JP4293252B2 - 熱交換器用フィン、並びにガイド及びその使用方法 - Google Patents

熱交換器用フィン、並びにガイド及びその使用方法 Download PDF

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Description

本発明は熱交換器用フィン及びそれに使用されるガイドに関する。
従来から熱交換器用フィンには、熱交換器用フィンの熱交換効率を高めるために、伝熱管が挿入される孔の周辺に、フィンの一部を切起して立設部を設けたり、スリットやルーバーを設けたりしている。また、当該孔を取り囲む環状のカラーが、熱交換器用フィンに立設されている。
従来の熱交換器用フィンでは、立設部の先端はカラーの先端よりも低い位置にあった。これは、複数の熱交換器用フィンを積み重ねたときに、上に積み重ねたフィンをカラーで支持するためである。
なお、本発明に関連する技術を以下に示す。
特開昭61−110889号公報 特開平11−166796号公報 特開2001−227890号公報
しかし、熱交換器用フィンに立設部を設けても、カラーとの関係で背の低い立設部しか設けることができなければ、熱交換効率をあまり高めることができない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、熱交換効率を高めることが目的とされる。
第1の発明にかかる熱交換器用フィンは、伝熱管に取設されるフィンであって、フィン本体と、カラーの複数と、立設部とを備える。フィン本体は、矩形であり、矩形の長手方向を所定の方向としたときに、伝熱管が挿入される複数の孔が所定の方向に沿って配置されている。カラーは、フィン本体に対して同じ側で、孔のそれぞれに一つずつ、孔を取り囲んで立設されている。フィンをカラー側から見たときのカラーはいずれも、フィン本体の表面を所定の方向に沿って延びる二本の直線の間に配置され、外周が二本の直線に接している。立設部は、カラーと同じ側でフィン本体に立設されており、二本の直線の外側に位置している。フィン本体には、二本の直線上において表面よりもカラーと同じ側に突出している、立設部を含む突起形状物が配置されず、二本の直線の内側であってかつカラーの周辺がカラーと反対側に凹んでいる。立設部の先端は、表面から見て、カラーの先端よりも高い位置にある。
第2の発明にかかる熱交換器用フィンは、伝熱管に取設されるフィンであって、フィン本体と、カラーの複数と、第1立設部と、第2立設部とを備える。フィン本体は、矩形であり、矩形の長手方向を所定の方向としたときに、伝熱管が挿入される複数の孔が所定の方向に沿って配置されている。カラーは、フィン本体に対して同じ側で、孔のそれぞれに一つずつ、孔を取り囲んで立設されている。フィンをカラー側から見たときのカラーはいずれも、フィン本体の表面を所定の方向に沿って延びる二本の直線の間に配置され、外周が二本の直線に接している。フィン本体には、二本の直線の内側であってかつカラーの周辺がカラーと反対側に凹んでいる。第1立設部は、カラーと同じ側でフィン本体に立設されており、二本の直線の外側に位置している。第2立設部は、カラーと同じ側でフィン本体に立設されており、第1立設部とは異なり、二本の直線の外側に位置している。立設部の先端は、表面から見て、カラーの先端よりも高い位置にある。
第3の発明にかかる熱交換器用フィンは、第2の発明にかかる熱交換器用フィンであって、第2立設部の先端は、表面からみて、カラーの先端よりも低い位置にある。
第4の発明にかかる熱交換器は、第1乃至第3のいずれか一つにかかる熱交換器用フィンと、熱交換器用フィンに設けられた孔に挿入される伝熱管とを備える。
第5の発明にかかるガイドは、第1乃至第3のいずれか一つにかかる熱交換器用フィンに用いられるガイドであって、ある方向に延びる第1及び第2の溝が設けられている。第1及び第2の溝は、当該方向に垂直な方向において交互に設けられている。第2の溝は、第1の溝よりも深い。
第6の発明にかかるガイドは、第5の発明にかかるガイドであって、第1の溝の深さは、フィン本体の表面から見たときのカラーの高さとほぼ等しい。
第7の発明にかかるガイドは、第5または第6の発明にかかるガイドであって、第2の溝の深さは、フィン本体の表面から見たときの立設部の高さよりも大きい。
第8の発明にかかるガイドの使用方法は、第5乃至第7のいずれか一つにかかるガイドを使用する方法である。ガイドの第1の溝の一つには、同じ熱交換器用フィンに属する複数のカラーを摺動自在に嵌め込む。第1の溝に隣接する第2の溝に、第1の溝に嵌め込むカラーと同じ熱交換器用フィンに属する立設部を納める。
第9の発明にかかるガイドの使用方法は、第8の発明にかかるガイドの使用方法であって、同じ熱交換器用フィンに属し、所定の方向において互いに隣接するカラーと、第1の溝の内壁とで囲まれる空間の空気を排気する。
第1の発明にかかる熱交換器用フィンによれば、立設部の先端がカラーの先端よりも高い位置にあるので、当該熱交換器用フィンを伝熱管に取設して得た熱交換器において、当該熱交換器に流れ込む空気を効率よく攪拌することができる。よって、熱交換効率が高まる。
しかも、二本の直線上を延びるガイドで、複数のカラーを摺動自在に挟むことで、熱交換器用フィンを所定の位置へと移動させることができる。さらには、立設部は当該二つの直線の外側に位置するので、所定の方向において互いに隣接するカラーの間の空間を、当該カラーを挟む二つのガイドで略密閉の状態にしやすい。
第4の発明にかかる熱交換器によれば、熱交換器に流れ込む空気を効率よく攪拌できるので、熱交換効率が高い。
第5の発明にかかるガイドによれば、先端の位置がカラーの先端の位置よりも高い立設部を備える熱交換器用フィンにも用いることができる。
第6の発明にかかるガイドによれば、一つの第1の溝に、同じ熱交換器用フィンに属する複数のカラーを嵌め込んだ際に、所定の方向において互いに隣接するカラーの間の空間を、当該カラーと第1の溝の内壁とで略密閉の状態にすることができる。かかる空間の気圧を低下させることで、ガイドとは反対側から保持しなくても、熱交換器用フィンをガイドに引き付けておくことができる。よって、製造工程において熱交換器用フィンが扱いやすい。
第7の発明にかかるガイドによれば、第2の溝に立設部を納めた際に、立設部がガイドに接触することを防止することができる。
第8の発明にかかるガイドの使用方法によれば、第1の溝の一つに、同じ熱交換器用フィンに属する複数のカラーを嵌め込んで滑らせることで、当該熱交換器用フィンを所定の位置まで移動させることができる。ガイドには、第1の溝が複数設けられているので、複数の熱交換器用フィンを並行して所定の位置まで移動させることができる。しかも、第2の溝に立設部が納まるので、熱交換器用フィンの移動が立設部によって阻害されにくい。
第9の発明にかかるガイドの使用方法によれば、当該空間の空気を排気することで、空間の気圧を低下させることができる。よって、熱交換器用フィンはガイドに引き付けられる。
第1の実施の形態.
図1は、本実施の形態にかかる熱交換器用フィン1を概念的に示す図である。図2は、図1で示される位置II−IIでの断面を、所定の方向91に向かって見た図である。
熱交換器用フィン1は、伝熱管に取設される熱交換器用のフィンであって、フィン本体11と、複数のカラー13と、立設部14,15とを備える。
熱交換器用フィン1は、例えば一枚の板状の伝熱材を加工することで得られる。具体的には、板状の伝熱材に例えばプレス加工を施すことで、カラー13が得られる。板状の伝熱材に切起し加工を施すことで、立設部14,15が得られる。
フィン本体11は、所定の方向91に延在しており、伝熱管が挿入される複数の孔12が設けられている。複数の孔12は、所定の方向91に沿って配置されている。
複数のカラー13はいずれも環状であって、フィン本体11に対して同じ側に設けられている。カラー13は、孔12のそれぞれに一つずつ、孔12を取り囲んで立設されている。
熱交換器用フィン1をカラー13側から見たときのカラー13はいずれも、次の態様で配置されている。すなわち、カラー13は、フィン本体11の表面111を所定の方向91に延びる二本の直線101,102の間に配置されている。そして、カラー13の外周131は、直線101,102に接している。
立設部14は、カラー13と同じ側でフィン本体11に立設されており、二本の直線101,102の外側に位置する。なお、立設部14は、直線101,102上の位置にはない。立設部14の先端141(位置r1)は、表面111から見て、複数のカラー13の先端132(位置r2)よりも高い位置にある(図2)。
立設部15は、カラー13と同じ側でフィン本体11に立設されており、二本の直線101,102の間に位置する。なお、立設部15は、直線101,102上の位置にはない。立設部15の先端151は、表面111から見て、カラー13の先端132より低い位置にある(図2)。
熱交換器用フィン1に使用されるガイド20について、図3及び図4を用いて説明する。図4は、図3に示される位置IV−IVでの断面を、所定の方向91に向かって見た図であり、熱交換器用フィン1に使用された状態でのガイド20を示す。
ガイド20は、ガイド部201,202と、連結部203とを有する。図3では、ガイド部201,202の配置される位置が、ハッチングによって示されている。具体的には、ガイド部201,202はそれぞれ、直線101,102に沿って延びて、複数のカラー13を摺動自在に挟む。ガイド201,202の間でカラー13を滑らすことで、熱交換器用フィン1を所定の位置まで移動させることができる。
なお、立設部14,15は、上述のとおり直線101,102上の位置にないので、ガイド部201,202を直線101,102上にそれぞれ配置しやすい。
連結部203は、ガイド部201,202同士をフィン本体11とは反対側で互いに連結する。ガイド201,202で挟まれたカラー13は、フィン本体11とは反対側が連結部203によって塞がれる。
ガイド部201,202は、フィン本体11の表面111に接触している(図4)。連結部203はカラー13に接触している(図4)。これにより、ガイド部201,202とフィン本体11との間、及びカラー13と連結部203の間に隙間がなくなる。
よって、所定の方向91において互いに隣接するカラー13の間の空間301(図3ではハッチングで示されている。)を、ガイド部201,202及び連結部203で略密閉の状態にすることができる。なお、立設部14は、二本の直線101,102の外側に位置するので、連結部203がカラー13に接触することを阻害しない。
ガイド20によって空間301を略密閉の状態にすることで、空間301の空気を排気して、空間301の気圧を低下させることができる。これにより、ガイド20とは反対側から保持しなくても、熱交換器用フィン1をガイド20に引き付けておくことができる。よって、製造工程において熱交換器用フィン1が扱いやすい。
上述した熱交換器用フィン1に設けられた複数の孔12に、伝熱管を挿入することで、熱交換器を得ることができる。
上述した熱交換器用フィン1によれば、立設部14の先端141はカラー13の先端132よりも高い位置にあるので、熱交換器に流れ込む空気を効率よく攪拌することができる。よって、熱交換効率が高まる。
第2の実施の形態.
本実施の形態では、第1の実施の形態で説明した熱交換器用フィン1に用いるガイド2について、図5及び図6を用いて説明する。図6は、図5に示される位置VI−VIでの断面を、所定の方向91に向かって見た図であり、複数の熱交換器用フィン1に使用された状態でのガイド2を示す。
熱交換器用フィン1はいずれも所定の方向91に沿って延び、それぞれが方向93に並んでいる。ガイド2は、これら複数の熱交換器用フィン1に使用されている。ここで、方向93は、所定の方向91とは垂直であって、フィン本体11の表面111に沿う。
ガイド2は、その部材として、第1の実施の形態で説明したガイド20(以下、「ガイド部材20」と称す。)の複数と、連結部204とを備える。なお図5では、図3で示されるのと同様に、ガイド2のガイド部201,202が配置される位置が、ハッチングによって示されている。
ガイド部材20は、方向93に沿って複数配置されおり、複数の熱交換器用フィン1のそれぞれに一つずつ対応する。具体的には、同じ熱交換器用フィン1に属する複数のカラー13は、同じガイド部材20に属するガイド部201,202によって挟まれる。
よって、一つのガイド部材20のガイド部201,202の間には、一つの熱交換器用フィン1のカラー13が滑る(図5)。ガイド2にはガイド部材20が複数備えられているので、ガイド2によって複数の熱交換器用フィン1を並行して、所定の位置まで移動させることができる。
同じガイド部材20に属するガイド部201,202と、連結部203とで囲まれた空間は、ガイド2に設けられた第1の溝21(図6)と把握することができる。ガイド201,202は所定の方向91に沿って延びているので、第1の溝21は、所定の方向91に延びていると把握できる。
そして、同じ熱交換器用フィン1に属する複数のカラー13が、同じガイド部材20に属するガイド部201,202に挟まれて、これらの間を滑ることに鑑みれば、第1の溝21の一つには、同じ熱交換器用フィン1に属する複数のカラー13が摺動自在に嵌め込まれると把握できる。
第1の溝21の深さD1は、フィン本体11の表面111から見たときのカラー13の高さh1とほぼ等しい(図6)。これにより、一つの第1の溝21に、同じ熱交換器用フィン1に属する複数のカラー13を嵌め込んだ際に、カラー13の先端132と第1の溝21の内壁21aとの間に隙間ができにくい。
よって、所定の方向91において互いに隣接するカラーの間の空間301(図5ではハッチングで示されている。)を、当該カラー13と第1の溝21の内壁21aとで略密閉の状態にすることができる。
空間301を略密閉の状態にすることで、例えば空間301の空気を排気して、空間301の気圧を低下させることができる。これにより、ガイド2とは反対側から保持しなくても、熱交換器用フィン1をガイド2に引き付けておくことができる。よって、製造工程において熱交換器用フィン1が扱いやすい。
連結部204は、方向93において互いに隣接するガイド20同士を連結する。具体的には連結部204は、ガイド部材20の連結部203同士を互いに連結する。立設部14は、方向93において互いに隣接するガイド部材20と、連結部204とで囲まれた空間に納まる。
異なるガイド部材20に属し、かつ方向93において互いに隣接するガイド部201,202と、連結部204とで囲まれた空間は、ガイド2に設けられた第2の溝22(図6)と把握することができる。ガイド部材20は方向93に沿って複数配置され、かつガイド201,202は所定の方向91に沿って延びているので、第2の溝22は、所定の方向91に延び、方向93おいてに第1の溝21と交互に設けられていると把握できる。
そして、方向93において互いに隣接するガイド部材20と、連結部204とで囲まれた空間に立設部14が納まることに鑑みれば、第1の溝21に隣接する第2の溝22には、当該第1の溝21に嵌め込むカラー13と同じ熱交換器用フィン1に属する立設部14が納められると把握できる。
連結部204のフィン本体11側の表面204aは、連結部203のフィン本体11側の表面203aよりも、フィン本体11とは反対側へと退いている(図6)。第1及び第2の溝21,22を用いて説明すれば、第2の溝22は第1の溝21よりも深い。かかる態様によれば、立設部14の先端141は、連結部204の表面204aに接触しにくい。
図6では、第2の溝22の深さD2が、フィン本体11の表面111から見たときの立設部14の高さh2よりも大きい場合が示されている。かかる態様によれば、立設部14はガイド2に接触しない。
ガイド2を熱交換器用フィン1から取り外して見たときには、ガイド2は次のように把握できる。すなわち、ガイド2では、ある方向に延びる第1及び第2の溝21,22が、当該方向に垂直な方向において交互に設けられている。
第1の実施の形態にかかる熱交換器用フィンを概念的に示す図である。 図1で示される位置II−IIでの断面を、所定の方向91に向かって見た図である。 ガイド20の説明に用いられる図である。 図3に示される位置IV−IVでの断面を、所定の方向91に向かって見た図である。 第2の実施の形態にかかるガイド2の説明に用いられる図である。 図5に示される位置VI−VIでの断面を、所定の方向91に向かって見た図である。
符号の説明
1 熱交換器用フィン
2 ガイド
11 フィン本体
12 孔
13 カラー
14 立設部
21 第1の溝
21a 内壁
22 第2の溝
91 所定の方向
101,102 直線
111 表面
131 外周
132,141 先端
301 空間
D1,D2 深さ
h1,h2 高さ

Claims (9)

  1. 伝熱管に取設される熱交換器用のフィンであって、
    矩形であり、前記矩形の長手方向を所定の方向(91)としたときに、前記伝熱管が挿入される複数の孔(12)が前記所定の方向に沿って配置された、フィン本体(11)と、
    前記フィン本体に対して同じ側で、前記孔のそれぞれに一つずつ、前記孔を取り囲んで立設される環状のカラー(13)の複数と、
    前記カラーと同じ側で、前記フィン本体に立設される立設部(14)と
    を備え、
    前記フィンを前記カラー側から見たときの前記カラーはいずれも、前記フィン本体の表面(111)を前記所定の方向に沿って延びる二本の直線(101,102)の間に配置され、外周(131)が前記二本の直線に接し、
    前記フィン本体には、前記二本の直線上において前記表面よりも前記カラーと同じ側に突出している、前記立設部を含む突起形状物が配置されず、前記二本の直線の内側であってかつ前記カラーの周辺が前記カラーと反対側に凹んでおり、
    前記立設部は、前記二本の直線の外側に位置し、
    前記立設部の先端(141)は、前記表面から見て、前記カラーの先端(132)よりも高い位置にある、熱交換器用フィン(1)。
  2. 伝熱管に取設される熱交換器用のフィンであって、
    矩形であり、前記矩形の長手方向を所定の方向(91)としたときに、前記伝熱管が挿入される複数の孔(12)が前記所定の方向に沿って配置された、フィン本体(11)と、
    前記フィン本体に対して同じ側で、前記孔のそれぞれに一つずつ、前記孔を取り囲んで立設される環状のカラー(13)の複数と、
    前記カラーと同じ側で、前記フィン本体に立設される第1立設部(14)と、
    前記カラーと同じ側で、前記フィン本体に立設される前記第1立設部とは異なる第2立設部(15)と、
    を備え、
    前記フィンを前記カラー側から見たときの前記カラーはいずれも、前記フィン本体の表面(111)を前記所定の方向に沿って延びる二本の直線(101,102)の間に配置され、外周(131)が前記二本の直線に接し、
    前記フィン本体には、前記二本の直線の内側であってかつ前記カラーの周辺が前記カラーと反対側に凹んでおり、
    前記第1立設部は、前記二本の直線の外側に位置し、
    前記第2立設部は、前記二本の直線の内側に位置し、
    前記第1立設部の先端(141)は、前記表面から見て、前記カラーの先端(132)よりも高い位置にある、熱交換器用フィン(1)。
  3. 前記第2立設部の先端(151)は、前記表面から見て、前記カラーの先端よりも低い位置にある、
    請求項2に記載の熱交換器用フィン(1)。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の熱交換器用フィン(1)と、
    前記熱交換器用フィンに設けられた前記孔(12)に挿入される伝熱管と
    を備える、熱交換器。
  5. 請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の熱交換器用フィン(1)に用いられるガイドであって、
    前記所定の方向に延びる第1及び第2の溝(21,22)が、前記所定の方向に垂直な方向において交互に設けられ、
    前記第2の溝(22)は、前記第1の溝(21)よりも深い、ガイド(2)。
  6. 前記第1の溝(21)の深さ(D1)は、前記フィン本体(11)の前記表面(111)から見たときの前記カラー(13)の高さ(h1)とほぼ等しい、請求項5記載のガイド。
  7. 前記第2の溝(22)の深さ(D2)は、前記フィン本体(11)の前記表面(111)から見たときの前記立設部(14)の高さ(h2)よりも大きい、請求項5または請求項6記載のガイド。
  8. 請求項5乃至請求項7のいずれか一つに記載のガイド(2)を使用する方法であって、
    前記ガイドの前記第1の溝(21)の一つに、同じ前記熱交換器用フィン(1)に属する複数の前記カラー(13)を摺動自在に嵌め込み、
    前記第1の溝に隣接する前記第2の溝(22)に、当該第1の溝に嵌め込む前記カラーと同じ前記熱交換器用フィンに属する前記立設部(14)を納める、ガイドの使用方法。
  9. 同じ前記熱交換器用フィン(1)に属し、所定の方向(91)において互いに隣接する前記カラー(13)と、前記第1の溝(21)の内壁(21a)とで囲まれる空間(301)の空気を排気する、請求項8記載のガイドの使用方法。
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