に薬品などの容器を収容した後、正面板4の、U字状の切り裂き目jによって区画された範囲内に接着剤を塗布するとともに、上フラップ9,9を折り目g,gに沿って山折りする一方、背面板2に対して上面板8を折り目fに沿って谷折りするとともに、上面板8に対して差込フラップ7を折り目eに沿って谷折りして正面板4の裏面に沿って差し込み、差込フラップ7を正面板4に貼着して出荷される。
このような包装容器1に収容された薬品などを使用するときには、切り裂き目jに沿って切り裂けば、正面板4と差込フラップ7との貼着部分を分離することができることから、正面板4に対して上面板8を引き上げ、開口された上端開口部を通して薬品などの容器を取り出せばよい。
一方、薬品などを使い切って包装容器1を廃棄するときには、底面板10を糊代11から剥離すれば、包装容器1を偏平に折り畳むことができる。具体的には、底面板10の外端縁側一隅角部に指先をかけて摘み上げ、その一隅角部を摘み部として摘んで底面板10を引き上げることにより、底面板10が貼着されている糊代11のライナーを中心原紙から剥離させて糊代11に対する底面板10の貼着を解除し、包装容器1を偏平に折り畳むものである。
ところで、前述した包装容器においては、底面板の一隅角部に指先をかけてを摘み上げる際、底面板および糊代は外端縁が面一に重なった状態で貼着されており、指先がかかりにくく、容易に摘み上げることができない。このため、底面板を糊代から剥離するに際して、ナイフなどを別途必要とし、作業が煩雑になるという欠点があった。
本考案は、このような問題点に鑑みてなされたもので、包装容器の解体時に摘み部としての底面板の一隅角部に確実に指先が引っ掛かるようにして容易に摘み上げることができる包装容器を提供するものである。
本考案は、背面板、左右の側面板および正面板が折り目を介して連設される一方、背面板の上端縁に差込フラップを有する上面板が折り目を介して連設され、また、左右の側面板または正面板もしくは背面板のいずれかの下端縁に糊代が折り目を介して連設されるとともに、糊代が連設された下端縁と対向する下端縁に底面板が折り目を介して連設された包装容器において、前記底面板の外端縁側一隅角部に該底面板の対角線と略直交する1本もしくは複数本の折り目が形成されるとともに、該折り目が形成された底面板の一隅角部に対応する糊代の連設部側隅角部近傍に、切欠部が形成されることを特徴とするものである。
本考案によれば、包装容器を廃棄する場合、底面板の、折り目が形成された一隅角部に指先を引っ掛けて引き上げ、折り目に沿って立ち上げた三角形状の一隅角部を摘み部として摘んで底面板を引き上げることにより、糊代の中心原紙に線状に接着されているライナーを剥離させることができる。
この際、摘み部としての底面板の外端縁側一隅角部の下面には、糊代の切欠部が対応するため、板厚に相当する空間が形成されており、指先を一隅角部に確実に引っ掛けることができ、容易に折り目に沿って立ち上げることができる。
この結果、糊代から底面板を簡単に剥離して包装容器を偏平に押し潰すことができ、かさを小さくして廃棄することができる。
本発明において、前記糊代の連設部近傍に左右方向に間隔をおいて2個のU字状の切れ目が互いに開口部を中央に向けて形成されていると、糊代に対する底面板の貼着位置を2個のU字状の切れ目によって区画された範囲に限定することができ、これにより、摘み部としての一隅角部を摘んで引き上げ、中心原紙に対して線状に接着されているライナーを剥離させる際、ライナーの剥離箇所が2個のU字状の切れ目によって区画された範囲となり、容易に剥離させることができる。
本考案によれば、摘み部としての底面板の一隅角部に確実に指先を引っ掛けて引き上げることができ、糊代から底面板を剥離して簡単に偏平に押し潰すことができる。
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1および図2には、本考案の包装容器1Aの一実施形態が示されている。
この包装容器1Aは、先に説明した包装容器1と同一の構成であり、同一の構成には同一の符号を付してその詳細な説明を省略し、相違する点についてのみ説明する。
図1および図2において、底面板10には、その外端縁側一隅角部に、直角二等辺三角形を形成するように、対角線に直交する複数本の折り目kが形成されている。
また、糊代11には、底面板10の、折り目kが形成された外端縁側一隅角部に重なる位置である連設部側一隅角部近傍に半円状の切欠部11aが形成されるとともに、切欠部11aが形成された連設部側近傍に位置して、左右方向に間隔をおいて一対のU字状の切れ目m,mが互いに開口部を中央に向けて形成されている。
このように構成された包装容器1Aの組立手順は、先に説明した包装容器1の組立手順と何ら相違しないため、その詳細な説明を省略する。
ただし、糊代11に対して底面板10を貼着する場合は、糊代11の、一対の切れ目m、mによって区画された範囲に接着剤を塗布し、底面板10を貼着する(図2参照)。
このような包装容器1Aを廃棄するときには、底面板10の、折り目kが形成された一隅角部に指先を引っ掛けて引き上げ、折り目kに沿って立ち上げた後、底面板10の三角形状の一隅角部を摘み部として摘んで引き上げ、底面板10を糊代11から剥離すればよい。
この場合、図3に示すように、底面板10の折り目kが形成された外端縁側一隅角部の下面に、糊代11に形成された切欠部11aによってEフェルトの厚みに相当する空間が形成されていることから、底面板10の、折り目kが形成された一隅角部に指先を引っ掛けて引き上げ、折り目kに沿って立ち上げる際、指先を一隅角部に確実に引っ掛けることができ、容易に折り目kに沿って立ち上げることができる。
また、糊代11には、一対のU字状切れ目m,mが形成され、この一対の切れ目m,mの範囲内に接着剤が塗布されて底面板10と貼着されているため、三角形状の一隅角部を摘み部として摘んで底面板10を引き上げると、糊代11の、一対のU字状切れ目m,mの範囲内のライナーのみが中心原紙から剥離されるため、底面板10を糊代11から軽快に剥離することができる。
底面板10を糊代11から剥離すれば、包装容器1を背面板2および右側面板5に対して左側面板3および正面板4がそれぞれ重なるように、偏平に押し潰すことができ、かさを小さくして廃棄することができる。
なお、切欠部11aは、展開図にしたがって打ち抜く際に同時に形成することができるため、生産効率を低下させることはない。
前述した実施形態においては、半円状の切欠部11aを例示したが、半円状の切欠部11aに限定するものではなく、例えば、図5に示すように、台形状や三角形状の切欠部11aであってもかまわない。
本考案の包装容器の一実施形態を示す展開図である。 図1の包装容器の組立工程を説明する斜視図である。 図1の包装容器の底面部分を模式的に示す縦断面図である。 図1の包装容器の底面板を糊代から剥離する工程を説明する斜視図である。 図1の包装容器の糊代に形成された切欠部の変形例を示す説明図である。 従来の包装容器を倒立状態で示す斜視図である。 図6の包装容器の展開図である。
符号の説明
1A 包装容器
2 背面板
3,5 側面板
4 正面板
6,11 糊代
11a 切欠部
8 上面板
9 フラップ
10 底面板
a,b,c,d,e,f,g,h,i,k 折り目
j 切り裂き目
m 切れ目

Claims (2)

  1. 背面板、左右の側面板および正面板が折り目を介して連設される一方、背面板の上端縁に差込フラップを有する上面板が折り目を介して連設され、また、左右の側面板または正面板もしくは背面板のいずれかの下端縁に糊代が折り目を介して連設されるとともに、糊代が連設された下端縁と対向する下端縁に底面板が折り目を介して連設された包装容器において、前記底面板の外端縁側一隅角部に該底面板の対角線と略直交する1本もしくは複数本の折り目が形成されるとともに、該折り目が形成された底面板の一隅角部に対応する糊代の連設部側隅角部近傍に、切欠部が形成されることを特徴とする包装容器。
  2. 前記糊代の連設部近傍に左右方向に間隔をおいて2個のU字状の切れ目が互いに開口部を中央に向けて形成されていることを特徴とする請求項1記載の包装容器。
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