JP4295101B2 - オレフィンの重合用成分と触媒 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、オレフィンの重合用触媒成分、それらから得られる触媒、およびオレフィンCH2=CHR(式中、Rは水素または1−12の炭素原子を有するヒドロカルビル基である)の重合における前記の触媒の使用に関する。特に、本発明は、オレフィンの立体特異性重合に好適な、Ti、Mg、ハロゲンおよび特定の置換されたマレイン酸のエステル(置換マレエート)から選択された電子ドナー化合物からなる、触媒成分に関する。前記の触媒成分は、オレフィン、特にプロピレンの重合で使用された場合、高収率でかつ高キシレン不溶性で換算して良好なアイソタクティク指数を有するポリマーを与えることができる。
【0002】
非置換マレエートおよびある種の置換マレエートは先行技術で公知であり、担持されたチーグラー−ナッタ触媒成分の製造で電子ドナー化合物としてそれらを使用することは、すでに開示されている。
【0003】
EP−A−45977は、オレフィン重合用の触媒成分中での内部ドナーとしての非置換マレエートの使用を開示している。得られた結果は、活性と立体特異性の両方に関して劣っている。USP5,436,213では、C1−C20の炭化水素基で置換されたマレイン酸またはフマル酸のエステルが、一般論として述べられている。具体的な開示内容は、単に2-メチル置換マレエート、および特に、ジエチル2-メチルマレエート、ジイソブチル2-メチルマレエートおよびジデシル2-メチルマレエートを対象としているに過ぎない。前記の特定のマレエートは、非置換マレエートと比べて、単に僅かな改善を示すに過ぎない。しかしながら、全体としては、これらのドナーを含有する触媒の挙動は、活性に関して特に劣っている。
【0004】
日本特許出願58(1983)−138708は、一成分がマグネシウム、チタン、ハロゲンおよび直鎖のアルコールと置換もしくは未置換のマレイン酸との間のエステルでもある電子ドナーを含む、触媒の存在下で行われる、オレフィンの重合に関するプロセスを開示している。前記の開示によれば、最も性能のよい触媒は、C1−C4アルキルのモノ置換マレイン酸のエステルを含むものであろう。しかしながら、前記特許出願で報告された重合の結果は、好ましいドナーを有していても、その触媒が、活性と立体特異性に関しては特に興味を引きつけるとはいえない性能を有することを示している。先行技術で開示された内容を考慮すれば、内部ドナーとしてマレイン酸のエステルを含む、Z−N担持触媒成分は、オレフィン、特にプロピレンの重合において十分でないことが明らかであろう。
【0005】
それゆえ、ある種の特定の置換マレエートが、内部ドナーとして使用された場合、オレフィンの重合用に特に適合させる、活性と立体特異性に関する特性のバランスを示す触媒成分を与えることを発見したことは大きな驚きであった。前記の触媒は、実際、内部ドナーとして先行技術のマレエートを含む触媒成分を超えて、劇的に改善された活性および/または立体特異性を示す。
【0006】
したがって、本発明は、Mg、Ti、ハロゲンおよび式(I):
【0007】
【化3】
【0008】
(式中、R’は任意にヘテロ原子を含むC1−C20の炭化水素基であり、R1は任意にヘテロ原子を含むC1−C20の炭化水素基であり、かつR2はHまたは任意にヘテロ原子を含むC1−C20の炭化水素基であり、ただしR2がHのとき、R1はイソブチルまたはC5−C20の炭化水素基である)
のマレエートから選択される電子ドナーからなる、オレフィンCH2=CHR(式中、Rは水素または1−12の炭素原子を有するヒドロカルビル基である)の重合用固体触媒成分に関する。
【0009】
2がHのとき、R1は、5から10の範囲の炭素原子を有する第1級のアルキル基またはシクロアルキル基であるのが好ましい。R1とR2が共にHと異なる場合、それらはC1−C10のアルキル基から選択されるのが好ましい。
【0010】
R’基は、2から10の範囲の炭素原子を有する第1級のアルキル、アリールアルキルまたはアルキルアリール基であるのが好ましい。さらに好ましくは、それらは、2から8の炭素原子を有する第1級の分岐したアルキル基である。好適なR’基の例は、メチル、エチル、n-プロピル、n-ブチル、イソブチル、ネオペンチル、2-エチルヘキシルおよびトリフルオロプロピルである。
【0011】
式(I)の好適なマレエートの具体例は、:ジエチル2-イソブチルマレエート、ジイソブチル2-イソブチルマレエート、ジ-n-ブチル2-イソブチルマレエート、ビス(トリフルオロプロピル)2-イソブチルマレエート、ジエチル2-n-ペンチルマレエート、ジイソブチル2-n-ペンチルマレエート、ジエチル2-シクロヘキシルマレエート、ジイソブチル2-シクロヘキシルマレエート、ジ-n-ブチル2-シクロヘキシルマレエート、ジエチル2-n-デシルマレエート、ジイソブチル2-n-デシルマレエート、ジエチル2-シクロペンチルマレエート、ジイソブチル2-シクロペンチルマレエート、ジメチル2-シクロペンチルマレエート、ジエチル2-n-デシルマレエート、ジエチル2-シクロへプチルマレエート、ジエチル2-ベンジルマレエート、ジイソブチル2-ベンジルマレエート、ジエチル2-シクロヘキシルメチルマレエート、ジエチル2-(2-エチルヘキシル)マレエート、ジエチル2-(1,3-ジメチルブチル)マレエート、ジエチル2-(2-ペンチル)マレエート、ジエチル2-イソペンチルマレエート、ジエチル2-ネオペンチルマレエート、ジエチル2-(3-ペンチル)マレエート、ジエチル2-(シアノ-エチル)マレエート、ジエチル2-(3,3,3-トリフルオロプロピル)マレエート、ジエチル2-(3-アミノ-プロピル)マレエート、ジエチル2-(2,2,2-トリフルオロ-1-メチルエチル)マレエート、
【0012】
ジエチル2,3-ジメチルマレエート、ジエチル2,3-ジイソブチルマレエート、ジイソブチル2,3-ジイソブチルマレエート、ジ-n-ブチル2,3-ジイソブチルマレエート、ビス(トリフルオロプロピル)2,3-ジイソブチルマレエート、ジエチル2,3-ジ-n-ペンチルマレエート、ジイソブチル2,3-ジ-n-ペンチルマレエート、ジエチル2,3-ジシクロヘキシルマレエート、ジイソブチル2,3-ジシクロヘキシルマレエート、ジ-n-ブチル2,3-ジシクロヘキシルマレエート、ジエチル2,3-ジ-n-デシルマレエート、ジイソブチル2,3-ジ-n-デシルマレエート、ジエチル2,3-ジシクロペンチルマレエート、ジイソブチル2,3-ジシクロペンチルマレエート、ジメチル2,3-ジシクロペンチルマレエート、ジエチル2,3-ジシクロヘプチルマレエート、ジエチル2,3-ジ-sec-ブチルマレエート、ジエチル2,3-ジベンジルマレエート、ジイソブチル2,3-ジベンジルマレエート、ジエチル2,3-ジシクロヘキシルメチルマレエート、ジエチル2,3-ビス(2-エチルヘキシル)マレエート、ジエチル2,3-ビス(1,3-ジメチルブチル)マレエート、ジエチル2,3-ビス(2-ペンチル)マレエート、ジエチル2,3-ジイソペンチルマレエート、ジエチル2,3-ジネオペンチルマレエート、ジエチル2,3-ビス(3-ペンチル)マレエート、ジエチル2,3-ビス(シアノ-エチル)マレエート、ジエチル2,3-ビス(3,3,3-トリフルオロプロピル)マレエート、ジエチル2,3-ビス(3-アミノ-プロピル)マレエート、ジエチル2,3-ビス(2,2,2-トリフルオロ-1-メチルエチル)マレエート、ジエチル2-イソブチル-3-メチルマレエート、ジイソブチル2-イソブチル-3-メチルマレエート、ジ-n-ブチル2-イソブチル-3-メチルマレエート、ジエチル2-n-ペンチル-3-エチルマレエート、ジイソブチル2-n-ペンチル-3-n-ブチルマレエート、ジエチル2-シクロヘキシル-3-プロピルマレエート、ジイソブチル2-シクロヘキシル-3-イソプロピルマレエート、ジ-n-ブチル2-シクロヘキシル-3-sec-ブチルマレエートである。
【0013】
上記で説明したように、本発明の触媒成分は、上記の電子ドナーに加えて、Ti、Mgおよびハロゲンから構成される。特に、触媒成分は、少なくとも1つのTi−ハロゲン結合を有するチタン化合物とハロゲン化Mg上に担持された、上記の電子ドナーからなる。ハロゲン化マグネシウムは、チーグラー−ナッタ触媒の担持体として特許文献から広く知られている、活性形態のMgCl2が好ましい。特許USP4,298,718およびUSP4,495,338は、チーグラー−ナッタ触媒におけるこれらの化合物の使用を記述した最初のものである。オレフィン重合用の触媒の成分中で、担持体または助担持体として使用される活性形態のジハロゲン化マグネシウムは、X線スペクトルで特徴付けられ、非活性ハロゲン化物のスペクトル中に現れる最も強い回折線が、強度的に消滅し、かつその最大強度がより強い線に対して相対的に低角度側に移動したハロ(halo)と置き換わることがこれらの特許から知られている。
【0014】
本発明の触媒成分中で使用される好ましいチタン化合物は、少なくとも1つのTi−ハロゲン結合を含んでいる。好ましくは、TiCl4、TiCl3および式Ti(OR)n-yy(式中、nはチタンの原子価であり、Xはハロゲンであり、かつyは1とnの間の数である)のTi−ハロアルコレートが使用される。
【0015】
固体触媒成分の製造は、種々の方法により行うことができる。これらの方法の1つによれば、無水状態の二塩化マグネシウムとマレエートが、二塩化マグネシウムの活性化が起こる条件下で共に粉砕される。そのようにして得られた生成物は、80と135℃の間の温度で、過剰のTiCl4で1回またはそれ以上の回数で処理される。この処理は、塩素イオンが消滅するまで炭化水素溶剤での洗浄に引き継がれる。さらなる方法によれば、無水状態の塩化マグネシウム、チタン化合物およびマレエートの共粉砕により得られた生成物は、1,2-ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロメタンなどのようなハロゲン化炭化水素で処理される。この処理は、1と4時間の間の時間で、かつ40℃からハロゲン化炭化水素の沸点の温度で行われる。次いで、得られた生成物は、一般的に、ヘキサンのような不活性炭化水素で洗浄される。
【0016】
他の方法によれば、二塩化マグネシウムは、公知の方法により予備活性化され、次いで約80から135℃の温度で、式(I)のマレエートを溶液中に含有する、過剰のTiCl4で処理される。TiCl4による処理は繰り返され、その固体は、いかなる未反応のTiCl4をも除去するためにヘキサンで洗浄される。
【0017】
さらなる方法は、約80から120℃の温度における、マグネシウムのアルコレートまたはクロロアルコレート(特に、U.S.4,220,554にしたがって製造されたクロロアルコレート)と、溶液中に式(I)のマレエートからなる過剰のTiCl4との間の反応からなる。
【0018】
好ましい方法によれば、固体触媒成分は、式Ti(OR)n-yy(式中、nはチタンの原子価であり、かつyは1とnの間の数である)のTi化合物、好ましくはTiCl4と、式MgCl2・pROH(式中、pは0.1と6の間、好ましくは2から3.5の数であり、かつRが1−18の炭素原子を有する炭化水素基である)の付加物から誘導される塩化マグネシウムとの反応により製造される。付加物は、付加物の溶融温度(100−130℃)での攪拌条件下で操作し、付加物と混ざらない不活性な炭化水素の存在下に、アルコールと塩化マグネシウムを混合することにより、球形の状態に適切に製造される。次いで、エマルションは手早く急冷され、それにより、付加物の固体化は球状の粒子の形態となる。この手順により製造した球状付加物の例は、USP4,399,054およびUSP4,469,648に記載されている。そのようにして得られた付加物は、Ti化合物と直接反応されるか、またはアルコールのモル数が一般に3より低く、好ましくは0.1から2.5の間であるの付加物が得られるように、予め熱制御した脱アルコール(80−130℃)に付される。Ti化合物と反応は、(脱アルコールされたか、またはそのままの)付加物を冷TiCl4(一般に0℃)中に懸濁させることで行われ;その混合物は、80〜130℃に加熱され、かつこの温度で0.5〜2時間保持される。TiCl4による処理は、1回またはそれ以上行われる。マレエートは、TiCl4による処理の間に添加される。電子ドナー化合物による処理は、1回またはそれ以上回繰り返される。
【0019】
球状形態の触媒成分の製造は、例えば、ヨーロッパ特許出願EP−A−395083、EP−A−553805、EP−A−553806、EP−A−601525およびWO98/44009に記載されている。
【0020】
上記の方法によって得られた固体触媒成分は、一般に、20と500m2/gの間、好ましくは50と400m2/gの間の表面積(B.E.T.法による)および0.2cm3/gより高い、好ましくは0.2と0.6cm3/gの間の全空隙率(B.E.T.法による)を示す。10,000Åに達する半径を有する空隙による空隙率(Hg法)は、一般に0.3から1.5cm3/g、好ましくは0.45から1cm3/gの範囲である。
【0021】
本発明の固体触媒成分を製造するためのさらなる方法は、マグネシウムジアルコキサイドまたはジアリールオキサイドのようなマグネシウムジヒドロカルビルオキサイド化合物の、80と130℃の間の温度における、(トルエン、キシレンなどのような)芳香族炭化水素中のTiCl4溶液によるハロゲン化からなる。芳香族炭化水素溶液中のTiCl4による処理は、1回またはそれ以上繰り返され、マレエートは、1回またはそれ以上のこれらの処理の間に添加される。
【0022】
これらの製造方法の何れにおいても、好ましいマレエートは、そのまま添加できるが、代わりに、例えば、エステル化、トランスエステル化などのような公知の化学反応により、好ましい電子ドナー化合物に転換することができる適当な前駆体を使用することでその場で得ることができる。一般に、マレエートは、MgCl2に対して0.01から1、好ましくは0.05から0.5のモル比で使用される。
【0023】
本発明による固体触媒成分は、公知の方法によりそれらを有機アルミニウム化合物と反応させることで、オレフィンの重合用触媒に変換される。
【0024】
特に、本発明の目的は、(a)上記のような固体触媒成分;
(b)アルキルアルミニウム化合物および、任意に、
(c)1つまたはそれ以上の電子ドナー化合物(外部ドナー)
との間の反応の生成物からなる、オレフィンCH2=CHR(式中、Rが水素または1−12の炭素原子を有するヒドロカルビル基である)の重合用の触媒である。
【0025】
アルキル−Al化合物(b)は、例えば、トリエチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリ-n-ブチルアルミニウム、トリ-n-ヘキシルアルミニウム、トリ-n-オクチルアルミニウムのようなトリアルキルアルミニウム化合物から選択されるのが好ましい。トリアルキルアルミニウムと、ハロゲン化アルキルアルミニウム、水素化アルキルアルミニウム、またはAlEt2ClおよびAl2Et3Cl3のようなアルキルアルミニウムのセスキ塩素化物との混合物も使用することができる。
【0026】
外部ドナー(c)は、式(I)のマレエートと同じタイプか、または異なっていてもよい。好適な外部電子ドナー化合物は、シリコン化合物、エーテル、エチル4-エトオキシベンゾエートのようなエステル、アミン、ヘテロ環状化合物および特に2,2,6,6-テトラメチルピペリジン、ケトンおよび一般式(II):
【0027】
【化4】
【0028】
(式中、RI、RII、RIII、RIV、RVおよびRVIは、互いに同一または異なって、水素または1から18の炭素原子を有する炭化水素基であり、かつRVIIおよびRVIIIは、互いに同一または異なって、それらが水素でない場合を除きRI−RVIと同じ意味を有しており、RI−RVIII基の1またはそれ以上が、環を形成するために結合することができる)
の1,3-ジエーテルを含む。
【0029】
好ましい外部ドナー化合物の他の群は、aおよびbが0から2の整数であり、cが1から3の整数であり、かつ(a+b+c)の和が4であり;R5、R6およびR7が任意にヘテロ原子を含む、1−18の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキルまたはアリール基である)式Ra 5b 6Si(OR7)cのシリコン化合物である。特に、aが1であり、bが1であり、cが2であり、R5およびR6の少なくとも1つが、任意にヘテロ原子を含む3−10の炭素原子を有する分岐したアルキル、シクロアルキルまたはアリール基から選択され、かつR7がC1−C10のアルキル基、特にメチルであるシリコン化合物が好ましい。そのような好ましいシリコン化合物の例は、メチルシクロヘキシルジメトキシシラン、ジイソプロピルジメトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、メチル-t-ブチルジメトキシシラン、ジシクロペンチルジメトキシシラン、2-エチルピペリジニル-2-t-ブチルジメトキシシランおよび1,1,1,トリフルオロプロピル-2-エチルピペリジニル-ジメトキシシランである。さらに、aが0であり、cが3であり、R6が任意にヘテロ原子を含む分岐したアルキルまたはシクロアルキル基であり、かつR7がメチルであるシリコン化合物もまた好ましい。そのような好ましいシリコン化合物の例は、シクロヘキシルトリメトキシシラン、t-ブチルトリメトキシシランおよびt-ヘキシルトリメトキシシランである。
【0030】
電子ドナー化合物(c)は、有機アルミニウム化合物と前記の電子ドナー化合物(c)との間のモル比が0.1から500、好ましくは1から300、より好ましくは3から100を与えるような量で使用される。前記で示したように、オレフィン、特にプロピレンの(共)重合で使用される場合、本発明の触媒は、高収率で、高アイソタクティック指数(高キシレン不溶性X.I.で換算して)を有し、それゆえに、優れた性能バランスを示すポリマーを得ることを可能にする。このことは、以下で報告する比較例からみられるように、先行技術のマレエートの内部電子ドナーとしての使用が、収率および/またはキシレン不溶性に関してより劣った結果しか与えないという実際の見地から、実に驚くべきことである。
【0031】
したがって、本発明のさらなる目的は、前記のように、触媒の存在下に行われる、オレフィンCH2=CHR(式中、Rは水素または1−12の炭素原子を有するヒドロカルビル基である)の(共)重合用プロセスである。
【0032】
前記の重合プロセスは、公知の技術、例えば、不活性炭化水素溶剤を希釈剤として使用するスラリー重合、または反応媒体として液体モノマー(例えば、プロピレン)を使用する塊状重合により行うことができる。さらに、1つまたはそれ以上の流動または機械的に攪拌された床反応器中で操作される気相での重合プロセスを行うことができる。
【0033】
重合は、一般に20から120℃、好ましくは40から80℃の温度で行われる。重合が気相で行われる場合、操作圧力は、一般に0.5と10MPaの間、好ましくは1と5MPaの間である。塊状重合においては、操作圧力は、一般に1と6MPaの間、好ましくは1.5と4MPaの間である。連鎖移動剤として作用し得る水素または他の化合物は、ポリマーの分子量を調整するために使用できる。
【0034】
以下の実施例は、本発明を限定することなく、より明確に説明するために与えられる。
【0035】
特徴付け
マレエートの製造
本発明で使用される式(I)によるモノ置換マレエートは、例えば、銅(I)錯体の存在下にジエチルアセチレンジカルボキシレートとそれに対応するアルキルマグネシウムクロライドとの反応によって製造される。
例として、ジエチル2-イソブチルマレエートの合成について、以下に報告する。
【0036】
THFの500mL中の銅(I)ブロマイド−ジメチルスルフィド錯体(20.4g、99.0mmol)の機械的に攪拌された懸濁液を、−40℃に冷却し、乾燥窒素の雰囲気下で、THF中のi-ブチルマグネシウムクロライド(49.5mL、99.0mmol)の2.0M溶液を滴下処理した。−40℃で2時間攪拌した後、反応混合物を−78℃に冷却し、次いで、THFの160mL中のジエチルアセチレンジカルボキシレート(13.2mL、82.5mmol)の溶液を滴下処理した。添加の完了と同時に、その混合物を−78℃で1時間攪拌し、飽和NH4Claq.で急冷し、次いで室温までゆっくりと加温し、この温度でさらに30分間攪拌した。有機相を分離し、水相をエ−テルで十分に抽出した。併合した有機抽出物を、飽和NH4Claq.で、次いでブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥し、真空で蒸留して、無色油状のジエチル2-i-ブチルマレエートの14.8g(収率79%、bp74〜75℃/1mmHg)を与えた。
【0037】
プロピレンの重合;基本手順
70℃で1時間、窒素気流でパージした4リットルのオートクレーブ中に、AlEt3の800mgを含む無水ヘキサンの75mL、ジシクロペンチルジメトキシシランの79.8mgおよび固体触媒成分の10mgを、30℃でプロピレン流中に導入した。オートクレーブを閉じた。水素の1.5Nlを添加し、次いで攪拌下に、液体プロピレンの1.2kgを供給した。温度を5分間で70℃に昇温し、この温度で2時間、重合を行った。未反応のプロピレンを除去し、ポリマーを回収し、70℃で真空下に3時間乾燥し、次いで計量し、o-キシレンで分画し、25℃でキシレン不溶性(X.I.)画分の量を測定した。
【0038】
X.I.の測定
ポリマーの2.5gを、135℃で30分間、攪拌下でo-キシレンの250mLに溶解させ、次いでその溶液を25℃に冷却し、30分後に未溶解のポリマーを濾過した。その結果で得られた溶液を窒素気流中で蒸発させ、残留物を乾燥し、溶解ポリマーのパーセンテージ、および次いで差により、キシレン不溶性画分(%)を測定するために計量した。
【0039】
実施例
実施例1−5および比較例1−3
固体触媒成分の製造
窒素でパージした500mLの4首丸型フラスコ中に、TiCl4の250mLを0℃で導入した。次いで、微小球状のMgCl2・2.8C25OH(USP4,399,054の実施例2に記載された方法によるが、10,000の代わりに3,000rpmで操作して製造された)の10.0gおよびMgに対してモル比6を与える量のマレエートを、攪拌下に添加した。温度を100℃に昇温し、120分間保持した。次いで、攪拌を停止し、固体生成物を静置し、上澄み液が汲み出した。
【0040】
新しいTiCl4の250mLを添加した。その混合物を120℃で60分間反応させ、次いで上澄み液を汲み出した。固体を60℃で無水ヘキサンで6回(6×100mL)洗浄した。最終的に、固体を真空下で乾燥し、分析した。マレエートのタイプと量(wt%)および固体触媒成分中に含まれるTiの量(wt%)を表1に報告する。重合の結果を表2に報告する。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】

Claims (3)

  1. Mg、Ti、ハロゲンおよび式(I):
    (式中、R’はC1−C20の炭化水素基であり、 2 がHであり、かつR 1 が5から10の炭素原子を有する第1級アルキル基またはシクロアルキル基である)のマレエートから選択される電子ドナーからなる、オレフィンCH2=CHR(式中、Rは水素または1−12の炭素原子を有するヒドロカルビル基である)の重合用固体触媒成分。
  2. (a)請求項1による固体触媒成分;
    (b)アルキルアルミニウム化合物および、任意に、
    (c)1つまたはそれ以上の電子ドナー化合物(外部ドナー)
    と接することにより得られる生成物からなる、オレフィンCH2=CHR(式中、Rが水素または1−12の炭素原子を有するヒドロカルビル基である)の重合用の触媒。
  3. 請求項2による触媒の存在下に行われる、オレフィンCH2=CHR(式中、Rは水素または1−12の炭素原子を有するヒドロカルビル基である)の(共)重合用プロセス。
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