JP4304629B2 - コーヒー豆の脱穀研磨装置 - Google Patents

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この発明は、コーヒー豆の脱穀研磨方法及びその装置に関するものである。
コーヒー豆は、パーチメント及びシルバースキン(これらを総称して「被覆皮」と言う)が付いた状態で、コーヒー豆生産国から消費国に輸入されている。そして、該消費国で「コーヒー豆の脱穀研磨装置」を用いて前記被覆皮を取り除き、きれいなコーヒー生豆(きまめ)にしている。
従来、前記「コーヒー豆の脱穀研磨装置」として、次の様な装置が用いられている。
(1)コーヒー豆を研磨機内部の筒状の金網内に送り込み、ウレタン樹脂の回転アームでコーヒー豆を前記金網内表面に押し付けて研磨する装置(例えば、特許文献1、参照)。
(2)有孔研磨筒内に回転自在に設けた軸に、周面に多数の線材を植設してブラシに形成した研磨転子を軸装し、前記ブラシを前記軸方向に対して放射線状に配設した複数個の仕切板により区画した装置(例えば、特許文献2、参照)。
(3)精白米の研磨装置をコーヒー豆の脱穀研磨装置として用いる(例えば、特許文献3、参照)。
特開2005−159号公報 特開平5−161488号公報 特許第1293931号公報
前記被覆皮のうち、パーチメントは、果肉(パルポ)とシルバースキンとの間にある柔らかい内果皮であり、シルバースキン(銀皮)は、種子の外表面に密着して該種子を覆う薄い種皮であるが、前記パーチメントは剥がしやすい。しかし、シルバースキンは前記パーチメントに比べ剥がしにくいので、脱穀研磨してもシルバースキンが残ることがある。
前記シルバースキンがコーヒー生豆に残っていると、該生豆を焙煎して挽き粉にし、該挽き粉を湯で浸出してコーヒー飲料にした場合、渋味や雑味等が含まれ、澄んだ美味しいコーヒーが得られない。
そこで、脱穀研磨作業を効率良く、しかもシルバースキンを完全に剥離できるように前記装置を運転すると、コーヒー豆が割れてしまうことがある。また、コーヒー豆が割れないように運転すると、時間がかかり、前記作業効率が悪くなってしまう。
この発明は、上記事情に鑑み、コーヒー豆が割れないようにしながら完全に被覆皮を除去することを目的とする。他の目的は、脱穀研磨作業の効率化を図ることである。
前記課題を解決するための手段は、次の通りである。
この発明は、脱穀研磨ロールを内蔵する脱穀研磨室を有する、脱穀研磨手段を備えたコーヒー豆の脱穀研磨装置において; 前記脱穀研磨手段は、複数段状に配設されており、上段の脱穀研磨手段は、一回通し式脱穀研磨機であり、
前記脱穀研磨室には、コーヒー豆が投入される供給口と、コーヒー豆と剥離皮が排出される出口とが設けられ、前記出口側には、脱穀研磨圧力を調整する抵抗手段が設けられており、最下段の脱穀研磨手段は、一回通し式脱穀研磨機であり、前記脱穀研磨室には、コーヒー豆が投入される供給口と、吸引室と連通し、コーヒー豆から剥離された剥離皮を排出する除殻網と、コーヒー豆を排出する出口とが設けられ、前記出口側には、前記抵抗手段の脱穀研磨圧力よりも小さな圧力値を設定する抵抗手段が設けられていることを特徴とする。
この発明の最下段の脱穀研磨手段の供給口は、風選別手段を介して上段の脱穀研磨手段の出口に連通していることを特徴とする
この発明は、脱穀研磨ロールを内蔵する脱穀研磨室を有する、脱穀研磨手段を備えたコーヒー豆の脱穀研磨装置であって;前記脱穀研磨手段は、循環式脱穀研磨機であり、前記脱穀研磨室には、ホッパと連通する供給口と、垂直脱穀研磨部を介して前記ホッパに連通する出口と、吸引室に連通し、剥離皮を排出する除殻網とが設けられ、前記脱穀研磨室の出口側には、脱穀研磨圧力を調整する補助抵抗手段が設けられていることを特徴とする。
この発明の効果は、次の通りである。
この発明は、以上のように構成したので、コーヒー豆は、剥離皮混送行程と剥離皮分離行程とを経て脱穀研磨が行われる。
前記剥離皮混送行程では、脱穀研磨室内でコーヒー豆から剥がされた被覆皮は、加圧攪拌され砕かれながら出口に向かって進行し、前記コーヒー豆と一緒になって該出口から排出される。そのため、剥がされた被覆皮(「剥離皮」という)は、前記脱穀研磨室内において未剥離の被覆皮を除く働きをすると共に、クッションの働きもするので、コーヒー豆の割れを防止できる。
又、剥離皮分離行程では、脱穀研磨圧力が前段脱穀研磨行程における圧力値よりも小さく、除殻網からは脱穀研磨室内の剥離皮が排出される。そのため、前記脱穀研磨室の出口から排出されるコーヒー豆は、割れていない、きれいなコーヒー生豆となる。
この発明の第1実施の形態を図1〜図5により説明する。
フレーム1には、段状、即ち、上下方向に所定の間隔をおいて3台の一回通し式脱穀研磨機A、B、Cが、重なるようにしながら配設されている。
前記脱穀研磨機Aは最上段に配設され、例えば、コーヒー豆Gの被覆皮全体の40%を剥離する。この脱穀研磨機Aは、円筒状の脱穀研磨室3Aを備えているが、この脱穀研磨室3Aは、水平状に配設され、その内部には、脱穀研磨ロール5が設けられている。前記ロール5は、送穀ロール部5aと脱穀研磨翼5bとを備えているが、前記脱穀研磨翼5bは、該送穀ロール部5aの先端部に連続して設けられている。なお、この脱穀研磨翼5bは、図4,図5に示すように、送穀ロール部5aの中間部に配設しても良い。
脱穀研磨室3Aの一端側には、供給口7が設けられ、その他端には出口9が設けられている。前記供給口7は、ホッパ11に連通しており、又、前記出口9の近傍には、抵抗手段13が設けられている。前記抵抗手段13は、前記脱穀研磨室3A内の脱穀研磨圧力(抵抗力)を調整するものである。この抵抗手段13は、図示しない操作パネルに設けられた、ダイヤルにより操作され、該ダイヤルを回すことにより、抵抗板13aが前記出口9に離接し、抵抗力の大きさを変化させる。
図において、14は脱穀研磨ロール5を駆動せしめるロール駆動プーリであり、右側の主モータ17により回転する。前記主モータ17は基台15に固定されている。
前記脱穀研磨機Bでは、中段に配設され、例えば、コーヒー豆Gの被覆皮全体の40%を剥離する。この脱穀研磨機Bは、前記脱穀研磨機Aの下方に、平行に配設されているが、水平方向における向きは、前記脱穀研磨機Aと反対である。即ち、脱穀研磨機Aの出口9側には、脱穀研磨機Bの供給口7が位置している。
該供給口7は、落下案内路19を介して前記脱穀研磨機Aの出口9に連通している。前記脱穀研磨機A,Bは、同一構造である。
なお、脱穀研磨機Bのロール駆動プーリ14は、左側の主モータ21により回転する。該モータ21は基台15に固定されている。
前記脱穀研磨機Cは、最下段に配設され、例えば、コーヒー豆Gの被覆皮全体の20%を剥離する。この脱穀研磨機Cは、前記脱穀研磨機Bの下方に平行に配設されているが、水平方向の向きは、前記脱穀研磨機Bと反対である。
この様に、3台の脱穀研磨機A、B、Cの向きを調整し、重ねるようにすると、水平に並列に配設する場合に比べ、小型化し、配設スペースを少なくすることができる。又、上方の脱穀研磨機の出口から排出されるコーヒー豆は、自重により下方の脱穀研磨機の供給口に落下するので、エレベータ等の揚穀手段を設ける必要がない。
該脱穀研磨機Cの構造は、前記脱穀研磨機A、Bの構造とほぼ同一であるが、下記の点で相違している。
(1)脱穀研磨機Bの出口9と脱穀研磨機Cの供給口7とを連通せしめる落下案内路19に、風選別部23が設けられていること。
この風選別部23において、コーヒー豆より比重の軽い、剥離皮は、風力によりコーヒー豆から分離されるので、前記脱穀研磨機Cの供給口には、コーヒー豆だけが供給されるようになる。
(2)脱穀研磨室3Cの周壁は、除殻網25となっていること。この除殻網25は打抜き孔状のスクリーンにより形成されるが、前記長孔の大きさは、例えば、短径1.2mm、長径12〜15mmに形成される。なお、前記スクリーンは、ラス状網でも良い。
(3)脱穀研磨室3Cが、吸引室27により囲まれており、該吸引室27は前記風選別部23及びサイクロン30に連通していること。
なお、32は吸引ファン、33はコーヒー生豆が流下する仕上排出樋、35はベルト調節プーリ、をそれぞれ示す。
次に、本実施形態の作動について説明する。
運転準備;
操作パネルを操作し、脱穀研磨機A、B、Cの運転時間を設定するとともに、ダイヤルを回して脱穀研磨圧力の大きさ(圧力値)を設定する。
この圧力値は、脱穀研磨機A、Bは同一に設定され、例えば、被覆皮全体の40%程度脱穀できる様な値に設定され、又、脱穀研磨機Cは、脱穀研磨圧力より小さい値、例えば、被覆皮全体の20%程度脱穀できる様な値に設定され る。
両主モータ17,21の回転速度は、3台の脱穀研磨機A、B、Cとも同一に設定され、例えば、コーヒー豆の送り速度が50〜100cm/秒になるように設定される。
運転開始:
主電源をオンにし、主モータ17,21を始動させると、各脱穀研磨ロール5が回転し、ホッパ11内のコーヒー豆Gが供給口7から脱穀研磨室3A内に流下する。そして、該コーヒー豆Gは、該脱穀研磨室3内で加圧攪拌され、被覆皮を剥がされながら出口9に向かって進行する。
この時、コーヒー豆Gの被覆皮のうち、主としてパーチメントが剥離され、その剥離されたパーチメント(剥離皮)kはコーヒー豆Gと一緒になって脱穀研磨ロール5により加圧攪拌されるので、該剥離皮kは砕けながら更に未剥離の被覆皮を剥がす効果が得られる。そのため、抵抗手段13の抵抗値を必要以上に大きくしなくとも、良好な剥離効果を得ることができる。
前記出口9に向かうコーヒー豆Gと剥離皮kは、該出口9から排出される。この時、コーヒー豆を覆う被覆皮全体の約40%が剥離される。
前記出口9から排出されたコーヒー豆Gと剥離皮kは、落下案内路19内を落下し、脱穀研磨機Bの供給口7に入る。この脱穀研磨機Bにおいて、前記脱穀研磨機Aと同様な要領でコーヒー豆Gの脱穀研磨が行われる。この脱穀研磨機Bでは、コーヒー豆を覆う被覆皮全体の約40%が剥離されるので、コーヒー豆Gは、この段階では、被覆皮全体の約80%、剥離された状態でとなり、この状態で該脱穀研磨機Bの出口9から排出される。
前記出口9から排出されたコーヒー豆Gと剥離皮kは、落下案内路19内を落下して脱穀研磨機Cの供給口7に入るが、落下の途中において風選別部23により風選別を受け、剥離皮kは、コーヒー豆Gと分離されて吸引室27に吸引される。そのため、脱穀研磨機Cの供給口7には、コーヒー豆Gのみを供給することができる。
前記コーヒー豆Gは、脱穀研磨室3C内で回転する脱穀研磨ロール5により被覆皮を剥離されながら出口9に向かって進行するが、脱穀研磨圧力が前記脱穀研磨機A、Bの圧力値より小さいので、コーヒー豆Gは割れることがない。
ここで剥離された被覆皮は、除殻網25を通って吸引室27に吸い込まれた後、サイクロン30に送られる。そして、前記剥離皮は、サイクロン30内で空気と分離された後、殻受け48に収容される。
この脱穀研磨機Cでは、コーヒー豆を覆う被覆皮全体の約20%が剥離されるので、コーヒー豆Gは、被覆皮全体の100%(全部)、剥離された状態で、該脱穀研磨機Cの出口9から仕上排出樋33に排出される。そのため、シルバースキンの無い、きれいなコーヒー生豆G1を得ることができる。
この発明の第2実施の形態を図6、図7により説明するが、図1〜図5と同一図面符号は、その名称も機能も同一である。
この実施の形態では、一回通し式脱穀研磨機の代わりに、循環式脱穀研磨機Dが用いられる。この脱穀研磨機Dのホッパ11は、脱穀研磨室3Dの供給口7に連通している。この脱穀研磨室3Dは、出口9側が上向きに傾斜している傾斜型脱穀研磨室であるが、その傾斜角度は必要に応じて適宜選択される。
前記脱穀研磨室3D内には、送りロール部5aと脱穀研磨翼5bとを備えた脱穀研磨ロール5が内蔵されている。このロール5は、主モータ17により駆動される。
送りロール部5aの下方側の脱穀研磨室3Dには、コーヒー生豆出口37が設けられている。この出口37は、前記脱穀研磨室3Dの後端部に設けられ、ダンパ39により開閉される。前記脱穀研磨室3の周壁は、除殻網41で形成され、該除殻網41の外周は、網カバー45により覆われている。この網カバー45は、例えば、図7に示すように、一対の断面半弧状のカバー片45a、45bから構成され、その上端は回動自在に支持されている。従って、この網カバー45は開閉自在に設けられている。
前記脱穀研磨室3Dとホッパ11の底部との間には、吸引風通路42が設けられ、該除殻網41の下方側には、吸引室43が設けられている。この吸引室43はホース44を介してサイクロン46に連通している。前記サイクロン46の出口46aは、殻受け48内に位置している。前記脱穀研磨室3Dの出口9は、ホッパ11内の垂直脱穀研磨部50に連通している。
なお、52は、補助抵抗装置であり、必要な脱穀研磨圧力を得られない場合に補助的に使用される。54は供給ロールで、ホッパ11内のコーヒー豆Gを円滑に供給口7へ供給するために用いられる。56は吸引ファンモータ、58は操作パネル、をそれぞれ示す。
次に、本実施の形態の作動について説明する。
運転準備:
操作パネル58を操作し、運転時間及び閉鎖されている網カバー45を開く時間を設定する。この運転時間は、例えば、コーヒー豆が3回循環できる時間とし、又、網カバー45の開く時間は、コーヒー豆が脱穀研磨室3Dを2回循環し終った時とする。吸引ファンモータ56も前記網カバー45が開いた時に始動するように設定する。
運転開始:
主電源を入れ、主モータ17を始動させると、脱穀研磨ロール5が回転し、ホッパ11内のコーヒー豆Gが供給ロール54の規制を受けながら、供給口7内に流下する。そして、該コーヒー豆Gは、脱穀研磨室3D内で被覆皮(主として、パーチメント)を剥離されながら出口9に向かって上昇する。
この時、脱穀研磨室3Dの出口9が、上向きに傾斜しているので、ホッパ11内及び垂直脱穀研磨部50内に存在しているコーヒー豆の重量が、該出口9にかかるので、あたかも脱穀研磨圧力を調整する抵抗手段により圧力が加えられている状態となり、脱穀研磨室3D内の脱穀研磨圧力は、剥離に必要な適切な圧力となる。なお、剥離に必要な圧力を得られない場合には、補助抵抗装置52によりその圧力を調整することができる。
前記脱穀研磨室3D内では、コーヒー豆Gの被覆皮(主として、パーチメント)が剥離され、その剥離された被覆皮(剥離皮)kはコーヒー豆と一緒に加圧攪拌されるので、該剥離皮kが、更に未剥離の被覆皮を除去する効果が得られる。
出口9に向かうコーヒー豆と剥離皮kは、該出口9から垂直脱穀部50に吐き出され、該垂直脱穀研磨部50内を上昇しながらホッパ11に戻る(第1回目の循環)。
ホッパ11に戻ったコーヒー豆Gと剥離皮kは、前記と同様な要領により脱穀研磨される。即ち、前記コーヒー豆Gと剥離皮kは、供給ロール54に規制されながら再び供給口7に入り、前記脱穀研磨室3D内で脱穀研磨され、垂直脱穀研磨部50を通りホッパに戻る(第2回目の循環)。
第2回目の循環が終わると、第3回目の循環が開始され脱穀研磨が行なわれる。この時、図7の一点鎖線で示すように、網カバー片45a、45bが、回転移動し、網カバー45が開くとともに、吸引ファンモータ56が駆動する。
そのため、前記供給口7にコーヒー豆Gと一緒に供給された剥離皮kと該脱穀研磨室3D内で剥離された被覆皮kは、除殻網41を通って吸引室43に吸引され、更に、ホース44を通ってサイクロン46に入り、空気と分離された後、殻受け48内に落下する。
この3回目の循環によりシルバースキンは完全に取り除かれ、割れていない、きれいなコーヒー生豆G1となる。モータ17、56が止まり、運転が停止される。
ダンパ39を開けると、コーヒー生豆出口37からコーヒー生豆G1がコーヒー生豆受け40に流下する。
この第2実施の形態では、網カバーを設けたが、循環式脱穀研磨機では、運転の仕方によっては前記網カバーを省略することができる。その理由は、初期段階で剥離された被覆皮(剥離皮)kは、大部分が除殻網の目より大きいので、吸引されない限り前記除殻網41を通り抜けることができないからである。従って、初期循環段階では、ファンモータ56を駆動せず、最終循環段階、例えば、第3回目の循環開始以降、で該ファンモータ56を駆動させることにより、前記と同様な効果を得ることができる。
なお、前記第2実施の形態では、傾斜式脱穀研磨室を有するコーヒー豆の循環式脱穀研磨装置を用いたが、傾斜式脱穀研磨室の代わりに、水平式脱穀研磨室を用いても良い。この水平式脱穀研磨室は、該脱穀研磨室及び脱穀研磨ロールが水平なので、傾斜型に比べ脱穀研磨圧力が小さい。従って、必要な脱穀研磨圧力が得られない場合には、出口近傍に設けた補助抵抗装置を用いて前記圧力を調整する。
第1実施の形態を示す縦断面図である。 図1の側面図である。 図1の脱穀研磨ロールの拡大図である。 図3と異なる脱穀研磨ロールを示す拡大図である。 図4のV−V線断面図である。 第2実施の形態を示す縦断面図である。 脱穀研磨室の縦断面拡大図である。
符号の説明
3A 脱穀研磨室
3B 脱穀研磨室
3C 脱穀研磨室
3D 脱穀研磨室
5 脱穀研磨ロール
7 供給口
9 出口
11 ホッパ
13 抵抗手段
A 一回通し式脱穀研磨機
B 一回通し式脱穀研磨機
C 一回通し式脱穀研磨機
D 循環式脱穀研磨機
G コーヒー豆
G1 コーヒー生豆
k 剥離皮

Claims (3)

  1. 脱穀研磨ロールを内蔵する脱穀研磨室を有する、脱穀研磨手段を備えたコーヒー豆の脱穀研磨装置において
    前記脱穀研磨手段は、複数段状に配設されており、
    上段の脱穀研磨手段は、一回通し式脱穀研磨機であり、
    前記脱穀研磨室には、コーヒー豆が投入される供給口と、コーヒー豆と剥離皮が排出される出口とが設けられ、
    前記出口側には、脱穀研磨圧力を調整する抵抗手段が設けられており、
    最下段の脱穀研磨手段は、一回通し式脱穀研磨機であり、
    前記脱穀研磨室には、コーヒー豆が投入される供給口と、吸引室と連通し、コーヒー豆から剥離された剥離皮を排出する除殻網と、コーヒー豆を排出する出口とが設けられ、前記出口側には、前記抵抗手段の脱穀研磨圧力よりも小さな圧力値を設定する抵抗手段が設けられていること、
    を特徴とするコーヒー豆の脱穀研磨装置
  2. 前記最下段の脱穀研磨手段の供給口は、風選別手段を介して上段の脱穀研磨手段の出口に連通していることを特徴とする請求項1記載のコーヒー豆の脱穀研磨装置
  3. 脱穀研磨ロールを内蔵する脱穀研磨室を有する、脱穀研磨手段を備えたコーヒー豆の脱穀研磨装置であって;
    前記脱穀研磨手段、循環式脱穀研磨機であり、
    前記脱穀研磨室には、ホッパと連通する供給口と、垂直脱穀研磨部を介して前記ホッパに連通する出口と、吸引室に連通し、剥離皮を排出する除殻網とが設けられ、
    前記脱穀研磨室の出口側には、脱穀研磨圧力を調整する補助抵抗手段が設けられていることを特徴とするコーヒー豆の脱穀研磨装置
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