JP4304414B2 - バケット搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被搬送物収納用バケットが積み卸し自在に搭載された搬送用台車を使用する搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の搬送装置に於いて、前記被搬送物収納用バケットとして、開閉蓋で開閉し得る被搬送物流出口を備えたものが使用される場合、搬送先で搬送用台車からバケットを卸さなくとも、前記開閉蓋を開動させるだけで収納被搬送物を所定場所に流出させることが出来るが、合理化のために前記開閉蓋の開閉操作を機械的に行わせようとすると、搬送先で開閉蓋を開閉させるための開閉手段が必要である。この場合、従来は、開閉蓋の開閉手段を各搬送先に配設していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように各搬送先にバケットの開閉蓋の開閉手段を配設すると、バケットの個数に対して開閉蓋の開閉手段の数を大幅に少なくすることが出来るが、搬送用台車を各搬送先で精度良く位置決め停止させる必要が有り、このような高精度の位置決め停止制御が可能な搬送用台車が必要になるばかりでなく、操作されるバケットが揺れ動くような形式のもの、例えば搬送用台車から吊り下げられた昇降台上にバケットが支持されるタイプの搬送装置には適用し難いものであった。勿論、バケットそのものに付設することは、大幅なコストアップにつながり、実用的ではない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得るバケット搬送装置を提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、被搬送物収納用バケット5が積み卸し自在に搭載された搬送用台車1を使用する搬送装置であって、前記バケット5には、その被搬送物流出口8を開閉する開閉蓋9a,9bが設けられ、当該開閉蓋9a,9bには開閉操作部(カム従動体16a,16b)が設けられ、前記搬送台車1側には、所定位置に積み込まれた前記バケット5の開閉蓋9a,9bの開閉操作部(カム従動体16a,16b)を介して前記開閉蓋9a,9bを開閉する開閉手段10A,10Bが設けられているバケット搬送装置において、前記バケット5の開閉蓋9a,9bはバネ13a,13bにより閉じ位置に付勢保持され、前記開閉操作部は、開閉蓋9a,9bの側辺に突設されたカム従動体(ローラー)16a,16bから成り、前記開閉手段10A,10Bは、前記カム従動体16a,16bを介して開閉蓋9a,9bを開動させるカム17a,17bと当該カム17a,17bを往復移動させる駆動源(シリンダーユニット18a,18b)とから成る構成となっている。
【0005】
上記の本発明を実施するについて、搬送用台車1から昇降可能に吊り下げられたバケット支持台4に前記バケット5が積み卸しされるタイプのものである場合、当該バケット支持台4に前記開閉手段10A,10Bを設けることが出来る。
【0006】
又、前記バケット5の底部に被搬送物流出口8が設けられているときは、前記開閉蓋9a,9bを水平方向スライド可能に支持すると共に、そのスライド方向に対する左右両側に前記カム従動体16a,16bを突設し、前記カム17a,17b及び駆動源(シリンダーユニット18a,18b)は、バケット5の左右両側にそれぞれ配設することが出来る。
【0007】
又、前記カム17a,17bは、垂直に昇降移動することにより、開閉蓋9a,9bを開閉するように構成することが出来る。更に、前記カム17a,17bには、往行時に開閉蓋9a,9bを開動させるカム部20と、復行時に開閉蓋9a,9bを閉動させるカム部21とを設けることが出来る。この場合、前記カム17a,17bには、原点位置にあるときに開閉蓋9a,9bを閉動限位置に保持するカム部22を設けることが出来る。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好適実施形態を添付図に基づいて説明すると、図1及び図2に於いて、1は搬送用台車であって、この実施形態では、1本のガイドレール2に複数の車輪3を介して走行可能に吊り下げられ、内蔵のモーターで前記車輪3の少なくとも1つを回転駆動することにより、ガイドレール2に沿って自走させることが出来る、懸垂形モノレール形式のものであって、昇降可能にバケット支持台4が吊り下げられている。具体的には、前記バケット支持台4は複数本のベルト等の吊下具により吊り下げられ、当該吊下具を巻き取り繰り出し操作するドラムと当該ドラムの正逆回転駆動手段とが搬送用台車1に内蔵されるものであるが、この種の搬送用台車1は従来各種のものが知られているので、その構造の図示及び作用の説明は省略する。
【0009】
前記バケット支持台4は、その底枠部4aで被搬送物収納用バケット5を積み卸し自在に支持する、側面形状が矩形枠状(図2参照)のものであり、被搬送物収納用バケット5は、矩形箱型の本体6の内部にホッパー形の被搬送物収納部7を備え、当該被搬送物収納部7の底部中央の被搬送物流出口8を開閉する左右一対の開閉蓋9a,9bが併設されたものである。又、前記バケット支持台4の前後両側枠部4b,4cには、バケット5の積み卸しに邪魔にならないように開閉蓋開閉手段10A,10Bが付設されている。
【0010】
図3〜図6に示すように、被搬送物収納用バケット5の開閉蓋9a,9bは、被搬送物流出口8の前後両側に於いて被搬送物収納部7に設けられたスライドガイドレール11に左右水平方向にスライド可能に支持されたもので、底部には、前後方向の棒状のローラー軸支部材12a,12bが付設され、それぞれ前後一対のバネ13a,13bにより、閉じ位置に付勢保持されている。これらバネ13a,13bは、本体6の前後両側壁部間に架設され且つ前記両開閉蓋9a,9bのローラー軸支部材12a,12bを貫通する左右一対の前後方向ガイドロッド14a,14bに遊嵌する状態で、前記本体6の前後両側壁部と各開閉蓋9a,9bのローラー軸支部材12a,12bとの間に介装されている。勿論、このバネ13a,13bの介装方法は、この実施形態のものに限定されないし、この実施形態では、圧縮コイルスプリングを利用しているが、介装方法によっては、引っ張りコイルスプリングを利用することも出来る。
【0011】
各開閉蓋9a,9bに設けられたローラー軸支部材12a,12bの両端は、バケット本体6の前後両側壁に形成された左右方向の長孔15a,15bを通じて当該バケット本体6の前後両側から突出し、その突出端に開閉操作部としてのカム従動体(ローラー)16a,16bが軸支されている。しかして、前記開閉蓋開閉手段10A,10Bは、カム従動体16a,16bを介して開閉蓋9a,9bを開閉するもので、カム17a,17bと、当該カム17a,17bを昇降駆動する駆動源としてのモーター駆動のシリンダーユニット18a,18bとから構成されている。
【0012】
前記カム17a,17bは、バケット支持台4の前後両側枠部4b,4cに設けられた昇降ガイドレール19a,19bに昇降自在に支持され、それぞれ下降時にカム従動体16a,16bを介して開閉蓋9a,9bを左右にバネ13a,13bの付勢力に抗して押し広げる楔形カム部20と、上昇時にカム従動体16a,16bを介して開閉蓋9a,9bを中央側へ強制的に押し戻す逆ハの字形のカム部21とを備えている。
【0013】
被搬送物収納用バケット5は、バネ13a,13bの付勢力で開閉蓋9a,9bが閉動限位置に保持され、その被搬送物収納部7の被搬送物流出口8が閉じているので、係る状態で当該バケット5の被搬送物収納部7内に被搬送物(粉粒状物等、被搬送物流出口8が開くことにより重力で流出出来るもの)が収納される。このように被搬送物を収納したバケット5は、バケット積み込み位置に停止した搬送用台車1のバケット支持台4が所定レベルまで下降した状態で、当該バケット支持台4の底枠部4a上の所定位置に積み込まれる。このとき、バケット5の前後両側に突出しているカム従動体16a,16bとバケット支持台4の前後両側枠部4b,4cの内側に突出しているカム17a,17bとが互いに干渉し合うことが無いように、バケット5の積み込み作業が行われる。例えば、バケット5をバケット支持台4に対し真横から水平方向に移動させて積み込むことが出来る。
【0014】
バケット支持台4にバケット5が積み込まれた搬送用台車1は、当該バケット支持台4を図1及び図2に示す上昇限位置まで吊り上げた状態で、ガイドレール2に沿って目的の搬送先まで自走し、停止する。そして、バケット支持台4を所定レベルまで下降させたならば、図3に示すようにバケット5側のカム従動体16a,16bより上方の上昇限位置(原点位置)にあるカム17a,17bをシリンダーユニット18a,18bにより下降駆動させる。この結果、図4に示すようにカム17a,17bの楔形カム部20が、閉じ限位置にある開閉蓋9aのカム従動体16aと開閉蓋9bのカム従動体16bとをそれぞれバネ13a,13bの付勢力に抗して左右に同期的に押し広げることになり、両開閉蓋9a,9bが左右対称的に開動し、被搬送物収納部7の被搬送物流出口8が開かれる。
【0015】
バケット5の被搬送物収納部7内の被搬送物が被搬送物流出口8から重力で流出し終わったならば、シリンダーユニット18a,18bによりカム17a,17bを図4に示す下降限位置から図3に示す上昇限位置(原点位置)まで上昇させる。この結果、当該カム17a,17bの逆ハの字形カム部21が、開き限位置にある開閉蓋9aのカム従動体16aと開閉蓋9bのカム従動体16bとをそれぞれバネ13a,13bの付勢方向に同期的に強制接近移動させることになり、両開閉蓋9a,9bが左右対称的に閉動し、被搬送物収納部7の被搬送物流出口8が閉じられる。勿論、両開閉蓋9a,9bは、バネ13a,13bにより閉じ方向に付勢されているので、カム17a,17bの逆ハの字形カム部21がなくとも、カム従動体16a,16bを押し広げていた楔形カム部20の上昇によりバネ13a,13bの付勢力で自動的に閉動する。従って、場合によっては、カム17a,17bの逆ハの字形カム部21は無くとも良い。
【0016】
尚、バケット支持台4に対するバケット5の積み卸し方法として、例えば、バケット支持台4の底枠部4aを開閉自在に構成し、所定位置に置かれているバケット5に対し、底枠部4aを開いたバケット支持台4を下降させてバケット5をバケット支持台4の前後両側枠部4b,4cの内側に相対的に進入させ、係る状態で底枠部4aを閉じてバケット支持台4を上昇させることにより、バケット5がバケット支持台4の底枠部4aに支持されて吊り上げられ、逆の操作によりバケット5を所定位置に卸すことが出来るように構成することも出来る。このように、バケット支持台4とバケット5との相対昇降運動によりバケット5をバケット支持台4に積み込み可能に構成される場合は、図7に示すように、カム17a,17bが上昇限位置(原点位置)にあるとき、両開閉蓋9a,9bが閉じ限位置にあるときのカム従動体16a,16bを挟んで、開閉蓋9a,9bを閉じ限位置に保持するカム部22をカム17a,17bに設けることが出来る。
【0017】
左右一対の水平にスライドする開閉蓋9a,9bを使用したが、支軸を支点に回動する開閉蓋であっても良い。又、一対の開閉蓋ではなく、1つの開閉蓋で被搬送物流出口8を開閉するように構成されたものであっても良いし、水平横向又は斜め下向きの被搬送物流出口8を開閉する開閉蓋であっても良い。更に、開閉蓋の両側辺をそれぞれ開閉手段10A,10Bで駆動するように構成したが、開閉蓋の一側辺のみを開閉駆動するように構成することも出来る。
【0018】
又、左右一対の水平にスライドする開閉蓋9a,9bを使用する場合、図8に示すように、両開閉蓋9a,9bが閉じ限位置にあるとき、両開閉蓋9a,9bの内端間に適当な巾の隙間24が形成されるように構成すると共に、当該隙間24から収容被搬送物が流出するのを防止する一段低い延出部23を両開閉蓋9a,9bの何れか一方から連設することが出来る。この構成によれば、バネ13a,13bの付勢力で閉じ限位置まで両開閉蓋9a,9bが閉動するとき、両開閉蓋9a,9bの内端間に収容被搬送物等が挟まって両開閉蓋9a,9bが閉じ限位置まで閉動出来なくなる恐れが無くなる。尚、この場合、両開閉蓋9a,9bの内端どうしが当接する状態を閉じ限位置とすることが出来ないので、閉じ限位置を決める適当なストッパーが必要である。当該ストッパーは、例えば図示のように各開閉蓋9a,9bのローラー軸支部材12a,12bの接近を規制するストッパー25をガイドロッド14a,14bの中央に付設して構成することが出来る。
【0019】
【発明の効果】
本発明のバケット搬送装置は以上のように実施し且つ使用することができるものであって、係る本発明のバケット搬送装置によれば、搬送用台車に対し積み卸しされる被搬送物収納用バケットには、その開閉蓋の開閉操作部のみが設けられ、当該バケットを搬送する搬送用台車側に、前記開閉操作部を介して開閉蓋を開閉駆動する開閉手段を設けているので、搬送用台車上の所定位置にバケットを積み込みさえすれば、搬送用台車の停止位置に関係なく任意の場所で前記開閉手段を作動させることにより前記バケットの開閉蓋を開き、収納被搬送物を流出させることが出来る。
【0020】
従って、搬送先側に前記開閉手段が配設されている場合のように、搬送用台車を決められた所定位置に精度良く停止させる必要がないので、実施が容易である。又、バケットそれぞれに開閉手段を付設する場合と比較して、一般的にバケットに比べて台数の大幅に少ない搬送用台車側に開閉手段を設けるのであるから、装置全体としての大幅なコストダウンを図ることが出来る。更に本発明の構成によれば、バケットの開閉蓋はバネにより閉じ位置に付勢保持されているので、搬送用台車に積み込んだ状態で当該搬送用台車側の開閉手段で開閉操作しない限り不測に開閉蓋が開く恐れが無い。従って、搬送用台車に積み込む前のバケットに対する被搬送物に収納作業や、バケットの移動等の作業が容易に行える。又、開閉手段の構成も簡単で安価に実施することが出来る。
【0021】
尚、請求項2に記載の構成によれば、搬送用台車から吊り卸されるバケット支持台に前記開閉手段が設けられているので、搬送用台車から吊り卸されて不安定な状態のバケットに対しても、その開閉蓋の開閉駆動を確実に行わせることが出来る。
【0023】
更に、請求項3に記載の構成によれば、水平方向スライド可能に支持された開閉蓋を使用するので、重力の作用方向に回転開動する軸支タイプの開閉蓋を使用する場合と比較して、バネの付勢力で開閉蓋を閉動させることも容易に行える。しかも、当該開閉蓋の両側辺を開閉手段で駆動して開閉操作するので、抵抗の大きなスライドタイプの開閉蓋であるにもかかわらず、確実に開閉させることが出来る。この場合、請求項4に記載の構成によれば、バケットの巾内で開閉蓋及びその開閉手段を構成することが出来、装置を小型化出来る。
【0024】
又、請求項5に記載の構成によれば、開閉蓋を開動させることは勿論のこと、開閉蓋を閉動させることも同一のカムで行わせることが出来るので、抵抗の大きなスライドタイプの開閉蓋である場合も確実に開閉蓋を閉じることが出来、開閉蓋を閉じ方向に付勢するバネを併用する場合でも、当該バネは、搬送用台車に積み込まれていないバケットの被搬送物流出口を閉じ位置に保持することが出来る程度の比較的弱いバネを使用すれば良く、実施が容易になる。
【0025】
更に、請求項6に記載の構成によれば、バケットが搬送用台車に積み込まれて搬送されるときの振動や揺れにより、当該バケットの開閉蓋が不測に開く恐れが解消し、安全に使用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 装置の正面図である。
【図2】 装置の側面図である。
【図3】 閉じている開閉蓋とその開閉手段の要部を示す縦断正面図である。
【図4】 開いた開閉蓋とその開閉手段の要部を示す縦断正面図である。
【図5】 開閉蓋とその開閉手段を示す縦断側面図である。
【図6】 同要部の横断平面図である。
【図7】 変形例を説明する要部の縦断正面図である。
【図8】 更に別の変形例を説明する要部の縦断正面図である。
【符号の説明】
1 搬送用台車
2 ガイドレール
3 車輪
4 バケット支持台
5 被搬送物収納用バケット
6 バケット本体
7 ホッパー形の被搬送物収納部
8 被搬送物流出口
9a,9b 開閉蓋
10A,10B 開閉蓋開閉手段
11 スライドガイドレール
12a,12b ローラー軸支部材
13a,13b バネ
16a,16b カム従動体(開閉操作部)
17a,17b カム
18a,18b モーター駆動のシリンダーユニット(駆動源)
20 開閉蓋開動用カム部
21 開閉蓋閉動用カム
22 開閉蓋閉じ限位置保持用カム部
Claims (6)
- 被搬送物収納用バケットが積み卸し自在に搭載された搬送用台車を使用する搬送装置であって、前記バケットには、その被搬送物流出口を開閉する開閉蓋が設けられ、当該開閉蓋には開閉操作部が設けられ、前記搬送台車側には、所定位置に積み込まれた前記バケットの開閉蓋の開閉操作部を介して前記開閉蓋を開閉する開閉手段が設けられているバケット搬送装置において、前記バケットの開閉蓋はバネにより閉じ位置に付勢保持され、前記開閉操作部は、開閉蓋の側辺に突設されたカム従動体から成り、前記開閉手段は、前記カム従動体を介して開閉蓋を開動させるカムと当該カムを往復移動させる駆動源とから成る、バケット搬送装置。
- 前記搬送台車にはバケット支持台が昇降自在に吊り下げられ、当該バケット支持台に前記開閉手段が設けられている、請求項1に記載のバケット搬送装置。
- 前記バケットの底部に被搬送物流出口が設けられ、前記開閉蓋は、水平方向スライド可能に支持されると共に、そのスライド方向に対する左右両側に前記カム従動体が突設され、前記カム及び駆動源は、バケットの左右両側にそれぞれ配設されている、請求項1又は2に記載のバケット搬送装置。
- 前記カムが垂直に昇降せしめられる、請求項3に記載のバケット搬送装置。
- 前記カムには、往行時に開閉蓋を開動させるカム部と、復行時に開閉蓋を閉動させるカム部とが設けられている、請求項1〜3の何れか1項に記載のバケット搬送装置。
- 前記カムには、原点位置にあるときに開閉蓋を閉動限位置に保持するカム部が設けられている、請求項5に記載のバケット搬送装置。
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