JP4304437B2 - 放射線撮像装置 - Google Patents

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    • H04N5/325Image enhancement, e.g. by subtraction techniques using polyenergetic X-rays

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、放射線照射手段による放射線の照射に伴ってフラットパネル型放射線検出器から放射線検出信号が所定のサンプリング時間間隔で信号サンプリング手段によって取り出されるとともに、取り出された放射線検出信号に基づいて放射線画像が得られるように構成されている医用もしくは工業用の放射線撮像装置に係り、特に、フラットパネル型放射線検出器から取り出された放射線検出信号からフラットパネル型放射線検出器に起因する放射線検出信号の時間遅れを十分に除去するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
放射線撮像装置の代表的な装置のひとつであるで医用X線透視撮影装置において、最近、X線管によるX線照射に伴って生じる被検体のX線透過像を検出するX線検出器として、半導体等を利用した極めて多数個のX線検出素子をX線検出面に縦横に配列したフラットパネル型X線検出器(以下、適宜「FPD」という)が用いられている。
【0003】
すなわち、X線透視撮影装置では、X線管による被検体への放射線照射に伴ってFPDからサンプリング時間間隔で取り出されるX線画像1枚分のX線検出信号に基づいて、サンプリング時間間隔毎の被検体のX線透過像に対応するX線画像が得られる構成がとられている。FPDを用いた場合、従来から用いられているイメージインテンシファイアなどに比べて、軽量で、かつ、複雑な検出歪みが発生しないので、装置構造面や画像処理面で有利となる。
【0004】
しかしながら、FPDを用いた場合、FPDに起因する時間遅れによる悪影響がX線画像に現れるという問題がある。具体的には、FPDからX線検出信号を取り出すサンプリング時間間隔が短い場合、取り出し切れない信号の残りが時間遅れ分として次のX線検出信号に加わる。そのため、FPDから1秒間に30回のサンプリング時間間隔で画像1枚分のX線検出信号を取り出してX線画像を作成して動画表示する場合、時間遅れ分が前の画面に残像として現れ、画像のダブリを生じる、結果、動画像がボヤける等の不都合が生じる。
【0006】
このFPDの時間遅れ問題に対し、米国特許明細書第5249123号では、コンピュータ断層画像(CT画像)の取得の場合において、サンプリング時間間隔で取り出される各放射線検出信号に含まれる時間遅れ分を時間遅れ分が幾つかの指数関数で構成されるインパルス応答によるものとして、放射線検出信号yk から時間遅れ分を除去した遅れ除去放射線検出信号xk とする演算処理を次式によって行っている。
【0007】
k =[ykn=1 Nn ・[1-exp(Tn )]・exp(Tn )・Snk ]]/Σn=1 Nβn
ここで、Tn =−Δt/τn ,Snk=xk-1 +exp(Tn )・Sn(k-1)
βn =αn ・[1−exp(Tn )]
但し, Δt:サンプリング時間間隔
k:サンプリングした時系列内のk番目の時点を示す添字
N:インパルス応答を構成する時定数が異なる指数関数の個数
n:インパルス応答を構成する指数関数の中の一つを示す添字
αn :指数関数nの強度
τn :指数関数nの減衰時定数
【0008】
しかしながら、発明者らが上記米国特許明細書が提案する演算処理技術を適用実施してみたところでは、時間遅れに起因するアーティファクトが回避されず、かつ、まともなX線画像も得られないという結果しか得られず、FPDの時間遅れは解消されないことが確認された。(特許文献1)
【0010】
【特許文献1】
米国特許第5249123号(明細書中の数式および図面)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、フラットパネル型放射線検出器から取り出された放射線検出信号からフラットパネル型放射線検出器に起因する放射線検出信号の時間遅れを十分に除去することができる放射線撮像装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために、発明者らは特願2003−033389号を出願している。この出願によれば、このFPDの時間遅れに対して、次の再帰式A〜Cにより、FPDのインパルス応答に起因する時間遅れを除去している。
k =Yk −Σn=1 N [αn ・〔1−exp(Tn ) 〕・exp(Tn )・Snk]…A
n =−Δt/τn …B
nk=Xk-1 +exp(Tn )・Sn(k-1)…C
但し, Δt:サンプリング時間間隔
k:サンプリングした時系列内のk番目の時点を示す添字
k :k番目のサンプリング時点で取り出された放射線検出信号
k :Yk から時間遅れ分を除去した遅れ除去放射線検出信号
k-1 :一時点前のXk
n(k-1):一時点前のSn
exp :指数関数
N:インパルス応答を構成する時定数が異なる指数関数の個数
n:インパルス応答を構成する指数関数の中の一つを示す添字
αn :指数関数nの強度
τn :指数関数nの減衰時定数
【0014】
この再帰式的演算では、FPDのインパルス応答係数である、N,αn,τn を事前に求めておき、それを固定した状態で放射線検出信号Yk を式A〜Cに適用し、その結果、時間遅れ分を除去したXk を算出することになる。
【0015】
しかしながら、実際にはFPDのインパルス応答は一定でない。発明者らは、この一定でない原因について、様々な条件の下で実験を行った結果、下記のような知見を得た。すなわち、FPDのセンサ温度を変化させるとインパルス応答が変化するという実験を得た。図10は、その実験を模式的に表した図であって、横軸がセンサ温度、縦軸が指数関数nの強度αn であって、他のインパルス応答係数N,τn を一定にしたときである。
【0016】
この図10にも示すように、センサ温度が変化すると、αn も変化するのがわかる。なお、αn ,Nを一定にして、センサ温度が変化すると、τn も変化し、αn ,τn を一定にして、センサ温度が変化すると、Nも変化する。このセンサ温度は、FPDのセンサが配置されている部屋の温度などによっても変化するので、同じFPDであっても、インパルス応答係数であるN,αn,τn が時々刻々変動している。従って、インパルス応答はセンサ温度によって変化するという知見を得た。
【0017】
このように、検出した時点のセンサ温度でのインパルス応答係数と、事前に求めたそれとが異なった場合、前記再帰式A〜Cでも放射線検出信号Yk から時間遅れ分を除去したXk を正確に求めることができないという問題が生じる。言い換えれば、検出した時点のセンサ温度でのインパルス応答係数に基づいて時間遅れ分を除去すればXk を正確に求めることができる。
【0018】
このような知見に基づくこの発明は、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、被検体に向けて放射線を照射する放射線照射手段と、放射線が入射することによりキャリアが生成される放射線感応膜である半導体膜を有し、複数個の放射線検出素子を放射線検出面に縦横に配列し、被検体を透過した放射線を検出するフラットパネル型放射線検出器と、前記フラットパネル型放射線検出器から放射線検出信号を所定のサンプリング時間間隔で取り出す信号サンプリング手段とを備え、被検体への放射線照射に伴ってフラットパネル型放射線検出器からサンプリング時間間隔で出力される放射線検出信号に基づいて放射線画像が得られるように構成された放射線撮像装置であって、フラットパネル型放射線検出器の温度を計測する温度計測手段と、サンプリング時間間隔で取り出される各放射線検出信号に含まれる時間遅れ分を単数または減衰時定数が異なる複数個の指数関数で構成されるインパルス応答によるものとして再帰的演算処理により各放射線検出信号から除去する時間遅れ除去手段を備え、
前記時間遅れ除去手段は、放射線検出信号から時間遅れ分を除去する再帰的演算処理を式A〜C、
k =Yk −Σn=1 N [αn ・〔1−exp(Tn ) 〕・exp(Tn )・Snk]…A
n =−Δt/τn …B
nk=Xk-1 +exp(Tn )・Sn(k-1)…C
但し, Δt:サンプリング時間間隔
k:サンプリングした時系列内のk番目の時点を示す添字
k :k番目のサンプリング時点で取り出されたX線検出信号
k :Yk から時間遅れ分を除去した補正後X線検出信号
k-1 :一時点前のXk
n(k-1):一時点前のSn
exp :指数関数
N:インパルス応答を構成する時定数が異なる指数関数の個数
n:インパルス応答を構成する指数関数の中の一つを示す添字
αn :指数関数nの強度
τn :指数関数nの減衰時定数
により行うように構成し、
さらに、前記時間遅れ除去手段は、前記温度計測手段の結果に基づいて前記インパルス応答を求め、その結果に対応したインパルス応答に基づいて時間遅れ分を除去して、補正後放射線検出信号を求めることを特徴とするものである。
【0019】
(作用・効果)請求項1に記載の発明では、放射線照射手段による被検体への照射線に伴ってフラットパネル型放射線検出器から所定のサンプリング時間間隔で出力される放射線検出信号に含まれる時間遅れ分を、単数または減衰時定数が異なる複数個の指数関数で構成されるインパルス応答によるものとして、時間遅れ除去手段が除去する際、フラットパネル型放射線検出器の温度の変化に対応したインパルス応答を用いて除去し、得られた補正後放射線検出信号から放射線画像が取得される。
【0020】
このように、請求項1に記載の発明によれば、時間遅れ除去手段による演算処理により放射線検出信号から時間遅れ分を除去して補正後放射線検出信号を算出する際、前記温度計測手段の結果に基づいて前記インパルス応答を求め、その結果に対応したインパルス応答に基づいて演算を行うので、算出された補正後放射線検出信号は、フラットパネル型放射線検出器の温度の変動によって誤差を生じることなく、時間遅れ分が十分に除去されたものとなる。
また、式Aの第2項の『Σ n=1 N [α n ・〔1−exp(T n ) 〕・exp(T n )・S nk ]』が時間遅れ分に該当するので、時間遅れ分を除去した補正後放射線信号が式A〜Cという簡潔な漸化式によって速やかに求められる。
【0021】
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の放射線撮像装置において、前記温度計測手段は、予め決定された所定時間ごとに温度計測を自動的に行うものであることを特徴とするものである。
【0022】
(作用・効果)請求項2に記載の発明によれば、予め決定された所定時間ごとにフラットパネル型放射線検出器の温度が自動的に計測されるので、操作者が温度計測を忘れたり誤操作を行う恐れがなく常に温度を正確に得ることができる。これによって、正確なインパルス応答から時間遅れを除去することができるので、算出された補正後放射線検出信号は時間遅れ分が高精度に除去されたものとなる。
【0023】
【発明の実施の形態】
<第1実施例>
この放射線撮像装置の実施例について図面を参照しながら詳しく説明する。
図1は第1実施例に係るX線透視撮影装置の全体構成を示すブロック図である。
【0024】
X線透視撮影装置は、図1に示すように、被検体Mに向けてX線を照射するX線管(放射線照射手段)1と、被検体Mを透過したX線を検出するFPD2(放射線検出手段)と、FPD(フラットパネル型X線検出器)2からX線検出信号(放射線検出信号)を所定のサンプリング時間間隔Δtでディジタル化して取り出すA/D変換器(信号サンプリング手段)3と、FPD2のセンサ温度を計測するセンサ温度計測部(温度計測手段)4と、A/D変換器3から出力されるX線検出信号およびセンサ温度計測部4での計測結果に基づいてX線画像を作成する検出信号処理部5と、検出信号処理部5で取得されたX線画像を表示する画像モニタ6とを備えている。つまり、被検体MへのX線照射に伴ってA/D変換器3でFPD2から取り出されるX線検出信号に基づきX線画像が取得されるとともに、取得されたX線画像が画像モニタ6の画面に映し出される構成となっている。以下、第1実施例装置の各部構成を具体的に説明する。
【0025】
X線管1とFPD2は被検体Mを挟んで対向配置されていて、X線管1はX線撮影の際、X線照射制御部7の制御を受けながら被検体Mにコーンビーム状のX線を照射すると同時に、X線照射に伴って生じる被検体Mの透過X線像がFPD2のX線検出面に投影される配置関係となっている。
【0026】
X線管1とFPD2のそれぞれはX線管移動機構8およびX線検出器移動機構9によって被検体Mに沿って往復移動可能に構成されている。また、X線管1とFPD2の移動に際しては、X線管移動機構8およびX線検出器移動機構9が照射検出系移動制御部10の制御を受けてX線の照射中心がFPD2のX線検出面の中心に常に一致する状態が保たれるようにし、X線管1とFPD2の対向配置を維持したままで一緒に移動させる構成となっている。もちろんX線管1とFPD2が移動するにつれて被検体MへのX線照射位置が変化することにより撮影位置が移動することになる。
【0027】
FPD2は、図2に示すように、被検体Mからの透過X線像が投影されるX線検出面に多数のX線検出素子2aが被検体Mの体軸方向Xと体側方向Yに沿って縦横に配列された構成となっている。例えば、縦30cm×横30cm程の広さのX線検出面にX線検出素子2aが縦1536×横1536のマトリックスで縦横に配列されている。FPD2の各X線検出素子2aが検出信号処理部5で作成されるX線画像の各画素と対応関係にあり、FPD2から取り出されたX線検出信号に基づいて検出信号処理部5でX線検出面に投影された透過X線像に対応するX線画像が作成される。
【0028】
FPD2は、その横断面が図4のようになっている。すなわちX線が入射することによりキャリアが生成されるX線感応膜(例えばアモルファスSe厚膜)である半導体膜22と、その半導体膜22のX線入射側の表面に設けられた電圧印加電極21と、FPD2の各X線検出素子2aの一部であり、かつ半導体膜22のX線非入射側に設けられたキャリア収集電極23と、キャリア収集電極23を蒸着したガラス24とから構成される。ガラス24は、後述するセンサ温度計測部4の一部であるサーミスタ25が貼り付けられている。
【0029】
A/D変換器3は、X線画像1枚分ずつのX線検出信号をサンプリング時間間隔Δtで連続的に取り出して、後段のメモリ部11でX線画像作成用のX線検出信号を記憶するとともに、X線検出信号のサンプリング動作(取り出し)をX線照射の以前に開始するように構成されている。
【0030】
すなわち、図3に示すように、サンプリング時間間隔Δtで、その時点の透過X線像についての全X線検出信号が収集されてメモリ部11に次々に格納されていく。X線を照射する以前のA/D変換器3によるX線検出信号の取り出し開始は、オペレータの手動操作によって行われる構成でもよいし、X線照射指示操作等と連動して自動的に行われる構成でもよい。
【0031】
センサ温度計測部4は、オペレータの指示によって、あるいは予め決定された時間ごとにFPD2のセンサ温度を得て、検出信号処理部5にセンサ温度データを送るものであり、図4におけるサーミスタ25とサーミスタ25の抵抗値を読み取るコントローラ26とから構成される。センサ温度が変化するとガラス24の温度が変化し、それに伴ってガラス24の表面に貼り付けられたサーミスタ25の抵抗値が変化する。コントローラ26はサーミスタ25に印加された一定電圧の下で変化する電流地を読み取ることでサーミスタ25の抵抗値の変化を得て、最終的にセンサ温度を得る。
【0032】
また、第1実施例のX線透視撮影装置は、図1に示すように、FPD2からサンプリング時間間隔で取り出される各X線検出信号に含まれる時間遅れ分を、単数または減衰時定数が異なる複数個の指数関数で構成されるインパルス応答によるものとして再帰的演算処理により各X線検出信号から時間遅れ分を除去した補正後X線検出信号を算出する時間遅れ除去部12を備えている。
【0033】
すなわち、FPD2の場合、図5に示すように、各時刻でのX線検出信号には、過去のX線照射に対応する信号が時間遅れ分(斜線部分)として含まれる。この時間遅れ分を時間遅れ除去部12で除去して時間遅れのない遅れ補正後X線検出信号にするとともに、補正後X線検出信号に基づいて検出信号処理部5でX線検出面に投影された透過X線像に対応するX線画像を作成する構成となっている。
【0034】
具体的に時間遅れ除去部12は、各X線検出信号から時間遅れ分を除去する再帰的演算処理を、次式A〜Cを利用して行う。
k =Yk −Σn=1 N [αn ・〔1−exp(Tn ) 〕・exp(Tn )・Snk]…A
n =−Δt/τn …B
nk=Xk-1 +exp(Tn )・Sn(k-1)…C
但し, Δt:サンプリング時間間隔
k:サンプリングした時系列内のk番目の時点を示す添字
k :k番目のサンプリング時点で取り出されたX線検出信号
k :Yk から時間遅れ分を除去した補正後X線検出信号
k-1 :一時点前のXk
n(k-1):一時点前のSn
exp :指数関数
N:インパルス応答を構成する時定数が異なる指数関数の個数
n:インパルス応答を構成する指数関数の中の一つを示す添字
αn :指数関数nの強度
τn :指数関数nの減衰時定数
特に、N,αn ,τn は「インパルス応答係数」と呼ばれる。
【0035】
つまり、式Aの第2項の『Σn=1 N [αn ・〔1−exp(Tn ) 〕・exp(Tn )・Snk]』が時間遅れ分に該当するので、第1実施例装置では、時間遅れ分を除去した補正後X線検出信号Xk が式A〜Cという簡潔な漸化式によって速やかに求められる。
【0036】
このFPD2のインパルス応答は、FPDのセンサ温度によっても変化する。すなわち、式Aと式Bとで用いられているインパルス応答係数N,αn,τn が、センサ温度によっても変化することになる。検出信号処理部5は、FPD2について事前に求められたセンサ温度とインパルス応答係数との関係(例えば図10参照)を保持しており、センサ温度計測部4の計測結果を受け、その温度に対応するインパルス応答係数を用いて時間遅れ除去部12で除去を行うように構成されている。
【0037】
なお、第1実施例装置では、A/D変換器3や、検出信号処理部5、X線照射制御部7や照射検出系移動制御部10、時間遅れ除去部12は、操作部13から入力される指示やデータあるいはX線撮影の進行に従って主制御部14から送出される各種命令にしたがって制御・処理を実行する構成となっている。
【0038】
次に、上述の第1実施例装置を用いてX線撮影を実行する場合について、図面を参照しながら具体的に説明する。
図6は第1実施例装置を用いたX線撮影の手順を示すフローチャートである。
【0039】
〔ステップS1〕 オペレータの指示により、あるいは予め決定された時間ごとに、X線未照射の状態でセンサ温度計測部4がFPD2の温度を計測し、そのセンサ温度が検出信号処理部5に送られる。検出信号処理部5は、送られたセンサ温度に対応したFPD2のインパルス応答係数N,αn,τn を時間遅れ除去部12に与える。
【0040】
〔ステップS2〕 X線未照射の状態でA/D変換器3がサンプリング時間間隔Δt(=1/30秒)でFPD2からX線照射前のX線画像1枚分のX線検出信号Yk を取り出し始めるとともに、取り出されたX線検出信号がメモリ部11に記憶されていく。
【0041】
〔ステップS3〕 オペレータの設定によりX線が連続ないし断続的に被検体Mに照射されるのと並行して、サンプリング時間間隔ΔtでA/D変換器3によるX線画像1枚分のX線検出信号Yk の取り出しとメモリ部11への記憶とが続けられる。
【0042】
〔ステップS4〕 X線照射が終了すれば次のステップS5に進み、X線照射が未了であればステップS3に戻る。
【0043】
〔ステップS5〕 メモリ部11から1回のサンプリングで収集したX線画像1枚分のX線検出信号Yk を読み出す。
【0044】
〔ステップS6〕 時間遅れ除去部12が、センサ温度計測部4から送られたセンサ温度に対応したインパルス応答係数N,αn,τn を用いて式A〜Cによる再帰的演算処理を行い、各X線検出信号Yk から時間遅れ分を除去した補正後X線検出信号Xk 、すなわち、画素値を求める。
【0045】
〔ステップS7〕 検出信号処理部5が1回のサンプリング分(X線画像1枚分)の補正後X線検出信号Xk に基づいてX線画像を作成する。
【0046】
〔ステップS8〕 作成したX線画像を画像モニタ6に表示する。
【0047】
〔ステップS9〕 メモリ部11に未処理のX線検出信号Yk が残っていれば、ステップS5に戻り、未処理のX線検出信号Yk が残っていなければ、X線撮影を終了する。
【0048】
なお、第1実施例装置では、X線画像1枚分のX線検出信号Yk に対する時間遅れ除去部12による補正後X線検出信号Xk の算出および検出信号処理部5によるX線画像の作成がサンプリング時間間隔Δt(=1/30秒)で行われる。すなわち、1秒間にX線画像を30枚程度のスピードで次々と作成されるとともに、作成されたX線画像を連続表示することができるようにも構成されている。したがって、X線画像の動画表示が行える。
【0049】
次に、上記ステップS1のセンサ温度計測部4および検出信号処理部5の動作を具体的に説明する。図8は、第1実施例装置によるセンサ温度計測とセンサ温度に応じたインパルス応答係数との設定の動作を示すフローチャートである。
【0050】
〔ステップR1〕 オペレータから、操作部13,主制御部14を介して、センサ温度計測の指示があるまで待つ。
【0051】
〔ステップR2〕 センサ温度計測の指示があれば、センサ温度計測部4のコントローラ26がサーミスタ25の抵抗値を計測し、温度データに換算して、検出信号処理部5に送る。
【0052】
〔ステップR3〕 検出信号処理部5は、センサ温度計測部4から受けたセンサ温度に対応するFPD2のインパルス応答係数N,αn ,τn を時間遅れ除去部12に渡し、ステップR1に戻って次回の指示を待つ。
【0053】
以降、時間遅れ除去部12では、センサ温度計測部4で計測された最新のセンサ温度に対応するインパルス応答係数を用いて、時間遅れ除去演算を行うことになる。
【0054】
次に、図6におけるステップS6の時間遅れ除去部12による再帰的演算処理のプロセスを、図7のフローチャートを用いて説明する。
図7は第1実施例装置による時間遅れ除去の為の再帰的演算処理プロセスを示すフローチャートである。
【0055】
〔ステップQ1〕 k=0とセットされて,式AのX0 =0,式CのSn0=0がX線照射前の初期値として全てセットされる。指数関数の数が3個(N=3)の場合は、S10,S20,S30が全て0にセットされることになる。
【0056】
〔ステップQ2〕 式A,Cでk=1とセットされる。式C、つまりSn1=X0 +exp(Tn )・Sn0にしたがってS11,S21,S31が求められ、さらに求められたS11,S21,S31とX線検出信号Y1 が式Aに代入されることで補正後X線検出信号が算出される。
【0057】
〔ステップQ3〕 式A,Cでkを1だけ増加(k=k+1)した後、続いて式Cに1時点前のXk-1 が代入されてS1k,S2k,S3kが求められ、さらに求められたS1k,S2k,S3kとX線検出信号Yk が式Aに代入されることで補正後X線検出信号Xk が算出される。
【0058】
〔ステップQ4〕 未処理のX線検出信号Yk があれば、ステップQ3に戻り、未処理のX線検出信号Yk がなければ、次のステップQ5に進む。
【0059】
〔ステップQ5〕 1回のサンプリング分(X線画像1枚分)の補正後除去X線検出信号Xk が算出され、1回の撮影分についての再帰的演算処理が終了となる。
【0060】
以上のように、第1実施例のX線透視撮影装置によれば、時間遅れ除去部12による再帰的演算処理によりX線検出信号から時間遅れ分を除去して、補正後X線検出信号を算出する際に、センサ温度に応じたFPD2のインパルス応答係数を用いるので、高精度の補正後X線検出信号が得られることになる。
【0061】
第1実施例では、センサ温度の計測をオペレータの指示によって行うようにしているが、この発明はこれに限定されず、オペレータによるX線照射指示を受けた時にX線を実際に照射する前に自動的にセンサ温度の計測を行うようにしてもよい。
【0062】
<第2実施例>
第2実施例では、予め決定された時間ごとに自動的にセンサ温度計測が行われる。
【0063】
センサ温度計測のタイミングが、オペレータの指示であるか、あるいは予め決定された時刻であるか以外は、第1実施例と同一の構成・作用のものであるので、第1実施例と共通する点の説明は省略し、第1実施例と相違する点のみ図9を用いて説明する。
図9は、第2実施例装置によるセンサ温度計測とセンサ温度に応じたインパルス応答係数との設定の動作を示すフローチャートである。
【0064】
〔ステップP1〕 オペレータから、センサ温度計測部4,操作部13,主制御部14を介して、センサ温度計測を実行する時刻が入力される。
【0065】
〔ステップP2〕 センサ温度計測部4のコントローラ26は、予め決定された時刻になったかどうかを監視する。
【0066】
〔ステップP3〕 予め与えられた時刻になったら、センサ温度計測部4のコントローラ26がサーミスタ25の抵抗値を計測し、温度データに換算して、検出信号処理部5に送る。
【0067】
〔ステップP4〕 検出信号処理部5は、センサ温度計測部4から受けたセンサ温度に対応するFPD2のインパルス応答係数N,αn ,τn を時間遅れ除去部12に渡す。その後、ステップP2に戻り、コントローラ26は、予め決定された時刻になったかどうかを監視する。
【0068】
以降、時間遅れ除去部12では、次に決定された時刻までセンサ温度計測部4で計測された最新のセンサ温度に対応するインパルス応答係数を用いて、時間遅れ除去演算を行うことになる。
【0069】
第2実施例では、センサ温度計測を行う時刻を入力するようにしているが、例えば30分ごとといった時間間隔でもよいし、(9:00,10:15,13:00、…)といったスケジュール情報でもよい。また、今から5分後といった入力でもよい。
【0070】
以上のように、第2実施例装置によれば、予め決定された時間ごとにFPD2のセンサ温度が自動的に計測されるので、オペレータが温度計測を忘れたり誤操作を行う恐れがなく常に温度を正確に得ることができる。これによって、正確なインパルス応答から時間遅れを除去することができるので、算出された補正後放射線検出信号は時間遅れ分が高精度に除去されたものとなる。
【0071】
この発明は、上記の実施例に限られるものではなく、以下のように変形実施することも可能である。
(1)上記第1,第2実施例装置では、放射線検出手段がFPDであったが、この発明は、FPD以外のX線検出信号の時間遅れを生ずる放射線検出手段を用いた構成の装置にも用いることができる。
【0072】
(2)上記第1,第2実施例装置はX線透視撮影装置であったが、この発明はX線CT装置のようにX線透視撮影装置以外のものにも適用することができる。
【0073】
(3)上記第1,第2実施例装置は、医用装置であったが、この発明は、医用に限らず、非破壊検査機器などの工業用装置にも適用することができる。
【0074】
(4)上記第1,第2実施例装置は、放射線としてX線を用いる装置であったが、この発明は、X線に限らず、X線以外の放射線を用いる装置にも適用することができる。
【0075】
(5)上記第1,第2実施例装置は、センサ温度を計測するのにサーミスタを用いたが、これに限定されない。また、ガラスに貼り付けるサーミスタの個数は特に限定されず、ガラスの中央部分にサーミスタを1つ貼り付けてもよいし、ガラスの数箇所にサーミスタを複数個貼り付けてもよい。また、FPD2の各X線検出素子2a(図2参照)ごとに抵抗素子を設けて、その抵抗素子の抵抗値を読み取ることでX線検出素子2aごとの温度を計測してもよい。
【0076】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、この発明の放射線撮像装置によれば、フラットパネル型放射線検出器の温度に応じたインパルス応答を用いて、時間遅れ除去手段による再帰的演算処理により放射線検出信号から時間遅れ分を除去して、補正後放射線検出信号を算出する。したがって、フラットパネル型放射線検出器の温度が変化しても、常に正確なインパルス応答を用いて、フラットパネル型放射線検出器による時間遅れ分を十分に除去し、高精度な補正後放射線検出信号を得ることができる。
また、式Aの第2項の『Σ n=1 N [α n ・〔1−exp(T n ) 〕・exp(T n )・S nk ]』が時間遅れ分に該当するので、時間遅れ分を除去した補正後放射線信号が式A〜Cという簡潔な漸化式によって速やかに求められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のX線透視撮影装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施例装置に用いられているFPDの構成を示す平面図である。
【図3】第1実施例装置によるX線撮影の実行時のX線検出信号のサンプリング状況を示す模式図である。
【図4】第1実施例装置に用いられているFPDの横断面とセンサ温度計測部との位置関係を示す図である。
【図5】放射線検出信号における時間遅れ状況を示す図である。
【図6】第1実施例装置によるX線撮影の手順を示すフローチャートである。
【図7】第1実施例装置における時間遅れ除去用の再帰的演算処理プロセスを示すフローチャートである。
【図8】第1実施例装置によるセンサ温度計測とセンサ温度に応じたインパルス応答係数との設定の動作を示すフローチャートである。
【図9】第2実施例装置によるセンサ温度計測とセンサ温度に応じたインパルス応答係数との設定の動作を示すフローチャートである。
【図10】センサ温度とインパルス応答係数との関係を模式的に表した図である。
【符号の説明】
1 … X線管(放射線照射手段)
2 … FPD(放射線検出手段)
3 … A/D変換器(信号サンプリング手段)
4 … センサ温度計測部(温度計測手段)
12 … 時間遅れ除去部(時間遅れ除去手段)
M … 被検体

Claims (2)

  1. 被検体に向けて放射線を照射する放射線照射手段と、放射線が入射することによりキャリアが生成される放射線感応膜である半導体膜を有し、複数個の放射線検出素子を放射線検出面に縦横に配列し、被検体を透過した放射線を検出するフラットパネル型放射線検出器と、前記フラットパネル型放射線検出器から放射線検出信号を所定のサンプリング時間間隔で取り出す信号サンプリング手段とを備え、被検体への放射線照射に伴ってフラットパネル型放射線検出器からサンプリング時間間隔で出力される放射線検出信号に基づいて放射線画像が得られるように構成された放射線撮像装置であって、フラットパネル型放射線検出器の温度を計測する温度計測手段と、サンプリング時間間隔で取り出される各放射線検出信号に含まれる時間遅れ分を単数または減衰時定数が異なる複数個の指数関数で構成されるインパルス応答によるものとして再帰的演算処理により各放射線検出信号から除去する時間遅れ除去手段を備え、
    前記時間遅れ除去手段は、放射線検出信号から時間遅れ分を除去する再帰的演算処理を式A〜C、
    k =Yk −Σn=1 N [αn ・〔1−exp(Tn ) 〕・exp(Tn )・Snk]…A
    n =−Δt/τn …B
    nk=Xk-1 +exp(Tn )・Sn(k-1)…C
    但し, Δt:サンプリング時間間隔
    k:サンプリングした時系列内のk番目の時点を示す添字
    k :k番目のサンプリング時点で取り出されたX線検出信号
    k :Yk から時間遅れ分を除去した補正後X線検出信号
    k-1 :一時点前のXk
    n(k-1):一時点前のSn
    exp :指数関数
    N:インパルス応答を構成する時定数が異なる指数関数の個数
    n:インパルス応答を構成する指数関数の中の一つを示す添字
    αn :指数関数nの強度
    τn :指数関数nの減衰時定数
    により行うように構成し、
    さらに、前記時間遅れ除去手段は、前記温度計測手段の結果に基づいて前記インパルス応答を求め、その結果に対応したインパルス応答に基づいて時間遅れ分を除去して、補正後放射線検出信号を求めることを特徴とする放射線検出装置。
  2. 請求項1に記載の放射線検出装置において、前記温度計測手段は、予め決定された所定時間ごとに温度計測を自動的に行うものであることを特徴とする放射線検出装置。
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