JP4299444B2 - 通話記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、特定の顧客との通話音声及び通話記録を同一のコード番号で管理する通話記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
弁護士あるいは複数の顧客への対応を電話で行うサービス業等においては、顧客ごとにその通話内容及び通話時間、日時等の通話記録を管理する手段が必要である。従来、会社の内線等における通話記録装置では、通話相手が特定の顧客であるかどうかに関係なく、通話音声を通話した順番に電話機の音声記録部に録音する方法が一般的であった。この方法によれば、ある電話機で通話した音声は古いものから順番にその電話機の音声記録部に単純に蓄積されていく。そのため、蓄積された通話音声の中から特定の顧客との通話音声だけを後から検索する場合、順番にその録音内容を確認する必要があり非常に手間がかかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来法では、特定の顧客の通話音声だけを迅速に探し出せないという欠点があり、業務の効率化を阻害していた。そこで、業務の効率化を図るために、音声記録部内に保存されている通話音声の中から、特定の顧客の通話音声だけを迅速に検索することが可能な手段が要求されている。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、特定の顧客との通話記録や録音した通話音声をコード番号で管理することによって後からの検索が容易な通話記録装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、ボタン電話機による通話内容を記録する通話記録装置において、前記ボタン電話機の通話音声が記録される記憶手段と、前記ボタン電話機において通話状態で特定の顧客に対応するコード番号が入力された時、前記ボタン電話機の通話内容を前記コード番号に対応する前記記憶手段の記憶位置のアドレスに変換し、通話終了後、当該アドレスの記憶位置に記録する記録手段とを具備することを特徴としている。
【0005】
請求項2に記載の発明は、ボタン電話機による通話内容を記録する通話記録装置において、前記ボタン電話機による通話が開始されると同時にその通話内容が記録される第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段の記憶内容が書き込まれる第2の記憶手段と、前記ボタン電話機において通話状態で特定の顧客に対応するコード番号が入力された場合に、前記第1の記憶手段の内容を前記コード番号に対応する前記第2記憶手段の記憶位置のアドレスに変換し、通話終了後、当該アドレスの記憶位置に記録する記録手段とを具備することを特徴としている。
【0006】
請求項3に記載の発明は、前記記録手段は、前記ボタン電話機の表示器に通話内容の記録を行うか否かの問い合わせの表示を行うことを特徴としている。
【0007】
請求項4に記載の発明は、前記ボタン電話機の発信時刻、着信時刻を記録する第3の記憶手段を設けたことを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について説明する。図1は、この発明の一実施形態による通話記録装置の構成を示すブロック図である。
図1において、符号1は回線交換網であり、本通話記録装置の対局にある顧客等の電話機が接続されている。2は本通話録音装置の回線I/F部であり、回線交換網1と本通話記録装置を接続するためのインターフェース部である。
【0009】
符号6は電話機本体であり、例えば会社等における内線電話等がこれに該当する。4は電話機I/F部であり、本通話記録装置において電話機6を接続するためのインターフェース部である。また、5は電話機I/F部4と電話機本体6を接続するための接続線である。7はボイスメール部であり、本通話記録装置において通話音声を録音する機能を有する部分である。ボイスメール部7はその内部に通話音声を記憶する複数の記憶部と、一時的に通話音声を記憶するメモリ部とを有し、各記憶部内には同じコード番号が付与された顧客との通話音声だけを記憶することができる。このため、ボイスメール部7内の各記憶部には顧客のコード番号に対応したアドレス番号が割り当てられている。
符号11は変換テーブル部であり、電話機6から入力されるコード番号とボイスメール部7内の記憶部のアドレス番号が対応付けられている。
【0010】
符号3は本通話記録装置の通話路スイッチ部、13は音声信号の通話路であるPCMハイウェイである。通話音声はPCMハイウェイを通話路として、通話路スイッチ部を介して、回線I/F部2、電話機I/F部4及びボイスメール部7間で交換される。8は通話記録部であり、電話機6で使用者が行った各顧客との各通話ごとの発信先、通話時間、日時等の通話記録が記録される。9はプリンタ接続線、10はプリンタ本体である。プリンタ10は、通話記録部8に記録されている通話記録等を印刷する。
【0011】
符号12は本通話記録装置の各部間の制御を行う主制御部、14は共通制御バスである。本通話記録装置において、主制御部12は、回線I/F部2、スイッチ部3、電話機I/F部4、ボイスメール部7、通話記録部8及び変換テーブル部11との間を共通制御バス14を介して制御する。
【0012】
次に、上述した通話記録装置の動作について説明する。
本通話記録装置において、電話機6の使用者がある顧客へ通話をする場合、まず使用者は電話機6で顧客の電話番号に相当するボタンを押して電話をかける。電話機6で入力された電話番号を示す信号は、電話機I/F部4から共通制御バス14を通って主制御部12に入り、そこから回線I/F部2を介して回線交換網1の先にある対局の電話機へ送信される。対局の電話機で顧客が応答すると、主制御部12は回線I/F部2、PCMハイウェイ13、通話路スイッチ部3、PCMハイウェイ13、電話機I/F部4を結ぶ音声通話路を開く。
【0013】
電話の使用者の通話音声は、電話機6で音声信号に変換された後、電話機I/F部4、通話路スイッチ部3、回線I/F部2を介して回線交換網1の先にある顧客の電話機へ伝達される。
また、対局の顧客の電話機からの音声信号は逆に回線交換網1から回線I/F部2、通話路スイッチ部3、電話機I/F部4を介して電話機6へ伝達される。
同時に、顧客と使用者との通話音声は、通話路スイッチ部3からPCMハイウェイ13を介してボイスメール部7内のメモリ部に順次記憶される。ここでは、通話音声は永久に保存されるのではなく一時的に保存される。また、主制御部12は、通話開始と同時に通話記録部8に通話開始時間を記憶させる。
【0014】
通話状態になった後、通話相手が特定の顧客であり、その通話音声を保存しようとする場合は、この電話機6で使用者はあらかじめ特定の顧客に付与したコード番号を入力する。以下、このコード番号のことをアカウントコードという。アカウントコードは、電話番号とは別のコード番号であり、本通話記録装置において各顧客との通話録音や通話記録を一括して管理するために、あらかじめ特定の顧客に対して設定されている番号である。
【0015】
通話中に使用者が入力するアカウントコードは、電話機6から電話機I/F部4、共通制御バス14を介して主制御部12に供給される。次いで、主制御部12は、このアカウントコードを変換テーブル部11によってボイスメール部7内の各記憶部のアドレス番号に変換する。
また、両者の通話音声は通話が終了するまで、ボイスメール部7内のメモリ部に記憶され続ける。
【0016】
当該顧客との通話が終了すると、主制御部12は、ボイスメール部7内のメモリ部に一時的に記憶されている通話音声を、使用者が通話中に入力したアカウントコードから変換テーブル11を参照して変換されたアドレス番号をもつ記憶部へ自動的に転送する。
さらに、主制御部12は、通話終了時間等を含む通話記録を共通制御バスを介して通話記録部8へ自動的に保存する。
次に、主制御部12は、共通制御バス14を介して通話記録部8へ通話記録等の印刷のための指示信号を送信する。この制御部12からの指示信号によって、プリンタ10は通話開始時間、通話終了時間、通話時間等の通話記録及び該当するアカウントコードを印刷する。
【0017】
尚、上述のように通話音声をボイスメール部7内の記憶部に自動的に保存するのではなく、通話終了時に通話者に対して電話機6上において、LCD表示等を行うことによって、通話音声をその記憶部内に保存するかどうかの問い合わせを行い、その後通話音声を保存するかどうかを選択させてもよい。
また、顧客との通話音声はメモリ部に一時記憶されるので、アカウントコードの入力は顧客との通話中だけでなく、通話前後に行うことも可能である。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、特定の顧客との通話中にあらかじめ付与したアカウントコードを入力することにより、その顧客との通話音声をアカウントコードに対応したアドレス番号の記憶部に保存することができる。したがって、従来は通話順にボイスメール内に録音していた通話音声を、本通話記録装置ではアカウントコードによって管理することが可能である。これにより、大規模な通話管理装置や通話記録装置を用いることなく、既存のシステム環境で簡易に顧客ごとに対応した通話記録及び通話音声の保存、或いは後から通話音声を検索するといった作業等の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態におけるアカウントコードによる通話記録装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 回線交換網
2 回線I/F部
3 通話路スイッチ部
4 電話機I/F部
5 接続線
6 電話機本体
7 ボイスメール部
8 通話記録部
9 プリンタ接続線
10 プリンタ本体
11 変換テーブル部
12 主制御部
13 PCMハイウェイ
14 共通制御バス
Claims (4)
- ボタン電話機による通話内容を記録する通話記録装置において、前記ボタン電話機の通話音声が記録される記憶手段と、前記ボタン電話機において通話状態で特定の顧客に対応するコード番号が入力された時、前記ボタン電話機の通話内容を前記コード番号に対応する前記記憶手段の記憶位置のアドレスに変換し、通話終了後、当該アドレスの記憶位置に記録する記録手段とを具備することを特徴とする通話記録装置。
- ボタン電話機による通話内容を記録する通話記録装置において、前記ボタン電話機による通話が開始されると同時にその通話内容が記録される第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段の記憶内容が書き込まれる第2の記憶手段と、前記ボタン電話機において通話状態で特定の顧客に対応するコード番号が入力された場合に、前記第1の記憶手段の内容を前記コード番号に対応する前記第2記憶手段の記憶位置のアドレスに変換し、通話終了後、当該アドレスの記憶位置に記録する記録手段とを具備することを特徴とする通話記録装置。
- 前記記録手段は、前記ボタン電話機の表示器に通話内容の記録を行うか否かの問い合わせの表示を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通話記録装置。
- 前記ボタン電話機の発信時刻、着信時刻を記録する第3の記憶手段を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかの項に記載の通話記録装置。
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