JP4299159B2 - 内燃機関の可変動弁制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、機関バルブの作動角の中心位相を少なくとも可変に制御する内燃機関の可変動弁制御装置に関する。
特許文献1には、クランクシャフトに対するカムシャフトの回転位相を変化させることによって、機関バルブの作動角の中心位相を可変にする可変バルブタイミング機構が開示されると共に、前記クランクシャフト及びカムシャフトの基準回転位置の検出信号に基づいて前記中心位相を検出する構成が開示されている。
特開2000−297686号公報
ところで、上記のように、クランクシャフト及びカムシャフトの基準回転位置の検出信号に基づいて、機関バルブの中心位相を検出する構成では、一定のクランク角度毎に中心位相が検出されることになる。
このため、低回転時には、中心位相の検出結果を用いる制御の実行周期よりも中心位相の検出周期が長くなり、この結果、中心位相が更新される間で実際とは異なる中心位相に基づいて制御が行われることになる。
例えば、前記可変バルブタイミング機構と、前記吸気バルブのバルブリフト量及び作動角を可変にする可変バルブリフト機構とを備える場合、吸気バルブの開閉時期を、シリンダ残留ガス量や有効排気量などの要求に基づく限界内に制限するためには、可変バルブタイミング機構による中心位相の変化に応じて作動角を制御する必要が生じる。
しかし、上記のように、中心位相の検出周期が長くなると、実際の中心位相とは異なる値に基づいて開閉時期の限界を超えるか否かの判断が行なわれることになり、これによって開閉時期が限界を超える作動角に制御されてしまう可能性があるという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、作動角の中心位相の検出周期が長くなっても、機関バルブの開特性が限界を超えて制御されることを回避できる内燃機関の可変動弁制御装置を提供することを目的とする。
そのため請求項1記載の発明では、クランクシャフトに対するカムシャフトの回転位相を変化させることで機関バルブの作動角の中心位相を可変にする可変バルブタイミング機構と、前記機関バルブの作動角及びリフト量を可変にする可変動弁機構とを備えた内燃機関の可変動弁制御装置において、前記クランクシャフト及びカムシャフトの基準回転位置の検出信号に基づいて前記中心位相を検出し、前記中心位相の検出値と前記機関バルブの開閉時期の限界値とから、前記機関バルブの作動角の最大値を設定し、前記可変動弁機構における作動角の目標を前記最大値以下に制限するよう構成されると共に、前記中心位相の検出周期が長くなるほど、前記作動角の最大値をより小さく補正する構成とした。
かかる構成によると、クランクシャフト及びカムシャフトの基準回転位置の検出信号に基づく中心位相の検出は、一定のクランク角度毎に行なわれることになるので、機関バルブの作動角及びリフト量の制御が例えば一定微小時間毎に行なわれるとすると、中心位相の検出周期が長くなる低回転時には、作動角及びリフト量の制御周期に対して中心位相の検出周期が長くなり、結果、作動角及びリフト量の制御タイミングにおいて用いられる中心位相の検出値がそれだけ時間的に古いデータとなって、検出値と実際値との間に大きな乖離を生じている可能性がある。
そこで、中心位相の検出値と機関バルブの開閉時期の限界値とから、機関バルブの作動角の最大値を設定し、可変動弁機構における作動角の目標を前記最大値以下に制限する構成において、前記中心位相の検出周期が長くなるほど、前記作動角の最大値をより小さく補正した。これにより、機関の低回転時であって中心位相の検出周期が長くなり、検出周期の間で中心位相の検出値と実際値との間に乖離が生じることがあっても、限界を超える開閉時期に制御され、機関の運転性が低下することを回避できる。
請求項2記載の発明では、前記開閉時期の限界値としての開時期の進角限界を、前記中心位相の検出周期が長くなるほど遅角側に補正し、前記開閉時期の限界値としての閉時期の遅角限界を、前記中心位相の検出周期が長くなるほど進角側に補正して、前記中心位相の検出周期が長くなるほど、前記作動角の最大値をより小さく補正する構成とした。
かかる構成によると、開時期の進角限界は遅角補正されて、開時期が遅角側に制限されることになり、また、閉時期の遅角限界は進角補正されて、閉時期がより進角側に制限されることになり、進角限界よりも遅角された開時期と、遅角限界よりも進角された閉時期となる作動角が限界値として設定される。
図1は、実施形態における車両用内燃機関のシステム構成図である。
図1において、内燃機関101の吸気管102には、スロットルモータ103aでスロットルバルブ103bを開閉駆動する電子制御スロットル104が介装され、該電子制御スロットル104及び吸気バルブ105を介して、燃焼室106内に空気が吸入される。
燃焼排気は燃焼室106から排気バルブ107を介して排出され、フロント触媒108及びリア触媒109で浄化された後、大気中に放出される。
前記排気バルブ107は、排気側カムシャフト110に軸支されたカム111によって一定のバルブリフト量,バルブ作動角及びバルブタイミングを保って開閉駆動される。
一方、吸気バルブ105側には、吸気バルブ105のバルブリフト量を作動角と共に連続的に可変するVEL(Variable valve Event and Lift)機構112が設けられる。
前記VEL機構112が、本実施形態における可変動弁機構に相当する。
更に、吸気バルブ105側には、クランクシャフトに対する吸気側カムシャフトの回転位相を変化させることで、吸気バルブ105のバルブ作動角の中心位相を連続的に可変するVTC(Variable valve Timing Control)機構113が設けられる。
前記VTC機構113が、本実施形態における可変バルブタイミング機構に相当する。
マイクロコンピュータを内蔵するエンジンコントロールユニット(ECU)114は、要求トルクに対応する要求吸入空気量や要求シリンダ残留ガス率等が得られるように、VEL機構112及びVTC機構113を制御する一方、要求の吸入負圧が得られるように、前記電子制御スロットル104を制御する。
前記ECU114には、内燃機関101の吸入空気量を検出するエアフローメータ115、アクセル開度を検出するアクセルペダルセンサ116、クランクシャフト120の基準回転位置毎にクランク角信号を出力するクランク角センサ117、スロットルバルブ103bの開度TVOを検出するスロットルセンサ118、内燃機関101の冷却水温度を検出する水温センサ119、カムシャフト13の基準回転位置毎にカム信号を出力するカムセンサ132からの検出信号が入力される。
また、各気筒の吸気バルブ105上流側の吸気ポート130には、電磁式の燃料噴射弁131が設けられ、該燃料噴射弁131は、前記ECU114からの噴射パルス信号によって開弁駆動され、前記噴射パルス信号の噴射パルス幅(開弁時間)に比例する量の燃料を噴射する。
図2〜図4は、前記VEL機構112の構造を詳細に示すものである。
図2〜図4に示すVEL機構112は、一対の吸気バルブ105,105と、シリンダヘッド11のカム軸受14に回転自在に支持された中空状のカムシャフト13(駆動軸)と、該カムシャフト13に軸支された回転カムである2つの偏心カム15,15(駆動カム)と、前記カムシャフト13の上方位置に同じカム軸受14に回転自在に支持された制御軸16と、該制御軸16に制御カム17を介して揺動自在に支持された一対のロッカアーム18,18と、各吸気バルブ105,105の上端部にバルブリフター19,19を介して配置された一対のそれぞれ独立した揺動カム20,20とを備えている。
前記偏心カム15,15とロッカアーム18,18とは、リンクアーム25,25によって連係され、ロッカアーム18,18と揺動カム20,20とは、リンク部材26,26によって連係されている。
上記ロッカアーム18,18,リンクアーム25,25,リンク部材26,26が伝達機構を構成する。
前記偏心カム15は、図5に示すように、略リング状を呈し、小径なカム本体15aと、該カム本体15aの外端面に一体に設けられたフランジ部15bとからなり、内部軸方向にカムシャフト挿通孔15cが貫通形成されていると共に、カム本体15aの軸心Xがカムシャフト13の軸心Yから所定量だけ偏心している。
また、前記偏心カム15は、カムシャフト13に対し前記バルブリフター19に干渉しない両外側にカム軸挿通孔15cを介して圧入固定されている。
前記ロッカアーム18は、図4に示すように、略クランク状に屈曲形成され、中央の基部18aが制御カム17に回転自在に支持されている。
また、基部18aの外端部に突設された一端部18bには、リンクアーム25の先端部と連結するピン21が圧入されるピン孔18dが貫通形成されている一方、基部18aの内端部に突設された他端部18cには、各リンク部材26の後述する一端部26aと連結するピン28が圧入されるピン孔18eが形成されている。
前記制御カム17は、円筒状を呈し、制御軸16外周に固定されていると共に、図2に示すように軸心P1位置が制御軸16の軸心P2からαだけ偏心している。
前記揺動カム20は、図2及び図6,図7に示すように略横U字形状を呈し、略円環状の基端部22にカムシャフト13が嵌挿されて回転自在に支持される支持孔22aが貫通形成されていると共に、ロッカアーム18の他端部18c側に位置する端部23にピン孔23aが貫通形成されている。
また、揺動カム20の下面には、基端部22側の基円面24aと該基円面24aから端部23端縁側に円弧状に延びるカム面24bとが形成されており、該基円面24aとカム面24bとが、揺動カム20の揺動位置に応じて各バルブリフター19の上面所定位置に当接するようになっている。
即ち、図8に示すバルブリフト特性からみると、図2に示すように基円面24aの所定角度範囲θ1がベースサークル区間になり、カム面24bの前記ベースサークル区間θ1から所定角度範囲θ2が所謂ランプ区間となり、更に、カム面24bのランプ区間θ2から所定角度範囲θ3がリフト区間になるように設定されている。
また、前記リンクアーム25は、円環状の基部25aと、該基部25aの外周面所定位置に突設された突出端25bとを備え、基部25aの中央位置には、前記偏心カム15のカム本体15aの外周面に回転自在に嵌合する嵌合穴25cが形成されている一方、突出端25bには、前記ピン21が回転自在に挿通するピン孔25dが貫通形成されている。
更に、前記リンク部材26は、所定長さの直線状に形成され、円形状の両端部26a,26bには前記ロッカアーム18の他端部18cと揺動カム20の端部23の各ピン孔18d,23aに圧入した各ピン28,29の端部が回転自在に挿通するピン挿通孔26c,26dが貫通形成されている。
尚、各ピン21,28,29の一端部には、リンクアーム25やリンク部材26の軸方向の移動を規制するスナップリング30,31,32が設けられている。
上記構成において、制御軸16の軸心P2と制御カム17の軸心P1との位置関係によって、図6,7に示すように、バルブリフト量が変化することになり、前記制御軸16を回転駆動させることで、制御カム17の軸心P1に対する制御軸16の軸心P2の位置を変化させる。
前記制御軸16は、図10に示すような構成によって、ストッパにより制限される所定回転角度範囲内でDCサーボモータ(アクチュエータ)121により回転駆動されるようになっており、前記制御軸16の角度を前記アクチュエータ121で変化させることで、吸気バルブ105のバルブリフト量及びバルブ作動角が、前記ストッパで制限される最大バルブリフト量と最小バルブリフト量との間の可変範囲内で連続的に変化する(図9参照)。
図10において、DCサーボモータ121は、その回転軸が制御軸16と平行になるように配置され、回転軸の先端には、かさ歯車122が軸支されている。
一方、前記制御軸16の先端に一対のステー123a,123bが固定され、一対のステー123a,123bの先端部を連結する制御軸16と平行な軸周りに、ナット124が揺動可能に支持される。
前記ナット124に噛み合わされるネジ棒125の先端には、前記かさ歯車122に噛み合わされるかさ歯車126が軸支されており、DCサーボモータ121の回転によってネジ棒125が回転し、該ネジ棒125に噛み合うナット124の位置が、ネジ棒125の軸方向に変位することで、制御軸16が回転されるようになっている。
ここで、ナット124の位置をかさ歯車126に近づける方向が、バルブリフト量が小さくなる方向で、逆に、ナット124の位置をかさ歯車126から遠ざける方向が、バルブリフト量が大きくなる方向となっている。
前記制御軸16の先端には、図10に示すように、制御軸16の角度を検出するポテンショメータ式の角度センサ127が設けられており、該角度センサ127で検出される実際の角度が目標角度(目標バルブリフト量相当値)に一致するように、前記ECU114が前記DCサーボモータ121をフィードバック制御する。
また、前記制御軸16の外周に突出形成したストッパ部材128が、固定側の受け部材(図示省略)に対してバルブリフトの増大方向及び減少方向の双方で当接することで、制御軸16の回転範囲が規制され、これにより最小バルブリフト量及び最大バルブリフト量が規定されるようになっている。
次に、前記VTC機構113の構成を、図11に基づいて説明する。
本実施形態におけるVTC機構113は、ベーン式の可変バルブタイミング機構であり、クランクシャフト120によりタイミングチェーンを介して回転駆動されるカムスプロケット51(タイミングスプロケット)と、吸気側カムシャフト13の端部に固定されてカムスプロケット51内に回転自在に収容された回転部材53と、該回転部材53をカムスプロケット51に対して相対的に回転させる油圧回路54と、カムスプロケット51と回転部材53との相対回転位置を所定位置で選択的にロックするロック機構60とを備えている。
前記カムスプロケット51は、外周にタイミングチェーン(又はタイミングベルト)が噛合する歯部を有する回転部(図示省略)と、該回転部の前方に配置されて前記回転部材53を回転自在に収容するハウジング56と、該ハウジング56の前後開口を閉塞するフロントカバー,リアカバー(図示省略)とから構成される。
前記ハウジング56は、前後両端が開口形成された円筒状を呈し、内周面には、横断面台形状を呈し、それぞれハウジング56の軸方向に沿って設けられる4つの隔壁部63が90°間隔で突設されている。
前記回転部材53は、吸気側カム軸14の前端部に固定されており、円環状の基部77の外周面に90°間隔で4つのベーン78a,78b,78c,78dが設けられている。
前記第1〜第4ベーン78a〜78dは、それぞれ断面が略逆台形状を呈し、各隔壁部63間の凹部に配置され、前記凹部を回転方向の前後に隔成し、ベーン78a〜78dの両側と各隔壁部63の両側面との間に、進角側油圧室82と遅角側油圧室83を構成する。
前記ロック機構60は、ロックピン84が、回転部材53の最大遅角側の回動位置(基準作動状態)において係合孔(図示省略)に係入するようになっている。
前記油圧回路54は、進角側油圧室82に対して油圧を給排する第1油圧通路91と、遅角側油圧室83に対して油圧を給排する第2油圧通路92との2系統の油圧通路を有し、この両油圧通路91,92には、供給通路93とドレン通路94a,94bとがそれぞれ通路切り換え用の電磁切換弁95を介して接続されている。
前記供給通路93には、オイルパン96内の油を圧送する機関駆動のオイルポンプ97が設けられている一方、ドレン通路94a,94bの下流端がオイルパン96に連通している。
前記第1油圧通路91は、回転部材53の基部77内に略放射状に形成されて各進角側油圧室82に連通する4本の分岐路91dに接続され、第2油圧通路92は、各遅角側油圧室83に開口する4つの油孔92dに接続される。
前記電磁切換弁95は、内部のスプール弁体が各油圧通路91,92と供給通路93及びドレン通路94a,94bとを相対的に切り換え制御するようになっている。
前記ECU114は、前記電磁切換弁95を駆動する電磁アクチュエータ99に対する通電量を、ディザ信号が重畳されたデューティ制御信号に基づいて制御する。
例えば、電磁アクチュエータ99にデューティ比0%の制御信号(OFF信号)を出力すると、オイルポンプ47から圧送された作動油は、第2油圧通路92を通って遅角側油圧室83に供給されると共に、進角側油圧室82内の作動油が、第1油圧通路91を通って第1ドレン通路94aからオイルパン96内に排出される。
従って、遅角側油圧室83の内圧が高、進角側油圧室82の内圧が低となって、回転部材53は、ベーン78a〜78bを介して最大遅角側に回転し、この結果、吸気バルブ105の開期間(開時期及び閉時期)が遅くなる。
一方、電磁アクチュエータ99にデューティ比100%の制御信号(ON信号)を出力すると、作動油は、第1油圧通路91を通って進角側油圧室82内に供給されると共に、遅角側油圧室83内の作動油が第2油圧通路92及び第2ドレン通路94bを通ってオイルパン96に排出され、遅角側油圧室83が低圧になる。
このため、回転部材53は、ベーン78a〜78dを介して進角側へ最大に回転し、これによって、吸気バルブ105の開期間(開時期及び閉時期)が早くなる。
尚、吸気バルブ105の作動角を可変とする可変動弁機構、及び、クランクシャフトに対するカムシャフトの回転位相を変化させることで吸気バルブ105の作動角の中心位相を可変とする可変バルブタイミング機構を、上記構成のVEL機構112,VTC機構113に限定するものでないことは明らかである。
前記ECU114は、前述のように、要求吸入空気量や要求シリンダ残留ガス率等が得られるようにVEL機構112及びVTC機構113を制御し、吸気バルブ105のバルブタイミング,作動角,バルブリフト量を調整する。
ここで、クランク角センサ117から出力されるクランク角信号とカムセンサ132から出力されるカム信号との位相差を計測することで、吸気バルブの作動角の中心位相(最遅角位置からの進角量)を検出し、該検出結果に基づいてVEL機構112及びVTC機構113を制御する。
前記クランク角センサ117,カムセンサ132を用いた中心位相の検出は、センサから検出信号が出力される毎、即ち、一定のクランク角度毎に行なわれることになるため、機関の低回転時には中心位相の検出周期が長くなり、検出タイミングの古い中心位相であって実際の中心位相とは異なる可能性がある中心位相に基づいて制御が行なわれることになる。
従って、センサ117,132の信号に基づき検出した中心位相に基づいてVEL機構112を制御して吸気バルブ105の作動角を調整すると、機関低回転時に、吸気バルブ105の開時期又は閉時期が過渡的に限界を超えて進角又は遅角され、シリンダ残留ガス量や有効排気量の要求を満たすことができなく可能性がある。
そこで、本実施形態では、図12のフローチャートに示すルーチンによって、吸気バルブ105の作動角のリミッタを設定し、図13のフローチャートに示すルーチンによって吸気バルブ105の作動角目標に制限を加える構成としてある。
図12のフローチャートに示すルーチンは、微小時間毎に実行され、まず、ステップS1では、シリンダ残留ガス量の要求に基づいて吸気バルブ105の開時期IVOの進角限界であるIVOリミッタを設定し、また、有効排気量の要求に基づいて吸気バルブ105の閉時期IVCの遅角限界であるIVCリミッタを設定する。
尚、前記IVOリミッタ及びIVCリミッタは、圧縮TDCからのクランク角度として示されるものとする。
ステップS2では、前記IVOリミッタ及びIVCリミッタを補正するためのオフセット量を、センサ117,132の信号に基づく中心位相の検出周期に比例する機関回転速度に応じて設定する。
ここでは、所定回転速度以上では前記オフセット量を0とし、機関回転速度が低くなるほど、換言すれば、センサ117,132の信号に基づく中心位相の検出周期が長くなるほど、前記オフセット量を大きな値に設定する。
尚、前記所定回転速度は、センサ117,132の信号に基づく中心位相の検出周期が制御周期(図12及び図13のフローチャートの実行周期)よりも短くなる回転速度を基準に設定する。
また、前記所定回転速度未満の領域で、回転速度の低下に対してオフセット量を連続的に増大させても良いし、回転速度領域を区切ってステップ的に変化させる構成としても良い。
更に、最近にセンサ117,132の信号に基づき中心位相を検出したタイミングからの経過時間が長いときほど前記オフセット量を大きく設定する構成とすることができ、この場合も、経過時間の増大変化に対して連続的にオフセット量を増大変化させても良いし、経過時間を複数領域に区切ってオフセット量をステップ的に変化させても良い。
ステップS3では、下式に従って、ステップS1で設定したIVOリミッタ及びIVCリミッタをステップS2で設定したオフセット量で補正設定する。
新IVOリミッタ=IVOリミッタ+オフセット量
新IVCリミッタ=IVCリミッタ−オフセット量
前記IVOリミッタ及びIVCリミッタは、前述のように、圧縮TDCからのクランク角度として示されるから、IVOリミッタ(開時期IVOの進角限界)は上式によって遅角補正されて、吸気バルブ105の開時期IVOがより遅角側に制限されることになり、また、IVCリミッタ(閉時期の遅角限界)は上式によって進角補正されて、吸気バルブ105の閉時期IVCがより進角側に制限されることになる。
従って、上記オフセット量で補正した新IVOリミッタ及び新IVCリミッタを超えないように目標作動角を決定すれば、そのときに基準とする中心位相で、シリンダ残留ガス量の要求に基づく進角限界よりもオフセット量だけ遅角された開時期IVOと、有効排気量の要求に基づく遅角限界よりもオフセット量だけ進角された閉時期IVCとなる作動角が限界値として設定されることになる。
即ち、前記オフセット量によって、本来の最大作動角よりも小さい作動角に制限されることで、基準とする中心位相が実際値と異なっていても、シリンダ残留ガス量の要求に基づく進角限界及び有効排気量の要求に基づく遅角限界を超える開閉時期になることがないようにする。
従って、機関の低回転時であってセンサ117,132の信号に基づく中心位相の検出周期が長くなり、検出周期の間で中心位相の検出値と実際値との間に乖離が生じることがあっても、シリンダ残留ガス量の要求に基づく進角限界及び有効排気量の要求に基づく遅角限界を超える開閉時期に制御され、機関の運転性が低下することを回避できる。
ステップS4では、センサ117,132の信号に基づき最近に検出された中心位相において、VEL機構112を目標(目標作動角)に制御したときの吸気バルブ105の開時期IVO(検出IVO)が、前記新IVOリミッタよりも進角側であるか否かを判別する。
そして、検出IVOが新IVOリミッタよりも進角側であるときには、ステップS5へ進む。
ステップS5では、吸気バルブ105の開時期IVOが前記新IVOリミッタとなる作動角、即ち、最大作動角を、下式に従って演算する。
作動角=(最遅角時の中心位相−検出の進角量−新IVOリミッタ)×2
上記の「最遅角時の中心位相」は、VTC機構113を最遅角側に制御したときの吸気バルブ105の作動角の中心位相であって、圧縮TDCからのクランク角度として示される。
また、「検出の進角量」は、前記「最遅角時の中心位相」に対する中心位相検出値の進角量であり、クランク角度で示される。
従って、「最遅角時の中心位相−検出の進角量」は、中心位相の検出値の圧縮TDCからのクランク角度を示すことになる。
そして、「最遅角時の中心位相−検出の進角量−新IVOリミッタ」は、検出された中心位相で吸気バルブ105の開時期IVOを新IVOリミッタとするための作動角の半分に相当し、これを2倍することで作動角の最大値が求まる。
ここで、ステップS5で求めた作動角以内になるようにVEL機構112の制御目標を制限すれば、吸気バルブ105の開時期IVOが新IVOリミッタを超えて進角されてしまうことが回避される。
一方、ステップS4で、検出推定IVOがIVOリミッタよりも進角側ではないと判断されたときには、ステップS6へ進む。
ステップS6では、センサ117,132の信号に基づき最近に検出された中心位相において、VEL機構112を目標(目標作動角)に制御したときの吸気バルブ105の閉時期IVC(検出IVC)が、前記新IVCリミッタよりも遅角側であるか否かを判別する。
そして、検出IVCが新IVCリミッタよりも遅角側であるときには、ステップS7へ進む。
ステップS7では、吸気バルブ105の閉時期IVCが前記新IVCリミッタとなる作動角、即ち、最大作動角を、下式に従って演算する。
作動角=(新IVCリミッタ−最遅角時の中心位相+検出の進角量)×2
ここで、「新IVCリミッタ−最遅角時の中心位相」は、中心位相を最遅角した場合に、吸気バルブ105の閉時期IVCを新IVCリミッタとするための作動角の半分に相当し、これに「検出の進角量」を加算することで、センサ117,132を用いて検出される中心位相の状態において、吸気バルブ105の閉時期IVCを新IVCリミッタとするための作動角の半分が求められ、これを2倍することで、作動角の最大値が求まる。
ステップS8では、予め記憶された制御軸16の角度と作動角との相関を示すテーブルを参照して、前記ステップS5又はステップS7で求めた最大作動角を、制御軸16の目標角度のリミット値に変換する。
図13のフローチャートは、前記ステップS8で設定された目標角度のリミット値に基づき、VEL機構112の制御目標を制限する処理を示し、所定微小時間毎に実行される。
図13のフローチャートにおいて、ステップS21では、要求吸入空気量等に基づいて算出された制御軸16の目標角度が、前記リミット値を超えているか否か、換言すれば、目標作動角が最大作動角よりも大きいか否かを判別する。
そして、制御軸16の目標角度がリミット値を超えていると判断されると、ステップS22へ進み、制御軸16の最終目標角度に前記リミット値を設定し、吸気バルブ105の作動角及びリフト量を制限する。
ここで、前記目標角度のリミット値は、新IVOリミッタ,新IVCリミッタを基準に設定され、前記新IVOリミッタ,新IVCリミッタは、制御周期に対する中心位相の更新遅れに対応すべく、本来の限界に対して余裕分(オフセット量)が付加されている。
従って、前記目標角度のリミット値によって制御軸16の目標角度を制限すれば、機関の低回転時であって中心位相の更新遅れが拡大しても、吸気バルブ105が本来の限界を超える時期に開閉されることが回避される。
一方、制御軸16の目標角度がリミット値を超えていない場合には、ステップS23へ進み、要求吸入空気量等に基づいて算出された制御軸16の目標角度を最終的な目標値にそのまま設定する。
ステップS24では、ステップS22,ステップS23で設定された最終的な目標値に制御軸16の角度を一致させるべく、前記DCサーボモータ121をフィードバック制御する。
尚、上記実施形態では、吸気バルブ105側にVEL機構112,VTC機構113を備える構成としたが、排気バルブ107側にVEL機構112,VTC機構113を備える構成において、上記実施形態と同様に、排気バルブ107の閉時期・開時期が遅角限界・進角限界を超えないように、排気バルブ107の作動角・リフト量を制限する構成とすることができる。
また、ピストンと吸気バルブ又は排気バルブとの干渉を回避する要求に基づいて制御軸16の目標角度(作動角及びリフト量)を制限する構成において、中心位相の検出周期が長いほど前記目標角度の限界値(最大作動角及び最大リフト量)を小さく補正しても良い。
ここで、上記実施形態から把握し得る請求項以外の技術思想について、以下にその効果と共に記載する。
(イ)請求項記載の内燃機関の可変動弁制御装置において、
前記機関バルブが吸気バルブであって、前記開時期の進角限界が、シリンダ残留ガス量の要求に基づいて設定され、前記閉時期の遅角限界が有効排気量の要求に基づいて設定されることを特徴とする内燃機関の可変動弁制御装置。
かかる構成によると、基準回転位置の検出結果に基づいて一定のクランク角毎に検出されることによる中心位相の更新遅れがあっても、吸気バルブの開時期が進角限界を超えることで、シリンダ残留ガス量が要求を超えて多くなることを回避でき、また、吸気バルブの閉時期が遅角限界を超えることで有効排気量が要求よりも小さくなってしまうことが回避される。
実施形態における内燃機関のシステム構成図。 VEL(Variable valve Event and Lift)機構を示す断面図(図3のA−A断面図)。 上記VEL機構の側面図。 上記VEL機構の平面図。 上記VEL機構に使用される偏心カムを示す斜視図。 上記VEL機構の低リフト時の作用を示す断面図(図3のB−B断面図)。 上記VEL機構の高リフト時の作用を示す断面図(図3のB−B断面図)。 上記VEL機構における揺動カムの基端面とカム面に対応したバルブリフト特性図。 上記VEL機構のバルブタイミングとバルブリフトの特性図。 上記VEL機構における制御軸の回転駆動機構を示す斜視図。 VTC(Variable valve Timing Control)機構を示す縦断面図。 VEL機構の目標リミット値を設定するルーチンを示すフローチャート。 VEL機構の目標値のリミット処理を示すフローチャート。
符号の説明
13…カムシャフト、16…制御軸、101…内燃機関、104…電子制御スロットル、105…吸気バルブ、112…VEL機構(可変動弁機構)、113…VTC機構(可変バルブタイミング機構)、114…エンジンコントロールユニット(ECU)、117…クランク角センサ、120…クランクシャフト、121…DCサーボモータ、127…角度センサ、132…カムセンサ

Claims (2)

  1. クランクシャフトに対するカムシャフトの回転位相を変化させることで機関バルブの作動角の中心位相を可変にする可変バルブタイミング機構と、前記機関バルブの作動角及びリフト量を可変にする可変動弁機構とを備えた内燃機関の可変動弁制御装置において、
    前記クランクシャフト及びカムシャフトの基準回転位置の検出信号に基づいて前記中心位相を検出し、前記中心位相の検出値と前記機関バルブの開閉時期の限界値とから、前記機関バルブの作動角の最大値を設定し、前記可変動弁機構における作動角の目標を前記最大値以下に制限するよう構成されると共に、
    前記中心位相の検出周期が長くなるほど、前記作動角の最大値をより小さく補正することを特徴とする内燃機関の可変動弁制御装置。
  2. 前記開閉時期の限界値としての開時期の進角限界を、前記中心位相の検出周期が長くなるほど遅角側に補正し、前記開閉時期の限界値としての閉時期の遅角限界を、前記中心位相の検出周期が長くなるほど進角側に補正して、前記中心位相の検出周期が長くなるほど、前記作動角の最大値をより小さく補正することを特徴とする請求項1記載の内燃機関の可変動弁制御装置。
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