JP4300235B2 - 男子用便器 - Google Patents

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Description

本発明は、着座式の洋式便器に用いられる男子用便器に関するものである。
近年の住宅事情により、狭いスペースに設置できる大小便兼用型の洋式便器が採用されている。かかる洋式便器では、便器本体が床面近くの低い位置に設置されて上面が開口しているので、男性が立った姿勢で用を足す際には小便をこぼさないよう下を向き、便器本体の上面開口に狙いを定め、またわずかに腰を折り前屈みの姿勢を保って用を足さなければならない。前記のような姿勢は不安定であり長時間保つことが苦痛となるので、小便が前方や側方に飛び散って洋式便器や床を汚すことが多かった。
そこで、下記特許文献1に記載のように、一端に小便受口を有する小便収容筒が金属製の蛇腹体やクランク体を介して位置可変に配備されていて、小便収容筒内を洗浄手段により洗浄するようにしたものが提案されている。
特開2004−116188号公報
男性器は個人差はあるが左右いずれかに曲がっていることが一般的である。そのために、男性の小用の際には前後よりも左右方向の的当てが難しいとされている。ところが、上記文献開示の男子用便器は小便受口が円形に形成されていてその口径は比較的小さいので、放出された小便が小便受口の左右に外れて周囲を汚すことが多い。また、この男子用便器では、小便収容筒の洗浄に際して洗浄ボタンを押す必要があるが、利用者が洗浄ボタンを押し忘れると臭気がこもることになる。そして、小便収容筒は使用されないときでも洋式便器の側方など見えるところにあるので、いやでも利用者の目に留まり快適感を損なわせやすい。
また、上記特許文献1以外にもいくつかの特許文献に男子用便器が記載されているが、これらの男子用便器も利便性を追求するあまり、構成が複雑になり非常に高価なものとなって実現性に乏しいものが多い。
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成により安価に設置することのできる男子用便器の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る男子用便器は、洋式便器の便蓋の後方位置で洋式便器を跨いで設置される本体フレームと、揺動先端に小便受口が形成され底端に小便排出口が形成された有底筒状の小便収容筒と、小便収容筒が便蓋後方の直立位置と便蓋上方の小便受位置との間で揺動するように本体フレームに対し小便収容筒を上下揺動自在に枢支する枢支部とを備えてなり、小便収容筒を前記直立位置で格納する格納部が本体フレームに形成されているとともに、格納部内の上部に配置されていて直立位置の小便収容筒の小便受口に散水する洗浄ノズルと、小便収容筒が格納部内の直立位置まで起立したことを検知する検知手段と、小便収容筒が格納部内の直立位置まで起立したことが検知手段により検知されたときに洗浄ノズルから小便収容筒に散水させる散水手段とを備えている構成にしてある。
また、洋式便器の便蓋の後方位置で洋式便器を跨いで設置される本体フレームと、揺動先端に小便受口が形成され底端に小便排出口が形成された有底筒状の小便収容筒と、小便収容筒が便蓋後方の直立位置と便蓋上方の小便受位置との間で揺動するように本体フレームに対し小便収容筒を上下揺動自在に枢支する枢支部とを備えてなり、小便収容筒を前記直立位置で格納する格納部が本体フレームに形成されているとともに、小便収容筒が、本体フレームに対して上下揺動自在に枢支される基台部と、基台部に着脱可能に装着される有底筒状のカートリッジとから構成され、カートリッジの先端に小便受口が形成されカートリッジの底端に小便排出口が形成されていることを特徴とする男子用便器である。
また、本発明に係る別の男子用便器は、洋式便器の便器本体に上下揺動自在に枢支される便蓋に、揺動先端に小便受口が形成され底端に小便排出口が形成された有底筒状の小便収容筒を一体に設けてなるとともに、小便収容筒の小便受口を開閉する蓋部を有していて便器本体に上下揺動自在に枢支されたカバー部材と、小便収容筒の小便受口を蓋止する蓋部の蓋止面に配置されていて蓋止された小便受口に散水する洗浄ノズルと、カバー部材の蓋部が小便収容筒の小便受口を蓋止したことを検知する検知手段と、カバー部材の蓋部が小便収容筒の小便受口を蓋止したことが検知手段により検知されたときに洗浄ノズルから小便収容筒に散水させる散水手段とを備えている構成にしてある。
そして、洋式便器の便器本体に上下揺動自在に枢支される便蓋に、揺動先端に小便受口が形成され底端に小便排出口が形成された有底筒状の小便収容筒を一体に設けてなるとともに、小便収容筒が、便蓋に一体に設けられた基台部と、該基台部に着脱可能に装着される有底筒状のカートリッジとから構成され、カートリッジの先端に小便受口が形成されカートリッジの底端に小便排出口が形成されていることを特徴とする男子用便器である。
本発明に係る男子用便器によれば、本体フレームが洋式便器を跨ぐ簡単な構成であるので、既存の洋式便器に簡単に後付けできて安価に提供される。また、使用しないときは小便収容筒を本体フレームの格納部に直立状態で格納できるので、余計な場所をとることがなく見た目によい。
また、小便収容筒の直立検知があったときに洗浄ノズルから小便収容筒内に散水させる構成とした場合は、小便収容筒を格納部に格納させるだけで自動的に小便収容筒の内壁面を水洗するので、小便収容筒は使用後に臭気が漂うことがなく常に清潔に保つことができる。
そして、小便収容筒の一部を、小便受口と小便排出口を有するカートリッジで構成したものでは、経時使用によりカートリッジ内面の汚れがひどくなってきたときに、カートリッジを基台部から簡単に取り外して洗浄したり新たなカートリッジと交換したりできる。これにより、心地よく使用することができる。
また、本発明に係る別の男子用便器によれば、有底筒状の小便収容筒を便蓋と一体に設けた簡単な構成であって、既存の汎用便蓋と交換して使用することができる。これにより、既存の洋式便器に簡単に後付けされて安価に提供される。
本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、以下に述べる実施形態は本発明を具体化した一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものでない。ここに、図1は本発明の一実施形態に係る男子用便器およびこれを設置した洋式便器を示す外観図、図2は前記男子用便器および洋式便器の正面図、図3は前記男子用便器および洋式便器の左側面図、図4は前記男子用便器および洋式便器の部分左側面図である。
各図において、この実施形態に係る男子用便器1は、上部に格納部5が形成された本体フレーム2と、本体フレーム2の格納部5内に格納される小便収容筒20と、一端が小便収容筒20に連結されるとともに他端である自由端が便器本体11の便受槽内に投入される可撓性のチューブ30とを備えている。本体フレーム2の上部には正面視矩形状の格納部5が形成され、本体フレーム2の下部(格納部5の左右下端部)には脚部3,3がそれぞれ垂設されている。格納部5はその背面が背板部7で遮蔽され、その前面が前面開口6となっている。本体フレーム2の両側部には、左右横方向に貫通した1対の軸穴18,18が形成されている。
小便収容筒20はその揺動側の先端に左右横長の小便受口21を有する有底角筒状に形成されている。小便収容筒20の底端には小便排出口22が形成されている。直立状態とした小便収容筒20の前面には把手23が取り付けられている。小便排出口22近傍の小便収容筒20の左右両側部には左右外向きの1対の枢支軸9,9が突設されている。これらの枢支軸9,9は本体フレーム2の左右側部の軸穴18,18に回動自在に枢支される。すなわち、枢支軸9および軸穴18からなる構成が、小便収容筒20の底端を便蓋13後方の直立位置(図1および図4に実線で示した小便収容筒20の位置)と便蓋13上方の小便受位置(図2および図3に実線で示した小便収容筒20の位置または図4に2点鎖線で示した小便収容筒20の位置であり、起立姿勢の男性利用者の男性器と間近で対面する位置である)との間で揺動自在(矢印31方向およびその反対方向)に枢支する枢支部45である。本体フレーム2と小便収容筒20とは可撓性のワイヤ46で繋がれており、ワイヤ46の長さは小便収容筒20が便蓋13上方の小便受位置で止まるように調整されている。小便受位置にある小便収容筒20の内底面は小便排出口22に向けて低くなるように設定されている。
また、本体フレーム2における格納部5内上部の天井部には、通水用の水路部27が左右方向に配備されている。この水路部27には、噴水口を下向きにした複数の洗浄ノズル28,28,28,・・・が取り付けられている。洗浄ノズル28,28,28,・・・は格納部5に直立格納された小便収容筒20の小便受口21から小便収容筒20内に向けて散水するようになっており、洗浄ノズル28,28,28,・・・の配置は各ノズルからの噴水が小便収容筒20の内壁面全体に行き渡る位置に設定されている。そして、直立姿勢とした小便収容筒20の背面上部にはマグネット24が固着されている。格納部5内における背板部7の上部にも、小便収容筒20のマグネット24と着脱自在に磁着するマグネット25が固着されている。また、格納部5内における背板部7には、小便収容筒20が格納部5内の格納位置(直立位置)に達したときに入となり格納位置から前方に揺動したときに切となるスイッチ26(本発明にいう検知手段の例)が配設されている。
上記の男子用便器1が付設される洋式便器10は既設の汎用品であり、便受槽を有する便器本体11と、便器本体11の上面に載置される便座12と、便座12の上方を蓋う便蓋13と、便受槽の水出口35や噴水部37などに供給される洗浄水を一時貯留する水タンク17と、制御装置32などを収容した制御箱14とからなっている。便座12と便蓋13はそれぞれ枢支軸15を介して便器本体11に対し揺動自在(矢印16方向およびその反対方向)に枢支されている。便蓋13の上面には、直立状態の小便収容筒20の前面に設けられたマグネット51と着脱自在に磁着するマグネット50が設けられている。
洋式便器10は、図5に示すように、制御箱14内に、噴水部37へ給水するポンプ36、水出口35への水路を開閉する電磁弁34、および、これらを制御する制御装置32を備えている。入力部33は噴水部37の噴水温度や噴水量などを外部から設定入力するためのものであり制御装置32の入力側と接続されている。ポンプ19は水タンク17の洗浄水を洗浄ノズル28に送るものであり、配管29および水路部27を介して洗浄ノズル28と配管接続されている。
上記のように構成された男子用便器1の作用を次に説明する。まず、男子用便器1の格納部5が既設の洋式便器10の制御箱14の上方位置で、且つ、便蓋13と水タンク17との間に配置されるように、本体フレーム2を洋式便器10に跨がせて左右の脚部3,3を床面に設置する。可撓チューブ30はその一端を小便収容筒20の小便排出口22に接続し、その自由端を便器本体11の便受槽内に投入しておく。このように男子用便器1を設置した状態であっても、便座12および便蓋13は開閉自由であり、洋式便器10の使用に何ら支障を生じない。
そして、男性利用者が小用を足すにあたり把手23を持って小便収容筒20を手前に引くと、マグネット24が本体フレーム2のマグネット25から離脱する。同時に、小便収容筒20が枢支部45の枢支軸9回り(矢印31の反対方向)に揺動し、小便受口21が便蓋13前端の前上方の小便受位置まで進出したところでチェーン46の緊張により揺動停止する。
このとき、小便受口21は男性器の直下位置から直前位置にわたって開口しているので、男性利用者から勢いよく放出された小便Sはもとより、垂れ落ちた小便のしずくも小便受口21で受けることができる。また、小便受口21は左右横長に形成されているので、多少横向きに飛び出した小便Sでも確実に収受することができる。従って、洋式便器10およびその周囲が汚れにくくなる。加えて、小便受口21は左右横方向の口径が便器本体11の横幅よりも大きく、便器本体11の左右両側に張り出しているので、小便Sが小便受口21から左右に外れた場合でも便器本体11に降りかかることはない。上記のようにして小便収容筒20内に収容された小便Sは小便排出口22から可撓チューブ30を通って便器本体11の便受槽内に流入し器外へ排出される。
小用を終えたのち、男性利用者が小便収容筒20を矢印31方向に揺動させて起立させ、本体フレーム2の格納部5内に格納する。小便収容筒20は格納部5内のマグネット25にマグネット24が磁着した直立姿勢で停止保持され、同時にスイッチ26が入電される。スイッチ26の入電により、制御装置32がポンプ19に起動指令信号を出力する。すると、ポンプ19が駆動して水タンク17の洗浄水を配管29へ送水し洗浄ノズル28,28,28,・・・から噴射させる。すなわち、小便収容筒20が格納部5内の直立位置まで起立したことがスイッチ26により検知されたときにポンプ19を駆動させる制御装置32の機能と、ポンプ19とからなる組み合わせ構成が散水手段47の構成となる。洗浄ノズル28,28,28,・・・から噴射された洗浄水は小便収容筒20の内壁面を全面にわたって洗浄し更に可撓チューブ30内も洗浄して便器本体11の便受槽内に流入する。このように、男子用便器1は小便収容筒20を格納部5に格納するだけで自動的に小便収容筒20の内壁面を洗浄するので、小便収容筒20は使用後も臭気が漂うことがなく常に清潔に保たれて快適感を与える。また、使用しないときは小便収容筒20を本体フレーム2の格納部5に直立状態で格納できるので、図1に見られるように、余計な場所をとることがなく見栄えがよい。
通常の洋式便器10の使用時において、開かれた便蓋13はマグネット50が小便収容筒20のマグネット51に磁着して起立姿勢が保たれるため、便座12上に倒れたり、着座した利用者の背中に触れたりしない。そうして、利用者が便座12に腰掛けて大便や小便の用を足したのちに入力部33の便水洗キー(図示省略)を押すと、制御装置32は電磁弁34を所定時間開き水タンク17の洗浄水を出水口35から流出させて便受槽内を洗浄する。また、入力部33の臀部水洗キー(図示省略)を押すと、制御装置32はポンプ36を所定時間駆動し水タンク17からの洗浄水を適温にして噴水部37から噴出させ利用者の臀部を洗浄する。一方で、入力部33の小便収容筒水洗キー(図示省略)を押すと、男子用便器1の格納部5に格納されている小便収容筒20へ随時散水することもできる。
尚、本発明の男子用便器としては、例えば図6〜図8に示した実施形態の小便収容筒20Aを備えた男子用便器1Aも含まれる。この小便収容筒20Aは、枢支部45Aにより本体フレーム2(図1他)に対して揺動自在に枢支される基台部38と、基台部38に着脱可能に装着されるカートリッジ39とから構成されている。基台部38は、本体フレーム2の前面開口6を蓋う基板部40と、基板部40の背面下部に設けられた底板部61と、底板部61の上面および基板部40の背面に立設された一対の側板部55,55と、底板部61の上面後端および側板部55,55の後端に固着された受板部56と、底板部61の左右下面に設けられた一対の軸受部57,57と、本体フレーム2の左右の脚部3,3に掛け渡されて固定される中空軸の枢支軸9Aとから構成される。前記した基板部40、底板部61、側板部55,55、および受板部56で囲まれた空間が、カートリッジ39を収容して保持する収容ポケットとなる。
カートリッジ39はその上面に小便受口21Aを有しており、底部には可撓チューブ30の末端と接続される小便排出口22Aが設けられている。基台部38の底板部61の略中央には、左右横長の底面開口41が形成されている。この底面開口41は、カートリッジ39の小便排出口22Aに接続された可撓チューブ30が開口内で自由に移動できる口径に設定されている。そして、軸受部57,57には左右横方向の軸穴18A,18Aが形成されている。これらの軸穴18A,18Aが枢支軸9Aに回動自在に枢支されることにより、小便収容筒20Aが本体フレーム2に対し揺動自在となる。すなわち、枢支軸9Aと軸穴18A,18Aとから枢支部45Aが構成される。
枢支軸9Aの中央部の軸前上部には前部開口59が形成され、軸後下部には後部開口60が形成されている。後部開口60の周囲には扁平チューブ58が枢支軸9Aと一体に形成されている。尚、前記した基台部38の底面開口41の先端は下向きに延在して枢支軸9Aの前部開口59内に入り込んだ状態に配置されている。そして、前部開口59と後部開口60の前後方向の開口幅と開口位置は、小便収容筒20Aが直立位置と小便受位置との間を揺動したときに、小便排出口22A、可撓チューブ30、および底面開口41先端が前部開口59の開口縁と無用な干渉を引き起こすことがなく、かつ、可撓チューブ30の曲がりを後部開口60が邪魔しないような範囲にそれぞれ決められている。前記の扁平チューブ58は枢支軸9Aから離れるほどより扁平となるように形成されている。かかる扁平形状により、便座12および便蓋13と、制御箱14との狭い隙間でも、可撓チューブ30を内蔵した扁平チューブ58を通すことができる。扁平チューブ58は小便を導く可撓チューブ30を覆い隠しているので、外部から見て見栄えがよい。
この小便収容筒20Aは前記の小便収容筒20に替えて男子用便器1(図1〜図4)に使用され、男子用便器1Aとして用いられる。使用に先立って、基台部38の収容ポケットにカートリッジ39が装着され、カートリッジ39とつながった可撓チューブ30が基台部38の底面開口41、枢支軸9Aの前部開口59、後部開口60を経て扁平チューブ58内に通される。可撓チューブ30および扁平チューブ58の自由端は便器本体11の便受槽内に投入される。
上記した小便収容筒20Aを用いると、カートリッジ39の小便受口21Aに小便を収受しやすいことは言うまでもなく、カートリッジ39内面の汚れがひどくなったときにカートリッジ39を基台部38から簡単に取り外して洗浄することができる。また、小便受口21Aで受け損なった小便がカートリッジ39の外面を伝った場合でも、外面を伝った小便は基台部38の内面で収受され底面開口41、枢支軸9A内、扁平チューブ58を経て排出されるので、小便収容筒20Aの外面が汚れにくくなり見た目にも清潔感をもたらす。尚、基台部38背面の側板部55,55の左右外側のスペースは、マイコンなど制御器その他の機材を設置するスペースとして有効に活用できる。また、枢支軸9Aと扁平チューブ58は一体部品でなく別部品とし、これらを接続して用いるようにしても構わない。
また、例えば図9に示すような実施形態の男子用便器1Bも本発明の小便収容筒に含まれる。この男子用便器1Bが前記の男子用便器1と異なるところは、左右両側部に脚部44,44(ひとつの脚部44は図示省略)が垂設された小便収容筒20Bを小便収容筒20に替えて用いたことと、便器本体11に対して便蓋13を枢支する枢支軸15を枢支部の一部として用いたことである。脚部44,44はこれらの下端部に形成された軸穴が便座12および便蓋13の枢支軸15に回動自在に装着されている。すなわち、小便収容筒20Bの軸穴と洋式便器10の枢支軸15とから、小便収容筒20Bを便蓋13後方の直立位置と便蓋13上方の小便受位置との間で揺動自在に枢支する枢支部が構成される。この男子用便器1Aによれば、洋式便器10の既存の枢支軸15を共用するため、本体フレーム2A側に枢支部用の軸穴などを設ける必要がなく、製作の手間とコストの削減化に寄与する。
尚、小便収容筒を小便受位置で揺動停止させる手段としては、前記したワイヤ46に限らず、チェーンや紐などの条体でも構わない。あるいはこれらの条体に替えて、小便収容筒の枢支軸の回動を規制して小便収容筒を小便受位置で停止させるラチェットギヤ機構その他を採用してもよい。また、上記では枢支部として、小便収容筒20,20Aに枢支軸9,9を設け本体フレーム2に軸穴18,18を形成したが、これらとは逆に、本体フレーム側に枢支軸を設け小便収容筒側に軸穴を形成して枢支部とすることも可能である。
また、上記では小便収容筒を格納部内の直立位置で掛止させる手段として、小便収容筒のマグネットと本体ケーシングのマグネットを例示したが、これらのマグネットに限らず、係脱可能に係合する部材を用いてよい。
また、制御箱14が無く便蓋13および便座12が薄手である汎用西洋便器に適用する場合、本発明の男子用便器は枢支部の位置を低くとれるので、高さがコンパクトな本体フレームを用いることができ、小人男子も使いやすくなる。
尚、本発明にいう小便収容筒の直立位置とは、小便収容筒の筒心が鉛直方向を向いている位置のみならず、小便収容筒の筒心が鉛直方向から前後に適当角度傾いた位置も含んでいる。例えば、前傾角度は便蓋を上げて便座に腰掛けた利用者の邪魔にならない角度である。後傾角度は水タンクと接触干渉しない角度である。
更に、本発明の男子用便器としては、例えば図10〜図20に示した実施形態の小便収容筒20Cを備えた男子用便器1Cも含まれる。この男子用便器1Cでは、便蓋13Cの上面に小便収容筒20Cが一体に設けられている。小便収容筒20Cは、便蓋13Cの上面に一体に設けられた基台部38Cと、基台部38Cに着脱可能に装着される有底筒状のカートリッジ39Cとから構成されている。基台部38Cと一体の便蓋13Cは、洋式便器10の便器本体11に枢支軸15Cを介して揺動自在に枢支されている。この実施形態の場合、枢支軸15Cの左右軸端部は、例えば制御箱14の左右端部に突設された軸支部80,80にそれぞれ固定される。また、便蓋13Cの前面には、大便使用時や便受槽清掃時に持ち上げられる把手23Cが取り付けられている。
基台部38C(図15参照)は、便蓋13Cの上面後端で左右に沿って立設された底板部61Cと、底板部61Cの左右端部とつながるとともに前後に沿って立設された左右1対の側板部55C,55Cと、底板部61Cの上部および側板部55C,55Cの後側上部に固着された受板部56Cと、底板部61Cの左右端部に設けられて前記の枢支軸15Cに回動自在に枢支される一対の軸受部57C,57Cとから構成されている。前記した底板部61C、側板部55C,55C、受板部56c、および便蓋13Cの上面で囲まれた空間が、カートリッジ39を収容して保持する収容ポケット68となる。そして、側板部55C,55Cの前端上部には、それぞれ左右外向きに突出した係止突起76,76が形成されている。基台部38Cにおける底板部61Cの左右中央部からやや左寄りには底面開口41Cが形成されており、この底面開口41Cを囲む取出し筒部78が底板部61Cと一体に検出されている。
カートリッジ39C(図16参照)はその揺動側先端に左右横長の小便受口21Cを有しており、底端の左寄り部分には可撓チューブ30の末端と接続される小便排出口22Cが形成されている。基台部38Cの底面開口41Cは、カートリッジ39Cの小便排出口22Cに接続された可撓チューブ30が開口内で自由に移動できる口径に設定されている。そして、軸受部57C,57Cには横方向の軸穴18C,18Cが形成されている。これらの軸穴18C,18Cが枢支軸15Cに回動自在に枢支されることにより、小便収容筒20Cが便器本体11に対し揺動自在となる。これらの枢支軸15Cと軸穴18Cとから枢支部45Cが構成される。そうして、便蓋13Cは便座12上に載置されたときに自身の上面すなわちカートリッジ39Cが後方下向きに傾斜するように形成されており、その傾斜角度θは2〜5度程度である。
枢支軸15C(図12他参照)の左右中央部からやや左寄りには前上部開口59が形成され、前上部開口59の下方には下部開口60(図20参照)が形成されている。そして、下部開口60の周囲を囲む扁平チューブ58が枢支軸15Cと一体に形成されている。尚、前記した基台部38Cの取出し筒部78は下向きに延在して枢支軸15Cの前上部開口59内に入り込んだ状態に配置されている。そして、前上部開口59と後部開口60の前後方向の開口幅と開口位置は、小便収容筒20Cが便座12上の載置位置と小便受位置との間を揺動したときに、小便排出口22C、可撓チューブ30、および取出し筒部78が前上部開口59の開口縁と無用な干渉を引き起こすことがなく、かつ、可撓チューブ30の曲がりを下部開口60が邪魔しないような範囲にそれぞれ決められている。前記の扁平チューブ58は枢支軸15Cから離れるほどより扁平となるように形成されている。かかる扁平チューブ58の扁平形状により、便座12、便蓋13C、制御箱14などの間の狭い隙間でも、可撓チューブ30を内蔵した状態で通すことができる。そして、前記の枢支軸15Cに回動自在に装着される便座12の軸受部77(図17参照)は、基台部38Cの取出し筒部78との干渉を避けるために便座本体の後部で左右中心部から右寄りに偏って配置されている。
カバー部材65は、天板部65aと、天板部65aの左右両側で前後に沿って垂設された側板部65b,65bと、天板部65aの前端位置に垂設されて左右の側板部65b,65bにつながる蓋部66とから主として構成されている。カバー部材65内で、天板部65aの下面、側板部65b,65b、および蓋部66の背面に囲まれた空間は、カバー部材65の蓋部66が小便収容筒20Cの小便受口21Cを蓋止したときに小便収容筒20Cの基台部38Cおよびカートリッジ39Cを格納する格納空間74となっている。カバー部材65の蓋部66の前面には把手67が取り付けられている。そして、側板部65b、65bの後端には、枢支軸15Cに回動自在に枢支される軸受部71,71が形成されている。
側板部65b,65b内面の前端下部には、それぞれ内向きに突出した係止突起73,73が形成されている。これらの係止突起73,73は基台部38Cの係止突起76,76の下方に配置されて係止突起76,76を着脱自在に載置支持するようになっている。蓋部66の背面は小便収容筒20Cの小便受口21Cを蓋止する蓋止面75となっている。この蓋止面75には、蓋止された小便受口21Cに散水する洗浄ノズル28,28が配置されている。洗浄ノズル28,28とつながった配管29,29の端部は、図5に示した散水手段47のポンプ19の吐出側と接続されている。また、カバー部材65の蓋部66の下面にスイッチ(検知手段)69が配備されており、図5に示した散水手段47の制御装置32に信号出力するようになっている。
上記のように構成された男子用便器1Cは、既存の便蓋13(図1、図2など参照)と取り替えて使用される。更に、既存の枢支軸15(図9など参照)が枢支軸15Cと取り替えられ、既存の便座が前記の便座12と取り替えられ、軸支部80,80付きの制御箱14が用いられる。そして、使用に先立ち、基台部38Cの収容ポケット68にカートリッジ39Cが装着され、カートリッジ39Cとつながった可撓チューブ30が基台部38Cの底面開口41C、枢支軸15Cの前上部開口59、および下部開口60を経て扁平チューブ58内に通される。可撓チューブ30および扁平チューブ58の自由端は便器本体11の便受槽内に投入される。
小用に際し、図18に示すように、男性利用者が把手67を持ってカバー部材65を持ち上げる(矢印31)と、小便収容筒20Cの小便受口21Cが開口する。この状態であると、小人の小用に好適である。引続き、図19に示すように、カバー部材65を更に持ち上げる(矢印31A)と、カバー部材65の係止突起73,73が係止突起76,76を載置支持して小便収容筒20Cおよび便蓋13Cを上向きに揺動させる。これにより、小便受口21Cが大人用の小便受位置に達する。
そこで、男性利用者から放出された小便Sは、小便受口21からカートリッジ39C内に収容される。上記のように収容された小便Sは小便排出口22Cから可撓チューブ30を通って便器本体11の便受槽内に流入し器外へ排出される。小用を終えたのち、男性利用者が把手67を持つ手を緩めると、カバー部材65、小便収容筒20C、および便蓋13Cが下向きに揺動して、まず便蓋13Cの底面が便座12上に載置される。引続き、カバー部材65が下向きに揺動して蓋部66が小便収容筒20Cの小便受口21を蓋止する。すると、スイッチ69が便蓋13C上面に接して入にされ散水手段47の制御装置32に入信号が伝達される。制御装置32はカバー部材65の蓋部66が小便収容筒20Cの小便受口21Cを蓋止したことを検知してポンプ19を駆動し、洗浄ノズル28,28から小便収容筒20Cのカートリッジ39C内にシャワー水Tを散水させる。
上記したように、男子用便器1Cは小便収容筒20Cと便蓋13Cとを一体にした簡単な構成である。従って、男子用便器1Cは汎用便蓋と交換して簡便に使用することができる。これにより、既存の洋式便器に簡単に後付けされて安価に提供される。また、小便収容筒20Cの小便受口21Cをカバー部材65で蓋止するだけで自動的にカートリッジ39Cの内壁面が洗浄される。また、使用しないときは小便収容筒20Cの小便受口21Cがカバー部材65で蓋止されているので、図10に見られるように、見栄えがよく大きな場所をとることもない。
尚、上記した男子用便器1Cでは、小便収容筒20Cをカバー部材65に連動させて持ち上げる構造として、係止突起76,76と係止突起73,73を例示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、カバー部材65に係止用長穴を形成し、この係止用長穴内で移動自由に掛止されるボルトの末端を小便収容筒20Cまたは便蓋13Cに取り付けたようなものであってもよい。
また、上記では小便収容筒がそれぞれ別体の基台部とカートリッジとからなるものを例示したが、基台部とカートリッジに相当する構成を一体とし更に便蓋を一体に構成したものも本発明に含まれることは言うまでもない。
本発明の一実施形態に係る男子用便器およびこれを設置した洋式便器を示す外観図である。 前記男子用便器および洋式便器の正面図である。 前記男子用便器および洋式便器の左側面図である。 前記男子用便器および洋式便器の部分左側面図である。 前記男子用便器および洋式便器の制御系統を示す構成図である。 本発明の別の実施形態に係る男子用便器の小便収容筒の分解斜視図である。 前記別実施形態の小便収容筒の部分拡大左側断面図である。 前記別実施形態の小便収容筒および洋式便器の部分左側断面図である。 本発明の更に別の実施形態に係る男子用便器の一部側面およびこれを取り付けた洋式便器の左側面図である。 本発明の他の実施形態に係る男子用便器および洋式便器の正面図である。 前記他実施形態の男子用便器および洋式便器の一部断面を含む側面図である。 前記他実施形態の男子用便器の平面図である。 前記他の男子用便器に用いるカバー部材の外観図である。 前記カバー部材の蓋部を部分的に示す一部破断した外観図である。 前記他の男子用便器に用いる小便収容筒と一体型の便蓋を示す外観図である。 前記他の男子用便器に用いるカートリッジの外観図である。 前記他の男子用便器を用いる洋式便器の便座の外観図である。 前記他の男子用便器の動作説明図である。 前記他の男子用便器の別の動作説明図である。 図19に対応した状態の側断面図である。
符号の説明
1,1A,1B,1C 男子用便器
2 本体フレーム
3 脚部
5 格納部
9,9A 枢支軸
10 洋式便器
11 便器本体
13,13C 便
8,18A,18C 軸穴
19 ポンプ
20,20A,20B,20C 小便収容筒
21,21A,21C 小便受口
22,22A,22C 小便排出口
26,69 スイッチ(検知手段)
28 洗浄ノズル
30 可撓チューブ
32 制御装置
38,38C 基台部
39,39C カートリッジ
45,45A,45C 枢支部
47 散水手段
65 カバー部材
66 蓋部
75 蓋止面
S 小便

Claims (4)

  1. 洋式便器の便蓋の後方位置で洋式便器を跨いで設置される本体フレームと、揺動先端に小便受口が形成され底端に小便排出口が形成された有底筒状の小便収容筒と、小便収容筒が便蓋後方の直立位置と便蓋上方の小便受位置との間で揺動するように本体フレームに対し小便収容筒を上下揺動自在に枢支する枢支部とを備えてなり、小便収容筒を前記直立位置で格納する格納部が本体フレームに形成されているとともに、
    格納部内の上部に配置されていて直立位置の小便収容筒の小便受口に散水する洗浄ノズルと、小便収容筒が格納部内の直立位置まで起立したことを検知する検知手段と、小便収容筒が格納部内の直立位置まで起立したことが検知手段により検知されたときに洗浄ノズルから小便収容筒に散水させる散水手段とを備えていることを特徴とする男子用便器。
  2. 洋式便器の便蓋の後方位置で洋式便器を跨いで設置される本体フレームと、揺動先端に小便受口が形成され底端に小便排出口が形成された有底筒状の小便収容筒と、小便収容筒が便蓋後方の直立位置と便蓋上方の小便受位置との間で揺動するように本体フレームに対し小便収容筒を上下揺動自在に枢支する枢支部とを備えてなり、小便収容筒を前記直立位置で格納する格納部が本体フレームに形成されているとともに、
    小便収容筒が、本体フレームに対して上下揺動自在に枢支される基台部と、基台部に着脱可能に装着される有底筒状のカートリッジとから構成され、カートリッジの先端に小便受口が形成されカートリッジの底端に小便排出口が形成されていることを特徴とする男子用便器。
  3. 洋式便器の便器本体に上下揺動自在に枢支される便蓋に、揺動先端に小便受口が形成され底端に小便排出口が形成された有底筒状の小便収容筒を一体に設けてなるとともに、
    小便収容筒の小便受口を開閉する蓋部を有していて便器本体に上下揺動自在に枢支されたカバー部材と、小便収容筒の小便受口を蓋止する蓋部の蓋止面に配置されていて蓋止された小便受口に散水する洗浄ノズルと、カバー部材の蓋部が小便収容筒の小便受口を蓋止したことを検知する検知手段と、カバー部材の蓋部が小便収容筒の小便受口を蓋止したことが検知手段により検知されたときに洗浄ノズルから小便収容筒に散水させる散水手段とを備えていることを特徴とする男子用便器。
  4. 洋式便器の便器本体に上下揺動自在に枢支される便蓋に、揺動先端に小便受口が形成され底端に小便排出口が形成された有底筒状の小便収容筒を一体に設けてなるとともに、
    小便収容筒が、便蓋に一体に設けられた基台部と、該基台部に着脱可能に装着される有底筒状のカートリッジとから構成され、カートリッジの先端に小便受口が形成されカートリッジの底端に小便排出口が形成されていることを特徴とする男子用便器。
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