JP2001330680A - 放射線検出器及びこれを用いたx線ct装置 - Google Patents

放射線検出器及びこれを用いたx線ct装置

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JP2001330680A
JP2001330680A JP2000151500A JP2000151500A JP2001330680A JP 2001330680 A JP2001330680 A JP 2001330680A JP 2000151500 A JP2000151500 A JP 2000151500A JP 2000151500 A JP2000151500 A JP 2000151500A JP 2001330680 A JP2001330680 A JP 2001330680A
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Makoto Sato
佐藤  誠
Ichiro Miura
一朗 三浦
Tsuneyuki Kanai
恒行 金井
Takaki Yamada
敞馗 山田
Takaaki Furubiki
孝明 古曳
Manabu Nakagawa
学 中河
Minoru Yoshida
稔 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Ceを発光元素とし、少なくともGd,Al,Ga,
Oを有する蛍光体素子を用いた放射線検出器を適切な温
度範囲で使用して、周囲温度によらず常に安定した高感
度、低残光及び低雑音特性が得られる放射線検出器及び
これを用いてアーチファクトのない高分解能の断層画像
が得られるX線CT装置を提供する。 【解決手段】 Ceを発光元素とし、少なくともGd,Al,
Ga,Oを含んだガーネット構造からなる母体結晶を有す
る蛍光体素子(1)を用い、この蛍光体素子(1)による
発光をシリコンフォトダイオードによる光電変換素子
(2)で電気信号に変換し、アレイ基板に前記光電変換
素子(2)をアレイ状に配列して前記蛍光体素子(1)と
共に検出器ケース(3)に収納する。この収納ケース内
に温度センサ(6)と温度制御手段(5)を設け、温度制
御回路(7)で前記蛍光体素子(1)と前記光電変換素子
(2)の温度Tを0℃≦T≦50℃に制御する。この温
度制御された放射線検出器をX線CT装置のX線検出器
として用いてアーチファクトのない高分解能の断層画像
を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線、γ線などを
検出する放射線検出器、特に酸化物蛍光体と光電変換素
子を組み合わせた放射線検出器及びこれを用いたX線C
T装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、X線CT装置などに用いる放射線
検出器としては、キセノンのガスチェンバー、ゲルマニ
ウム酸ビスマス(BGO単結晶)と光電子増倍管を組み合
わせたもの、CsI:Tl単結晶またはCdWO4単結晶とフォト
ダイオードを組み合わせたものが用いられてきた。
【0003】また、近年では、放射線から光への変換効
率の高い希土類系蛍光体が開発され、このような蛍光体
と光電変換素子とを組み合わせた放射線検出器、いわゆ
る固体検出器と呼ばれる検出器が実用化されている。
【0004】一般に、放射線検出器に用いられる蛍光体
材料には高い発光効率、短い残光、大きいX線阻止能な
どが要求され、これらの特性は温度依存性が大きいの
で、温度によって特性が変化しない手段を講じる必要が
ある(X線CT装置では、X線検出器内の温度が変動す
ると、これによって検出特性が変動して得られる断層画
像にアーチファクトが発生する)。
【0005】前記高い発光効率を有する放射線検出器と
して、本発明者等によって、Ceを発光元素とし、少なく
ともGd,Al,Ga,Oを有する蛍光体素子を用いた放射線
検出器がPCT/JP98/05806に提案されている。また、温度
依存性を少なくする方法として、ヒータを用いて放射線
検出器の温度を室温以上の一定の温度に保持して特性を
安定化する方法(特願平1-233260号,特開平10-73668
号)、冷却機構を用いたもの(特願平8-318525号)が提
案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、近年
X線CT装置のX線検出器においては、固体検出器が主
流となっている。この場合、濃度分解能を高くして高画
質の画像を得るために、X線検出器の特性には高感度、
低残光のものが要求され、これらの感度、残光は蛍光体
素子の特性に大きく依存する。また、被検者を透過した
X線の経時的な変化を連続的に計測するため、X線検出
器の前記感度、残光等の特性の安定化が重要である。特
に、上記残光特性は温度の影響を受けやすく、該残光特
性の温度依存性は使用する個々の蛍光体素子によって様
々であり、用いる蛍光体素子に対して最適な温度で使用
し、その蛍光体素子の持っている最大限の特性を引き出
して放射線検出器の特性の向上を図る必要がある。
【0007】このようなことから、上記特願平1-233260
号,特開平10-73668号のヒータを用いる方法や特願平8-
318525号の冷却機構による方法では、その温度を周囲温
度以上に加熱、あるいは周囲温度以下に冷却する方法で
あるので、所定の温度範囲内で所望の特性が得られる上
記Ceを発光元素とし、少なくともGd、Al、Ga、Oを有す
る蛍光体素子を用いた放射線検出器には適した方法では
ない。
【0008】そこで、本発明の目的は、Ceを発光元素と
し、少なくともGd,Al,Ga,Oを有する蛍光体素子を用
いた放射線検出器を適切な温度範囲で使用して、周囲温
度によらず常に安定した高感度、低残光及び低雑音特性
が得られる放射線検出器及びこれを用いてアーチファク
トのない高分解能の断層画像が得られるX線CT装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は以下の手段に
よって達成される。
【0010】(1)蛍光体素子と、この蛍光体素子によ
る発光を検出する光電変換素子と、この光電変換素子を
アレイ状に配列する素子アレイ基板と、前記蛍光体素子
と前記素子アレイ基板を支持する検出器ケースとを備え
た放射線検出器において、前記蛍光体素子はCeを発光元
素とし、少なくともGd,Al,Ga,Oを含んだガーネット
構造からなる母体結晶を有する蛍光体素子であって、温
度制御手段を備え、この温度制御手段により前記蛍光体
素子と前記光電変換素子の温度Tを0℃≦T≦50℃に
保持する。
【0011】(2)X線源と、このX線源に対向して置
かれたX線検出器と、これらX線源及びX線源検出器を
保持し、被検体の周りを回転駆動される回転円板と、前
記X線検出器で検出されたX線の強度に基づき該被検体
の断層像を画像再構成する画像再構成手段とを備えたX
線CT装置において、該X線検出器として上記(1)の放
射線検出器を用いる。
【0012】
【発明の実施の形態】(実施例1)本発明の第一の実施
形態を図1を用いて説明する。
【0013】図1は本発明の放射線検出器の断面を示し
たものである。図中の1は蛍光体素子、2は蛍光体素子
1の発光を吸収しない光学接着剤によって前記蛍光体素
子1と接着された光電変換素子、3は光電変換素子2を
一次元または二次元に複数個備えた素子アレイ基板、4
は蛍光体素子1を覆い、蛍光体素子1での発光を反射
し、チャンネル間のクロストークを防止する光反射材、
5は素子アレイ基板4に取付けた温度制御装置、6は素
子アレイ基板3に取付けた温度センサ、7は温度制御回
路、8は素子アレイ基板3を収納する検出器ケースであ
る。蛍光体素子1には、Ceを発光元素とし、少なくとも
Gd,Al,Ga,Oを含んだガーネット構造からなる母体結
晶を有する放射線検出感度の高いセラミックシンチレー
タを用いる。光電変換素子2には、応答速度の速いSi-P
IN(シリコン-ピン)フォトダイオードを用いる。光反
射材4にはTiO2樹脂を用いる。温度制御装置5にはペル
チェ素子を用いる。温度制御回路7には温度センサで検
出した蛍光体素子1及び光電変換素子2の温度が目標温
度になるように制御する比例・積分・微分制御(PID制
御)などの制御方式を用いる。
【0014】次に、本発明の動作について説明する。本
発明者らが鋭意検討したところによると、本発明で用い
ているPCT/JP98/05806に記載の希土類酸化物蛍光体、す
なわちCeを発光元素とし、少なくともGd,Al,Ga,Oを
含んだガーネット構造からなる母体結晶を有する蛍光体
素子の残光特性は、図2のような温度依存性を有するこ
とが分かった。図中の残光強度は、室温(25℃)での残光
強度に対する相対値である。素子温度Tを室温(25℃)か
ら加熱していくと、50℃付近までは残光は低下してい
き、それ以上では増加する。逆に素子を冷却していく
と、−10℃付近までは残光は増加し、それ以下では低下
する。従って該蛍光体素子の温度Tを0℃≦T≦80℃とす
ることにより、残光を低減することができる。
【0015】一般に、残光は複数のトラップ準位に起因
するが、各々の準位に捕獲された電子または正孔は、蛍
光体素子からの熱エネルギーにより励起され、さらに発
光中心を励起することにより残光となる。従って低温に
おいては、トラップ準位に捕獲された電子または正孔が
熱エネルギーによって励起されず、残光を引き起こさな
くなる。また、本蛍光体の場合には、トラップ準位間の
エネルギー差が比較的大きく、従って蛍光体素子温度を
適切に設定することにより、浅い準位に捕獲された電子
または正孔をすばやく励起し、逆に深い準位に捕獲され
た電子または正孔を励起できないような温度とすること
ができ、残光を低減できると考えられる。
【0016】一方、蛍光体素子温度の上昇と共に、光電
変換素子温度も上昇することから、光電変換素子の雑音
が問題となってくる。図2に、シリコンフォトダイオー
ドが発生させる雑音の温度依存性の一例を残光と合せて
図示したが、50℃以上では雑音成分が大きくなり、さら
に70℃以上ではシリコンフォトダイオードが正常に動作
できなくなる。逆に低温では雑音の発生が抑制され、画
質が向上する。従って、蛍光体素子温度は、50℃以下で
使用する必要がある。
【0017】以上より、残光特性および雑音を考慮し
て、Ceを発光元素とし、少なくともGd,Al,Ga,Oを含
んだガーネット構造からなる母体結晶を有する蛍光体素
子は、素子温度Tを0℃≦T≦50℃の範囲で使用するのが
良い。また、放射線検出器特性を安定化し、アーチファ
クトの発生を抑制するため、温度制御の精度は±0.5℃
以下とすることが望ましい。
【0018】図1において、Z方向より入射した放射線
は、蛍光体素子1により可視光に変換される。蛍光体素
子1の発光は、直接または光反射材4によって反射され
て、フォトダイオード2で検出され、電流信号として取
り出される。このとき、温度センサ6が素子アレイ基板
3の表面温度を感知し、温度制御回路7は素子アレイ基
板3の表面温度が一定になるように、ペルチェ素子5に
印加する電圧を制御する。これにより、蛍光体素子1の
温度Tを0℃≦T≦50℃の範囲で一定温度に保ち、残光
を低減することができる。また、光電変換素子の雑音に
よる画質低下を招くこともない。また、実施例1のよう
に、温度制御装置5にペルチェ素子を用いた場合には、
電圧の極性を変えるだけで蛍光体素子1の加熱および冷
却を容易に行うことができる。実施例1では、温度制御
装置5にペルチェ素子を用いたが、液状の冷媒や放熱フ
ィン、ファン等を用いても良い。さらに、加熱ヒータな
どと組み合せても良い。また、温度制御回路7にはPID
制御方式を採用したが、オン・オフ制御、比例制御、積
分制御などの制御方式を用いることも可能である。ま
た、光反射材にはTiO2樹脂を用いたが、光反射率の高い
その他の金属板などを用いることも可能である。
【0019】(実施例2)図3は本発明の第二の実施形
態による放射線検出器の構成図で、加熱ヒータによる温
度制御手段を用いた例を示す。
【0020】図3において、31は蛍光体素子であるGd
3(Al,Ga)5O12:Ceセラミックシンチレータ、32は光電
変換素子であるSi-PINフォトダイオード、33はフォト
ダイオード素子アレイ基板、34は光反射材であるTiO2
樹脂、35は温度制御装置である加熱ヒータ、36は温
度センサ、37は温度制御回路、38は検出器ケースで
ある。温度センサ36は検出器ケース38内の温度を検
出し、温度制御回路37は検出器ケース38内の温度が
一定になるように加熱ヒータ35の電圧を制御する。こ
れにより、蛍光体素子31の温度Tを0℃≦T≦50℃の
範囲に保つことができる。加熱ヒータ35は、フォトダ
イオード32の雑音発生を抑制するため、素子アレイ基
板33に直接取付けず、検出器ケース38などに取付け
るのが良い。実施例1と比較すると、加熱ヒータ35を
用いることにより安価な構成で温度制御ができる。
【0021】(実施例3)図4は本発明の第三の実施形
態による放射線検出器の構成図で、複数の検出器素子ブ
ロックを用いた例を示す。図中、41は蛍光体素子であ
るGd3(Al,Ga)5O12:Ceセラミックシンチレータ、42は
光電変換素子であるSi-PINフォトダイオード、43はフ
ォトダイオード素子アレイ基板、44は光反射材である
TiO2樹脂、45a,45bは温度制御装置である加熱ヒ
ータ、46a,46bは温度センサ、47は温度制御回
路、48は検出器ケースである。温度センサ46a,4
6bは交互に検出器ケース48内の温度を検出し、温度
制御回路47は検出器ケース48内の温度が一定になる
ように、各々の温度センサに対向した位置にある加熱ヒ
ータ45a,45bの電圧を交互に制御する。これによ
り、検出器ケース内が広い場合でも、蛍光体素子41の
温度を一定に保つことができる。実施例3は検出器素子
ブロック数が2個の場合であるが、それ以上を配列する
場合においても、加熱ヒータおよび温度センサを対応さ
せて設ければ良い。また、検出器素子ブロックと加熱ヒ
ータおよび温度センサの組み合せの数は、同じである必
要はない。
【0022】(実施例4)上記した各実施形態の放射線
検出器を複数個配列することにより、X線CT装置のX
線検出器とすることができる。図5に前記X線検出器を
用いた本発明のX線CT装置の概略を示す。この装置
は、ガントリ部18と画像再構成部22とを備え、ガン
トリ部18には、被検体が搬入される開口部20を備え
た回転円板19と、この回転円板に搭載されたX線管1
6と、X線管に取りつけられX線の放射方向を制御する
コリメータ17と、X線管に対向して回転円板に搭載さ
れたX線検出器15と、X線検出器15で検出されたX
線を特定の信号に変換する検出器回路21と、回転円板
の回転及びX線束の幅を制御するスキャン制御回路24
とを備えている。開口部20に設置された寝台に被検者
を寝かせた状態で、X線管からX線が照射される。この
X線はコリメータによって指向性を得て、X線検出器に
よって前記被検体の透過X線を検出する。回転円板を被
検体の周りを回転させることによって、X線の照射方向
を変えながらX線を検出し、画像再構成部22で断層像
を作成し、モニタ23に表示する。
【0023】また、二次元検出器アレイを用いたマルチ
スライスX線CT装置による薄スライス化や、1スキャ
ン0.5秒や0.3秒といったX線CT装置の高速スキャン化
において、高画質を実現する上では、本発明はより大き
な効果を発揮する。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、Ceを発光元素とし、少
なくともGd,Al,Ga,Oを含んだ蛍光体素子を用いた放
射線検出器を適切な温度で使用するようにしたので、X
線に対する発効効率が高く、残光が極めて少ない放射線
検出器を提供できる。また、この放射線検出器をX線C
T装置に適用することによって、高解像度、高品質の断
層像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態による放射線検出器の
構成を示す図。
【図2】蛍光体の残光強度、フォトダイオードの雑音の
温度依存性を示す図。
【図3】本発明の第二の実施形態による放射線検出器の
構成を示す図。
【図4】本発明の第三の実施形態による放射線検出器の
構成を示す図。
【図5】本発明による放射線検出器を用いたX線CT装
置の構成図。
【符号の説明】
1,31,41 蛍光体素子、2,32,42 光電変
換素子、3,33,43 素子アレイ基板、4,34,
44 光反射材、5,35、45a,45b温度制御装
置、6,36,46a,46b 温度センサ、7,3
7,47 温度制御回路、8,38,48 検出器ケー
ス、15 X線検出器、16 X線管、17 コリメー
タ、18 ガントリ、19 回転円板、20 開口部、
21 検出器回路、22 画像再構成部、23 モニ
タ、24 スキャン制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 敞馗 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内 (72)発明者 古曳 孝明 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内 (72)発明者 中河 学 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内 (72)発明者 吉田 稔 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内 Fターム(参考) 2G088 EE02 GG10 GG19 GG20 JJ04 JJ05 LL11 LL15 LL18 4C093 AA22 CA13 EB12 4H001 CA08 XA08 XA13 XA31 XA64 YA58

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光体素子と、この蛍光体素子による発
    光を検出する光電変換素子と、この光電変換素子をアレ
    イ状に配列する素子アレイ基板と、前記蛍光体素子と前
    記素子アレイ基板を支持する検出器ケースとを備えた放
    射線検出器において、前記蛍光体素子はCeを発光元素と
    し、少なくともGd,Al,Ga,Oを含んだガーネット構造
    からなる母体結晶を有する蛍光体素子であって、該蛍光
    体素子と前記光電変換素子の温度Tを0℃≦T≦50℃
    に保つ温度制御手段を設けたことを特徴とする放射線検
    出器。
  2. 【請求項2】 X線源と、このX線源に対向して置かれ
    たX線検出器と、これらX線源及びX線源検出器を保持
    し、被検体の周りを回転駆動される回転円板と、前記X
    線検出器で検出されたX線の強度に基づき該被検体の断
    層像を画像再構成する画像再構成手段とを備えたX線C
    T装置において、該X線検出器として請求項1に記載の
    放射線検出器を用いたことを特徴とするX線CT装置。
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