JP2016209116A - X線透視撮影装置、x線透視画像の残像補正方法、および、プログラム - Google Patents

X線透視撮影装置、x線透視画像の残像補正方法、および、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】撮影と透視を交互に繰り返し行う場合にも、高い精度で残像成分を補正できる残像補正技術を提供する。【解決手段】撮影画像の取得の度に、撮影後の残像画像を得て、今回の撮影後に得た残像画像と前回以前の撮影後に得た残像画像とについて対応する画素ごとに画素値を比較する。その大小関係に基づいて、画素ごとに残像画像の画素値の時間経過による減衰後の値を算出する。そして、算出した減衰後の値を、今回の撮影後に得た透視画像の画素値から差し引くことにより残像を除去する【選択図】図6

Description

本発明は、残像補正機能を有したX線透視撮影装置に関する。
X線透視撮影システムは、X線を照射して画像を取得して表示する「撮影」と、X線を連続して照射しながら連続画像を取得して動画を表示する「透視」とを交互に行うのが一般的である。「撮影」の際には、照射されるX線線量が「透視」に比べて大きいため、X線検出器の中に電気信号が残り、この電気信号が、撮影の後の透視で得られる画像に残像として現れ、診断に影響を与える場合があった。
そのため、特許文献1に記載の技術では、撮影の直後にX線を照射することなく画像を取得することにより、残像画像を得る。そして、予め求めてテーブル等に記憶しておいた残像成分の減衰特性を用いて、残像画像の時間経過に伴う減衰後の残像量を求める。その後の透視画像から残像量を差し引くことにより、残像を除去した透視画像を求める。これにより、時間経過による減衰を考慮した残像成分をリアルタイムに透視画像から減算して補正することができる。
また、特許文献1には、1回目の撮影の残像があるうちに2回目の撮影を行う場合には、1回目と2回目の残像画像をそれぞれ取得し、時間経過に伴う減衰後の残像量をそれぞれ求め、両者を重み付けして加算した残像量を、その後の透視画像から差し引いて補正している。
特開2004-321346号公報
残像の強度は、撮影においてX線検出器に到達したX線強度に依存するため、画素毎に異なる。また、残像が生じる原理は、FPD(フラットパネルディテクタ)の場合には電気回路内に残存する信号に起因すると考えられ、イメージインテンシファイアのように蛍光体を用いるX線検出器の場合には、X線検出器内の蛍光体に起因する信号等も原因として考えられるが、いずれの場合も原理が完全に解明されていない。そのため、1回目と2回目の撮影の時間が近く、その間にも透視が行われる場合には、2回目の撮影後の透視画像に生じる残像を特許文献1のように1回目と2回目の撮影後の残像信号を重み付けして加算して除去する方法では必ずしも補正しきれない。
本発明は、撮影と透視を交互に繰り返し行う場合にも、高い精度で残像成分を補正できる残像補正技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のX線透視撮影装置は、X線を照射するX線管球と、被検体を透過したX線を検出するX線平面検出器と、撮影画像の取得と透視画像の取得の開始の指示をそれぞれ操作者から受け付ける操作部と、X線管球とX線平面検出器を制御して撮影画像の取得と透視画像の取得とをそれぞれ実行させる制御部と、撮影画像の取得後に取得された透視画像から残像を除去する残像補正演算部とを有する。残像補正演算部は、撮影画像の取得の度に、撮影後の残像画像を得て、今回の撮影後に得た残像画像と前回以前の撮影後に得た残像画像とについて対応する画素ごとに画素値を比較し、その大小関係に基づいて、画素ごとに残像画像の画素値の時間経過による減衰後の値を算出する。そして、算出した減衰後の値を、今回の撮影後に得た透視画像の画素値から差し引くことにより残像を除去する。
本発明によれば、撮影と透視を交互に繰り返し行う場合の複雑な残像成分の時間特性を精度よく算出することが可能となり、残像を除去した品質の高い透視画像を表示できる。
実施形態1のX線透視撮影装置の構成を示すブロック図。 図1の画像処理装置6の構成を示す機能ブロック図。 図1の画像処理装置6のハードウエア構成を示すブロック図。 実施形態1の残像補正演算部11の動作を示すフローチャート。 実施形態1の撮影画像とX線未照射画像と透視画像の取得のタイミングを示す説明図。 (a)実施形態1の1回目の撮影画像を示す説明図、(b)1回目の撮影後の残像画像を示す説明図、(c)2回目の撮影画像を示す説明図、(d)2回目の撮影後の残像画像を示す説明図、(e)1回目の撮影後の残像画像の方が2回目の撮影後の残像画像より画素値が大きい場合の残像画像の減衰を示すグラフ、(f)1回目の撮影後の残像画像の方が2回目の撮影後の残像画像より画素値が小さい場合の残像画像の減衰を示すグラフ。 実施形態2の残像補正演算部11の動作を示すフローチャート。 (a)実施形態2の撮影画像とX線未照射画像と透視画像の取得のタイミングを示す説明図、(b)n回目の撮影後の残像画像の画素値の方が、それ以前の撮影後の残像画像の画素値の最大値より大きい場合の残像画像の減衰を示すグラフ、(c)n回目の撮影後の残像画像の画素値の方が、それ以前の撮影後の残像画像より画素値の最大値より小さい場合の残像画像の減衰を示すグラフ。 実施形態3の残像補正演算部11の動作を示すフローチャート。 (a)実施形態3の撮影画像とX線未照射画像と透視画像の取得のタイミングを示す説明図、(b)n回目の撮影後の残像画像と撮影直前の残像画像の差が、撮影直前の残像画像の画素値より大きい場合の、残像画像の減衰を示すグラフ、(c)n回目の撮影後の残像画像と撮影直前の残像画像の差が、撮影直前の残像画像の画素値より小さい場合の、残像画像の減衰を示すグラフ。 実施形態5の残像補正演算部11の動作を示すフローチャート。 (a)実施形態5の撮影画像とX線未照射画像と透視画像の取得のタイミングを示す説明図、(b)各回の撮影後の残像画像と、その撮影直前の残像画像の差と、残像画像の減衰を示すグラフ。 実施形態11の画像処理装置6の構成を示すブロック図。
本発明の一実施形態のX線透視撮影装置について説明する。
<<実施形態1>>
図1は、実施形態1のX線透視撮影装置の全体構成を示す図である。
図1のように、X線透視撮影装置は、X線を照射するX線管球1と、X線管球1に対して電力(管電圧・管電流)を供給するためのX線高電圧発生器2と、X線高電圧発生器2の制御を行うX線制御装置3と、X線管球1と対向配置されたX線平面検出器4と、X線管球1とX線平面検出器4との間に配置されたテーブルと、操作部29と、X線平面検出器制御装置5と、画像処理装置6と、画像表示装置7と、システム制御装置8とを備えて構成される。テーブル9には、被検体が搭載される。X線平面検出器4は、X線管球1から照射され、テーブル9に搭載された被検体を透過したX線を検出する。
X線平面検出器制御装置5は、X線平面検出器4が検出した画像を読み出す。画像処理装置6は、X線平面検出器制御装置5が読み出した画像に対して、種々の画像処理を行って、画像表示装置7に表示させる。操作部29は、撮影および透視の条件(管電流・管電圧等)の設定を操作者から受け付ける操作パネルと、撮影および透視の開始を操作者から受け付ける曝射ボタンを含む。システム制御装置8は、操作部29を受け付けた撮影および透視の開始およびその条件に応じて、X線平面検出器制御装置5、画像処理装置6およびX線制御装置3に対する制御を行い、撮影及び透視を実行させる。
画像処理装置6は、図2にその機能ブロック図を示したように、残像を補正する残像補正演算部11と、画像表示のための表示画像処理部12とを備えている。残像補正演算部11は、パラメータ算出部10を備えている。画像処理装置6のハードウエア構成は、図3に示すように、CPU6aとメモリ6bとを含んで構成され、CPU6aがメモリ6bに予め格納されているプログラムを読み込んで実行することにより、残像補正演算部11と表示画像処理部12の機能を実現する。
残像補正演算部11の動作を図4〜図6を用いて説明する。図4は、残像補正演算部11の動作を示すフローチャートであり、図5は、撮影と透視のタイミングを示す説明図であり、図6は、取得された残像画像等を示す説明図である。
残像補正演算部11は、撮影画像の取得の度に、撮影後の残像画像を得て、今回の撮影後に得た残像画像と前回以前の撮影後に得た前記残像画像とについて対応する画素ごとに画素値を比較する。その大小関係に基づいて、画素ごとに残像画像の画素値の時間経過による減衰後の値を算出する。そして、今回の撮影後に得た透視画像の画素値から、残像の減衰後の値を差し引くことにより残像を除去するものである。本実施形態では、今回の撮影後に得た残像画像と前回以前の計n回の撮影後に得た残像画像とについて対応する画素ごとに画素値を比較し、最大の画素値を画素ごとに選択する。選択した最大の画素値の時間経過による減衰後の値を算出して、今回の撮影後に得た透視画像の画素値から差し引くことにより残像を除去する。以下、これを具体的に説明する。
操作者が操作部29の曝射ボタンをオンして「撮影」の実行を指示した場合、システム制御部8は、X線制御装置3およびX線平面検出器制御装置5に制御指令を出力する。これにより、X線高電圧発生器2から電力をX線管球1に供給してX線をテーブル9上の被検体に照射させ、被検体を透過したX線を検出したX線平面検出器4の出力をX線平面検出器制御装置5に取り込ませる。これにより、図6(a)のように撮影画像50が取得され、画像処理装置6に受け渡される。画像処理装置6の表示画像処理部12は、撮影画像に所定の画像処理を施して、画像表示装置7に表示させる。図6(a)の撮影画像50では、高線量が入射した領域61の画素値(輝度値)が大きくなる。例えば、実際の被検体の撮影画像50では、被検体の輪郭の外側の領域や、被検体の肺野などX線が透過しやすい領域が、高線量入射領域61となる。
残像補正演算部11は、図4のステップ31において、システム制御装置8から「撮影」を行ったことを示す制御信号を受け取った場合には、ステップ32に進む。
ステップ32では、パラメータ算出部10が、「撮影」したことを示す制御信号を受け取った後所定の時間後に、X線を照射することなく画像を取り込むように、X線平面検出器制御装置5にシステム制御装置8を介して指示する。これにより、X線平面検出制御装置5からX線未照射画像51を受け取って、メモリ6bに格納する(図5)。X線未照射画像51においては、図6(b)のように、撮影画像50における高線量入射領域61に対応した領域61の輝度が大きくなり、残像が生じる。
X線未照射画像を取得して格納する動作を、ステップ33により、所定の時間間隔で予め定めたm回(mは、m>1の整数)繰り返す(図5ではm=3)。これにより、メモリ6bは、m(=3)枚のX線未照射画像51〜53が格納される。
撮影直後のX線未照射画像51〜53は、画像信号を含まず、撮影で生じた残像信号のみを含むため、X線未照射画像51〜53の輝度は残像成分の輝度と見なすことができる。ステップ34において、パラメータ算出部10は、m枚のX線未照射画像51〜53を予め定めた方法で演算処理して、残像画像Mask[x,y]の画素値を求める。例えば、m枚のX線未照射画像51〜53の対応する画素[x,y]の画素値の平均を求め、残像画像Mask[x,y]の画素値とする。ただし、[x,y]は、画素の位置を2次元座標で示している。パラメータ算出部10は、算出した残像画像Mask[x,y] の画素値をメモリ6b内に格納する。
メモリ6bには、予め定めたn枚の残像画像Mask[x,y]を格納するための領域が設けられている。パラメータ算出部10は、計n個の格納領域の最も古い残像画像が格納されている領域に、最新の残像画像Mask[x,y]を格納する。これにより、常に直近の計n枚の残像画像Mask[x,y]がメモリ6bに格納される。ここでは、最新の撮影直後に得た残像画像をMaskn[x,y]と表し、そのn回前の撮影直後に得た残像画像をMask1[x,y]と表す。すなわち、メモリ6bには、常に直近の計n回の撮影後に得た残像画像Mask1[x,y]〜Maskn[x,y]が格納されている。
また、ステップ34において、パラメータ算出部10は、ステップ32で最初にX線未照射画像51を取得した時点と、前回の「撮影」の撮影後にステップ32でX線未照射画像51を取得した時点の時間間隔Δtを計測し、これを残像画像Mask[x,y]と対応付けてメモリ6bに格納する。したがって、残像画像Mask1[x,y]〜Maskn[x,y]と対応付けて、時間間隔Δt〜Δtが格納される。ただし、Δt=0である。
一方、メモリ6b内には、残像画像Mask[x,y]の画素値の時間経過tに伴う減衰後の値Lag(x,y,t)を求めるための関数(減衰関数)Lagfancがルックアップテーブル(LUT)または数式として格納されている。減衰関数Lagfancは、予め実験や計算により求めたものである。本実施形態では、減衰関数Lagfancを、下式(1)のように、「撮影」からの時間tと、「撮影」直後の残像画像Mask[x,y]の画素値(初期値)とを変数とする関数で表す。

Lag(x,y,t) = Lagfanc(t,Mask[x,y]) ・・・(1)
ただし、
Mask[x,y] :残像画像の位置[x,y]の画素の輝度
t :X線未照射画像51を取得してからの経過時間
ステップ35において、残像補正演算部11は、上記「透視」画像を取得した際に残像画像を除去して、透視画像を補正するために、各時間tにおける残像画像Mask[x,y]の画素値の減衰後の値Lag(x,y,t)を、上記式(1)により求める。このとき、残像補正演算部11は、直前の「撮影」後に得たMask n[x,y]を画素のみを用いるのではなく、過去n回の撮影で得た残像画像Mask1[x,y]…Mask n[x,y]を用い、画素[x,y]ごとに、残像画像Mask1[x,y]…Mask n[x,y]の画素値の中から最大(高い輝度)の画素値Maskmax[x,y]を選択する。また、その最大の画素値が含まれていた残像画像取得時まで遡った経過時間Δtを算出する。例えば、最大画素値Maskmax[x,y]が、残像画像Mask1[x,y]に含まれていた場合には、Δtを、Δt=Δt1+Δt2+・・・+Δtnにより算出する。これを全ての画素[x,y]について行う。
次に、ステップ36に進み、画素[x,y]毎に、ステップ35で選択した選択した最大(高い輝度)の画素値Maskmax[x,y]と、その画素値の取得まで遡った経過時間Δtと、上述の式(1)を用いて、今後の時刻tにおける画素値の減衰後の値Lag(x,y,t)を式(2)のように算出する。

Lag(x,y,t) = Lagfanc((t+Δt[x,y]), Maskmax[x,y]) ・・・(2)
ただし、tは、Mask n[x,y]のX線未照射画像51を取得した時刻をt=0とする。
これにより、画素[x,y]毎に、過去n回の撮影における残像画像のうち、最も画素値が大きかった残像の減衰後の値Lag(x,y,t)が各時刻tについて算出される。残像補正演算部11は、算出した値をメモリ6bに格納する。
そして、ステップ37では、操作部29の曝射スイッチで「透視」の開始が指示されたならば、ステップ38に進み、残像補正演算部11は、X線平面検出器制御装置5から透視画像54を取得する。そして、ステップ39において、ステップ36で算出した残像の減衰後の値Lag(x,y,t)をメモリ6bから読み出し、透視画像54の各画素値から差し引く。これにより、各画素値から、その時点の残像の値が除去され、透視画像54に重畳している残像を除去する補正を施すことができる。補正後の透視画像54は、表示画像処理部12に受け渡す。表示画像処理部12は、画像表示装置7に補正後の透視画像54を表示させる。
このステップ39の補正を「透視」が終了するまで、透視画像を取得するたびに実行する。これにより、残像を除去した透視画像54を連続して表示することができる。
例えば、n=2、m=1として、時間間隔Δtで計2回撮影を行った場合の2回目の「撮影」後の「透視」画像の残像除去について、図6を用いて具体的に説明する。図6(a)、(b)のように、1回目の撮影画像50(1)には高線量入射領域61があり、その後の取得するX線未照射画像51(1)には、高線量入射領域61に対応する残像領域62の画素値が高く、残像が発生している。m=1の場合、このX線未照射画像51が残像画像Mask[x,y]となる。その後、図5のように、透視画像54−1〜54−kを取得する。この際も、今回の撮影以前で取得した残像画像の減衰後の値を用いて残像補正を行う。
つぎに、2回目の撮影を行って、2回目の撮影画像50(2)を取得する。2回目の撮影画像50(2)は、図6(c)のように、1回目の高線量入射領域61とは異なる位置に、高線量入射領域63があり、その後取得するX線未照射画像51(2)には、高線量入射領域63に対応する位置に残像領域62が生じるとともに、1回目の撮影で生じた残像領域62の残像もまだ残っている。
残像画像の画素値は、撮影時の入射線量に比例するため、残像領域62と残像領域64が重なりあっている領域であって、1回目の撮影の入射線量が2回目の撮影の入射線量よりも大きい画素については、残像成分は図6(e)のグラフのように、1回目の撮影で生じた残像画像Mask[x,y]の画素値とその減衰が支配的になる。
よって、ステップ35においては、1回目の撮影の入射線量が2回目の撮影の入射線量よりも多い画素については、Maskmax[x,y]として、1回目の残像画像Mask1[x,y]の画素値が選択され、Δt[x,y]としては、Δt=Δt(1回目の撮影後のX線未照射画像51(1)と2回目の撮影後のX線未照射画像51(2)との時間間隔)を選択する。よって、1回目の撮影の入射線量が2回目の撮影の入射線量よりも大きい画素の残像成分の時間特性(減衰後の値)Lag(x,y,t)は、式(3)で表わされる。

Lag(x,y,t) = Lagfanc((t+Δt[x,y]),Maskmax[x,y])= Lagfanc((t+Δt),Mask1[x,y])
・・・(3)
ただし、tは、Mask[x,y]のX線未照射画像51(2)を取得した時刻をt=0とする。
上記式(3)のように、1回目の撮影の入射線量が2回目の撮影の入射線量よりも大きい場合、残像領域62と残像領域64が重なり合っている領域の画素については、1回目の残像画像Mask1[x,y]の画素値の方が、2回目の残像画像Mask[x,y]よりも大きいため、Mask1[x,y]の画素値を選択するとともに、その減衰を考慮するため、経過時間tにΔtを加算した時間で減衰後の残像の画素値を求める。
一方、残像領域62と残像領域64が重なりあっている領域であって、2回目の撮影の入射線量が1回目の撮影の入射線量よりも多い画素については、残像成分は図6(f)のグラフのように、2回目の撮影で生じた残像画像Mask[x,y]の画素値とその減衰が支配的になる。
よって、ステップ35においては、2回目の撮影の入射線量が1回目の撮影の入射線量よりも多い画素については、Maskmax[x,y]として、2回目の残像画像Mask[x,y]の画素値が選択され、Δt[x,y]としてはΔt=0を選択する。よって、2回目の撮影の入射線量が1回目の撮影の入射線量よりも多い画素の残像成分の時間特性(減衰後の値)Lag(x,y,t)は、式(4)で表わされる。

Lag(x,y,t) = Lagfanc((t+Δt[x,y]),Maskmax[x,y])= Lagfanc(t ,Mask2[x,y])
・・・(4)
このように、本実施形態では、n回の「撮影」の間に「透視」が行われる場合には、図6(e)、(f)のように、画素毎に、n回の「撮影」の直後に得た残像画像Mask1[x,y]…Mask n[x,y]のうち最大の画素値を選択し、最大画素値の残像画像の取得時からの時間経過による減衰後の値を算出し、除去することで、従来の処理よりも精度の高い残像補正が可能となる。
<<実施形態2>>
次に実施形態2のX線透視撮影装置について図7、図8を用いて説明する。
実施形態1では、メモリ6b内に直近のn枚の残像画像Mask1[x,y]〜Mask n[x,y]を格納するための領域を有し、図4のステップ34において残像画像Mask n [x,y]を算出する都度、メモリ6b内に格納し、残像画像を更新する構成であった。そして、ステップ35において、画素毎にn枚の残像画像Mask1[x,y]〜Mask n[x,y]の画素値を比較し、最大値Maskmax[x,y]を選択していた。
実施形態2では、メモリ6b内には1枚の残像画像Maskmax[x,y]のみを格納する領域を有し、図7のステップ134において残像画像Mask n [x,y]を算出するたびに、ステップ135において、メモリ6b内の残像画像Maskmax[x,y]と、対応する画素毎に画素値を比較し、大きい方の画素値を選択して、残像画像Maskmax[x,y]の画素値を更新する構成とする。また、格納した画素値に対応するΔtの値も、その画素値の残像画像が取得された撮影時点に一致するようΔtn-1を用いて更新する。これにより、実施形態1のようにn枚の残像画像の画素値を画素毎に比較することなく、常に最大の画素値の残像画像Mask n [x,y]をメモリ6b内に格納することができる。
ただし、メモリ6b内に格納されている画素値が、今回の残像画像Mask n [x,y]の値よりも大きい場合であっても、その画素値が、直近のn回の撮影よりも前の撮影の残像画像の値である場合には、今回の残像画像Mask n [x,y]の値に置き換える。具体的には、図8(a)〜(c)のように、n回目の撮影の場合、ステップ134において算出したMask n[x,y]と、メモリ内に格納されているそれまでのMaskmax[x,y]とを画素毎に比較し、式(5)のようにMaskmax[x,y]とΔt[x,y]を更新し、記憶する。
図8(b)ならびに図8(c)のように
Maskmax[x,y]<Mask n[x,y]のとき
Maskmax[x,y]= Mask[x,y]
Δt[x,y]=Δt[x,y]
Maskmax[x,y]≧Mask n[x,y] のとき ・・・(5)
Maskmax[x,y]= Maskmax[x,y]
Δt[x,y]=Δt[x,y] +Δtn-1

とする。Δtn-1は、図8(a)のように、前回の撮影との時間間隔である。
このように、実施形態2では、メモリ6b内に格納する残像画像の枚数が1枚のみであり、n枚の残像画像の画素値を画素毎に比較する必要がないため、輝度比較の処理時間を低減することができる。よって、設定したnの数が増加しても、ステップ34で保持・比較する画素値は、常に最新のMask[x,y]とMaskmax[x,y]の画素値のみであり、処理の高速化及びメモリ6bの記憶容量低減が可能となる。
なお、実施形態2のX線透視撮影装置において、上述した以外の構成は、実施形態1と同様であるので説明を省略する。
<<実施形態3>>
次に実施形態3について図9、図10を用いて説明する。
実施形態2では、図7のステップ134において残像画像Mask n [x,y]を算出すると、ステップ135においてメモリ6b内の残像画像Maskmax[x,y]と、Mask n [x,y]の対応する画素毎に画素値を比較し、大きい方の画素値を選択して、残像画像Maskmax[x,y]の画素値としてメモリ6b内に格納する構成としていたが、実施形態3では、Maskmax[x,y]が過去の撮影で生じた残像信号である場合、n回目の撮影時には減衰していることを考慮して、以下のように構成する。
すなわち、残像補正演算部11は、今回の撮影後に得た残像画像の画素値と、前回以前の撮影で発生した残像画像の今回の撮影の直前の画素値とを比較し、その差が、今回の撮影の直前の画素値以上の画素については、今回の撮影後に得た前記残像画像の画素値を選択して、選択した画素値の時間経過による減衰後の値を算出する。また、上記差が、今回の撮影の直前の画素値よりも小さい画素については、前回以前の撮影後に得た残像画像の画素値を選択して、選択した画素値の時間経過による減衰後の値を算出する。それぞれ算出した減衰後の画素値を、今回の撮影後に得た透視画像の画素値から差し引くことにより残像を除去する。前回以前の撮影で発生した残像画像の今回の撮影の直前の画素値を取得するために、今回の撮影の直前にX線平面検出器からX線未照射画像を取り込む。
そこで、図9のフローのように、ステップ40で透視が終了したならば、ステップ232において、X線を照射せずに残像画像Maskpren[x,y]を取得する。次の撮影まで時間がある場合、図10(a)のようにステップ232を所定の時間間隔で繰り返し、次の撮影の直前に残存している残像画像Maskpren[x,y]とすることが好ましい。
次に、実施形態1,2と同様に、ステップ31〜34を行って、n回目の撮影および残像画像Mask n[x,y]を算出したならば、ステップ234において、下式(6)により、n回目の撮影の直前に残存している残像画像Maskpren[x,y]と、n回目の撮影の直後の残像画像Mask n[x,y]との差Maskcurrent n[x,y]を画素毎に求める。これにより、n回目の撮影で生じた残像信号と、過去の撮影で生じ、n回目の撮影の直前まで残存していた残像画像を識別し、n回目の撮影で生じた残存画像をMaskcurrent n[x,y]として求めることができる。

Maskcurrent n[x,y] = Mask n[x,y] − Maskpre n[x,y] ・・・(6)

そして、ステップ235において、画素毎に、n回目の撮影で生じた残像画像Maskcurrent n[x,y]と、過去の撮影で生じ、n回目の撮影の直前まで残存していた残像画像Maskpre n[x,y]を比較する。そして式(7)のようにMaskmax[x,y]とΔt[x,y]を更新する。
例えば、図10(b)ならびに図10(c)のように
Maskcurrent n[x,y]≧Maskpre n[x,y]のとき
Maskmax[x,y]= Mask n[x,y]
Δt[x,y] = Δt[x,y]
Maskcurrent n[x,y]<Maskpre n[x,y]のとき ・・・(7)
Maskmax[x,y]= Maskmax[x,y]
Δt[x,y] = Δt[x,y] + Δtn-1
とする。
すなわち、n回目の撮影で生じた残像画像Maskcurrent n[x,y]の画素値が、n回目の撮影の直前に残存していた残像画像Maskpre n[x,y]の画素値よりも大きい場合には、Maskmax[x,y]をMask n[x,y]に更新する。一方、n回目の撮影で生じた残像画像Maskcurrent n[x,y]の画素値が、n回目の撮影の直前に残存していた残像画像Maskpre n[x,y]の画素値よりも、小さい場合には、Maskmax[x,y]を更新しない。これにより、n回目の撮影直前までおこなっていた補正処理を継続する。
このような構成にすることにより、過去の撮影で生じた残像画像の信号が減衰していることを考慮するとともに、今回の撮影で生じた残像と比較して、Maskmax[x,y]の値を更新するかどうかを選択することができる。よって、n回目の撮影前後の残像の画素値を比較してMaskmax[x,y]の画素値を設定することができるため、n回目の撮影後の透視における残像をより精度よく除去することができる。
なお、実施形態3のX線透視撮影装置において、上述した以外の構成は、実施形態1と同様であるので説明を省略する。
<<実施形態4>>
次に実施形態4について説明する。実施形態4は、実施形態3と同様の構成であるが、図10(a)に示すように、図9のステップ232においてn回目の撮影の直前の残像画像Maskpre n[x,y]の取得時刻と、n回目の撮影後の残像画像Mask n[x,y]の取得時刻とには、Δtの時間間隔があり、この間にMaskpre n[x,y]の画素値が値Wだけさらに減衰していることを考慮する。すなわち、残像補正演算部11は、今回の撮影後に得た残像画像の画素値Mask n[x,y]と、前回以前の撮影で発生した残像画像の今回の撮影の直前の画素値Maskpre n[x,y]とを比較する際に、今回の撮影の直前の画素値Maskpre n[x,y]から、この画素値が今回の撮影後の残像画像Mask n[x,y]の取得時までに時間経過によって減衰する量Wを差し引いて、比較する。
そのため、実施形態3の式(7)に代えて、下式(8)を用いてMaskpre n[x,y]とMaskcurrent n[x,y]を比較する。
Maskcurrent n[x,y] + W ≧Maskpre n[x,y]のとき
Maskmax[x,y]= Mask n[x,y]
Δt[x,y] = Δt[x,y]
Maskcurrent n[x,y] + W <Maskpre n[x,y]のとき ・・・(8)
Maskmax[x,y]= Maskmax[x,y]
Δt[x,y] = Δt[x,y] + Δtn-1

ただし、Wは定数でも良いし、画素値や撮影の時間間隔に応じて変更しても良い。
このように、式(8)を用いることにより、Maskpre n[x,y]取得とMask n[x,y]取得の時間差Δtの分だけMaskpre n[x,y]の画素値が値Wだけさらに減衰して、Maskcurrent n[x,y]が、実際よりも値Wだけ低く算出されてしまうことを考慮して、Maskmax[x,y]として格納する値を選択することができる。よって、Maskpre n[x,y]とMaskcurrent n[x,y]が同等の画素値の場合に、Maskmax[x,y]として格納する値の選択の精度を高めることができる。よって、n回目の撮影後の透視における残像をより精度よく除去することができる。
なお、実施形態4のX線透視撮影装置において、上述した以外の構成は、実施形態1と同様であるので説明を省略する。
<<実施形態5>>
次に実施形態5について図11、図12を用いて説明する。
実施形態5は、Maskcurrent n[x,y]を算出するという点では、実施形態3と同様であるが、実施形態3とは異なり、Maskmax[x,y]を算出しない。実施形態5では、残像補正演算部11は、撮影の度に、撮影後に得た残像画像の画素値と、前回以前の撮影で発生した残像画像の撮影直前の画素値とを比較してその差Maskcurrent n[x,y]を算出し、差Maskcurrent n[x,y]がその撮影により生じた残像画像の画素値であるとして、その画素値の時間経過による減衰後の値を算出する。複数回の撮影の度に求めた残像画像の減衰後の画素値を合成し、今回の撮影後に得た透視画像の画素値から差し引くことにより残像を除去する。
具体的には、図11のステップ334のように、撮影のたびに得たMaskcurrent n[x,y]を、図12(a)のΔtnとともにメモリ6bに格納しておく。そして、ステップ336のように、n枚のMaskcurrent 1[x,y]〜Maskcurrent n[x,y]をそれぞれ、式(2)のMaskmax[x,y]の代わりに用いて、残像画像の減衰後の値Lag 1(x,y,t)…Lag n(x,y,t)を算出する。具体的には、Maskcurrent 1[x,y]と式(2)からLag 1(x,y,t)を算出し、Maskcurrent n[x,y]と式(2)からLag n(x,y,t)を算出する。算出したLag 1(x,y,t)…Lag n(x,y,t)を式(9)のように合成して、時刻tにおける残像画像の画素値の減衰後の値Lagtotal(x,y,t)を算出する。

Lagtotal(x,y,t) =Lagfanc((t+Δt1), Maskcurrent1[x,y])+…+Lagfanc((t+Δtn), Maskcurrentn[x,y])
= Lag 1(x,y,t )+ …+Lag n(x,y,t) ・・・(9)
このように、Maskcurrent 1[x,y]〜Maskcurrent n[x,y]からそれぞれ残像画像の減衰後の値Lag 1(x,y,t)…Lag n(x,y,t)を算出し、これらを合成してLagtotal(x,y,t)を求めることにより、図12(b)のように、撮影の都度発生した残像成分Lag 1(x,y,t)…Lag n(x,y,t)を求め、加算することができる。よって、残像が複数回の撮影にわたって残存する場合に、それぞれ残像の減衰を考慮して、精度よく除去することができる。
なお、式(9)によりLagtotal(x,y,t)を算出する演算は、ステップ336において撮影のたびに行ってもよいし、前回の撮影で求めたLagtotal1(t)に、今回の撮影で求めたMaskcurrent n[x,y]から算出したLag n(t)を加算する構成としてもよい。
なお、実施形態5のX線透視撮影装置において、上述した以外の構成は、実施形態3と同様であるので説明を省略する。
<<実施形態6>>
次に実施形態6について説明する。実施形態6の構成は、実施形態5と同様であるが、残像補正演算部11は、前回以前の撮影で発生した残像画像の今回の撮影直前の画素値として、前回以前の撮影の際に求めた残像画像の減衰後の画素値Lagtotal(x,y,Δtn-1)を用いる。すなわち、過去の撮影により生じた残像画像Maskcurrent n[x,y]を、Maskpre n[x,y]からではなく、式(10)のように、n-1回目の撮影時に算出したLagtotal(x,y,t)の現在の時刻tにおける減衰後の値Lagtotal(x,y,Δtn-1)と、今回の撮影の残像画像Mask n[x,y]から演算により算出する点が、実施形態5とは異なる。

Maskcurrent n[x,y] = Mask n[x,y] − Lagtotal(x,y,Δtn-1) ・・・(10)
ただし、Lagtotal(x,y,t)はn-1回目の撮影後に式(9)により算出した算出した関数であり、Δtn-1は、n-1回目とn回目の撮影の時間間隔である。
本実施形態では、図11のステップ232においてMaskpre n[x,y]を取得する工程を省略することができる。
<<実施形態7>>
次に実施形態7について説明する。実施形態1では、図4のステップ32において、X線未照射画像を取得して、残像画像を算出しているが、残像は、撮影画像の高線量入射領域61に生じ、その入射線量に比例した画素値で生じることが経験によりわかっている。そこで、実施形態7では、撮影画像の画素値に、予め定めた係数をかけることにより、残像画像Mask n[x,y]を算出する。これにより、図4のステップ32〜33を省略することができる。
なお、撮影画像と透視画像で画素のビンニングが異なる場合には、透視画像のビンニング数に合わせて撮影画像の各画素の輝度を合算すればよい。
上述した以外の構成は、実施形態1と同様であるので説明を省略する。
<<実施形態8>>
次に、実施形態8について説明する。実施形態8は、実施形態1と同様の構成であるが、X線検出器4の動作温度及び経年劣化に応じて、 Lagfanc (t,Mask[x,y])を表す数式もしくはLUTの値を変更する点が実施形態1とは異なる。
例えば、X線検出器4の残像特性の温度依存性及び経年変化を予め測定し、メモリ6bに記憶しておく。撮影時に画像処理装置6は、X線検出器4の温度情報及び、X線の曝射回数や使用年数から予測したX線検出器4の経年変化情報をメモリ6bから取得し、各条件に応じた数式もしくはLUTを選択する。
このような構成にすることにより、温度環境や経年劣化で残像特性が変化した場合にも、高い精度で残像成分を算出することができ、精度よく残像補正を行うことができる。
<<実施形態9>>
次に実施形態9について説明する。実施形態9は、実施形態1と同様の構成であるが、撮影を行ってから、透視を開始するまでの時間に応じて補正の有無を判定する点が実施形態1と異なる。すなわち、残像補正演算部11は、今回の撮影後の残像画像の画像値が、透視画像の取得までに所定値以下に減衰していると判定した場合には、その画素について残像の除去を行わない。具体的には、残像補正演算部11は、残像画像の画像値が所定値以下の場合、撮影と透視画像の取得との時間間隔が所定の時間以上である場合、および、残像画像の画素値を時間間隔で除した値が所定値以下である場合、のいずれかに該当するときは、残像画像の画像値が透視画像の取得までに所定値以下に減衰していると判定する。
例えば、図5の撮影画像50の取得時刻から、最初の透視画像54−1を取得する時刻までの経過時間を計測し、経過時間が所定値より長い場合、残像画像Mask n[x,y]の画素値が、透視画像を取得するまでに十分減衰し、透視画像に影響を与えないと判定し、図4のステップ39において透視画像への残像補正処理をおこなわない。
また、撮影時の入射線量に応じて画素毎に判定してもよく、図4のステップ32で取得したX線未照射画像、または、ステップ34で算出した残像画像Mask n[x,y]の画素値が、予め定めた値よりも小さい場合、もしくは、画素値を、撮影画像50の取得から透視画像54−1の取得までの経過時間で除した値が予め定めた値よりも小さい場合には、その画素の補正をステップ39で行わない構成にすることができる。
このように残像の十分な減衰が見込まれる場合には、残像補正演算部11が残像補正を画像全体または画素単位で行わない構成にすることにより、画像処理装置6の演算量を低減できる。
<<実施形態10>>
次に実施形態10について説明する。実施形態10は、実施形態1と同様の構成であるが、図4のステップ36において、残像画像Mask[x,y]の画素値の時間経過tに伴う減衰後の値Lag(x,y,t)を求めるために用いる関数(減衰関数)Lagfancとして、撮影を行ってからの経過時間tに応じて複数の関数を式(11)のように使い分ける点が、実施形態1とは異なっている。
Figure 2016209116
このように撮影からの経過時間tに応じて、複数の関数を使い分けて、残像画像Mask[x,y]の画素値の減衰後の値Lag(x,y,t)を算出することにより、発生過程が複数あり複雑な傾向を示す残像画像を高い精度で近似することができる。
なお、複数の関数を使い分ける時間の区切りは、予め定めた定数の時間であってもよいし、撮影時の入射線量や、残像画像の画素値に応じて変更することも可能である。
<<実施形態11>>
実施形態11について図13を用いて説明する。実施形態1〜10は、図3、図4のように画像処理装置6の残像補正演算部11の機能をCPU6aがプログラムを実行することによりソフトウエアで実現したが、実施形態11では、図13のように残像補正演算部11をハードウエアで構成する。
具体的には、画像処理装置6の残像補正演算部11は、図13のように、メモリ61と、集積回路62と、時間管理部(タイマー)64と、関数記憶部63とを備えて構成される。メモリ61は、X線平面検出器4の各画素の出力信号をそれぞれ格納する格納領域を有する。集積回路62は、メモリ61の各領域に格納された出力をそれぞれ並列処理する複数の演算回路62−1〜62−pを有する。演算回路62−1〜62−pは、FPGAやASIC等のプログラマブルICや、既存のICの組み合わせによって実現される。関数記憶部63には、集積回路62の演算処理に用いる減衰関数Lagfanc等のパラメータが格納されている。時間管理部(タイマー)64は、操作部29に接続され、「撮影」からの経過時間tや、複数の「撮影」の時間間隔Δt等を計測し、集積回路62の演算回路62−1〜62−pに設定する。
図5のように「撮影」後には、システム制御装置8およびX線平面検出器制御装置5の制御下で、X線平面検出器4からX線未照射画像51〜53が順次出力されてメモリ61の画素単位の格納領域にそれぞれ格納される。
演算回路62−1〜62−pは、メモリ61の格納領域の画素信号を取り込んで画素毎に並列に例えば平均を算出する処理等して、残像画像Mask[x,y]の画素値を算出した後、内蔵するメモリに格納する。時間管理部64から前回の撮影との時間間隔Δtも内蔵するメモリに格納する。そして、内蔵メモリに格納されている過去n回の撮影の残像画像Mask1[x,y]〜Maskn[x,y]の画素値と比較して最大画素値Maskmax[x,y]を選択する。さらに、演算回路62−1〜62−pは、関数記憶部63に格納されているLagfancを読み込んで、実施形態1の式(2)より、今後の時刻tにおける残像画素値の減衰後の値Lag(x,y,t)を算出して内蔵メモリに格納する。
そして、システム制御装置8およびX線平面検出器4の制御下で、X線平面検出器4の各画素からメモリ61の格納領域にそれぞれ透視画像54−1の画素信号が格納されたならば、演算回路62−1〜62−pは、画素毎にこれを読み出し、時間管理部64から透視画像の取得時の時刻tを取り込んで、その時刻tに対応する残像画素値の減衰後の値Lag(x,y,t)を内蔵するメモリから読み出して、画素信号から減算する処理を行う。これにより、残像を除去する処理を施した画素信号が、演算回路62−1〜62−pにより並列に出力され、表示が表示画像処理部12により、画像表示装置7に出力される。この残像除去処理を、透視画像54−2、・・・、54−kがメモリ61に格納されるたびに繰り返すことにより、残像が除去された透視画像が動画として画像表示装置7に表示される。
このように、実施形態11では、実施形態1の残像補正演算部11を集積回路62等のハードウエアにより実現することができる。同様に、実施形態2〜10についても、残像補正演算部11をハードウエアにより実現することができる。
1…X線管球、2…X線高電圧装置、3…X線制御装置、4…X線平面検出器、5…X線平面検出器制御装置、6…画像処理装置、6a…CPU,6b…メモリ、7…画像表示装置、8…システム制御装置、9…テーブル、10…パラメータ算出部、12…表示画像処理部、29…操作部、61…メモリ、62…集積回路、62−1〜62−p…演算回路、63…関数記憶部、64…時間管理部

Claims (15)

  1. X線を照射するX線管球と、被検体を透過したX線を検出するX線平面検出器と、撮影画像の取得と透視画像の取得の開始の指示をそれぞれ操作者から受け付ける操作部と、前記X線管球と前記X線平面検出器を制御して撮影画像の取得と透視画像の取得とをそれぞれ実行させる制御部と、前記撮影画像の取得後に取得された前記透視画像から残像を除去する残像補正演算部とを有し、
    前記残像補正演算部は、前記撮影画像の取得の度に、撮影後の残像画像を得て、今回の撮影後に得た前記残像画像と前回以前の撮影後に得た前記残像画像とについて対応する画素ごとに画素値を比較し、その大小関係に基づいて、画素ごとに前記残像画像の画素値の時間経過による減衰後の値を算出し、今回の撮影後に得た透視画像の画素値から差し引くことにより残像を除去することを特徴とするX線透視撮影装置。
  2. 請求項1に記載のX線透視撮影装置であって、前記残像補正演算部は、今回の撮影後に得た前記残像画像と前回以前の撮影後に得た1以上の前記残像画像とについて対応する画素ごとに画素値を比較し、最大の画素値を画素ごとに選択し、選択した最大の画素値の時間経過による減衰後の値を算出し、前記今回の撮影後に得た透視画像の画素値から差し引くことにより残像を除去することを特徴とするX線透視撮影装置。
  3. 請求項1に記載のX線透視撮影装置であって、
    前記残像補正演算部は、
    今回の撮影後に得た前記残像画像の画素値と、前回以前の撮影で発生した残像画像の今回の撮影の直前の画素値とを比較し、その差が、今回の撮影の直前の画素値以上である画素については、今回の撮影後に得た前記残像画像の画素値を選択して、選択した画素値の時間経過による減衰後の値を算出し、
    前記差が、今回の撮影の直前の画素値よりも小さい画素については、前回以前の撮影後に得た前記残像画像の画素値を選択して、選択した画素値の時間経過による減衰後の値を算出し、
    それぞれ算出した前記減衰後の画素値を、今回の撮影後に得た透視画像の画素値から差し引くことにより残像を除去することを特徴とするX線透視撮影装置。
  4. 請求項3に記載のX線透視撮影装置であって、前記前回以前の撮影で発生した残像画像の今回の撮影の直前の画素値を取得するために、今回の撮影の直前に前記X線平面検出器からX線未照射画像を取り込むことを特徴とするX線透視撮影装置。
  5. 請求項1に記載のX線透視撮影装置であって、
    前記残像補正演算部は、
    撮影の度に、撮影後に得た前記残像画像の画素値と、前回以前の撮影で発生した残像画像の撮影直前の画素値とを比較してその差を算出し、前記差がその撮影により生じた残像画像の画素値であるとして、その画素値の時間経過による減衰後の値を算出し、複数回の撮影の度に求めた前記残像画像の前記減衰後の画素値を合成し、今回の撮影後に得た透視画像の画素値から差し引くことにより残像を除去することを特徴とするX線透視撮影装置。
  6. 請求項1に記載のX線透視撮影装置であって、
    前記残像補正演算部は、前記撮影画像の取得の度に、撮影後の前記X線平面検出器からX線未照射画像を取り込んで、前記X線未照射画像を前記残像画像とすることを特徴とするX線透視撮影装置。
  7. 請求項6に記載のX線透視撮影装置であって、
    前記残像補正演算部は、前記撮影画像の取得の度に、撮影後の前記X線平面検出器から複数回、X線未照射画像を取り込んで、複数の前記X線未照射画像を平均して前記残像画像を算出することを特徴とするX線透視撮影装置。
  8. 請求項6に記載のX線透視撮影装置であって、
    前記残像補正演算部は、前記撮影画像の取得の度に、前記撮影画像の画素値から前記残像画像を算出することを特徴とするX線透視撮影装置。
  9. 請求項1に記載のX線透視撮影装置であって、前記残像補正演算部は、前記画素ごとに前記残像画像の画素値の時間経過による減衰後の値として、前記透視画像の取得時の前記減衰後の値を、予め定めた関数に基づいて算出することを特徴とするX線透視撮影装置。
  10. 請求項3に記載のX線透視撮影装置であって、
    前記残像補正演算部は、今回の撮影後に得た前記残像画像の画素値と、前回以前の撮影で発生した残像画像の今回の撮影の直前の画素値とを比較する際に、前記今回の撮影の直前の画素値から、この画素値が前記今回の撮影後の前記残像画像の取得時までに時間経過によって減衰する量を差し引いて、比較することを特徴とするX線透視撮影装置。
  11. 請求項5に記載のX線透視撮影装置であって、
    前記残像補正演算部は、前回以前の撮影で発生した残像画像の前記今回の撮影直前の画素値として、前回以前の撮影の際に求めた前記残像画像の前記減衰後の画素値を用いることを特徴とするX線透視撮影装置。
  12. 請求項1に記載のX線透視撮影装置であって、前記残像補正演算部は、今回の撮影後の前記残像画像の画像値が、前記透視画像の取得までに所定値以下に減衰していると判定した場合には、その画素について前記残像の除去を行わないことを特徴とするX線透視撮影装置。
  13. 請求項12に記載のX線透視撮影装置であって、前記残像補正演算部は、前記残像画像の画像値が所定値以下の場合、前記撮影と透視画像の取得との時間間隔が所定の時間以上である場合、および、前記残像画像の画素値を前記時間間隔で除した値が所定値以下である場合、のいずれかに該当するときは、前記残像画像の画像値が前記透視画像の取得までに所定値以下に減衰していると判定することを特徴とするX線透視撮影装置。
  14. X線による撮影画像の取得の度に、撮影後の残像画像を得て、
    今回の撮影後に得た前記残像画像と前回以前の撮影後に得た前記残像画像とについて対応する画素ごとに画素値を比較し、
    その大小関係に基づいて、画素ごとに前記残像画像の画素値の時間経過による減衰後の値を算出し、
    今回の撮影後に得た透視画像の画素値から前記減衰後の値を差し引くことにより残像を除去することを特徴とするX線透視画像の残像補正方法。
  15. X線透視画像の残像を補正するためにコンピュータを、
    X線による撮影画像の取得の度に、撮影後の残像画像を得る手段、
    今回の撮影後に得た前記残像画像と前回以前の撮影後に得た前記残像画像とについて対応する画素ごとに画素値を比較する手段、
    その大小関係に基づいて、画素ごとに前記残像画像の画素値の時間経過による減衰後の値を算出する手段、
    今回の撮影後に得た透視画像の画素値から、前記減衰後の値を差し引くことにより残像を除去する手段、
    として機能させるプログラム。
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