JP6691659B2 - 水洗大便器 - Google Patents

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本発明は、水洗大便器に係り、特に、洗浄水により洗浄されて汚物を排出する水洗大便器に関する。
従来から、特許文献1に示すように、陶器製の便器本体の後方の内部空間において便器洗浄装置等の一部を収納することができる水洗大便器が知られている。
また、特許文献2に示すように、便器本体の後部において、バルブユニットを左右側方から組み込むことができる水洗大便器が開示されている。この水洗大便器においては、便器本体の後方の内部空間においてバルブユニットがベースプレート上に配置されるようになっている。
また、特許文献1に示すように、便器本体の後部において、洗浄水供給手段の一部を収納することができる収納室が形成されている水洗大便器が開示されている。この水洗大便器においては、収納室の背面に挿通口が形成され、給水管が挿通口を通して配置されるようになっている。
特開2002−081117号公報 特開2002−294841号公報
上述の特許文献1及び2に示すように、便器洗浄装置等の機能部を便器本体内に収納してなるべく目立たせないようにし、便器本体の外観を、美観を有するデザインにより形成したいという要請がある。
しかしながら、特許文献1のように、陶器製の便器本体の後方のスカート部の内側の内部空間において便器洗浄装置等の機能部を収納しようとしても、便器洗浄装置等を全て便器本体の後方の内部空間に組み込むことは制約が多いため、便器洗浄装置等を便器本体の後方のリム部より上方まで突出させて配置する必要が生じていた。さらに、このように便器本体内に便器洗浄装置等の機能部の収納スペースを十分にとることが難しいため、便器洗浄装置等を便器本体の後方の上方まで突出させて配置した状態で、便器本体の上部後方から配線及び排水管等を便器本体の外側に這わせて配置していた。このように、便器本体の外部まで便器洗浄装置等が突出され、且つ配線及び排水管等が露出して配置されるので、便器本体の外観を、美観を有するデザインにより形成したとしても、便器本体の外観の美観を損ねるという懸念がある。
また、特許文献2に示すように、便器上面の美観を維持しようとすると、便器本体の前後方向の長さをより長く形成し、機能部を便器本体の側方から挿入するように、便器本体の側方に特別な挿入開口を形成する必要がある。
このように、便器本体内において機能部の収納スペースを拡大しようとすれば便器本体を大型化してしまうことも問題となっている。
さらに、特許文献1に示すように、陶器製の便器本体の後方の内部空間において便器洗浄装置等の機能部の一部を収納しようとしても、便器洗浄装置等を便器本体の後方の内部空間に組み込むことは制約が多いため、配線及び排水管等を便器本体内に収納する収納スペースをとることが難しく、便器本体の上部後方から、配線及び排水管等を便器本体の外側に這わせて配置していた。
このように、特許文献1に示すような水洗大便器においても、便器本体の外部まで便器洗浄装置等が突出され、且つ配線及び排水管等が露出して配置されるので、便器本体の外観を、美観を有するデザインにより形成したとしても、便器本体の外観の美観を損ねるという懸念がある。
また、陶器製の便器本体の後方のスカート部の内側の内部空間に、便器洗浄装置等の機能部を埋め込むように完全に収納しようとする場合、便器本体内に便器洗浄装置等の機能部の収納スペースを十分にとることがより難しくなり、配線及び排水管等が露出して配置され、便器本体の外観の美観を損ねることが問題となる。
そこで、本発明は、機能部の少なくとも一部がスカート部よりも内側の便器本体内の第一収納空間部に埋め込むように収納される場合に、第一収納空間部に配置される機能部の少なくとも一部が第一接続開口を介してスカート部の二重壁内収納空間部内に配置され、機能部の一部をスカート部の二重壁内収納空間部内に配置することができるので、機能部の収納スペースを効率的に拡大することができる水洗大便器を提供することを目的としている。
上述した目的を達成するために、本発明は、洗浄水により洗浄されて汚物を排出する水洗大便器において、便器本体であって、ボウル形状の汚物受け面を有するボウル部と、ボウル部の外側に形成されるスカート部と、を有する陶器製の便器本体と、このボウル部の下方にその入口が接続され汚物を排出する排水路と、ボウル部に洗浄水を吐水する吐水部と、吐水部に洗浄水を導く導水路と、ボウル部への洗浄水の吐止水を制御する機能を少なくとも有する機能部と、を備え、便器本体は、スカート部の上端部よりも下方且つスカート部よりも内側に機能部の少なくとも一部を便器本体内に埋め込むように収納する第一収納空間部を形成し、さらに、スカート部は、外装部分を形成する外壁と、外壁の内側に形成され且つ外壁との間に二重壁内収納空間部を形成する内壁と、を備えた二重壁部分を少なくとも一部に形成し、前記第一収納空間部と、前記第一収納空間部の左右方向外側の前記スカート部の前記二重壁内収納空間部とを隔てる内壁には、二重壁部内の二重壁内収納空間部と第一収納空間部とを連通する第一接続開口が形成され、第一収納空間部に配置される機能部の少なくとも一部が、第一接続開口を介して二重壁内収納空間部内に配置されることを特徴とする。
このように構成された本発明においては、便器本体は、スカート部の上端部よりも下方且つスカート部よりも内側に機能部の少なくとも一部を便器本体内に埋め込むように収納する第一収納空間部を形成し、さらに、スカート部は、外壁と、外壁との間に二重壁内収納空間部を形成する内壁とを備えた二重壁部分を少なくとも一部に形成している。よって、機能部の少なくとも一部がスカート部よりも内側の便器本体内の第一収納空間部に埋め込むように収納される場合に、第一収納空間部に配置される機能部の少なくとも一部が第一接続開口を介してスカート部の二重壁内収納空間部内に配置され、機能部の一部をスカート部の二重壁内収納空間部内に配置することができるので、機能部の収納スペースを効率的に拡大することができる。
本発明において、好ましくは、スカート部の内壁には、二重壁内収納空間部と便器本体内の第二収納空間部とを連通する第二接続開口が形成され、機能部の可撓性の細長部材が二重壁内収納空間部から第二接続開口を介して便器本体内の第二収納空間部に延ばされるようになっている。
このように構成された本発明においては、機能部の可撓性の細長部材が二重壁内収納空間部から第二接続開口を介して便器本体内の第二収納空間部に延ばされるので、機能部の一部を第一収納空間部からスカート部の二重壁部分内の二重壁内収納空間部内を介して第二収納空間部まで至るように配置することができ、スカート部の二重壁部分内の二重壁内収納空間部の収納スペースを有効に活用しながら、複数の内部の収納空間にまたがって配置することができる。従って、機能部の収納スペースを効率的に拡大することができる。
本発明において、好ましくは、便器本体は、さらに、機能部の可撓性の細長部材を二重壁内収納空間部から便器本体の外部まで挿通可能な挿通経路部を備え、機能部の可撓性の細長部材が二重壁内収納空間部から挿通経路部を通して外部に延ばされるようになっている。
このように構成された本発明においては、機能部の可撓性の細長部材が二重壁内収納空間部から挿通経路部を通して便器本体の外部に延ばされるので、機能部の一部を第一収納空間部からスカート部の二重壁部分内の二重壁内収納空間部内を介して便器本体の外部に延びるようにも配置することができ、スカート部の二重壁部分内の二重壁内収納空間部の収納スペースを有効に活用しながら、便器本体の外部に延ばすことができる。従って、機能部の収納スペースを効率的に拡大することができる。
本発明において、好ましくは、さらに、二重壁内収納空間部内に管状の通路を形成するさや管を有し、機能部の可撓性の細長部材が二重壁内収納空間部内に配置されたさや管内を挿通される。
このように構成された本発明においては、機能部の可撓性の細長部材をさや管の形状に沿って二重壁内収納空間部の収納スペースに効率的に配置することができる。また、機能部の可撓性の細長部材をスカート部の二重壁部分内の二重壁内収納空間部内を通す際に、さや管に沿って比較的容易に挿通させることができる。
本発明において、好ましくは、さや管は、便器本体に固定されている。
このように構成された本発明においては、機能部の取外し、修理、交換、メンテナンス時等にさや管を便器本体内に残した状態で機能部、例えば機能部の配線、給水管をさや管から取り外すことができ、且つ機能部を容易に再度取り付けることができる。
本発明において、好ましくは、便器本体は、さらに、少なくとも2カ所の二重壁部分の前記内壁を連結する補強部を有する。
このように構成された本発明においては、補強部が少なくとも2カ所の二重壁部分の内壁を連結することにより、スカート部内に二重壁内収納空間部を形成する場合においても、スカート部の二重壁部分を互いに支持することができ、スカート部及び便器本体の強度及び耐荷重性を向上させることができる。
本発明の水洗大便器によれば、機能部の少なくとも一部がスカート部よりも内側の便器本体内の第一収納空間部に埋め込むように収納される場合に、第一収納空間部に配置される機能部の少なくとも一部が第一接続開口を介してスカート部の二重壁内収納空間部内に配置され、機能部の一部をスカート部の二重壁内収納空間部内に配置することができるので、機能部の収納スペースを効率的に拡大することができる。
本発明の一実施形態による水洗大便器を示す斜視図である。 図1の水洗大便器の内部構造を、便蓋及び便座を開いた状態で示す斜視図である。 本発明の一実施形態による水洗大便器の背面図である。 本発明の一実施形態による水洗大便器の概略分解斜視図である。 図1の水洗大便器の内部構造を、左側側方から見た中央断面により示す中央断面図である。 図2のVI−VI線に沿って見た断面図である。 図1の水洗大便器の内部構造を、右側側方から見た中央断面により示す中央断面図である。
次に、添付図面を参照して、本発明の一実施形態による水洗大便器を説明する。
先ず、図1乃至図5により、本発明の一実施形態による水洗大便器の構造を説明する。ここで、図1は本発明の一実施形態による水洗大便器を示す斜視図であり、図2は図1の水洗大便器の内部構造を、便蓋及び便座を開いた状態で示す斜視図であり、図3は本発明の一実施形態による水洗大便器の背面図であり、図4は本発明の一実施形態による水洗大便器の概略分解斜視図であり、図5は図1の水洗大便器の内部構造を、左側側方から見た中央断面により示す中央断面図である。
図1及び図2に示すように、本発明の一実施形態による水洗大便器1は、便器本体2と、この便器本体2の上面に配置された便座4と、便座を覆うように配置された便蓋6と、便器本体2の後方に配置された機能部16とを備えている。以下、本発明の実施形態における説明において、便器本体2を、便器本体2を使用する使用者側から見て手前側を前方側とし、使用者から見て奥側を後方側とし、便器本体2を前方から見て右側を右側とし、前方から見て左側を左側として説明している。
便器本体2は陶器製であり、便器本体2には、汚物を受けるボウル部8と、このボウル部8の底部から延びる排水トラップ管路(排水路)10と、ジェット吐水を行うジェット吐水口12と、リム吐水を行うリム吐水口14と、ジェット吐水口12に洗浄水を導くジェット導水路34と、リム吐水口14に洗浄水を導くリム導水路15とが形成されている。
ジェット吐水口12は、ボウル部8の底部に形成されており、排水トラップ管路10の入口に向けて開口しており、排水トラップ管路10の入口に指向してほぼ水平に配置され、洗浄水を排水トラップ管路10に向けて吐出するようになっている。
リム吐水口14は、ボウル部8の右側上部前方に形成されており、ボウル部8の縁に沿って洗浄水を吐出するようになっている。リム吐水口14は、洗浄水を後方側に吐出するようになっている。なお、リム吐水口14は、ボウル部8の他の部分に形成され、ボウル部8のリム部の縁に沿って洗浄水を他の向きに(例えばボウル部8の先端に向かう向きに)吐出するように形成されていてもよい。図2及び図5において、リム吐水口14から吐水された洗浄水がボウル部8内を旋回しながらボウル部8を洗浄する様子を矢印A1により示している。
排水トラップ管路10は、入口部10aと、この入口部10aから上昇するトラップ上昇管10bと、このトラップ上昇管10bから下降するトラップ下降管10cとからなり、トラップ上昇管10bとトラップ下降管10cとの間が頂部10dとなっている。よって、排水トラップ管路10は、入口からいったん上昇した後に下降するような排水トラップを形成している。
一実施形態による水洗大便器1は、ボウル部8への洗浄水の吐止水を制御する機能を少なくとも有する機能部16を有している。機能部16は、使用者の局部を洗浄するいわゆる局部洗浄機能を提供するための局部洗浄機能部18と、洗浄水により便器本体2を洗浄して汚物を排出する機能を提供する便器機能部20とを備えている。
局部洗浄機能部18は、使用者が操作部(図示せず)を操作することにより、作動され、使用者の局部を洗浄水により洗浄するようになっている。局部洗浄機能部18は、配線により外部電源と接続され、外部電源から電気を供給されて動作されるようになっている。また、局部洗浄機能部18には、使用者の局部洗浄用の洗浄水が供給されるようになっている。なお、図5乃至図7においては、説明の簡略化のため、局部洗浄機能部18の詳細な構造を省略し、局部洗浄機能部18を簡略化した外形によって示している。
図2に示すように、局部洗浄機能部18及び便器機能部20は、後述するようにスカート部38の内側に便器本体2の内部部材として埋め込むように配置されており、その上方に機能部カバー28が配置されている。局部洗浄機能部18及び便器機能部20は、機能部カバー28の下方に配置され、機能部カバー28によって便器本体2を使用する使用者から見えないように隠蔽されている。
一実施形態による水洗大便器1は、リム吐水に関しては、水道水を供給する水道に直結されており、水道の給水圧力を利用して、リム吐水口14から洗浄水が吐出される。また、ジェット吐水に関しては、貯水タンク22に貯水された洗浄水を加圧ポンプ24によって加圧して、大流量でジェット吐水口12から吐出させるようになっている。
次に、図4により、一実施形態による水洗大便器1の便器機能部20を説明する。
図4に示すように、便器機能部20には、水道等の給水源からの流路を電気的に開閉する電磁弁30と、電磁弁30の下流側の給水路に設けられ、且つリム導水路32と、貯水タンク22側への給水とを切り替える切替弁36と、洗浄水を貯水する貯水タンク22と、貯水タンク22に貯水された洗浄水を加圧して送出する加圧ポンプ24と、を備えている。便器機能部20の電磁弁30の開閉操作、切替弁36の切換操作、及び、加圧ポンプ24の回転数や作動時間等を制御するコントローラ(制御手段)26は、便器機能部20側に内蔵されている。コントローラ26は使用者の操作部(図示せず)の操作を受けて作動される。便器機能部20は、定流量弁、リム吐水用バキュームブレーカ、ジェット吐水用バキュームブレーカ等の他の部材を必要に応じて備えていてもよい。
水道等の給水源から供給される洗浄水は、給水源から延びる給水管(図示せず)が止水栓まで接続され、止水栓(図示せず)を介して、電磁弁30に流入し、電磁弁30を通過した洗浄水は、切替弁36に供給されるようになっている。給水管は、後述するように二重壁内収納空間部46内を通すように配置されていてもよい。電磁弁30は、コントローラ26の制御信号により開閉され、供給された洗浄水を切替弁36に流入させ、又は停止させるようになっている。切替弁36は、コントローラ26の制御信号により切替えられ、供給された洗浄水をリム吐水口14又は貯水タンク22に供給するようになっている。この切替弁36は、リム側であるリム導水路32とタンク側である貯水タンク22の両方に同じタイミングで洗浄水を供給可能であって、リム側とタンク側への給水量の割合を任意に変更することができる切替弁である。また、リム導水路32又は貯水タンク22の片方のみに洗浄水を供給するように流路を切替えることも可能である。
貯水タンク22は、ジェット吐水口12から吐水すべき洗浄水を貯水するように構成されている。貯水タンク22に供給された洗浄水は、加圧ポンプ24により加圧して送出され、ジェット吐水口12に供給されるようになっている。
加圧ポンプ24は、貯水タンク22に貯水された洗浄水を加圧して、ジェット吐水口12から吐出させるためのものである。加圧ポンプ24は、貯水タンク22の下流側の洗浄水給水管路(図示せず)上に設けられ、貯水タンク22内に貯水された洗浄水を加圧して圧送する。
加圧ポンプ24が貯水タンク22に貯水された洗浄水を加圧して圧送するので、水道直圧の給水方式とは異なり、水道等の給水圧が比較的低い地域においても、洗浄水の予め決められた所定の瞬間流量でジェット吐水を行うことができ、安定した洗浄性能を有することができる。
コントローラ26は、使用者による操作部(図示せず)の操作により、電磁弁30、切替弁36、加圧ポンプ24を順次作動させ、リム吐水口14及びジェット吐水口12からの吐水を順次開始させて、ボウル部8を洗浄する。さらに、コントローラ26は、洗浄終了後、電磁弁30を開放し、洗浄水を貯水タンク22に補給する。貯水タンク22内の水位が上昇し、貯水タンク22内の上端フロートスイッチ(図示せず)が規定の貯水量を検出すると、コントローラ26は、電磁弁30を閉鎖して給水を停止する。
加圧ポンプ24、コントローラ26、電磁弁30、切替弁36等の給電配線(図示せず)は、局部洗浄機能部18に接続され、局部洗浄機能部18の給電配線(図示せず)とともに、配線64と接続されている。なお、加圧ポンプ24、コントローラ26、電磁弁30、切替弁36等の給電配線(図示せず)は、局部洗浄機能部18を介さずに直接配線64と接続されていてもよい。よって、電気が、外部電源から配線64を介して、加圧ポンプ24、電磁弁30、切替弁36、局部洗浄機能部18等に供給されるようになっている。
次に、図1乃至図7により、スカート部(スカート部)について説明する。
図6は、図2のVI−VI線に沿って見た断面図であり、図7は図1の水洗大便器の内部構造を、右側側方から見た中央断面により示す中央断面図である。
便器本体2は、さらに、ボウル部8の外側に形成されるスカート部(スカート部)38を有する。スカート部38は陶器製である。スカート部38は、ボウル部8の外側に配置される外観部材を形成し、スカート部38の上に便蓋6が取付けられた状態で水洗大便器の主に全体の外観を構成している。本実施形態においては、スカート部38は、ボウル部8、排水トラップ管路10、ジェット導水路34、リム導水路15及び機能部16の外周の全体を覆うように形成され、総スカート部を形成している。本実施形態においては、水洗大便器1の胴部の全周がスカート部38によって形成されている。なお、スカート部38は、ボウル部8、排水トラップ管路10、ジェット導水路34、リム導水路15及び機能部16の少なくとも一部の外側に形成されていればよい。本実施形態においては、スカート部38は、その上端部38aから下端部38bまで延びる壁面を形成し、全体としてスカート形状を形成している。スカート部38の背面(後方側の面)は、後方の施設側の壁面から離間して配置されている。
スカート部38は、外観を構成する外装部分を形成する外壁40と、外壁40の内側に形成される内壁42と、により形成される二重壁部分44を少なくとも一部に備えている。
スカート部38の外壁40は、スカート部38の上端部38aから下端部38bまで緩やかに湾曲しながら延びる縦壁面を形成している。外壁40の表側は、使用者から視認されるようになっており、水洗大便器1の胴部の美観を生じさせるシルエットを形成するようになっている。一方、外壁40の裏面側は、二重壁部分44内の二重壁内収納空間部46を形成するようになっている。スカート部38の内壁42は、外壁40より内側に形成され且つ外壁40から離間して形成される縦壁を形成している。よって、スカート部38の内壁42と、外壁40とにより形成される二重壁部分44の中の隙間空間に二重壁内収納空間部46が形成される。
スカート部38の外壁40は、スカート部38の後方の下部に設けられた外部開口部48を形成している。外部開口部48は、使用者から見て便器本体2の背面側に形成されるため、使用者から視認しにくい位置に形成されている。なお、外部開口部48は、スカート部38の下端部38bに形成され、スカート部38と施設側の床面Fとの間に隙間状に形成された開口部であってもよい。よって、後述する挿通経路部50は、スカート部38と施設側の床面Fとの間に隙間状に形成された外部開口部48を通るように形成されていてもよい。
なお、他の実施形態として、スカート部38の外壁に外部開口部が形成されておらず、外部開口部が施設側の床面Fに形成されていてもよい。この場合、詳細を後述するような機能部16の一部を二重壁内収納空間部46から水洗大便器1の外部まで挿通可能な挿通経路部50は、二重壁内収納空間部46から第二収納空間部52を通り、床面Fに形成された外部開口部を有する挿通経路部として形成されることになる。このとき機能部16の一部は、第二収納空間部52から便器本体2の外部の床面Fを通して配置される。
図6に示すように、スカート部38は、機能部16の外側の外周部分を形成しているので、左右方向の断面において、水洗大便器1の左側部分と、右側部分の外側を覆うように形成されている
便器本体2は、スカート部38の内壁42の内側に機能部16を配置できるようになっている。より具体的には、左側部分のスカート部38の内壁42の内側且つ、右側部分のスカート部38の内壁42の内側の中央領域に形成される第一収納空間部54に機能部16が配置できるようになっている。
第一収納空間部54は、左側部分のスカート部38の内壁42の内側、右側部分のスカート部38の内壁42の内側、且つスカート部38の上端部38aより下方側に形成されている。よって、便器本体2のスカート部38は、スカート部38の上端よりも下方且つスカート部38よりも内側に機能部16の全部又は機能部16の少なくとも一部を便器本体2内に埋め込むように収納する第一収納空間部54を形成している。よって、便器本体2の側方から見た場合に、機能部16が便器本体2内及びスカート部38内に埋め込まれているように見えるようになっている。本実施形態においては、スカート部38の上端部38a上には便座4及び便蓋6のみが配置され、局部洗浄機能部18及び便器機能部20等の機能部16は、スカート部38の上端部38aより下方側に埋め込まれるように配置されている。別の言い方によれば、機能部16は、便器本体2の頂面のリム上面上に配置されないようになっている。機能部16は少なくとも一部が便器本体2内に埋め込むように収納され且つ他の一部が便器本体2から外側に出ている状態であってもよい。また、機能部16は大部分が便器本体2内に埋め込むように収納され且つ他の一部が便器本体2からわずかに外側に出ている状態であってもよい。
二重壁内収納空間部46は、第一収納空間部54の外側に形成されている。左側の内壁42の上部の上部内壁42aにおいては、第一収納空間部54と、二重壁部分44内の二重壁内収納空間部46とを連通する第一接続開口56が形成されている。左側の内壁42の下部の下部内壁42bにおいては、第二収納空間部52と、二重壁部分44内の二重壁内収納空間部46とを接続する第二接続開口58が形成されている。
第二収納空間部52は、第一収納空間部54と区切られて、第一収納空間部54の下方部分に設けられているが、第二収納空間部52は、第一収納空間部54と連通していてもよい。第二収納空間部52は、下部内壁42bの間に形成され且つ後述する補強部の下方に形成されている。第二収納空間部52は、その下面が床面Fにより形成されている。なお、第二収納空間部52は、第一収納空間部54の下方部分以外の便器本体2内の他の部分であってもよい。第二収納空間部52は、スカート部38の後方の下部に設けられた外部開口部48と連通している。すなわち、第二収納空間部52は、外部開口部48を介して便器本体2の外部に連通するようになっている。従って、便器本体2が、機能部16の一部を二重壁内収納空間部46から第二収納空間部52及び外部開口部48を介して水洗大便器1の外部まで挿通可能な挿通経路部50を備えている。本実施形態においては、挿通経路部50は、第一収納空間部54、第一接続開口56、二重壁内収納空間部46、第二接続開口58、第二収納空間部52及び外部開口部48により形成される連続した空間の経路である。
二重壁部分44に、第一接続開口56が形成されている。二重壁内収納空間部46は、機能部16の少なくとも一部が、第一接続開口56を介して二重壁内収納空間部46内に配置されるようになっている。本実施形態においては、局部洗浄機能部18及び便器機能部20の配線64(配線64等の可撓性の細長部材も機能部16に含まれる)が、第一接続開口56を介して二重壁内収納空間部46内に通され、第二接続開口58から第二収納空間部52内に通され、且つ第二収納空間部52から外部開口部48を介して外部に延ばされている。変形例としては、便器機能部20の他の構成要素の一部が第一接続開口56を介して二重壁内収納空間部46内に挿入されるように配置されていてもよい。
本実施形態においては、二重壁内収納空間部46、第一接続開口56及び第二接続開口58は、便器本体2の左側部分に形成されているが、これらは、便器本体2の右側部分に形成されていてもよく、また、これらは、便器本体2の左側部分及び右側部分の両側に形成されていてもよく、また、これらは、便器本体2の背側部分等の他の部分に形成されていてもよい。
二重壁内収納空間部46は、少なくとも第一収納空間部54の外側に形成されている。また、二重壁内収納空間部46は、その上端の高さが、第一収納空間部54の上端の高さとほぼ同じ高さに形成されている。よって、二重壁内収納空間部46の一部は、その高さが、第一収納空間部54の高さとほぼ同じ高さに形成されている。よって、第一接続開口56は、横方向に延びる貫通孔を形成している。二重壁内収納空間部46は、第一接続開口56を介して第一収納空間部54と接続されることにより、第一収納空間部54の内部収納空間を左右方向に拡張するような拡張内部収納空間を形成している。従って、二重壁内収納空間部46は、第一収納空間部54内に設けられた機能部16が横方向に突出する部分を有している場合において、この横方向に突出する部分を二重壁内収納空間部46内に受け入れることができるようになっている。
二重壁内収納空間部46内には、二重壁内収納空間部46内に管状の通路を形成するさや管60が設けられている。さや管60は、管状のダクトを形成している。さや管60は、内部にさまざまな給電用等の配線、給水等のための通水配管、通気配管、コントローラ26と信号を送受信できる信号線、操作用ワイヤ、及び/又は固定用ワイヤ等の可撓性の細長部材(機能部の可撓性の細長部材)を通すことができる導管としての機能を有している。さや管60は、可撓性を有し且つ径の比較的小さい細長部材を通すことができる。さや管60は、内部にさまざまな配線、配管、ワイヤ等を収納することができる収納部としての機能を有している。さらに、さや管60は、その入口部近傍において、配線の接続部等の機能部16の一部が挿入された状態で配置される収納部としての機能を有している。
さや管60は、第一接続開口56及び/又は第二接続開口58において固定部62によりスカート部38に固定されている。さや管60は、他のスカート部38部分に固定されていてもよく、また、便器本体2内に配置される他の部材に固定されていてもよい。
本実施形態においては、さや管60は、局部洗浄機能部18及び便器機能部20両者に給電できる1つの配線64を通しているが、さや管60は、機能部16の複数の配線を別々にした状態のまま通すことができる。さらに、さや管60は、配線、通水配管、通気配管、信号線、及び/又はワイヤ等のうちの複数の可撓性の細長部材を通すこともできる。また、さや管60は、2つ以上のさや管60により形成されていてもよく、例えば、1つのさや管60が配線を通している場合に、別のさや管60が通水配管を通すように構成されていてもよい。
さや管60は、自身が可撓性を有し、二重壁内収納空間部46内において自由に変形可能であるため、機能部16の配線64等の可撓性の細長部材をさや管の形状に沿って二重壁内収納空間部の収納スペースに効率的に配置することができる。また、機能部16の配線64等の可撓性の細長部材をスカート部38の二重壁部分44内の二重壁内収納空間部46内を通す際に、さや管60に沿って比較的容易に挿通させることができる。さらに、さや管60が内部に配置される機能部16の可撓性の細長部材を保護する機能も果たすことが出来る。
本実施形態においては、さや管60は、第一接続開口56から、二重壁内収納空間部46内を延び、第二接続開口58まで延びるように形成されているが、さや管60は、その一端(開始端)が第一収納空間部54内まで延びるように形成されていてもよく、また、さや管60は、その他端(終端)が第二収納空間部52、外部開口部48、又は便器本体2の外部まで延びるように形成されていてもよい。
なお、二重壁内収納空間部46内を通されたさや管60が、便器本体2内部において機能部16での内部配線、内部通水管、内部信号線及び/又は内部ワイヤ等を通して配置するように形成されていてもよい。例えば、第二収納空間部52に配置された機能部16の一部と、第一収納空間部54に配置された機能部16の一部とをさや管60を通る内部配線、内部通水管、内部信号線及び/又は内部ワイヤ等により接続することができる。このように、二重壁内収納空間部46内を通されたさや管60に便器本体2内部においてのみ取回される内部配線等が配置される場合には、スカート部38の外壁に外部開口部48を形成しないこととすることもできる。
機能部16の一部を二重壁内収納空間部46等の内部に効率的に配置できることにより、機能部16の一部が便器本体2の外部に露出されることを抑制し、便器本体2の外観の意匠性を保つことが出来る。すなわち、使用者に対し、便器本体2のスカート部38と便蓋6のみが見えるような美しいシルエットを保つことができる。
便器本体2は、さらに、少なくとも2カ所の二重壁部分44の内壁42を連結する補強部66を有する。補強部66は、左右方向に、右側の内壁42と左側の内壁42との間に延びている。補強部66は、第一収納空間部54の底面を形成し、上部の第一収納空間部54と下部の第二収納空間部52とを区切るようになっている。なお、補強部66は、二重壁部分44の内壁42と、他の便器本体2のスカート部38の部分とを接続するように形成されていてもよい。より具体的には、補強部66は、その左右側の両端において上方側に延びる上部内壁42aと接続されている。また、補強部66は、その左右側の両端よりもやや内側にずれた位置において下方側に延びる下部内壁42bと接続されている。また、図7に示すように、補強部66は、前後方向においては、補強部66の前端が排水トラップ管路10と接続され、補強部66の後端が便器本体2の後部側の上部内壁42aと接続されている。
補強部66は、その上方の第一収納空間部54を形成し、且つ第一収納空間部54内に収納される機能部16の下端を支持するようになっている。補強部66が少なくとも2カ所の二重壁部分44の内壁を連結することにより、スカート部38内に二重壁内収納空間部46を形成する場合においても、スカート部38の二重壁部分44を互いに支持することができ、スカート部38の強度及び耐荷性を向上させることができる。また、補強部66が二重壁部分44の内壁の間に補強面を形成することにより、内壁42や補強部66にかかる荷重を、補強部66に接続される他の内壁42等に分散させることができる。
上述した本発明の一実施形態による水洗大便器1によれば、便器本体2は、スカート部38の上端部38aよりも下方且つスカート部38よりも内側に機能部16の少なくとも一部を便器本体2内に埋め込むように収納する第一収納空間部54を形成し、さらに、スカート部38は、外壁40と、外壁40との間に二重壁内収納空間部46を形成する内壁42とを備えた二重壁部分44を少なくとも一部に形成している。よって、機能部16の少なくとも一部がスカート部38よりも内側の便器本体2内の第一収納空間部54に埋め込むように収納される場合に、第一収納空間部54に配置される機能部16の少なくとも一部が第一接続開口56を介してスカート部38の二重壁内収納空間部46内に配置され、機能部16の一部をスカート部38の二重壁内収納空間部46内に配置することができるので、機能部16の収納スペースを効率的に拡大することができる。
上述した本発明の一実施形態による水洗大便器1によれば、機能部16の可撓性の細長部材、例えば配線64等が二重壁内収納空間部46から第二接続開口58を介して便器本体2内の第二収納空間部52に延ばされるので、
機能部16の一部を第一収納空間部54からスカート部38の二重壁部分44内の二重壁内収納空間部46内を介して第二収納空間部52まで至るように配置することができ、スカート部38の二重壁部分44内の二重壁内収納空間部46の収納スペースを有効に活用しながら、複数の内部の収納空間にまたがって配置することができる。従って、機能部16の収納スペースを効率的に拡大することができる。
上述した本発明の一実施形態による水洗大便器1によれば、機能部16の可撓性の細長部材、例えば配線64等が二重壁内収納空間部46から挿通経路部50を通して便器本体2の外部に延ばされるので、機能部16の一部を第一収納空間部54からスカート部38の二重壁部分44内の二重壁内収納空間部46内を介して便器本体2の外部に延びるようにも配置することができ、スカート部38の二重壁部分44内の二重壁内収納空間部46の収納スペースを有効に活用しながら、便器本体2の外部に延ばすことができる。従って、機能部16の収納スペースを効率的に拡大することができる。
上述した本発明の一実施形態による水洗大便器1によれば、機能部16の可撓性の細長部材、例えば配線64等をさや管60の形状に沿って二重壁内収納空間部46の収納スペースに効率的に配置することができる。また、機能部16の可撓性の細長部材をスカート部38の二重壁部分44内の二重壁内収納空間部46内を通す際に、さや管60に沿って比較的容易に挿通させることができる。
上述した本発明の一実施形態による水洗大便器1によれば、機能部16の取外し、修理、交換、メンテナンス時等にさや管60を便器本体2内に残した状態で機能部16、例えば機能部の配線64、給水管等をさや管60から取り外すことができ、且つ機能部16を容易に再度取り付けることができる。
上述した本発明の一実施形態による水洗大便器1によれば、補強部66が少なくとも2カ所の二重壁部分44の内壁42を連結することにより、スカート部38内に二重壁内収納空間部46を形成する場合においても、スカート部38の二重壁部分44を互いに支持することができ、スカート部38及び便器本体2の強度及び耐荷重性を向上させることができる。
1 水洗大便器
2 便器本体
4 便座
6 便蓋
8 ボウル部
10 排水トラップ管路
10a 入口部
10b トラップ上昇管
10c トラップ下降管
10d 頂部
12 ジェット吐水口
14 リム吐水口
16 機能部
18 局部洗浄機能部
20 便器機能部
22 貯水タンク
24 加圧ポンプ
26 コントローラ
28 機能部カバー
30 電磁弁
32 リム導水路
34 ジェット導水路
36 切替弁
38 スカート部
38a 上端部
38b 下端部
40 外壁
42 内壁
42a 上部内壁
42b 下部内壁
44 二重壁部分
46 二重壁内収納空間部
48 外部開口部
50 挿通経路部
52 第二収納空間部
54 第一収納空間部
56 第一接続開口
58 第二接続開口
60 さや管
62 固定部
64 配線
66 補強部
A1 矢印
F 床面

Claims (6)

  1. 洗浄水により洗浄されて汚物を排出する水洗大便器において、
    便器本体であって、ボウル形状の汚物受け面を有するボウル部と、前記ボウル部の外側に形成されるスカート部と、を有する陶器製の前記便器本体と、
    前記ボウル部の下方にその入口が接続され汚物を排出する排水路と、
    前記ボウル部に洗浄水を吐水する吐水部と、
    前記吐水部に洗浄水を導く導水路と、
    前記ボウル部への洗浄水の吐止水を制御する弁体を少なくとも有する機能部と、を備え、
    前記便器本体は、前記スカート部の上端部よりも下方且つ前記スカート部よりも内側に前記機能部の少なくとも一部を前記便器本体内に埋め込むように収納する第一収納空間部を形成し、さらに、前記スカート部は、外装部分を形成する外壁と、前記外壁の内側に形成され且つ前記外壁との間に二重壁内収納空間部を形成する内壁と、を備えた二重壁部分を少なくとも一部に形成し、前記第一収納空間部と、前記第一収納空間部の左右方向外側の前記スカート部の前記二重壁内収納空間部とを隔てる前記内壁には、前記二重壁部内の前記二重壁内収納空間部と前記第一収納空間部とを連通する第一接続開口が形成され、
    前記第一収納空間部に配置される前記機能部の少なくとも一部が、前記第一接続開口を介して前記二重壁内収納空間部内に配置されることを特徴とする水洗大便器。
  2. 前記スカート部の前記内壁には、前記二重壁内収納空間部と前記便器本体内の第二収納空間部とを連通する第二接続開口が形成され、
    前記機能部の可撓性の細長部材が前記二重壁内収納空間部から前記第二接続開口を介して前記便器本体内の前記第二収納空間部に延ばされるようになっている請求項1に記載の水洗大便器。
  3. 前記便器本体は、さらに、前記機能部の可撓性の細長部材を前記二重壁内収納空間部から前記便器本体の外部まで挿通可能な挿通経路部を備え、
    前記機能部の前記可撓性の細長部材が前記二重壁内収納空間部から前記挿通経路部を通して外部に延ばされるようになっている請求項1又は2に記載の水洗大便器。
  4. さらに、前記二重壁内収納空間部内に管状の通路を形成するさや管を有し、前記機能部の前記可撓性の細長部材が前記二重壁内収納空間部内に配置された前記さや管内を挿通される請求項2又は3に記載の水洗大便器。
  5. 前記さや管は、前記便器本体に固定されている請求項4記載の水洗大便器。
  6. 前記便器本体は、さらに、少なくとも2カ所の前記二重壁部分の前記内壁を連結する補強部を有する請求項1乃至5の何れか1項に記載の水洗大便器。
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