JP2005064706A - 放射線撮像装置および放射線検出信号処理方法 - Google Patents

放射線撮像装置および放射線検出信号処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 放射線検出手段から取り出された放射線検出信号から放射線検出手段に起因する放射線検出信号の時間遅れを十分に除去することができ、サブトラクション像を高精度に得ることができる放射線撮像装置および放射線検出信号処理方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 ライブ像およびマスク像からサブトラクション(DSA処理)を行ってサブトラクション像を得る際に、X線検出信号に含まれる時間遅れ分は、指数関数で構成されるインパルス応答によるものとして、再帰的演算処理により各X線検出信号から時間遅れ分を除去して補正後X線検出信号を求め、これらの補正後検出信号からライブ像およびマスク像をそれぞれ得る。
【選択図】 図4

Description

この発明は、放射線照射手段による放射線の照射に伴って放射線検出手段から放射線検出信号が所定のサンプリング時間間隔で信号サンプリング手段によって取り出されるとともに、取り出された放射線検出信号に基づいて放射線画像が得られるように構成されている医用もしくは工業用の放射線撮像装置および放射線検出信号処理方法に係り、特に、放射線検出手段の時間遅れに起因するDSA(サブトラクション処理)画像の劣化を改善する技術に関する。
従来、被験者の血管様態を観察する医用診断装置として、ディジタルサブトラクションアンギオグラフィー(DSA)がある。この装置では、造影剤が投与される前の被検体の所定の部位をX線撮影し、続けて、造影剤が投与された被検体の同じ部位を撮影する。造影剤が投与された被検体のX線像(すなわちマスク像)は、血管が造影されている画像であり、それから造影剤が投与される前の血管が造影されていないX線像(すなわちマスク像)を引くことによって、血管のみを強調したサブトラクション像を得ている。なお、サブトラクション処理はいわゆる引き算であるが、SN比を向上させるために複数回の撮影によって得られたマスク像を加算平均したり、経時的に得たライブ像に重み付け加算平均を施すこともある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−41973号公報(第3頁、図1、図2)
しかしながら、これらの画像を撮影する放射線検出器(放射線検出手段)として、多数個のX線検出素子をX線検出面に縦横に配列したフラットパネル型X線検出器(以下、適宜「FPD」という)を用いた場合には、FPDの時間遅れによって残像が生じるという問題点がある。この時間遅れ分が十分に除去できないことに起因して残像が生じる。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、放射線検出手段から取り出された放射線検出信号から放射線検出手段に起因する放射線検出信号の時間遅れを十分に除去することができ、サブトラクション像を高精度に得ることができる放射線撮像装置および放射線検出信号処理方法を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、発明者らは、FPDに起因する時間遅れによる残像等は、サンプリング時間間隔で取り出される各放射線検出信号に含まれる時間遅れ分に相当することに着目してみた。また、発明者らは、かかる時間遅れ分を十分に除去するために特願2003−033389号を出願している。この出願によれば、このFPDの時間遅れに対して、次の再帰式A〜Cにより、FPDのインパルス応答に起因する時間遅れを除去している。
k =Yk −Σn=1 N [αn ・〔1−exp(Tn ) 〕・exp(Tn )・Snk]…A
n =−Δt/τn …B
nk=Xk-1 +exp(Tn )・Sn(k-1)…C
但し, Δt:サンプリング時間間隔
k:サンプリングした時系列内のk番目の時点を示す添字
k :k番目のサンプリング時点で取り出された放射線検出信号
k :Yk から時間遅れ分を除去した遅れ除去放射線検出信号
k-1 :一時点前のXk
n(k-1):一時点前のSn
exp :指数関数
N:インパルス応答を構成する時定数が異なる指数関数の個数
n:インパルス応答を構成する指数関数の中の一つを示す添字
αn :指数関数nの強度
τn :指数関数nの減衰時定数
この再帰式的演算では、FPDのインパルス応答係数である、N,αn,τn を事前に求めておき、それを固定した状態で放射線検出信号Yk を式A〜Cに適用し、その結果、時間遅れ分を除去したXk を算出することになる。
ここで、上述した出願の具体的な内容について、図6,図7を用いて説明する。図6は、放射線入射状況を示す図であるとともに、図7は、時間遅れ状況を示す図であって、図中の縦軸は入射放射線強度を示し、時間t0〜t1はマスク像の撮影、時間t2〜t3はライブ像の撮影を示す。図6に示すように、時間t0〜t1およびt2〜t3の間に放射線が入射されると、入射線量に応じた本来の信号に、図7に斜線で示す時間遅れ分が加わって、放射線検出信号Yk は図7中に太線で示すものとなる。
図7に示すように、マスク像の撮影を行った後にライブ像の撮影を行うまでの間でも、実際にはマスク像に関するインパルス応答が減衰しながらも放射線検出信号の成分がわずかながらに残っている。このため、マスク像の撮影の後に連続せずに断続的にライブ像の撮影を行った場合、すなわちマスク像とライブ像との時間的なつながりを切って撮影を行った場合に、それぞれの画像で時間遅れを除去しても、ライブ像の時間遅れの除去においてマスク像での時間遅れが重なることに起因して、時間遅れ分が十分に除去することができずに残像が生じることがわかる。してみれば、実際に得られたライブ像やマスク像などの画像に関する放射検出信号から、影響を及ぼす全ての時間遅れ分をそれぞれ除去して、DSA処理を行えばよい。
このような知見に基づくこの発明は、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、被検体に向けて放射線を照射する放射線照射手段と、被検体を透過した放射線を検出する放射線検出手段と、前記放射線検出手段から放射線検出信号を所定のサンプリング時間間隔で取り出す信号サンプリング手段とを備え、被検体への放射線照射に伴って放射線検出手段からサンプリング時間間隔で出力される放射線検出信号に基づいてライブ像とマスク像とを撮像し、ライブ像とマスク像とをサブトラクションすることによりサブトラクション像を得る放射線撮像装置であって、サンプリング時間間隔で取り出される各放射線検出信号に含まれる時間遅れ分を単数または減衰時定数が異なる複数個の指数関数で構成されるインパルス応答によるものとして再帰的演算処理により各放射線検出信号から除去する時間遅れ除去手段を備え、ライブ像とマスク像とを時間的に連続して撮像するためにライブ像に関する放射線検出信号およびマスク像に関する放射線検出信号をサンプリング時間間隔ごとに時間的に連続して検出し、前記時間遅れ除去手段によって各放射線検出信号から時間遅れ分が除去されて求められた補正後放射線検出信号からライブ画像およびマスク画像をそれぞれ得て、サブトラクション像を得ることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、放射線照射手段による被検体への照射線に伴って放射線検出手段から所定のサンプリング時間間隔で出力される放射線検出信号に基づいてライブ像とマスク像とを撮像し、ライブ像とマスク像とをサブトラクションすることによりサブトラクション像を得る。サンプリング時間間隔で取り出される各放射線検出信号に含まれる時間遅れ分は、単数または減衰時定数が異なる複数個の指数関数で構成されるインパルス応答によるものとして、再帰的演算処理により各放射線検出信号から時間遅れ分を除去して補正後放射線検出信号を求める。ライブ像とマスク像とを時間的に連続して撮像するためにライブ像に関する放射線検出信号およびマスク像に関する放射線検出信号をサンプリング時間間隔ごとに時間的に連続して検出することで、これらの時間遅れ分については時間的につながりがあり、この時間遅れ分に関する画像の撮像の後に別の画像を撮像する場合には、その後者の画像にも影響を及ぼしている。相互に影響を及ぼすこの時間遅れ分を用いることで、放射線検出手段に起因する放射線検出信号の時間遅れを十分に除去することができる。また、相互に影響を及ぼす時間遅れ分が除去された、これらの補正後検出信号からライブ像およびマスク像をそれぞれ得ることで、ライブ像とマスク像とをサブトラクションすることで得られたサブトラクション像についても時間遅れ分を十分に除去することができる。
また、請求項2に記載の発明は、放射線を照射して検出された放射線検出信号を所定のサンプリング時間間隔で取り出し、サンプリング時間間隔で出力される放射線検出信号に基づいてライブ像とマスク像とを撮像し、マスク像とライブ像とをサブトラクションすることによりサブトラクション像を得る信号処理を行う放射線検出信号処理方法であって、(a)ライブ像とマスク像とを時間的に連続して撮像するためにライブ像に関する放射線検出信号およびマスク像に関する放射線検出信号をサンプリング時間間隔ごとに時間的に連続して検出し、(b)サンプリング時間間隔で取り出される各放射線検出信号に含まれる時間遅れ分を単数または減衰時定数が異なる複数個の指数関数で構成されるインパルス応答によるものとして再帰的演算処理により各放射線検出信号から除去し、(c)各放射線検出信号から時間遅れ分が除去されて求められた補正後放射線検出信号からライブ画像およびマスク画像をそれぞれ得て、サブトラクション像を得ることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明を好適に実施することができる。
この発明に係る放射線撮像装置および放射線検出信号処理方法によれば、サンプリング時間間隔で取り出される各放射線検出信号に含まれる時間遅れ分を単数または減衰時定数が異なる複数個の指数関数で構成されるインパルス応答によるものとして再帰的演算処理により各放射線検出信号から除去し、補正後放射線検出信号を求め、これらの補正後検出信号からライブ像およびマスク像をそれぞれ得ることで、放射線検出手段による時間遅れ分を十分に除去し、高精度な補正後放射線検出信号に基づいてサブトラクション像を得ることができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施例を説明する。
図1は、実施例に係るX線透視撮影装置の全体構成を示すブロック図である。
X線透視撮影装置は、図1に示すように、被検体Mに向けてX線を照射するX線管1(放射線照射手段)と、被検体Mを透過したX線を検出するFPD2(放射線検出手段)と、FPD2(フラットパネル型X線検出器)からX線検出信号(放射線検出信号)を所定のサンプリング時間間隔Δtでディジタル化して取り出すA/D変換器3(信号サンプリング手段)と、A/D変換器3から出力されるX線検出信号に基づいてX線画像を作成する検出信号処理部4と、検出信号処理部4で取得されたX線画像を表示する画像モニタ5とを備えている。つまり、被検体MへのX線照射に伴ってA/D変換器3でFPD2から取り出されるX線検出信号に基づきX線画像が取得されるとともに、取得されたX線画像が画像モニタ5の画面に映し出される構成となっている。以下、本実施例の装置の各部構成を具体的に説明する。
X線管1とFPD2は被検体Mを挟んで対向配置されていて、X線管1はX線撮影の際、X線照射制御部6の制御を受けながら被検体Mにコーンビーム状のX線を照射すると同時に、X線照射に伴って生じる被検体Mの透過X線像がFPD2のX線検出面に投影される配置関係となっている。
X線管1とFPD2のそれぞれはX線管移動機構7およびX線検出器移動機構8によって被検体Mに沿って往復移動可能に構成されている。また、X線管1とFPD2の移動に際しては、X線管移動機構7およびX線検出器移動機構8が照射検出系移動制御部9の制御を受けてX線の照射中心がFPD2のX線検出面の中心に常に一致する状態が保たれるようにし、X線管1とFPD2の対向配置を維持したままで一緒に移動させる構成となっている。もちろんX線管1とFPD2が移動するにつれて被検体MへのX線照射位置が変化することにより撮影位置が移動することになる。
FPD2は、図2に示すように、被検体Mからの透過X線像が投影されるX線検出面に多数のX線検出素子2aが被検体Mの体軸方向Xと体側方向Yに沿って縦横に配列された構成となっている。例えば、縦30cm×横30cm程の広さのX線検出面にX線検出素子2aが縦1536×横1536のマトリックスで縦横に配列されている。FPD2の各X線検出素子2aが検出信号処理部4で作成されるX線画像の各画素と対応関係にあり、FPD2から取り出されたX線検出信号に基づいて検出信号処理部4でX線検出面に投影された透過X線像に対応するX線画像が作成される。
A/D変換器3は、X線画像1枚分ずつのX線検出信号をサンプリング時間間隔Δtで連続的に取り出して、後段のメモリ部10でX線画像作成用のX線検出信号を記憶するとともに、X線検出信号のサンプリング動作(取り出し)をX線照射の以前に開始するように構成されている。
すなわち、図3に示すように、サンプリング時間間隔Δtで、その時点の透過X線像についての全X線検出信号が収集されてメモリ部10に次々に格納されていく。X線を照射する以前のA/D変換器3によるX線検出信号の取り出し開始は、オペレータの手動操作によって行われる構成でもよいし、X線照射指示操作等と連動して自動的に行われる構成でもよい。
このメモリ部10は、後述する時間遅れ除去部11によって求められた補正後X線検出信号も記憶するように構成されており、この補正後X線検出信号をライブ像およびマスク像用の検出信号として記憶している。メモリ部10とは個別にライブ像およびマスク像用のメモリ部をそれぞれ備えてもよい。
また、本実施例のX線透視撮影装置は、図1に示すように、FPD2からサンプリング時間間隔で取り出される各X線検出信号に含まれる時間遅れ分を、減衰時定数が異なる複数個の指数関数で構成されるインパルス応答によるものとして再帰的演算処理により各X線検出信号から時間遅れ分を除去した補正後X線検出信号を算出する時間遅れ除去部11を備えている。
すなわち、FPD2の場合、図7に示すように、各時刻でのX線検出信号には、過去のX線照射に対応する信号が時間遅れ分(斜線部分)として含まれる。この時間遅れ分を時間遅れ除去部11で除去して時間遅れのない補正後X線検出信号にするとともに、補正後X線検出信号に基づいて検出信号処理部4でX線検出面に投影された透過X線像に対応するX線画像を作成する構成となっている。
具体的に時間遅れ除去部11は、各X線検出信号から時間遅れ分を除去する再帰的演算処理を、次式A〜Cを利用して行う。
k =Yk −Σn=1 N [αn ・〔1−exp(Tn ) 〕・exp(Tn )・Snk]…A
n =−Δt/τn …B
nk=Xk-1 +exp(Tn )・Sn(k-1)…C
但し, Δt:サンプリング時間間隔
k:サンプリングした時系列内のk番目の時点を示す添字
k :k番目のサンプリング時点で取り出されたX線検出信号
k :Yk から時間遅れ分を除去した補正後X線検出信号
k-1 :一時点前のXk
n(k-1):一時点前のSn
exp :指数関数
N:インパルス応答を構成する時定数が異なる指数関数の個数
n:インパルス応答を構成する指数関数の中の一つを示す添字
αn :指数関数nの強度
τn :指数関数nの減衰時定数
つまり、式Aの第2項の『Σn=1 N [αn ・〔1−exp(Tn ) 〕・exp(Tn )・Snk]』が時間遅れ分に該当するので、本実施例装置では、時間遅れ分を除去した補正後X線検出信号Xk が式A〜Cという簡潔な漸化式によって速やかに求められる。
なお、本実施例装置では、A/D変換器3や、検出信号処理部4、X線照射制御部6や照射検出系移動制御部9、時間遅れ除去部11、後述するDSA(サブトラクション)処理部14は、操作部12から入力される指示やデータあるいはX線撮影の進行に従って主制御部13から送出される各種命令にしたがって制御・処理を実行する構成となっている。
また、本実施例のX線透視撮影装置は、図1に示すように、メモリ部10にそれぞれ記憶された各補正後X線検出信号からライブ像およびマスク像を得て、両画像のサブトラクションを行ってサブトラクション像を得るDSA処理部14を備えている。
次に、上述の本実施例装置を用いてX線撮影を実行する場合について、図面を参照しながら具体的に説明する。
図4は実施例でのX線検出信号処理方法の手順を示すフローチャートである。
〔ステップS1〕 X線未照射の状態でA/D変換器3がサンプリング時間間隔Δt(=1/30秒)でFPD2からX線照射前のX線画像1枚分のX線検出信号Yk を取り出し始めるとともに、取り出されたX線検出信号がメモリ部10に記憶されていく。
〔ステップS2〕 オペレータの設定によりX線が連続ないし断続的に被検体Mに照射されるのと並行して、サンプリング時間間隔ΔtでA/D変換器3によるX線画像1枚分のX線検出信号Yk の取り出しとメモリ部10への記憶とが続けられる。
このX線検出信号Yk の収集およびメモリ部10への記憶は、マスク像の撮像およびライブ像の撮像の際に、ともに行われる。ステップS2がステップS1から移行した場合には、造影剤を投与しないマスク像の撮像がステップS2以降で行われ、ステップS2が後述するステップS4[造影剤の投与]から移行した場合には、ライブ像の撮像がステップS2以降で行われる。また、マスク像の撮像からライブ像の撮像へと移行する間である造影剤の投与中のようにX線未照射の状態でも、図7に示すように時間遅れ分によりX線検出信号Yk が減衰しながらも残っている。したがって、造影剤の投与中でもX線検出信号Yk の収集・記憶をサンプリング時間間隔Δtごとに時間的に連続して行う。これにより、マスク像の撮像およびライブ像の撮像が時間的に連続して行われる。
〔ステップS3〕 X線照射が終了すればステップS5に進み、X線照射が終了していなければステップS2に戻る。
〔ステップS4〕 マスク像に関するX線照射が終了した場合には、すなわちマスク像の撮像が終了した場合には、ステップS5と並行して、次のライブ像の撮像を行うべく被検体Mに造影剤を投与してステップS2に戻って、マスク像と同様にステップS2,S3の処理を行う。
〔ステップS5〕 ステップS4と並行して、メモリ部10から1回のサンプリングで収集したX線画像1枚分のX線検出信号Yk を読み出す。
〔ステップS6〕 時間遅れ除去部11が式A〜Cによる再帰的演算処理を行い、各X線検出信号Yk から時間遅れ分を除去した補正後X線検出信号Xk 、すなわち、画素値を求める。この補正後X線検出信号Xk もメモリ部10に記憶される。
〔ステップS7〕 メモリ部10に未処理のX線検出信号Yk が残っていれば、ステップS5に戻り、未処理のX線検出信号Yk が残っていなければステップS8に進む。
〔ステップS8〕 補正後X線検出信号Xk が造影剤投与前に収集されたX線検出信号Yk から時間遅れ分を除去した信号の場合には、マスク像であると判断してメモリ部10に記憶された補正後X線検出信号Xk を読み出してDSA処理部14はマスク像を作成する。マスク像の作成を次式Dの加算平均によって行う。
M=(1/J)・(X1 …+Xk-1 +Xk +…+XJ )=(1/J)・Σk=1 J [Xk ]…D
但し, M:マスク像
J:マスク像を作成するためのXk の個数
一方、補正後X線検出信号Xk が造影剤投与後に収集されたX線検出信号Yk から時間遅れ分を除去した信号の場合には、ライブ像であると判断してメモリ部10に記憶された補正後X線検出信号Xk を読み出してDSA処理部14はライブ像を作成する。ライブ像の作成を次式Eの重み付け平均(以下、適宜「リカーシブ処理」という)によって行う。
k =(1/K)・Xk +(1−1/K)・Rk-1 …E
但し, Rk :k番目のリカーシブ処理後のライブ像
k-1 :一時点前のRk
K:リカーシブの重み係数
本実施例ではK=4とし、本実施例に係るリカーシブ処理について具体的に説明すると、k=0とセットされて、式EのR0 =0がX線照射前の初期値としてセットされる。式Eでk=1とセットされる。式E、つまりR1=(1/4)・X1+(3/4)・R0にしたがって1番目のリカーシブ処理後のライブ像R1 が算出される。
式Eでkを1だけ増加(k=k+1)した後、続いて式Eに1時点前のRk-1が代入されてk番目のリカーシブ処理後のライブ像Rk が算出される。
〔ステップS9〕 マスク像およびライブ像を作成したら、マスク像とライブ像とのDSA処理をDSA処理部14が行って、サブトラクション像を得る。
〔ステップS10〕 作成したサブトラクション像を画像モニタ5に表示する。
なお、本実施例装置では、X線画像1枚分のX線検出信号Yk に対する時間遅れ除去部11による補正後X線検出信号Xk の算出および検出信号処理部4によるX線画像の作成がサンプリング時間間隔Δt(=1/30秒)で行われる。すなわち、1秒間にX線画像を30枚程度のスピードで次々と作成されるとともに、作成されたX線画像を連続表示することができるようにも構成されている。したがって、X線画像の動画表示が行える。
次に、図4におけるステップS6の時間遅れ除去部11による再帰的演算処理のプロセスを、図5のフローチャートを用いて説明する。
図5は実施例でのX線検出信号処理方法における時間遅れ除去の為の再帰的演算処理プロセスを示すフローチャートである。
〔ステップQ1〕 k=0とセットされて,式AのX0 =0,式CのSn0=0がX線照射前の初期値として全てセットされる。指数関数の数が3個(N=3)の場合は、S10,S20,S30が全て0にセットされることになる。
〔ステップQ2〕 式A,Cでk=1とセットされる。式C、つまりSn1=X0 +exp(Tn )・Sn0にしたがってS11,S21,S31が求められ、さらに求められたS11,S21,S31とX線検出信号Y1 が式Aに代入されることで補正後X線検出信号が算出される。
〔ステップQ3〕 式A,Cでkを1だけ増加(k=k+1)した後、続いて式Cに1時点前のXk-1 が代入されてS1k,S2k,S3kが求められ、さらに求められたS1k,S2k,S3kとX線検出信号Yk が式Aに代入されることで補正後X線検出信号Xk が算出される。
〔ステップQ4〕 未処理のX線検出信号Yk があれば、ステップQ3に戻り、未処理のX線検出信号Yk がなければ、次のステップQ5に進む。
〔ステップQ5〕 1回のサンプリング分(X線画像1枚分)の補正後除去X線検出信号Xk が算出され、1回の撮影分についての再帰的演算処理が終了となる。
以上のように、本実施例のX線透視撮影装置によれば、X線管1による被検体MへのX線に伴ってFPD2からサンプリング時間間隔Δt(=1/30秒)で出力されるX線検出信号Yk に基づいてライブ像とマスク像とを撮像し、ライブ像とマスク像とをサブトラクションすることによりサブトラクション像を得る。サンプリング時間間隔Δtで取り出される各X線検出信号Yk に含まれる時間遅れ分は、指数関数で構成されるインパルス応答によるものとして、式A〜Cの再帰的演算処理により時間遅れ除去部11は各放射線検出信号Yk から時間遅れ分を除去して補正後放射線検出信号Xk を求める。ライブ像とマスク像とを時間的に連続して撮像するためにライブ像に関するX線検出信号Yk およびライブ像に関するX線検出信号Yk をサンプリング時間間隔Δtごとに時間的に連続して検出して収集することで、これらの時間遅れ分については時間的につながりがあり、この時間遅れ分に関するマスク像(図7参照)の撮像の後にライブ像を撮像する場合には、そのライブ像にも影響を及ぼしている。相互に影響を及ぼすこの時間遅れ分を用いることで、放射線検出手段であるFPD2に起因するX線検出信号の時間遅れを十分に除去することができる。また、相互に影響を及ぼす時間遅れ分が除去された、これらの補正後検出信号Xk からライブ像およびマスク像をそれぞれ得ることで、ライブ像とマスク像とをサブトラクションすることで得られたサブトラクション像についても時間遅れ分を十分に除去することができる。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した実施例装置では、放射線検出手段がFPDであったが、この発明は、FPD以外のX線検出信号の時間遅れを生ずる放射線検出手段を用いた構成の装置にも用いることができる。
(2)上述した実施例装置はX線透視撮影装置であったが、この発明はX線CT装置のようにX線透視撮影装置以外のものにも適用することができる。
(3)上述した実施例装置は医用装置であったが、この発明は、医用に限らず、非破壊検査機器などの工業用装置にも適用することができる。
(4)上述した実施例装置は、放射線としてX線を用いる装置であったが、この発明は、X線に限らず、X線以外の放射線を用いる装置にも適用することができる。
(5)上述した実施例では、マスク像を作成するのに各補正後X線検出信号Xk を加算平均して求め、ライブ像を作成するのに各補正後X線検出信号Xk からリカーシブ処理を行って求めたが、ライブ像やマスク像の作成については、通常用いられるマスク像やライブ像の作成する手法であれば上述した処理に限定されない。例えば、単独の補正後X線検出信号Xk からマスク像やライブ像をそれぞれ得てもよい。
(6)上述した実施例では、マスク像として造影剤が投与される前のX線透視像を用いるとともに、ライブ像として造影剤が投与された被検体のX線透視像を用いたが、これらの画像については、上述したX線透視像に限定されない。例えば、X線管に供給する高電圧装置(図示省略)とX線管との間に、フォーカス用電圧とデフォーカス用電圧とを切り換える切り換え器(図示省略)を介在させ、被検体に造影剤を投与した状態でデフォーカス電圧をX線管に印加させて高周波成分が除去された画像を撮影して、その次にフォーカス電圧をX線管に印加させて高周波成分が残っている画像を撮影する。高周波成分が除去された前者の画像に関するX線検出信号に時間遅れ分を除去して、その除去された画像をマスク像とすればよく、高周波成分が残っている後者の画像に関するX線検出信号に時間遅れ分を除去して、その除去された画像をライブ像とすればよい。
(7)上述した実施例では、マスク像を撮像した後に造影剤を投与してライブ像を撮像したが、例えば上述した変形例(6)のように造影剤を投与した状態でフォーカス電圧とデフォーカス電圧との切り換えによってマスク像とライブ像とを連続して撮影する場合には、先にフォーカス電圧の切り換えでライブ像を撮影した後にデフォーカス電圧の切り換えでマスク像を撮影すればよい。
以上のように、この発明は、医用もしくは工業用の放射線撮像装置に適している。
実施例のX線透視撮影装置の全体構成を示すブロック図である。 実施例装置に用いられているFPDの構成を示す平面図である。 実施例装置によるX線撮影の実行時のX線検出信号のサンプリング状況を示す模式図である。 実施例でのX線検出信号処理方法の手順を示すフローチャートである。 実施例でのX線検出信号処理方法における時間遅れ除去用の再帰的演算処理プロセスを示すフローチャートである。 放射線入射状況を示す図である。 時間遅れ状況を示す図である。
符号の説明
1 … X線管(放射線照射手段)
2 … FPD(放射線検出手段)
3 … A/D変換器(信号サンプリング手段)
11 … 時間遅れ除去部(時間遅れ除去手段)
M … 被検体

Claims (2)

  1. 被検体に向けて放射線を照射する放射線照射手段と、被検体を透過した放射線を検出する放射線検出手段と、前記放射線検出手段から放射線検出信号を所定のサンプリング時間間隔で取り出す信号サンプリング手段とを備え、被検体への放射線照射に伴って放射線検出手段からサンプリング時間間隔で出力される放射線検出信号に基づいてライブ像とマスク像とを撮像し、ライブ像とマスク像とをサブトラクションすることによりサブトラクション像を得る放射線撮像装置であって、サンプリング時間間隔で取り出される各放射線検出信号に含まれる時間遅れ分を単数または減衰時定数が異なる複数個の指数関数で構成されるインパルス応答によるものとして再帰的演算処理により各放射線検出信号から除去する時間遅れ除去手段を備え、ライブ像とマスク像とを時間的に連続して撮像するためにライブ像に関する放射線検出信号およびマスク像に関する放射線検出信号をサンプリング時間間隔ごとに時間的に連続して検出し、前記時間遅れ除去手段によって各放射線検出信号から時間遅れ分が除去されて求められた補正後放射線検出信号からライブ画像およびマスク画像をそれぞれ得て、サブトラクション像を得ることを特徴とする放射線撮像装置。
  2. 放射線を照射して検出された放射線検出信号を所定のサンプリング時間間隔で取り出し、サンプリング時間間隔で出力される放射線検出信号に基づいてライブ像とマスク像とを撮像し、マスク像とライブ像とをサブトラクションすることによりサブトラクション像を得る信号処理を行う放射線検出信号処理方法であって、(a)ライブ像とマスク像とを時間的に連続して撮像するためにライブ像に関する放射線検出信号およびマスク像に関する放射線検出信号をサンプリング時間間隔ごとに時間的に連続して検出し、(b)サンプリング時間間隔で取り出される各放射線検出信号に含まれる時間遅れ分を単数または減衰時定数が異なる複数個の指数関数で構成されるインパルス応答によるものとして再帰的演算処理により各放射線検出信号から除去し、(c)各放射線検出信号から時間遅れ分が除去されて求められた補正後放射線検出信号からライブ画像およびマスク画像をそれぞれ得て、サブトラクション像を得ることを特徴とする放射線検出信号処理方法。
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